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妖術使い


マスター 下ではねずみ色のローブをまとった老人がおやじに指を突きつけています。
「あ、こいつだ!間違いありません!」とラギンズ。
物音と、その声に老人もこっちに気付きます。
アル 階段を下りつつ見物
スリフ 手短なものを投げつける。
マスター 手近なもの・・・・酒瓶ですかね。
スリフ では、リアリースローイング 酒瓶ということで。
マスター 技術点ロール。スリフさん。
スリフ はい.
2D6 10
スリフ ぎりぎりの成功です。
マスター 酒瓶は老人の頭にあたって割れます。少し残っていた中身もぶちまけられます。一斉に酒場の客たちが盛り上がります。
お客たち 「いいぞー♪」
マスター 老人は頭を抑えて、後ずさり、宿屋の入り口近くへ。「貴様ら!アズールの手のものか!?ぬかったわ!」
スリフ 喚声に答えつつ、「出番だ!! ラッキー。」と位置移動。
「みなさん、聞きましたね」>酒場の連中
マスター 老人なにやらブツブツ言いながら後ずさり。
さて、全員の位置を確認します。
ラッキー 「オレっち損な役回り」と言いつつ、突進。
スリフ 階段の降り口のすぐそばですね。
アル その後ろですね。
マスター 先頭きって、階段を下りたのが、ラッキー。降り口のそばにスリフ。まだ階段に載っているアル。その後ろにラギンズ。
スリフ そうなりますね。
マスター 階段の降り口は店の奥にあるので、入り口までは約12メートル離れています。
老人は出口の前。
ちなみに店のおやじは横にあるカウンターの中。呆然としています。
客は丸テーブルについています。10人弱います。
スリフ 「親父、頼みがあるんだけど・・・」
マスター
ラッキー、突進ということですが、剣を抜いて切りかかるんですか?
ラッキー いえ、非武装のまま丸テーブルの間をジグザグに抜けて殺到します。
マスター 了解。ではおやじがスリフに何か答える前に、異変が起こります。
ラッキー ↑剣は腰に吊してあるけど、抜いていないという意味。
マスター 了解<剣
周りの椅子や空いているテーブルが、また人が座っているものまで、空中に浮き上がり、竜巻のように回転を始めます。
ラッキー 「うわっ! まじないだ!」と怖じ気づく。
マスター 客が悲鳴をあげて吹っ飛ばされています。
壁やなんかにあたって、椅子とかは壊れてゆきます。
コップとか皿とかも混じってます。
おやじ 「うわ〜!わしの店がぁ〜!!!!」
スリフ しがみ付ける物にしがみつく
マスター 特に風が吹いているわけではないのに、飛び回っています。
スリフ もし移動可能なら2階へと移動します。
アル 「あぶねぇ!!」
無理でしょう、おっちゃんが一番上だから<移動
スリフ ああっ、ドワーフって嫌い^^;
妖術使い 「思い知るがいい!おろかな愚民ども!」
マスター 移動は可能です。ラッキーは椅子をよけるのに技術点ロールが必要です。
ラギンズは見とれてます。
ラッキー あい。
2D6 6 (ラッキーの技術点8以下なので、成功)
ラッキー 「おっと危ねぇ!」
成功
スリフ 可能なら二階へと急ぎます。
マスター 全員階段を上りますか?
ラッキー いや、老人に飛びかかる。
スリフ 「ラッキーはエンゲージしてくれ」と叫びます。
マスター 飛び掛ろうとしたラッキー、その前に飛び込んできた丸テーブルにふさがれます。
ラッキー 「おっと!」
マスター ラッキーには近くてよく分かりませんが、他の人には椅子やテーブルその他が一気に人の形に集まったのを目撃しました。
天井に届いて中腰になっている人の形になっています。
ラッキーも跳び退って、それを見ることが出来ました。
スリフ 「二階からでて殴ったほうが、早そうだぜ。」>アル
アル そのまま見てます。
ラッキー 「なんだ、こいつぁ……」
マスター 人型の後ろにいすとテーブルの間からこっちを見ている老人の姿も確認できます。
ラッキー 「やい、まじない師。いったい何を企んでる!?」
妖術使い 「おどろいたか!?これこそがわが秘術!海賊船用に用意したものじゃが、こういう風にも使えるのじゃよ!」訳のわからんことを言っています。
スリフ こそこそと二階へ・・・「ええい、どけぃ、ドワーフ(笑)」
マスター 慌てて押されるように階段を上るラギンズ。「魔術だ〜!!!」
スリフ 「見りゃわかるだろ。とにかく上に行け。」>ラギンズ
アル 「ラッキー!」
妖術使い 「貴様らゴミのような存在に語る口はない!」
ラッキー 出口と階段、どっちが近い?
マスター 人型が腕(らしき部分)を振り上げます。
出口の方が近いですが、老人と人型が立ちふさがっています。
ラッキー じゃ、下がるしかないか。後退します。
マスター 人型が腕を振り下ろしました。
ラッキー技術点ロール(さいの目+1)
ラッキー あ痛(^^;)!
「ナムサン!」
2D6+1 10 (ラッキーの技術点8より大きいので、失敗)
ラッキー ダメ
マスター 腕はラッキーに直撃!破片が飛び散り、そのまま床をたたいて更に床まで破れちゃいます。
ラッキー、3のダメージ。
ラッキー 「ぐふっ!」
マスター テーブルと椅子で同時にどつかれた感じです。(そのまんまや)
スリフ 「いそげ〜っ。魔術師を攻撃しないことには・・・」
妖術使い 「ははははははははは」老人高笑い。
ラッキー 「突っ込める状況じゃねーよー(T_T)!!」
アル 飛び出してラッキーの襟首掴んで引き戻そうと試みる
マスター アルがスリフと入れ違いに飛び出します。
腕は衝撃でばらばらになりましたが、破片は空中で回転してまた腕の形になり始めます。
ラッキー 「うぇっ、これだからまじないってイヤなんだよ〜(T_T)」
妖術使い 老人更に高笑い。「がははははははは、ごほっ」でもちょっとむせたりして。
マスター アルはラッキーにたどり着きました。
アル 「メシくらいゆっくり食いたいね、切実に。」
スリフ 「おまえら持ってきた話だからな」>アル
マスター 人型はもう一度腕を振り上げます。
アル 「大丈夫か?」
妖術使い 「なぎ払え!」
ブーン!
ラッキー 「しゃがめ!」
アル 「んなこたイイから早く!」
マスター 二人とも技術点ロール!今度は普通で。
2D6
ラッキー
10 (ラッキーの技術点8より大きいので、失敗)
ラッキー 再び失敗
2D6
アル
4 (アルの技術点12以下なので、成功)
アル 自分だけよけてしまった(笑)
ラッキー ではアルが引き寄せていたので、ラッキーはかすったぐらいですみます。
でも1ダメージ。 ふたりとも階段のほうへ少し吹っ飛ばされました。
再び破片が飛び散ります。
アル 「こえぇぇぇぇぇ」
おやじ 「やめてくれ〜!!!」
ラッキー 「くそったれ! まだ死ぬには早ぇよ、オレっち!」
マスター おやじの声にそっちを振り向く老人。
妖術使い 「きさま!そうだ!まず血祭りにあげるのは貴様からだ!」
ラッキー 「今だ!」と巨人の股間をくぐって抜刀突撃!
マスター 人型がおやじの方を向きます。
アル ナイス!
魔術師に組みつく
スリフ こりゃ出番ないかも・・・(T_T)
おやじ 「そんな!そもそもあんたが宿代払わないのが・・・」そこまで言って、人型のパンチがおやじに激突。
ラッキー 「可哀想に……(^^;)」
マスター カウンターの中で、ボトルが飛び散り、派手なことになっています。
アル 「南無・・・・」
マスター 人型はでかいので、アルさん技術点ロール(さいの目+2)が必要です。
2D6+2 9 (アルの技術点12以下なので、成功)
アル よゆーよゆー
マスター カウンターの中では壁にあった棚まで倒れてきておやじに直撃しているようです。
ドガシャ〜ン!!
アル うわーーー
ラッキー 私は?
マスター アルは老人に組み付きました。
妖術使い 「な、なにをする!?無礼者!!!」
アル 裸締めにしちゃいましょう
スリフ 私は2階についたぐらいかな?
マスター はい。スリフさんとラギンズは2階につきました。
スリフ では、雨どいをつたって窓から1階へ。
ロギンズ 「うわー、どこ行くんですか〜?」
スリフ 「あのじじい、殴りにね。」ラギンズ
マスター 老人がブツブツ言うと、人型が振り返ります。
アル 老人を盾にします(笑)
ラッキー 私は?>master
マスター すみません。ラッキーさんの書き込みを見逃してました。
では同じく技術点ロールを。(さいの目+2)でも同じ条件で幸運ロールでもいいです。
ラッキー そっちのがまし(^^;)。>幸運
2D6+2 8 (その時点でのラッキーの運点11以下なので、成功)
ラッキー 成功
マスター では股間をすり抜けました。そのまま攻撃?>ラッキー
ラッキー yes
マスター ではアルが組み付いたのと同時くらいにラッキーの攻撃が。
攻撃力をどうぞ。
アル 切らないでね
ラッキー 「くたばれ、まじない師!」
2D6+8 13
マスター アルが羽交い絞めにして、人型が振り返ったあたりでラッキーの剣が老人を袈裟懸けにします。
「うっぎゃ〜!!!!」雨どいを伝って地上に降りたスリフの耳に老人の悲鳴が聞こえます。
スリフ 独り言「あぁあ、間に合わなかったか・・・」
アル おいしい、ラッキー(笑)
スリフ 「殺してどうすんだか・・・」
マスター 人型を形作っていたいろいろなものの破片が、いきなり空中で糸が切れたかのように振ってきます。
危険です。
スリフ こいつはラッキー(笑)
アル そのまま外へ
マスター ここにいる人は技術点ロール。
2D6
アル
5 (余裕で成功)
ラッキー 「アウチ!」
2D6
ラッキー
12 (大失敗・・・)
ラッキー 失敗
マスター またラッキー命中(汗汗)。ダメージ1
ラッキー 体力がかなり減ったけど、まだ大丈夫。
マスター アルは外に逃げ出しました。スリフがいます。
スリフ 「終わったようだね。」>アル
マスター ラッキーはどうしますか?
ラッキー 老人が死んでしまったかどうか確認。
アル ぱしぱし
ラッキー 死んでいれば諦めるし、生きていればラッキ〜(^^)。
マスター 見るとうつぶせに倒れている老人、まだ息があるようで、ブツブツつぶやいています。
ラッキー 「お、こいつまだ息があるぜ」
アル 口に何か詰めちゃえ。
スリフ 「猿轡して治療かな」
ラッキー 「いいね、それ」
マスター 周りの破片が彼の周りに近寄りつつあります。
スリフ 木片口に突っ込んでやります。
アル ラッキーもかなりヤバ気だけど?
ラッキー 「オレっち? まだ大丈夫だよ」どんと胸を叩き「あたたたた……(x_x)」
マスター 見る間に小さな破片が集まって、5cmくらいの人型が10体くらい出来上がります。
ラッキー 「お? なんじゃこのチビチンどもは?」
スリフ 今度は戦うか・・・
アル 踏み潰す
スリフ 「ラッキー、ジジイを頼む。」 前に出ます。
マスター そこで木片を口に突っ込まれます。小人型は彼に取りすがろうとしていましたが、途中で破片に戻っちゃいました。
スリフ あ、成功(笑)
マスター 老人もがもが言ってます。
アル 「縫い付けちゃおうか」(-_-)
スリフ 「鬼だね」>アル
「無理すんなよ。」 
ラッキーから治療
マスター 老人は重症です。ほおっておいたら死ぬでしょう。
ラッキー 「いやいや、爺から頼む。オレっちは店の親爺を看てくる」
アル 死んでんじゃないか?(汗)
スリフ 「わかった」 じじいの口にきたねえ雑巾で猿轡してから治療。
マスター 階上からそ〜っとラギンズが降りてきます。
「大丈夫ですか〜」とラギンズ。
アル 「みんな生きてるよ」
ラッキー 「おおい、親爺さん生きてるかい?」
マスター 店のおやじは割れたボトルとカップと棚とさっき渡した金貨にうずもれていますが、生きてはいるようです。
アル スゲー生命力だ
スリフ 「全くだ・・・」
ラッキー 「ブラックサンド人の根性を舐めんなよ(^^)」>アル
「しっかりしろよ、親爺さん。あんたは大事な生き証人なんだからさ」と言って引っぱり出す。
マスター 全身打撲。おやじはほおっておいても大丈夫そうです。
「う〜、何で私がこんな目に・・・・」とおやじ。
アル 「なんでって、趣味の悪さがすべての原因だよなぁ」(ぼそり)
スリフ 「おれは親父さんが正しいと思うけどなぁ。」
「この騒ぎを聞きつけて、衛兵がくるだろうな。」
マスター 周りには客がみんなズタボロになって倒れています。うめいてたり、おきあがろうとしていたり。
スリフ 「あとは衛兵隊長に引き渡すだけだが・・・」
アル 「あいつに?(苦笑)」
マスター 老人の治療、スリフは技術点ロール。さいの目+3で。
2D6+3 13 (スリフの技術点10より大きいので、失敗)
スリフ 失敗です。
マスター ダメですねぇ。死にそうです。
スリフ 薬を投入します。
マスター 見ていたラギンズが、「私にやらせてみてください。」
スリフ 「え、やってみて。」>ラギンズ
ロギンズ と近寄って慣れた手つきで傷を見・・・ます(笑)。
2D6+3 10 (どうやら成功したらしい)
ロギンズ 自信なさそうですが(笑)、一応治療したようです。
「これで血は止まったみたいです。」
ラッキー ラギンズより弱いオレっち……シクシク(T_T)
↑技術点
マスター ラギンズは鍵と治療は特別ルールです。
スリフ ラギンズは技能を持っている^^;
ラッキー 「このまじない師の口走った台詞と、ヤツをやっつけるためにオレっちらがとった行動。それとラギンズ旦那の証言と売上伝票があれば、なんとか事件解決かな?第三者として店の親爺の証言も必要だけどな」
スリフ 「だな。あの衛兵隊長がベストだよ。丸め込みやすいしな。」
アル 「トロール嫌いなんだよなぁ」
ロギンズ 「それより副隊長の方が話が分かるのでは?ドッヂはキチガイですよ。」
ラッキー 「あー、あの小賢しいマンオークなら話を理解できる頭を持ってそうだよな」
スリフ 「でもなぁ。副隊長に嫌われたっぽいしなぁ。」
マスター しかし衛兵が来る気配はないですね〜
ラッキー 「ありゃ〜?」
スリフ 「なにかあったのか?」
マスター 通報しようにも、出来る人みんなここで倒れてるし、周りの建物にいる人はごたごたに巻き込まれたくないのでしょう。
ラッキー 「しょうがない。あの副隊長さんを呼びに行って来るか」
マスター 行きますか?
ラッキー おっとその前に「旦那、例のからくりの売上伝票は保管されてるのかい?」
ロギンズ 「はい。店にあるはずです。」
ラッキー 「んじゃ大丈夫だね。ちょっと行って来るよ」
アル 「んじゃ、俺はココに残ってこのジジイ見張っとくよ。」
怪我人を走らせるオニチクな我々
スリフ 「じゃあ、俺も行くか? 途中であったときの為に。」
ラッキー 「あー……アルと一緒に現場と証人の確保していた方が良くないか? それともオレっちが残るか?」
スリフ 「ごまかしきれるか? 面割れてるかもしれないしな。一番まずそうなのは、途中であの連中にあってドワーフ捕縛で終わった場合なんだよな。じゃ、俺とドワーフがベストだろう。行ってくるよ。」
アル 「頼むよ」
スリフ 「OK」
ラッキー 「ほいよ。任せた」
マスター ラギンズもつれてゆくのですか?
スリフ 「じゃ、行ってくる。ラギンズさん行きましょうか?」 場所知らないんで・・・
アル おっさんおいといた方がイイかも。
いらん魚がかかりそう
スリフ じゃあ、地図と鍵をもらいましょう。
ラッキー 「旦那は残ってもらった方がいいと思うな。誤認逮捕の危険性も減るし」
スリフ 「じゃあそうしよう。」 ひとりででかける。
ラッキー 「それがいい」
「旦那ぁ、オレっち骨が折れたかもぉ(T_T)」
マスター

どれどれ・・・という感じで、ラギンズはラッキーを見ます。

スリフは見当をつけて、宮殿近くの衛兵詰め所に行くと、入り口に人間の衛兵が2人います。
近寄ってゆくと、一人がハルバードを構えて出てきます。

衛兵 「こんな夜更けに宮殿に何用だ?」
スリフ 「すいません。酒場で騒ぎがあったのですが・・・」
衛兵 「それで?」
スリフ 「しかもそこでアズール卿を冒涜した魔術師がおりまして・・・」
衛兵 「・・・・・・」黙ってスリフの顔をまじまじと見ています。
「ちょっと待て。」
スリフ 「その上、なにか企んでいる様なのでございます。」
ああっ、聞いてぇ〜(心の叫び)
衛兵 彼はそういうと詰め所に戻り、やがて二人とも出てきました。
「おまえの言う魔術師というのは、どんな奴だ?」
スリフ 「ええと、貧乏な魔術師で、材木で巨人を作り出すまじないを使いました。」
衛兵 「冷やかしなら止めておいたほうがいいぞ。」
そういいつつ二人でなにやらぼそぼそと話し合っています。
スリフ 「いいえ、これは本当でございます。そうでなければ、衛兵さまの仕事を邪魔するなど・・・」
衛兵 「その魔術師は、腐った河の匂いのする長い白髭のじじいか?」
スリフ 「そんな感じでございます。」
衛兵 「・・・・」
ちなみにさっきの老人はねずみ色の髭でした。
スリフ あ、しまった。「何分、かなり汚れていたもので・・・」
衛兵 またぼそぼそと話しています。
「そやつは物に命を与える呪文を使ったというのだな?」
スリフ 「そうでございます。海賊船がどうのと言っていました。」
マスター 今まで話していたのとは違う、もう一人の衛兵が話します。
「そりゃおめぇ、なかなか怪しいな。本命かも知れん。だが・・・・」
スリフ 「いえ、衛兵さま。決して嘘など・・・この首かけて真実でございます。」
衛兵B 「おまえも知ってるだろうが、今の隊長殿は非常に厳しいお方だ。それがもしデマだったとしたら、おまえの首だけでは空き足らず、それを伝えた俺たちの首まで飛びかねん。それだけではドッヂ様に伝えるわけには行かんなー。」
スリフ 「いえ、あの偉大な隊長さまにお会いしたとき、私の知っていることは何でもお話するとお約束したのです。では、ドッヂさまに酒場でドワーフを見たものが新情報を持ってきたとお伝えください。」
マスター 街路を遠くから馬車がちかずいてくる音に気付きます。
ラッキー いいぞ!
スリフ 振り返ります。
マスター 一瞬にして、衛兵二人が気をつけの姿勢になります。
スリフ 横にどけます。 そして土下座モード(笑)
ラッキー アズール卿の馬車かな?
スリフ だったらやだ。
マスター 近づいてくるのは黒く塗られた豪華な馬車です。
2頭だてのそれは、宮殿の前に止まると、扉が開きます。
降りてきたのは衛兵のようです。中に一言二言いって、こっちに歩いてきます。
スリフ では、表を上げます。
考えてみれば、アズール卿なら黄金の馬車のはず。
衛兵 「これはゴズボーン様、ご苦労様です!」敬礼。
マスター 例のマンオークです。
ゴズボーン 「ご苦労。」マンオークはそのまま宮殿に歩いていきます。
ラッキー ラッキー
スリフ 話し掛けます。「先日の犯人が見つかりました。」と。
ゴズボーン ぴたりと足を止めます。
マスター 二人の衛兵が慌ててスリフにハルバードと剣を突きつけます。
スリフ 「ドワーフはおとり、真の目的は別にあったようです。」
衛兵 「無礼者!黙れ!」
スリフ 怖い・・・(^^;) だまります。
衛兵 「失礼いたしました!ただちにこやつを処刑いたします!」
ゴズボーン 「まて。」
衛兵 「はっ!?」
スリフ 沈黙して待機・・・
ゴズボーン 「こいつにはさっき会っている。そう・・・細切れ亭というボロ酒場でだ。」
スリフ 「さようです。」
ゴズボーン 「おい、おまえ、今なんといっていた?犯人が見つかったといったな?」
スリフ 「はい。もう一度、細切れ亭に足をお運びください。すべての真実がつかめるはずです。」
ゴズボーン 「本当か?」
スリフ 「はい。魔術師までおりましたので。」
ゴズボーン 「命をかけて本当か?」曲刀をスラリと抜きます。
スリフ 「はい。ゴズボーンさまの迷惑になることはございません。」
   
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