FUJIFILM REAL 3D W3

 3Dカメラ。
2013年頃に会社で3D関連の商品を作っており、自分でも欲しくなって購入。
3Dカメラなのでレンズが2つついているのは当然だが、本機は撮った写真や動画を裸眼で3D視聴できるのが最大の特徴。

FUJIFILM REAL 3D W3
センサーサイズ:1/2.3サイズCCD(1000万画素)×2
レンズ焦点距離:6.3〜18.8mm 3倍ズーム(35mm換算:35〜105mm)
レンズF値:F3.7〜F4.2
手ぶれ補正:無し
ファインダー:非搭載

 一時期よく見たスライドシャッターを下ろすと電源が入るタイプ。
シャッターを下ろすと電源が入り、3Dの文字が数秒発光する演出がなかなかよい(笑)


 画質も悪い印象は無いが、なにしろ3Dのインパクトが大きすぎて細かいところまで目が行かない(笑)
シャッターを閉めると丸みのある得体のしれない物体になる(笑)


 一眼のカメラで撮ってもなんの意味も無いのだが、こんな感じに見えるというのを雰囲気だけでも。
これが肉眼で見るとバリバリの3Dで飛び出したり奥行きがあったりするように見えるのだ。
ちなみに縦写真を撮っても人間の目は縦にならないので、やはり横向きで見ないと3Dには見えない(笑)

REAL 3D W3の得意なところ・いいところ
●裸眼で見える3Dはすごいの一言。動画もOK

REAL 3D W3の苦手なところ・悪いところ
●3Dを共有する手段が少ない。3Dテレビに接続するか、3Dモニタとその機能のあるパソコンに取り込むか、カメラ自体を貸し出すしか無い。
●左のレンズが左上ギリギリにあるので、添えている左手の指がよく写り込む(汗)

作例(ライトルームによる編集済)※2D写真
インカの穴 ペルーの駅 マチュピチュの壁 ペルーの山 メキシコの市場

 やはり裸眼で見える3Dというのはものすごく面白く、見ていると時間を忘れるのだが、それ以外の見る方法が煩雑すぎる(汗)
例えば3Dテレビに繋いで3Dメガネをかけて見ると大画面でこれまた滅茶苦茶面白いのだがやはり面倒でなかなかそんな機会はない。
これをネットとかで共有したとしても、それを見るための環境のハードルが高すぎる(汗)
裸眼で見える3Dテレビとかパソコンモニタとかが普及すれば面白いのだが、小型のものが発売されてはいたが、3Dブームが終わってしまってその後音沙汰がない・・・(汗)
海外旅行にも何度か持っていったので、そのときの写真を再生するとほんとに臨場感があって楽しいのだが。

20241012


Canon IXY 610F カメラ道楽 画素数

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