地底世界シリーズ7 ペルシダーに還る
エドガー・ライズ・バロウズ著/佐藤高子訳
ディヴィッド・イネスが長く留守にしていたサリに帰ってくると、ペリーが新しい発明品を見せようとうずうずしながら待っていた。
その発明品は飛行機だったが、その初テスト飛行は散々な結果に終わった。
その後ディヴィッドは再びサリを発ち、ペルシダー帝国の視察に向かった。
ペリーはその間に今度は気球を完成させ、初の人間を乗せての飛行には美女ダイアンが乗り込んだ。
気球は見事に空を飛んだが、ロープを巻き上げ機に結びつけるのを忘れるというペリーの致命的なうっかりによって、ダイアンを乗せた気球は何処かへと飛び去ったのだった。
一方ペルシダー帝国に属するカリに到着したディヴィッド達は、まずはカリの王に使いの疾風のホドンを送る。
ところがカリはすでに敵対するスヴィに占領されており・・・。
相変わらずの地を駆け海を進み、更に本作では空をも舞台にした大冒険が繰り広げられる。
そういうのはまあ毎度のことなのだが(笑)、今回は登場人物の誰も彼もが活き活きとしており、特にカリの王の娘オー・アアのキャラクターが最高で、口は回るし頭も回るし気風はいいし、しかし彼女を守ってホドンが戦っていると必ずその間に逃げ出してしまうという困った娘で、本作の主人公はほぼ彼女だと言っていい。
彼女以外にも人喰いで150歳のアメリカ人海の男(笑)や、いかにもな悪役かと思いきや頭のいいところを見せて仲間になるかと思いきや情けなさすぎて見捨てられる某国の王(笑)と、更にはすっかり女王の風格を備えた美女ダイアンも大活躍して、火星シリーズの最盛期並みの面白さで展開する。
地底シリーズは主役のディヴィッドの影が薄くてもう一つ盛り上がりに欠けるところがあるのだが、本作は大満足の内容だった。
そして相変わらずのもう堪忍してと思わされる危機また危機と愛し合うカップルのすれ違いの繰り返しに読者はもんどり打つのだが(笑)、本作で面白いのはハヤカワ文庫版と創元推理文庫版とでラストが大きく異なるというところ。
というのも創元推理文庫の方は元々連作短編だった本作の最後の作品の訳出の権利が得られなかったのだ。
化夢宇留仁の読んだハヤカワ文庫版では創元推理文庫版に収録されている最後の話ではとんでもないところで終わっており、いったいどうなっているのかと創元推理文庫の方も確認してみたのだが、あちらは最後は一応ダイジェストを付け加えてなんとか大大円に持ち込んでいた(笑)
しかし最終章は上記のオー・アアが1人(と1匹)で奮戦して大活躍する話でもあるので、やはりハヤカワ文庫版の方が満足度は高いと思う。
ただし相変わらずこちらはイラストが適当で、表紙のカヌーに乗っている動物はイヌ科だとはっきり本文で書かれているのに、やっぱりジャガーみたいなネコ科の動物に描かれている。
ちゃんと読んでから描けよ(汗)
ちうわけで地底世界シリーズを読み終わった。
上記の通り主人公の影が薄いのと、最初に大いなる脅威として登場した爬虫類のマハール族がさっさと退場してしまったのが残念だったが、おおむね面白く読めた。
しかしやはり散漫なところも目立つので、もしバロウズに挑戦してみようという人がいるなら最初に読むシリーズとしてはお勧めしにくいと思った。
20260514(mixi日記より)
20260605
ウルトラマン 第22〜23話
![]() |
第22話 地上破壊工作 |

彼らが出発したのち、東京上空は黒い虹が現れ、電波や電話が通信障害によって不通に。
調査結果は原因不明だったが、その発信源はなんと科特隊基地だった・・・。


雰囲気があって夜のテレスドンとの戦いもかっこよく、ここぞというときの止め画など実相寺監督らしい手腕も光り、名作と言っていいと思うのだが、やはりあの目のメイク(?)だけは酷すぎる。
あれさえなければエピソード全体のレベルが底上げされたと思うんだけどな〜〜〜。
それとフラッシュビームの閃光が地底人たちをひるませるという描写はもちろん全く納得がいかない(笑)
第23話 故郷は地球

実相寺昭雄監督
東京で開催される国際平和会議のために各国から続々と要人が東京にやってくるが、奇妙な透明な壁のようなものに遮られる事故が多発する。
透明な何かが邪魔をしているという前提で、イデが透明な物体を可視化する3種類の光線を開発。
その結果異星人のものらしきUFOが発見された、ビートルの攻撃で撃墜された。
ところが身体中がひび割れているような姿の怪獣が現れ・・・。


前半の展開に全く覚えがなく、何の話だったのか見当もつかなかったのだが、件の宇宙飛行士が出てきてこれだったか!と膝を打った。
確かに子供の頃に観ていても前半は難解で印象に残らなさそう。
宇宙飛行士の悲劇が有名だが、実は実相寺監督らしい演出が目立つエピソードでもあり、特に夜のシーンのライトの使い方などは常人では考えつかない演出で、引き込まれる。
とりあえず化夢宇留仁もパリ本部の判断を支持する(笑)

20260517(mixi日記より)
20260606
セロ弾きのゴーシュ
高畑勲監督
町の活動写真館の楽団である金星音楽団は10日後に開かれる音楽会で披露する第六交響曲の練習を続けていたが、セロを担当するゴーシュはミスばかりして楽長に叱られていた。
家に帰って練習を続けるゴーシュだったが、そこに突然トマトを持った猫が訪問し・・・。
昔からそこそこ好きで、ビデオで何度も観ていたのを数十年ぶり(?)に見直してみた。
台詞回しなどからおおむね原作に忠実に作られていると思うのだが、そのせいか主人公ゴーシュの性格や動物に対しての話し方などが今の目で見ると偉そうすぎるのが面白い。
猫可哀想(笑)
作品としては全編美しい(?)音楽と雰囲気のある画が流れ、約1時間というのもあってなんとなく流すのにちょうどいい。
これと同じような位置づけの作品に「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」がある(笑)
20260518(mixi日記より)
20260609
伝説巨神イデオン 第10話 奇襲・バジン作戦

ソロシップが亜空間からデスアウトした先は、またも未知の惑星だった。
その惑星のクリスタルのような物質でできた森に着陸し、修理を始めたソロシップだったが、バッフクランはソロシップに生体発振器を取り付けており、その位置を正確に把握していた。
カララの姉ハルルに叱咤されたアバデデは、このままでは男がすたると単身ドグ・マックでソロシップ攻略に向かう。
というのも彼は2年前のこの惑星の調査任務に参加しており、その特殊な生態系にソロシップ打倒の手段があるのを知っていたのだ・・・。

化夢宇留仁が映像を観る順番はある程度決まっており、次はイデオンとわかっていたのだが、ここしばらく体調が優れず、そんな状態でイデオンを観るとますます体調が悪くなりそうだったので(笑)、しばらくあとまわしにしていたのをやっと観た。
結果このエピソードはいつもよりは人間関係のギスギス感が少なくて助かった(笑)
見どころはいくつかあって、とりあえずお色気シーンがあるのはもちろん(笑)、初登場の見るからに性格が悪そうなカララ、よき家長であるアバデデの描写、そして相変わらず終わっている性格のシェリル(笑)
化夢宇留仁的にはお色気シーン以外では(笑)、やっぱりドグ・マックの活躍(?)シーンが印象的で、やはりあの機体のデザインは面白い。
そしてアバデデ様は化夢宇留仁は大好きだったのに残念(汗)
ところで前回まともなのはカララだけと書いたが、人間側の指揮官クラスで一番まともなのは実は軍人のベスである。
普通は一番の悪役にされそうな軍人が一番まともというのは、富野の独特の感性だと思う。

20260523(mixi日記より)
20260610
ボーダーランズ
イーライ・ロス監督
兵士らしき男が病院のような場所に捕らわれていた少女を助け出す。
賞金稼ぎのリリスは巨大企業アトラスのオーナーから、惑星パンドラに連れ去られた彼の娘を救出する依頼を受ける。
パンドラはリリスの故郷だった・・・。
最近体調があまりよろしくなく、何も考えずに観られる気楽かつCGバリバリの派手な映画という条件で本作を観てみたところ、まさに条件ピッタリの内容だった(笑)
原作のゲームは未プレイなのだが、それで特に問題になるところもなかった。
ノリ的には「フィフス・エレメント」を雑にしたような(笑)感じで、そういうところも化夢宇留仁の好みに合った。
テンポも非常によく、100分をさくっと観られる。
内容に対してキャストがあまりにも豪華なのも見どころだが、その中でもなんと言ってもリリス役のケイト・ブランシェットが他作品では観られない表情やアクションを満喫できるのが興味深い。
なにしろ他作品では悩む余地のないような役柄が多いので(笑)、悩んだり困ったりするケイトが見放題なのは希少価値(笑)
そしてガンアクションはしっかりかっこよく、スタイルも抜群で決めポーズが決まるんだこれが。
仲間になるロボットはジャック・ブラックが声を当てており、なかなかうざくてちょっとジャー・ジャー・ビンクスくさい(笑)
作品としての評価は散々で、ラジー賞にずらりとノミネートされているが、ストーリーの面白さなど、真面目に名作を求めないなら100分間を十分に楽しめる良作だった。
20260530(mixi日記より)
20260612
ハレンチ学園
丹野雄二監督
本日聖ハレンチ学園は卒業式だったが、卒業生たちはやる気ゼロ。
教師たちは緊急職員会議を開くが、そんなところに教育委員が視察にやってくる・・・。
などと普通にストーリーがあるかのように冒頭のあらすじを書いてみたが、この映画にはストーリーと言えるものは無い(汗)
展開はあるが、そこにドラマツルギーと言えるものはなく、全ては混沌が支配している。
化夢宇留仁が期待するのはもちろん「ハレンチ」要素だが(笑)、これがまた斜め上に突っ走っていて、いわゆる普通のお色気要素は皆無であるにも関わらず、なんだか淫猥な雰囲気が全編をおおっており、そこに唐突に女子のパンツをはいたお尻がどアップで目に飛び込んでくるなど、どう受け止めていいのか全くわからない(汗)
しかし当時でしかなし得ないまさに独特で反社会的なパワーのようなものが化夢宇留仁を捕らえて離さないのだった(汗)
とりあえすジュウベイ役の児島美ゆきが展開の内容も相まって可愛い(笑)のだが、それさえもあまりの展開の混沌さに吹き飛ばされている感がある。
そしてうつみみどりがまたすごい。
この映画が普通に脚本を書いて、普通に撮影され、普通に編集されて1本の作品として完成した過程自体が信じられない。
なにをもってOKとして、なにをもってNGとしたのだ?
ちうか永井豪の頭の中がこうなのか?
そうだとしたらマジの天才かマジのキチガイだぞ(汗)
20260603(mixi日記より)
20260613
ゲゲゲの鬼太郎 60's 第29〜30話
![]() |
第29話 鏡合戦 |

原作と同じく妖怪たちの合唱が愉快かつ、雲外鏡の騙し討ちが印象的なエピソード。
雲外鏡がプロ野球とするなら、鏡爺は草野球程度のレベルらしい(笑)

第30話 悪魔ベリアル

100年前の明治元年に日本を植民地にしようとやってきた悪魔ベリアルだったが、いち早く危険に気づいたに烏天狗に魔力を封印され、仕方なく手品師として生きてきていた。
しかしベリアルはねずみ男をそそのかして魔力を取り戻し、まずは烏天狗を家ごと封印し、再び日本征服計画を進めはじめる。

おおむね原作通りだが、原作ではねずみ男が偶然ベリアルの魔力の封印を解いていたのが、ベリアルの策略に変更されている。
ここは原作のほうがとぼけた味があってよかったと思う。
その後はおおむね原作通りだが、やはりベリアルの力がすさまじくてかっこいい。
ちょっとだがラブクラフト風味も感じる。

20260603(mixi日記より)
20260615
エルム街の悪夢5 ザ・ドリームチャイルド
スティーヴン・ホプキンス監督
かつてフレディを封印するのに成功したアリスはダンと結ばれ、結婚することになった。
しかし彼女の夢に倒したはずのフレディの気配が。
フレディは誰も思いつかないような復活の経路を見つけ出していたのだ・・・。
2はどうしようもないゴミで、3は続編としてはそこそこいい感じで、4はもはやキャラクターもののお祭り映画になっていたのだが、なんと意外なことに5はそこそこちゃんとしたホラー映画に復帰しており、映画の質が1段上がっていた。
ホラーらしい気の利いたアングルの撮影、演出が積み重ねられており、非常に好感の持てる作り。
もちろんシリーズがシリーズなのでびっくりするくらい面白いということは全然ないのだが(笑)、それでも例えば「あの絵」がいきなり目に入るカットはハッとさせられる見事な演出だった。
ちうわけで予想外によく出来ていたのだが、1つ気になったことが。
彼は青い目だったのに、黒くなってないか???
って意味不明(笑)
20260607(mixi日記より)
20260617
俺たちは天使だ! 第4話 運が良ければボロもうけ
![]() |
|

しっかりした脚本でテンポもいいのでサクッと観られる好エピソード。
最後はゴルゴ13みたいな展開になって、大型ブーメランとの対決になだれ込むなど、なかなかダイナミック。
また途中で尾行のために信号が赤のまま飛び出して衝突しそうになって立ち往生するシーンがあるが、考えてみればなかなか大規模な撮影である。
そしてやっぱりいつものように沖雅也がかっこいいのと、裕美ちゃんが超可愛い(笑)のはいいのだが、YUKOが藤波弁護士の妹っていう設定は今までも出てきたっけ(汗)?


20260607(mixi日記より)
20260618
宇宙のランデヴー2
アーサー・C・クラーク/ジェントリー・リー著
あれから70年。予想通り第2のラーマが太陽系に接近。
この70年間で人類は大きな試練を経験し、ようやく復興が進んで科学技術も70年前並に復活しており、選ばれたエリートのチームがラーマ2の調査に向かうことに。
ところがそれには予想外の苦難が待ち受けていた・・・。
とりあえず化夢宇留仁が今まで読んだSF小説で、現在のワースト1が本作である(汗)
実際は大して面白くない凡庸な作品なのだが、これがあの「宇宙のランデヴー」の続編ということになると、あまりにも認め難く許しがたい内容としか言いようがないのだ。
例えるなら「宇宙戦艦ヤマト2」に対する「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」に似た位置づけで、とにかく元のいいところは全て取っ払い、矮小な自己顕示欲によって余計かつ噴飯物のストーリーをぶち込んでいる印象なのだ。
冒頭のラーマでの調査をシミュレートした訓練からして非常にしょうもない判断で事故を起こして死人が出そうになり、注意されたらへそを曲げるなど、およそエリートとは思えない立ち振舞に嫌な予感はした。
その後は登場人物の説明に延々とページを使う。
宇宙のランデヴーの続編で調査に乗り込む前に必要な要素はなにかといえば、どうでもいい登場人物のバックグラウンドではなく、前回の調査を下敷きにした新たな装備、新たな調査計画なのは明らかである。なのにそこには一切触れない。
なんとか調査計画の描写と言えるかもしれないのは上記のバイオットの捕獲訓練で、キャラクターの1人もバイオットの捕獲に猛烈に熱意を見せているのだが、そもそもバイオットなどラーマの神秘の中では些末としか思えないのだが(汗)?
こんな本を読んで「宇宙のランデヴー」に失望する人が増えてはいけないので、ここからは思いっきりネタバレでいく。
上でどうでもいい登場人物と書いたが、実はどうでもよくない。
どうでもいいというのはこんな任務につくエリート達は有能なのはわかりきっているし、このシリーズで見せるべきはそんな些末部分ではなくラーマそのものであるべきだからである。
ところが本作ではそもそも任務に興味のない人間が混じっていたりで、人間関係がギスギスしまくってまるでイデオンみたいなのだ(汗)
そしてラーマに入って主人公である医師ニコルがやった最初の仕事は、メンバーの1人であるジャーナリストのフランチェスカの堕胎である(汗)
そして次にはフランチェスカによって盛られた毒で盲腸の症状を表したリーダー、ボルゾフ将軍は、ラーマの突然の軌道変更をきっかけに暴走した手術ロボットに腹を切りまくられて死亡(汗)
このあとも度々出てくるのだが、著者のコンピュータの説明が全く納得のいかないものばかりで、例えばこの手術ロボットの場合は単に暴走して止まらなかったという説明になっているが、暴走したとしても手術ロボットが患部以外を切るのはそれを意図したプログラムが絶対に必要なのに、そのことに関しては一切言及がないのだ。
リーダーが死んでしまい、一行は今後の調査計画を相談して決める・・・って、人類の科学技術を遥かに凌駕した恒星間巨大宇宙船の調査内容を現場の相談で決めるとな(汗)!?
そして強行するのが今回は早めに出てきたカニ型バイオットの捕獲作戦(汗)
そんなの些末だっちゅうに(汗)
そして熟考の末に行った捕獲作戦は、カニバイオットにワイヤーを切られて失敗・・・って、そもそも金属を細切れにして回収していたカニロボットにワイヤーが役に立たないことくらいは小学生低学年でもわかるやろ(汗)!
その後なんとかカニを捕獲するも、残ったカニバイオットに擱座した車ごと細切れにされてさらなる死者が(汗)
カニバイオットは動かない機械は細切れにするのはわかっているのになぜそんなことに(汗)
捕獲したバイオットは檻に入れられる。
なぜかカニバイオットはそこからは脱出できないらしい。理由は不明(汗)
それから心臓病によってラーマからの退去が決まった日本人科学者は、ニューヨークに1人で進入し、謎の触手を見て心臓が敗れて死亡(汗)
その後彼は地下で剥製にされているのが発見される(汗)
ニコルはニューヨークの穴の中に取り残され、そこで巨大な果実のようなものを手に入れてそれで食いつなぎ(汗)、ラーマの現住生物(汗)らしき巨大な鳥のようななにかと遭遇する(汗)。
ニコルはイギリス国王との間に隠し子を持つ(汗)オリンピックで金メダルをとったスプリンター(汗)でもあり、かつアフリカの聖なるシャーマンの血を引く者でもある(汗)
彼女と恋仲になるリチャードは全メンバーの中でも一番の高い知能を持つシェイクスピアマニアで、身長20cmほどで人工知能を備えてロープで昇り降りさえできる完璧な運動制御能力を持つロボットを作っている。これは明らかにバイオットよりも高い科学技術によって成されている(汗)
ラーマは人類など知ったこっちゃないと通り過ぎただけだったが、実はラーマ2に情報を送っており、ラーマ2内には第1次調査隊が持ち込んだ物品の複製があり、あろうことか調査隊自体を複製したバイオットまでが存在しており、用意された部屋では端末操作によってコミュニケーションを図ることさえできる(汗)
ニコルはアフリカンな先祖の夢のお告げによって(汗)、ラーマに残り、そのまま旅に出る。
・・・てな感じである(汗)
もう何度読むのをやめようと思ったか覚えていないくらいで、とにかくなにもかもがあれの続編としては許しがたいことしか書いてないのだ(汗)
あとがきを読むとあたかもクラークが大筋は用意したように書かれているが、化夢宇留仁は信じない(汗)
そうだとしたらクラークはボケきっていたのか、金のためならなんでもする気分だったとしか思えない(泣)
これだったら化夢宇留仁の方が1億倍面白い続編が書けるわ!
ちうわけで化夢宇留仁の引退後の予定に、化夢宇留仁版「宇宙のランデヴー2」を執筆するというのが付け加えられたのだった(笑)
20260608(mixi日記より)
20260619
ローダンシリーズ42 アルコンの兵士狩り
を挫折した。
ハロー、トプシド、応答せよ
クルト・ブラント著/松谷健二訳
ローダンは月に大規模な工場を建設し、瞬間物質移送機を利用して生産品を地球に運ばせていた。
ところでアルコンはドルーフとの戦いでますます勢力を増しており、漁夫の利を得る作戦は完全に失敗だった。
そんな中新年を祝うパーティーではブリーが割れるはずのないグラスが割れてそれで指に切り傷を作って不吉なことをぼやきだす。
更には命令違反をしたグッキーが裏切り者のグループによる地球のポジションをアルコンに伝える陰謀を阻止。
ところがローダンは感情的になっており・・・。
そしてローダンがトプシダーに大きな被害が出るなら地球防衛を諦めるともとれる発言をしたあたりで化夢宇留仁の心が折れた(汗)
その前に読んだ「宇宙のランデヴー2」の傷も癒えない内にクルト・ブラントにあたったのが不幸だった。
トーラ退場で心が折れかけてそれでもペースを落としつつも読み進めていた本シリーズだが、また気が向くまでは読むのを休止しようと思う。
登場人物のぞんざいな扱い&クルト・ブラントの文章のダブルパンチは、疲弊した心で読み進めるにはあまりにも負担が大きかった。
この先も読み進めた猛者たちはどうやって乗り越えたのだろうか(汗)
20260608(mixi日記より)
20260620
ドラえもん のび太の新恐竜
今井一暁監督
恐竜展を訪れたのび太達。ティラノサウルスの展示に慌てたのび太をからかうジャイアンたちに、のび太は本物の恐竜を見つけてやると宣言する。
その後のび太は化石発掘体験コーナーの近くで拾った石を恐竜の玉子の化石だと確信し、ドラえもんにせがんでタイムふろしきを出してもらい、石を過去の姿に戻す。
果たしてそれは恐竜の卵であり、生まれてきたのは見たことのない双子の恐竜だった・・・。
まず「のび太の恐竜」が無かったことになっているのにはがっかりした。
要するにリメイクのリメイクなのである。
ただし生まれてくる恐竜をはじめとして様々なところが変化している。
また「のび太の恐竜2006」では魂を揺さぶるような素晴らしい飛翔カットが多数描かれており、それを越えるものが観られるかもとも期待したのだが、残念ながらそういうことも無かった(汗)
やはり2006は気合の入り方が半端なかったらしい。
それと本作では恐竜はほぼCGで描かれているのだが、主役恐竜のキューとミューがセル画(風)なこともあり、違和感を感じた。
CGなのは当然としても、もう少しトゥーンレンダリング寄りにするとか、画のチグハグさを軽減する工夫はもっと頑張ってほしかった。
では本作は愚作かというと全くそんなことはなく、これまでとはタイプの違う凝ったプロットで見せる作品になっており、特に後半のひねりの効いた展開は大いに盛り上がってとても面白かった。
またこれを言うと少しネタバレだが、本作は悪人の出てこない物語でもあり、そういうところが化夢宇留仁の好みと合致したということもある。
ちうわけでこれまでとはアプローチは異なるものの、丁寧に作られた良作である。
前半不自然なくらいやたらに◯の存在をアピールするのも、最後まで観ると感慨深い効果を生み出すのが狡猾でよかった。
ちなみに今回は鼻でスパゲッティではなく目でピーナッツ(笑)
・・・上記の感想部分だが、あえて触れていない要素もある。
それは知らずに観れば泣かされるのが間違いない展開なので、あえて触れていないのだ。
それは反則やろ〜〜〜と思いつつ泣ける(笑)
ところであの巨大翼竜はなんだったんだ???
20260610(mixi日記より)
20260621
ブンとフン
井上ひさし著
売れない小説家のフン先生は、畑の真ん中のボロ屋で、いつもの冷や飯に冷たい味噌汁をぶっかけた飯を食べていた。
フンの小説の売れなさ加減は半端なく、今までで一番売れた本の売れた数は5冊だった。
そこにアサヒ書店の社長が、手土産と50万円の小切手を持ってやってくる。
なんとアサヒ書店から出版されたフンの小説「ブン」の初刷1万部が売り切れて増刷するというのだ。
「ブン」の主人公ブンは、あらゆるものを盗むことができ、光速の3/4の速度で走ることもでき、彼に不可能なことはない大泥棒だった。
ところが突然フンの前にブンが現れ・・・。
初めて読んだのはおそらく小学生の頃だったと思う。
当時大変気に入っていたのは覚えていたので、このたび読み直してみた。
結果ああそうそうこんな話だったと懐かしく思い出しつつ、テンポがよくて楽しく読めた。
内容的にはまさにナンセンスという感じで、ブンはフンの書いた生原稿からぬけだしてきたのだが(なにしろ不可能なことはないのだ)、テムズ川の水を全部盗んだり月面に自動販売機を持ってきたりとやりたい放題。
その後増刷も含めて合計12万部刷られた本それぞれからもブンが現れて120001人のブンになったり、対抗するために警察が悪魔を雇い、その悪魔のアイデアで盗作で「ブン」の続編を書いて偽ブンを生み出したりともう滅茶苦茶。
そして華々しいドリフかジャズ大名かみたいなエンディングも、これまた文句はない。
ちうわけで面白かったのだが、「ブン」の盗作を依頼された男は、そもそも盗作小説がばれて今は郵便配達をしているのだが、その男が昔やった盗作の手口が300冊の本を切り貼りして自分で創作したところは一切無しで名作を生み出したというもので、これって今のAIそのものやん(汗)
ということで著者の先見の明(?)にびっくりした。
それとこれは化夢宇留仁の方の変化の結果なのだが、作中で繰り広げられる滅茶苦茶な事件やらなんやらはほんとに滅茶苦茶なのだが、今読むとそれよりも冒頭のフン先生の今までの最高のヒット作が売れた数が5冊でなんで小説家をやっていけるのかと、更にそんな小説家の本を1万部も刷ってしまうアサヒ書店の方がナンセンスを感じてしまうのが感慨深かった(笑)
20260611(mixi日記より)
20260622
銀河漂流バイファム 第28〜30話
神田武幸監督
![]() |
第28話 囚われのロディ |

いきなりものすごいテンポで話が進みだした。
結局タウト星は反乱分子によって占拠されるが、なんだかあまりにも敵の規模が小さいことへの違和感がすごい。
なにか特殊な設定でもあればいいのだが。

あと前から気になっているのがRVの装備。
敵はちゃんと近接専用武器を装備しているのに、地球のRVには一切無いのはなぜなのか。
多分子供がそんなの振り回して無双したらガンダムになっちゃうからだろうな・・・(汗)
しかし最後はスコットまでもがバイファムで駆けつけるのに感動(笑)。
第29話 タウト星脱出命令

ロディ達はタウト星の地球人が収容されていた大部屋で、両親たちが残したと思われる壁に書かれたメッセージを発見する。
更にジェダから収容されていた地球人たちがククト星に送られたと聞かされる。
そこに全滅したと思われたローデンの艦隊がタウトに接近しているとの報せがあり・・・。

これまたハイテンポなストーリー展開で、謎のククトニアンの存在、地球軍によるタウト星の接収、RVが大気圏内で活動するためのスリングパニアーの登場と駆け足感がすごい。
例の遺跡の謎もあっさりと説明されてびっくり(汗)

第30話 決死の大気圏突入

ククト星からの部隊と地球軍が交戦している間に、ジェイナスはククト星へ向けて発進。
その直後タウト星は爆発し、なにもかもが消滅した。
ククト星にたどり着いたジェイナスは、大気圏へどうやって進入するのかという問題に直面し・・・。

ククトニアンっていうんだし、彼らの母星なんだよね?
全然そんな気配が感じられず、ますますつのる違和感。
まあそのへんをリアルに描写してしまうとジェイナスには手も足も出なくなってしまうか・・・(汗)

20260614(mixi日記より)
20260623