Step. 3 建設 いよいよ建設である。建設に要する費用には、建物を建てる建設費、建物の仕上げ費、設備費、そして客室の内装費と、付属 施設に要する設置費がある。建設費、仕上げ、設備費は建物の延べ床面積1sqmあたりに、内装費は客室一室あたりに発生 する。付属施設の設置費は定員あたりに発生するものが多い。 Step. 3.1 建設費 建設費の基本は延べ床面積1sqmあたり1,500Cr。Table.8の表に従って修正される。 Table.8 建設費表
※2 メガトラでは緩衝装置なしのアステロイド船体として扱う。緩衝装置つきにしたい場合は、建物の容積の15%を余分に掘削する必要がある。本来なら緩衝装 置なしでは20%余分に掘削しなくてはならないと思われるが、宇宙船と移動しない建物の違いと言うことでここでは無視。 例えば、軽資材を使った真空中の建物であった場合、基本建設費は1sqmあたり(1500-300)=1,200Cr、条件修正は(1+1)=2であ り、その結果、この建物の延べ床面積1sqmあたりの建設費は1200x2=2,400Crである。 Step. 3.2 仕上げ費用 基本の仕上げ費用は、1sqmあたりの基本建設費に等しい。上記の例では、基本仕上げ費用も1sqmあたり2,400Crとなる。ま た、宇宙空間での建設費は、仕上げ費用には影響しない。 Table. 9 仕上げ
例えば、建設費が1500Crで延べ床面積1000sqmの建物の場合、基本仕上げ費用は1500x1000=1,500,000Cr。しかし、簡素(- 0.25)ながら奇抜な意匠(+1)にした場合、条件による修正は(-0.25+1)+1=1.75、よって仕上げ費用は1.5MCr x 1.75=2.625MCr。 ここにぜいたく品を床面積500sqm分使用するとなれば、さらに500x10,000=5MCrの追加。よって最終的な仕上げ価格は、 2.625 + 5 = 7.625MCr となる。 Step. 3.3 設備費 これも基本費用は修正後の基本建設費に等しい。設備は、電気設備、衛生設備、通風/換気、エレベーターに分けられる。 それぞれの占める比率は、電気設備45%、衛生設備5%、通風/換気45%、エレベーター5%となっており、以下の条件によって修正を 受ける。なお、設備の省略は自由であるが、営業上のマイナスは大きい。 Table. 10 設備費
基本費用が1,500Cr/sqmだった場合、1sqmあたりのそれぞれの設備費の割合は、電気設備675Cr(1500x0.45)、衛生設備75Cr (1500x0.05)、通風/換気は675Cr(1500x0.45)、エレベータ75Cr(1500x0.05)となる。もしこれがTL3の世界なら、設備費用は衛 生設備とエレベータの分150cr/sqmだけになり、真空世界ならば、換気費用は倍の1350Cr/sqm、電気設備は1.5倍の1012.5cr/ sqmとなる。 Step. 3.4 総工費と維持費の計算 ここまでの費用の合計は総工費とする。この総工費は、建物の維持費(年間)の計算に必要になる。これには電気代や水道代、 メンテナンス費用を含んでいる。維持費は以下のTable. 11の式と修正によって決定される。 Table. 11 ビルの維持費
Step.3.4.1 建物の価値に対する固定資産税 (Ver2.0より上級ルールから移動) 建物の総工費を2/3して、その価格に x(1D3+1D6)/10 x (2D6)/200 した結果(土地に対する税率と同じでよい)が、建物に 対する固定資産税となる。これには以下の例外がある。 もしsqmあたりの仕上げ費用、設備費用が、sqmあたりの建築費よりも高い場合、仕上げ費用と設備費用の単価は、固 定資産税の計算に限り、建築費と同じとして計算してよい(ラグジュアリも含まなくてよい)。ただし、この計算はあくまでオーナ ーの申請によって税務署が見直すもので、申請(すなわち、面倒臭い計算をもう一度やる)が無ければ見直されることはない。 また、すでにVer1.0ルールで作ったホテルには、建物への固定資産税は遡及適応されない(笑)。だが、今後Ver1.0ルー ルで作ってはならない(爆)。なお、言うまでもないことだが固定資産税は事業が赤字でも支払わねばならない。 ここまでで、建物の建設に関する作業はおわりである。 例1) ビジネスホテルつづれ屋 ダイトカイ星館 設計図では、延べ床面積3,975sqm、10階建てです(結局、屋内駐車場は設置しないことにしました)。ダイトカイ星のTLは14なので、10階建てのこのビルは 軽資材の利用が可能ですが、使わないことにしました。よって基本の建設費は、そのままの1sqmあたり1500Cr。よって建設費は、 3,975sqm x 1500Cr = 5,962,500Cr つまり 5.9625MCrです。 次は仕上げ費用です。ビジネスホテルとして、仕上げは簡素(修正-0.25)、かつ意匠は普通(修正0)です。よって修正値は、 (-0.25+0)+1=0.75 よって基本の仕上げ費用は1500x0.75=1,125Cr。従って仕上げ費用は 3,975dqm x 1,125Cr = 4,471,875Cr 4.471875MCrです。 設備費については、一切省くことはしません。 よって、これまた3,975sqm x 1500Cr = 5,962,500Cr つまり 5.9625MCrです。 ここまでで、建設費5.9625MCr、仕上げ費4.471875MCr、設備費5.9625MCrなので、 総工費は 5.9625+4.471875+5.9625 = 16.396875MCr です。 そして固定資産税ですが、土地と同じく1.8%。よって総工費16.396875 x (2/3) x 1.8% = 0.196763MCr です。 次に維持費の計算です。年間の基本の維持費は、 16.396875MCr x 4 /100 = 655,875 Cr 修正条件はないので、新築から耐用年数が来るまではこの維持費で大丈夫です。 例2) バドイの野望 惑星バドイ(B6606AA-9 砂漠 非工)の将来を担う超高級ホテル。設計上、50階建てで、延べ床面積は87750sqm。その後の設計変更により、管理部門の幾 つかを地下に移したため、地下3階、地上47階建てとなりました。つまり、地下三層以上の構造があり、25階建て以上の超高層ビルです。よって、基本建設費 1500Crに、地下三層以上(+100Cr)、超高層ビル(+500Cr)の修正があるので、基本建設費は1500+100+500=2,100Cr。他に条件による修正はありま せん。 建設費は 87750sqm x 2100Cr = 184,275,000Cr 184.275MCrです。 次に仕上げですが、基本費用は2100Cr。目指すホテルの格と、オーナー、ファルーク王子(バドイ星の末の王子です)の美的センスを反映して、仕上げランクは超 高級(+1)、意匠はすごく奇抜(+2)、そして、全体の50%(43875sqm)をラグジュアリでゴテゴテかためます。 このため、修正値は(+1+2)+1=4、従って2100 x 4 =8,400Crが1sqmあたりの仕上げ費用です。 87750sqm x 8400Cr = 737,100,000Cr、これにさらに、ラグジュアリの分 43875sqm x 10000Cr = 438,750,000Cr が加算されます。仕上げ費 用の合計は、737.1MCr + 438.75MCr = 1,175.85MCrです。 設備については省略はないので、基本は建設費と同じ2100Cr/sqm。よって、184.275MCrです。 総工費は184.275x2 + 1175.85= 1544.4MCr。さて、固定資産税ですが、王族であるファルーク王子には支払う義務はありません。しかし、継母である財務大 臣サファイア妃は、王族ではない法人の私有地とみなして課税してきました。まあ、もろもろあって税率は2.1%としておきましょう。 サファイア妃は 総工費1544.4MCr x (2/3) x 2.1% = 21.6216MCr/年の税であると王子に通告しました。 しかし、ファルーク王子もさるもの、建物そのものの価値は、筺体の工事価格を超えるものではない、ラグジュアリは建物の一部ではないので課税対象 外だとする、仲の良い叔父の法務大臣ファイサル公爵の解釈をもとに、 課税対象額は 87750sqm x 2,100Cr x 3 (工事、仕上げ、設備) = 552.825MCrであると申告、 税額は 552.825MCr x (2/3) x 2.1% = 7.73955MCr となりました。 サファイア妃はこの申告を認めざるを得ませんでした。王子からは21.6MCr巻き上げ、国庫には7.7MCrだけ納めて差額を着服するつもりでいたサファイア妃は 理不尽に怒り、ファルーク王子を廃する陰謀に着手します。 ま、王室の内輪もめはともかく、ホテルの年間の維持費は、1544.4 x 4/100=61.776MCr。バドイ星のTLは9なので、ここに修正+0.25が加わります。 よって、最終的な年間維持費は61.776 x (0.25+1)= 61.776 x 1.25 = 77.22MCrとなります。 Step. 3.4.2 宇宙空間借地における維持費の分担 宇宙空間にある施設の中に「借地」した場合は、施設の維持費について相応の負担も同時に求められる。ホテルが占める容積 だけについてTabel.8 の「宇宙空間での建設」で建設費を計算し(構造物か、アステロイドかはどこに間借りしているかによる)、そ の維持費のx 1.0 - 1.5倍(1D6-1で決定)も支払わねばならない。テナント料である。なお、自治体や政府が所有する施設なら、交渉 により免除してもらえることもある。 2D6を振り、9なら維持費の分担は半額、10なら借地料と維持費の分担が半額、11+なら借地料は半額、維持費分担は 不要である。 Step. 3.5. 客室の内装費 次に部屋の内装費を決定する。これは家具、調度、テレビや冷蔵庫などの費用で、面積によってそれほど大きく変化するもので はないため、客室一室あたりの費用になっている。最初に決めたホテルのランクに合わせることが望ましいが、例えばシングル ルームはビジネスホテルなみ(1500Cr)、ツインルームは普通(15000Cr)で、スィートルームは超高級(60,000)などの変化をもたせる ことは可能。なお、「仕上げ」で追加したラクジュアリは客室にも反映されているので、ここで新たにぜいたく品を付け加える必要は 無い。また、内装の維持は客室の経費に含まれるので、上記の維持費には影響しない。 Table.12 内装費
※1 これは部屋そのものに注水されている状態を示す。人類の家具調度を改造することを前提にしているので、水中知的生命の製品が入手できるなら、この修正は不要。 ※2 部屋全体に異種大気が充填されている。これも異種大気に適応した知的生命の製品が入手できるなら、修正は不要。 ※3 これもアスランやヴァルグルの製品が入手できれば修正不要 ※4 家具については以上と同様だが、その性質からスィートルームなみの大部屋(かつ料金は決してスィート並みではない)が必要。 例1) 安宿 スターマンズ・イン 大部屋が三つの安宿です。本来は0でも良いのですが、オヤジのサービス精神により、カプセルホテルなみの一室500Crの内装費が使用されています。計 3x500=1,500Crです(ただし、定員11名の大部屋だと言うことに注意してください。11人にテレビ1台です)。 例2) ビジネスホテルつづれ屋 ダイトカイ星館 シングルルームばかり200室からなっています。モノクラスでビジネスホテルなので、全室に「ビジネス」ランクを適用。つづれ屋の内装費の合計は、200室 x 1,500Cr = 300,000 Cr となります。 例3) バドイの野望 バドイ・ホテルの客室の構成はツインルーム300室、スタンダード700室、豪華なスィート40室です。ホテルのオーナー、ファルーク王子は、ツインルームはリーズ ナブルな値段で提供するため「普通」ランク、スタンダードは「高級」に、スィートはもちろん「超高級」ランクの内装を行うように指示しました。この結果、 シングルルームの内装費: 300 x 15,000=4,500,000 Cr ツインルームの内装費: 700 x 45,000=31,500,000 Cr スィートルームの内装費: 40 x 60,000 x 面積の修正(0.25 + 1)= 3,000,000 Cr しかしここで、王子は異種の客人を迎えるため、客室のうち5%をアスラン人に対応させるようにも命じました。このため、アスラン、ヴァルグル対応の修正+0.5 が適用されます。 アスラン対応客室の内装費は、一部屋あたりで、 シングルルーム: 15000Cr x( (+0.5)+1 ) = 15000 x 1.5 = 22,500Cr スタンダードルーム 45000 x 1.5 = 67500 Cr スィートルームは、60000 x( (+0.5 + 0.25) +1 )= 60000 x 1.75 = 105,000 Cr です。シングルのうち15室、スタンダードルーム35室、スィートルーム2 室についてこの内装費が適用されます。 Step. 3.6. 付属施設の設置費用 付属施設の設置費用は、それぞれについて以下の表に従って計算する。 Table. 13 付属施設の設置費
例1) ビジネスホテルつづれ屋 ダイトカイ星館 ここには付属施設として、定員50名の食堂があります。 設置費用は、 定員50 x ビジネスランクの設置費200Cr = 10,000Cr 他に会議室が三つありますが、何れもステージは無い単なる部屋なので、設置費用は不要です。 例2) バドイの野望 バドイ星ホテルの付属施設は、高級レストラン(定員300)、高級なカジノ(定員1000)、砂漠の民の憧れ、定員100人で面積2000sqmの高級プールです。 まずレストランの設置費用ですが、 300人 x 高級の設置費1,000Cr = 300,000Cr です。 つぎにカジノの設置費用ですが、 1000人 x 高級以上の設置費10,000Cr = 10,000,000 Cr です。 最後にプールの設置費用ですが、 100人 x 高級1,000Cr = 100,000Cr に加え、面積2000sqm x 1,200Cr = 2,400,000Cr 合計 2,500,000Crです。 Step. 3.7 建設期間 延べ床面積1,000sqm以下の建物は、どのようなTLでも3ヶ月以内で建設できる。延べ床面積10,000sqm以下の平屋-3階建ては、 TL3以下なら2年、TL4以上なら半年かかる。24階建て以下のビルなら、TL3以下なら一層ごとに1年、TL4-6なら全体で2年、TL7- 9なら1年、それ以上のTLなら半年で建設できる。25階建て以上のビルなら、TL3-で一階層ごとに2年、TL4-6なら全体で4年、TL7 -9なら2年、それ以上のTLなら半年-1年で完成する。 Step. 3.8. 資金調達(Ver.2.0で大幅改定) ここまでで土地代も含むホテルの建設にかかる費用は全て計算出来たはずで、次に問題となるのは資金の調達である。全て自 己資金で解決できるのなら問題ないが、そうでなければ、出資者を募るか、融資を受けるかの二種類の方法しかない。 資金調達は以下のルールで解決する。 Table.14 資金調達
例1) ビジネスホテルつづれ屋 ダイトカイ星館
57エモン氏は、とりあえず融資の調達のため地元の銀行に出かけました。ビジネスホテルなので融資が却下されることはなく、世界の人口(9)からいって、融
資比率は70%からスタートできます。
都市部にあるため、+5%
そしてUWP以外による地価修正は、
近くに駅がある:+1
幽霊が出るという噂:-0.2 の計0.8。
0.8x10=8% で、最終的な最大融資比率は70 + 5 + 8 = 83%
つまり、総工費16.396875MCr(場合によっては土地代や内装費も加えて)の83%までの融資を銀行は認めました。逆に言うと17%は自分で調達しなければなら
ないということです。
次に57エモン氏は、地元商工会でプレゼンして、外部出資者の反応を見ようとしました。真っ赤なほっぺたの漫画のような外見ながら(失礼)、57エモン氏はれっ
きとした侯爵(E 外見と爵位は関係ない)です。彼のプレゼンの結果、
(2D6 + (社会身分度14/2 -5 =2 ) )x10%の資金が集まります。つまりピンゾロでは2+2 =4=40%、平均的な7であれば7+2=9=90%で、プレゼンでトチッたとしても、
ある程度の出資者が現れるのでした。 例2) 田舎惑星の無謀な挑戦 土井仲星(E666227-A)の某実業家が、故郷でホテル建設計画を立てました。立地は郊外ですが、宇宙港に近い(+2)素晴らしい立地です。問題は、建物がゴー カ(豪華ではない)すぎて、建設費が100MCrになるということでした。某実業家は隣の世界のメガコープ系の銀行を訪れます。融資担当者は、 人口2=10%、宇宙港に近い立地=20%で、費用の30%(=30MCr)まで融資できると説明しました。 しかし、土井仲星の人口を知った支店長が血相を変え、8MCrが限度です、と言いました。 某実業家氏は、8MCrで満足するか、延べ床500sqm以下の民宿スタイルに計画を修正して100%融資を受けるか、全額自己資金かを選択せねばなりません。 次はStep .4 運営経費の計算 へと進む。
参考資料 (Ver.2.0で追加)
マングース版トラベラー 「ディレッタント」に見る建設費
前項Step.2では地価を見たので、ここでは建設費を紹介します。
社会身分修正: A-=1, B=1.2, C=1.5, D=2, E=3, F+=5 選択ルール 1) 維持費の手抜き ビルの維持費は手抜きすることが可能。ただし、手抜き1%ごとに、毎年ビルの寿命が1年縮まる。 2) ラグジュアリの維持費の別枠化(ver2.0で追加) ラグジュアリは効果的だが、経費も増大させる。救済措置として、ラグジュアリは建物の一部では無いという考えから、維持費の 計算の時には、使用1sqmあたり-250Crしてもよい。 例えば、上のバドイホテルの例では、87750 x 0.5 x -250Cr = -10.96875MCr。で維持費は66.25125MCrです。 上級ルール 1)別棟としての付属施設 大規模レストランや、大型カジノ、屋外プールや露天風呂などのように、ホテルの共用部分の利用ではなく、別棟として付属施設 を設置することもできる。この場合は、建物の延べ床面積を決めて、Step.2とStep.3の手順で用地を確保し、総工費その他を算出 すること。こうした別棟では、延べ床面積の10%が施設の管理部門に割り当てられる。これらの建物は当然、固定資産税の対象 となる。 2)大規模付属施設 Step.1で示した以外に、以下の付属施設を設置できる。これらは極めて大規模なものであり、ホテルの共用部分には設置できな い。なお、これらの設置費や建設費には、土地代は含まれていない。また、野球場を除き法令表による敷地面積の調整は 不要。また管理部分もすでに含まれている。庭園には建物は無いとみなされるので、固定資産税の計算は土地の分だけでよ い。その他の施設については、利益計算のところで考慮済みのため固定資産税を計算する必要はない。
庭園を設置したければ、それは「高級」か「超高級」庭園しかない。渇水に備えて水に見える合成樹脂で「池」を作ることも可能。 3) 部屋の内装としてのラグジュアリ (さらなるぜいたく品) 客室や付属施設にさらにぜいたく品を配置することもできる。この場合の費用は仕上げの10倍、1sqmあたり100,000Crとなる。こ れは、高価な置物、絵画といったより単価の高い物品が中心となるため。最低1sqmは必要。年間客室維持コストは1sqmごとに倍 になる。 4) 修理/解体/改装 耐用年数に達した建物は修理しなければならない。総工費の(2D6 + 5)x10%の費用と建設と同じ期間が必要になる。解体する 場合は、後片付けも含めて総工費の1%が必要(建物付きの土地を更地に変える時も同様)。仕上と内装は、改装工事によって変 更することができる。変更したいランクと同じ費用がかかる。仕上げの改装にはホテルを閉鎖しなければならないが、客室の内装 の変更は客室を順番に閉鎖するだけで良く、ホテルの営業は続けられる。
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