小さいながら電子ファインダーも完備し、AやらSやらの撮影モードも完備しており、プチ一眼レフを意識していたことが伺われる。
ただしモードダイヤルがユルユルで、ちょっと指が当たるとすぐに回転してしまうのは困ったもの(汗)
そしてアイセンサーが無いのでファインダーと背面液晶の切り替えにいちいちボタンを押さないといけないのは非常に面倒(汗)
プチ一眼レフを意識していると書いたが、流石にFZ1000のように動体撮影までこなすのは無理で、そこは当時の技術的に一般向けコンデジでは不可能だったと思われる。
AFモードの選択に「シングル」と「モニタリング」というのがあって、「モニタリング」がどういう機能なのかわからない。説明書を見ても載ってない(汗)
最大望遠にするとこのくらい伸びるが、バランス的にはこっちの方がまとまるくらいで違和感はない。
このカメラの最大の問題点は右の画像のレンズフードである。
花形でしかも望遠状態でもフード内で収まるので変に飛び出してきてかっこ悪くなるということも無いのだが、とにかくでかくてかさばり、カメラに取り付けるネジの回転数が多く、角度も微妙なので取り付けにくい。
化夢宇留仁は中古で入手したのだが、前のユーザーはこのフードにレンズ保護フィルターを装着しており、そのためにフードを逆向きにするとそのフィルターが丸出しになるというジレンマ状態になっていたのも大きい。
Cyber-shot DSC-H7の得意なところ・いいところ
●35mm換算465mmの超望遠
●ファインダー付き
●望遠能力の割に小型軽量
●当時としては画質もよい
●手ブレ補正機能有り
Cyber-shot DSC-H7の苦手なところ・悪いところ
●フードのせいで小型なのにかさばる(汗)
作例(ライトルームによる編集済)
電柱パーツ 水炊き トラ ムフロン メキシコの神様 心臓はこちら 葉脈
フード問題でほとんど使う機会が無かった(汗)
そもそも当時は望遠撮影をするシチュエーションがほとんど無かったということもあるが。
しかし性能的には望遠撮影をすればスマホにも勝てるポテンシャルを持っているので、なにかの機会にカバンからさっと取り出して活躍させてみたいと思う。
もうフードは付けないという方向で(笑)
20241013 |