オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー
 刑務所から脱獄したドクター・イーブルとミニー・ミーは、ゴールドメンバーと手を組み、世界征服のための計画にとりかかる。
    彼らはタイムスリップして、英国の偉大なスパイであるナイジェル・パワーズを誘拐する。
    彼こそはオースティン・パワーズの実の父親だった・・・。
 2がひどかったので期待しないで観たら結構面白かった。
    アフロヘアの圧縮具合がいい感じ(笑)。 
    なんの情報も無しで観たので、冒頭の小事件(?)シーンはひっくり返るくらい驚いた(笑)。
20040205
フロム・ヘル
    2001年アメリカ
 1888年のロンドン。切り裂きジャック事件が発生。
    事件の捜査に当たったのは、2年前に妻子を亡くして以来、アヘンの幻覚に逃げ込んでいたアバーライン警部。
    そんな彼だが、被害者の友人である娼婦メアリに心惹かれてゆく。
    捜査の方は奇妙な妨害もあり、遅々として進まない。
    しかしジリジリとアバーラインが核心に迫ると、その魔手は彼の近辺にも及び出す。
 ジョニー・デップの、阿片漬けで幻覚見まくりの警部がピッタリだった(笑)。
    ストーリーは切り裂きジャックの正体に新たな仮説をうち立てたものだが、実はありきたりな解釈なので、その辺を期待すると肩すかしを食うかも。
     やっぱり最大の見所はローラー・ガールでしょ(笑)! 
20030223
ハンニバル
    2001年アメリカ 
 あの惨劇から10年、レクター博士からクラリスに1通の手紙が届く。そこには「クラリス、いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか教えたまえ」と記されていた。
    博士の新たな活動開始の宣言だと受け取ったクラリスは、彼の消息を追うが・・・。
 やはりキャスト変更がきつい。
    レクター博士も尾行への対応など一部かっこいいところもあるが、結局単なる変態おやじっぽくなってて残念。 
    しかしこれはリドリー・スコット監督の責任では無さそう。
    なにしろ原作者が、前作のクラリス役のジョディ・フォスターにベタ惚れになったあげくに書き上げた作品だから仕方がない(笑)。
20030223
ペンデュラム
    悪魔のふりこ
    1991年アメリカ 
 15世紀のスペインが舞台。
    魔女の嫌疑をかけられた美しいパン屋の妻が、 宗教裁判と拷問儀式に晒される。
ポー原作の、1490年頃のスペインを舞台にした魔女裁判もので、ず〜っと前にも1回観てたのだが、2回目である今回も、思ったほどエッチじゃなくてガッカリ(笑)。
    スチュアート・ゴードンにしてはまともな内容で、そこそこ面白いのだが、まともな内容というのは彼に対しては誉め言葉ではないような気もする(笑)。
それにしてもパン屋はなんであんなに強いんだ(笑)?
20030223
    .50 Woman(ハーフ・ウーマン)
     (KILLERSより)
 押井守の監督したビデオ作品。
    スナイパーのねーちゃんがたらふく飯食ってアニメプロデューサーを狙撃する話・・・
    なんじゃこりゃあ(笑)!?
    でもけっこう好き(笑)。
観てしばらくしてから、主役のねーちゃんがニューハーフだと初めて知りました。
    だからハーフ・ウーマンなのね。
    2回も見たのに(笑)。
20030301
アニマトリックス
  2003年アメリカ 
 マトリックスの世界のサイドストーリーを集めたオムニバスアニメ。
    この度見直した。 
1 ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス Final Flight of the Osiris
     ザイオンの真上の地上で巨大なドリルのついたマシンが動き出しており、それがザイオンへ向かうと知った船の面々は、敵に追われつつ、マトリックスを通じてザイオンに危険を知らせようとする。
     全編3DCGアニメで作られた作品で、時間の流れ的にはレボリューションズ直前だと思われる。
    CGの出来は素晴らしく、映画ファイナルファンタジーなど足元にも及ばない。
    冒頭の武道場での鍛錬シーンも素晴らしいのだが、惜しむらくはモーションキャプチャーの元になった殺陣がイマイチ。
     ストーリーはあっさりしているが、短編のサイドストーリーとしては上々の出来。
    2 セカンド・ルネッサンス パート1 The Second Renaissance Part1
     2Dアニメ(もちろん制作過程で3Dアニメも利用)で、マトリックスワールドの歴史を説く。
    パート1は如何にしてマシンが人との信頼関係から脱し、敵対するに至ったかを描く。
    とにかく映像のセンスは素晴らしく、見飽きない。
    しかし最も重要なポイントである、なぜマシンが自我を持ったか(またはなぜ自我を持ったマシンを作ったか)の説明が一切なされていないので片手落ちの感が強い。
    間に「アイ,ロボット」が挟まっていればよかったかも(笑)。 
    3 セカンド・ルネッサンス パート2 The Second Renaissance Part2
     マトリックスワールドの歴史第2部。
    マシンと人との戦争、人による空の破壊、マシンによる人のエネルギー化が描かれる。
    相変わらず画面は素晴らしい。
    それにしてもマシンの動力源を失わせるために空を破壊するという人の作戦は説得力が無さすぎる。 
    4 キッズ・ストーリー Kid's Story
     目覚めた後より、夢の方に現実を感じる少年。彼はネットで助けを求め、それに応えた者がいた。
    翌日から、少年の現実には狂いが生じる。
     2Dアニメだが、ペン画風のタッチでなかなか味わいがある。化夢宇留仁は少し「風がふくとき」を思い出した(笑)。 
    時期的には1と2の間かな?
    5 プログラム Program
     純和風の仮想空間で訓練を行う男女。しかし男の方が一緒にマトリックスに戻ろうと持ちかけ・・・。
     2Dアニメ。バリバリの川尻節で、浮きまくっている(笑)。
    オチもそれなりに効いている。
    時期は2の直前くらい? 
    6 ワールド・レコード World Record
     世界新記録に最も近い100m走者デイビス。彼の身体はすでに限界に達しており、精神力がそれ以上を求めたとき、プログラムに矛盾が発生する・・・。
     2Dアニメ。また川尻節全開(笑)。しかし絵柄が洋風に工夫してあるので前のやつほどは浮いてない。
    内容的には迷宮物語の「走る男」とほとんど同じ。
    時期は1の前かな? 
    7 ビヨンド Beyond
     現代日本・・・の多分関西。
    飼い猫を探していた女の子が、近所の子供達に導かれ、お化け屋敷に足を踏み入れる。
    そこではマトリックスのプログラムエラーが発生していた・・・。
      どう見ても日本のアニメ。なかなか雰囲気がいい。 
    時期は1から2のあたりか。
    8 ディテクティブ・ストーリー A Detective Story
     アメリカ。トリニティーというハッカーを探すように依頼された私立探偵の物語。
    苦労の末なんとかトリニティーにたどり着くが・・・。
     2Dアニメ。
    目覚められない一般人のケースとしては面白い。
    時期は1よりも前かも。 
    9 マトリキュレーテッド Matriculated
     荒れ果てた地上で生活しているグループ。
    彼らはマシンを捕獲し、仮想空間でマシンの自我に働きかける試みを行っていた・・・。
     傑作。
    2Dアニメだが、最もアメリカ&ヨーロッパ風の画で、独特の魅力がある。
    本作の素晴らしいのは、マトリックスの世界に新たなアイデアを付け加えて、更に一歩踏み込んだ世界を構築しているところである。その辺があくまでサイドストーリーに甘んじている他の作品とは一線を画す。
    またマシンの視点による仮想空間の表現など、まさに映像作品の醍醐味と言える描写も楽しい。
総じて本編より面白いと思う(笑)。
20060305
血の祝祭日
 世界初のスプラッターと呼ばれている映画。
    化夢宇留仁は今まで色々ひどい映画を観てきたつもりだったが、全然ケタが違った(笑)。
    ここまでひどいとかえってすごい!もしかして監督は天才じゃないかとさえ思えてしまった(笑)。
内容例:
    自分は殴られて気絶し、その間に彼女を殺された青年の証言。「犯人は白髪の年輩の男で、目つきが異常だった。」
    この証言に対する刑事のコメント「犯人の糸口もつかめない・・・。」
さらなる犠牲者が出る。
    重体の被害者の女性の証言「犯人は白髪の年輩の男で、目つきが異常でした。」
    証言に対する刑事のコメント「一歩前進だ!」
    ・・・こんなのは序の口である(笑)。
ちなみに上記重体の女性は、顔がグチャグチャになっててずっと身元不明なのだが、訪ねると自分の名前でもなんでもすらすら答えてくれる(笑)。
20030410
インビジブル
 細胞の透明化の研究は、すでに透明化は達成し、それを如何に無害に元に戻すかの段階に入っていた。
    天才科学者セバスチャンは、とうとう元に戻す血清の細胞組成の形勢に成功。
    しかし彼の名誉欲は単にそれを報告するだけではとどまらず、人体実験をして華々しい名声を得たいと望んだ。
    人体実験の被献体に自ら立候補して透明になったセバスチャンだが、透明化はその対象の感情を高ぶらせ、たがを外させた。
    元より変質狂的要素を持っていたセバスチャンは、今や透明の怪物と化していた・・・。
 予想より面白かった。
    まず透明化&透明から元に戻る過程のCGIはまさに生化学的&単なる映像として見応え満点で、それだけでもこの作品の価値がある。
    そして後半は切れのある演出で、最後まで飽きることなく観ることが出来た。
     監督はポール・バーホーベン。
    クレバーな演出という点では彼の最高傑作かも知れない。
    彼らしさという点では他の作品とは比べようもないが。
     しかし透明人間というのはどうしても無理はあるな。
    まぶたが透明なのでまぶしいという描写があったが、そもそも目が透明では何も見えないぞ(笑)。 
20060212
シュレック2
    2004年アメリカ 
 シュレックとフィオナ姫が、めくるめくハネムーンから戻った時、フィオナ姫の両親から、結婚祝い祝賀会の招待状が届けられる。
    フィオナ姫の故郷である 「遠い遠い国」に向かう2人とドンキー。
    しかし新郎であるシュレックを見たフィオナ姫の父親ハロルド国王は絶句し、魔女の助けを借りてある陰謀を巡らせる・・・。
・・・を観てきました。
    面白かった♪
    しかし脚本の出来はイマイチで、特に長靴を履いた猫の心情の変化がうまく描けておらず、最後まで信用できなかったのが残念なところ。
20040726
トーキング・ヘッド
    1992年日本 
 大作アニメ「トーキング・ヘッド」の製作中、演出家が失踪した。
    制作会社はどんな穴埋めでもやってのけるという裏演出家に「トーキング・ヘッド」の製作を依頼する。
    とにかくスタッフをまとめようとする裏演出家だが、殺人事件が発生し・・・。
 押井守の実写第3段。
    うる星やつら2+赤い眼鏡+女優霊?
    オチは完全に自主映画。
    う〜ん・・・面白くない(笑)。
20040813