2010年4月3〜4日
花見2

 今度は河内長野で花見。
しかし始めるのが遅かったので、恐ろしく寒く、早々にT夫婦宅にひっこんだ。

 で、とりあえずゲーム(笑)
Mさんが最近買ったカタンをやりたがるが、その前に軽いゲームを挟もうということで、同じトイバー作の「ヘーゼルナッツの騎士」をプレイ。
このゲームは化夢宇留仁もオークションで買ったばかりで、説明書を読んだだけでソロプレイさえしていなかったが、基本子供向けのゲームなのでルール的には問題なし。



 ゲーム開始直後の様子。
プレイヤーはリスの騎士となって、ヘーゼルナッツを集める。
サイコロを振って出た数だけ進み、止まったマスに対応する山札を他の騎士に見えないようにめくる。
それがヘーゼルナッツなら自分の手前に置いて公開する。
もし3種類の盗賊「テンのマックス」「山猫のレオ」「キツネのフリッツ」のどれかなら、そのまま山札に戻す。
ヘーゼルナッツを盤上に2箇所ある隠し場所まで持っていくと、数に応じて得点できるが、4つ以上は同じなのでたくさん持ちすぎていても意味がない。
盗賊だったマスに他の人が止まると、その盗賊の名前を言って、当たっていれば止まった人は公開していたヘーゼルナッツを全て失い、当てた人は勝利ポイントを得る。
外れなら減点である。
要するに誰がどこで盗賊をめくったかを覚えておけばいいのだが、すぐにわけが分からなくなるのだ(笑)。


 なんとなく予想していたが、やはりKさんの緑が猛ダッシュ。
「インカの黄金」でも他を寄せ付けない強さを見せたKさんだが、この手のゲームでは手がつけられない(笑)。
Mさんはツキが無く、止まっては他の誰かにつぶやかれ、自分がつぶやけば間違えるというドツボにはまっていた(笑)。
この後みんなで追い上げたが、結局Kさんに追いつくことはできなかった。
 もう1回プレイ。
今度はみんなコツをつかんできたので接戦になったが、Mさんが先行し、終了条件(山札が3つ無くなる)を満たすまで維持した。

  1戦目 2戦目
Kさん 23 4
Mさん 4 16
Sさん 5 10
化夢宇留仁 10 9

 次はMさんの要望で、「カタン」(カプコン版)。
このカタンはT夫婦がリサイクルショップで500円で買ってきた物。
お買い得である。



 初期配置。
いっちょもんだるか、と挑んだカタンだが、いざ始めてみるとすっかり戦術を忘れているのに気づく緑の化夢宇留仁(汗)。
とりあえず序盤で必要な木材と粘土は押さえた上で、確率は小さいながらも全ての資源を取れる場所を確保してはいる。
 青のSさんは羊と小麦に集中した配置。その上でいきなりの3:1港確保は有効だ。
 黄色のKさんは一応全ての資源を確保しているが、羊の3と粘土の11がきつい。
 赤のMさんは木材集中。狙いは最長交易路か。
 それにしてもカプコン版のパターン柄は慣れないとよく分からない(汗)。
グラフィックの美しさではメイフェア版には遠く及ばないが、しかしこれはこれで見慣れてくればコンパクトで手軽でいい感じ。


 少しあと。
Mさんが調子よく道をのばしている。
 化夢宇留仁はなぜかこの日は港にこだわっていて、鉄港を作ろうと道をのばしている。


 化夢宇留仁の鉄港は完成。しかしMさんは最長交易路を手に入れており、しかもその道が化夢宇留仁の町を2つに分断している(汗)。
 Kさんは粘土港を作ろうとしているらしい。
 Sさんは道に目もくれず、すでに都市を建設している。


 化夢宇留仁はなんとか最長交易路を取ろうと、島の北を回り込んで道の合流を目指すが、あろうことかMさんとSさん2人に町を建てられて分断(汗)。
こうなったら最大騎士力とチャンスカードに賭けるしかない。


 結果なんとか最大騎士力はゲットしたものの、反撃もそこまで。
Mさんが新たに町を作った時点で、チャンスカードも含めて10点に達して勝利した。
Mさん10、Sさん8、化夢宇留仁7、Kさん6
う〜ん完全にT夫婦にやられている。もまれたのはこっちだった(汗)。


 短縮ルールで再戦。初期配置で町1つと都市1つを配置する。
Kさんは翌日仕事だったので帰った。
 化夢宇留仁の今度の作戦は、序盤に必要な木材と粘土の集中入手。
3:1港も使用し、これで序盤に引き離す・・・・予定。

 だいたい予定通りに進み、町を追加しているが、なぜか羊港(汗)。
と言うのも次に6で収穫できる牧羊地を確保するつもりだったのだ。
しかしこれは明らかに順番が逆である。

 もう少しで道がつながる。
当たり前だが羊を入手できる手が交渉のみでは羊港は使えないし、町も都市も造れないので道をのばすしかなかったのだ(汗)。


 結局Mさんがチャンスカードで道をのばして最長交易路をゲット。
10点に到達した。
Mさん10、Sさんと化夢宇留仁7
 それにしてもMさんめちゃめちゃ強くなってる(汗)。


 次はMさんが風呂に入っている間に、Sさんと2人で「ドミニオン」。
T夫婦はドミニオンもいたく気に入って、こっちは八尾のゲームショップで購入してきたのだ。
 使用王国カードはランダムで選び、「役人」「議事堂」「村」「鉱山」「鍛冶屋」「市場」「宰相」「民兵」「地下貯蔵庫」「泥棒」
カードドローと追加アクションが多く、アクションカードも揃っていてなかなか過激な組み合わせである。
しかし内容は忘れた(汗)。
結果Sさん46、化夢宇留仁35。
負けてるし(笑)。

 Mさんが風呂から上がったので、3人で更にドミニオン。
今度はルールブックで紹介されている「サイズ変形」というカードの組み合わせをやってみようということになった。
しかし後で「祝祭」と「祝宴」を間違っているのに気づいたのだった(笑)。
結局使用カードは「地下貯蔵庫」「礼拝堂」「祝祭」「庭園」「研究所」「泥棒」「村」「魔女」「木こり」「工房」

 化夢宇留仁の作戦は「泥棒」で混乱させつつ「礼拝堂」でデッキを圧縮し、「村」「研究所」でたたみかけるというものだったが、Sさんの「魔女」が猛威をふるい、更に「礼拝堂」がうまく「呪い」と一緒に手札に入らず、苦労を強いられた。
結局「呪い」20枚は化夢宇留仁とMさんのデッキに全て降りかかり、2人はさんざんな目に。
後半は「庭園」でのポイントを狙うも、Sさんが一歩早く「庭園」を購入しており、結局届かず。
 しかし結果は「呪い」だらけでボロボロのはずのMさんの勝利に(汗)。
なんでかよく分からない(汗)。

 次は同じく説明書で紹介されている組み合わせ「村の広場」。
「宰相」「地下貯蔵庫」「祝祭」「書庫」「市場」「改築」「鍛冶屋」「玉座の間」「村」「木こり」
 化夢宇留仁の好きな「改築」「玉座の間」が入っている。ここはぜひ勝利したい。
ゲームは接戦となり、結果「金貨」の「改築」が効を成して化夢宇留仁がなんとか勝利。
 化夢宇留仁44、Sさん40、Mさん37。
しかしギリギリ(汗)。
T夫婦ドミニオンも滅茶苦茶強くなってる(汗)。

 化夢宇留仁はこの日はあくまで花見のつもりで来ていて、泊まり込むつもりでもなかったので、疲れてきて続きは明日にしようと提案するが、許されず(笑)。
今度は「相互作用」
使用カードは「役人」「宰相」「議事堂」「祝祭」「書庫」「民兵」「堀」「密偵」「泥棒」「村」
 なんだか眠くてよく分からなかった(笑)が、とりあえず勝てなかった。
Mさん42、化夢宇留仁35、Sさん34


 翌日おかゆの朝ご飯をいただいた後、軽いものをということで「ペンギンパーティー」をプレイ。
前に2人でやったことはあるが、3人は初めて。
前は同点で終わるケースが多かったのがどうかと思ったので、3人ではどうなるか興味があった。

 なにしろ単純なゲームなのでその様子を書くのは難しいが、化夢宇留仁はなんとか戦術といえるものを見つけ出そうと思っていた。
最初に出すカードはたくさん持っている色だと思われるので、ブラフで1枚しかない色を出すなどのテクニックは知っていたが、初めてこのゲームをプレイする人には効果がない。
結局手札のバランス通りにカードを出した(汗)。


 最初のピラミッドはやはりというか、全員-2点で同点(汗)。
2回目も同点(汗)。
3回目にして少々極端に色が偏り、Sさんが1点上回って勝利した。
Sさん-4、Mさんと化夢宇留仁-5
 やはり同点になりやすいゲームのようだ。


 そして再び「カタン」をプレイ。
Mさんがえらいカタン好きになっていたのだ(笑)。
この時はまだゲーム頭になりきれておらず、考えがまとまらなかった。
そこでとった作戦が、昨日にも増して極端な方法で、木材と木材港に集中というものだった。
緑が化夢宇留仁だが、見直してみると明らかにおかしい。
どうせ集中するなら港は羊にすべきだし、そもそも集中という手段自体よろしくない。
カタンは序盤はとにかくどの目でもなんらかの資源が手に入るようにすべきである。
港を使っての取引は結局ロスがあるのだし、集中してしまうとどんなにその目が出る可能性が高くとも、盗賊を置かれるとお手上げなのだ。

 案の定ボロボロな展開(汗)。
Mさんの赤とSさんの青は順調に延びているが、化夢宇留仁の緑は小さくまとまり、増やした町もよりによって海沿いの収穫の少ない場所に建ててしまっている。
そこは羊港なので6の目が出まくって羊があふれかえればまだ望みはあったが、この時のゲームでは6は極端に出る率が低かったのだった・・・(汗)
 結局ボロボロなままで終了。
Mさん10、Sさん9、化夢宇留仁5(汗)。


 また「ドミニオン」
今度は「ビッグマネー」の組み合わせ。
「冒険者」「役人」「宰相」「礼拝堂」「祝宴」「書庫」「市場」「鉱山」「金貸し」「玉座の間」
 化夢宇留仁の作戦は「礼拝堂」「金貸し」による圧縮、「鉱山」「役人」による財宝強化、そして「冒険者」による手札の強化。
作戦は的を得て、実にいい感じで進み、勝利を確信。SさんとMさんも化夢宇留仁が勝っただろうと思ったようだった。
 結果 Mさん39、Sさん33、化夢宇留仁28
最下位やん(汗)。
ドミニオンでたま〜〜〜にあることだが、集中して華々しく「属州」を入手すると、その印象が強く残って勝っているような気になる。
今回の敗因は、おそらく「公領」入手が遅れたためだと思われる。

 もう1回。
今度はランダム選択。
「魔女」「鉱山」「庭園」「市場」「議事堂」「民兵」「冒険者」「玉座の間」「役人」「祝宴」
 化夢宇留仁は「玉座の間」と「魔女」のコンボで引っかき回してやろうと思ったのだが、Sさんに先にやられてしまい、その後のカードのめぐりも悪く、ボロボロに(汗)。


 泣けてくる手札(汗)。
ここに「魔女」が入っていれば痛快だったのだが。


 そしてこんなことに(汗)。
Mさんは化夢宇留仁からの「呪い」も受けていて、よりひどいことになっている(笑)。
化夢宇留仁とMさんが呪いでアップアップしている間にもSさんは勝利ポイントを稼ぎ、そのまま終了。
 結果 Sさん67、化夢宇留仁47、Mさん42
もう完敗である。

 とりあえずT夫婦が、この1月でおそろしくゲームの腕を上げたのを身をもって知った花見だった。
って、全然花見じゃない(汗)。

20100411

 


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