2010年4月16日
誕生パーティー&耐久ゲーム会 初日

 先月29日は化夢宇留仁の誕生日だった。
T夫婦のご主人Sさんは4月が誕生日だったので、まとめて祝っていただいた(笑)。
参加者は例によってのT夫婦とKさんと化夢宇留仁の4人。

で、一段落したらやっぱりゲーム(笑)。
 「アルハンブラ」
化夢宇留仁の持ってきたSさんへの誕生日プレゼントの1つ。
プレゼントもゲーム(笑)。

 アルハンブラはカルカソンヌと同じようにタイルを並べてゆくゲームで、カルカソンヌが全員で1つの街を作ってゆくのに対し、こちらは自分だけの宮殿を作ってゆく。
しかしそれよりも、このゲームがカルカソンヌと決定的に違うのは、タイルを並べるのよりも、如何に欲しいタイルを手に入れるかがゲームのキモであることである。


 これがタイル売り場。
アルハンブラは様々な国の大工さんに建設してもらう。
丸いマークの色がその国を表しており、タイルを購入するには、その国のお金を払わなくてはならないのだ。
左下にちょこっと見えているのがお金カードで、欲しいタイルが買える国籍のお金を集める必要がある。


 ゲーム序盤の様子。
手番には中央に並んでいる4枚のお金カードの場から1枚取るか、タイル売り場からタイルを買うかを選択する。
 ゲームに勝つには、タイルの色ごとに一番多く持っているプレイヤーに点数が入るのと、各宮殿ごとに外壁の長さがそのまま点数になる。
例えば左下の化夢宇留仁のアルハンブラ宮殿は、緑が2枚で4人のプレイヤー中最も枚数が多いので、多く得点できる。
外壁の長さは左の壁が最長で、5である。
 得点計算はお金カードの山札に2枚の得点計算カードが入っており、それがめくられたら行うのと、ゲーム終了時の3回である。


 右が点数計算表。
3回に分けた点数計算のそれぞれで点数が異なる。
後になるほど高得点になり、2位3位も得点できるようになっている。
 化夢宇留仁は紫に続いて得点の高い緑のタイルを集中的に集めている。


 そのちょっと後。
更に緑を強化。4枚もあれば、しばらくは安泰。


 Kさんは一番得点の高い紫を集めている。
こちらも4枚集まっているので、そう簡単には追い抜けそうにない。
またちゃっかり緑も1枚確保して、2回目以降の得点計算で発生する2位の得点まで確保されている(汗)。


 負けじとこっちも紫を確保。
これで同等のようだが、根本的な得点が紫と緑では差があるのだ(汗)。


 Sさんは青を中心に集め、茶色と緑と白を確保。
しかし青は最も得点が低いのだ(笑)。

 Mさんは色々バラエティ豊かに集めている。
これなら状況に応じて対応できるので、もしかしたら最も効率的なのかもしれない。

 てな感じで進み、ゲーム終了。
結果やはりと言うか、紫の枚数トップを維持したKさんが勝利した。
Kさん96、化夢宇留仁91、Mさん80、Sさん77
多分もっと妨害するべきだったのだろうが、全員初めてだったのでよく分からず、自分の好きなタイルを集めるので精一杯だったのだ(笑)。
でもこのゲームはそんな感じで楽しむのが一番かも。
 しかし1つ注意すべき点が。
このゲームは使用面積が広い。
おそらく3人以上では普通のコタツでプレイするのは難しいだろう。

 次は「ケルトタイル」。
これも化夢宇留仁の持ってきたプレゼント。
とにかく手軽に出来るゲームがあったら重宝かと思ったのだ。
 前にVALISさんと2人でやったが、4人でやるのは初めて。
手番にやることはタイルをめくって、確保するか、表向きで山に戻すかのどちらかという極めて単純なゲームだが、そこはクニッツァ先生、ちゃんとジレンマは用意されているのだ。


 とりあえず結果はSさんの連勝。
4人で対戦したケルトタイルの感想は「意外にきびしいゲーム」だった。
シンプルな分切り口も鋭いと言うか、一手のミスが致命的になるケースも多い。
相手のミスがそのまま自分の得になることも多いので、緊張感も高い。
とにかく気軽なゲームと言うことでプレゼントに選んだのだが、これが原因でT夫婦の関係にヒビが入らないことを祈ろう(笑)。

  1戦目 2戦目
Sさん 22 19
Mさん 8 14
Kさん 7 2
化夢宇留仁 -5 11

 
 次は「ドミニオン」+「陰謀」
T夫婦は「ドミニオン」を購入して腕を磨いていたので、化夢宇留仁は「陰謀」を持ち込んで初めてのカードで攪乱する作戦に出たのだ(笑)。
 カードはランダムで選んだ。
「木こり」「祝祭」「改築」「民兵」「書庫」「共謀者」「詐欺師」「執事」「中庭」「男爵」
ランダムで選んだにしてはバラエティに富んだバランスの取れた組み合わせになった。
化夢宇留仁の作戦は「詐欺師」で呪いをばらまいて混乱させつつ「祝祭」「執事」「中庭」で8金に到達して先行し、最後は例によって「改築」による金貨の「属州」取り替えで引き離す感じ。
しかし物事はそう簡単にはいかないのである(汗)。


 化夢宇留仁は早々に「詐欺師」を手に入れ、呪いの洗礼を与えたが、いち早くSさんが反応し、「詐欺師」を購入して呪いを返してくる。
呪い合戦になるが、化夢宇留仁の手札は巡りが悪く、なかなか「詐欺師」を繰り出せず、出してもSさんの山札からめくられたのは「屋敷」や「呪い」というケースが多く、大してダメージを与えられない。
結局「改築」作戦も実らず、終わってみれば・・・・・・
Sさん35、Mさん33、化夢宇留仁31
最下位(汗)
もうこのゲームでこの夫婦に勝てる気がしない(笑)。


 次は「カタン
前回ボコボコにされた(汗)ので、今回は絶対リベンジせねばならない。

 初期配置。
短縮ルールなので、最初から都市がある。
 緑の化夢宇留仁は1番をとったので、最初の都市は材木と粘土を確保しつつ、高確率(8)の小麦をキープ。
しかし流石に4人プレイの最終配置はきびしく、開拓地を置く場所は難しかった(カタンでは1番の人は最初に半分配置し、残りを最後に配置するのだ)。
結局3:1港と鉄と小麦を確保する場所に落ち着いた。8が出れば鉄と小麦が入るので、開拓地の都市化がしやすい配置である。
羊を収穫できないが、3:1港があればなんとかなるはず。
 赤のMさんは小麦以外を収穫でき、粘土と森が高確率なので、序盤にダッシュされる可能性がある。
 青のSさんは羊と鉄の確率が高い。
小麦も押さえているので、またチャンスカードをバリバリ買ってきそうである。
思えば先日もチャンスカードの嵐で負けたのだった(汗)。
 黄色のKさんは化夢宇留仁と同じく3:1港を押さえ、粘土の確率が高い。
しかし鉄が収穫できないのを気にしている。


 少し後。
化夢宇留仁は作戦通り都市化を推し進め、すでに勝利点6に達し、現状トップ。
羊も高確率で収穫できるようになっている。
 Mさんは道をのばす作戦。
そういえば毎回最長交易路にこだわっている。
しかし今回はKさんに逆転され、最長交易路を奪取されていた。

 化夢宇留仁は更に都市化を進めた上で、最大騎士力を手に入れれば勝利である。
しかしその後が地獄だった(汗)。
今回は初期配置の成功と、確率通りのサイの目によって、収穫が多かった。
なので手札に羊2枚以上、小麦2枚以上、鉄2枚以上などという、実に贅沢な状況が、なんと3回も訪れたのだ。
これだと手番が来ればチャンスカードを一気に2枚購入できる。
そんなことしたら最大騎士力などあっと言う間である。
しかし、確率通りのサイの目だと、7が1/6の確率で出てしまうのだ(汗)。
結果その手札は3回とも手番が回る前にバースト(泣)。



 勝利ポイント8に達してからも何度もチャンスがあったのに、全てバースト(泣)。
結局Sさんに勝利をさらわれたのだった(泣)。
Sさん10、化夢宇留仁8、Kさん7、Mさん5


 Sさんが翌日台湾出張(汗)ということで就寝。
残った3人で「魔女のスープ」をプレイすることに。
「魔女のスープ」は子供用のブラフゲームで、各プレイヤーはスープを作るのだが、誰が何色の魔女で、何色の鍋を使っていて、何色のキノコを入れようとしているのかは他のプレイヤーには分からない。


 ゲーム開始時の化夢宇留仁のついたて裏。
化夢宇留仁は緑の魔女だが、それは他のプレイヤーには分からない。
もちろん化夢宇留仁にもMさんとKさんの色は分からない。
またキノコも魔女と同じ色だけあるのだが、これも裏返しで混ぜて配られるので、だれが何色のキノコを何枚持っているのかは分からない。


 手番には細長い色サイコロを振って、出た色の鍋にスプーンでキノコを1つ裏返しにして入れる。
もし入れ終えるまでに他の魔女から「ハッチポッチ!」と言われると、キノコを表向きにして見せなければならない。
その時キノコが鍋と同じ色ならばキノコはそのまま鍋の中に入り、更に「ハッチポッチ」と言った人には手番プレイヤーからキノコが1つ押しつけられる。
鍋の色と違うキノコだったら、入れようとしていたキノコは手番プレイヤーが引き取り、更に「ハッチポッチ」と言った魔女のキノコを1つ押しつけられてしまう。
 最初に持っているキノコが全部無くなった魔女は、味をよくする魔法の調味料を自分の色の鍋に入れ、他の人の鍋のどれか1つに味を最悪にする塩壺を入れる権利を得る。
 最後にそれぞれが自分の鍋のキノコの数を数える。
色の合ったキノコは+1点。違う色のキノコは-1点である。

 トランプの「ダウト」のようなルールだが、以外に要素が複雑で、どういう風にすれば有利なのか分かりにくい。
もしかしたらその辺は、子供向けだから逆にはっきりしないようにしてあるのかもしれない。


 印象的だったのはMさんのスプーンさばきの素早さ。
「ハッチポッチ」と言おうかどうか迷う暇も与えてくれない(汗)。
 またKさんが鍋に入り損ねたキノコをなんとか入れようと、必死でスプーンを動かしているのが可愛くて爆笑。

 結果は緒戦が全員同点。2回目はKさん勝利。3回目はKさんとMさんが同点で、化夢宇留仁のみマイナス点で最下位だった(泣)。
まったく人の鍋に関係ないキノコを放り込みまくって・・・化夢宇留仁の鍋はゴミ箱か(汗)。

  1戦目 2戦目 3戦目
Mさん 3 4 1
Kさん 3 1 1
化夢宇留仁 3 3 -3

 ちうわけでバースディパーティー1日目(意味不明/汗)が終了した。
化夢宇留仁の勝率0割(汗)。

20100423

 

 


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