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[1615] なんというか - ポール・ブリッツ [関東] 2024/07/03(Wed) 21:06
文章のテンポがものすごく悪いんですよねカイルさん。クリフハンガーをあっという間に解決、と思ったらはい次の危機が! ってわんこそばみたいなせわしなさが聖典の魅力のひとつですが、その流れが所々で冗長になっているというか。それと、聖典に比べて敵に合理的な思考ができていないため、「なぜヒーローが危機を脱出できたのか」にリアリティが欠如してるのも大きいでしょう……。
>聖典に比べて敵に合理的な思考ができていない
・・・これはでかいと思います。
その上変にスピリチュアルな方に行っちゃっててSFでさえない。
他の凡作ならいざ知らず、あのレンズマンシリーズのスピンオフにこれは酷いですよね。
まあ凡作のスピンオフとしても酷いですが(汗)
さあ次は「リゲル」かな(笑)?
[1614] 85ページまで読んで息が切れた - ポール・ブリッツ [関東] 2024/07/03(Wed) 20:50
レンズマンは「あっと驚くアイデアが次から次へと奔流のごとくたたみかけてきて、ページをめくる手がもどかしくなる本格SF」だけど、
ドラゴン・レンズマンは「陳腐なアイデアが五月雨式に貧弱に出てきて、ページをめくろうという意思がまだ自分に残っているという事実がもどかしくなる同人作品」だなあ……。
「リゲル」と「サムライ」も借りてきてあるけど、投了してサムライに行ってもいいですか(笑)
人の一生は短い。
その短い一生の中でも、ゆっくり本を読める時間となったら一瞬の光の矢くらいなもんです。
その一瞬を「ドラゴン」と「リゲル」に費やしてください。
化夢宇留仁も費やしたのですから(笑)!
[1613] ついに - ポール・ブリッツ [関東] 2024/07/03(Wed) 17:03
ドラゴンとリゲルを相手にするときが来た。正編4冊読んだので準備は万端。さて図書館へ行くぞ!(笑)
おお〜〜〜!
すごい!
予習も完璧!
ふれ〜〜〜ふれ〜〜〜〜!
[1612] ABCはいいぞ - ポール・ブリッツ [関東] 2024/07/01(Mon) 20:30
うわー、未読だったんですか。ちょっとしゃべりすぎちゃったなあ。クリスティの作品の中でも特に小説としての遊戯性にすぐれていて、狡猾無比な犯人との知恵比べが楽しめます。そして多分最後にはいつも通りポアロすげーとなる作品(笑)
なんてことはどうでもいいから今すぐ本屋さんに行って買ってきなさい(笑) といいたくなる傑作です。ホントだぞ(笑)
なんか知ったかぶりな感じで感想書いてますが、化夢宇留仁がクリスティで他に読んだ記憶があるのはスタイルズ荘とアクロイドくらいなのです(汗)
ABCは昔本棚に古〜〜〜〜いハヤカワ文庫があったはずだけど、どこ行ったかしら・・・???
[1611] mixiのほうでその別なかたの「名探偵の掟」感想日記を読んで思ったのですが - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/30(Sun) 22:19
今のところ「童謡殺人」ものの最高傑作は、クリスティの「ABC殺人事件」ではないかとぼんやりと考えました。
・誰でも元歌と順番を知っており、
・そして犯人の「いかにして殺すべき人数を削減するか」のプランが完璧
という点でいまだ凡百の追随を許してません。
自分もあんな作品が書けさえすれば……。
よく考えたら「殺すなら今」も、ABC殺人事件のインスパイアという側面があるなあ、と今更ながらに。
やっぱりクリスティおばさんには勝てん!
おお、まだ未読なので読んでみなければ。
しかしクリスティの著作だけでも死ぬまでに全部読めるか怪しいくらいの量ですな(汗)
ちうかクリスティおばさんは絶対に勝負を挑んではダメな人の筆頭でしょう(笑)
[1610] 工藤栄一監督はいいですよね - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/30(Sun) 17:03
モノクロ作品ですが、映画「十三人の刺客」と「大殺陣」は絶対のおすすめです。特に「十三人の刺客」のほうは、あまりに出来が良すぎるのでリメイクを見る気になれません。いずれも見た後で棒切れを握ってめちゃくちゃに振り回して誰でもいいから人を斬りたくなります。ほんとですよ(笑)。
そのうち観る映画リストに追加しました(笑)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985135476&owner_id=462499
[1609] 行きつけのヘビーなミステリブログで - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/25(Tue) 20:08
「地中の男」が再読レビューされていたのでふむふむと読んでみると、
「ただ、アーチャーはこれまでの作品で、あくまで傍観者、観察者というスタンスをとっており、事件の関係者と密接な関係をとることはあまりなかった。しかし本作では明らかに傍観者ではなく、一歩踏み込んだ印象である」
と記載があって大笑いしました(笑)
そうです。いつもの作品ではもっと主体性がないのですアーチャー(笑)
あれで(笑)!?
踏み込んでいる(笑)!?
ちうかあれより傍観してたらもう事件に関われないのでは(汗)?
[1608] 虚空の遺産は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/23(Sun) 15:32
あれをはじめに読んじゃいけません(;^_^A
あれは、「スカイラーク」とか「レンズマン」とか「キャプテンフューチャー」とか「スター・キング」とかに耽溺して「キャンベルジュニアの思想は正しい。白人をリーダーとする人類が銀河の文明の担い手として植民地バンバン作っては向かう異星人虐殺して正しい地球文明の版図を広げていくんだ」って考えているようなやつに思い切り嫌気がさしたスペオペ作家がそんな風潮に冷や水をぶっかけるために書いた自己清算色が強いスペオペパロディ小説なので。系統的にはハリスンの「銀河遊撃隊」や「宇宙兵ブルース」とかといっしょですが、鬱状態に陥ってたらしいハミルトンはギャグもユーモアもなしにひたすら鬱々としたニヒリズム満載の作品に仕上げたというところです。創元に「フェッセンデンの宇宙」という非スペオペのノンシリーズ短編集がまとまっていますが、とんでもない奇想のアイデアマンであると同時に、ペシミズムとニヒリズムの人だったのだ、ということもわかります。
やっぱり(笑)
なんか読んでて読者を楽しまそうとしてないというか、作者も楽しんでないような気がしたんですよね。
「フェッセンデンの宇宙」・・・読んでみたような読みたくないような・・・(汗)
[1607] ミスタースポックなら解けます - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/22(Sat) 09:56
カックロもスリザーリンクも全部理詰めで解けます(`・ω・´)
「理」が見えてこない間はまだ脳細胞のいじめ方が足りないのです(`・ω・´)
ルークよ理力を使うのです(`・ω・´)
ちなみに解き方が見えてきて「アハハ見える。「理」が見える」という境地までたどり着くと、病院へ送られて正気度の回復を待つことになります(まて(笑))
あれ消えてる。投稿され直している間にレスしちゃったか(汗)
とりあえずカックロはそうだと思うのですが、スリザーリンクは見た目的にどうしても後半適当に線を引いてしまうので化夢宇留仁には向いてない感じです。
仮で線を置いたときの状態を全体のつながりまで頭の中で想定できないのです(泣)
しかし世の中には見えないほうがいいものもありそうですな(笑)
[1606] 違いというか - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/22(Sat) 01:00
ニコリの問題は、背後に「作者の個性」とか「意図」とか「知恵比べ」というものを感じるのですが、ほかの出版社や、コンピュータでランダム生成したやつは、ひたすらに「作業」という(個人の感想です(笑))。
頭に鞭をくれていじめぬくなら、なんといっても「カックロ」と「スリザーリンク」だと思います。カックロは、うちの父が「こんなもの解けるか」っていったくらい困難に見えますが、きちんと理詰めで解けます(笑) スリザーリンクは消しゴムと鉛筆で解くことをお勧めします。間違えたところから推理を展開してしまったら、もう救いようがないパズルなので(笑)
確かに人間の作家の作ったものとランダム生成のものは別物ですな。
カックロとスリザーリンクもちょっとやってみましたが、カックロは途中で詰まって頭を抱えているうちになぜか数字が全部消えてしまいました(泣)
面白いけど難しいですね。途中で完全に根拠を見失いました(汗)。
スリザーリンクは面白いけど、最後は試行錯誤になってしまうのが化夢宇留仁にはあまり合わないかも。
[1605] 二コリのパズルは - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/21(Fri) 01:02
問題の質が他の出版社のとは段違いで、解いていてリズムが良くて気持ちいい良問が多いですね。
一時期「ぬりかべ」というパズルにハマっていて、同様に1か月くらい使って問題集の本を全部解いたことがあります。
それからしばらくして病院に担ぎ込まれました(笑)。
会社によってそんなに違いがあるとは知りませんでした。
ちうか「ぬりかべ」初めて知りましたがなかなかおもしろいですね。はまるとやばそう。
ちうか病院って(笑)
[1604] 「敵は二正面作戦を展開するつもりのようです!」 - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/18(Tue) 18:45
[1603] ワタシハカモメ(笑) - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/18(Tue) 12:53
ちょっとあの結末は自分の美意識的にはなしだなあ(笑)
どうでもいいけど、バブル期の80年代に、カロリーメイトが莫大な予算を使って、アメリカで弾道飛行からの自由落下による本物の無重力状態をコマーシャルフィルムに使ったのですが、視聴者が全員「あれは特撮だろう」と思って何の反響もなかった、という泣ける話を思い出しました(笑)
あんなのなしに決まってるでしょうが(笑)!
カロリーメイトはスタッフのほとんどはそうなることを予想してそうですよね。
[1602] 手 - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/13(Thu) 18:45
クモ男爵とイカルス星人についてはもう時効だから見逃してあげようよ(笑)
イカルス星人は知らなかったのですが、これまた見事に見えてますね〜(笑)
でもこっちはそういうデザインと言い張れなくも・・・ないか(笑)
[1601] ある意味すがすがしいくらい(笑) - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/10(Mon) 14:01
「闇よ落ちるなかれ」の結末、オチがないから忘れているんですね。
なにしろ、「女にはふられたけれど、これだけやったんだからたぶん闇は落ちないだろう」で終わりですから、投げっぱなしもいいところです(笑)
まあそれがいいんですけど(笑)
言われてみればそんなだったような・・・・・・・
でもあのノリはそういうところもいいですね。
ちうかダラダラと続編を書いてほしかった(笑)
・・・でも考えてみると、化夢宇留仁はすごく印象的なオチのやつもスパッと忘れてるのが多いです(笑)
[1600] 闇よ落ちるなかれ - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/09(Sun) 19:35
これ好きです。「おれTUEEEE!」系異世界転生ものラノベの原型であり決定版ですね(^^)
「結末とオチがない」ことを除けば一級の娯楽作品ですな。
ポール・アンダースンが後に「過去へ来た男」なんて皮肉った短編書いてますけど、愛情の裏返しでしょうね(笑)。
フレディや加藤保憲がテレビに出るのは、
「映画の宣伝」なのであって別に目くじらを立てるつもりはないですけど、
クトゥルフ神話がアイドル化するというのは、
クトゥルフ神話というものを「まともな人間が触れるべきでないもの」として愛していた層からすれば、
「おれたちの秘密基地に土足で踏みこんできやがって」、という、
まあどう言い訳しても知的スノビズムのあらわれでしかないんですけど、
そういう困った年輩オタクたちのルサンチマンがあるのです(笑)
このままでは「黒死館殺人事件」と「ドグラ・マグラ」と「家畜人ヤプー」も危ないな……(;^_^A
>系異世界転生ものラノベの原型であり決定版
・・・まさにおっしゃる通り。
結末とオチは・・・・・・忘れました(汗)
無いから忘れてるのか???
そうそう。昔のオタクは知識量を誇りにしていましたが、その残滓でもあるでしょうね。
「黒死館殺人事件」と「ドグラ・マグラ」と「家畜人ヤプー」は流石に大丈夫でしょう(笑)
シリーズでもないし、そもそも別メディアでの商品化が難しすぎる(笑)
[1599] 勝敗は兵家の常、出遅れは競馬の常…… - 雑音領(ざつね・りょう) [関東] 2024/06/08(Sat) 21:11
1572番のポール・ブリッツ様の投稿を読んで、
そう言えば、日本って、
フレディ・クルーガー("エルム街の悪夢"シリーズ)とか、
加藤保憲("帝都物語・帝都大戦")とかを、
バラエティ番組に登場させて、
(前者は"加トちゃんけんちゃんごきげんテレビ"のコント調ドラマ"探偵物語"で、ヒゲダンスの演目"オレンジを剣−彼の場合は爪つきグローブ−で刺し貫く"を薬指で成功させた。後者は"仮面ノリダー"の対帝都大戦男で「帝都=東京を破壊する野望を捨てるつもりはないが、偽物が俺の面をするのが気に食わん」としてノリダーを助けた)
浪費……じゃない、消費させた
前科……でもない、「実績」があったよなぁ。
と言うのを思い出しました。
出遅れについては、自分のサイトが競馬も取り扱っているので大目に見ていただければ幸いです。
そのへんはそれなりにお金をかけてお茶の間まで届けているので、化夢宇留仁的にはパロディ作品としてOKな気がします。
昔のかくし芸大会とかもすごかった。
視聴者が大元を観ているという前提でしたしね。
でもクトゥルフに関しては、ちょっとな〜〜〜っと思うのが原作を顧みない風潮なんですよね。
そういうことをしていると、コンテンツとしてそれこそ消費されて終わりそうな気が・・・
[1598] ミュロンたちの試みについては - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/08(Sat) 14:10
今後も心温まる(笑)冒険が続くのですが、
その結末は、もうなんというか、涙も出てこないオチを迎えるので、どうぞお楽しみに(笑)
当時読んでいて、「あんまりではないか」と思った(笑)
楽しみなのかそれ(笑)?
本編で緊張感を盛り上げているところに、なんかその「心温まる(笑)」感じがはさまるのがモヤモヤします(笑)
[1597] 誰だか言っていましたけど - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/05(Wed) 22:23
図書館って基本的に「本を捨てる」場所ですから、賞味期限が切れた本は片端から廃棄処分されますので……。
でも東京でも3館しかないのか。「夏草や兵どもが夢の跡」というか「無残やな冑の下のきりぎりす」というか……。
アメリカの「全書籍電書化計画」はやはり正しいのだろうな、と思いました。
そりゃあスペースは限られてますもんね。
しかし切ないですな。
おっしゃる通り総電子化が理想でしょうけど、日本ってそういう無形のものにお金を出すのができないですよね。
そういう部分ではやはりアメリカは文化的に遥かに進んでいると思います。
[1596] 悪夢シリーズ!!? - 藍屋 伝一 [関東] 2024/06/05(Wed) 21:40
うわー、「悪夢の妖怪村」、家に積ん読になってあるやつだw
しかも「悪夢のマンダラ郷」まであるww意外と身近に加南子いましたね。
ちなみに、ポール・ブリッツさんおすすめの「 不死を狩る者」を、東京都の
図書館で借りようとしたら、3館しかなくてかなりのレアものですね。
「悪夢の妖怪村」は化夢宇留仁も持ってるなあ。
加南子さんってどんな人なんでしょうね(笑)?
ちうか「悪夢の妖怪村」ってニンテンドースイッチ版もあるんだな(汗)
[1595] 作者の鳥井先生って - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/05(Wed) 16:34
どこかで聞き覚えが、と思ったら、
あの怪作ゲームブック「悪夢の妖怪村」シリーズの人か!
うーん……。
乱歩賞作家ゲームブックは「ツァラトゥストラの翼」があればそれでいいような気もします(笑)
おお、言われてみれば見覚えのある名前(汗)
確かゲームブックの方は怪作だけど評判はよかったですよね。
[1594] たしかこのころの乱歩賞は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/05(Wed) 16:25
乱歩賞受賞作が、自動的にそのままその年の「文春ミステリーベスト10」で1位になって、新人作家の華々しいデビュー、ということになるというシステムが機能していた時代ですね。
そうしたシステムをぶちこわすために作られたのが「このミステリーがすごい!」というブックレットで、同時期に大発生した「新本格」と「冒険小説」という二大潮流によって、文春のミステリーベスト10はミステリファンからの支持を壊滅的なほどに失ってしまうわけですが、「魔球」はのちに出版されて「新本格ムーブメント」の視点からもそれなりに高評価だったみたいですので、まあ復讐は果たしたんじゃないかなあ。もっとも東野先生も、そこから大沢在昌に並ぶ「A級初版作家」だの「万年候補作者」だのといわれる「作品はいいはずなのに、売れない」長い年月を過ごさなければならなかったわけで……そんなイメージをひっくり返したのが、「このミス」ファンをうならせて3位に食い込んだ「名探偵の掟」であり、それによる部数増加のタイミングを見計らったかのように発表された「秘密」の大ブレイクだったんじゃないかと……。
それは非常に駄目なシステムですね。破綻してよかった。
ジャンルを育てるには複数の勢力がしのぎを削らないとねえ。
そういう状況の延長で「名探偵の掟」が喝采で迎えられるのはわかる気がします。
「秘密」はやっぱり化夢宇留仁は認められませんが(笑)
[1593] ★★乱歩賞★★ - 藍屋 伝一 [関東] 2024/06/05(Wed) 14:52
[1592] 先ほどの書き込みに間違いがあったので修正する - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/03(Mon) 03:35
作者の名誉をけがしてはならないので修正する。
3か所ではなく2か所(笑)。
どうせなら無かったほうが評価できますね(笑)
[1591] シャングリラ作戦読了 - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/03(Mon) 03:20
思ったよりもパラグラフの狂いは少なく、5か所くらい修正すれば無事にゲームができることが分かった。
しかし、作者はゲームブックよりも冒険小説かハイテクスリラーを書きたかったらしく、読者である「あなた」が自由意志をもって選択できる選択肢は全体通してもわずか3か所しかなく、後はただ迫りくる危機にダイスの神様の加護を祈るしかない(笑)
文章は読ませるしストーリーも迫力満点でしごく合理的に話は進んでいくのだが、その迫力あるところのウェイトが完全に間違っており、失敗の選択肢を選んだら敵の陰謀が成功してどうなったかを毎回延々と読ませられる親切設計(笑) だいたいロケットが発射されて第一目的の宇宙ステーションにたどり着くまでが全体の3分の1ってどう考えてもおかしいだろ!(笑) しかもその中でできることはひたすらサイコロを振ってロケットに異常がないか幸運を祈るだけだっていう(笑) いやー宇宙に行くには強運じゃないとダメなんだなあ(笑)
断言する。怪作である(笑)
結構多いんですよね。
ゲームブックはどこを読者に楽しんでもらうべきかとかの考え無しで、自分の好きなように書かれた作品が。
そんなのを書く作者に限って自信満々で、化夢宇留仁が一番キライなタイプです(汗)
[1590] 重力の使命大好きです - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/02(Sun) 20:52
というわけで、図書館の相互貸借サービスが始まってまっさきに早川SFシリーズの「超惑星の使命」を取り寄せて読みました。
内容は、まあたしかにこれなら文庫に落ちない理由もわかるな……というちょっと残念な作品でしたが、クレメントのハードSFにアツい魂をゆすぶられたSFファンなら、もう読まない選択肢はありません(笑) 大阪の図書館ならあるんじゃないかな蔵書に。コレクションに加えたいなら……♪き〜たぞわれら〜のプレ〜ミアマ〜ン〜〜〜(笑)
SF好きであの作品を嫌いという人はいないでしょうねえ。
「超惑星の使命」はぜひ読みたいんですが、そういうなんというか微妙な気配と(汗)、化夢宇留仁は基本的に文庫本が好きなので、なかなか入手できていない現状です。
プレミア価格まで出してというのもな〜〜〜〜っという感じ。
[1589] たしかに明白かもしれない - ポール・ブリッツ [関東] 2024/06/02(Sun) 20:39
[1588] 今晩和、久しぶりに - エミリオ [北海道] 2024/05/29(Wed) 19:33
今晩和、しばらくぶりです。最近ウディタでゲーム制作をしておりますが、読書週間再開してます
イルーニュの巨人の解読を再開してますがそれと合わせて、岩波書店のフローベルという作家が書いたサラムボーという軍記物を呼んでます。まだ初めの方(2章まで)ですが、読んだ感想は、帯の解説では、女神の巫女と傭兵隊長の許されぬ恋というロマンス物と解説してますが、実際は古代オリエントの傭兵反乱を元ネタにしているだけあって、カルタゴの戦いに関する様子や、傭兵隊長が率いる当時の兵士の生活ぶりなどに主眼が置かれており、軍事物と言った方が分かりやすいです
ロマンス物の類は面食らう私ですが、当時のカルタゴの地勢や政治状況、傭兵主体の当時の兵士がどうやって生活や軍事作戦を行っていたか?などが分かりやすく書かれてるので、読みやすいです
他、これは去年の出来事ですが、サブカル系書店にいったらそれなりにゲームブック(しかもレアもの)があったという事で
大阪に行ったんですが(会社の野球観戦で)その時、兎月屋書店という、サブカル系全般のマニアな書店があって(しかもあるのは日本橋、日本橋と言えばアニメやらギャルゲーやらなんやらを求めに来る人々が多いが、私は全力で正反対の方向に向かってるので、といっても東方の2次創作やってる時点で、全力で、とは言わんだろうが)
その書店でTRPG系の書籍はないか?と聞いたら、いくつかあるここです。とあったので、その棚を見たら、魔法使いナシアンの旅や魔人バールといった、プレミアで値段が高くなってるゲームブックがいくつかあったので報告します
(ただ、見かけたのが去年だったので、今は別の商品に入れ替わってるかも)
ナシアンの旅を買いましたが、1冊5000円以上でした。他、店内を回りましたが、ヤ〇ザ映画の書籍やら、ケンシロウのソフビ人形(等身大…はいいすぎか、値段30000円でした。売れる事を想定してないのかも)や怪奇系作品のビデオか何かわからんものなど、マニアな代物を探してるなら、その店を当たってみるといいかもです
ついでに、その日はすぐ隣にあるヘビーメタル・ハードロック専門店に行って、日本橋は終わりました。一応、ゲームブックを探してるとの事なので耳寄りな情報を
では、今日の連絡でした
「イルーニュの巨人」なんか全体的にとぼけた感じが面白いですよね。
「サラムボー」は初めて知りましたが、死刑の描写を一番頑張ったとか、なかなかエグそうな本ですな。
サブカル系書店でのゲームブックの高騰ぶりはすごいものがありますが、化夢宇留仁もたまには覗いてみなければと思います。
ヘビーメタル・ハードロック専門店って、なにを売ってるんだろう・・・???
[1587] ジェイムスン教授は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/29(Wed) 12:04
もう大好き(笑)。
あれを高校生の時に読めた自分は幸せ者だったと思います(笑)
古本屋に日参して早川のシリーズは全部読んだな。再刊されないかなあ。もちろん藤子先生のイラスト付きで……。
あれを高校生の頃に読んでたら人生変わりそう(笑)
化夢宇留仁はマジでこのシリーズは超傑作だと思います。
宇宙SFで、子供でも読めて、センス・オブ・ワンダーに満ちあふれていて、今読んでも古さを全然気にさせないという条件を満たす他作品は、化夢宇留仁の読んだ限りではレンズマンシリーズくらいです。
ほんとに再販してほしいですねえ。
[1586] 30年前は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/28(Tue) 13:16
帯に「新本格」ってついてさえいれば何でも面白い小説に見えたんです……(笑)
話は変わりますけれど図書館の相互貸借サービスで3か月前にお願いしていた光文社の「オルフェウス作戦」(化夢宇留仁さんが持ってないやつですね)が届きまして、プレイしてみましたけど、熱意は買うけど少々微妙な作品でした……。光文社らしいというか……。
化夢宇留仁はすっかり「新本格」はやばい、というイメージを植え付けられましたが(笑)、ほんとに面白いのもあったんですよね?
「オルフェウス作戦」はテーマとか表紙とかかっこいいですが、熱意は買うけど少々微妙というのはほんとに光文社っぽいイメージですな(笑)
ちうかなかなかのプレミア価格になってますな。
[1585] 無題 - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/28(Tue) 01:21
[1584] すみません - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/26(Sun) 11:52
返答がご負担になっていたらどうも申し訳ありません……。
いやいや!そんなことは全くないですよ。
返答がそっけなくてこちらこそすみません。
[1583] ライラについて - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/25(Sat) 19:35
[1582] カーニバルナイトは - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/25(Sat) 18:28
「ラストレター(上)」と思えばよしw
そんな感じでした。
[1581] どうやって観たら - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/24(Fri) 10:33
[1580] 妖精作戦は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/23(Thu) 18:37
第二巻「ハレーション・ゴースト」に尽きます。
あれを書いただけで笹本祐一は日本のSF史上に永遠にその名を刻まれるべきです。
まあでもいま読んだら拷問だろうなあ(^_^;)
まあまあ拷問でした(笑)
[1579] 自分も読んでみようかな - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/23(Thu) 07:31
[1578] 無題 - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/20(Mon) 16:01
お父様のご冥福をお祈りいたします。
心身ともに大変な時だと思いますが、体調を崩されないようご自愛ください。
ありがとうございます。
体調はまあ大丈夫なのですが、5月中に作らないといけない新商品が間に合わなさそうなので日曜出勤しているところに亡くなったという連絡が来たのにはまいりました(汗)
[1577] 理由かなるほど - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/19(Sun) 16:37
いまにして思えば、小松左京の長編「こちらニッポン…」の終幕にはそういう意図があったのか、と膝叩いてます。読んだ高校生のころはちょっと結末に怒ってしまいましたが(笑)
それとは別に、映画にもなった長編「首都消失」は、そんな小松左京が「理由」もへったくれもなにもかもわからん、という現象に正面から取り組んで描いた小説、と考えると、あれはあれで小松左京としては新境地だったのかもしれませんねえ。(ソレホドオモシロクナイケド)
残念ながらどちらも未読なのですが、なんとなく想像はつきます。
ちうか「物体O」は読みました(笑)
ところで土曜日に喪服を買って親知らずを抜いたところ、日曜に親父が亡くなってしまったので(汗)、明日から更新が2日ほど途絶えると思います。
[1576] 御三家は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/19(Sun) 12:31
サイエンスフィクションでも「科学」のジャンルが違うので(笑)
物理科学が思考のベースになっている小松左京。
社会科学が思考のベースになっている筒井康隆。
人文科学が思考のベースになっている星新一。
だと思う(そうか?(^_^;))
なるほどそういう考え方もありますね。
化夢宇留仁的なSF作家の定義は、科学のジャンルに関わらずに「理由」にこだわるかどうかで、なんらかの現象を起こしたら、でっち上げでもなんでもとにかく理由または仕組みらしきものに触れるという感じです。星と筒井は現象の結果や影響には興味を示すのですが、理由には全く触れませんからね(笑)
[1575] つまり - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/15(Wed) 23:27
「あれでしょ、ヒーローの内面を深く描こうとすると、作劇上どうしてもヒーローをピンチにさせないといけないわけで」
「それは無理してヒーローの内面を描こうとするからじゃないのかな。初めから内面というものがまったくないヒーローを出せば万事解決するじゃん」
「そんなヒーローが人気なんか取れたためしがありますか!」
♪黄金バーーット〜〜〜(笑)
あいつはほんとに内面とは無縁でしたねえ。
敵が巨大ロボットだろうがなんだろうが爆笑しながらひとひねりだったし(汗)
ちうかあいつスーパーマンより強いな(笑)
その分登場条件が少し厳しかったか。
しかしワンパンマンも強すぎる上に内面なんか無縁なのに、普通にうろついてるな・・・(汗)
[1574] そういや - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/13(Mon) 19:41
昔発売されていた、宇宙一面白いゲーム(笑)の「プライマリー・ギルド」というTRPGのルルブは、公共図書館においてはもはや国会図書館にしかない、という事実を突きつけられて、まあそうだろうな、とか思ってるなう(笑)。
だからどうだというわけじゃないけど、まだTRPGルルブやゲームブックが古本屋やゲーム専門店に在庫が残っているうちに、すべて電子版にしてアーカイブを作って情報の保存を試みるのが、いまのゲーマーやコレクターがやるべきことじゃないかな、と思ったなり。なくなってからでは遅い。
「プライマリー・ギルド」はほぼ初耳ですね。
まあ国会図書館にあるだけでも最低限の情報の保存はできていると言えはするでしょうが、確かにそういうのはもっと気を使ってもいいように思うのと、どうせ自分が死んでからのことは関係ないや〜〜〜っという思考とのせめぎあい(汗)
[1573] おつかれさまでした - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/12(Sun) 13:26
「風前の灯!冥王星ドーム都市」はどうしますか?w
それと「最初の事件」ね(笑)
一応一区切りついたしもういいかな〜〜〜っと思ってます。
[1572] なんとなくだけど - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/10(Fri) 15:21
最近はクトゥルーもメジャーになって、図書館の片隅で誰にも読まれない青心社クトゥルーや国書刊行会真ク・リトル・リトルのような「魅力あるいかがわしさ」がほぼ完全に希釈されていて、いまさら知人を沼に引きずり込みたくなる気になれないというか……(^_^;)
いうなれば「全体像がはっきりわかっちゃった映画のエイリアン」みたいなもんで、無印の時のぞくぞくする怖さの代わりに、「エイリアン2」でパワーローダーに撲殺される「面白クリーチャー」のような感じになっちゃったというか……。
おっしゃる通りですねえ。
しかもみんなクトゥルフを知っているといってもTRPGをやっても舞台は現代日本だし、そもそもラブクラフトの作品など少しも読んでいない人が大半なんですよね・・・。
[1571] 宇宙線ピュルスの人々は - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/09(Thu) 13:17
高校のころ、あのローダンのシェールが書いていることと、古書価が安かったので買って読んでみたけれど、あの昔の創元の岩石よりもコチコチの訳文と、果てしなく暗いストーリーに疲れ果て、どんな結末を迎えたかさえ覚えていません(;^_^A
そういやシェールのローダン以外の作品は「地球人捕虜収容所」とかほかにも訳出があるけど、ダールトンは見たことがないなあ。ダールトンのノンシリーズ作品もちょっと読んでみたい気もするけど、地雷なのかなあ(^_^;)
確かになんだか軍や政治色が強くて、あんまりSF感が無かった気がします。
ドイツはドイツでも東ドイツみたいな(汗)
それにしても小さい頃からポーを読めるポール・ブリッツさんを疲れ果てさせるとは、シェールもなかなかやりますな(笑)
ダールトンはちょっと調べてみても他の作品が出てこないですね。ドイツ語で調べないといけないのだろうか・・・(汗)
[1570] くやしいから - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/08(Wed) 22:49
ナムコのゲーム「ボスコニアン」でもやろう……。
あれなんか関係あるんですかね(笑)?
[1569] 1円からあるかと思ったら - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/08(Wed) 22:46
「ドラゴン・レンズマン」の最安値が2765円からってなんだよamazon……。
他のレンズマンがらみも軒並み高いし……。
まあ発行部数も少なそうですしねえ。
貸してもらって読めた家は幸運だったなあ。
聖典シリーズの古いやつならヤフオクとかでは安く手に入りますけどね。
[1568] くそう - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/08(Wed) 22:36
江戸の敵を長崎で討つとは卑怯なり(笑)
とりあえず創元の4冊から復習する形かな、と思って土浦市立図書館の蔵書を調べたら、レンズマン関係の蔵書が音楽CD2枚を含む3件しかないうえに本の一冊も創元でも早川でもない日本作家のジュブナイル短編集に入っている短編「レンズマンの子供」ときてやがる(笑) くそう月に4冊しか使えない相互貸借枠をすべてレンズマンに使えというのか(笑) 絶対エッドール人の陰謀に違いない!(笑)
そりゃあここまできたら最後はご自分で判断していただかないと(笑)
それにしても名にし負うレンズマンがそれだけしか蔵書されてないというのは最早不自然ですね。
確かにエッドール仁の陰謀の可能性が高そうです。
[1567] どこまでひどいんやねん(笑) - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/08(Wed) 00:56
二次創作としてはほんとボロクソにいっていたダーレスクトゥルー神話よりもさらにひどい評価とは、すごいなドラゴンにリゲル(笑)
サムライは発表当時から評判いいですよね。日本のご当地バイアスがかかってるからかな、とちょっと敬遠してましたが、読んでみようかな。
「出発!スターへの道」のイラストはもしかしなくても平野俊弘です。いかにも「やっつけ」という感じがするイラストばかりですが、平野俊弘の天才のせいで女の子はほんとかわいやらしいです(笑)
いやいやいや!
この流れでポール・ブリッツさんが読むべきは「ドラゴン」と「リゲル」の方でしょう(笑)!
「サムライ」はその2冊を読むまでお預けです(笑)
>平野俊弘
・・・おお、まだ化夢宇留仁にはそれを見極める目が残っていたか(汗)
初期の平野俊弘の絵はほんとエロくて、当時の化夢宇留仁の妄想ポイントを見事に突いてたなあ(笑)
[1566] さらに気になった - ポール・ブリッツ [関東] 2024/05/07(Tue) 15:20
「ドラゴン」と「リゲル」、「永劫の探求」と比べてどっちがダメですか?(笑)
それはそうと、図書館の相互貸借サービスで借りたソノラマの黎明期ゲームブック「出発!スターへの道」やってみたらけっこうおもしろくてのめり込んでしまいました(笑)
そりゃあ「ドラゴン」と「リゲル」の方がダメですよ。
「永劫の探究」は化夢宇留仁のクトゥルフ神話感と相容れない以外はまあ普通に面白く読めますからね。
「出発!スターへの道」・・・なんか気になる表紙ですね。
もしかして平野俊弘?
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