アンティークな殺人
ウィル・ハリス著/斎藤数衛訳
メキシコ人の家政婦が発見したときには、すでにマリア・アタベリーは後頭部の傷で虫の息だった。マリアは彼女に「ポケットの中を見るように」と言い残して死んだ。
妹のアリスンがマリアの肖像画を描いていたことで、ハネムーン中だったクリフとモナは急遽ロスに戻る。
アリスンが描きかけの肖像画を取り戻す手伝いをするはずだったのだが、やがて殺人事件の調査に乗り出すことに・・・。
悪くはない。
前作「殺人詩篇」と変わらずなんだかほんわかした雰囲気で、キャラクターもみんな魅力的なのだが、なんだか本作は散漫に感じた。
キャラクターがみんな魅力的と書いたが、実は主人公クリフ・ハンガーだけはあまり面白くない(汗)
前作はそれでも英文学教授を辞めたばかりの元ベトナム兵が素人探偵になるということで、感情移入もしやすかったのだが、今回はそのへんが全部片付いてしまっているので、なんだか仙人みたい(汗)
その上キャラクター的には薄く、読者の注意を引き続けるにはあまりにも力不足。
シチュエーション的にはクリスティの「もの言えぬ証人」に近く、思慮深い女家長の死とその財産の相続が大きく影響してくるのだが、だからこそ余計に読者を引き込む力の差を感じたのかもしれない。
ミステリとしては相変わらず本気で謎解きを楽しませるスタイルではないのであっさりした感じでそれが悪いわけではないのだが、やはり特別良かったわけでもない(汗)
まあ退屈しないで最後まで読むことはできるし、うふっとなるところも多いのだが、1冊の本としては特別面白いものではないと言えるだろう。
そういえば著者のことを調べてみたが、書いた本は3冊らしいが、英語版wikiにも出てこないところをみると、完全に忘れ去られた存在らしい(汗)
20220302(mixi日記より)
20220303
ストレンジャー・シングス 未知の世界
第4話 遺体
湖から上がった遺体はどう見てもウィルだったが、ジョイスはそうだと認めない。 バーバラの失踪に対する捜査ではナンシーは警察に事情聴取され、母にパーティーのことを知られる。彼女はジョナサンが撮ったバーバラの写真に奇妙なものが写っていることに気付く。 マイク達は学校の無線機ではっきりと助けを求めるウィルの声を聞く。 ホッパーは大げさすぎる検視官の様子に違和感を感じ、調査の結果ウィルの遺体は・・・。 |
予想通りいきなり盛り上がってきた。
登場人物たちのほとんどが一斉にこれが通常の事件ではないことに気づき始める。
むしろこの先が本編と言ってよさそうである。
それにしてもおめかししたエルが可愛い(笑)
20220303(mixi日記より)
20220304
狐と踊れ
神林長平著
著者のデビュー作を含む最初期短編集。
大昔に読んだような気もするのだが、一切記憶なし(汗)
ビートルズが好き
彼氏よりビートルズが大好きな「わたし」は、やがてなにもしていないのにビートルズの曲が聞こえることに気づき・・・。
問答無用の勢いがすごい作品。すごいけどなんだかよくわからない(笑)
返して!
弟との子供ができた「わたし」がいるのは、極端な産児制限と洗脳が横行する社会だった・・・。
親の資格がない者から生まれた子供は人権が認められないというのは、高度文明社会が舞台だとありがちなようであまり見ないような気がする。
狐と踊れ
その未来世界では、人間の消化器官が別の生き物のように振る舞い、特定の薬を飲み続けないと身体から飛び出してどこかへ行ってしまう。
その薬を生産して管理しているA階層の中で調査課に昇進した綺雄也は、上司の娘が目の前で「胃」を失うのを目撃し・・・。
なんだかよくわからんけどなかなか面白い(笑)
ちうかビートルズ好きやな。
ダイアショック
未開の惑星に不時着した男が、とりあえずできることを頑張ってやって、原住民とも接触するが・・・。
なんだか「パンドラ号の遭難」を思い出した(笑)
様々なSF的ガジェットが面白く、著者の発想の多彩さの片鱗が見える。
敵は海賊
海賊課のラテルと黒猫そっくりのアプロのコンビは、叔父が行方不明になったという少女の護衛と調査のために火星に向かう。
彼女は昔海賊に襲われた商船の生き残りだったが、叔父の行方どころか彼女たちが住んでいたアパートの管理人を始め、誰も叔父の存在さえ覚えていないという。
そして火星の古き都市アモルマトレイ市はコンピューターによって完全に管理されており、そのコンピューターさえも叔父の存在を記録していないことから、コンピューターの異変か少女が嘘をついているのかの2択を迫られ・・・。
昔このシリーズの本を1冊読んだ(多分「海賊版」)ときに感じた乗りにくい独特な感じはさほどでもなく、様々なガジェットやテンポの良さを普通に楽しめた。
色々極端だが、とにかく独特で興味深い。
忙殺
フリーのルポライターの一文字は忙しかった。
食うために書き散らす毎日だったが、精神病院に収監されている奇妙な宗教団体の教祖のことを知ってから他をなげうってその調査を進め、とうとう教祖に会った時・・・。
面白い。
非常に多様で相容れなさそうな要素が突っ込まれているが、最終的にはなんとなくいい感じでまとまる。まとまるけどすっかり落着するわけではないが(笑)
ちうかこの著者の他の作品を見ても思うのだが、重視しているのは過程の方でオチはどうでもよさそう(笑)
ひさ〜〜〜しぶりに読んだ神林作品はやはり尖っていて興味深かった。
手放しに面白いかと言うと難しいところだが、とにかく興味深く独特の世界を構築するという点では並ぶ者はほとんどいないと思う。
20220305(mixi日記より)
20220306
ウルトラセブン 失われた記憶
記憶を失ったモロボシダンは遺跡発掘をしながら地球人として暮らしていた。
ウルトラ警備隊は参謀フルハシの指揮で、テクノシティで多発している記憶喪失事件の調査を開始していた・・・。
オリジナルビデオシリーズの第1話。
いくつもある亜流シリーズの中でも、モロボシダンが主役のものは珍しい。
あまりに酷かった「鉄人28号」の口直しに見始めたのだが、これまた酷かった(汗)。
脚本、演出共に、どうしたらここまで下手に作れるのか首をかしげざるを得ない。
記憶喪失になったモロボシダンが新たメンバーのウルトラ警備隊と絡みつつ、エイリアンの侵略に立ち向かうという基本コンセプトは悪くないのだが・・・
続きを観るか微妙(汗)
20100917(mixi日記より)
20220308
スターシップ・トゥルーパーズ クロニクルズ
冥王星作戦
リコ、ジェンキンス、フローレスの3人は、冥王星のバグを殲滅する作戦に参加。更にはバグの生け捕りの任務を負い・・・。
フルCGのテレビ作品。
原作に忠実な内容を期待していたのだが、基本的に実写映画版の世界に準じていたので少しガッカリ。
実写映画版は好きなのだが、あれは実写だからいいのだ。
そして90分を越える長さにもびっくり。
しかもシリーズは続く・・・・・・
古い作品なのでCGもイマイチだし、続きは観ないかな・・・???
20100917(mixi日記より)
20220310
ストレンジャー・シングス 未知の世界
第5話 ノミと曲芸師
ホーキンス研究所に潜入したホッパーだったが、捕まってしまう。 目を覚ますと自宅のベッドだった。ホッパーは部屋を徹底的に捜索し、盗聴器を見つけ出す。 ウィルの葬式はジョイスの元夫のロニーが取り仕切った。 マイクたちは裏の世界につながるゲートが磁気異常を生じることを聞き、コンパスが示す先を目指して進むが・・・。 |
とうとうジョイスの言葉を信じる者ホッパーが現れて彼女は報われるが、その後逆にジョイスからの徹底的な尋問にあうホッパー(笑)
あの上手すぎる絵が伏線だったとは(笑)
ナンシーとジョナサンの珍道中(?)は意外な展開に。
う〜〜〜ん頑張れホッパー(笑)
20220312(mixi日記より)
20220313
ストレンジャー・シングス 未知の世界
第6話 怪物
この物語を引っ張っているのは今のところ3つのグループである。 1.子供グループ マイクとルーカスは一応仲直りするが、ルーカスはエルを仲間と認めず、1人でコンパスの示す先を探索に向かう。 マイクとダスティンはエルを探すが・・・。 2.青年グループ 怪物を探すナンシーとジョナサンだったが、ナンシーが不気味な木の中の世界で怪物と遭遇し・・・。 3.大人グループ ホッパーとジョイスは12年前に娘が行方不明になったというテリーに会いに行くが、彼女は被験体として打たれていた薬のせいで廃人同様だった・・・。 |
子供グループがキーになる要素であるエルを確保しているので最重要ではあるのだが、他もそれぞれの視点で事件に関わってゆく多角的な展開が面白い。
そして今回の大人グループの展開にはスキャナーズ味(笑)が加味され、ますますやばそうな雰囲気に。
次回は山場から始まる模様。
20220313(mixi日記より)
20220314
ストレンジャー・シングス 未知の世界
第7〜8話
第7話 浴槽 |
第8話 裏側の世界
ホッパーとジョイスはウィルを探して裏側の世界に。
ジョナサンとナンシーは怪物をおびき寄せる罠を張る。
取引で少年たちの居場所を知った研究所は、彼らを捕まえに向かう・・・。
というわけで3つのメカグループが1つになって、物語はシーズン完結へと向けて怒涛の展開を見せる。
で、最終的な感想としては・・・まあまあかな(笑)
この2話では今までにあった要素に加えてエイリアン味(笑)も追加され、最後には童夢味まで(笑)
このドラマ自体が80年代に対するオマージュであるのは、劇中に「遊星からの物体X」の映像が出てくることを含めなくても確実なのだが、そこにもう1味独自性を目立たせてほしかったというのが正直なところ。
むしろシーズン2以降は展開上独自性を高めざるを得ないのではないかと期待している。
20220313(mixi日記より)
20220315
スターバック号を奪回せよ
クライブ・カッスラー著/中山善之訳
アメリカ海軍最新鋭の原子力潜水艦スターバック号が、ハワイ沖を処女試験航海中に海上に奇妙な霧を見つけ、その後行方不明に。
ハワイの海岸で奇妙な漂流物を拾ったダーク・ピットはその中の文書を読んで海軍基地に届ける。
そこにはスターバック号の艦長が記した奇妙な遺言が・・・。
約10年寝かされていたダーク・ピットシリーズ第1作で、著者が言うにはプロットが単純なので発表しなかったということらしい。
確かに一直線なストーリーではあったが、それを補って(?)あまりあるほど内容はぶっ飛んでいた(汗)
冒頭からスターバック号の巡航速度は225km(約121ノット!)と書かれているのを見て、少し著者の正気を疑い、萎えた(笑)
気を取り直して読み進めると、海底の謎の急傾斜、水面の謎の霧の末にスターバック号は行方不明になるのだが、その艦長が書き残した記録の内容がとんでもなさすぎ、更にその海域で約30年前から40隻もの船が行方不明になり、全て発見されずじまいというミステリーの提示、船員の全身が緑色になって死亡していたという証言・・・と、なんだかもうクトゥルフ神話みたいなノリになってきて俄然面白くなってくる。
そこに更に戦後すぐにハワイ沖に沈んだ伝説の島を調査していた金色の目の大男と来た日には、もしかしてこれはエイリアンシリーズだったかと表紙を見直す始末。
後半は謎の海域の調査と発見された潜水艦の回収という展開になるのだが、更にそこにとんでもない大仕掛けやらとんでもない装置やらが登場して、実はキャプテン・フューチャーだったかと疑うことに(汗)。
まあ色々と楽しめたわけだが(笑)、プロットはさておき、確かにこの作品が先に世に出ていたらシリーズはこんなに続かなかったかもしれないと思った(笑)
20220316(mixi日記より)
20220317
ストレンジャー・シングス 未知の世界
シーズン2 第1話 マッドマックス
1984年10月28日。 |
ちうわけでシーズン2の開幕。
シーズン1が嘘だったかのように平和で幸せな雰囲気だが、1人奇跡の復活を遂げたウィルは未だに「裏側の世界」の幻覚に悩まされており、例の研究所で検査を受けている。
彼以外はすっかりいい感じになったナンシー&スティーブのカップルや、まさかの展開を見せるウィルの母ジョイスなど、事件は全然起きていないのに非常に興味深く観れた。
ゲームセンターではディグダグもだが、懐かしいドラゴンズ・レアが出てきたのも嬉しかった。
ラストのサプライズも。
ちうかマイクに顔見せてやれよ(笑)
シーズン2の滑り出しは上々。
20220317(mixi日記より)
20220320
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 2.0
押井守監督
内務省直属の公安9課に所属する草薙素子少佐は、外交官を暗殺してプログラマーの他国への亡命を阻止する。
外務大臣の通訳が電脳をハッキングされた事件の調査を進めるが、逮捕された人物はいずれもゴーストハックを受けて操られていた。
その手口は国際手配されているハッカー「人形使い」のものだと思われた。
ある日義体メーカー「メガテク・ボディ社」から脱走した女性型義体が公安9課に運び込まれ、その義体には脳が入っていないはずだったが、何者かのゴーストの存在が検知され・・・。
映画「攻殻機動隊」をリファインしたもので、各所でCGによる加工や入れ替えが行われている他、微妙な変更がある。
基本的には元と変わらないので同じ感想※だが、相違点では一応画は「イノセンス」に微妙に近寄り、きれいになっている。しかしCGを使うところ、使わないところの判断がどうも納得いかない。
冒頭の素子CGは仕方がないとしても、その後のオープニングはセルアニメのままだったりと、なんだか中途半端。
※面白い(笑)
20100918(mixi日記より)
20220322
降伏の儀式
ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル著/酒井昭伸訳
ハワイ天文台の科学者が木星軌道に自力推進する物体を発見する。
それは人工物であり自力推進で地球に向かっているということが確実視された。
米ソは共同で軌道上の宇宙ステーション「コスモグラード」で出迎えようとするが、地球に接近してきたそれは無警告で地球への侵攻を開始。
軌道上からの砲撃や小惑星落とし、主要都市には空挺降下が行われ、異星人は降伏を迫るが、地球人は彼らが想像できないほど諦めが悪かった・・・。
ニーブン&パーネルのストレートな地球侵略大作。
パーネルらしくやたらに登場人物が多くて混乱するも、後半の山場は魂をゆさぶる。
ミサイルを満載したスペースシャトルが艦載機というのもしびれた(笑)
こつこつ頑張ってきた人類が、カンニングでのさばってきた侵略者に叩きつけるハードすぎるパンチは素晴らしすぎ。
映画化希望。
20100923(mixi日記より)
20220324
トロピックサンダー 史上最低の作戦
ベン・スティラー監督
ベトナム戦争で英雄的な活躍をしたジョン・"フォーリーフ"・テイバックの回顧録「トロピック・サンダー」の映画化が決定。
しかし撮影5日目にして予算オーバーのため制作中止の危機に。
なんとしても映画を完成させたい監督は、俳優達を本物の戦場に・・・。
cerberus氏に勧められたので観た。
展開に山が無いが、いろいろなツボを突いていて面白かった。
特にカメオ出演のあいつが、普通にメインキャストで、しかもとんでもなくひどい奴なのがすごかった(笑)。
20100928(mixi日記より)
20220326
銀河辺境シリーズ12
銀河私掠船団
A・バートラム・チャンドラー著/野田昌宏訳
資金難の末にとうとうリトル・シスターを売らざるを得なくなったグライムズだったが、その結果お金持ちに。
そこに声をかけてきたのはビリー・ウイリアムズとマグダ・グラナドウという男女で、彼にイプシロン級の中古船を買って自由貿易を始め、2人をその乗組員にしてほしいと言う。
話に乗ったグライムズは手に入れた船を「シスター・スー」と名付け、乗組員を募集した。
そこに懐かしいダミアン少将が会いに来て、彼に仕事を依頼する。
それはエル・ドラドで計画されている私掠船隊の提督となり、観察宇宙軍が介入するきっかけを作るというものだった・・・。
自由貿易船を手に入れてその乗務員をそろえ貿易品を探し・・・と、丸々トラベラーそのまんまな内容でず〜〜〜〜っとわくわくしながら読めた。
ちうか全400ページほどの本編で、私掠船としての航海が始まるのは380ページほど経ってからであり、本来ならタイトルを「自由貿易船長グライムズ」にすべきだろう(笑)
懐かしい面々が次々と出てくるのも興味深いところで、特に過去のヒロインたちが大量に登場して色気を振りまいてゆく。
気になるのは相変わらず強力すぎるカロッティ通信士の能力で、エル・ドラドでさえ思惑が丸見えというのはどうかと思った。
物語的には今までのシリーズで最もグライムズが危機に陥らなかったエピソードでもあり、基本的に平和でのんきな雰囲気でこれといった山場も無いが、この内容だとむしろそれは歓迎で、化夢宇留仁的にはとても面白かった。
それにしてもあの自転車・・・(笑)
20220327(mixi日記より)
20220328
クラッシャージョウ 銀河系最後の秘宝
高千穂遙著
難破船を発見したミネルバ。
船にはクラッシャージョウ宛のマイクロディスクを持った老人が乗り込んでいたが、すぐに息を引き取る。
そこに円盤型の宇宙船の艦隊が突然現れ、ミネルバへの攻撃を開始。
その船は小型だったが恐るべき科学力で製造されており、ミネルバも逃げるのがやっとだった。
更に現れた謎の船「サラマンダー」の助けもあって窮地を脱したミネルバ。
惑星デボーヌでも襲撃され、なんとか図書館でマイクロディスクを解読すると、それは予想通りクラッシャーへの依頼だった。
依頼主はドン・グレーブル。銀河系最大の大富豪であり、誰も正体を知らない謎の人物でもあった。
ドン・グレーブルは彼らに「銀河系最後の秘宝」を見つけ出す手伝いをしてほしいと言い・・・。
クラッシャージョウシリーズ第3巻。
息をもつかせぬアクションが続くのは毎度のことで、ハッタリの効いた大道具やハードSF系大仕掛けが出てきてとりあえず飽きることはない。
しかし面白いのかと言われると、微妙。
面白くないことはない(笑)
考えてみるに、おそらく「日常」が欠けているのが原因ではないかと思う。
どんな大事件も比較するものがなくては大事件だとわからない。
日常業務やオフの様子を描いてこそ、「事件」が際立つというものである。
だいたいクラッシャーといえば思いつくのがアクションや宇宙戦闘シーンなので、むしろそっちが「日常」なのかもしれない。そう考えると一切「事件」が起きていないとも言えるのだ(笑)
直前に読んだ「銀河辺境シリーズ 銀河私掠船団」はまさに真逆な内容で、オフと日常業務しか出てこない(笑)のだが、遥かにわくわくしながら読めたのはなんだか皮肉な感じ。
ちうか事件の起きないクラッシャーの日常業務編はぜひ読んでみたいと思ってしまったぞ(汗)
20220327(mixi日記より)
20220330
サヴァイブ 殺戮の森
クリストファー・スミス監督
武器メーカーの社員7名が研修のためバスでハンガリーの山奥にあるロッジへ向かっていたが、運転手が彼らを置き去りにしてどこかに行ってしまう。
仕方なくバスをあとにした一行が辿り着いたのはボロボロの山小屋で・・・。
中途半端にお金を掛け、どうでもいい脚本と演出、エロもグロも中途半端。もちろんホラーにもなっていない。
最も作ってはいけないタイプの作品。
唯一よかったのは、ヒロインのねーちゃんのやられる前にとどめを刺すスタイルが徹底していたところだけ(笑)
20101003(mixi日記より)
20220401
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
ジョン・ワッツ監督
メキシコで起きた奇妙なハリケーンを調査していたニック・フューリーとマリア・ヒルが土の怪物と遭遇するが、そこに両手から緑の光を放つ男が現れる。
ニューヨークではピーター・パーカーが学校が主催するヨーロッパ研修旅行でどうやってMJとなかよくなるかの計画を立てており、フューリーからの電話にも出ようとしなかった。
しかしヴェネツィアで水の怪物と遭遇し、緑の光を放つ男と一緒に戦う。
彼はミステリアと呼ばれるようになる。
フューリーはピーターにトニー・スタークの遺品である人工知能「E.D.I.T.H.(イーディス)」を内蔵した眼鏡を手渡し、アイアンマンの後継者に指名されたことを伝えるが・・・。
とりあえず全編非常に豪華な作りで、少なくとも大作感は満喫できる。
本作はスパイダーマンの視点での原点回帰を目論んでおり、MJとの距離感といい、ジュブナイル的なワクワク感も楽しめ、そこに旅行の高揚感もうまく表現されている。
面白かったのはネッドに彼女ができる展開で、単純に楽しい。
フューリーが完全に騙されるという展開は少々不満だったのだが、実はそれさえも・・・という最後のオチが(笑)
とりあえず大金のかかった気楽なアクション・コメディという点では、まとまりもよくて満足感の高い作品だった。
本シリーズのMJは化夢宇留仁の好みであるのも影響しているかも(笑)
20220402(mixi日記より)
20220404
ストレンジャー・シングス 未知の世界
シーズン2 第2話 変わり者たちのハロウィン
おばけの格好ならばれないと言ってハロウィンに行きたがるエルだが、ジムはたくさんキャンデーを持って早く帰ってくるからとなだめた。 |
シーズン1のラストから、エルがどうしていたのかのフラッシュバックから始まる。
カボチャ畑に広がる奇妙な病気など、物語も少しずつ動き出しているが、この話はとりあえずゴーストバスターズに尽きる。
エンディングに一番驚いた(笑)
20220402(mixi日記より)
20220405
ストレンジャー・シングス 未知の世界
シーズン2 第3〜4話
第3話 未知なる生物 |
第4話 賢者ウィル
校庭で立ち尽くしているところを発見されたウィルは意識を取り戻すが、体温が異常に低いなどの変調をきたしていた。
ジョナサンとナンシーは研究所に連れて行かれ、秘密を守る重要性を説明されるが、ナンシーはそれを録音していた。
無断外出の結果ホッパーと喧嘩になり、部屋を片付けることになったエルは、地下の物入れで研究所の資料を見つけ、その中にあったテリーという女性を母親だと確信する。
ウィルの描いた絵から触手のようなものが広がっていると思ったホッパーがカボチャ畑の近くを掘ってみると・・・。
ようやく本編が動き出した感じ。
マックスが怒るのも無理もない(笑)
気になるのはジョイスの恋人ボブ。超善人風だが・・・。
20220402(mixi日記より)
20220408
ストレンジャー・シングス 未知の世界
シーズン2 第5〜6話
第5話 ディグダグ |
第6話 スパイ
なんとか救出されたホッパーだったが、触手を焼き払うとウィルが反応して倒れ、意識は戻ったが最近の記憶を失っていた。
ダスティンとスティーブは逃げ出したデモゴルゴンをおびき寄せるために餌をまいて待ち伏せすることに。
そこにルーカスと、彼から話を聞いたマックスもやってくる。
ウィルの提案でトンネルの重要な場所らしい地点に兵士が送られるが・・・。
グエムル味やらバイオハザード味もしてきてなんだかものすごく面白くなってきた(笑)。
とりあえずダスティンにいいように使われるスティーブの立ち位置が素敵(笑)
敵である研究所とのどさくさ紛れの共闘関係も面白い。
予想通りシーズン2は1と比べてオリジナリティも高く、このまま盛り上がってくれるとすごく嬉しい。
20220403(mixi日記より)
20220411