OLYMPUS 15mm F8 ボディキャップレンズ BCL-1580

 マイクロフォーサーズ用交換レンズ。
35mm換算30mmの単焦点。
画像はPanasonic LUMIX DMC-GX8につけたところ。
マイクロフォーサーズマウントはパナソニックとオリンパス(現OMシステム)の2社で共用しているマウントなのだ。
そしてレンズが小さすぎてアンバランス(汗)

 化夢宇留仁が前にやったやらかしによって手に入れてしまったレンズで、というかレンズというよりもボディキャップの比重のほうが大きいという代物(汗)


 とにかく存在感がないくらいに小さくて軽い(22g)のが最大の特徴で、このショボさが一周回っておしゃれに見えてくる(笑)
デザインも悪くないものの、焦点距離どころか絞りまでF8固定であり、ほとんど写ルンですのレンズを貼り付けたような状態。
ピントは一応調整できるがもちろんマニュアルで、それもレンズカバーを開けるユルユルのレバーがそのままピント調整になっており、最短撮影距離の30cmからパンフォーカスまで無段階、次のステップは無限遠という乱暴な設計。
他にまともなレンズがあるなら、こんなものはもちろんパンフォーカスで適当に撮る以外の使い道はない。
とか思いながらお試しで散歩がてら近所の神社で使ってみたら、なんだか気軽だし思いの外よく写って少し驚いた(汗)
特に赤の色乗りがすごい。
また奥行きのある構図をパンフォーカスで撮ってみたらすごく自然に見えて驚いた。
おそらく人間の目がほぼパンフォーカスだからだろう。

BCL-1580の得意なところ・いいところ
●究極の小型軽量
●デザインも悪くない

BCL-1580の苦手なところ・悪いところ
●写る以外のレンズとしての機能がほとんど無い(笑)
●なんだかおもちゃみたいでもある(笑)

作例(ライトルームによる編集済)
馬に乗れる神社 滑り台まである 赤! パンフォーカスの奥行き 夜明け うどんすき

 不便(笑)
なのだが、パンフォーカスで適当に撮るのは逆になにも操作する必要がないのでむしろ便利(笑)
そしてGX8には小さすぎてアンバランスだが、なんだか変な魅力があるので安くて小型のマイクロフォーサーズ機を入手して常用してみたい。
多分やってみたらやっぱり不便すぎてすぐ使わなくなると思うが(笑)
 ちなみにこのレンズで料理写真にチャレンジしてみようと、最短撮影距離30cm付近と思われるあたりで位置を変えながら24枚撮ったが、全てピンボケだった(笑)
なので再チャレンジして今度はモニターをよく見ながら慎重に17枚撮ったが、やはり全部ピンボケ(汗)
作例の「うどんすき」はその中で一番マシだったものである(笑)

20241020


一眼レフとミラーレス カメラ道楽 PANASONIC LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6U ASPH. / POWER O.I.S.

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