2007年8月4日〜上海〜拙政園〜ホテル
バスの車窓は次第に都会のそれとなり、巨大な高層ビル郡が。
どれもこれもへんてこなデザインで、しかも建設中のものがやたらに多い。
遠くにかすんでいるのは、日本刀のようだとブーイングを浴びまくったやつだ。
名前もなんちゃらヒルズとか言ってもめてたんじゃなかったっけ?
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しかしバスは上海を通り越し、蘇州へ。
位置関係がさっぱり分からないが、三国志で言えば呉の国だそうな(笑)。
着いたのは世界遺産の拙政園。
要するに金持ちの作った別荘みたいなもの。
なんと言うか、池にハスの花が咲いていて風流そうな眺めだが、なぜか全然風流に感じない。
涼しそうに見えて実は猛暑というのもあるだろうが、やはり日本独特の間の使い方とかが無いのが大きいような気がする。
どうせ名所旧跡に行くなら、もっと古びたまんまで半壊状態のようなのがいいな。
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その後ホテルへ移動。
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左手に見えてくる城壁のようなものものしい壁。しかも視界一杯続いている。
超巨大ラブホテル???
ところがこれが今夜泊まるホテル・シェラトンなのだった(汗)。
なんと五つ星ホテルで、社長の太っ腹に乾杯。
それにしても異様な建築で、とにかくひたすらでっかく、構造は滅茶苦茶(汗)。
左上の画像の斜めの線は車の乗り入れ用の坂なのだが、これが恐ろしく急な上に高く、下から見るとほとんどピラミッド(汗)。
右上が1階正面玄関。
左下は3階のロビー。吹き抜けになっていて、今にも若い頃のジャッキー・チェンが飛び降りてきそう。
右下は通路からの眺め。なにがなにやらよく分からない(汗)。
しかし案内地図はわけが分からない上に、化夢宇留仁の泊まる部屋の番号はなぜか書かれていなかったり、2階の部屋に行くのにいったん3階のロビーに上がってから降りなければならなかったり、通路は狭い上に複雑に折れ曲がって完全に迷路状態だしで、快適とはまた違う場所のような(汗)。
化夢宇留仁的には面白いからいいのだが。
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さて、中国では生水は飲めないので、各自にミネラルウォーターが1本ずつサービスでついている。
部屋を見てみれば、エビアンの大きめボトルが。
中国に来てフランスの水というのもどうかというところだが、まあよかよかと思ったのだが・・・・
よく見るとプライス60元とか書いてある。
サービスのボトルにプライスカード???
しかも60元と言ったら日本円(1元17円換算)で1020円(汗)!
あとでよく調べてみたら、バスルームにしょぼい中国製のミネラルウォーターの小さなボトルが置いてあった。
いきなりこんなトラップをかましてくるとは、流石は五つ星ホテル(汗)。
それにしてもこのホテルの飲食の価格はキチガイじみている。
ルームサービスの日本式朝ご飯(白米、鮭の塩焼き、味噌汁、漬け物、日本茶)が128元(2176円/汗!)
すでにセットに入っている物以外のホテルの物は一切口にすまいと心に決めるのだった(笑)。
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ちうわけで、同室のOさんと外に飲み物の補充に出る。
バスでガイドさんも話していたが、中国の交通ルールは日本と大きく違う。
基本的に車優先で、歩行者がいようが道の真ん中に立ちつくしていようが、信号が赤だろうが、車は止まらないのだ(汗)。
そもそもその信号もほとんど見あたらず、たまに書かれている横断歩道もほとんど意味なし。
命がけで道を渡ってコンビニに行くが、化夢宇留仁がここに住んでいたら1週間以内には事故死しそう(汗)。
そう思っている内に、商店の前にいた小さな男の子がいきなり車道にダッシュ。気付いた母親が血相を変えて追いかけ、車道に出るギリギリのところで捕まえていたが、ほんとに危なかった(汗)。 |
日が暮れて、夕食会に向かう。
社員旅行なのだが、人数の関係で2班に分かれており、化夢宇留仁は2班。
1班はすでに中国入りして3日目で、今夜が唯一全員揃う機会なのだ。
出発時、ホテルの威容をムービー撮影。
でかすぎて普通に撮ったのでは全然フレームに収まらないのだ(汗)。
でかすぎるシェラトンホテル(WMV/音声有り)
で、道中気になったのが人が住むように作られたであろう建物の窓の暗さ。
いくらなんでも明かりの点いていない窓が多すぎる。
ガイドさんによると開発中でまだ入居者が少ないのだという話だったが、それにしても多すぎるように思う。
上海開発大丈夫か???
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夕食会はまた違うホテルの大宴会場で。
シェラトンでやらなかったのは、流石に高すぎたのではなかろうか。なにしろエビアン1000円である(笑)。
内容はいかにもな中華コースで、くるくる回るテーブルに次々に運ばれてくる。
味はまあまあ。しかしチャーハンは流石に旨かった。
1班のメンバーに入っていた主任に、この後のディナーも全部こんな感じだと聞かされて少しブルーに(笑)。
宴会中はカメラマンになってしまい、メンバーの写真を撮りまくり。
この旅行でやっと最近買ったデジカメ(SONYサイバーショットT100)も仕事用ではなくなったと思っていたのに、結局バリバリの仕事用に(汗)。
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ホテルに帰ってあとは寝るだけとなり、シャワーを浴びてさっぱりしてからロビーへ。
部屋が禁煙だったので、こんなところでゲームブック(笑)。
窓の外の景色はわけが分からず、見上げれば異様な天井。
ブレナン先生の世界にも彩りが増そうというものである(笑)。
そうして1日目の夜は更けていったのだった・・・・・・。
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