Modeling and painting
化夢宇留仁の
プラモデル& フィギュア塗装

化夢宇留仁の(異常にズボラな)フィギュアペイント
第3回 筆洗い

 これまでのパターンからすると、化夢宇留仁は一切筆洗いはしない!と言い出しそうだが、もちろんそんなことはない(笑)
ただし考えられる限りの一番ズボラな方法で行っている。
使用するのはガイアノーツのツールウォッシュと、クレオスのブラシウォッシャーGT35とティッシュである。
化夢宇留仁はどんな塗料を使おうが、全てをこの瓶に突っ込んで洗浄しているのだ。
それはもうラッカー、エナメル、シタデル(水性)、その他もろもろ全部である。
そのあとティッシュで拭いたら筆立てに立てて終了。非常に簡単でよろしい。
 巷ではシタデルカラーは水で筆洗いができると言われているが、あれは嘘とまでは言わないまでも、不可能ではないくらいだと思ったほうがいい。
なにしろ乾燥したら水など寄せ付けない顔料なので、水だけで筆をきれいにしようと思ったら恐ろしい時間がかかる(汗)
その点ツールウォッシュなら断然速い。
 またこのツールウォッシュだが、汚れてきても洗浄力はそんなに落ちないので、瓶の底に残った量が筆を洗うには少なすぎるくらいまで減ってから中身を入れ替えている。もちろんそのときにはツールウォッシュは様々な塗料が溶け出してすごい色になっている。
でも洗えてるからOK(笑)
 画像は最近前回出てきたフィギュアの仲間が山程いるので赤い色ばかり塗っていたらツールウォッシュも真っ赤になった状態(笑)
まだまだ使い始めで、これから底に5mmくらいしか残っていない状態になるまで使い続ける(笑)
あ、忘れていたがこの瓶の中にはクレオスのMr.撹拌用メタルボールを数個入れてある。
ツールウォッシュを入れ替えるときの洗浄用途だが、多分入って無くても変化ない(笑)

 この方法の問題は1つ。ツールウォッシュの溶剤系の匂いがきついのだ。
元々ラッカー系も使用している化夢宇留仁にはなんの問題もないが、水性塗料で統一して溶剤系の匂いを一切させないようにしている人は他を探す必要があるだろう。
また化夢宇留仁はこのツールウォッシュにこだわっているわけではなく、この前に使っていたやつも同じようによく落ちたし匂いはむしろ控えめだったと思うが、なんて商品かは忘れた(笑)

 数十年ぶりにプラモデルを再開するにあたって、化夢宇留仁が一番悩んだのがこの筆の洗浄方法で、この方法を実践するまでは本格的に始める気にならなかった。それだけ筆の洗浄は面倒そうだったのだ。
もし化夢宇留仁と同じように心配している人がいるなら、上記の方法ならなにも考えずに手間も全然かからずに済むので、ぜひやってみてほしい。
あ、そうそう。
ツールウォッシュは非常に強力な溶剤なので、筆の洗浄も速いけど、筆が傷むのも速いよ(笑)

20240103


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