2009年11月2〜3日
Kさん誕生日会



 友達のKさんの誕生日会。
会社を早々に抜け出し、駆けつける。もちろんゲームを山ほど持って(笑)。


 ケーキ。
こんなの小学生以来じゃなかろ〜か(笑)
ところでバースディケーキのロウソクは、10才分と1才分で大きさが分けられているのをご存じだろうか。
常識なのか?
化夢宇留仁は知らなくてびっくりした(笑)。

 落ち着いたところで早速ゲーム開始(笑)。
メンバーは主賓Kさん、家主夫婦SさんとMさん。そして化夢宇留仁の4人。
ちなみに3人はドイツゲームなどやったことはない(笑)。

 最初にやったのは、やはりと言うか、「おい、それはオレの魚だぜ!
とにかく簡単で誰でも楽しめてすぐ終わるという条件だとどうしてもこのゲームになってしまう。


 最初のゲーム。
化夢宇留仁は緑。
青のSさんがこういう思考は得意らしく、いきなり強敵で、 ルール説明した直後だというのに、ぎりぎりの戦いを強いられ、辛くも勝利。
 ちなみに動けなくなったペンギンがバッタリと倒れているのは、Sさんの発明(笑)。
以降定番(ほとんどルール)となった(笑)。

 2回目。
化夢宇留仁はすでに完全本気モード(笑)。
しかしいきなり赤のMさんと青に挟み撃ちに合い、早々に1匹離れ小島に(笑)。
 黄色のKさんは平和主義者で隅っこに楽園を作るも、Mさんや血に飢えた化夢宇留仁ペンギンに攻められてやはり行動不能に(笑)。
結果は・・・・・・忘れた(汗)。
化夢宇留仁か青のSさんが勝った・・・・と思う(笑)。
今度からちゃんと記録つけよう。

 次にやったのは「マンマミーヤ」。
実は化夢宇留仁が用意したKさんへのプレゼントである。
プレゼントまでゲーム。
Kさんごめんなさい(笑)。

 もちろんルール説明からはじめて、ゲーム開始。
簡単なのだがとにかく変わったルールのゲームなので、なかなかコツがつかみにくい様子。
しかしKさんはいち早く勘所をつかみ、次々にレシピを完成させてゆく。
結果Kさん勝利。
もう一人同点だったような気がするが、誰だったか・・・・(汗)


 次にやったのは「勝利への道
サイコロを振って進むすごろくゲームだが、一番にゴールした人が勝つわけではない。
進む道がタイルでできていて、そのタイルが点数になり、最も点数が多い人が勝ちである。
タイルを取るには、そのタイル上で、他のコマがいない状態で動き出さなければならない。
タイルにはマイナスの点数が書かれているものもあり、上記の条件を満たしてしまうと取らざるを得なくなる。
 またコマは一人につき3つあり、どれを動かしてもいい。
更にタイル上にはガーディアンと呼ばれるコマが並んでおり、これらもプレイヤーが動かすのだが、その為にはガーディアンと誰かのコマが一緒のタイル上にいなければならない。
 タイルには上記の通りプラスの数字が書かれたものと、マイナスの数字が書かれたものと、プレゼントタイルというものがある。
プレゼントタイルは、取ったマイナスタイルの大きい数字のプラスマイナスを逆転する効果がある。
つまりプレゼントタイルさえとれば、マイナスの大きいタイルは高得点タイルに変わるのだ。
 以上シンプルなルールだが、取りたくないタイルと取りたいタイルの兼ね合いが面白く、なかなか熱くさせるゲームである。

 ゲーム序盤の様子。
赤がマイナスタイルで、緑はプラス。ベージュがプレゼントタイルである。
 化夢宇留仁の向かいのMさんがすでにマイナスタイルとプレゼントタイルを1枚ずつ手に入れている。
 ちなみにこのときは初めてということもあり、説明書で紹介されている基本配置でプレイしている。
 Mさんのコマは1つが先行し、1つは他のプレイヤーとともに進み、1つはスタートに居座り続けた。
これはなかなか面白い戦術だと思う。
先行したコマはタイルを取り放題だし、真ん中のコマは他のプレイヤーとのタイルの取り合いに参加できるし、最後に残ったコマはスタート直後のマイナスタイルがほとんど無くなった状態で、残ったプラスタイルをゆっくり狙える。

 ゲーム中盤。
オレンジのKさんは流れのままに進み、青のSさんと緑の化夢宇留仁はプレゼントタイルを取るために動こうとしない。
洗面器に頭を突っ込んで我慢合戦をしているような気分である(笑)。
赤のMさんコマは、相変わらず1コがスタートにいる(笑)。


 そろそろ終盤。
ゴールしだすコマもいくつか。
残ったプレゼントタイルには相変わらず洗面器に頭を突っ込んだ人たち(笑)。
Mさんの赤コマはまだスタートに(笑)。


 終盤。
とうとう動き出した赤コマが、化夢宇留仁の緑ががんばっていたプレゼントタイルに入ってきて化夢宇留仁ブチ切れ(笑)。
 青のSさんはゴールに向かう。
2か3を出さなければゴールかガーディアンのいないタイルに入り、次の手番の化夢宇留仁はプレゼントタイルから出なければならなかったが、しっかり2を出してくれて助かった。
化夢宇留仁の次の赤は2コゴールにいるので動くしかない。
というわけで化夢宇留仁はめでたく最後のプレゼントタイルを手に入れ、大人げなく圧勝したのだった(笑)。


 Mさんがもっとギャンブルっぽいゲームをしたいと言うので、それではと次は「インカの黄金」。
 このゲームはまさにギャンブルそのものな内容である。
インカの遺跡に侵入して宝を探す。
遺跡の中を進むのはカードをめくることで表され、カードには宝か危険が描かれている。
宝が出ればもちろんいただき。危険が出ても特に問題なし。しかし同じ危険が2回出てしまったら、それまでに見つけた宝を放り出して一目散に逃げなければならない。
そして先へ進むかどうかは1手番毎に全員がカードを出して宣言する。
進めば宝が手にはいるかもしれないが、2回目の危険に遭遇して全てなくすかもしれない。
戻ればその先の宝は手に入らないが、それまでに見つけていた宝は自分のテントにしまって完全に手に入れることができ、道中人数で割れなかった宝のあまりも手に入る。
また黄金の像というのがあり、これは高価だが必ず1コしか見つからないので、人数では割れず、1人で戻った場合のみ手に入れることができる。

 要するにプレイヤーのやることは、毎ラウンド「行く」か「戻る」かを選択するだけで、行けば運がよければ儲かり、悪ければ全て無くすのだ。

 ゲームはインカの遺跡を5階層制覇して終了する。
画像は1回目のゲームの終了時。
同じ危険が出て逃げ帰った階層には、その危険カードが1枚置かれる。
同じ危険カードは3枚しか無いので、次の階層ではその危険に遭遇する確率が減るわけである。

 周囲に立っているのはテントで、各プレイヤーは無事持って帰れた宝をテントに入れ、いくら稼いでいるのかを他のプレイヤーに見えなくする。
それにしてもこういう小物は雰囲気を盛り上げて実にいい感じである。


 数回目のゲーム。
このゲームはKさんがやたらに強く、ゲームが始まったとたんに高得点をたたき出して他を引き離すのを繰り返していた。


 酒も入ってもう滅茶苦茶である(笑)。
画像では化夢宇留仁が黄金像2枚を手に入れてほくほくしている。



 Mさんがただでさえギャンブルっぽいこのゲームに金を賭けたいと言いだし、仕方がないので1ゲームに全員場代500円を乗せることになった。
勝てば1500円。結構な高レートである。

 画像はKさんが大量の宝石と黄金像を持って帰った後、化夢宇留仁とSさんがびくびくしながら進んでいたが、宝石2コというショボいカードが出てしまい、心が折れてキャンプに帰ったところ(笑)。


 場代500円のゲームは2回やったが、結局Kさんが2回とも大勝。
3人とも全然相手にならず、主賓の独壇場で終わったのだった(笑)。

 その日はそのまま泊まり込んで(ありがとうございました/笑)、ゲーム合宿(笑)は翌日に続く。


 具がごろごろ入ったヘルシーな豚汁の朝食をいただいた後、朝一のゲームはやっぱりペンギン。

 緑の化夢宇留仁はマークされ、いきなり進退窮まっている。
赤のMさんが他を追いつめつつ、自分の漁場を確保して勝利。
これでこのゲーム負け続けて怒っていたMさんの機嫌も直ったのだった(笑)。

 この日の目玉となったのは「カルカソンヌ
ルール自体は簡単なのだが、今回やった中では最もゲームっぽいルールで慣れていないとピンときにくい感じだったので、最初は草原ルールは無しでプレイすることに。

 化夢宇留仁は例によって緑。
続けてやっていて色が変わるとわけが分からなくなるので、全員なるべく同じ色を担当するようにしていたのだ。

 しかしいきなりぶっちぎりの最下位の化夢宇留仁(汗)。
いきなり盤上にコマを置きすぎ。
将来性のありそうなところにコマを置きまくったら、たちまち身動きとれなくなったのだった(笑)。


 しかし都市や道が完成しはじめるに連れ、化夢宇留仁の点数が上がっていった。


 あれよあれよで逆転し、50点オーバー(画像の50タイルは拡張セット1のもの)。


 結果そのまま化夢宇留仁が逃げ切った。
画像は未完成で置いたままだったコマも、点数計算の末に全て取り除いた様子。
今回のカルカソンヌは南に町が集中したようだ。

 嬉しいことにもう一度やることになり、今度は草原ルールと、拡張セット1の「大聖堂」「宿屋」「大ゴマ」ルールも採用することになった。
 大聖堂は街タイルの1種だが、これが入った街は通常完成すれば1タイルにつき2点、未完成なら1点になるところを、完成したら1タイル3点、未完成なら0点になるギャンブル性の強いタイル。
 宿屋は道タイルに付属しており、大聖堂と同じく通常1点のところを、完成すれば2点、未完成なら0点になる。
 大ゴマは、点数に変わりはないが、1コマで2コマ分と数えるもので、地形の取り合いになったときに威力を発揮するゲーム性の強いコマ。これは通常の持ちゴマ7つの内1つを取り替えて使用する。
 化夢宇留仁はこの拡張セット1の追加はどれもツボを突いていて絶対盛り上がると思っていたので大歓迎。

 ところがである。
めくってもめくっても大聖堂が出てこない。
2枚入っているはずなのに、全然出ない。
確率的には全然あり得るのだが、その取り合いをメインに考えていた化夢宇留仁は拍子抜けで、とりあえず草原重視でコマを配置してゆく。


 出た。
しかも立て続けに。
しかしタイルの残り数は少なく、完成しないと点数にならない大聖堂はもはやお荷物となっており、いやがらせに他プレイヤーの街に追加するのに使われたのだった(汗)。


 ところが、意外にもそこからカードの引きがよく、化夢宇留仁の育てていた大聖堂入りの街(手前)が完成。
36点!


 さらになんと、赤のMさんが育てていた左上の大聖堂都市も完成してしまった(汗)。
ピカーッと光っていて全然見えないが(汗)。

 しかし結果は草原でも点数を伸ばした化夢宇留仁の勝利となった。


 更にもう一度やろうということになった。
ただし化夢宇留仁は持ちゴマを1つ減らしたハンデ付(汗)。
 焦った化夢宇留仁は最初から失敗してしまった。
分かりにくいが右の緑コマは大ゴマである。
初っぱなから広くなりそうな草原の支配権を手に入れたやろうと思ったのだが、これで後々の選択肢を削り、さらには先出しの不利を被ることになってしまった(汗)。
しかも画像の時点ですでに赤コマを2つ同じ草原に置かれ、同点になっている(汗)。


 今回は大聖堂が早めに出た。
黄色のKさんの街だが、右下では化夢宇留仁の緑コマが早速便乗しようとしている(笑)。

 化夢宇留仁のコマは無事便乗に成功し、Kさんと二人で大事に育てていく。
Kさんにとっては便乗されて困ったものだが、置いているコマ数が同点の内は、2人で完成させても大きく勝利に近づくのは間違いない。
カルカソンヌは時には協力も必要なのだ。
そしてタイルあと1枚で完成という時・・・


 なんですかそこのでかくて青いのは(汗)!?
青のSさんが、ここぞという時に便乗をしかけてきたのだ。しかも大ゴマで(汗)。
このまま完成してしまっては、青の独り占めにされてしまう。
焦って分断するタイルをひこうとするKさんと化夢宇留仁。
そして・・・・・・


 が〜〜〜〜〜ん(汗)
Sさんが禁断のタイルをひいてしまった。
総タイル数(紋章も含めて)19枚。
57点(汗)。
点数表示ボードが50点までしかないゲームである。
その後のことはよく覚えていないが(汗)、草原もMさんにとられ、もうボロボロ(汗)。
というわけでSさんの圧勝で終わったのだった。


 気をとりなおして(笑)、負けた人2人が昼飯を買いに行くという条件でペンギン。
序盤からいきなり1匹身動きでき無くされてしまい、大ピンチの緑の化夢宇留仁。

 もう1匹もMさんKさんに責め立てられ、小さくまとまってしまった(汗)。
しかし・・・
なんとこのゲーム、化夢宇留仁が勝利したのだった。
そこそこ高いタイルを集めていたのと、この後の黄色と赤のつぶし合いが功を奏した。


 そんなわけで、昨日のインカの黄金でもうけたお金でマクドナルドをおごってもらって美味しくいただいたのだった(笑)。
3人ともお疲れ様でした。ありがとうございます。
懲りずにまたゲームしましょう(笑)。

20091108

 


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ボードゲーム天国