オールドレンズの新しい教科書
鈴木文彦著
オールドレンズを楽しむための入門書。レンズカタログ的な要素も強い。
大失敗(汗)
なぜかというとこの本は化夢宇留仁がオールドレンズを楽しむとしたらメインになるであろうニコンZマウント機が発売される前の内容だったのだ(汗)
Zマウントに対応したおすすめのマウントアダプターなどの情報を得たかったのに、皆無という結果に(泣)
まあオールドレンズを楽しむ上での基本的な知識やいろいろなレンズやアダプターの紹介は悪くないのだが、活用できないのではその分ストレスが上がろうというもの(汗)
とほほ・・・
20250727(mixi日記より)
20250729
銀河乞食軍団3 銀河の謀略トンネル
野田明宏著
を昨日読んだ。
星系軍から釈放されたロケ松とピーターだったが、今度は星系警察に捕まってしまう。
乞食軍団の面々は方方で手を尽くし、なんとか2人を取り戻す。
星涯重厚の社長が1人でクルーザーでバカンスを楽しんでいるところに、突如美女が現れ・・・。
なんだか意味不明なあらすじだが、とりあえずバラバラだったメンバーがなんとか集合し、タンポポ村の事件の発生理由を突き止め、その後タンポポ村で擱座していたクロパン大王を取り戻すも、新たな「穴」の発見と・・・まあそんな感じの展開である。
相変わらず大量のキャラクターが出てきてわちゃわちゃしまくるのだが、もう一つ感情移入できないのも相変わらずで、なんか数歩離れて眺めている感がある(汗)
考えてみたのだが、もしかしたら登場人物が日本名なのも原因の1つかもしれない。
カタカナの名前はそれだけで自分とは常識の違う人という認識が生まれ、その結果やることや考えることが奇抜であっても逆に受け入れやすいような気がするのだ。
まあ本作の登場人物名が全員カタカナであっても大して変わらないような気もするが(汗)
とりあえずクロパン大王の修理・・・と大改装(笑)の件など、目新しくて面白くなくもない展開もあって、まあ・・・悪くはない・・・か???
関係ないが「ケイ&ユリみたいなメタリック・ビキニの2人組」という描写があった(笑)
20250730(mixi日記より)
20250730
老人と海
アーネスト・ヘミングウェイ著/高見浩訳
1950年頃のキューバにて、毎日メキシコ湾で漁をしている老人サンチアゴは運に見放されており、なんと84日間も坊主が続いていた。
心配した少年マノーリンがいたわってくれるが、彼はもう親の言いつけでサンチアゴの船には乗れないのだった。
翌日1人で船出したサンチアゴは沖に船を進め、大物を狙って仕掛けを投入し・・・。
表紙が気に入って買ったのだが、こういう誰でも知っている名作の類は初めて読んだかも。
で、面白かったかというと・・・・・・・・まあまあ面白かった(笑)
とりあえず読み始めたらノンストップで読み切ってしまうような文章の完成度は当然として、思い切りシンプルな構成も凝縮感があってよかった。
すぐに老人と巨大カジキの対決が始まるわけだが、これが数日にわたる超長期戦で、海の懐の深さのようなものを感じられた。
そのあまりにもハードな対決で巨大カジキを兄弟のような存在に感じた上にボロボロになってわけがわからなくなってきたサンチアゴが「よし、好きなようにしろ、おれを殺せ、こうなったら、どっちがどっちを殺そうと同じこった」というのには笑ってしまった。
その対決がどうなってそのあとどうなるのかはここでは書かないが、なかなか壮絶な展開なのは間違いない。
1つよくわからなかったのはサンチアゴがカジキ専門の漁師なのかそうじゃないのかで、冒頭の説明だとほんとになにもとれないという感じなのだが、しかし読み進めていくと小物は眼中にないような雰囲気でもある。
巨大カジキとの対決中にはけっこう気軽にマグロとかシイラとかをとって食ってるし(笑)
もちろん訳のせいもあると思うが非常に読みやすいので、未読の人は読んでみても後悔はしないと思う。
20250731(mixi日記より)
20250801
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(全26巻)
Ark Performance著
を昨日キンドルで読んだ。
宇宙世紀0090年、一年戦争で散逸した情報や資料を収集編纂し調査保存するFederation Survey Service(略称FSS)のテストパイロットであるレッド・ウェイラインは、シミュレーションでフルアーマーガンダムに乗り込み、ゲルググ3機と戦う戦闘データ収集調査中に、奇妙な出来事に遭遇する。シミュレーションに現れた謎のゲルググは、レッドのことを「ジョニー・ライデン」と呼び、その帰還を歓迎すると言った。
ジオン共和国との人材交換交流プログラムでFSSに出向しているリミア・グリンウッドと共に調査を進めるレッドだったが・・・。
世に数あるガンダム漫画家の中で、化夢宇留仁的には長谷川裕一先生に続いて2番目に面白いと思うのが本作の著者Ark Performance氏である(ちなみに2人組である)。
と言ってもいわゆる王道のマンガ力ではArk Performance氏は長谷川先生には遠く及ばない。
しかしその代わりに長谷川先生には逆立ちしても真似できない数々の武器を持っているのだ。
まずメカの画がうまい。かっこいい。
何を描かせてもうまいのだが、特にメカの描写はハイテク巨大兵器感バッチリで、いやが上にも盛り上がるのだ。
そしてこっちの方がメインだと思うのだが、それっぽい設定を作り出してそれを説得力のある描写で読者を納得させるのが超巧みで、ガンダムといえば言ってしまえば古い子供向けのアニメに端を発し、その後のシリーズでもおかしなところが山程あるのだが、そこに独自の設定をでっちあげ作り出してあたかもリアルな世界のように描き出してしまうのだ。
そういうところがガンダムといえばUC(宇宙世紀)であり、その世界の歴史や設定が好きでオリジナルのウォーゲームを作ってしまうような化夢宇留仁には超ツボなのである。
例えば1年戦争でジオン軍があまりにも次々と新型MSを投入していたのは普通の感覚ではおかしいと思いつつ考えないようにする(笑)ところなのだが、そういうところにもきっちりと、それがなぜ可能だったのか、どういうシステムでそれが成されたかを説明してしまうのだ。
また雑誌などでちらっと紹介されただけのレアな機体などがどんどん出てきてそれらがなぜ作られ、どうなったのかが描かれるのも見どころである。
ちなみに本作にはコア・ブースター、Gアーマーのどちらも登場する(笑)
一応この世界でホワイトベースに配属されたのはコア・ブースターということになっているようだが。
対してやはりマンガ力という点ではアンバランスさが目立つところもあり、上述の通りメカの画は超かっこよく、戦闘シーンも超かっこよくかつそれっぽく描かれているのだが、それがドラマツルギーと結びつくまではいかない。
むしろ盛り上がるのはやたらに出てくるおっさんやおばちゃんが会話しているシーンで、アクションシーンよりもむしろ山場になっているのがある意味すごい(笑)
登場人物に注目してみると、基本的に群像劇のような構成なせいもあるのだが、まず主人公かと思われるレッド・ウェイランのキャラは全然立っておらず、じゃあリミア・グリンウッドかというとやっぱり大して存在感があるわけではなく、その後ユーマやイングリッド0など、魅力的なキャラクターも出てくるが主役というほどではなく、結局一番主役らしい存在感を示したのは・・・・・・ゴップ議長である(笑)
あのジャブローでホワイトベースを厄介者呼ばわりしたゴップ議長に「めぐりあい宇宙」由来の超かっこいい台詞まで言わせてしまうのだからしびれすぎる。
また本作の時代設定は「逆襲のシャア」直前ということもあり、ゴップ議長をはじめとした聖典由来のキャラから、Z、ZZ、そして「逆襲のシャア」の登場キャラクターや、影響してくる技術設定では0083も関わってきたりと、まさに宇宙世紀歴史マニアには垂涎といえる大サービスで、実に濃厚なことになっている。
意外なところでは ZZ前半で情けないことになって消えていったヤザンが大活躍したり、もちろん後半ではシャアも出てきて大暴れ(笑)
ちうわけで長谷川先生のクロスボーン・ガンダムシリーズとは全く異なる楽しみを大いに提供してくれるのが本作なのである。
ちなみに本作では同じArk Performance氏の作品である「ギレン暗殺計画」のオリジナルキャラクターも出てきてその後の様子を見せてくれる。
物語にガッツリ関わるわけではないので本作から読んでも特に問題はないのだが、そういうのでモヤモヤするのが嫌な人は先に「ギレン暗殺計画」を読んでおいた方がいいだろう。
20250807(mixi日記より)
20250807
機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画(全4巻)
Ark Performance著
をキンドルで読んだ。
宇宙世紀0079年12月。
ジオン国家公安部捜査官レオポルド・フィーゼラーは、サイド3で発生した連続要人爆殺事件を捜査していたが、幼馴染みで総帥府勤務のエリース・アン・フィネガン謎のメモリーディスクを手渡される。
ディスクの中身はこれまでの爆殺事件の記録かと思われたが、まだ起こっていない事件まで記されており、リストの最後の標的はジオン公国総帥ギレン・ザビとなっていた。
かつての教官であるランス・ガーフィールド中佐と出会い、更に調査を進める内、やがてそれは反ザビ家のクーデターにつながっていき・・・。
テレビや映画で提供された情報を活かした上で、リアリティのある設定を積み重ねて緊張感のあるスパイストーリー&歴史秘話に仕上げているのは流石の手腕。
気になるところがないわけではないが、説得力のある設定の構築と、それに現実感を与える「灯火管制」などの描写など、非常に完成度が高い。
ラストは超ベテランエースパイロットの旧型機と、若きニュータイプの駆る新型機の一騎打ちというベタな展開も見せるが、やっぱりそういうのはベタに盛り上がるのだ(笑)
歴史秘話としても映像では顛末がわからなかったセシリア・アイリーンが終戦時になにをしていたのかとか、「0080 ポケットの中の戦争」の事件が絡んできたり、「トト家」のことが語られたりと、心憎いポイントを突いてくる。
化夢宇留仁のようなUC歴史オタクを対象とすれば非常に完成度が高い作品である。
それ以外の対象には最後のMS戦以外は全く刺さらないと思うが(笑)
20250807(mixi日記より)
20250808
機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー
Ark Performance著
を昨日キンドルで読んだ。
宇宙世紀0079年12月31日のア・バオア・クー戦を生き残った人々へのインタビューを集めたという体の連作短編集。
第一幕:ア・バオア・クー攻防戦
数人の生存者へのインタビューの断片と、連邦の補給大隊に所属していた男がリペア用ボールで前線に向かい、そこでドロスの轟沈を目撃する。
この話はドロスよりもむしろ補給に群がってくるジムやボールの描写が心に響く。
やっぱり補給は大切。
第二幕:帰還兵
オデッサを守備していた部隊のほとんどはその敗戦を公国市民に隠すためにそのままソロモンに配属され、更にソロモンが陥落して今度はア・バオア・クーへ。
そんな経緯ではまともな戦力になるわけもなく、伝令係になっていた男が偶然目撃するギレンの最期とその遺体の顛末。
遺体がどうなったのかというのはまさに盲点で目の付け所が面白いが、それより「ギレン暗殺計画」に出てきた超重要キャラクターが全く辻褄が合わない登場をして、このインタビューシリーズ自体の信憑性も怪しくするという2重構造を仕掛けてくるのが小癪すぎる。
第三幕:学徒兵
ア・バオア・クー戦時にゲルググに搭乗していた学徒兵が目撃する白い悪魔・・・。
センサーからの映像にシミュレーション音声が付け加えられるという設定が面白い。ありそう。
また主人公の友人が断末魔の台詞で超有名な彼なのがまた・・・。
第四幕:衛生兵
オデッサからの帰還兵であるある衛生兵が体験したア・バオア・クーでの顛末。
まさに歴史的な瞬間に立ち会い、その後希望の片鱗に触れる。
あれが擱座しているところを新たな視点で見るというのがまさに歴史秘話感があってものごっつう盛り上がる。
このエピソードはとても面白かった。
第五幕:亡命艦隊
ルウム戦役直後に連邦に亡命した元ジオン兵たちの顛末を描く。
いかにもありそうな展開に、史上最大のレーザー兵器を絡めてまとめるのがお見事。
第六幕:目撃者
士官学校を出たての新兵がジムに乗り込み、わけもわからず奮闘するも孤立。
そこに現れる激しく戦う2機のゲルググ・・・。
このエピソードはア・バオア・クー戦の範囲ではあるが、むしろ「ジョニー・ライデンの帰還」のスピンオフと言える内容になっており、他のエピソードと比べると歴史秘話感に乏しくてイマイチ。
ものすごく盛り上がる話もあればそうでもないのもあるという感じだが、基本的にこのようなアプローチは化夢宇留仁のようなUC歴史オタクには大歓迎。
特に名も知られていない一般兵の視点というのがいい感じ。
20250808(mixi日記より)
20250809
機動戦士ガンダム Twilight AXIS(全3巻)
蒔島梓/Ark Performance著
をキンドルで昨日読んだ。
宇宙世紀0096。クリーニング屋を営んでいたアルレット・アルマージュとダントン・ハイレッグは、アクシズでサイコフレームを探す道案内を依頼される。
アクシズは2人の古巣だったのだ。
ところがアクシズには奇妙なモビルスーツを駆る謎の敵対勢力が・・・。
とりあえず結論から言うと全然面白くない(汗)
アルレットとダントンの2人は「ジョニー・ライデンの帰還」にも登場しており、そっちは悪くなかったのだが、本作では全く魅力に欠け、更には物語も設定も全然いいところがない(汗)。
調べてみると本作は元々WEB小説から始まり、そこから映像作品やコミックへと発展していったようなのだが、どうもそういう展開が先に決まっていたような気配で、内容がよかったので結果的にそうなったというのとは全く違うと断言する。
マンガ力はもちろん、画も酷く、とにかくいいところが全く見つからないのはある意味すごい(汗)
20250808(mixi日記より)
20250810
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー
−カイ・シデンのレポートより−(全2巻)
ことぶきつかさ著
をキンドルで読んだ。
Zの時代にカイが様々な人々と会う連作短編のような感じ。
最初の話こそロシアのパブでジオンの元エースを探すティターンズの男と、シェーブルというチーズにまつわる話で(オチが少々唐突だが)なかなか面白いのだが、その後はテレビや映画で登場した他のキャラクターと会って話をする展開がほとんど。
登場するのはハヤト・コバヤシ、フラウ・ボウ、レコア・ロンド、ベルトーチカ・イルマ、ゲーツ・キャパ、レツ、キッカ、ナミカ・コーネル、クワトロ・バジーナ、シンタ、クム、ミライ・ノア、ハサウェイ、チューミン、アジス・アジバ、アムロ・レイ、Mr.ラコック、ナナイ・ミゲル、セイラ・マスといったところだが、他にもちょろっとならいろいろなキャラクターが出てくる。
しかしあんまり面白くない(汗)
基本的に会話のみで進むという構成は悪くないのだが、その会話の内容が青臭いというか、そんなのもう前提だと思うようなことで思い悩んでいるように感じる。
また著者のクセなのか、会話の吹き出しにとがりが無いのが多く、モノローグと勘違いしたりして読みにくい。
更に後半ではTVとも映画とも違う展開になるのだが、こういう歴史の裏側を見せるというような作品で下の歴史を変えてしまうというのは本末転倒としか思えなかった。
とりあえず著者のおっぱいの描きようは、あまりにもエロすぎていい感じではあった(笑)
20250809(mixi日記より)
20250811
機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー
−カイ・シデンのメモリーより−(全2巻)
ことぶきつかさ著
をキンドルで読んだ。
宇宙世紀0105年にサイド3のズム・シティに建設された一年戦争記念館で大々的に開催されるイベントホワイトベース展に、カイ・シデンがゲストとして招かれ、コンパニオンのロゼと共に館内を回りつつかつての出来事を回想するというのがメインの内容。
前作と比べると回想の中のカイは若いので青臭い考えも許容できるのと、展示物にまつわる思い出というシチュエーションが面白く、だいぶマシ。
スレッガー・ロウが歴史から消されているとか、ハロやカメラの件などはなかなかよかった。
ちうかホワイトベースに人工重力区画なんてあったのか。
前作と比べるとマシなのだが、しかしなんだかもう一歩足りていないという印象。
20250809(mixi日記より)
20250812
銃夢(全9巻)
木城ゆきと著
をキンドルで読んだ。
クズ鉄町でサイボーグ専門医を開業しているイド・ダイスケは、スクラップの山から、約200年前のものと思われる奇跡的に脳髄が良好な状態に保たれている少女型サイボーグの上半身を見つける。
意識を取り戻しガリィと名付けられたたサイボーグは記憶を失っていたが、火星に端を発する恐るべき機甲術の使い手だった・・・。
サイバーパンクバイオレンスアクションといった感じで面白い。
画は癖はあるが非常にうまく、プロットも興味深い作りで読み出すと止まらなくなる。
ただしマンガ力という点では少々力不足なところも散見され、このストーリーでこの展開ならもっと盛り上がりそうなのに意外にあっさり通り過ぎた・・・と思うところが多い。
ただしその分テンポが非常に良く、全9巻とは思えないほどの多様な展開を見せる。
地下の汚水の中で育った悪夢のようなマカクとの対決、お金をためてクズ鉄町の上に浮かぶ都市ザレムに行こうとしているユーゴへの恋、死と暴力のうずまく超高速競技モーターボールへの参加と最強の敵との出会い、ガリィに逆恨みした結果酷い目にあって発狂し、更にドクター・ノヴァにバーサーカーボディを与えられ、究極の怪物と化したザパンとの対決。ザレムの「死の天使」として働くことになり、その結果生きるという甘い果実を知る。ザレムを滅ぼそうとする組織バージャックのボスである巨大サイボーグ電との対決。そして全ての元凶であるドクター・ノヴァとの対決。
前に読んだ「ジョニー・ライデンの帰還」は本作の3倍近い巻数だが、物語の展開という意味では本作の半分くらいな気がする(笑)
そして主人公ガリィの表情が豊かで、時としてとても可愛いのもいい。タコ口も(笑)
ただし本作はグロ描写もなかなか過激なので、人によっては拒否反応が出そう。
20250815(mixi日記より)
20250815
銃夢 Last Order NEW EDITION(全12巻)
木城ゆきと著
を昨日キンドルで読んだ。
ノヴァはザレムでガリィの脳組織を復活させ、バーサーカーボディを参考に開発したナノマシンベースの戦闘用サイボーグボディであるイマジノス体を与えた。
しかしガリィが目覚めてみると、ノヴァは何者かに惨殺されており、ザレムは子供と大人が殺し合う地獄と化していた・・・。
いろいろあって銃夢の最後の方に掲載されていた結末部分をリブートした作品で、ガリィがノヴァに爆殺されたところから本作につながる。
しかし最初の方こそ前作の雰囲気をある程度継承しているが、ガリィのコピーの生き残りたちがトンデモなことになっていたりしつつ、ハイテクナノテクでできた巨人サチュモドを倒してザレムを旅立ち、更に高層の宇宙空間にある都市イェールに行ってLADDERのアガ・ムバディに敗北したあたりから宇宙SFになったかと思いきやサイバーパンクものになり、そこから今度は箱庭戦場ものになったと思ったら天下一武道会みたいなのが始まり、途中でバンパイア歴史ものをはさみ、そして最後は・・・・・・
空手マンガになった(笑)
盛りだくさんにもほどがある(笑)
それにしても最後の空手マンガのインパクトは強く、化夢宇留仁的には本作のタイトルは「銃夢 Last Order NEW EDITION」ではなく「銃夢 空手バカ一代」のほうがふさわしいと思う(笑)
また本作ではこれまでガリィと肩を並べて戦えるキャラクターがいなかったが、流石に宇宙は広く、初めて共に戦えるザジ(あとゼクスもか???)という存在が現れて厚みができてよかった。
最後はこれまでの総括的に、ガリィが地球に残してきた人たちがガリィを探してザレムに向かう物語が用意されており、これまた雰囲気があってなかなかよかった。
とりあえずおもろいのでよし(笑)
しかしほぼ各巻巻末に銃夢とは関係のない古い短編が収録されており、その内容は悪くないものの、巻末にそんなのを収録されても本編の続きが気になって全然まともに読む気になれないのが残念。
あともう1つ、絵柄が前のクセはほぼなくなってすごくうまくなっているのだが、なんとなく初期ドラゴンボール→後期同作と似たような変化で、硬質なタッチになっており、ガリィのタコ口が可愛くなくなったのは残念だった。
もう1個非常に気になったことを書き忘れていた。
なんで記憶を取り戻した彼はチップのことを気にしないのだ???
20250817(mixi日記より)
20250817
銃夢 外伝
木城ゆきと著
を昨日キンドルで読んだ。
聖夜曲(前中後編)
まだ「イド・ダイスケ整備処」を開業していないイドは、夜中に巨大なロボット型サイボーグに追われる奇妙な少女を助け出す。
記憶がないらしい彼女にとりあえずキャロルと名付ける。
イドはサイバネ医師の助手の仕事を見つけるが、元々生身の人間しか診たことがなかったイドには戸惑うことが多く・・・。
切なすぎるラスト。
内容的には現在なら前提として始まるようなものだが、執筆当時は目新しかったのだと思う。
音速の指(前後編)
まだガリィがイド・ダイスケ整備処にいた頃の出来事。
突然狙撃されるガリィ。その後彼女を招待した男の家で、フロムの「悪について」を借りる。
ガリィは男に本を返すとともにメッセージを渡し・・・。
要するに対決ものだが、「音速の指」のボールベアリングを駆使した様々な戦法が面白い。
故郷
ガリィが「死の天使」として活動していた頃の出来事。
デッキマン50号が地上で再起動してさまよい始め、ガリィにその消去の命令が下る。
なかなかいい雰囲気。
なんだかよくわからないような気もするが(笑)
馬借音頭
写真が下手で全然「ねじ山タイムズ」に採用されずにむくれていたコヨミだが、死んだはずの電が蘇ったという情報を得て調査に向かう。
道中元バージャックの人々から電には当時から影武者がいたという噂を聞き、とうとう実際に電が動いているのを目撃するが・・・。
電という存在は本編でも非常に存在感があったが、本作もなかな趣深く仕上がっている。
また本作ではカメラ好きにはちょっと刺さる要素も(笑)
どれも全然違う内容で、なぜか絵柄まで全然違うバラエティーに富んだ1冊になっている。
しかしどれも悪くないが、どれも特別よくもないかも(笑)
20250817(mixi日記より)
20250818
剣客商売 番外編 黒白(上下巻)
池波正太郎著
を昨日読んだ。
浪切八郎が夢にうなされ目覚めてみると、門人の水野新吾がこっそり帰ってきた気配があった。
ほんとうならそんな時間に帰ってきた門人を問い詰めてもおかしくなかったが、八郎はあることがきっかけで水野にものを言いにくい状況になっていたのだ。
しかしそれは水野をつけあがらせることになり、やがて・・・。
本作は秋山小兵衛が32歳頃に始まり、その後何年もの月日が流れていく。
本作の主人公である浪切八郎は28歳で道場主という立場で、翌年には秋山小兵衛との真剣での果たし合いの約束がある。
ところが門人の水野新吾が辻斬りをしていることを知って成敗してから、その人生が裏道にそれていってしまう。
秋山小兵衛と肩を並べるほどの剣客が、その純粋さ故にハニトラにひっかかったりしつつ(笑)、どんどん闇の中に落ち込んでゆくのに比べ、元々好奇心旺盛で女好きの小兵衛は元の道を踏み外さないという対比も効いているが、なにしろ浪切八郎の置かれた状況の物語が非常に丁寧に描かれ、そこに登場する脛に傷持つ人たちも魅力たっぷりに書かれるので、別に小兵衛の存在が無くても1つの作品として成立しそうな内容になっている。
また面白いのが浪切八郎が巻き込まれた状況を描く本作の前半は完全にミステリーの手法で書かれているところで、いつもと違う物語でも正太郎先生の手腕が光る。
また小兵衛の最初の結婚に至る経緯も楽しめるが、最後に本編とはほぼ関係なく小兵衛の現在に至るまでのことも簡単に描かれており、そこで気に入っていた女中に十両盗まれてトンズラされた小兵衛が、そこには元々二十四両あったので(二十四両、みんな持って行けばよいのに・・・・・・いじらしい女め)と思う件とかもなかなか味わい深い(笑)
20250817(mixi日記より)
20250819
銃夢 火星戦記(全11巻)
木城ゆきと著
をキンドルで読んだ。木城ゆきと著
地雷原を生き残ったエーリカと陽子は、孤児として医者のフィンチに拾われてマミアナという小さな町の孤児院に引き取られる。しかし町には突如軍隊が襲撃して町民を皆殺しに・・・。
ZOTT(森羅天頂武闘会)から3年後、火星の地に降り立ったガリィはエーリカと再会するが戦闘になる。
しかしガリィにはエーリカと戦う理由が無い。なぜならガリィはエーリカを200年前に殺しているのだ・・・。
ちうわけで銃夢シリーズ完結編としてガリィの幼少時代の過去編と、現在(ZOTTから3年後)がクロスオーバーして展開する本作だが、読んでいてもわかるのだが過去編に力が入りすぎて収拾がつかなくなってきたのか、全11巻で一旦終了し、2026年の春から改めて過去編の続編シリーズが再開するということになったようだ。
それはいいのだが、その結果最も先の展開が気になる現代編の続きがいつ読めるのか見当もつかないという状況になっているのは辛い(汗)
しかし過去編に力が入るのも頷ける内容で、まず絵柄はアメコミテイストも取り入れて味わいを増し(途中ではさまる番外編では楳図かずおテイストも/笑)、その展開はこれまた今までにない斬新なものになっている。
なによりも見事なのが少女時代のエーリカのキャラクター造形で、その幼少時の体験からガリィとの出会いと彼女への保護欲、さらなる状況からどんどん成長していく「悪」の能力がまさにこれまでにない魅力的なキャラクターを形作っている。
オペラ座の怪人的な存在のバロン・ムスターのキャラクターとその過去から現在に至る経緯もとんでもないもので、そこにあんまりすぎるガリィの出生の秘密もさらっと絡んできたり。ムスターの妹の顛末に至っては手塚治虫テイストに(笑)
ちうわけでこれまでにも増して様々な要素をぶち込んできて全く予想できないシリーズで、次作の展開も楽しみではあるが、なんだか最早完結までたどり着けるかどうかの方が気になる「ガイバー状態」になってしまった感が・・・(汗)
20250817(mixi日記より)
20250820
怪しい探検隊アフリカ乱入
椎名誠著
を読んだ。
タイトル通りの内容。
サバンナ行ってキリマンジャロに登ってモンバサの海で戯れる。
トラブルとかもあるが、まあ普通の旅行記である。
なにしろアフリカなので面白いが、あやしい探検隊らしいところはやたらに酒を飲んでいる以外は皆無かも(笑)
意外だったのはキリマンジャロでも冬じゃなかったら酔っぱらいでも登頂できるということ。
流石に高山病にはなっていたが。
また本書はフルカラー写真のページもあり、そこでのキリマンジャロの写真はやはり圧巻だった。
20250821(mixi日記より)
20250821
オールドレンズを快適に使うためのマウントアダプター活用ガイド
澤村徹著
を読んだ。
前に「オールドレンズの新しい教科書」で酷い目にあったので、今回はちゃんとニコンZマウントに対応した内容であることを確認してから購入(笑)
マウントアダプターで変わる世界観
01 オールドレンズはAFで撮るのが新常識
02 Nikon Z fc でオールドレンズに染まる秘策
03 中判ミラーレスでオールドレンズ三昧
04 ミラーレス用レンズを他社ミラーレス機で使う
05 マウントアダプターのためのミラーレス最適化テクニック
06 マウントアダプターの最深基礎知識
07 マウントアダプターカタログ
というような内容で、タイトル通りメインはレンズよりマウントアダプターの方である。
今どきはマウントアダプターでオールドレンズ(もちろんMF)を使ってAF撮影ができるのか。すごい。しかし化夢宇留仁にはあまり興味なし(汗)
02のZfcを使った記事はなんといっても化夢宇留仁の持っているカメラなので、これこそ求めていた内容と言える。
しかし他のマウントとかの記事はやっぱりほぼスルー(汗)
ちうわけで最低限の知識は得られた・・・???かもしれないので(汗)、いよいよオールドレンズに手を出してみたいのだが、よく知らないでいきなりネットで購入するのもなんだし、結局どうしたらいいのかわからず(汗)
20250823(mixi日記より)
20250823
老人と海
ジョン・スタージェス監督
をアマプラで観た。1958年の映画。
1950年頃のキューバにて、毎日メキシコ湾で漁をしている老人サンチアゴは運に見放されており、なんと84日間も坊主が続いていた。
心配した少年マノーリンがいたわってくれるが、彼はもう親の言いつけでサンチアゴの船には乗れないのだった。
翌日1人で船出したサンチアゴは沖に船を進め、大物を狙って仕掛けを投入し・・・。
原作を読んだら映画を見るシリーズ。
結論から言うとほぼ原作通りでまあまあだった。
惜しいのはアマプラの画質がよくないところで、海や海岸の村の様子の美しい描写くらいしか小説に勝てる要素が無いのにその画質が悪いのでは・・・。
見せ場のカジキとの戦いも頑張ってはいたが、映画のために原作者自ら探し回ったがでかいカジキを捕まえることができず、記録映像や実物大模型でなんとかするしかなかったので、これももう一つ。
しかしサメの襲撃シーンはちゃんとした水中撮影で本物のサメを殺しまくっており(笑)、なかなかの迫力だった。
少年マノーリンが美形で演技もうまいのはよかった。
20250823(mixi日記より)
20250825
恐ロシア航空機列伝
を読んだ。
ソ連〜ロシアの試験機、計画機などを紹介している。
機関砲の排気を吸い込んでジェットエンジンが止まらないように改造を繰り返すうちに豚鼻の愉快なデザインになってしまったりとか、相変わらずスットンキョ〜なものや豪快なものが山程あって面白いが、本としてはキンドルでの図版が小さい&少ないのが残念だった。
それにしても最近こんなのばかり読んでいる(笑)
20210507(mixi日記より)
202508275
レディー・プレイヤー 1
スティーヴン・スピルバーグ監督
を観た。今更(笑)
とりあえず非常に面白かった。
宣伝とかで伝わってくる内容そのままを超完成度で形にした感じ。
スピルバーグ監督と思うと、彼らしい尖った演出とかは影を潜めており、内容からすればそれが正しかったとは思うが、なんだかゼメキスの映画を観ているようではあった。
しかしシャイニングのシーンは最高だったし、アイアンジャイアント起動も燃えたので文句はない。
20210509(mixi日記より)
20250829