TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) 

 ニコンFマウント用交換レンズ。
画像はNikon D750につけた状態。
タムロンの90mmマクロといえば一部で有名なシリーズで、1979年に初代が発売され、その後もリニューアルを繰り返している。
本レンズはその10代目で、デザインや機能が一新されたモデルである。

 一般的にマクロレンズと言うと接写専門のようなイメージがあるが、レンズ交換式カメラ用のレンズの場合は接写が得意なのは確かだが、普通のレンズのように遠景も撮れる。
タムロンの本シリーズは柔らかいボケ具合からポートレート用レンズとしても名を馳せてきたのだ。



 このレンズのボケは非常に特徴的で、柔らかい上になんだか溶けているような奇妙な印象を受ける。
ピントが合っているところもシャープという印象ではないが、非常に精細な写りをする。
化夢宇留仁は物撮りや水族館などでよく利用しているが、一見しただけでこのレンズとわかる写りが面白い。
DXフォーマットにつけると135mmとなって、まあまあ本格的な望遠域に突入する。

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) の得意なところ・いいところ
●独特のボケが味わい深い
●ピントが合ったところは非常に精細な写り
●手ぶれ補正機能有り

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) の苦手なところ・悪いところ
●少々でかくて重く(600g)、気楽に持ち歩くのは少しきつい
●デザインは悪くないがニコン機にはあまり合っていない気がする
●AFは速くない

作例(ライトルームによる編集済)
ちっちゃいフィギュアのアップ クリオネ 花?  ヨダレカケ 巨大魚 ディテールすごすぎ魚

 性能的には文句なしだが、やはり少しでかくて重すぎで、気楽に持ち出すというわけにはいかないのが残念。
デザインは化夢宇留仁の好みじゃない(笑)

20240923


Nikon AF-S 24-85mm 1:3.5-4.5G ED カメラ道楽 ライトルーム

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