STAR TREK 備忘録

TOS

TNG1-3
DS94-6
ENT3-4
DS97

1 未知への飛翔 前編 Encounter At Farpoint Part1
 エンタープライズは副長を拾い、任務を開始。
しかしエンタープライズの行く手には謎のネットのようなものが広がり、前進できなくなってしまう。
それは自称全知全能の存在Qの仕業だった・・・。
2 未知への飛翔 後篇 Encounter At Farpoint Part2
 巨大クラゲ状生命体を救い、Qの裁判をなんとかクリア。
しかしこの前後編はかったるいな。

3 未知からの誘惑 The Naked Now
 TOSの「魔の宇宙病」で出てきた泥酔したような症状が出る病気にかかるクルー達。
データとヤーがよろしくやってた。

 

4 愛なき惑星 Code of Honor
 死亡率の高い伝染病のワクチンが、文明的には未開なリージョンII号星で手に入る。
エンタープライズはワクチンを譲り受けるために惑星の支配者ルタンを招待し、友好的な関係を構築するが、ルタンは突然ヤー大尉を誘拐して母星に逃げてしまう・・・。

 なんだかTOSっぽい古臭い雰囲気と画面だが、設定的には一捻りしてあって偉そうにしているのは男だが、土地と財産はすべて女性が握っているという面白い世界を構築している。

 見どころは・・・・ルタンが褒められたときに浮かべるちょっと照れたような笑顔(笑)?

20191223

5 謎の宇宙生命体 The Last Outpost
 連邦の基地からエネルギーコンバーターを盗み出したフェレンギ人の船を追跡し、ある惑星上で発見するも、原因不明のエネルギー消失によってエンタープライズは身動きができなくなってしまう。
向かいにはフェレンギ船がおり、これはフェレンギ人の予想以上の科学技術による罠かと思われたが、どうもフェレンギ船も行動不能に陥っている気配が・・・。

 フェレンギ人初登場。
最も映像に残る歴史という意味では後のエンタープライズのエピソードが先ということになったが。
 それにしても徹底してどうしようもない悪&小物として描かれているフェレンギ人が日本人がモデルだと思うとなかなか微妙な気分になるが、制作当時それだけ日本に勢いがあった証拠でもあるだろうとおもうと感慨深い気もする。
 物語的には孫子であっさり解決というところはTOSっぽい。

20191223

6 宇宙の果てから来た男 Where No One Has Gone Before...
 ワープエンジンの効率を向上させるためにコジンスキーという名の推進システムのスペシャリストとその助手がエンタープライズに乗船して来る。
その効果は疑わしいと思われていたが、やってみると予想を遥かに上回る効果を発揮。しかしその上回り方は半端ではなく。エンタープライズは見たことも聞いたこともない異様な宇宙に跳ばされてしまう・・・。

 旅人(トラベラー)初登場。
そしてウェスリーが正式に少尉代理としてブリッジに入るのを許されるきっかけをつくる。
ストーリー的には一本調子で面白味がないが、思考が現実になる異世界での映像効果がそれをフォロー。
このときバークレーはどんな妄想をしていたのだろうか・・・・

201912233

7 姿なき宇宙人 Lonely Among Us
 蛇っぽいのと犬(?)っぽいの。敵対する2種類の異星人の仲介を連邦がおこなうことになり、双方の使節団を会議の行われる惑星へ輸送するエンタープライズ。
途中正体不明のエネルギー雲を通ったときに、艦はあるものを引っかけてしまうが、しばらくは誰も気付かなかった・・・。
 脚本の出来がイマイチな話。異星人同士の船内での抗争は面白くなりそうだったのに消化不良のままだし、データがホームズに興味を示すがそれも中途半端。
エネルギー体異星人にのっとられたピカードの雰囲気の変化は面白かったが、その後のクライマックスでまたも消化不良。
練り直せば面白くなりそうなだけに惜しい。
8 神からの警告 Justice
 エンタープライズが立ち寄ったルビカム3号星は楽園のようなところだった。
休暇を楽しむ一行だが、ウェスリーが花壇に入ってしまい、なんと死刑を宣告される。
現地の刑を逃れるのは惑星連邦の規律に反するのだ・・・。
  陽気なエロエロ惑星。エロエロでよし。
あの衣装は下着よりもエロい。
9 復讐のフェレンギ人 The Battle
 ピカードに恨みを持つフェレンギ人ボーク艦長の妙に凝った復讐。
まだフェレンギ人らしいところは、船をただで進呈するのに驚くところくらい。
10 死のゲーム Hide and Q
 Q再登場。妙なコスプレサバイバルゲームを強いた上、ライカー副長にQのパワーを与えるが、結局断られる。
11 夢の人 Haven
 一方的に子供の頃に決められた結婚を迫られるカウンセラー。
しかし相手のワイアットは好青年で、むしろ問題は彼女の母親にあった。
一方惑星ヘブンに到着したエンタープライズは、疫病で死滅したはずのテラリア船が接近しつつあるのを見つける・・・。
 恋愛系の話は苦手な方だが、この話はラクサナが面白いのとテンポがいいのとで退屈しないで観られる。
初期にしてはよくできた話だと思う。
12 宇宙空間の名探偵 The Big Goodbye
 厳密に正確な発音の挨拶しか認めないファラーダ人との接触が迫り、ピカードはその練習に余念がない。しかし根をつめすぎ、カウンセラーにホロデッキに行って気分転換をするように勧められる。
ピカードの新しいプログラムはディクソン・ヒルと言った・・・。
 プログラムの素晴らしさにはしゃぐピカードが愉快。
最後の正確な挨拶もなかなかの聞き所である。
13 アンドロイドの裏切り Datalore
 データの発見された惑星上を探査していると、ノニアン・スン博士の研究基地が発見され、データの同型機も発見される。
しかし彼ローアはデータよりも人間らしいだけではなく、邪悪な存在だった・・・。
 第3シーズン辺りを観てからだとドラマが薄い。最後はいくら権限外だったとしても、ピカードがウェスリーをねぎらうようなそぶりを見せるべきだと思う。
またデータも記憶を「思い出し」たりして、忘れる機能が無い筈なのに妙に人間くさくて変である。
しかし今後の展開を考えると見逃せないエピソードでもある。

14 奪われた女神達の惑星 Angel One
 女性が支配するエンジェル1号星に、7年前に行方不明になった貨物船の生存者が存在している可能性が生じる。
エンタープライズの上陸班が接触すると、その惑星の指導者ビアタは必ず連れ帰ると誓うなら捜索を許可すると言う。
生存者たちはこの星に根を下ろし、テロリストグループとつながっているらしい・・・。

 微妙な話。
こういう極端な政治形態の出てくる話は微妙なものが多いのは、内容的に掘り下げる時間が足らないのではないかと思うが、かと言ってこんな話を前後編とかでやられても困るのだった(笑)。

15 盗まれたエンタープライズ 11001001
 オーバーホールのために74宇宙基地に寄港するエンタープライズ。
コンピューターのアップグレードのために乗り込んだバイナー星人は2人で1組の、まさにコンピューターの申し子と言えるような種族だった。
彼らの仕事は素晴らしく、ライカーはホロデッキで出会った女性に惚れ込む。
ところがエンタープライズの磁気シールドが崩壊し、このままでは爆発するという事態に・・・。

 見どころ満載の傑作。
映画スタートレック3で登場した地球スペースドックと同型の超巨大宇宙基地へのランデブーシーン、ホロデッキの雰囲気のいいバー、バイナー星人のキモ可愛い動作(笑)などなど。
エンタープライズが自動操縦で発進するシーンは鳥肌モノだし、やはり映画に登場したのと同型の基地と同じ画にD型が入ると、TOSとのつながりが意識される。
 少し気になったのはバイナー星人の大量のデータがどうやって持ち込まれたのかがよくわからなかったところ。
基地のコンピューターに間借りしてたのかな?
20200101

16 大いなる償い Too Short a Season
 モーダン4号星で地球連邦のスタッフがテロリストに人質に取られるという事件が発生。
犯行グループは交渉相手としてジェームソン提督を指名。
85歳のジェーソン提督は車椅子に乗っていたが、目的地に近づくにつれて若返ってゆき・・・。

 15話「盗まれたエンタープライズ」とこの話を見た直後にTOSの「タロス星の幻怪人」を見て、色々似たところがあって頭が混乱した。
乗っ取られるエンタープライズ。
宇宙艦隊の要人を乗せて目的地へ。
要人の過去に事件の発端が・・・などなど。
制作陣も意識していたのかもしれない。
 それはさておき、この話はあまり好きではない。
だいたい若返るのとメインの物語に関連性があんまり無いんだよね。
20200101

17 死に急ぐ惑星アルデア When the Bough Breaks
 エンタープライズは伝説の惑星アルデアを発見する。
しかしそれは子供ができなくなって種の存続が不可能になったアルデアによる養子を手に入れるための罠だった・・・。

 とりあえずアルデア最年少(笑)のラシェラちゃんが超美人(笑)
一体何者かと調べてみたら、「デスパレートな妻たち」のキーキャラクターを演じていた人だった。
この人は「デスパレートな妻たち」は有名だがそれ以外ではあまり目立った活躍をしていないように思える。この美貌からすればもっと大ブレイクしていてもおかしくないと思うのだが、TVが主な活動の舞台なのも理由の1つだろうが、この話に出ていた頃に他にいい作品に当たらなかったのが大きいと思う。
 などと内容と関係ないことはさておき(笑)、コンピューターを信じ切ったアルデラの人々の描写が興味深かった。
メンテナンス?なにそれおいしいの(笑)?
20200101

18 神に似た人々 Home Soil
 テラフォーミングが進められているベラーラ3号星にやってきたエンタープライズ。
惑星上の基地を見学させてもらう上陸班だが、突然水力室でレーザー・ドリルの暴走によってエンジニアが重症を負う。
調査をすすめる一行だが、データもレーザー・ドリルに狙われ・・・。

 前半は犯人探しのミステリー。後半は奇妙な生命体とのファースト・コンタクトを描いた話で、内容は興味深いのだが惜しむらくは脚本と演出がもう1つで、展開の唐突さは拭いきれない。
超名作になった可能性もあったと思うのだが・・・。
しかしこの話の邦題はホーガンみたいで珍しくかっこいい(笑)
20200101

19 宇宙戦士への道 Coming of Age
 ウェスリーは宇宙艦隊アカデミーの入学試験を受けるため、レルバ7号星へと向かった。
その頃エンタープライズではピカードの古い友人であるクイン提督が、エンタープライズ内で不正が行われている可能性があるとして、調査を開始。
調査官レミックはエンタープライズ内をかき回し、クルーは苛立ちを顕にする・・・。

 面白いエピソード。
興味深い入学試験の内容も見せてくれるし、エンタープライズでの聞き込み調査の様子も面白い。
特にウォーフの「好かれたい・・のですか?」という質問は最高(笑)
最後にレミックはエンタープライズでの勤務を希望するが、25話で可愛そうなことに・・・。
20200101

20 さまよえるクリンゴン戦士 Heart of Glory
 ロミュラン帝国に近い中立中域で戦闘がおこなわれているのを知り、急行したエンタープライズだが、そこで見つけたのは損傷を受けたタラリア人の貨物船で、生存者は3人のクリンゴン人だった・・・。

 クリンゴン話に外れなしの法則(笑)
意志の硬いウォーフがかっこいい。
それにしてももっとちゃんと身体検査しろよ(笑)
20200101

21 生き返った死の宇宙商人 The Arsenal of Freedom
 ロレンジ星団で消息を絶ったUSSドレイクの捜索に向うエンタープライズ。
武器商人の惑星として栄えたが今では絶滅した惑星ミノスで、自動送信のビデオメッセージ・・・と言うよりセールスメッセージ(笑)を受信し、調査のためにライカー、ヤー、データが地表に降りるが・・・。

 なんだか間抜けな最終兵器。
セールスおじさんが面白い。
見どころは地上よりもむしろ宇宙での戦闘シーンとエンタープライズの分離、そしてラフォージの指揮ぶり。
特にラフォージの指揮は素晴らしく、最後のピカード艦長とのやりとりも楽しい。
20200101

22 禁断の秘薬 Symbiosis
 未曾有の規模を持つ恒星のフレアの計測に向かうエンタープライズ。
しかしその恒星系で救難信号を受信する。
信号を出していたのはボロボロの輸送船で、乗員も明らかにスキルが不足しているようだった。
なんとか救出できた乗員4名は、亡くなった2名の乗員のことは問題にもせず、ひたすら積み荷のことを心配していた・・・。
 一見TOS風のストーリーだが、脚本は更に掘り下げられて新世代にふさわしい内容となっている。
最後のピカードの艦隊の誓いに関するセリフも胸に染みる。
ビバリーの反応には少々ガッカリだが、それも様々な立場の人の視点を表現していて素晴らしいと思う。
しかしあの電撃能力はなんのためだったんだ?ライカーを半殺しにするため(汗)?
23 悲しみの星に消えたターシャ Skin of Evil
 エンタープライズは黒いタール状の偏執狂の生命体と遭遇し、ターシャ・ヤーを失う。
 ターシャの役者が降板を希望したそうだが、後半のシリーズで再三再登場することを考えると後悔したのだろう。
この話自体は気分が悪くなるだけの超駄作だが、後の作品でのターシャの使い方を考えると死んでくれてよかった。
24 時のはざまに We'll Always Have Paris
 フェンシングをするピカード。一瞬時間が繰り返される。
その原因は時間の研究をしているマンハイム博士の実験の事故だった。
博士たちを転送収容するが、彼の妻はピカードのかつての恋人だった・・・。
 ホログラムのパリの変なカフェのシーンが面白い。ラストのデータの時間の交差シーンも。

25 恐るべき陰謀 Conspiracy
 旧友ウォーカー・キール艦長より、緊急極秘通信チャンネルでピカードに連絡が入る。
指示通り廃鉱になっている無人の惑星ダイタリックスBに赴くと、軌道上には先にホレイシオをはじめとした3隻の船がおり、地上には合計3人の艦長が待っていた。
聞けば宇宙艦隊上層部に謎の陰謀が進行しており、別人がすり替わっている可能性があるという。
半信半疑だったピカードだが、データにここ最近の宇宙艦隊の司令に目を通させる。
従来の目的地であった海洋惑星パシフィカに舵を取るエンタープライズ。
しかしその道中に発見したのは、木っ端微塵になったキール艦長の乗艦ホレイシオだった。
やはりなにかが進行している。
エンタープライズは地球へ向かう・・・。

 クイン提督とレミック再登場。しかしレミックはとことん可愛そうなことに(笑)
興味深い話なのだが、宇宙艦隊も、そして寄生生物もすきがありすぎる(笑)
レミックなんて余裕で出てきて脅威を感じさせるが、フェイザーへの対抗策が無いってどういうこと(笑)?
あと感慨深いのは最後の80年代バリバリの特殊効果映像で、なんだかB級ホラーが観たくなった(笑)
20200102

26 突然の訪問者 The Neutral Zone
 300年前の地球の宇宙船が漂流しているのを発見し、調査してみたところ、コールドスリープカプセルが発見され、3名が収容された。
3名は死後に冷凍されていたが、現代の技術で蘇生された。
彼らはクライオニクスの実践者達で、主婦、実業家、カントリー歌手だった。
一方中立地帯付近の複数の連邦の基地が壊滅する事件が発生し、それは50年ぶりのロミュランの影を感じさせるものだった・・・。

 いかにも1980年代な3人が楽しい。
また超強そうなロミュランの新型ウォーバードも初めてその威容を現し、盛り上げてくれる。
 気になったのはロミュランのことを接触したのは50年も前で、物凄く珍しいように描いているのだが、「14 奪われた女神達の惑星」では中立地帯にロミュランの戦艦が集結しているのでエンタープライズが威嚇に向かうという任務についており、なんか当たり前に存在しているような描き方だったのだ。
脚本のチェックミスかしら?
あと結局基地を破壊したのはどなた?ボーグさん???
20200102
27 光から生まれた生命 The Child
 ワクチン開発のため、凶悪な病原体の輸送任務につくエンタープライズ。
一方カウンセラーが正体不明の光によって妊娠し、アッと言う間に子供が産まれる。
子供は急速に成長していたが、病原体が異常増殖をはじめ・・・。
 これより第2シーズン。
ドクター・クラッシャーに代わり、ドクター・ポラスキーが赴任。
またガイナンも初登場。
ウェスリーはエンタープライズに残る決意を固め、ラフォージはチーフエンジニアに昇進した。
化夢宇留仁はドクター・クラッシャーよりもポラスキーの方が好きなので、この人事は大歓迎。
麻薬所持疑惑様々である(笑)。

28 闇の住人 Where Silence Has Lease
 モルガナ区域に向かう途中で、質量もエネルギーも無い暗黒の穴のようなものを発見する。
少しずつ接近しながら調査していたが、突然それは存在する範囲を広げ、エンタープライズを飲み込んだ。
そこは通常の物理法則が適用されず、エンタープライズがどれだけ進もうが元の場所に戻ってしまう。
そこにいきなりロミュラン・ウォーバードが・・・。

 これぞSFと言った感じの実に面白いエピソード。
ただしウォーフのトレーニングプログラムを体験させてもらって戦慄する副長(笑)というオープニングが全く関係ないのはどうなのか?
こっちはこっちで面白かったからいいか(笑)
 途中でエンタープライズと同型艦であるUSSヤマトが登場するが、なぜか劇中「宇宙戦艦ヤマト」と呼ばれているのはお約束ということで(笑)
20200104

29 ホログラムデッキの反逆者 Elementary, Dear Data
 ラフォージの帆船模型自慢を聞いた代わりに、ホロデッキでホームズ物語を一緒に楽しむことになるデータ。
しかしデータは物語を全て暗記しており、謎解きにならない。
ポラスキーはデータには本当の謎解きをする能力は無いと言いきり、それではと言うことで原作に無いミステリーをコンピュータに作らせる。
しかしホームズものの断片の集まりでは役に立たず、今度はラフォージがデータをうち負かせるような敵を作れと命じる。
コンピュータは命令に従い、モリアーティー教授の能力を強化する・・・。
 まず冒頭の事件だが、記憶にある限り原作には無い。どうやら「ボヘミアの醜聞」を利用したオリジナルのようだ。
それでは筋が通らないのだが、多分版権の問題だろう。
それ以外にもホームズファンとしては物足らないところが目立った。
 また明かな問題点があり、それはモリアーティの描いたスケッチをホロデッキ内から持ち出してしまったことだが、これは脚本の途中変更によるものらしい。
道理で尻すぼみ感のある終わり方で、素晴らしいセットにワクワクする前半の展開からすると実に残念である。
悪くはないが。
30 無法者オコーナ The Outrageous Okona
 故障した小型輸送船と遭遇したエンタープライズは、輸送船を曳航し、修理も手伝ってやることにした。
輸送船の船長はオコーナという男で、一匹狼の色男だった。
データは彼にジョークが分からないのをからかわれ、ホロデッキで20世紀のコメディアンを呼び出して笑いとはなにかを知ろうとする・・・。
 データのおとぼけぶりが切なく面白い。
メインの話は新喜劇を観ているようだった(汗)。

31 無言の調停者 Loud as a Whisper
 1500年も内戦が続くソライス5号星から、宇宙艦隊に調停の依頼が。
そして調停者として連邦とクリンゴンの同盟締結の際も調停者をつとめていたリバが指名された。
リバは生まれつき耳が聞こえず、3人のサポート係によって他者とコミュニケーションをとっていた。
しかしいよいよ調停開始というところで、3人のサポート係が射殺されてしまい・・・。

 丁寧な作りで好感が持てるエピソード。
ところでデータが彼の手話を習得するくだりだが、「12.宇宙空間の名探偵」でもディクソン・ヒルの小説を全巻画面で読破していたし、今回の手話もそうだったのだが、たまにコンソールに触らずに艦隊データベースにアクセスしている描写があったと思う。
それができるのならわざわざ画面で習得する必要もないと思うのだが、そのへんの設定はどうなっているのだろうか???
ちなみにこの話はカウンセラー・トロイが主役です(笑)
20200105

32 コンピュータになった男 The Schizoid Man
 データを作ったヌニエン・スン博士の恩師であるアイラ・グレーブス博士の助手からの救援要請を受けるエンタープライズ。
データはある意味祖父と言える博士とすごすが、やがて博士は亡くなる。
ところが博士の葬儀を行うあたりからデータの様子がおかしくなり・・・。

 なんとなくTOSっぽい話。
精神に異常をきたしている天才博士の表現が、エロい方にシフトするところなど、なかなかリアリティがあると思う(笑)
データにぶん殴られて死者が出なくて幸運でした(笑)
20200113

33 D.N.A. Unnatural Selection
 USSラントリーからの遭難信号を受けて急行したエンタープライズだったが、同号の乗員は全員老衰で死亡していた。
ラントリー号が最後に立ち寄ったのはダーウィン遺伝子研究センターで、連絡をとってみるとそこでも異常な老化現象が発生していた。
センターはそこで研究している「完全な子どもたち」の救助を依頼し、まずは彼らが病気に感染していないか検査をポラスキーが行うが・・・。

 ポラスキーのピカードとのやり取りが見どころ。
とにかくポラスキーは精神力が強く、ピカードとまともにやりあえるのが心地よい。
やっぱり彼女の活躍がこのシーズンだけなのは非常に残念である。
20200113

34 錯綜した美学 Matter of Honour
 士官交換プログラムにより、ライカーが人間初のクリンゴン船副長となる。
しかしクリンゴン船に付着していたバクテリア状の生命体のおかげでライカーはエンタープライズと戦うはめに・・・。
 魚顔のベンザイト人メンドン少尉も士官交換プログラムでエンタープライズに乗船して張り切るが、空回りしてしまう。
 全編興味深く、オチも効いているよくできたエピソード。
クリンゴン船が実にかっこよく、船内の様子が楽しそうなのも印象的。
35 人間の条件 The Measure of a Man
 ロボット工学の研究者である中佐がデータを分解したいと申し出る。
断ると彼は司令部のお墨付きの異動命令を出し、データが仕方なく退役することにすると、データが法的に人権を備えておらず、退役する権利も有していないと主張。
ピカードは腐れ縁の法務官に相談して審問会を開く。
相手側の代理人にはライカー副長が選ばれた・・・。
 説教臭い内容だが、分かっていても泣けてくる。
特にデータがターシャのホログラムを大切にしているのにはキュンとなる。
初めてポーカーのシーンが出てくる話でもある。
36 運命の少女サリア The Dauphin
 目的地の惑星の統治者となるべく16年も保護されて育ってきた少女サリアとその教育係を輸送する任務に就くエンタープライズ。
ウェスリーは少女に一目惚れしてしまうが、彼らは姿を自由に変化できる種族だった・・・。
 なんか脚本の意図がよく分からない。タイトルが「ウェスリーの初恋」なら納得できるのだが。
正体がクトゥルフみたいな姿だったらどうするんだ。
しかし少女サリアが細かいことは気にならなくなるほど可愛いのでそれはそれで(笑)。
ウェスリーに恋愛相談されたウォーフのクリンゴン式求愛の方法と、同じくライカーとガイナンの例示が面白い。
37 埋もれた文明 Contagion
 20万年前に死滅したとされるアイコニア文明を求めてロミュランとの中立地帯に赴いたヤマトだったが、全ての機器が一斉に不調をきたし、爆発してしまう。
エンタープライズはその謎の調査を始めるが、ロミュラン艦が現れ、そればかりかエンタープライズも不調をきたし始める。
 やっと発見したコンピュータウィルスに対する方法は、現在の記憶領域を全て削除してバックアップをロードする・・・・・って、現代のパソコンの常識である(笑)。
80年代にはまさかそんなことが常識的に起こるとは予想してなかったんだろうな〜。
ちなみにアイコニアの技術は「どこでもドア」を生み出していた(笑)。
38 ホテルロイヤルの謎 The Royale
 過酷な環境の惑星の周回軌道上にはNASAの宇宙船の残骸があり、地上には一軒のホテルが建っていた。
そこはホテルロイヤル・・・。
 2流小説の世界が再現されているのだが、その2流ぶりが不十分でもう一つ面白くない。どちらかと言えばシャイニングを思い出して怖いくらいである。
それと回転ドアから出られない描写は、せめて入った瞬間に反対側から出てくるように合成してほしかった。あれでは吉本のギャグである。
また最後のクラップスの勝負はデータがなぜ勝てたのかよく分からない。
要するにサイコロを細工したのか、データが特殊な技術で転がしていたのか・・・???
39 戦慄の未来 Time Squared
 漂流していたシャトルを拾ってみると、それはエンタープライズの5番シャトルで、なんと中にはピカード艦長が。
シャトルには6時間後の世界でエンタープライズが爆発し、ピカード艦長だけが生き残った様子が記録されていた・・・。
 タイムループもの。
オチがもう一つスッキリしない。
40 イカルス伝説 The Icarus Factor
 エンタープライズは基地に立ち寄り、検査を受けていた。
アーレス号の船長に推薦されたライカー。そこに彼の父親がやってくる。
またウォーフはなぜか機嫌が悪く、不審に思ったウェスリーはデータベースを調べ、彼の儀式の日が近いことを知る。
 例によってのダブルプロットだが、両方とも今ひとつ盛り上がらない。
ウォーフの儀式はなかなかよかったが。
ライカーが親父と戦う妙な武道は変すぎるし(笑)。
41 未知なるメッセージ Pen Pals
 星系規模で地殻変動が起こっているセルカンディー・ドレマ星域にやって来たエンタープライズ。
ウェスリーは初めて地質調査任務の指揮を任され、年上の部下を扱うのに苦労する。
データは微弱な電波を拾い、助けを求める少女と交信を行っていた・・・。
 ほんの少し規約を破っただけで、どんどん泥沼にハマってゆく様がリアル。
ちなみにこの話の中で2ヶ月以上が経過する。時間を扱った話以外では最も長期間にわたる話ではなかろうか。

42 無限の大宇宙 Q Who
 Q連続体を追放されたQが、強引にエンタープライズの乗員にしてくれと頼んでくる。
すげなく断り未知に対する心構えは出来ているのでおまえは必要ないと言い切るピカードだが、Qはそれなら本当の恐怖を教えてやると言う・・・。
ボーグの衝撃的初登場作。
おしゃべりでうっかり者のソーニャ・ゴメス少尉が実に可愛いのに、この回以来登場しないのが非常に残念。
・・・と、思っていたら43話で再登場していた(汗)
適当な記憶で書いてはいけませんな。
20200113追記

43 愚かなる欲望 Samaritan Snare
 ポラスキーに強制され、第515宇宙基地で人工心臓の取り換え手術を受けることになるピカード。
同じタイミングでウェスリーが第515宇宙基地でアカデミーのテストを受けるので、シャトルで同行することに。
 一方エンタープライズは、救難信号を受信し現場へ急行すると、そこにはワープ速度も出ないパクレド人の旧式の宇宙船が。
話をしても要領を得ず、ただ助けてくれと言うばかりで、もし敵対してもエンタープライズの敵ではないと判断したライカーはラフォージを修理に寄こすが・・・。

 初めて語られるピカードが人工心臓だという事実と、なぜそうなったかという昔話。
当時ピカードを殺しかけたのは、チンピラ役では定番のノーシカン人(笑)
それ以外の点ではあまりパッとしない話で、原因はパクレド人の愚存そうな雰囲気だと思う。
そういう設定なのだから仕方がないが(笑)
 ちなみに42話で書いたが、ソーニャ・ゴメス少尉が普通に勤務している(汗)。
20200113

44 新たなる息吹の大宇宙 Up the Long Ladder
 昔地球で使用されていた旧式の救難信号を受信したエンタープライズが現地へ急行すると、300年前に地球から入植したブリングロイド人の植民地が、太陽フレアの増大によって崩壊しかかっていた。
とりあえず彼らを転送収容すると、恐ろしいまでに素朴な人たちが(笑)
更にもう1つ同時期に植民されたマリポサという惑星があると聞き、行ってみると、そこはクローンで社会を構成している特殊な世界だった・・・。

 色々とツッコミどころは多いものの、化夢宇留仁的にはとても好きな話。
とりあえずブリングロイド人の家畜を伴ったエネルギッシュな雰囲気が楽しい。
ちゃっかりブリングロイド人のリーダーの娘といい感じになるライカーも(笑)
 やはりクローンに対する反応は極端で、化夢宇留仁的にはなぜあそこまで細胞の提供を断るのかピンと来なかった。設定的にはそれでは焼け石に水なのだが、断った理由はそこではないし。
化夢宇留仁なら自分の分身が残ったらなんだか嬉しいけどなあ。
 冒頭珍しいクリンゴン茶道(笑)が出てくるが、これがまたクリンゴンらしく、それを楽しむポラスキーも度量が広くていい感じ♪
20200113

45 魅せられて Manhunt
 連邦会議に向けて魚のようなアンデード人の大使を乗船させる。
また「段階期」にあるラクサナも乗船し、ピカードに迫る。
ピカードはホロデッキのディクソン・ヒルの世界に逃げ込むが・・・。
 基本的にラクサナの出てくる話に外れはない。
傑作なのはラクサナがホログラムのバーの主人レックスといい感じになるところで、ここのレックスの演技が見事。
レックスに限らず2回目のディクソン・ヒルの世界は実にうまくこなれていていい感じだった。
アンデード人の造形も面白く、特にパッチリと目を開けるところとか実にいい出来だった。
46 愛の使者 The Emissary
 緊急の任務で小型探査船に乗ってやって来たのはクリンゴン人と地球人のハーフのケイラー大使だった。
任務は戦争中に冷凍睡眠に入ったクリンゴン船が地球の植民地に接近しつつあるので植民地を守るというものだった。
ケイラーは当時のクリンゴン人は説得は無意味で、破壊するしかないと主張するが、ピカードはそれを受け付けない。
また彼女はウォーフの昔の恋人でもあった・・・。
 クリンゴンに関する話も面白いものが多いが、ケイラーとウォーフの痴話喧嘩(?)も興味深いし、オチも実にいい感じでよくできている。
またケイラーがクリンゴンメイクでも美人は存在できると証明している(笑)。
 冒頭のポーカーシーンではウォーフが圧勝している。本人もクリンゴンはハッタリを言わないと言ってるし、単に手札の強さで勝っているのだろうか・・・???
49 進化の刻印 Evolution
 196年に一度の天体現象の調査のため、その研究に生涯をかけてきた科学者を乗せて現場へ向かうエンタープライズ。
ウェスリーは寝坊して勤務に遅刻。
やがてエンタープライズのコンピューターの調子が突然おかしくなり、艦は燃え盛る星の残骸へ次第に引き寄せられていく。
異常の原因はウェスリーが研究していた医療用ナノマシンで、つがいでの行動により大幅に進化していた・・・。
 ロボットに攻撃されたり謝らされたりと散々な科学者だが、悪いのはウェスリーである(笑)。
 この話より第3シーズンで、ドクター・クラッシャーが戻ってきたのでポラスキーが姿を消してしまう。
残念。
50 移民の歌 The Ensigns of Command
 110年以上も連邦と連絡をとろうとしなかったシャリアック共同体から通信が入り、4日以内にタウ・シグマ星系の人類を除去せよと言われる。
記録ではタウ・シグマ星系には人類は居住しておらず、そもそも件のタウセタ星は生存に適した惑星ではなかった。
データが調査と移動準備のために現地に降りるが、なんとそこには1万5千人以上の人類が居住し、町を築いていた。
なんとか期限を延ばしてもらうようシャリアック人に交渉するが、彼らは条約を楯に頑として譲らなかった・・・。
 脚本演出ともによくできている。
データが主人公で現地の女性とキスしたりするが、最大の見せ場はラストで艦長が通信に出るシーン。
あれほど何もしていないカットで、あれほど痛快なのは他に類を見ないだろう。
51 愛しき人の為に The Survivors
 死滅した惑星に、一箇所まったく損害を受けていないところがあり、そこには老夫婦が住んでいた・・・。
 TOS風のエピソードだが、演出は現代風になっていてそれなりに楽しめる作品になっている。
それにしても全知全能に近い種族の多い世界である。
52 守護神伝説 Who Watches the Watchers
 カモフラージュれていた観察基地が事故によりホログラムを失い、未発達な原住民に目撃されてしまう。
しかも傷ついた原住民を治療したのだが、その記憶を消すのに失敗し、彼らの中に捨て去った筈の原始的な宗教が復活してしまう。
最後の手段として村のリーダーの女性をエンタープライズに呼んでピカードが神ではないことを説明するが・・・。
 第3シーズンに入り、脂がのってきたことを確信できる充実した内容のエピソード。
原住民が物わかりがよすぎるが、それもヴァルカン人と元を同じくする聡明な種族という設定で説明されている。
また宗教を原始的で文明化に対する障害としかとらえていないのがすごい。
53 悲しみの幻影 The Bonding
 ウォーフが責任者だった調査中の爆発事故でマーラ・アスター中尉が亡くなる。
彼女には12歳のジェレミーという息子がおり、旦那はもっと前に亡くなっていた。
責任を感じるウォーフ。
そこになぜかジェレミーの母親が現れる。
 心の傷をどう癒し、立ち向かってゆくかがテーマのエピソードで、そこそこの出来。
この話自体はウォーフとジェレミーがルスタイの儀式(養子縁組)を行ってまとまるが、その後のジェレミーとの絡みが無いのが片手落ちすぎる。
54 メンサー星人の罠 Booby Trap
 救難信号に呼ばれて行ってみると、それは1000年以上も前に滅んだプラリア人の巡洋艦だった。
ピカードは古代船にロマンを感じて喜ぶが、当時のプラリア人と戦争をしていたメンサー星人の罠にエンタープライズも陥ってしまう。
ラフォージはエンタープライズのエンジンを設計した科学者をホロデッキで呼びだして解決策を探るが・・・。
 最後にピカードは見事な操船技術を見せ、スィング・バイまで披露する。
メンサー星人の記録がいきなり通訳も無しで聞き取れるのは変すぎる。
55 宿敵!ロミュラン帝国 The Enemy
 救難信号を受けて行ってみれば、そこにはロミュラン艦の残骸と生存者が1人だけ見つかった。連邦領域内にロミュラン船が存在するのは明かな条約違反である。
救出チームの内ラフォージは縦穴に落ちてエンタープライズに戻れなくなる。
ロミュラン艦は一人乗りの船が遭難しただけだと言い張るが、ラフォージはもう一人の生存者を見つけていた・・・。
 かたくななウォーフ。ピカードとの溝が出来たことだろう。
最後のピカードの外交手腕はなかなかの見所である。
56 非情なる駆け引き The Price
 初めて発見された安定したワームホールの競売がエンタープライズで行われる。
フェレンギ人が乱入や、クリセア人の代表としてやって来たデビノン・ラルとカウンセラーが恋に落ちるなど、色々事件が起こるが、交渉はラルが有利に進めていた。
ところがワームホールの調査を行ってみると、前と出口が異なっている・・・。
 競売という設定は興味深い。
ストーリーも各々がチャンスを伺い、時にはルール違反を犯したりと面白いが、化夢宇留仁はメインゲストのラルのキャラが気にくわなくてイマイチな感じだった。
58 亡命者 The Defector
 ロミュラン帝国からの亡命者を保護したエンタープライズ。
彼は48時間以内に中立地帯に秘密裏に建設された前哨基地から惑星連邦への大規模な攻撃が開始されると話す。
彼の話が信用できないので、色々手を尽くすが時間が無くなってゆき、仕方なくエンタープライズは基地が建設されているという惑星へ向かう・・・。
 ラストはシリーズでも一二を争う痛快な展開に。やはりあのテーマはかっこいい♪
データはシェイクスピア劇を練習することで人間性の理解を深めようとしている。
59 恐怖の人間兵器 The Hunted
 エンタープライズはアンゴシア政府の連邦加盟の審査に惑星アンゴシアへやって来た。
ところがそこで囚人の脱獄騒ぎが発生。
捕獲を手伝うエンタープライズだが、脱獄囚はただ者ではなかった・・・。
 強化兵士がたった一人でエンタープライズを手玉にとる様が手を抜かずに描かれているのが素晴らしい。
全体的に素晴らしい内容だが、納得のいかないところも。
先制攻撃の出来ない兵士が役に立つのか(汗)?
それと日本タイトルはあまりに酷い。一言「人間兵器」の方が遙かにいい。
60 異次元テロリスト The High Ground
 テロリズムによる内戦状態の惑星で、ドクター・クラッシャーが判断ミスのために誘拐される。
 とにかく最初から最後までドクターに腹が立つ。
ウォーフやライカーの忠告を無視し、さらには艦長の命令まで無視したせいで誘拐されて艦隊全体に迷惑をかけた上、諭そうとする艦長に「正当な命令なら従う」と言う。
スタートレックシリーズでこの手のイライラを感じる話は珍しい。
61 Deja Q Deja Q
 ブルール4号星では突然月が軌道を変え、惑星に衝突しようとしていた。
なんとか衝突を避けようとするエンタープライズだが、そこに素っ裸で能力を奪われたQが姿を現す。彼はQ連続帯から追放されたのだ。
慣れない人間という立場にとまどうQに、データが力を貸すが・・・。
 エンタープライズの面々がQの話を頭から信じないのが面白い。
この話があるのと無いのとではQの印象は大きく違っているだろう。
62 疑惑のビーム Matter of Perspective
 新エネルギーを開発している軌道上の研究所からライカーが戻ったとき、研究所は大爆発を起こして木っ端微塵に。
ホロデッキで研究所を再現し、事件を検証することになるが、ライカーの証言と夫人の証言は大きく異なっていた・・・。
 ホログラムで証言に基づいた再現映像が流れるのが楽しい。
オチもうまくホログラムを利用していて面白いが、カウンセラーが証言者に嘘をついている人がいないというのが納得いかない。
いくら博士が嘘をついていたと言っても変すぎる。誰か説明してくれ。
 冒頭の写生会で裸婦を描いているピカードだが、データの批評でへこんでしまう。
実際上手とは言いかねる内容だったが、そんなに酷いとは思わなかったが。
63 亡霊戦艦エンタープライズ"C" Yesterday's Enterprise
 時空の裂け目から20年前に行方不明になった筈のエンタープライズCが現れた途端、エンタープライズDの船内も様変わりし、情勢もクリンゴンとの戦争中になっていた。
ガイナンだけはその変化に気付き、ピカードにエンタープライズCを過去に返すように説得する。
 名作。
 ターシャ・ヤーの死んだ事情はしょうもなかったが、そのおかげでこのエピソードが出来たと考えると死んだ甲斐があったというものである。
タイムパラドックスは勿論存在するが、この話でそんなことを言うのは野暮というものだろう。
それにしても惑星連邦を降伏に追い込むとはクリンゴン恐るべしである。
 このエピソード冒頭でウォーフはガイナンに勧められてプルーンジュースを飲んで気に入る。
64 アンドロイドのめざめ The Offspring
 データが自分をモデルにしてアンドロイドを作る。彼はアンドロイドをラルと名付け、教育するが、艦隊司令部はラルをララ4号星の施設に引き渡すように要求する。
 これまた名作。
続けざまの感動作に、TNGというシリーズが円熟期に達したのがうかがえる。
 それにしてもデータとラルの関係は、ブラックジャックとピノコの関係によく似ている。
あと吹き替えの問題だと思うのだが、部屋に閉じこもっているデータをラフォージが「自閉症?」などと言うが、あからさまな間違い。80年代では仕方がないと思うが、切ないものがある。今なら「引きこもり?」と訳しただろう。
65 クリンゴン戦士として Sins of the Father
 エンタープライズに士官交換プログラムでクリンゴンのカーン中佐が副長として赴任する。
実は彼はウォーフの弟で、クリンゴン帝国で一族に汚名が着せられているのをなんとかしようと乗り込んできたのだった・・・。
 見事な脚本で、この話からウォーフの物語が始まると言ってもいい。
今後のクリンゴン史を語る上でも外せないエピソード。
66 姿なき誘拐犯 Allegiance
 自室で休養中にいきなり誘拐されるピカード。さらにはその偽物が艦の指揮を執り始める。
誘拐されたピカードは、他の3人と共に奇妙な部屋に閉じこめられていた・・・。
 コメディともミステリーともつかない不思議なエピソード。
オチはしょうもないが偽ピカードの方が社交性に富んでいて陽気なところなど、見所は多い。
しかし気になる点が2つある。
 まず偽ピカードがバーラウンジでそこにいる全員にビールをおごるというシーンだが、連邦には金銭の所有と貯蓄という概念は無いはずなのだが・・・。
 またポーカーのシーンがあるのだが、そこに今回はトロイも参加している。
いったいポーカーにテレバスを参加させてゲームになるのか???
67 大いなるホリディ Captain's Holiday
 疲れ切ったピカードは、クルーの勧めを断り切れず、ライサに休養に向かう。
日光浴をしながら読書をしていたピカードだが、のんびりは出来なかった。
ピカードは未来の超兵器がライサにあるという話を聞き、彼に接近していたバッシュという女性に関連があると気付く・・・。
 ライサ初登場。
ピカードの休日は007のそれに近いかもしれない。
それにしても「ライサは治安がいいと評判の惑星」 というのはどういうことだろうか・・・。
68 孤独な放浪者 Tin Man
 もうすぐ超新星化すると思われる惑星のすぐそばに宇宙船のような生命体が見つかり、意志疎通のためにベタゾイド人のタムが派遣されてくる。
彼はベタゾイド人の中でも特殊なテレパスだった。
「ブリキ艦」と呼ばれるその生命体はタムとテレパシーを交わすが、そこにロミュラン艦が迫りつつあった・・・。
 ハードSF風の展開で興味深いのだが、オチが肩すかし感が強い。
特にデータがエンタープライズに戻ってここが自分の居場所だと感じた根拠が無かったのが残念だった。
しかしサトイモのような恒星間生命体はかっこいい。
それにしてもラフォージはチーフエンジニアとは言え、エンジンとコンピュータの修理を同時に担当するのは荷が重すぎるのでは?
69 倒錯のホログラムデッキ Hollow Pursuits
 ラフォージの部下に、時間にはいつも遅れてくるし仕事にもミスが多い男がいた。
その名をバークレイ中尉。
彼はホログラムデッキでエンタープライズの士官達を再現して鬱憤を晴らしていた・・・。
 24世紀のオタク?バークレイ初登場。
脚本演出セットとどれも面白い。特にウスノロが最高(笑)。
バークレイがこの話限りのゲストにならなくてよかった。
72 愛なき関係 Menage a Troi
 ラクサナの能力と容姿と性格に一目惚れしたフェレンギ人艦長が、彼女とディアナとライカーを誘拐する。
 ラストの艦長の演技が見物。ここは吹き替えでは物足りないので、ぜひ原語で聞きたいところである。
それにしてもベタゾイドはどこかの公園のように美しいところだ(笑)。
73 輝きの中へ・・・ Transfigurations
 墜落していた脱出ポッドから助け出されたのは、未知の知的生命体だった。
彼の蘇生のために短時間神経を接合していたラフォージには自信が芽生え、またそれ以外にも様々なヒーリング能力を発揮。
彼の生まれた星では彼を社会を乱す極悪犯罪者として追ってきていた・・・。
 あれだけ極端なニュータイプだったらアースノイドじゃなくても排斥したくなるだろう(笑)。
相変わらずドクター・クラッシャーの感情的なのが鼻につく。
74 浮遊機械都市ボーグ (前編) The Best of Both Worlds
 惑星連邦の外縁部で、900人の植民者が街ごと消滅してしまった。
連邦から派遣されてきたシェルビー少佐の調査で、それがボーグの仕業だと断定される。
ボーグと遭遇するのはまだ先だと思っていた連邦艦隊は混乱をきたし、とにかく戦力を集中する間エンタープライズが時間を稼ぐことに。
やがてボーグ・キューブと遭遇したエンタープライズは戦闘を仕掛けるが、ピカードが誘拐されてしまう・・・。
 分かっていても滅茶苦茶盛り上がる超名作。戦闘がメインの話は滅多にないが、やるとなったらスターウォーズなど相手じゃないと思い知らせてくれる。
初めてテレビで見たときにはあまりの盛り上げ方に漏らしそうだった(笑)。

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