009-1 Vol.1
2006年日本/紺野直幸監督

 冷戦が140年続く世界で繰り広げられるスパイ合戦を描いた作品。
原作は石ノ森章太郎の「009ノ1」で、サイボーグ009のアダルトお色気アクション版といった趣らしい。
 主人公ミレーヌ・ホフマンの声を女優の釈由美子が担当。

Mission:1「潜入者たち Infiltrators」
 核をこえる究極兵器につながる発明がイーストブロックで成された。
発明者は武力の均衡が崩れるのを怖れ、ウェストブロックに亡命を希望。
彼の救出するため、ゼロ機関の女スパイ達が行動を開始する・・・。
 第1話らしい内容。
釈由美子の抑えた演技はなかなかいい感じ。
おそらくシリーズラスト近くで影響するであろう重要な前振り有り。
化夢宇留仁的にはもっとお色気をアピールしてほしかった(笑)。

Mission:2「聖夜 Holy Night」
 クリスマスにミレーヌに下った指令は、ミュータントの抹殺部隊の仕事の首尾を確認するというもの。
幼い少女であるミュータントは、両親を殺されて雪が降り積もる森の中に逃げ込む・・・。
 作品の舞台である世界の異常さと、主人公ミレーヌの異常なまでに感情のない思考が描かれている。
この辺が後に繋がってくるのを期待したい。

 主題歌をはじめとした音楽が、原作の描かれた当時の雰囲気を再現しているのが嬉しい。
画は石ノ森作品を描かせたら日本一の紺野監督なので、文句無し。と言うか、文句を言っても彼以上にそれらしく描ける人がいない(汗)。
基本1話完結だし、見やすいので今後も続けて観たいと思う。

20090315


サイレントヒル
2006年アメリカ、日本、カナダ、フランス/クリストフ・ガンズ監督

 夢遊病の娘がつぶやく「サイレントヒル」という言葉。
母親ロースはウェブサイトでその名のゴーストタウンが実在するのを知り、その町へ向かう・・・。

 ご存知コナミのゲームが原作のホラー映画。
化夢宇留仁は原作の方は2を少しやったが、あまりに怖くて最初のセーブポイントまでやったところでギブアップ(笑)。
そんな僅かな原作体験だったが、映画版はその雰囲気をなかなか見事に再現していたと思う。
独特の禍々しいイメージや、悪夢の中でもがいているようなあの感覚はまさにそのまんま。
 物語としては、特に変わったところはなかったと思う。ただしラストの嫌〜〜〜な喪失感は独特の味わいだった。
 見せ場は色々あったが、どれもまあまあの出来。CGIっぽさは拭い切れていないが。
特になんということもないシーンで、カメラが変に凝った動きをするのは少し気になった。
ホラー映画は感情移入が命なのだが、カメラが余計な動きをするとそれが目立って現実に引き戻されてしまう。 そういうカットがいくつかあったのだ。

 色々書いたが、そういう細かいところが気になったということは、総じていい感じに出来ていたからだと思う。

20090315


装甲騎兵ボトムズ
ペールゼン・ファイルズ1
2007年日本/高橋良輔監督

 20年前に放送されたテレビアニメの新たなOVAシリーズ第1巻。
今回は主人公キリコがテレビシリーズに登場する前の若き日を描く。

第1話「渡河作戦」
 私兵部隊通称レッドショルダーの成立とその抹殺について、その責任者であるペールゼンの裁判が続く中、レッドショルダーの生き残りであるキリコは絶望的な渡河作戦に参加していた・・・。
  本OVAではATなどのメカニックは全て3DCGで描かれている。
これがなかなかリアルすぎず、チャチすぎずにいい感じなのだが、全体的に重量感不足な印象。この辺は次回以降の改善を期待したい。
 物語は相変わらずと言っていい内容で、安心できるが驚きはない。
もちろんそこに文句は無い(笑)。

第2話「ガレアデ」
 味方部隊が全滅した渡河作戦を辛くも生きのびたキリコだったが、その傷も癒えないままに100年戦争の最前線である惑星ガレアデに送り込まれる。
前線基地での束の間の休養を得るが、何者かに狙撃され・・・。
 シリーズのメインキャラクター紹介編という趣。
次回から本編かな???

20090319


機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線
第2巻 陸の王者、前へ!
2008年日本/今西隆志監督

 地球に進攻したジオンに対し、苦しい戦いを強いられる連邦軍。
第2巻では白いザクへの復讐心に捕らわれた61式戦車隊小隊長の戦いを描く。

 期待通りに第2巻では61式戦車の大活躍が見れて化夢宇留仁は大満足。
元々ザクより61式の方が強いという持論を持つ化夢宇留仁なので、むしろまだまだザクが強すぎると思うのだが(笑)、設定的に61式がザクを圧倒(笑)してしまっては困るだろうから、まあ頑張った方だろう。
 しかしどうもドラマ的には、前シリーズと比べると厚みが無いように感じる。
今のところ通して登場しているのが連邦軍の少佐だけだというのが原因だと思うが、ぜひ次作以降ではその辺も掘り下げてくれるのを期待する。

2009321


装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
1986年日本/高橋良輔監督

 オリジナルビデオアニメ。
テレビシリーズの最終回の最後の山場からラストシーンの間という微妙なタイミングを描いている。
 ゴートにバトリングに誘われるキリコだが、とりあわない。
しかし対戦相手にフィアナを誘拐され、仕方なく戦うことに。その対戦相手はレッドショルダーに恨みを持つバララント軍の試作PSだった・・・。

 なにしろ大団円(?)の前の状態なので、このシリーズにはほんとに珍しく、キリコの周りには信頼できる仲間がいて、雰囲気も和気藹々としている。
そういうヒトコマを見れるという意味ではなかなか貴重かも。
 他にも本作はシリーズ内では観られなかった要素が多く、小説版でしか観られなかった頭の長いATが出てきたり、ゴステロみたいなPSが出てきたり(笑)。
 おそらくシリーズ随一のお気楽エンターティメント作。
それはそれで面白い。

20090322


装甲騎兵ボトムズ
ペールゼン・ファイルズ2
2007年日本/高橋良輔監督

第3話「分隊」
 前線基地で待っていた分隊最後の1人は、整備中隊を希望する気弱な男だった。
そうにも関わらず、メルキアの精鋭部隊の運命を左右する、マニド渓谷突破の先陣という重要な任務を任される。
トラブルもあったが作戦はうまくいき、バララント基地の制圧に成功するが・・・。
  いよいよ本編開始という感じで、1〜2話でおあずけだったATバトルも満喫できる。
化夢宇留仁は空挺降下のかっこよさにしびれた。
しかし相変わらずCGIの動きは微妙なところもあり、もう少し重量感と巨大感がほしい。
巨大感に関しては人間とATが近距離で同フレームに収まった画が少ないからだと思うが、たまにそんなカットがあるとCGIと手書きキャラの違和感がすごい(汗)。
これはCGIを使った作品の大きな課題だと言える。

第4話「死の谷」
 たった1人のバララントの生き残りは、キリコ達の妨害にも関わらず渓谷への巨大砲の発射に成功。
何万トンもの崩落するガレキに、メルキア軍の本隊は埋もれてゆく・・・・。
 今度は激しいスペクタクルシーンの連続で、キリコ達の作戦の大失敗の様子(笑)が描かれる。 その大失敗度は恐ろしいほどで、この時100年戦争が終わらなかったのが不思議なくらい(笑)。
で、観察者とは誰なのか・・・?

20090326


装甲騎兵ボトムズ
ザ・ラストレッドショルダー
1985年日本/高橋良輔監督

 テレビシリーズのウド編とクメン編の間に起きたエピソードを語ったオリジナルビデオアニメ。
キリコは元レッドショルダーのはみ出し者達と合流し、彼らに地獄を見せたペールゼンへの復讐の旅に出る・・・。

 キリコにしては珍しく過去を振り返る話。
一応フィアナのことが気になっているのが理由だとフォローはしているが、やはり少し違和感はある。
 それはいいとして、レッドショルダーの生き残り達が警護する秘密基地へ突入するキリコ達。
派手なバトルが展開されるが、実に残念なのはその敵がレッドショルダーの割には簡単にやられてしまうというところ。
キリコは別としても、他のメンバーとは力量は互角の筈なのだし、もう少しかっこいいところも見せてほしかった。
その代わりという感じでイプシロンが華々しい緒戦を飾るが、この作品のメインタイトルはレッドショルダーだった筈・・・(汗)
 またペールゼン・ファイルズを観ている途中なのだが、そのペールゼンがあっさりとぶっ殺されてしまったのにはびっくりした。
本作よりも前の時間軸であるペールゼン・ファイルズでは廃人同様になっているペールゼンがこっちでは元気というのも興味深い。
どうやって繋がるのだろうか。

20090326


ウルトラマンメビウス Vol.13
2007年日本

第48話 最終三部作1「皇帝の降臨」監督:アベ ユーイチ
 ミライがメビウスであるということが、ヒルカワによって白日のもとに晒される。
おりしも世界各国にエンペライザーが降り立ち、皇帝と名乗る何者かが、地球を滅ぼされたくなければメビウスを差し出せと公言した・・・。
 最終3部作開幕。
化夢宇留仁は最終回は落ち着いて観ようと思っていたら、全然落ち着かなくて観るのがこんなに遅れてしまった(汗)。
今日は免許の更新で代休を取ったので、ひさ〜〜〜しぶりにゆっくりした気分で観た。
 ミライがメビウスだとばれることで、ゴチャゴチャ〜〜〜っとした展開になるかと思いきや、サコミズ隊長の演説で日本一丸というのは実にスッキリ。
やはり最終回を前にして、些細な問題で悩みたくない。特にメビウスでは。
直球を選んだのは大正解だと思う。

第49話 最終三部作2「絶望の暗雲」監督:佐野 智樹
 ついに地球に降り立った皇帝エンペラー星人。メビウスの仲間達が迎え撃つが、エンペラー星人の能力は圧倒的だった・・・。
 懐かしいキャラクターが続々と出てくる最終回前にふさわしい展開。
ここでウルトラ兄弟が出てこないのがメビウスのいいところ。
同じ世界を共有はしていても、メビウスは独り立ちできるヒーローなのだと主張しているのだ。

第50話 最終三部作3「心からの言葉」監督:佐野 智樹
 仲間達も倒れ、肝心のメビウスも傷ついて変身さえできない。
しかし彼らにはまだ出来ることがあった・・・。
 剛速球な内容。逆に言えば、内容が無きに等しい。
しかしそれでOK。そこがいい。満足。

20090327


スクービー・ドゥー2
モンスター・パニック
2004年アメリカ/ラジャ・ゴズネル監督

 今や名探偵の代名詞となったミステリー社の4人。
今日は彼らの活躍を讃えた「犯罪学博物館」のオープンセレモニーである。
展示物のメインは今までに逮捕した偽モンスターの衣装だったが、その内の一つが動き出し、セレモニーは滅茶苦茶に・・・。

 1と変わらずアトラクション映画で、そう思ってみれば存分に楽しめる内容。
今作は過去にミステリー社が対峙してきた犯罪者達の設定も活かされているようなので、ファンにはより楽しめたのでは無かろうか。
全然ファンでもなんでもない化夢宇留仁にも、過去からの繋がりというのは世界に深みを増すので、まあまあいい感じだった。
いつも眼鏡をかけているブレイン役の娘がピチピチのつなぎでイメージチェンジを計るのもよかったし、バフィーのねーちゃんは相変わらず色っぽいのもよかった(笑)。
 少し鼻についたのは、犬とその仲良しのバカコンビのバカっぷりで、そういうキャラなのだから仕方がないのだが、あまりにもバカでイライラ(笑)。
やはり化夢宇留仁は馬鹿なキャラクターというのにはなじめないらしい。

20090330


スーパーナチュラル Vol.1
2005年アメリカ/デビッド・ナッター、キム・マナーズ、ロバート・シンガー 監督

第1話「悪夢のはじまり」(PILOT)
 人生の成功者への道のりを歩み始めたばかりのサム。しかしそこに兄のディーンが顔を出し、親父が行方不明だと告げる。
彼ら一家は昔から悪霊を狩るのが生業であり、闇の世界に生きていたのだ・・・。
 とにかくサムの彼女がとびっきりいい女で、親父なんかほっておきたくなる気持ちも分かる(笑)。
物語の展開はありがちな悪霊退治でいかにもな第1話だが、ラストの引きはあんまりな気が。

第2話「闇と戦う旅出」(WENDIGO)
 親父が残したメモ帳にあった座標に行ってみる2人。そこは深い森の中であり、グリズリーの仕業と思われる多数の被害者が出ている場所だった。
サムはそれがグリズリーではなく、悪鬼と化した人間、ウェンディゴの仕業だと見破る・・・。
 なんというか、普通な感じ。
ウェンディゴと言えば、化夢宇留仁の大好きなクトゥルフの呼び声にも縁深い存在なので、期待していたせいもあると思うのだが、やはりそれを差し引いても普通すぎのような・・・。

第3話「水辺の恐怖」(DEAD IN THE WATER)」
 ディーンが怪しい水難事故の新聞記事を見つける。早速現地に向かう二人。
どうやら原因は水を操る力を持った悪霊の類らしいが・・・。
 ディーンが子供と交流する様子がなかなかいい感じの話。若き未亡人もなかなか色っぽくてよし。

 とりあえず3話まで観た感想・・・・・
もう一つ・・・・か。あらゆる面で突出したところが見あたらない。
これからもっと盛り上がるのだろうか。
続きを観るべきかどうか迷うところ。

20090402


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