OLYMPUS CAMEDIA C-700 Ultra Zoom

 2001年頃に購入したコンデジ。
画像はオリンパスのサイトから拝借した。
気に入ってたから捨てるはず無いんだけどな〜〜〜・・・(汗)
 フジと比べて一般向けコンデジにも通常のカメラっぽい性能をもたせようとしていたオリンパスらしいカメラで、今から見ても充実した機能を備えている。

 当時としては高画素である211万画素と光学10倍ズームもすごいが、なにより電子ファインダーを備えているのと、P、A、S、Mのマニュアルモードが一通り使用できるのが素晴らしい。もちろん露出補正も可能。

 デザインも「デジカメ」の記号を色濃く残したシルバーボディに、大きめのグリップなど実用的な形状を合成したような趣で、実際持ちやすく普通に撮影する分には使いやすかった。

OLYMPUS CAMEDIA C-700 Ultra Zoom
センサーサイズ:1/2.7インチCCD(211万画素)
レンズ焦点距離:(不明)10倍ズーム(35mm換算:単焦点38〜380mm)
レンズF値:F2.8〜F3.5
手ぶれ補正:なし
ファインダー:あり

 38〜380mmの10倍ズームで開放F値がF2.8〜F3.5というのは異常に立派なスペックだが、その秘密は1/2.7インチという極小センサーサイズにある。
ところがこんなちんまいセンサーでも画質は悪くなかったのだ。被写体によっては今でも「写真」として通用するレベルである(211万画素なので解像度はフルHDどまりだが)。
今思えばこのカメラが出たのはデジカメ黎明期の「デジカメの画像」から「写真」に進化しつつあった時期だったとようにも思う。
当時の常識であったちんまい液晶モニターも味わい深い(笑)


C-700 Ultra Zoomの得意なところ・いいところ
●レンズ性能が高く、被写体によっては今でも写真として鑑賞できる画質
●マニュアル撮影も可能で、それを受け止められるレンズ性能

C-700 Ultra Zoomの苦手なところ・悪いところ
●当時の基準で考えれば欠点は見当たらない

作例(ライトルームによる編集済)
弁当 USJ入口 ウォーターワールド 夜景   高速シャッター マクロ 望遠っぽい

 この作例も600Zと同じくライトルームの書き出し設定のせいで長辺3000ピクセルになっているが、本機の記録できる最大画像は1600×1200ピクセルである。
騙されないように(笑)

 化夢宇留仁が初めてフルオート以外の撮影をやってみたのが作例の「高速シャッター」で、水車の飛び散る水滴をシャッター優先設定で撮った。
結果初めて見る世界が撮れてとても嬉しかったのを覚えている。

20241013


FUJIFILM FinePix600Z カメラ道楽 Nikon 1 J4

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