TRAVELLER
プレイヤー
基礎知識


ここではTRAVELLERをプレイするにあたって、必要最低限の知識を解説します。
対象はTRAVELLERとはどんなゲームか興味がある人と、これから化夢宇留仁のチャットTRAVELLERに参加してみようかどうか、迷っている方、または参加を決めたけどなんだかよく分からない方です。

INDEX

@行為判定ルール

最も基本的な行為判定ルールの解説。
ルール的にはこれだけ覚えていただければ、あとはその都度レフリーが指示します。


@TRAVELLERの世界

ゲームをする上で最低限必要な、TRAVELLER世界を生きて行く為の知識を解説。
WHAT'S TRAVELLERコーナーとの違いは、あくまでプレイヤー視点である、というところです。

@ゲームを楽しむ為に

ゲームを楽しむための工夫。
プレイヤーによってそれぞれ違う楽しみ方があるのがTRPG。
ここではその中でも、TRAVELLERを楽しんでいただく為のコツのようなものを解説します。



@行為判定ルール

まずお断りしておかなければなりません。
ここで解説する行為判定ルールは、TRAVELLERのルールではありません。
新たな歴史とルールをひっさげて発表されたMEGA TRAVELLERのルールの簡略版です。
なぜMEGA TRAVELLERのルールを使うのか、参考までにTRAVELLERの行為判定ルールを記します。

TRAVELLER行為判定ルール

2D68以上なら成功。


修正はレフリーがプレイヤーの能力、技能、状況などから適当に判断する。

以上

というわけで、簡単なのはいいのですが、レフリー(TRAVELLERでのゲームマスターの呼び名)の権限が大きすぎて、プレイヤーの能力が活かされる機会が少なく、公平さを欠いてスリルを少なくさせる場合もあると判断して、MEGA TRAVELLERのルールを採用しています。
ただしMEGA TRAVELLERのルールにも多数の不備があります。
その辺のことは詳しくは「TRAVELLERとは?」で書くとして、ここではMEGA TRAVELLERをベースにしたルールを解説します。


MEGA TRAVELLER行為判定ルール改

2D6+DM難易度以上なら成功


難易度

難易度はレフリーの判断で、5段階に明示されます。
これを難易度レベルといいます。
2D6+DMの結果が、それぞれの成功値以上であれば成功。
脈絡がない数字ですが、差は全て4なのですぐ覚えられるはず。

 たやすい行為。       成功値 3+

 通常の行為。        成功値 7+

 難しい行為。        成功値 11+

至難 極めて難しい行為。   成功値 15+

不可 通常は不可能。     成功値 19+


DM

DMとは、ダイス・モディファーの略。
賽の目に加算する修正値のこと。マイナスの数値になる場合もある。

DMには2種類あります。
能力値修正と、技能修正。

能力値修正
レフリーが指定した能力値を5で割った数値です。端数切り捨て。
つまり4以下の能力値は通常DMに関係しないのです。
ただし使用される能力値は1つとは限りません。
二つの能力値を足したり、その平均値を使うこともあります。

技能修正
行為に関係する技能値をそのまま使用します。
ただし技能値も二つを足したり、平均値を使用したりする場合があります。
行為の中には、特定の技能を所有していないと、ペナルティを受けるものもあります。例えば車の運転など、特定の知識や経験が必要なものがそれで、必要な技能がない場合は難易度が1レベル上昇します。
0レベル技能
上記の行為においても、0レベル技能を持っていれば、難易度レベルの上昇は避けることが出来ます。車の運転であれば、免許は持っていないけど、運転したことがある人などが当てはまるでしょう。


行為の結果

行為判定の賽の目と成功値との差などから、行為の成功の度合い、または失敗の度合いが決定されます。

賽の目がDM関係なく2だった場合。
つまりピンゾロを出した場合、致命的失敗となります。
例えDMを足した結果、成功値以上になるとしても、同じです。
レフリーの判断で、何らかの事故が発生します。

成功値-(2D6+DM)=2以上だった場合。
例外的失敗となります。
行為の種類によっては事故が発生する可能性があります。
上記の数値が高いほど、行為はひどく失敗したという扱いになります。

(2D6+DM)-成功値=2以上だった場合。
例外的成功となります。
上記の数値が高いほど、行為はうまくいったという扱いになります。
例えば戦闘時の判定であれば、ダメージをより多く与えることになります。

賽の目がDM関係なく12だった場合。
つまり6ゾロを出した場合、ルール的には特になにもありません。
ただしその結果が成功であれば、レフリーの判断で何らかの幸運な事故が発生する場合があります。


行為判定を行う場合、レフリーはプレイヤーに「(並)、敏捷力、格闘」という風に宣言します。
例の場合は、難易度レベル(並)で、DMに能力値は敏捷力、技能は格闘を使って下さい、という意味です。
「技能無し可」とつけ加えていない場合は、0レベル以上の関連する技能がなければ、難易度が1レベル上昇します。
上記の例であれば格闘技能が0レベル以上無ければ難易度は(難)になるわけです。

以上が化夢宇留仁のTRAVELLERをプレイする上で、最低限覚えておいて欲しいルールの全てです。
これ以外のルールはその都度説明しますが、ほとんどはこのルールがベースになっているので、問題なく進められるでしょう。


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