Nikon AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR

 ニコンFマウントAPS-C(DX)用交換レンズ。
35mm換算で27〜82.5mmで使用でき、広角域から標準域をカバーする。
 AF-Pの70-300mmがよかったので、そう言えばDX用の標準ズームレンズも無かったと思い出し、早速入手した。
画像はNikon D500につけた状態。
 やはりAFは爆速で、特に標準ズームだとピントを合わせる範囲も狭まるので、ステッピングモーター特有の長い距離を速く移動するのが苦手という欠点もほとんど影響しない。


 FX用の古い標準ズーム(AF-S 24-85mm 1:3.5-4.5G ED)と並べてみた。
やはり長さはほとんど変わらす、太さは一回りほどの違いだが、重さは本機のほうが半分以下(205g)でやっぱり圧倒的に本機が軽い。
しかしこっちはFX用の方もそんなに重いわけではないので(415g)、望遠ズームほどのインパクトはない。

 肝心の写りの方はというと、やはりシャープで、FXの方よりもキリッとしている。
しかしやはり特別よくも悪くもない感じ(笑)



 致命的なのはこのレンズが沈胴式というところで、上の写真は電源を入れていない状態でなかなかかっこいいのだが、撮影可能な状態にするとこんな風に鏡胴が出てきてしまう。そこにまたフードをつけるとなんとも珍妙な姿に(汗)
だいたい沈胴式は本体の電源を入れるのに加えて上記のレンズのロックを解除して回さなければならないので、手間も増えて嫌な感じである。まあレンズの方は伸ばした状態で本体の電源を切ることはできるのだが、その間はずっとこの珍妙な姿である(汗)
普段持ち歩いて思いついたらパッとシャッターを切りたい標準レンズは、このへんの機敏さや見た目も重視してほしいと思う。

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの得意なところ・いいところ
●AFが静かで爆速
●非常に軽い
●写りがシャープ
●手ぶれ補正4段

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの苦手なところ・悪いところ
●デザインは悪くないのだが、使用状態の見た目が・・・(汗)
●沈胴式は面倒

作例(ライトルームによる編集済)
レバニラ炒め小 みんなでお尻鑑賞 F4.8でピント合いすぎ 路面電車駅 トンネル かっこいい看板 変な人 派手な世界 屋上のデザイン

 沈胴式なのが気にならなければほとんど欠点のない優秀なレンズである。
でも化夢宇留仁は気になる(汗)

20241011

 このレンズをフルサイズのカメラにつけてみたところ、18〜23mmあたりではケラれるが、24mm以上の望遠ではケラレ無しで使用できた。24mmといえば十分以上に実用レベルというか、DXで普通に使用するときよりも広角である(汗)
今度フルサイズで使ってみようと思う。

20241030追記


Nikon AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR カメラ道楽 Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

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