Nikon NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
ニコンZマウントの看板ズームレンズ。
化夢宇留仁はZfcとZ9は少なくともしらばくはFマウントレンズでしのいでいくつもりだったのだが、望遠レンズはアダプターをつけてちょっとくらい大きくなっても(元から大きいので)気にならないが、標準域のレンズがアダプターのせいでごつくなるのはどうも釈然とせず、手軽なズームレンズを探しはじめた。
そんなときに正月に実家に帰るついでに鳥羽水族館に行こうと思い立ち、水族館で活躍できるレンズという条件が追加された。
その条件でいろいろと探してみた結果、F2.8レンズはでかいし、広角側が28mm始まりが多くて単焦点の28mmF2.8とかぶってしまう。
そこで24mm始まりで探してみると、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8、NIKKOR Z 24-70mmF4 S、Nikon NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRそして本レンズがでてきたが、F2.8の大三元は24mm始まりだが30万くらいするし(汗)、重さも805gもあるので却下。
そもそも明るいレンズを明るいままでで書いたように、フルサイズで明るすぎるレンズは水族館では開放では使いにくく、下手をすると金と重量の無駄になりかねないのだ。
NIKKOR Z 24-70mmF4 Sは11万くらいで評判も悪くないが、その後に出た本レンズが全ての要素で上位互換というレビューを見たのと、やはりもう少し望遠も欲しいと思って却下。
最後まで悩んだのはNikon NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRだが、やはり本レンズと比べると画質で大きな差があるとのことで、最終的に却下された。
ちうわけで初めてSラインのレンズを購入したわけだが、なるほどこれは評判通りの高性能レンズだった。
どの焦点距離でも非常にシャープでボケも変なクセがなくて実になだらかでAFも速く、すごく寄れてプチマクロレンズとしても使用可能。
しかし手ぶれ補正なしで、まあまあでっかくて630gある(汗)
なんだか当初のアダプター無しで小型の手軽なズームレンズという条件が無視されたような気がするが(汗)、まあZ9を使った時点で手軽じゃないし、まあいいか(笑)
Zfcで使ったときのことはあとで考えるということで(汗)
ちなみに例によってデザインは化夢宇留仁の好みではない(汗)
DXフォーマットにつけると焦点距離が36〜180mmとなるが、まあまあ中途半端な数字なのでほぼZ9専用かも。
やたらとリングが多く、変なスイッチもついているが、リングはズームリング、フォーカスリングと、コントロールリングといっていろいろな機能を割り当てられるものだが、試しに絞りを設定してみたら回転に対してあまりにも大きく絞り値が変化するのでびびった(汗)
ボタンの方も好きな機能が割り当てられるもので、AFエリアやAF方式の変更に設定してみたつもりが現状ではどこかを間違っているらしくうまく機能しない(汗)
ま、いっか(汗)
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの得意なところ・いいところ
●極めて高画質
●AF速い
●最大撮影倍率0.39
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの苦手なところ・悪いところ
●妙にでかい(汗)
●手ぶれ補正なし
●まあまあ高い
作例(ライトルームによる編集済)
ドラゴン フンボルト ウツボ 伊勢海老 お〜い たぬき 神社 木陰の道 マクロっぽい ボケ具合 狛犬 木と電線 焼き牡蠣 今すぐ代われ!
正月に鳥羽水族館に行ってきたのだが、前から感じていたが今回顕著に感じたのが、「でっかいカメラのモーゼ効果」で、特になにも言わずに順番を待っていたり、後ろの方から撮影していたりすると、周りが勝手にのいてくれて道を開けてくれる(笑)
この効果はスマホでは皆無で、カメラらしいカメラででっかければでっかいほど大きい。
こういう効果も考えれば、今回の予定より大きなレンズを購入してしまったというのも帳消しにできているかもしれない(笑)
で、評判通りの高性能レンズだが、価格コムとかのレビューを見ていると「コスパ最高」とか「価格の割に高性能」とか山程書かれているが、割引無しだと15万くらいする(汗)。
生きていくのに全く必要ない物が15万でコスパ最高と言われるって、メーカーがこつこつと「価値」を築いてきた成果ですごいなあと思うと同時に、みんな狂ってるなあとも思う(笑)。
20250106
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