2013年2月17日
第29回月例ボドゲ会

 
 今回はSRさんは翻訳の仕事があり、化夢宇留仁とcerberus氏とOK氏の3人ということになった。
 早速始めたのは「カルカソンヌ」で、今回は拡張セットの「王女とドラゴン」を使ってみた。


 早速ドラゴン登場。
でかい(汗)
王女とドラゴン」はリンク先を見てみれば分かるが、「カルカソンヌ」のゲーム感を根底から覆すような拡張で、ひたすらバイオレンスな展開になる。
とりあえずドラゴンに踏みつぶされたら配下コマは戻されてしまう。
ってかドラゴンの隣の赤コマは化夢宇留仁のコマである(汗)
ちなみにcerberus氏が黒、OK氏がグレー。


 とか言ってる内に吹っ飛ばされた(泣)
この後も化夢宇留仁はタイルの引きが悪く、ひたすらコマを置いては吹っ飛ばされるのの繰り返し(汗)
対して黒のcerberus氏は実に調子よく、ドラゴンを動かしつつ、高得点をゲットしまくり(汗)
グレーのOK氏もそれに続く。



 でかい街が完成!大量得点〜〜〜〜♪
と、思いきや


 化夢宇留仁は吹っ飛ばされてcerberus氏だけ得点(泣)

 終盤の得点ボード。
グレーのOK氏が1位で赤の化夢宇留仁が2位?
いや。
トップは黒のcerberus氏で、化夢宇留仁が周回遅れになりかかっているのだ(汗)
しかも終盤は置くコマも無くなってなにも出来ない始末(泣)



 終了・・・。
cerberus氏110、OK氏85、化夢宇留仁60
 なんとか周回遅れは免れたものの、追いつかれてる(笑)
「王女とドラゴン」だが、予想通り元々のカルカソンヌとは大きく異なるゲームになっていた。
とにかく攻撃的なのは勿論だが、結果を見れば分かる通り、得点差も大きく開きやすい。
しかし通常のカルカソンヌには無い盛り上がり方をするのも確かなので、機会があったら一度プレイしてみるのもいいかも。


 次はせっかく野郎3人なので、男の子っぽくてそこそこヘビィなゲームと言うことで「ルーンバウンド 第2版」を提案。
実は前々からソロプレイを何度かしたりして結構好きで、ず〜〜〜〜っと対人戦をやってみたいと思っていたのだ。


 このみるからに男の子向けなコンポーネント♪
いいねえ(笑)
ちなみに今回のルールは化夢宇留仁の考案のサクサクルールでプレイした。
サクサクルールはリンク先の下にあります。


 今回使用したキャラクター。
手前が化夢宇留仁の担当で、「ルーンの魔女アスタラ」
生命力4、スタミナ4、射撃2/1、近接1/1、魔法4/2に加えて戦闘前に1疲労を受けることで魔法試練14を行い、成功すれば敵に1ダメージを与えられる。
スキルは<ジャンプ+2><水泳+2>
とにかく魔法が強力なので、ぜひ射撃と近接攻撃が得意な仲間を手に入れたいところ。
 奥の方のハゲ頭はcerberus氏の担当の「魔法戦士イェーズ」
生命力5、スタミナ4、射撃2/1、近接3/1、魔法4/2
<侵入+2>
特殊技能は近接攻撃か魔法攻撃が成功した後、疲労2を消費して追加ダメージ1を与えることができるというもの。
ゲーム中最強を噂されているキャラクターで、魔法がメインだが近接戦闘もそこそこ強く、なにより特殊能力が疲労2さえ消費すれば判定無しで追加ダメージを与えられるというのが強い。
 最後の派手な爺さんがOK氏の「狂人カルソス」
生命力5、スタミナ3、射撃0/1、近接3/1、魔法4/2
<ジャンプ+2><抵抗+2><細工+2>
特殊技能は戦闘前にHP1を消費し、魔法試練14に成功すれば2ダメージを与えることができる。
 この爺さんは少々テクニカルなキャラクターで、とにかくゲーム開始直後はつらい。
魔法は強いが射撃が弱すぎるのでダメージを受けやすく、頼みの特殊能力も生命力を消費するので、とにかく無傷ではいられない。
傷を治そうと思えばお金がいるしで、序盤に死ぬとなかなか苦しいことになる上にその序盤に最も死にやすいのだ。
その代わり回復魔法を手に入れて魔法スキルを上げれば実に強力で、先制攻撃の2ダメージが効いてきて後半は無双状態になる。
なかなか手応えのあるキャラクターである。


 序盤はみんな好き勝手にイベントをめくってうろうろ。
化夢宇留仁は調子よくレベルを上げて、1ダメージを無効にする皮鎧といざというときに魔法の命中率を上げてくれる黄金の髑髏を手に入れている。
お金も4あれば序盤ならまあまあである。

 一方カルソスは危機に陥っていた。
緑のイベント「野放しの暗殺者」に先制攻撃を受け、なんとか魔法で反撃するも、「野放しの暗殺者」はHPが3あって一撃で倒せなかった。
次のターンからは16/2の射撃と11/1の近接攻撃が。
気合いを込めて振った魔法ダイスは切なくも相手の防御を敗れず、更に傷を深めるカルソス。
そして最後のダイスも空を切った。

 ちうわけでカルソスは気絶(笑)
その後もとにかくOK氏のサイの目が悪く、死にまくっていた(汗)。
 その後イベントカードで「英雄急募!」のイベントが発生。
最初にタマリアの街に着いた者に最低2枚のアイテムもしくは仲間カードから好きなカードを1枚無料でもらえるというイベントだが、最も優勢で最もタマリアから遠いところにいたイェーズが獲得した(汗)


 一方アスタラは順調にレベルを上げ、イベントもこなして強力な魔法も手に入れていた。
そろそろ黄色や青のイベントに挑戦してもよさそう。

 一方カルソスはまたしても死亡していた(笑)。
どうにもこうにもサイの目が悪すぎる。
この日のOK氏はとことんついていなかった。

 とうとう見限られるカルソス(笑)。
確かに序盤厳しいカルソスでサイの目が悪いときつい。
 新たなOK氏のキャラクターは「影のボグラン」
生命力5、スタミナ3、射撃3/2、接近1/1、魔法3/1
<潜伏+2><侵入+2><細工+2>
能力からするとどうやら忍者系のようだが、見た目は全然そんなことない(笑)

 4レベルになったアルスラは仲間に「ドワーフの遊撃兵」を迎え入れた。
生命力3、スタミナ0、射撃1/1、接近2/1、魔法0/1
とても弱い(笑)
と言うのもゲームに登場する仲間の中で2番目に雇う時の価格が安いキャラクターなのだ(笑)
しかしアルスラは魔法に力を入れているので、接近戦で盾になってくれればどんなに弱い仲間でも大いに役に立つのだ♪


 同じく4レベルのイェーズは、仲間はいないがダメージを2まで軽減する「チェインメイル」、1ラウンドに2回攻撃できる「崇敬の杖」、そして魔法の命中率に+4、ダメージに+1する魔法「貴き捧げ物」を手に入れていた。
イェーズは魔法がメインではあるが他の戦闘方法も決して弱くないので、「崇敬の杖」は非常に強力な武器になる。
これなら仲間がいなくても充分戦えるだろう。


 レベル1からやりなおしのボグランも好調で、すでにレベルは3。
1度だけダメージを2軽減できる「ウェステリアンの盾」を装備し、仲間も「"名誉の剣"士党員」「グリフォンの放浪者」の2人を従えている。
仲間は2人とも弱いが、いるだけで大きなメリットがあるのでチームとしては充分に強力である。
しかしここでOK氏が時間切れになってしまい、ボグランは途中退場となってしまった。


 あとは残ったイェーズとアスタラがしのぎを削る展開に。



  アスタラはその後強力な仲間を得てレベルも上がり、とうとう赤のイベントにも挑戦。
見事「ドラゴンロード ドロクソア」を倒した。
更にアスタラはドラゴンロードを倒し、あと1人のドラゴンロードを倒せば勝利という展開。
一方イェーズはアスタラの後から赤のイベントに挑んだこともあり、倒したドラゴンロードの数で一歩遅れていた。
次の赤のイベントにたどり着けば、アスタラの勝利はほぼ間違いない。
ダイスを振ると、果たしてギリギリ次のイベントにたどり着いた・・・と思いきや、仲間に負傷者がいるのでダイスの数が足らなかった(汗)
そしてイェーズが赤のイベントに。
まだイェーズの倒しているドラゴンロードは1人だけなので、ここで勝たれてもまだ終わらない。



 ところがイェーズの探り当てたイベントはラスボス「ドラゴン・ハイロード マーガス」だった。
こいつを倒されるとイェーズの勝利確定である。
あとはイェーズが負けるのを祈るしかないが・・・・・
 イェーズは戦闘前に怪しいルーンを取り出した。
「死の手ざわり」
魔法攻撃を行い、スタミナを消費した分だけダメージを与える。
そして「貴き貢物」
魔法命中に+4、ダメージに+1
結果命中自動成功&ダメージ8
マーガス即死(汗)
なんじゃそら〜〜〜〜〜〜〜(汗)!!!???

 かくして「ルーンバウンド」はイェーズを操るcerberus氏の勝利で終わった。
しかし面白かった。
今の目で見るとやはりゲームシステムやらバランスやらに色々問題はあるものの、まさに王道冒険ファンタジーと言える雰囲気が最高。
またぜひプレイしたい。拡張セットも。
 ところで今回のプレイで、やはり冒頭で気絶すると少々持ち直すのがしんどいという面が目立った。
そこでレベルアップのルールをもう少々変更してみることにする。
修正内容はこのリンク先に。

20131208



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ボードゲーム天国