アブナー伯父の事件簿
M・D・ポースト著/菊池光訳
を昨日読んだ。
天の使い
8歳の「私」ことマーティンは、牛の代金である大金を持たされ、馬に乗って旅立った。
日が暮れかけた頃、後ろから追いついてきたのはディックスという牛飼いだった・・・。
他に誰もいない宿屋で「私」が襲われそうになったときに颯爽と現れるアブナー伯父。
そこでアブナーがこれまでこの物語では一切語られていない事件の調査経緯を話し出すのには驚いた。
もちろんディックスが関わる事件ではあるのだが、なにしろ全く初耳の事件なので読者の置いてきぼり感がすごい(笑)
そしてアブナーが現場にやってきた理由もすごい。要するに神のお告げなのだ(笑)
ミステリー黎明期(1910年頃)の作品なので全てルール通りにはいかないとは予想していたが、いきなりこんなすごい変化球が飛んでくるとは予想外だった(汗)
悪魔の道具
ベティ・ランドルフと幼馴染のエドワード・ダンカンの婚約のお祝いに出かけたアブナー伯父と「私」だったが、ベティが悲しみに暮れているのに驚くことに。
彼女が持っていた十字架についていた3つのエメラルドが盗まれ、その嫌疑が彼女の母親に等しい黒人ばあやのライザにかかっていたのだ。
事件の証拠品を躊躇無く破壊するアブナー(笑)
私刑(リンチ)
夜にアブナーと「私」が馬で通りかかった道で、脇道の入口に男が立って誰も入らないようにしていた。
しかしアブナーはその脇道に進む。
果たしてその奥では今にも牛飼い達によって2人の牛泥棒がリンチされようとしていた。
嫌疑をひっくり返すかと思いきや、なにより法の執行を優先するのがアブナーらしくてかっこいい。
しかし「そこにいた」はどうなのか(笑)
地の掟
アブナーと「私」はダドリ・ベッツの住まい近くの蜂の巣箱のある牧草地にいた。
ケチで有名な老人ベッツは、寝ている間に溜め込んでいた金貨を全て盗まれてしまい、途方に暮れていたのだ。
戸締りは厳重にされており、誰も出入りをした形跡はなく・・・。
常識的に考えてそれしか無いという真相なのだが、なんでベッツにそれが思いつかなかったのか???
不可抗力
郡共進会の最終日に、アブナーと「私」はナイフ投げの芸を観る。
老人の投げたナイフは、次々に娘の周りに正確に刺さっていった。
ところがそこに人が通りかかったとき、老人の立っていた台が壊れて崩れ、老人が右手に握っていたナイフが通行人に突き刺さった。
周目の中の事故だったが・・・。
解説にもある通り手紙の文面が紹介されていれば完璧だったとは思う。そしてそれが翻訳版でどうなるかも見てみたかった。
ナボテの葡萄園
エリヒュー・マーシュの射殺事件の法廷は近隣の住民がつめかけてすし詰めだった。
数ヶ月前からマーシュのところで働いていたテイラーという男に嫌疑がかけられていたが、マーシュの娘が自分が犯人だと告白し・・・。
意外すぎる犯人のことより、2人の男が黙っていたせいで真の死因が明かされずに法定が開かれているという異常事態の方が気になった(汗)
海賊の宝物
チャーリー・マディスンは20年前から行方不明で死んだとみなされていた兄ダブニィが戻ってきたことで受け継いだ遺産を取られないか気が気ではなく、酒浸りになっていた。
しかしある日兄がベッドからいなくなり、飼っていた犬が殺されているのが見つかり・・・。
身元もわからずに20年も・・・???とか、いろいろともやもやするところはある。
しかしそれよりも気になることが。
このシリーズは途中から「悪魔の道具」に出てきたベティ・ランドルフの父親がホームズでいうところのワトスン的な立場でアブナーと同行するのだが、流石にどこまでも甥がくっついているのは変だと思ったらしく、「私」は登場しなくなる。
だったら普通は3人称にすると思うのだが、1人称はそのままで、それはランドルフの視点ではなく、相変わらずの「私」であり、その証拠にアブナーのことはひたすら「伯父」と書かれているのだ。
なのでこの話からの「私」はマーティンの幽霊になっている(笑)
養女
ヴェスベイシャン・フローノイは遺産相続で手に入れた美少女の奴隷を、ランドルフに自慢していた。
彼の兄が先日急死したのだ。
医師のストームは外傷は一切無く、死因は不明だと言うが・・・。
しっかりと法的に管理される奴隷制度。
本作の時代背景は19世紀中盤で、奴隷制度が廃止される10年くらい前らしい。
そしてあまりにも凄腕すぎる(汗)
あの時代にはそのくらいの腕前の持ち主が普通にいたのだろうか。
ちなみに「死の三徴候」は20世紀前半に定着したらしい。
藁人形
巡回裁判の初日にイーストウッド邸にやってきたアブナーと治安判事のランドルフ。
屋敷の持ち主であるダンカン・ムーアが侵入者に殺された事件の調査のためだったが、アブナーはいつもは鍵がかかっている引き出しが、その日は鍵がかけられていなかったのにこじ開けられていることに注目していた。
犯人はその引き出しがいつも鍵がかかっていたことを知っていた者なのだ。
ところが・・・。
珍しくミスリードもあってミステリーらしい好エピソード。
偶然の恩恵
オハイオ川の岸に建っている居酒屋ジョージ三世の奥の特別室でアブナーを迎えたのは、商船エルドラドの船主のエヴリン・バードだった。
彼の船はここに着くときに岸にある開拓者たちの小屋をひっくり返しそうになり、剣呑な雰囲気になっていた。
アブナーはここに来るまでにバードの船を目にし、その船室内で火が燃えているのを目撃していた・・・。
このシリーズはアブナーが誰かと2人きりで話をし、結果的に相手の犯罪が暴かれるという展開が非常に多い。
つまり話を始めるまではその事件のあったことさえ読者は知らないわけで、しかも事件現場さえ出てこないことも多く、これをミステリーと言っていいのかどうかは微妙なところがある。
ところで最後の「神の創造物の中でもっとも能力の低いこのわし」というのはいくらなんでも謙遜がすぎる(笑)
悪魔の足跡
アブナーは彼の土地と境を接するディルワースの所有地に足を踏み入れ、そこで悪魔の足跡に出くわす。
このシリーズで興味深いのはなんと言っても1800年代中期あたりのアメリカ(シリーズの主な舞台はヴァージニア州)の様子そのもので、中でも牛の放牧とそのための土地を中心とした経済活動に関わる話が多いのは、生活の中でのその比重の重さがうかがえる。
このエピソード自体はまあいつものパターン(笑)
アベルの血
朝早くベンスン判事の家に向かって馬を進めていたアブナーは、途中で伝道師のアダム・バードと出会った。
バードは現在ベンスン判事が行おうとしている判決は罪深い行いだと糾弾する。
ベンスン判事はもう1人の判事と組んで遺産相続の判決を出し、結果的には自分が欲しい土地を手に入れようとしていると言うのだ。
ところが2人が判事の家に着くと、当の判事は殺されており・・・。
このシリーズのもう1つの大きな特徴が、キリスト教(プロテスタント)の考えが深く根付いているところで、この話では伝道師のバードが登場するが、アブナー本人もいつも聖書を持ち歩いており、なにかというと聖書の一句を例に出す。
これもまた当時のアメリカの雰囲気が伝わってきて興味深いところである。
そしてこのエピソードは展開にひねりが加えられていてなかなか面白いが、最後の象徴はちょっとやりすぎのような気もした(笑)
闇夜の光
暗闇の中で馬を進めるアブナーは山の頂上にたどり着き、そこにあった小屋から出てきた男ブラントに迎え入れられる。
ブラントは伝道師のバード老人に罵られるような男だったが、彼の机の上には古びた立派な聖書が置かれていた・・・。
これまた毎度のパターンだが、3つの象徴を組み合わせることで特徴的なエピソードになっている。
それにしてもアブナーが足跡から読み取る情報量の多さよ(汗)
<ヒルハウス>の謎
長途牛を追った帰りのアブナーが、足元がおぼつかない様子の罠猟師のジェファスンと出会う。
ジェファスンがなにかから逃げ出そうとしていると知ったアブナーは彼を説得し、勇気を得たジェファスンは自分の家に引き返していった。
次にアブナーが出会ったのは素晴らしい若牛数十頭を連れた大きな男だった。
この近くでそれほど見事な若牛を持っているのはヒルハウスのバタスン老人だけなので、その若牛は男がバタスンから買ったものだと思われた。
更に馬を進めると、今度は若い牛飼いたちを引き連れたディックスと出会う。
なんとバタスン老人が殺されて金を奪われたので、犯人が州境を越えない内に捕まえるのだという・・・。
このエピソードは中編でなかなか読み応えがあり、それなりに展開もあって面白い。
なにより初めて3人以上の容疑者が出てきたので(笑)、本書の中では一番ミステリーっぽい作品かも。
しかしその真相はなかなか予想外すぎるかも(笑)
このエピソードの中で化夢宇留仁の興味を引いたのは、「先史時代にこのあたりに住んでいた古代人の古墳」という件で、アメリカにインディアン以外に先住民なんていたっけ?と思って少し調べてみたら、いっぱいでっかい古墳や古代都市が見つかっていた(汗)
どうやら白人が先住民族に高度な文明があったと認めると色々と都合が悪いので隠蔽し続けていたらしい(汗)
ちうわけで面白かった。
アブナー伯父のキャラクターがとにかく正義の塊のような存在で、それ以外の個性というものがほとんど見られないが、それもまたある意味個性的(笑)
ミステリーとして完全にルール通りと言える作品は無いが(そんなルールは当然当時には無かった/笑)、それでもミステリーとして十分に楽しめるし、上でも書いたがなんと言っても当時のアメリカの雰囲気を味わえるのが一番のポイントで、ミステリーといういつの時代でも成立する物語を通して当時の生活や文化に触れるのはとても楽しい。
20260705(mixi日記より)
20260711
俺たちは天使だ! 第5話 運が悪けりゃ女にモテる
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このドラマの売りであるドライブ感があって楽しいエピソード。
3人の女性へのアプローチが今では即通報レベルなのも面白い(笑)
暴力団の組長が岸田森でいい感じなのと、彼とキャップが取引をするシーンがまた愉快。

20260705(mixi日記より)
20260713
ドラえもん のび太の宇宙開拓史
西牧秀夫監督
ロップルとチャミーの乗ったフレンドシップ号は、ガルタイト鉱業の巨大宇宙船ブルトレインに追われ、ワープで脱出しようとするもドライブが故障し、船内の倉庫につながるドアがなんとのび太の部屋の床下につながってしまう。
一方のび太たちはいつも遊んでいる空き地が中学生に占拠され、代わりの遊び場を見つける必要があったが・・・。
昔から原作・映画ともに大好きな作品で、藤子・F先生の夢の詰まった作品でもあると思う。
前半は宇宙SFのエッセンスをこれでもかと詰め込み、ロップル達の星であるコーヤコーヤ星が主な舞台になってからは見知らぬ惑星の環境や生活の様子に引き込まれる。
「インターステラー」の先取りみたいな津波や、冬の間は地下に避難とか、農業機械としても使用される宇宙船とか、異星ならではの美しい風景とか、移り変わる季節の描写とか。
出てくる宇宙船のデザインもシンプルながらどれもこれも滅茶苦茶かっこいいのもポイント高し。
その後は惑星丸々の地上げとでも言うべき展開に突入し、ハードな雰囲気になり、最終的には完全に西部劇に(笑)
このへんのバランス感覚はなかなか微妙なラインでまとめられており、例えば化夢宇留仁の記憶では殺し屋ギラーミンはのび太が一騎打ちで倒したということになっていたが、実際は全然異なり、のび太がヒーローになって終わりにならないように配慮されている。
最後のタイムふろしきも同じく。
この作品のメインはやはり約1年にわたる異星での生活描写だと思う。
そこに化夢宇留仁は限りないロマンを感じる。
そういう意味ではテーマの割に少々地味な映画と受け取られる可能性もあるとは思うが。
20260706(mixi日記より)
20260714
銀河漂流バイファム 第31〜32話
神田武幸監督
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第31話 みしらぬ星ククト |

なにしろジェイナスが見当たらず、バイファムとトランファムだけで異星をさまようので、RVが映っている時間ではこれまででも最長のエピソードではなかろうか。
また見知らぬ異星をさまよう雰囲気は「猿の惑星」のようでもあり、なかなか魅力的。
また凄腕の敵RVも登場し、今更ながら(笑)ロボットアニメっぽくなってきた(笑)

ところで前からカチュアが一番エロいと思っていたのだが(笑)、この話ではカチュアのエロさが爆発しており、ロディが1発でまいるのも宜なるかな(笑)
ところでククトニアンって、ククト星が母星じゃないのか?人口2〜3万って少なすぎるし。
第32話 雨あがりの再会

さまようロディ達はククトニアンの古びた博物館のような建物を遺跡を発見し、その中に太陽系の模型を発見する。
更にケンツが底なし沼に落ちてしまったりとドタバタしているところに敵襲が・・・。

前回に続いてのサバイバル編。
相変わらずRVが映っている画が多く、今回はメンテナンスの様子などもあって興味深い。
そして後半は戦闘シーンが続き、なんだかガンダムみたいな雰囲気に(汗)
また前回ですっかりカチュアにメロメロになってしまったロディ。
ピンチのトランファムに対してロディが呼ぶ名前は全てカチュアであり、ケンツの名は一切出ないのだった(笑)
20260707(mixi日記より)
20260715
剣客商売十五 二十番斬り
池波正太郎著
おたま
秋山小兵衛に飼われていた猫のおたまが1年ぶりに姿を現した。
小兵衛がおたまに誘われてついていった屋敷には、なんと強盗が押し入って主人を縛り上げ、その目の前で女房らしい女が数人の男に犯されようとしていた。
それを助けた小兵衛だったが、ことはそう単純なものではなく・・・。
ちょっとファンタジックな始まり方だが、内容は老いの切なさを感じさせるもので、なかなか切ない。
二十番斬り
秋山小兵衛は死んだ先妻が手招きする夢を見、目が覚めてから生まれて初めての目眩を覚えた。小川宗哲先生は大丈夫だと太鼓判を押してくれるも、小兵衛は自分の老いを感じざるを得ない。
その後小兵衛の家の物置小屋に押し入ろうとしている2人の侍を見つけ、それを追い払うも、中から出てきたのはかつての小兵衛の教え子と幼い男の子だった・・・。
長編。
いつもの感じで物語が進むが、後半から小兵衛が悪人を拷問したりといつにないハードボイルド味に(汗)
また物語が進む中で城中で起きた大事件によって小兵衛が武家社会の終末を予感するのだが、その状況でも現代の日本と比べたら全然マシに思えるのが実に切なかった(汗)
長編ならではという点では秀と又六も登場するのは嬉しいのだが、活躍シーンがほとんど無かったのは残念。
ところで解説で小兵衛の目眩は著者の体験ではないかと書かれているが、化夢宇留仁も全くそう思う。
というのも化夢宇留仁も10年近く前から目眩に悩まされており、それに付随する症状として耳鳴りがあるのだが、小兵衛が松蝉の声を聞くが宗哲には聞こえていないという描写があり、これがまさに耳鳴りの症状そのものなのだ。
あと気になったのは、小兵衛が「まずい饅頭」を食べた感想はどうだったのか(笑)
20260708(mixi日記より)
20260717
ロボフォース 鉄甲無敵マリア
デイヴィッド・チャン監督
巨大ロボットを使った強盗事件が頻発する近未来の大都市。
取材に命をかけるチェンは、無くしそうになったカメラを武器開発者のカーリーに助けてもらう。
そのカーリーは酒場でウィスキーという男を助けるが、結果的に2人とも袋叩きにされ・・・。
昔大好きだったのだがβテープだったので観られなくなっていたところ、ブルーレイが発売されているのに気づいてポチった次第。
色々と見どころが多い作品で、要するにロボコップのパクリ系列なのだが、当時の脂の乗り切った香港映画のやることなのでメカアクションが半端なく、ギミック満載の巨大な着ぐるみやらもはやセットと見紛うばかりの巨大さなのにガンガン動く超巨大ロボやら、そういうストレートな視点だけで観ても十分に面白い。
ただしドラマ部分はやはり当時の香港映画そのもので、ものすごい適当な流れでどんどん進んでいくのがそれはそれで楽しい(笑)
しかし今回見直してあらためて思ったのは主役のサリー・イップの美しさで、マジで今まで観てきた映像の中でも一番の美女なのではないかと思わせる。
また彼女が演じるロボット「マリア」はほとんどのカットで無表情なのだが、無表情が映える顔なのでますます美しい。
こんな絶世の美女がこんなトンチキなロボットアクション作品でバリバリに身体を張った演技を披露してくれるのも、当時の香港映画ならではである。
ちうわけでサリー・イップが映っているだけでも眼福な上に、斜め上に突き抜けているアクションも満喫できる奇跡のような作品である。
いや〜〜〜〜ブルーレイ買ってよかったわ〜〜〜(笑)
20260709(mixi日記より)
20260718
吸血鬼と切り裂きジャック
赤川次郎著
吸血鬼は夜中に散歩する
みどりが最近編入してきた沢田和江が小山助教授と駆け落ちしたという噂を披露した。
それを聞いたエリカは眉を寄せた。2週間前に彼女は小山助教授にキスされたのだ。
前巻でみんなでヨーロッパ旅行に行き、それを妨害する者の謎は解かれないまま容疑者っぽいコンビは姿を消し、次の話ではカタコンベから出てきた幽霊騒ぎで終わり、その次の巻である本巻のタイトルが「吸血鬼と切り裂きジャック」なので、舞台をイギリスに移して最初に出てきた謎を解くのかと思ったのだが・・・もう旅行から帰ってきてる(汗)
ちうかそんな話題も一切無く、全然違う話が始まっている(汗)
このシリーズは適当だとは思っていたが、ここまで適当だったとは(汗)
そんでこの話はルーマニアのおまじないが関わりはするものの、結局女好きで無責任な男の所業であり、どっちも中途半端な感じだったが、最後にクロロックが犯人をあっさり処刑したのには驚いた(笑)
吸血鬼と切り裂きジャック
霧の中で売春に関わっていた若い女性が腹を切り裂かれて殺される事件が発生。
「それ」はいじめられている女子高生京田弓子に取り憑き、善人を食い物にするような人物を殺していくが・・・。
これまた中途半端で、なんでそんなに正義に燃えてるねん?とか、そもそもおまえの正体はなんやねん?とか、消化不良の嵐(汗)
吸血鬼の優雅な休暇
休みを取って湖のほとりのコテージにやってきた一行だが、クロロックの会社の社員2人が不倫旅行に来ているのを見つけてしまう。
更にはその部下の1人がコテージの中で溺死するという奇怪な事件が・・・。
またまた非常に中途半端な展開で、ミステリーにも怪奇物にもファンタジーにもなっていない(汗)
ちうか少なくとも1人を殺して自分の嫁さんと子供まで殺されそうになったのに、今度の犯人(?)は許してやるクロロックの思考形態がよくわからない(汗)
ちうわけでシリーズが進むにつれていい加減さが増していたのが、本巻ではそれが頂点に達した感がある(汗)
もうほとんど小説の体をなしているかどうかも怪しくなってきた気がする(汗)
まあ軽いし、ここまできたら続きも読むつもりだが(笑)
20260710(mixi日記より)
20260719
爆上戦隊ブンブンジャー 第21〜22話
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バクアゲ21 炎の届け物 |

アメ玉探偵はもちろん金田一耕助のコスプレである(笑)
家事はショウカキグルマーがばらまいた消火器が、あるキーワードでは発火するのが原因なのだが、これがダジャレ大会になっていて楽しい。
絶低絶命のピンチにブンブンからズンズンショウカブラスターが届けられ、ブンレッドはブンレッド119にパワーアップ!
このブンレッド119がなかなかかっこいいが、化夢宇留仁はなんとなくウインスペクターを思い出した(笑)
アメ玉探偵には今後もぜひ活躍してほしい(笑)

バクアゲ22 炎の獅子奮迅

内藤からキャンプに行っている甥の千二に花火を届けてほしいと依頼される大也。
しかしキャンプ場では苦魔獣テントグルマーが現れてキャンパーたちを1人ずつテントにしてしまっていた。
近くで野宿していた先斗とビュン・ディーゼルに助けられつつ、駆けつけた大也は千二とともに山から脱出するが・・・。

今回は巨大火バトルでネジレッタまで巨大化し、中に人がいる巨大なキャンプファイヤーを燃やすのだが、化夢宇留仁が思い出すのはもちろん「ウィッカーマン」(笑)
新たに消防車型ブンブンカー「ブンブンレオレスキュー」も登場し、ますます消防隊へのリスペクトが高まるが、こういう公共の組織をリスペクトするのはとてもよろしい。


20260711(mixi日記より)
20260720
むこうぶち3 高レート裏麻雀列伝 裏プロ
片岡修二監督
通し麻雀で当たり牌の二筒を2枚持たれて追いかけリーチを食らう傀だったが、3枚目の二筒をツモって撃破する。
詩織のキャバレーでは新人雪乃が客を麻雀に誘い、その後裏プロと組んで客を破滅させる。
詩織は雪乃と勝負して金を返させようとする。
裏プロ秀の前には傀が・・・。
裏プロが実にいい感じに嫌な感じのキャラクター(笑)になっていてなかなかよかった。
確かに赤が入ると読む要素が増える。
麻雀的にはマンガン直以上でしか逆転できない状況でチートイツで壁の二萬を待ちにし、4枚目の南を切って単騎待ちはありえないと思わせて引き出させるのがかっこいい。
かっこいいが化夢宇留仁がやるとそもそも2種の受けではテンパらないし、テンパっても絶対二萬をツモってテンパる(笑)
ちなみに先日麻雀をしたときに原作を読んでいる人に聞いてみると、傀にはなぜ強いのかの理由はなく、ただ強いのであるということだった(笑)
20260711(mixi日記より)
20260722
マジンガーZ 第12話 裏切者!巨大化ロボット・バイコング

新幹線の進路の先に立っているのは小さなロボット。ところがそれが巨大化し、新幹線を破壊した上街を無差別に破壊し始める。

時間を戻してドクター・ヘルは巨大化銃を開発し、手始めにあしゅら男爵を巨大化させる。
巨大になって気が大きくなったあしゅら男爵は叛乱を企てるが、元のサイズに戻されて平謝りに謝る。
試作品なので残り1回しか使用できない巨大化銃でなにかを巨大化させてそれにマジンガーZを倒させるという任務を受けたあしゅら男爵は、甲児達の通う学校の創立記念祭で披露されていた手作りのリモコンロボットバイコングに目をつけ・・・。

あしゅら男爵の叛乱や、鉄仮面のしょうもない巨大化候補の提案にツッコミを入れるあしゅら男爵など、敵側の描写が面白いエピソードだが、全体としてみると色々と納得のできない要素が多く、出来のいいエピソードとは言えない。
また今回はやたらにバンクが多く、冒頭のシーンも時間を戻して流されるし、バイコング09が街を破壊するカットも数え切れないくらいに繰り返され、現場がだいぶ予算と時間の削減を迫られていたのだろうとうかがえる。
そういうのがうかがえたらまずいのだが(笑)
20260711(mixi日記より)
20260723
ゴーストバスターズ
アイヴァン・ライトマン監督
ニューヨーク公共図書館の秘書らしき老女が超常現象に遭遇。
コロンビア大学で超常現象を科学的に解析する共同研究室を主宰していたピーター・ヴェンクマン博士、レイモンド・スタンツ博士、イゴン・スペングラー博士の3人は、その図書館で初めて本物のゴーストの確認に成功する。
ところが3人は大学から追い出されてしまい、仕方なく借金をしてゴースト退治を行う会社「ゴーストバスターズ」を開業する。
最初の依頼は近所の高層ビルのマンションに住むディナ・バレットで、自宅の冷蔵庫の中に神殿が現れて「ズール」という声が聞こえたというもので、調査に行ったピーターはディナに一目惚れして調査など二の次でデートを申し込むが・・・。
もう何度観たかわからないが、いつ観ても面白い。
80年代には奇跡のような「完璧」な映画がいくつか作られたが、本作もその1つで、脚本、演出、キャスト、映像、音楽、効果音まで、なにもかもが完璧な出来。
劇中で使用された元霊柩車(?)のキャデラックを改造した「エクト・ワン」は化夢宇留仁があらゆる映画の中で観た特殊車両の中で最も好きな車でもある。
また目立って音楽が素晴らしく、サントラだけ聴いてもうっとりする出来。
もちろんシガニー・ウィーバーが色気満々なのと、リック・モラニスがいつものモラニス節を効かせているのもいい。
ラストは怪獣特撮としても歴史に残るような名シーンが投入されており、ほんとに隙のない完成度。
あっぱれ。
20260712(mixi日記より)
20260724
ウルトラマン 第28〜29話
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第28話 人間標本5・6 |

サスペンス色の強いエピソードで、ダダの不気味さも相まってなかなか面白い。
上記の女性がいかにも怪しく見えるように演出しておいて実は・・・という展開も目新しい。
そしてダダだが、顔が3種類に変化する理由は不明(笑)
そして実は上司の命令で動くサラリーマン感も(笑)
またバルタン星人以上に神出鬼没なのだが、中途半端に丈夫なのも印象的で、顔にスペシウム光線を食らっても死なず、しかし顔が焼けただれて悲惨なことに(汗)
そうしてますます怖い顔になって後半のサスペンスを盛り上げるのだ(笑)

第29話 地底への挑戦

日本一の埋蔵量を誇る金山から金が全く採れなくなり、原因もわからず廃坑に。
ところがそこから金色の怪獣ゴルドンが現れる。
ビートルからの攻撃はゴルドンにとどめを刺せず、怪獣は再び地中に潜る。
まだ地中に生存者がいるかも知れないと聞き、イデが設計した地底戦車ベルシダーで追跡するが・・・。

いろいろとツッコミどころは多いが、かっこいい画が多いのでまあまあ満足できるエピソード。
それにしてもゴルドンの眼を撃ってから近くで心臓を狙うとか言っていたのに、まるっきり眼を狙う様子もなくゴルドンを倒してしまったのには腰が砕けた(笑)
そして初の同一怪獣が2匹登場するという、生物学的には非常に正しい(笑)展開があるのも珍しい。

化夢宇留仁的に興味深いのはもちろん地底戦車ペルシダーで、その名前はもちろん「地底世界ペルシダー」から来ており、劇中でギアが壊れて直進しかできなくなって地球の中心に進み続けるという展開などそのまんまのオマージュである。
古いこともあって今ではマニアックな存在になっているが、当時のSF好きの人からしたら地底世界シリーズは必読の書だったのかもしれない。
少なくとも当時のスタッフにある程度はSF好きな人がいたというのがわかってなんだか嬉しい。

20260712(mixi日記より)
20260725
幻魔大戦
りん・たろう監督
トランシルバニア王国の第一王女ルナ姫は、旅客機内でその飛行機が落ちるのを予知する。
果たして旅客機は宇宙から飛来した隕石と衝突してばらばらになり、空中に放りだされたルナは、エネルギー生命体であるフロイと接触する。
フロイは宇宙の破壊者幻魔大王の死の手が銀河系に伸びており、それを防ぐにはルナがサイオニック戦士となって仲間を集め、幻魔に戦いを挑むしか無いと言う。
ルナが最初に仲間にしたのは2000年前に幻魔との戦闘で幽閉されていたサイボーグ戦士ベガ。
次は日本の高校生の東丈だったが・・・。
ものすごくよくできたところとどうしようもないゴミが同居した非常にアンバランスな映画。
丈がベガに追い詰められて超能力に目覚めるシーンは日本アニメ映画の歴史に残る素晴らしさだし、そもそもベガのデザインがまさに天才でしかあり得ない所業。
その後ニューヨークでの顛末と丈の姉がもごもごなるあたりまでは非常に高いレベルを維持しているが、その後はもう行き先を見失った幼児が彷徨っているような、非常に頭の痛い内容に転落する。
しかしこれはなにもりん・たろう監督だけの責任ではなく、そもそも原作がそんな感じでニューヨーク編が終わったあたりから厨二病をこじらせてもはや小説とも呼べないような悲惨な内容に成り果てているのだ。
その後「真・幻魔大戦」でリベンジを狙うもやはり同じ事になり、「新幻魔大戦」は小説としてはそこそこ読めるものになっていたが、もはや幻魔の威厳も何もなくなっているのだった。
では原作者である平井和正が全部悪いのかと言うと、そうでもない。
そもそも幻魔という全宇宙レベルの究極の破壊神を描くというのは、ラブクラフト並のコズミック感覚が必要なところを、原作者をはじめとした関係者全員にそれが備わっていなかったのだから仕方がない。
なので映画はニューヨーク以降はオリジナル展開でなんとか物語を収束させるが、最後は派手なだけの金田サーカスでごまかし、カフーは地球方面軍の最高司令官と言っていたのにベガは幻魔が全滅したと言ったりと支離滅裂で、関係者全員の能力不足が伝わってきて切ない(汗)
せめて東京がどうやって砂漠化したのかを描いておればまだ観れたかもしれないのだが・・・。
そんな中でやはり輝いていたのは大友克洋で、上記のベガのデザインといい、これまで日本のアニメでは考えられなかったビジュアルイメージを形にした功績は大きいと思う。
あ、それとキース・エマーソンの音楽はよかったなり(笑)
20260713(mixi日記より)
20260726
伝説巨神イデオン 第12話 白刃の敵中突破

重機動メカ ジグ・マックの整備時間を稼ぐためと敵を混乱させるため、バッフクラン兵が2名がソロシップに潜入して妨害工作を行う。
ソロシップではカララがベスたちにコーヒーを淹れるなどしていたがまだ下手だった。
カララは姉ハルル・アジバと話し合ってみると提案する。
ユウキ・コスモはジョーダン・ベスがカララに甘すぎることに対して反発し、殴り合いにまで発展する。
果たしてバッフクラン軍の前に姿を表したカララはどんな目にあったかというと・・・。

カララはあまりにも考えが甘いが、彼女のできることをやっているという点では評価できる。
なのでこの後の及んでもまだ彼女を信用できないというコスモは筋が通っていたとしても人間としてどうなのか。
ちうか主役はもうベスでいいんじゃないの(笑)?

またこのエピソードでは久しぶりにイデオンに接近戦を挑んではいけない理由が開示され、なかなかの見どころだった。
ちうかあの足の形状からしてやばいよね(笑)
ちうわけで久しぶりにドラマ的にも画的にも盛り上がる好エピソードだった。
カララのおっぱいもおがめるし(笑)
20260713(mixi日記より)
20260727
シンドバッド黄金の航海
ゴードン・ハッセル監督
シンドバッドの船の近くに見たことのない小さな怪物が何かを持って飛来した。
部下が矢を射かけるとそれは持っていた物を落とした。それは黄金の装飾品らしきものだった。
部下は悪魔に呪われるからそれを捨てるように忠告するが、シンドバッドは右手に眼の入れ墨のある女性の幻を見、それを首飾りにする。
マラビア王国に着いたシンドバッドは、魔術師クーラにそれを奪われそうになるが都に入って難を逃れ、宰相のビジエルに面会する。
ビジエルも黄金の刻印を所持しており、それらを組み合わせて謎の壁画に投影すると・・・。
小さい頃からよくテレビで流れていた作品で、昔から大好きだったのを見直してみた。
ハリー・ハウゼンのストップモーションアニメが有名なシリーズだが、本作は脚本演出ともに非常に丁寧に作られており、非常に完成度の高い作品だったというのを知った。道理で何度もテレビで流すはずである。
また小さい頃には気づかなかったが、ヒロインを演じたキャロライン・マンローの色気も非常に満足度が高い(笑)。
しかしやはりなんと言っても最高なのは特撮で、そもそも特撮カットが非常に多い映画でそのどれも素晴らしい出来なのだが、やはり出色はカーリーのストップモーションアニメで、あまりの素晴らしさに見惚れるしかない。
あのガシャッガシャッという金属的な効果音とともにキビキビ動く様はまさに映画史に残る傑作だろう。
意外にキャラクターも活きていて、シンドバッドに忠実な副長とか無理やり預けられた放蕩息子とか、そしてなにより敵の魔術師クーラが男前で、魔術には自分の命を削って注ぎ込み、目的地の上陸時には部下たちを先に船に戻して酒をふるまうとか部下思いな面も(笑)
化夢宇留仁は「バビル2世」のヨミ様を思い出した(笑)
あと地味に音楽もよい(笑)
ちうわけで最高だった♪
20260714(mixi日記より)
20260728
高レート裏麻雀列伝むこうぶち4 雀荘殺し
片岡修二監督
関西から来た2人組の雀ゴロが小手返しの通しを使って雀荘の客をカモにし、出禁にしようとすると逆に警察に通報するという手口で雀荘を潰していた。
それを聞きつけた安永萬と傀が2人を撃退するが、今度は2人組の親玉が乗り出してきた・・・。
色々と手を尽くしたものの、プライドを捨てて3000万円を手にした結果、結局傀とまともに勝負することになってボコボコにされる関西の親分が可愛い(笑)
ちうか傀が今回に限って3000万も持ち歩いていた理由が不明なんですが(笑)
20260715(mixi日記より)
20260729
高レート裏麻雀列伝むこうぶち5 氷の男
片岡修二監督
イカサマを使う2人組に連れてきた社長をカモられて憤慨する詩織だったが、そこに傀が現れ、2人組をボコボコに。
大学助教授日陰は物事を確率論で判断し、麻雀でもそれを活かして連勝していた。
ある日彼は安永から傀ならいくらでも高額のビンタを受けてくれるだろうと聞き、しかも傀が打つのを後ろから見ていた上で傀に対戦を申し込む。
というのも彼は今度の学長選挙で劣勢の教授に勝たせて大きな地位を得ようとしていたのだ・・・。
あまりに軽いので続けて観てしまった(汗)
こういう確率&理詰めのキャラクターが出てくるとモノローグが増えて戦術が明らかになるのでおのずと麻雀対決が盛り上がる。
またこのエピソードは及川奈央の登場シーンが多く、相変わらずエロ可愛いのでとても満足した(笑)
20260715(mixi日記より)
20260730