Nikon AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

 ニコンFマウントAPS-C(DX)用交換レンズ。
35mm換算で105〜450mmのレンズとして使用できる。
画像はNikon D500につけた状態。
 友人がD5500のダブルズームキットで走り回る柴犬を撮っていたのだが、D5500のキットレンズ(特に望遠)のAFが笑うほど遅く、D5600が出た時にそのキットレンズのAFが速いということで購入したのを触らせてもらったところ、確かに速い。まるで大三元みたいなAF速度(汗)
DX用の軽量な望遠ズームレンズを欲しかった化夢宇留仁はもちろんすぐに飛びついたのだった(汗)
 先日動物園に持っていってみたが、やはり軽いのは勝利で、腕が疲れるということは全然無かった。
そして450mmという望遠は動物園にまさにベストマッチで、寄りたいときには十分に寄れる。


 前から化夢宇留仁の持っていた焦点距離が同じであるFX用の古い望遠ズームAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDと並べてみた。
長さはほとんど変わらす、太さは二回りほど違う感じだが、重さは随分違い、FXの745gに対してDXの方は415gで、体感的には羽根のように軽い(笑)
名称が古いのはAF-Sで本機はAF-Pだが、これはAF用モーターの違いで、AF-Sは超音波モーター。AF-Pはステッピングモーターである。
ステッピングモーターは細かい動きは得意だが速度はそれほどでもないはずだが、設定次第で俊敏に動くようにもできるらしい。
ちなみにステッピングモーターは動作音もほぼ全くしないので、動画撮影にも向いている。
 性能的には上記の通りAF速度は桁違いで、画質も非常にシャープで美しい。
ただし流石にボケ味は少々騒がしく、FX用レンズの方がキレイ。
 デザインは本機はフォーカスリングがレンズの先端に追いやられて存在感が無く、古いほうはそれもしっかり存在感があり、合焦距離を示す窓やらスイッチなどもあって無骨なところが化夢宇留仁的には好み(笑)



 致命的なのはフードを付けた姿がカッコ悪すぎるところ(汗)
飾りでいいからフードに切れ込みを入れてほしかった(汗)

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの得意なところ・いいところ
●AFが静かで爆速
●軽い
●写りがシャープ
●手ぶれ補正4段

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの苦手なところ・悪いところ
●ステッピングモーターの特性上、完全なピンボケ状態からピントを合わせる速度は少し遅い
●ボケ味は少し騒がしい
●デザインはイマイチ
●フードがカッコ悪すぎる

作例(ライトルームによる編集済)
アフリカハゲコウ 羊? 潜水艦 ハイエナ あ? フラミンゴ
ゴイサギ コンドルのディテール びしょ濡れシロクマ あれっ?

 望遠ズームとしては非常に完成度の高いレンズで、サイズや重量も含めて、あらゆる部分の性能のレベルが高い。
最高と感じるところはAF速度と軽さだが、他もどこも平均点以上をキープしているイメージ。
魅力的かと言われると少々困るが(汗)、DX機を使っているなら持っていて損のないレンズなのは間違いないだろう。

20241005


TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD カメラ道楽 Nikon AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR

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