2010年3月7日
@2c氏宅ゲーム会


 @2c氏主催のRPGの予定だったのだがメンバーが揃わず、急遽遊んでやるというので、いそいそとゲーム持って出かけていった(笑)。
@2c氏とアルファさんがキャラクターメイキングをしている間にテノムフ氏と2人で「ドミニオン」を開始。



 @2c氏のドミニオンは、カードが全てスリーブに入っている。
500枚のカードをスリーブに入れるなど、化夢宇留仁には考えられない(汗)。
 ちなみに台になっているのは化夢宇留仁の持ってきた「ラー」の箱(汗)。

 王国カードはランダムで選択。
「宰相」「玉座の間」「泥棒」「民兵」「金貸し」「改築」「鍛冶屋」「密偵」「魔女」「書庫」
いきなり「民兵」「泥棒」「魔女」のトリプルアタック(汗)。
ゲームは予想通りに荒れた。ちうか例によって化夢宇留仁が真っ先に「泥棒」を買ったのだが(笑)。
対してテノムフ氏は「魔女」を購入し、どんどん「呪い」を浴びせてくる。
 こちらは「呪い」対策に「改築」を買い、「泥棒」にもめげず盗まれないお金である「宰相」を使ってお金を購入。
アクションを増やすカードが無いので、地味なたたき合いが続く(笑)。
化夢宇留仁も後半で「魔女」を買ったがうまく使う機会が無く、とうとう「呪い」10枚全部ひきとってしまった(汗)。
しかしテノムフ氏も買いすぎた「屋敷」がたたって身動きできない様子。
 そしてラスト近くに神の手札が降臨。
 「玉座の間」「改築」「金貨」「金貨」「呪い」
「玉座の間」で「改築」を使用して「金貨」2枚を破棄すると「属州」2枚に!
なんと手札4枚で「属州」2枚を入手。
おそらくゲーム中最も枚数の少ない「属州」2枚を手に入れる組み合わせだろう。

結果 化夢宇留仁40、テノムフ氏26


 再戦(笑)。
王国カード10種類の内、5枚をランダムに交換。
「鍛冶屋」「密偵」「泥棒」「民兵」「金貸し」「祝宴」「堀」「祝祭」「研究所」「庭園」

 また「泥棒」祭りに(笑)。
しかし今度はアクションを増やせる「祝祭」も防御カードの「堀」もある。
テノムフ氏は「祝祭」と「堀」を買いまくり。
化夢宇留仁は「祝祭」は抑えめにして、「鍛冶屋」や「研究所」と組み合わせてカードをめくるコンボ攻撃がメイン。

結果 化夢宇留仁47、テノムフ氏22
 待ち合わせの時間に早く着いて、待っている間に喫茶店で食べたモンブランの糖分が脳に効いているのか(笑)、今日は実に調子がいい。


 キャラメイクの終了した@2c氏とアルファさんも合流し、もう一回「ドミニオン」
今度の王国カードは「村」「宰相」「玉座の間」「祝宴」「泥棒」「密偵」「鍛冶屋」「祝祭」「議事堂」「書庫」
 また「泥棒」が(笑)。
今度は3人から取れるのでもうけの大きい「泥棒」が大人気で、「玉座の間」&「泥棒」で1手順に2回「泥棒」が連続で繰り出されたりして大荒れ。
「泥棒」購入の少なかった化夢宇留仁は盗られに盗られ、デッキからほとんどお金が消滅(汗)。
しかしなんとか「祝祭」「宰相」の盗られないお金コンビと、とりあえず手札のお金を増やせる「書庫」でじわじわと追い上げ、「玉座の間」と「宰相」となけなしのお金でなんとか「属州」を購入。
頭1つ出たと判断できたところで3つ目の売り切れになる王国カードを購入した。

結果 化夢宇留仁21、@2c氏19、アルファさん17、テノムフ氏16
ぎりぎり(笑)。


 次は@2c氏所有の「パンデミック
インスト役が多い化夢宇留仁は、ひさしぶりに説明してもらえる幸せを味わった(笑)。

 「パンデミック」は最近流行の協力型ゲームで、プレイヤーは全員何らかの形で伝染病に対抗する立場の人間となり、世界中を駆けめぐって伝染病撲滅に務める。
「伝染病」は4種類あり、ゲーム開始時点ですでに世界各地で発生している。
現場に行って治療しつつ特効薬を作るのだが、そうこうする間に感染が広がってゆくのだ。



 ゲーム開始状態。
南アメリカはで黄色、西ヨーロッパに青、中央ヨーロッパに黒、そしてアジアに赤の伝染病が広がっている。
色つきキューブがその地域の感染度を示している。
見ての通りアジアがやばすぎる(汗)。インフルエンザか?
しかも我々のいる大阪がいきなりダブル感染状態(笑)。


 化夢宇留仁の手番からスタート。
各自の手番は、アクション4回、カードを2枚ひく、感染カードをその時点での感染レベル枚数ひくという形で行う。
 またプレイヤーは担当する役割があり、それぞれに特殊技能を持っている。
化夢宇留仁の担当したのは「通信司令員」で、自分以外のコマも自分のコマと同じように動かすことが出来るというもの。
 相談の結果、とりあえずアウトブレイクの連鎖発生を未然に防ぐため、アジアの治療を最優先とすることに。
そこで「衛生兵」(一気にその都市にある感染者をゼロにできる)であるアルファさん(オレンジのコマ)をアジアへ送り、更に「作戦エキスパート」(研究施設をカードを消費せずに建設できる)のテノムフ氏(緑のコマ)もアジアへ。
その間に化夢宇留仁は南米へ行って、黄色の伝染病(エイズ?)の治療を行うことに。
「研究員」(手持ちのカードをその時いる都市に関わらず他のキャラクターに渡せる)の@2c氏(茶色のコマ)もアジアへ。
ここで黒の病原菌に対する特効薬を作る情報が、@2c氏と化夢宇留仁の持つカードを合わせればそろう(5枚そろえば特効薬を作れる)状況となったので、カードを受け取りに化夢宇留仁も急遽アジアへ。


 しかしそこでエピデミック発生。
エピデミックが起こると、どこかの都市で集中的に感染が広がり、いきなり最高の感染レベルに跳ね上がる。
またそうなると捨て札をシャッフルして、山札の上に置く。このことで今まで発生していた都市での再感染が始まるのだ。
結果感染処理も合わせて2回のアウトブレイクが発生してしまった。
アウトブレイクはすでに3つの感染コマが置かれているところに、更に同じ色の感染コマが置かれる状況になると発生し、これが発生すると、その都市に近接している都市全てに一気に感染が広がる(汗)。
そしてアウトブレイクが8回発生したら人類は滅亡である(汗)。


 ばたばたと走り回り、治療を進めつつ特効薬を作る。
アジアの治療を進め、その間に「研究員」から「衛生兵」に黒の病原菌についての情報が渡された。
これで黒の伝染病に対する特効薬が出来る・・・というところで、黒にアウトブレイク発生(汗)。
その前に黄色もアウトブレイクを起こしており、これで合計4回(汗)。
ここで特殊カードの感染処理スキップを使用。
このカードを使えば1回だけ感染処理をしなくてすむ。


 アウトブレイクの連鎖を恐れ、急いで「衛生兵」を中央ヨーロッパに送り込み、治療してもらいつつ、南米へ向かう。
黄色の特効薬を作る情報は揃っているので、現地でそれを合わせて特効薬を作るのだ。
と、思っていたらロンドンでアウトブレイク(汗)。しかも大西洋を渡って連鎖し、病原菌はニューヨークでも猛威をふるった(汗)。
これで合計6回。
ヨーロッパでもう一度アウトブレイクが発生すれば、連鎖して合計8回となる。
特効薬の情報は青は揃っているが、赤のが揃っていない。
この辺で「人類は終わりかも・・・」という終末感が漂いだす(笑)。


 アフリカでアウトブレイク発生。
もはや世界に安全な場所はない。
さっき使った感染処理スキップカードが今あればと思うが、すでに遅し。
使うタイミングを誤った。



 そしてニューヨークでアウトブレイクが発生。
こうして人類は滅亡した(汗)。

 実は協力型ゲームにあまりいい評価をしていなかった化夢宇留仁だが、「パンデミック」は実に面白かった。
次々に起きる感染に振り回されつつ、最短ルートで特効薬を作るのは実にワクワクドキドキさせられる。
これはぜひ欲しい。
しかし他のコマを動かせる「通信司令員」という役割からある程度は仕方がないが、ちょっと出しゃばりすぎたと反省している(笑)。


 次に@2c氏が出してきたのは「もじぴったん」
数年前に流行っていたコンピュータゲームが元のカードゲームである。
中央に置かれたひらがなが1文字だけ書かれたカードにつなげて言葉を作る。
次の人はまたそれにつなげて言葉を作る。
もし言葉を作るカードが出せなかったら山札から1枚ひく。
最初に手札を出し切った人の勝ちである。


 初期配置。
こうしてランダムに選んだカードを2枚置く。
シートがへちゃへちゃなのは、でっかい紙製なのを小さな箱に折りたたんで入れられていたため。
あとで思えば、このゲーム別にシートなど必要ないのだが(汗)。


 初めてと言うこともあり、最初の内はみな考える。
画面は化夢宇留仁が出した「ちんこ」(笑)
場に「ち」があって手札に「ん」と「こ」があったらこうせざるを得ないだろう(笑)。
その後@2c氏が「ち」の前に「は」をつけて「パチンコ」を完成させた(濁音などは無視して考える)。


 ゲームは続く。
ゲーム中2枚以上のカードを置く時のルールについて不明な点があって議論になったが、今回は全部一度に置いたものと見なし、全てそろえて言葉になっていればいいということにした。

結果 化夢宇留仁が最初に手札を使い切って勝利した。

 もう1ゲーム。
今度は1手番の制限時間1分でやってみる。
さっきのでコツをつかんだ化夢宇留仁は、人の手番中に数パターン考えておいて(先に人に置かれて、自分が置くつもりだった場所が使えなくなることがあるため)、手番がきた瞬間に2枚置くのを繰り返し、またしても勝利。
これからゲームをする前には糖分をとることにしよう(笑)。


 @2c氏は今度は「ゴキブリポーカー」を出してきた。
ここで化夢宇留仁は嫌な予感が。
化夢宇留仁はこういう勘の要素が強いゲームは苦手なのだ(汗)。

 「ゴキブリポーカー」は実にシンプルなブラフゲームで、8種類8枚ずつ入った害虫カード合計64枚を全て配り、手番がきたら手札の1枚を選んで、誰か一人の前に裏向きに出し、そのカードはなにかを言う。本当でも嘘でもいい。
カードを出された人は本当か嘘かを宣言し、合っていればそのカードは出した人のところへ。間違いであれば自分のところにきて、表向きに置かれる。
この表向きに置かれたカードで、1種類の害虫4枚を集めてしまったひとの負けとなる。
カードを出された時の選択肢としては、もう一つ中を見てから更に他の人に回すというものもある。


 いきなり化夢宇留仁の前にたまってくるカード(汗)。
ゴキブリ、ネズミ、コウモリ、サソリ、ガマが来ていて、サソリは2枚ある。
 しかし実は危険な状態なのは右の@2c氏である。
カメムシが3枚並んでしまっており、リーチなのだ。

 ところで化夢宇留仁は始まってすぐに自分がこういうゲームは苦手だと再認識していた(汗)。
化夢宇留仁は理屈で物事を考えるので、こういう理屈で結論を出せないゲームは困るのだ。
とにかく悩むが相手は一瞬で返してきてしかも正解だったりすると、どうしていいのか分からなくなる(汗)。


 しかしなんとか@2c氏が4枚そろえてくれた(笑)。

 


 もう一度プレイ。
相変わらず苦しい化夢宇留仁。
 ところで人気の高い本ゲームだが、実はあからさまな欠点もある。
それは誰かが負け始めると、どんどん集中砲火を喰らってボロボロになってしまうシステムである。
なにしろ誰か1人の負けを作るゲームなのだから、自分以外の負けている人を狙うのが自然である。
それは自分が危なければ危ないほど言えることで、生き残るためには人を蹴け落とさないと仕方がないのだ。


 んでこんなことに(汗)。
これはなにも化夢宇留仁ばかりが集中砲火を浴びたのだけが原因ではなく、ほとんど自分から出したカードが戻ってきての結果である(汗)。
理屈が通用しないとパニくるのだ(泣)。
 こうなると化夢宇留仁が生き残るためには、2番目にやばそうな左のテノムフ氏を狙うしかない。
そしてぐるぐる回ったカードがテノムフ氏のところへ行き、テノムフ氏は「ネズミ」と宣言してこっちに渡してきた。
化夢宇留仁はネズミはさっきリーチになったところである(汗)。
理屈で考えれば、ネズミと宣言されたカードに対して化夢宇留仁は「NO」とは言えない。
正解ならいいが、不正解なら4枚目なので、そのまま敗北になってしまうのだ。
したがって理屈に頼る化夢宇留仁は「YES」と言いたかったのだが、言うに言えない。
と言うのもその前から「ガマ」もリーチであり、「ネズミ」と言って出されたカードが実は「ガマ」だった場合、「ネズミ」に対して「YES」と言ってしまうと「ガマ」を引き取ってやはり敗北になってしまうのだ。
1種類の虫は8枚と分かっているのでカウンティングは出来るのだが、どちらも8枚全部の所在は分からない(汗)。
結論は出ないと分かっているのに悩むしかできない化夢宇留仁(汗)。
ほんとに精神的にボロボロになってきて、最後は半分ヤケで「NO」を宣言しながらカードオープン。
結果は・・・・・「カメムシ」だった。
なんとその時点でテノムフ氏はカメムシリーチ状態であり、これで4枚目ゲット!
こうしてテノムフ氏の敗北となった。


 ゲーム終了時。
まさに奇跡の勝利。
よく見てほしいのは正面アルファさんと右@2c氏の状況。
どうしてもこういう大差のつくゲームになりやすいのだ。
 それにしても辛かった。
滅茶苦茶面白いゲームだが、化夢宇留仁は二度とやりたくない(笑)。


 ちうわけで焼き肉食って帰ってきたのでした。
皆さんお疲れ様でした♪

 それにしてもこの日は絶好調だった。
負けた相手は病原菌だけである(笑)。

20100310

 


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