AVA エイリアンVS.エイリアン
2007年アメリカ/スコット・ハーバー監督

 山岳地帯になにかが墜落。調査に向かった警官と記者だったが、いきなり現れた蜘蛛のような姿のエイリアンに警官が食い殺される。
なんとか山から脱出しようとする一行だが、更に別のエイリアンが現れ・・・。

 懲りずにまた似たようなのを観てしまった(笑)。
こっちのエイリアンは巨大な蜘蛛の身体に本家エイリアンの上半身を乗せ、プレデターの音を立てているという愉快なやつ(笑)と、深海作業服みたいなやつ。
先のジャッジメントと比べると、これでもまだだいぶマシ(笑)。
 しかし物語や演出はまだジャッジメントの方がマシなくらいで、納得いかない点が目白押しな上に、たくさんいるキャラクターの1人も魅力無しで、ほんとにどうしようもない。
ただしラストの落ちだけは化夢宇留仁好み。
あれで余計に激怒した人が多そうだけど(笑)。

20090426


エド・ゲイン
2007年アメリカ/ケイン・ホッダー、マイケル・フェイファー監督

 1940年代アメリカ。田舎町で墓荒しが繰り返され、やがて女性が行方不明に。
実在した殺人鬼エド・ゲインの活躍(?)を描く。

 とりあえず役者がエド・ゲイン本人と全然似ていないのはどういうことかと思えば、13金のジェイソン役を4回やった役者を起用しているのだそうな。姿よりキャラクター&話題性優先。
この時点で本作のしょうもなさが分かろうというもの。
 内容的には単なるスラッシャー映画になっており、しかし実話ということも相まって、全てが中途半端でどう受け止めればいいのか困る。
単なるスラッシャー映画としても、副保安官があまりにも馬鹿すぎて殺したくなるし(汗)、ジャーロに徹するかと思えばそうでもない。
 唯一化夢宇留仁が気に入ったのは、当時のアメリカの田舎町の描写。
クラシックな車や、下町のような雰囲気、警察の無能さも併せて、クトゥルフの参考になりそう(笑)。

20090426


バリケード
2006年アメリカ、ドイツ/ティモ・ローズ監督

 アメリカからやって来た女性と共に、森でキャンプを楽しむ一行。
しかしその森には人食いのキチガイ一家が・・・・・・・・・・・・・。

 いわゆる「悪魔のいけにえ」タイプの映画で、更に元をただせば上記「エド・ゲイン」にたどり着く。
しかし本作に関してはそういう流れに入れたらレザー・フェイスに失礼というもの。
 見始めて数秒で愕然とさせられたのだが、画質が徹底的に悪い。
明らかにインディーズのドシロウト作品で、こんなのが日本で公開されたというのが信じられない。DVDには吹き替え音声まで入っていて更にビックリ。
まさに輸入DVDで観てだまされた〜っとひっくり返るのが正しいあり方(笑)の作品であり、居場所を間違っているとしか言いようがない。
 とりあえずドイツということで、スプラッターとしてはそれなりの見せ場があるが、それも画質が悪すぎてなにがなにやら(汗)。
とりあえずインディーズはインディーズと分かるようにしておいてほしい。

20090426


クライモリ
2003年メキシコ/ロブ・シュミット監督

 街道が自己で塞がれ、仕方なく回り道をして森の中に入った一行が、人食いのキチガイ一家に・・・・・・。

 田舎道で人食いキチガイ一家に襲われるというストーリーで出来を競うコンテストでもあんの(笑)?
パクリどころでないこの画一化された展開には、もはや伝統美さえ感じる・・・わけもなし(汗)。

 それはいいとして(笑)、本作の特徴は女優が粒ぞろいなことと、人食いキチガイ一家のハンターとしての技能が高いこと・・・あとは木の上の攻防という珍しいシチュエーションがあるくらい。
それでも全体的にそれなりには完成度が高く、テンポも悪くないので退屈はしなかった。
まあ暇だったら観てもいいかも?

20090426


クライモリ デッド・エンド
2007年アメリカ/ジョー・リンチ監督

 森の奥深くで終末の世界を生きのびるというテレビ番組の収録が行われる。
しかしそこは人食いのキチガイ(以下略/笑)

 今回はサバイバル番組の収録と言うことで、元軍人とかがメンバーに混じっているので、流石の人食いハンターも手を焼く。
それ以外では続編(ストーリーは特に繋がってはいないが)らしく、殺し方の描写は全体的にパワーアップしている。
しかし走っている女の頭にオノが刺さるとか、しゃべっている2人の頭を矢が貫通とか、マッチムーブが難しい合成が多く、少々荒も目立った。しかしここはチャレンジ精神に拍手するところだろう。

 どうでもいいけど、人が解体されて食われるような映画を、生焼け気味の鶏モモオーブン焼きを食べながら観れる化夢宇留仁って、ある意味すごいと思った(笑)。

20090426


アイアンマン
2008年アメリカ/ロブ・シュミット監督

 超天才の兵器メーカー社長が、テロリストに捕まり、自分の開発した武器がどのように使われているかを知る。
彼は作った武器に対して責任を持とうと決意し・・・。

 超かっけ〜〜〜(笑)!
まさに小さい頃に夢見たヒーローの姿がここに。
やっぱり化夢宇留仁も日本人だし、超能力よりメカの力に頼るのが好き(笑)。
パワードスーツヒーローって結局スーツがすごいんであって、誰がなってもいいのでは?という問題点を、動力源を着用者に内蔵(笑)することで解決というのも男らしい(笑)。
またヒーローがひげ面のおっさんという点でもポイント高い(笑)!
秘書のグィネス・パルトローも相変わらずいい女すぎ!
こんなんだったら化夢宇留仁もヒーローしたい(笑)。

20090426

 2を観た時に、1の内容を完全に忘れていることに気付き(笑)、見直してみた。
見直している間も「ああそうだった」という感覚もほとんど無かった(笑)
 2と比べるともう少しシビアな雰囲気で、アイアンマンの開発、初飛行、初営業(笑)のあたりはやっぱり問答無用で盛り上がる。
2ももっとアイアンマンが敵をばったばったとなぎ倒して問答無用で強いという描写をもっとするべきだった。
所詮ヒーロー物なんだし、ヒーローが苦労するところはスパイス程度でいいと思う。
 最後の戦いでは、氷結で落下した敵がどのように難を逃れたのかの描写が無いのが気にくわない。
 それと相棒の黒人軍人が、2とはキャストが変わっているのに気付かなくて(それ逆/笑)、少し混乱した。

20110813(mixi日記より)
20221203


レストストップ デッドアヘッド
2006年アメリカ/ジョン・シャイバン監督

 駆け落ちしたカップルが道に迷い、休憩所に立ち寄る。
しかし突然彼氏が車ごといなくなり、女はパニックに・・・・・・。

 例によって「キチガイ人食い一家」の類と思って観てみたのだが、意外にもっとわけのわからない映画でした。
例えて言うなら「悪魔のいけにえ」+「激突」+「サイレントヒル」?
すごいタイトルが並んでいるが、その全ての要素が中途半端なので安心してほしい(笑)。
しかしどの要素も最悪なわけでもなく、それなりに楽しめる作品になっていたと思う。
ラストの落ちは想像していた中で最も悲惨なもので、化夢宇留仁的には満足した。
やっぱりホラーはこうでなくっちゃね(笑)。

20090426


テキサスチェーンソー ビギニング
2006年アメリカ/ ジョナサン・リーベスマン監督

 工場のゴミ箱に捨てられていた醜い赤ん坊が拾われ、成長した(しすぎた)赤ん坊は精肉工場で働くことに。
しかし工場が閉鎖されることになる。
 ところでベトナム戦争への徴兵を前にして車で旅をしていた2組のカップルだが、事故を起こし、凶暴な保安官に捕まってしまう・・・・。

 なんだか似たような映画ばかり続けてみているので、記憶がゴッチャになってきている(汗)。
すでに本作のカップルが乗った車がなぜ事故ったのか思い出せない。
もしかしたら事故ったんじゃなかったかも(汗)。

 で、本作は「悪魔のいけにえ」のリメイクである「テキサスチェーンソー」の続編であり、続編でありながら時間軸を過去に戻したいわゆる「殺人鬼誕生編」である。
スラッシャー系ホラー映画でそういうことをやるとどうなるか?
理論的に考えればそうならざるを得ないのだが、殺人鬼の存在を知った登場人物は皆殺しになるのだ。
だって生き残ったら通報しちゃって次に繋がらないし(笑)。
したがって本作の被害者であるカップル達には最初から悲壮感がまとわりついている。化夢宇留仁の気のせいか?
 前作「テキサスチェーンソー」はリメイクの割にはよく出来ていて、本家には敵わないまでもなかなかのスリルを味合わせてくれた。
しかし本作は上記の事情もあって、スリルよりも気の毒で気の毒で(笑)。
制作側もそれが分かっていたのか、その分上乗せという感じで、残酷描写はパワーアップしている。
それも結局気の毒感を増しているだけだが(笑)。
 少し前に観た「恋のミニスカウエポン」でレズ怪盗を演じていたジョーダナ・ブリュースターがヒロインとして出演しているのだが、今作ではローライズのジーパンから小ぶりのお尻をチラ見せさせながら頑張っていて、相変わらず可愛いので化夢宇留仁はとても満足した(笑)。
ラストは彼女だけは脱出できるか?と思わせる展開なのだが、上記の事情によって悲惨な末路が待っている。
いかにも生き残りそうな顔(笑)だし、そういう意味では新鮮に楽しめたような気もする。
まあ前作や本家には全然及ばないが、悪くない佳作と言えると思う。
 最後に、本作の画はとっても綺麗で、大画面でDVDでも実にシャープな画だった。
内容的にはむしろ画は汚い方が効果的かもしれないのだが(笑)。

20090427


ドリームシップ エピソード1/2
2004年ドイツ/ミヒャエル・ブリー・ベルビヒ監督

 なんとなくスターウォーズのような未来の地球。
火星植民地からの攻撃にさらされた地球に残された手段は、タイムマシンで火星植民を「なかったことにする」だけ。
その任務がこなせるのは、宇宙船ドリームシップ号の指揮官にしてオカマの3人のみ・・・・・・

 ドイツ製SFパロディコメディ作。
わけのわからないシモネタギャグが炸裂しまくるのはさておいて(笑)、VFXが本家スターウォーズにマジで遜色がないのにびっくりさせられた。
こんなしょ〜〜〜〜もない映画にそこまで力を入れられるドイツ人って・・・(汗)???
 ストーリーは意外にしっかり作ってあって、しっかりまとまっている。
そこが作品としてもう一つ大人しい印象になってしまっている原因なのも確かだが、それなりに楽しめるので悪くはない。
悪くはないけど、馬鹿馬鹿しすぎるシモネタギャグ、本家に負けないVFX、まとまったストーリー。
どれもアンバランスすぎて変。
ドイツ人ってこんなに変だったっけか(笑)?

20090429


スターレック 皇帝の侵略
2005年フィンランド/ティモ・ヴオレンソラ監督

 任務のために過去の地球に来ていたパーク船長とプリンゴン人のモーフ、アンドロイドのインフォは、ロシアの大統領をだまして宇宙戦艦を建造し、地球を征服する。
しかしパーク皇帝の横暴に民衆が言うことを聞かず、一行は別な惑星を侵略することに。
ワームホールを通ってたどり着いたのは、バビロン13というステーションがあるパラレルワールドで・・・・・・。

 また似たような映画を見る化夢宇留仁(笑)。
こちらは元々フィンランドのSFファンムービーで、脚本もそれらしく物語と言えるような作りではない。
とにかく最低野郎のパーク船長のわがままに付き合わされるだけ。
 ファンムービーのくせに、と言うか、ファンムービーだからこそか、VFXは本家に勝るとも劣らず、すごすぎて唖然とさせられる。
CGIは綺麗な宇宙船ならなんとかなっても、破壊描写では荒が出たりするものだが、逆に破壊描写がうならせるほどよく出来ているのだから呆れる。
特に破片の多さは特筆もので、破片マニアの化夢宇留仁も大満足の出来(笑)。
 他に見所と言えばロシアを徹底的に馬鹿にしているのは面白かった。
監督が暗殺されないか不安である(笑)。
 実に綺麗なねーちゃんがぞろぞろ出てくるのに、大して目立たず、お色気シーンが無いのもファンムービーならではか。
ブリッジクルーのメインのねーちゃんなんて、最後可哀想すぎて見終わってから印象に残ったのはそこだけだった(笑)。
 まあ暇つぶしにはちょうどいい映画かも。

20090429


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