STAR TREK 備忘録

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101 クリンゴン帝国の危機 (後編) Redemption, Part II
 
 ピカードのクリンゴンの内戦にロミュランが関わっている訴えを受け、連邦はクリンゴンとロミュランの国境に艦隊を配し、タキオンビームによってロミュラン艦の通過をモニターする許可を出す。
ガウロン軍の一斉攻撃にルーサとベトールはロミュランに救援を求めるが、ロミュランはクリンゴン領に侵入出来ず、交渉のためにシーラ指揮官がエンタープライズへ赴く。彼女はターシャの娘だった・・・。
 
 またまた渋い展開だが、いくつか疑問点も。
ガウロン軍は圧倒的な戦力バランスをどうやって跳ね返したのか?
それとタキオンビームによるネットだが、回り道をすれば問題ないのでは・・・(汗)?
 ちなみにこれより第5シーズンである。
20200426追記

102 謎のタマリアン星人 Darmok
 エンタープライズは過去百年間で7回の接触記録があるが、言語によるコミュニケーションが不可能と言われているタマリアン人とのコンタクトを試みる。
彼らの言葉は翻訳は出来て文章にはなるのだが、全く意味がわからないという謎めいたものだった。
そしてやはり彼らとの会話は成立しなかった。
しかしタマリアン船の船長が剣を2つ持ったかと思うと、彼とピカードはエル・アドレル4号星に転送され・・・。

 未知の異星人の未知の部分を言語に持ってきた意欲作。
なかなか興味深く、プレデターみたいな生命体が大暴れするなど、意外にアクションシーンも楽しめた。
しかしやはりあの言語の設定には色々と首をかしげざるを得ないところも。
伝承や神話が元になっているということだが、その伝承や神話はどんな言語で伝えられたのか?
そして文章にするまでは翻訳ができているわけだが、その文法はどうして解析できたのか?と言うよりまともな文法があるならあんな言語になっていないような(汗)
そしてあの思考法の種族にあそこまで高度な科学技術の構築が可能だろうか???
色々と疑問は尽きない。
 ちらりとアシュレイ・ジャッドが出演しているのも見どころ(笑)。
20200426

103 流浪のベイジョー星人 Ensign Ro
 
 床屋のモットに顔の向きを好きに変えられつつ、延々とおしゃべりを聞かされて辟易するピカード。
それはさておき(笑)、ベイジョーの過激派が連邦の植民星を攻撃した。
ケナリー提督はエンタープライズにその調査を命じ、更に命令不服従によって8名の死者を出した事件の責任をとり、服役中だったロー少尉を送り込んでくる。
ロー少尉は反抗的な態度をとりながらも、仕事は熱心にこなした。
しかし彼女は再び命令違反を犯し・・・。

 ロー少尉は昔見たときにはいけ好かない女としか思わなかったが、今見るといい女だった(笑)
化夢宇留仁がおっさんになった証拠だろう(笑)
それにしてもいい感じだったので、可能性もあったらしいDS9のメインキャストになっていたらと妄想。
そうじゃなくてもTNGでは最後までいてくれてもよかったのに。
20200426

104 殺戮の宇宙水晶体 Silicon Avatar
 
 ライカー副長、データ少佐、ドクター・クラッシャーがメローナ4号星の植民地建設の下調べを手伝っているところに、突然巨大な水晶体が現れ、攻撃を開始する。
データの機転でなんとか洞穴に逃れるが、ライカーのガールフレンド、カルメンを含めた2人が犠牲になった。
エンタープライズには水晶体の研究に一生を捧げているカイラ・マー博士がやってくるが、彼女はデータのことがお気に召さないらしかった。
彼女は過去に水晶体を操っていたローアと同じく、データが水晶体を操っているのではないかと疑っていたのだ・・・。

 途中でしまったと思ったのだが、ローア初登場の話に関わる内容だったのね。
まあ観ていなくても問題はないのだが。
裏話でスタッフがすごく苦労したと言っていた水晶体のCGは、今の目で見ると確かにチャチなところはあるが、迫力があって美しく、いいできだと思う。
 物語のメインである博士の葛藤はさもありなんという感じで、意外性には乏しい。
それよりもデータにへんてこなデータが山ほど入っていることの方が驚きだった(笑)
20200426

105 エンタープライズ・パニック Disaster
 量子フィラメントと衝突したエンタープライズはほとんどの機能が停止し、ライフラインも寸断されてしまう。
科学コンテストに入賞した子供達とピカードはターボリフトに閉じこめられてしまい、バーラウンジを任されたウォーフはケイコの出産に付き合うことになり、船倉で作業をしていたラフォージとドクターは放射能によって爆発が迫る船荷と一緒に閉じこめられ、ライカーはデータと機関室を目指し、ブリッジは最高士官のディアナが指揮を執る。

 名作。状況を考えれば面白くないわけがない上に、キャラクターがそれぞれ苦手な状況に立たされているのがいい。
「副長」が可愛すぎてロリコン魂がファイヤーである(笑)。
調べてみるとエリカ・フローレスという女優で、出演作はほんの数えるばかりだが、すでに濃いファンが多数存在するようである。納得(笑)。

106 エイリアンゲーム The Game
 ライカーがライサから持ち帰ったヘッドセット型ゲームがエンタープライズで大流行。
丁度遊びに来ていたウェスリーと機関部のロビンはそれが中毒性があり、有害だと気がつくが・・・。

 しょうもない仕掛けだが、サスペンスはシリーズ中でもベストに入る。
特ににこやかに話を聞いていたあの人までも敵だったとわかるシーンは絶望感半端ない(笑)
逃げるウェスリーが人間兵器並の能力を発揮するのも見どころ。
またロビンは若き日のアシュレイ・ジャッドであり、もう滅茶苦茶に可愛い。多分映画も含めて彼女の魅力が最も発揮された出演作では(笑)?

 ひさ〜〜〜しぶりに見直したが、ロビンがベッドでゲームうっとりしているところがエロくてとてもよいと思った(笑)
20200509追記

107 潜入!ロミュラン帝国 パートI  Unification I
 行方不明になっていたスポック大使がロミュランで目撃された。ガウロンの協力で遮蔽装置付きのクリンゴン艦をチャーターし、ロミュランへ潜入するピカードとデータ。
一方エンタープライズはヴァルカンの製品が撃墜されたフェレンギ船から発見された謎を追い、廃品集積場へ。そこでは謎の戦艦が現れ、戦闘になった。
その頃ピカード達はスポックと会うのに成功していた・・・。

 サレクがこの話の中で亡くなる。
次々と謎が提示されるだけで終わってしまう。基本的にはスポックの顔見せエピソードだ。
また廃品集積場での件はなんとなくスターウォーズみたいな雰囲気である。
 一番の見どころはやはりピカードとサレクの会見シーンで、TOSより続く歴史を感じさせ、最近のディスカバリーとの関連も含めて興味深かった。
 地味な注目ポイントとしては、第47話の「限りなき戦い」で出てきたザクフドン人の再登場で、コルラミではないが、非常に高い知性と理屈っぽさとお伊達に弱い(笑)のは共通しており、あれがコルラミだけではなく、種族としての特徴なのだとわかって興味深い。
 そうそう行方不明になったヴァルカン船があの「トゥパウ」号という名前なのもポイントである。
20200509追記

108 潜入!ロミュラン帝国 パートII  Unification II
 会見した若きロミュラン総督は再統一に意欲的だったが、それは罠であり、一行は捕らえられてしまう。
ヴァルカン製品の出所を探っていたメンバーはロミュランとの取引の形跡にたどり着く。
ロミュランは奪ったヴァルカン船を和平使節に見せかけ、一気にヴァルカンを手中に収めようとしていた・・・。

 前編に続いて散漫な印象。状況の変化が多様すぎて化夢宇留仁がついていけていないのかもしれない(汗)。
ロミュランの「あの人」も出てきてまさにオールスターという感じになるが、前にもデータにしてやられているのに、今回もやっぱりデータにひっくり返されている。
なんでさっさと破壊しないのか(笑)
それと4本腕のピアノ弾きがいい感じだった。ウォーフのリクエストで歌うクリンゴンの曲が超かっこいい。
雰囲気はやっぱりスターウォーズっぽいが。いやあの人はギャラクティカっぽいか(笑)。
20200509追記

109 26世紀のタイム・トラベラー A Matter of Time
 ペンサラ4号星に小惑星が衝突し、大量の粉塵が舞い上がって惑星の気温が急激に下がった。
なんとか惑星の温度を上昇させる計画に協力していたエンタープライズの前に、奇妙な宇宙船が接近する。
それは26世紀の地球で作られたタイムマシンであり、中には歴史学者バーリンホフ・ラスミュッセンが乗っていた・・・。

 とりあえず本物はどこに(笑)?
それと彼の知識の豊富さはどこから?
それとそもそも彼はなんであんなに余計なおしゃべりを(笑)?
などと腑に落ちない点も多かったが、あからさまに「核の冬」の概念を取り入れている惑星救援シチュエーションはなかなか興味深かった。
あのあと彼はどうなったのだろうか?
20200509

110 新ワープ航法ソリトン・ウェーブ New Ground
 新しい超光速推進法ソリトン・ウェーブの実験の直前に、ウォーフの養母ヘレナ・ロジェンコとアレキサンダーがやって来る。
歓迎するウォーフだったが、アレクサンダーがエンタープライズに残ると聞いて目を丸くする・・・。

 メインの物語はウォーフの子育て苦労話の方。
エンタープライズ艦内のバイオ・ラボの展示が興味深く、絶滅危惧種コルバーン・ギルボが可愛い(笑)
それと模型だが、しっかり第70話「究極のコレクション」に出てきた希少生物も展示されているのがポイント高し。
メインの物語では非常にリアリティのある子育ての苦労が描かれており、このへんの完成度はやはりTNGならでは。
ところで冒頭歴史的実験に立ち会えるとウキウキしているラフォージへの、ウォーフの対応が実に面白かった(笑)
それにしてもジェレミーはどうなったんだ(汗)?
20200510

111 暗黒星団の謎 Hero Worship
 暗黒星団の調査に向かい消息を絶った探査船USSビコの捜索を行うエンタープライズ。
ビコは発見されるが、大破していた。
船内を捜索してみると、唯一の生存者である少年ティモシーを発見し、データが救い出した。
ティモシーはビコはエイリアンの襲撃によって破壊されたと話すが、そんな形跡は無い。
またティモシーは心に深い傷を負っており、その傷を癒やすためか自分をアンドロイドだと思い込もうとしはじめ・・・。

 人間味あふれる話で、しかもデータが好きそうな(笑)、いかにもパトリック・スチュアートが監督した感じ(笑)。
しかしなんとなく地味なところもこれまたそれっぽい(笑)。
破壊されたUSSビコとエンタープライズの絡みのカットはどれもかっこいい。
データが角材を持ち上げるカットもかっこよく、ティモシーがファンになるのも無理もないと思った(笑)
20200528

112 記憶侵入者ユリア星人 Violations
 本人も忘れ去っている記憶を呼び覚ますことができる能力を持つユリア人3人を輸送する任務につくエンタープライズ。
彼らの能力を試してみたケイコは、忘れていた子供の頃の祖母との記憶を思い出す。
ところが突然トロイが自室で昏睡しているところを発見され、更に彼女を心配していたライカーまで・・・。

 精神的レイプというのはなんとなく分からないでもないが、ライカーもレイプの標的に(汗)?
それともこれには性別は関係ないの?
冒頭のケイコの記憶を呼び覚ますシーンは雰囲気があっていいが、やはり湯呑に筆というのはどうも違う気が(笑)
またミステリーのような形になっているが、精神的レイプの内容が意味不明すぎたのと、あのタイミングであんなことしたら正体バレバレになるのはわかりきっているのに、どうしてやったのかがわからないとか、もう一つすっきりしなかったのが残念。
20200528

113 遺伝子操作惑星 The Masterpiece Society
 中性子星の中心核の破片を観察するエンタープライズ。
その破片の進行方向にあるモアブ4号星には生命体はいないはずだったが、人間の植民地があることがわかり、居住者に危機を知らせて移転することを勧めるが、彼らはそこを立ち退こうとはしなかった。
そこは遺伝子操作実験の末に生み出されたコロニーで、全員遺伝子レベルで職業が決定され、理想的な社会を構築していたのだ・・・。

 なんかここ数回トロイの出番が多い。
そして「うっかり」艦隊の誓いを破ってしまう昼メロモードなのは相変わらず(笑)
 物語はなかなか奥の深い展開になり、艦隊の誓いの重要さが再認識されるが、やはり今回の場合はこうするしか無かったと思う。
だってほっといたら全滅しちゃうし(笑)
現地の科学者ハンナ・ベイツが90年代風ボディコンな服装だったのが新鮮だったのと(笑)、あんな社会で果たして科学者というものが存在できるのか少々疑問に思った。
大なり小なり科学的発見というものは社会を変化させるものだし。
20200528

114 謎めいた記憶喪失 Conundrum
 奇妙な宇宙船に遭遇した途端、データも含めて全てのクルーが記憶を失ってしまった。
コンピュータを調べ、自分たちが戦争中であり敵の総司令部へ攻撃をしかける任務中だと悟った一行は疑問を抱きつつも目的地へ向かう・・・。

 いつの間にか紛れ込んでいるメンバーというのは実に面白いアイデア。
登場人物と視聴者の距離の取り方が秀逸。
それにしても一瞬にしてデータの記憶までアクセスできなくしてしまうのはすごすぎないか?

 冒頭トロイが普通に立体チェスでデータを負かしているのに驚いた。
何者(汗)?
ちうかデータもあと7手でチェックメイトになるような手を見逃すなよ(笑)
20200528

115 亡霊反逆者 Power Play
 救難信号を受けてマブル4号星へ向かうエンタープライズ。
信号は172年前に使われていたダイダロス級のUSSエセックスのものだった。
磁気嵐が吹き荒れるその惑星の環境はとても人類が生存できるようなものではなく、諦めて離脱しようとしたとことで、トロイが惑星上に生命体の存在を感じ取る。
調査のためにシャトルで降下するライカー、データ、トロイだったが、やはり磁気嵐のせいで不時着することに。
オブライエンは彼らの救出のために危険を承知で転送を行い、見事4人ともエンタープライズに生還した。
しかしライカー以外の3人は様子がおかしかった・・・。

 とりあえず救助に向かうオブライエンがかっこよすぎる(笑)
中盤以降は興味深い展開ではあるが、からくりがどうもすっきりしない。
それと冒頭トロイの能力がなければ惑星から立ち去っていたわけで、要するにやってきた船にベタゾイドがいないと 成立しない計画だったわけだが、172年前の彼らにそんな予測が立てられただろうか・・・。
20200528

116 神経医療エキスパート ドクター・ラッセル Ethics
 貨物室の事故でウォーフが下半身不随になってしまう。
彼の治療のために神経医療の専門家ラッセルが乗船し、ドクター・クラッシャーとともに治療に当たるが、ラッセルは自分が研究している臓器複製技術の実験を行いたがっており、クラッシャーはそこに不安を覚える。
このままでは治らないと悟ったウォーフはクリンゴンの伝統にしたがって自殺の儀式を行おうとする。

 よくあるドラマと言える内容なのだが、実は最後の痛快などんでん返しに向かう道が別にしっかりと用意されており、最後は非常に気分良く観終わることができる。
クリンゴン最高(笑)
20200927

117 両性具有ジェナイ星人 The Outcast
 両性具有の種族ジェナイが、エンタープライズに行方不明のシャトルの捜索を要請してきた。
シャトルは「ゼロ空間」という空間の歪みに落ち込んでしまったらしい。
ライカー副長とジェナイ人ソランは事件の検証を進める内、お互いに惹かれ合うようになるが、科学技術によって性の違いを無くしてきたジェナイでは異性という概念自体がタブーであり、自分が男女のどちらかだと意識したものは病気として処理されていた。
彼らが触れ合う様子を目撃したジェナイ政府はソランを病人として治療を行おうとする。
納得できないライカーはジェナイに乗り込んでソランを救出しようとするが・・・。

 現実社会と逆の視点で現実社会を風刺するという手法はスタートレックの真骨頂とも言えるだろう。
そういう意味では意義深い話だが、それが面白いかどうかは別問題(汗)
20200927

118 恐怖の宇宙時間連続体 Cause and Effect
 タイフォン星団の探査を行っていたエンタープライズは突然操縦不能に陥り、そこに突然現れた連邦船が衝突コースで突っ込んでくる。
通信にも応答はなく、ピカードはライカーとデータの意見を聞いた上、データの意見を採用してトラクタービームで相手の船のコースを変更しようとするが結果は不十分で、船はエンタープライズの右ナセルに衝突して破壊し、結果エンタープライズは大爆発を起こして粉々に。
 ポーカーのテーブルに付いているのはドクター・クラッシャー、ライカー、データ、ウォーフの4人で、データがアンドロイドならではの指さばきで完璧にカードをシャッフルして配る。
程度の差はあれ、そこにいる全員がこれが今まで何度も繰り返されたことのように感じており・・・。

 この後シリーズをまたがっての定番エピソードの1つとなる繰り返す時間物。
過去の時間へ情報を送るところとその解釈、また最後の客観的時間とのズレの解釈など、色々と突っ込みどころは多いものの、繰り返されるが微妙に異なる展開が面白く、緊張感も維持されて面白くできている。
なによりこの内容は完全に初の試みだったわけで、最初の放映時に衝撃を受けた人は多かったのではなかろうか。
やはりTNGの脚本の冒険心とそれを完全に形にしようとする執念にも見える努力は拍手する以外ない。
20200927

119 悲しみのアカデミー卒業式 The First Duty
ウェスリーがアカデミー卒業を迎え、ピカードはその式典に参加することになった。
しかしそこにウェスリー属している飛行チームの事故の知らせが。
ウェスリーは怪我で済んだが、1人の学生が犠牲になっていた。
審問会が開かれ、事故の真実が解き明かされようとするが、チームメンバーの態度は曖昧だった・・・。

 若さと責任の狭間で悩むウェスリー。リアルな青春もの。
ヴォイジャーのトム・パリスの役者がチームリーダーとして出演しているが、別人の役である。

120 ラクサナの結婚 Cost of Living
 ある惑星に衝突しそうになっていた小惑星を破壊するエンタープライズ。しかしその小惑星からエンタープライズに奇妙な光が乗り移っていた。
カウンセラー・トロイはウォーフ親子にアドバイスをし、親の注意は子供のことを思ってのものだとアレクサンダーに言うが、その直後ラクサナが到着したことを知ってため息をつく。
ラクサナは驚くべきニュースを持ってきた。彼女が見ず知らずの男性と結婚するというのだ・・・。

 初めて観た・・・と思ったが、ラストのラクサナの「衣装」は覚えていたので観たけど忘れてるだけだな(汗)
 地味なエピソードだが、なかなか面白かった。
ウォーフの子育てとラクサナの迷走はいつも地味だが面白い(笑)
エンタープライズの危機の方は地味すぎてどうかと思ったが(汗)
 そして一番の見どころは・・・ホロデッキ内のダンサーがエロい(笑)!
いいのかこんなにエロくてと思うくらいエロい(笑)
20211215

121 究極のパートナー The Perfect Mate
クリオス星とボルト星の和平の要である貢ぎ物の女性がフェレンギによって覚醒し、船内の誰も彼もを片っ端から誘惑してしまう。
ピカードは鉄の自制心でなんとか彼女のフェロモンをはねつけるのだが・・・。

 ドラマにそれらしさを与える絶世の美女カマラは若き日のファムケ・ヤンセン!
他の女優でも思うのだが、実はスタートレックに出ている時が一番綺麗という人が多いのでは無かろうか。
化夢宇留仁もメロメロである(汗)。
ちなみにこの後、ピカードとカマラはXメンとして再会するのであった(笑)。
ウォーフに期待通りの誘惑をするのが楽しかった♪
そしてドクターはいつものようにうっとおしかった(汗)。

122 イマジナリィ・フレンド Imaginary Friend
想像の友達イザベラを大事にしている少女クララ。
エンタープライズがある星雲内に入ると、イザベラが実体化する・・・。

 オチは想像つくが、それに至るまでの展開も視点が新鮮なので飽きさせない。
ラフォージの父親が動物学者というのが意外。
またケイコの名前だけは散々出てくるが実際には登場しないのが面白い。

123 ボーグ"ナンバー・スリー" I, Borg
 墜落した船の生存者は若いボーグだった。
過去の経験からボーグを恨むピカードは彼にウィルスを仕込んでボーグ全体を滅ぼす計画を立てる。
しかしラフォージが彼を調査し、交流する内、集合体であるはずのボーグの中に自我が芽生え始める・・・。

 感動作。実によくできている。
しかしドクター・クラッシャーが腹立たしい。どうしてこの女はクルーや船が重大な危険にさらされる時に限って命令違反を犯すのか。
今回はうまくいったが、問題は結果ではない。
恨みのために珍しく鷹派のピカードとガイナンが見所。

124 転送事故の謎 The Next Phase
 船内の事故によって漂流しているロミュラン艦の救助を行うエンタープライズ。
正常に動作する状態のものを製作するためにロミュラン艦のパーツを持ち帰ろうと、ジョーディとローがそのパーツとともに転送されるが、彼らはどこにも現れなかった・・・。

 自分たちが霊魂だけの存在になってしまったと思い込むローだが、これはなかなか説得力があり、面白かった。
科学的にはなんで床に立ててるのかとか、そうじゃなくてもものを触れている描写とか、ロミュランが椅子を揺らして立ち上がるとか、色々と突っ込みどころが多いのだが。
結局副長の弔事の内容はどんなのだったんだ(汗)?
20211222

125 超時空惑星カターン The Inner Light
エンタープライズが謎の漂流物に接近した途端、ピカードは意識を失う。
目が覚めるとそこは見知らぬ世界であり、自分自身も別人になっていた・・・。

 名作中の名作の一つ。何度観てもいい。

126 タイムスリップエイリアン パートI Times Arrow, Part I
 19世紀から開けられたことのない地球の洞窟に、地球上には存在しないはずの波動とデータの首が見つかった。
調査を進めると、なんらかのエイリアンが過去の地球に関与していたらしいことが分かるが、データは行方不明になってしまう・・・。

 スタートレックでは珍しいエイリアンらしいエイリアン描写と、ミステリアスな展開が興味深い。
19世紀のアメリカでポーカーでバカ勝ちするデータが愉快。
また若い頃のガイナンが19世紀アメリカにいたという仕掛けが素晴らしい。


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