Nikon FT1
ニコンのミラーレスカメラ1シリーズに装着する別売りのマウントアダプター。
これをつければニコン1の小さなボディにFマウントのレンズを装着することができるのだ。
ニコン1シリーズが出た当初から、みんなの期待はこのアダプターに注がれていた。
なにしろ300mmのレンズをつけたら810mmのレンズとして使えるし、500mmなんかつけたら1350mmである(汗)。1インチセンサーにしてP610なみの望遠撮影が可能になるのだ!
ちうわけでつけてみた(笑)
ほとんどカメラが見えない(笑)
こんなバカみたいな状態のカメラを振り回して動体撮影をするのがみんなの夢だったわけだが、その夢はもろくも打ち砕かれる。
FT1の仕様が、AFはAF-Sのみ。AF測距点は中央1点のみというものだったのだ。
測距点はともかく、AF-Cが使えなくては動体撮影は厳しいし、せっかくの連写能力も全然活かせない(泣)
化夢宇留仁が思うに、技術的にも1マウントの狭い入光部では難しいこともあったのだろうが、FX、DXフォーマットのカメラが売れなくなることを心配した上層部からストップがかかったのではなかろうか。
むしろフル機能で使えたらニコン1を入口にFXやDXに入ってくる人も多かったのじゃないかと思うのだが。
更にはニコン1マウント専用のレンズの売れ行きのことも考えたのかもしれない。
ニコンはカメラ本体は安くしてレンズでもうける方針みたいだし。
まあそもそも中央1点のAF-Sでさえレンズによってはまともに動かないので、 技術的な理由も大きいのかもしれないが。
このFT1の仕様がニコン1マウントに引導を渡したと思っている。
せめてAF-Cが使えたら・・・
DXの300mmくらいのレンズだとまだそんなに変じゃない(笑)
しかしこの大きさでもAF-Cが使えないんだよな〜(泣)
化夢宇留仁がメルカリで購入したセットには、Fマウントの古いAFレンズもついてきた。
確かにオールドレンズをつけて遊ぶ分にはそもそもAFが効かないのでストレスが無くていい考えである。
ただし焦点距離が2.7倍になるので広角撮影は不可能だが(笑)
今からでもフル機能が使えるアダプターをどこかが出してくれないかしらとか思うが、採算が取れるわけが無いので無理だ(汗)
可能性としては最近ミラーレスが調子のいいニコンがCXフォーマットを再起動してくれることだが・・・ありそうにないな(泣)
作例(ライトルームによる編集済)
つまってる PLタワー 塔 寝ぼけてるメガネグマのドアップ
超望遠レンズやサードパーティー製のレンズだと、手動でピントを近くまで合わせてやらないとAFが機能しなかったり、そもそも全然機能しなかったり(汗)
しかしDX用の70-300mmくらいならまあまあAFも機能して、35mm換算810mmの焦点距離で連射した結果バチピンの画も得られた(寝ぼけてるメガネグマのドアップ)。
う〜〜〜んせめてこの程度の性能を超望遠レンズでも発揮してくれないと・・・。
だってそうじゃないレンズを取り付けても焦点距離×2.7でどれもこれも中望遠以上になっちゃうし、普通のレンズ遊びはやりにくいのだ(汗)
20241014
掲示板でミソニコフさんよりファームウェアのバージョンを上げればAF-Cが使用できるというコメントをいただき、試してみたら確かにAF-Cが選べる!!!
どうやら化夢宇留仁がネットで見ていたのはニコン1シリーズが出たばかりの頃の記事ばかりで、しかも元の持ち主が古いレンズを使っていたのでファームウェアまで気にかけていなかったらしい(カメラ本体のファームウェアは最新だった/汗)。
ちうわけで上の記事は全てデタラメである(汗)
そしてAF-Cを使った撮影を試してみなければ・・・。
ミソニコフさんありがとうございました〜〜〜〜。
20241122追記 |