アル・モーレイ社になったつもりで。(その1)
れいこCEO
皆様
おもしろいネタですのでもう少しだけ。
アル・モーレイ社の情報をれいこCEOより頂戴したので、俎上にして参りましょう。
まず申し上げたいのは「最初から宙域規模の輸送会社ではなく、小さなアル・モーレイ社が過去に存在していた」ということです。
創業当初はひょっとするとごく普通のA2型自由貿易船1隻でやっていた1人の自由貿易商人だったかも知れません。
これからは恒星間輸送が儲かると睨んだ1人の起業家が資金繰りを工面して人材を集めて始めた小規模輸送会社だったのかも知れません。
あるいは幾つかの小さな規模の輸送会社が合併と吸収を繰り返して今の宙域規模に成長していったのかも知れません。
幾つかの道筋がありますが、確実な事が幾つかあります。
まず創業者が存在すること。これは1人の人物かも知れませんし、複数の企業体などの組織の場合もあります。
2つ目は事業目的が存在していること。アル・モーレイ社は「恒星間輸送事業で社会に貢献し、その結果として利益を得る」と言う感じでしょうか。
こうして規模はともかく安定した経営ができるようになった企業体であるアル・モーレイ社は成長を続けていく訳です。
が、ここにも条件が存在します。
例えば、安定した経営陣が存在すること。
経営方針や事業のやり方がコロコロ変わる企業では事業が安定しませんので結果的に安定した利益確保ができません。
極端な言い方をすれば、その日暮らし的企業になってしまい、際数的には資金繰りができなくなって倒産廃業になるでしょう。
そうならない為に安定した経営陣が必要不可欠なのです。
何も複数人である必要はなく、ワンマン社長1人でやっているパターンもありますが、所詮はその人物1人の力量に頼る企業いなってしまいます。
その結果、多様な考え方ができなかったり、思わぬミスによる取り返しのつかない事態に陥りやすいなど様々なリスクが潜在していると言って良いでしょう。
他の条件としては、安定した資金繰りができていること。
例えば株式会社にして、複数の株主から資金を調達する、なんて方法は一般的なやり方ですよね。
他にもどこからか資金を提供してくれる支援者がいる、なんてケースもありそうです。トラベラーだったら有力な大物貴族とかどうでしょう。
もちろんオーソドックスに銀行などの金融機関から事業融資を受けるやり方もありますよね。
この方法は企業規模に関わらず行なわれていますので、恐らくトラベラー宇宙でも一般的でしょう。
そして、こうした資金繰りの結果として事業に資金を投入して事業を進めて利益を得て、関係者、イマドキはステークホルダーなんて言いますが、に還元します。
株主ならば配当金、銀行に借りてた場合は利息、と言う感じですね。
そうして残った利益、純利益と言いますが、これを今の事業規模拡大に投入するも良し、新しい何か研究開発を進めるも良し、従業員に臨時ボーナスを出すも良し、経営者のひとり占めにするも良しです。
更に、企業の活動に欠かせない、事業に必要な社員が存在すること、もあるでしょう。
単純に労働力を集めれば事業が成り立つ場合もありますが、多くの事業にはノウハウが存在しますよね。
ましてやお金を払う顧客側から見たら、誰でもできる簡単なオシゴトに対して大事なお金を支払うよりも、良い仕事に対して、イイ仕事をしてもらったからと支払う方が心地よいですものね。
ですので、何かのサービスばかりではなく、物の売買、情報の売買、全ての事業をする上で「その売り物に対するノウハウを持った人物」が必要不可欠です。
そのノウハウを持った人物が社員として企業の事業をする中核になる訳ですね。
例えばアル・モーレイ社であれば、経験を積んだベテランの船長や船員は客船や貨物船を安全に運航する上で欠かせない人材でしょう。
こうした人々がいるから安全に恒星間旅行ができたり無事予定通りに貨物が届くのです。
あるいは、今迄の話にも出たベテランのスチュワードもいるでしょうね。ひょっとしたら彼もしくは彼女がいるからアル・モーレイ社の客船に乗る、なんて乗客もいるかも知れません。
他にも、営業スタッフ、整備員、経理、等々それぞれの部門部署で懸命に働く人達がアル・モーレイ社の事業を支えているのです。
決して寄せ集めで昨日今日集めた人員ではどういう事業も良い状態で継続できないということではないでしょうか。
他にも「安定した経営ができるようになる条件」はあります。
例えば、安定した顧客シェアを確保できていること、事業管理体制に不正がないこと等々。
細かくやっていくとゼンゼン違う話になってしまうのでこの辺りにしておきましょう。
こうした条件を満足した結果として事業を続けているアル・モーレイ社は次の経営判断に迫られます。
長くなったので一旦ここで切ります。
皆様
おもしろいネタですのでもう少しだけ。
アル・モーレイ社の情報をれいこCEOより頂戴したので、俎上にして参りましょう。
まず申し上げたいのは「最初から宙域規模の輸送会社ではなく、小さなアル・モーレイ社が過去に存在していた」ということです。
創業当初はひょっとするとごく普通のA2型自由貿易船1隻でやっていた1人の自由貿易商人だったかも知れません。
これからは恒星間輸送が儲かると睨んだ1人の起業家が資金繰りを工面して人材を集めて始めた小規模輸送会社だったのかも知れません。
あるいは幾つかの小さな規模の輸送会社が合併と吸収を繰り返して今の宙域規模に成長していったのかも知れません。
幾つかの道筋がありますが、確実な事が幾つかあります。
まず創業者が存在すること。これは1人の人物かも知れませんし、複数の企業体などの組織の場合もあります。
2つ目は事業目的が存在していること。アル・モーレイ社は「恒星間輸送事業で社会に貢献し、その結果として利益を得る」と言う感じでしょうか。
こうして規模はともかく安定した経営ができるようになった企業体であるアル・モーレイ社は成長を続けていく訳です。
が、ここにも条件が存在します。
例えば、安定した経営陣が存在すること。
経営方針や事業のやり方がコロコロ変わる企業では事業が安定しませんので結果的に安定した利益確保ができません。
極端な言い方をすれば、その日暮らし的企業になってしまい、際数的には資金繰りができなくなって倒産廃業になるでしょう。
そうならない為に安定した経営陣が必要不可欠なのです。
何も複数人である必要はなく、ワンマン社長1人でやっているパターンもありますが、所詮はその人物1人の力量に頼る企業いなってしまいます。
その結果、多様な考え方ができなかったり、思わぬミスによる取り返しのつかない事態に陥りやすいなど様々なリスクが潜在していると言って良いでしょう。
他の条件としては、安定した資金繰りができていること。
例えば株式会社にして、複数の株主から資金を調達する、なんて方法は一般的なやり方ですよね。
他にもどこからか資金を提供してくれる支援者がいる、なんてケースもありそうです。トラベラーだったら有力な大物貴族とかどうでしょう。
もちろんオーソドックスに銀行などの金融機関から事業融資を受けるやり方もありますよね。
この方法は企業規模に関わらず行なわれていますので、恐らくトラベラー宇宙でも一般的でしょう。
そして、こうした資金繰りの結果として事業に資金を投入して事業を進めて利益を得て、関係者、イマドキはステークホルダーなんて言いますが、に還元します。
株主ならば配当金、銀行に借りてた場合は利息、と言う感じですね。
そうして残った利益、純利益と言いますが、これを今の事業規模拡大に投入するも良し、新しい何か研究開発を進めるも良し、従業員に臨時ボーナスを出すも良し、経営者のひとり占めにするも良しです。
更に、企業の活動に欠かせない、事業に必要な社員が存在すること、もあるでしょう。
単純に労働力を集めれば事業が成り立つ場合もありますが、多くの事業にはノウハウが存在しますよね。
ましてやお金を払う顧客側から見たら、誰でもできる簡単なオシゴトに対して大事なお金を支払うよりも、良い仕事に対して、イイ仕事をしてもらったからと支払う方が心地よいですものね。
ですので、何かのサービスばかりではなく、物の売買、情報の売買、全ての事業をする上で「その売り物に対するノウハウを持った人物」が必要不可欠です。
そのノウハウを持った人物が社員として企業の事業をする中核になる訳ですね。
例えばアル・モーレイ社であれば、経験を積んだベテランの船長や船員は客船や貨物船を安全に運航する上で欠かせない人材でしょう。
こうした人々がいるから安全に恒星間旅行ができたり無事予定通りに貨物が届くのです。
あるいは、今迄の話にも出たベテランのスチュワードもいるでしょうね。ひょっとしたら彼もしくは彼女がいるからアル・モーレイ社の客船に乗る、なんて乗客もいるかも知れません。
他にも、営業スタッフ、整備員、経理、等々それぞれの部門部署で懸命に働く人達がアル・モーレイ社の事業を支えているのです。
決して寄せ集めで昨日今日集めた人員ではどういう事業も良い状態で継続できないということではないでしょうか。
他にも「安定した経営ができるようになる条件」はあります。
例えば、安定した顧客シェアを確保できていること、事業管理体制に不正がないこと等々。
細かくやっていくとゼンゼン違う話になってしまうのでこの辺りにしておきましょう。
こうした条件を満足した結果として事業を続けているアル・モーレイ社は次の経営判断に迫られます。
長くなったので一旦ここで切ります。
よばれてとびでてパンプリリン!(知ってます?)
れいこCEO
アル・モーレイ社の詳細な情報ありがとうございました。
大変参考になります。
>アル・モーレイ社は宙域主要世界にそれぞれモーラ級輸送船を配置して運営しており、船客はバケツリレーのように運ばれているのではないか
ええ、本職が想定したケースと近しい運営をされていることが伺えるかと存じます。
>帝国規模のメガ・コーポはもっと大きな、訳の分からない規模と資産と運営理念を持つもの
いえいえ、規模が違うだけで経営の理屈や仕組みは全く変わらない、という点だけは本職としては強調して置きたく存じます。
極端に申し上げれば、街角でお婆さんが1人でやっているタバコ屋さんもも巨大な国際企業の複合産業体も「経営指標は全く同じ」、「使う経営帳票は基本的に同じ」です。
違いがあるのは規模感と扱う品種数が異なるだけです。
ですので、経営理念なんてお化粧を剥ぎ取れば下地は基本的に全く同じだと申し上げたく。
>J4でビビューンと行きたがるお客様、結構多いのじゃないですか?
ええ、アル・モーレイ社の経営陣はそう考えて「ジャンプ4での運航網」を整備したのでしょうね。
53隻のMK型モーラ級輸送船(船体排水素3000トン、J4、1G、船荷スペース1200トン。乗客専用室30名)
ということはざっくり1隻の建造費MCr600からMCr800くらいだとすると×53隻で最大42兆Cr、最低でも30兆Crは下らない規模の建造費(設備投資)です。
これに整備関連設備や運航に伴う要員の確保がありますので、1隻あたり50人体勢で交替制をどう布くのか考え処ですが、2割増しにしても3200人の運航要員が必要な事業でることが伺えますね。
お給金や経費込みで年間1兆Crに近い人員用の経費が必要になる感じでしょう。
更に51の世界にそれぞれ営業拠点があるでしょうし、営業要員がいればどんな規模感になるか何となく想像できますね。
おっと、
>それぞれを小型護衛艦で守って
という警備費用も考えると、そろばんが弾けそうです。
つまり、これだけの経営基盤があって設備投資や維持ができる能力を投入することで「他の輸送会社との差別化を計った結果」だと思います。
>「だったら、お客にはJ1を4回繰り返してもらった方が会社は儲かるよね」というのは、場末の自由貿易船船長的思考なのではないでしょうか?
ではなくて、アル・モーレイ社は「ジャンプ1やジャンプ2の客船を運航していたら、他の輸送会社に市場の顧客を取られてしまう」ので『必要に迫られてジャンプ4での航路網を構築した』のではないでしょうか。
自社より小さな輸送会社はこれだけの規模の設備投資と維持はできないので競争相手にはなりませんから。
結論的に申し上げれば、アル・モーレイ社は恒星間旅客市場で他社よりも優位になる為にジャンプ4旅客船を運航している」ということです。
結果としてれいこCEOの仰るジャンプ4で行きたい旅客を独占あるいは寡占できることになると思われます。
また、このジャンプ4航路網から外れた星系が旅客の最終目的地の場合は他のアル・モーレイ社の客船に乗り換えて向かうか、他の規模の輸送会社の客船に乗り換えるのでしょうね。
以上が、れいこCEOの御提示動議
>「なぜ宙域規模輸送会社は、J4シップを使うのか」ということを念頭に討論を進めるのが良い
へのご回答とさせていただきます。
アル・モーレイ社の詳細な情報ありがとうございました。
大変参考になります。
>アル・モーレイ社は宙域主要世界にそれぞれモーラ級輸送船を配置して運営しており、船客はバケツリレーのように運ばれているのではないか
ええ、本職が想定したケースと近しい運営をされていることが伺えるかと存じます。
>帝国規模のメガ・コーポはもっと大きな、訳の分からない規模と資産と運営理念を持つもの
いえいえ、規模が違うだけで経営の理屈や仕組みは全く変わらない、という点だけは本職としては強調して置きたく存じます。
極端に申し上げれば、街角でお婆さんが1人でやっているタバコ屋さんもも巨大な国際企業の複合産業体も「経営指標は全く同じ」、「使う経営帳票は基本的に同じ」です。
違いがあるのは規模感と扱う品種数が異なるだけです。
ですので、経営理念なんてお化粧を剥ぎ取れば下地は基本的に全く同じだと申し上げたく。
>J4でビビューンと行きたがるお客様、結構多いのじゃないですか?
ええ、アル・モーレイ社の経営陣はそう考えて「ジャンプ4での運航網」を整備したのでしょうね。
53隻のMK型モーラ級輸送船(船体排水素3000トン、J4、1G、船荷スペース1200トン。乗客専用室30名)
ということはざっくり1隻の建造費MCr600からMCr800くらいだとすると×53隻で最大42兆Cr、最低でも30兆Crは下らない規模の建造費(設備投資)です。
これに整備関連設備や運航に伴う要員の確保がありますので、1隻あたり50人体勢で交替制をどう布くのか考え処ですが、2割増しにしても3200人の運航要員が必要な事業でることが伺えますね。
お給金や経費込みで年間1兆Crに近い人員用の経費が必要になる感じでしょう。
更に51の世界にそれぞれ営業拠点があるでしょうし、営業要員がいればどんな規模感になるか何となく想像できますね。
おっと、
>それぞれを小型護衛艦で守って
という警備費用も考えると、そろばんが弾けそうです。
つまり、これだけの経営基盤があって設備投資や維持ができる能力を投入することで「他の輸送会社との差別化を計った結果」だと思います。
>「だったら、お客にはJ1を4回繰り返してもらった方が会社は儲かるよね」というのは、場末の自由貿易船船長的思考なのではないでしょうか?
ではなくて、アル・モーレイ社は「ジャンプ1やジャンプ2の客船を運航していたら、他の輸送会社に市場の顧客を取られてしまう」ので『必要に迫られてジャンプ4での航路網を構築した』のではないでしょうか。
自社より小さな輸送会社はこれだけの規模の設備投資と維持はできないので競争相手にはなりませんから。
結論的に申し上げれば、アル・モーレイ社は恒星間旅客市場で他社よりも優位になる為にジャンプ4旅客船を運航している」ということです。
結果としてれいこCEOの仰るジャンプ4で行きたい旅客を独占あるいは寡占できることになると思われます。
また、このジャンプ4航路網から外れた星系が旅客の最終目的地の場合は他のアル・モーレイ社の客船に乗り換えて向かうか、他の規模の輸送会社の客船に乗り換えるのでしょうね。
以上が、れいこCEOの御提示動議
>「なぜ宙域規模輸送会社は、J4シップを使うのか」ということを念頭に討論を進めるのが良い
へのご回答とさせていただきます。
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン(ここしか知らない)
はい。
先日お話したJ4の件ですね。ではその論拠にさせてもらったアル・モーレイ社のお話をまずするべきだと思いました。
私の大好きな「タクテクス別冊RPGマガジン2号」では、アル・モーレイ社についてこう書かれてます。
抜粋「アル・モーレイ社は53隻のMK型モーラ級輸送船を持ち、それぞれを小型護衛艦で守って、運航しています。53隻ということは、アル・モーレイの航路沿いの51の世界それぞれに1隻と、他の2隻が点検・整備施設に常にいることを意味します」
更に抜粋「モーラ級輸送船には、アル・モーレイ社の航路に沿う世界の名が付けられています。リジャイナ、フォーニス、ベンダー、ジュエルというふうにです。残る2隻にはインペリアル・グローリー、インペリアル・レインの名が冠せられています」
これに添えて、「アル・モーレイ路線図」という小さな概略MAPが記事に添えられています。
スピンワード・マーチ宙域の路線図です。
さて、抜粋が長くなりましたが。
以上の記事から私が読み取ったのは、「アル・モーレイ社は宙域主要世界にそれぞれモーラ級輸送船を配置して運営しており、船客はバケツリレーのように運ばれているのではないか」ということです。
大臣さんが仰る通り、「一隻の船が直通で端から端まで、動いているわけではない」ということです。
船客はJ4のモーラ級で、主要世界間をビューンと飛んだあと、目的世界までJ1の自由貿易船その他の船で行くのでしょう。
あ、誤解の無いように念のため申し添えますが、アル・モーレイ社はメガ・コーポでは「ありません」。
ただの宙域規模輸送会社です。
帝国規模のメガ・コーポはもっと大きな、訳の分からない規模と資産と運営理念を持つものだと思ってます()
>まあ需要があって、経営判断的にジャンプ4客船の就航に迫られるケースは間違いなくあると思います。
これです。
宙域規模輸送会社たるアル・モーレイ社は、伊達や酔狂でJ4シップを運営しているわけではないと思うのです。
J1でも特等チケット代はCr10000。J4でもCr10000。
「だったら、お客にはJ1を4回繰り返してもらった方が会社は儲かるよね」
というのは、場末の自由貿易船船長的思考なのではないでしょうか?
J4でビビューンと行きたがるお客様、結構多いのじゃないですか?
このアル・モーレイ社について書いてある記事は、マーク・ミラー氏が書いたキャンペーンシナリオの中の一部ですので、いわゆる「トラベラー世界の公式設定」だと思います。
で、あれば。
「なぜ宙域規模輸送会社は、J4シップを使うのか」ということを念頭に討論を進めるのが良いかと思います。
……すみません、風呂敷を広げすぎてうまく纏められませんでした。
先日お話したJ4の件ですね。ではその論拠にさせてもらったアル・モーレイ社のお話をまずするべきだと思いました。
私の大好きな「タクテクス別冊RPGマガジン2号」では、アル・モーレイ社についてこう書かれてます。
抜粋「アル・モーレイ社は53隻のMK型モーラ級輸送船を持ち、それぞれを小型護衛艦で守って、運航しています。53隻ということは、アル・モーレイの航路沿いの51の世界それぞれに1隻と、他の2隻が点検・整備施設に常にいることを意味します」
更に抜粋「モーラ級輸送船には、アル・モーレイ社の航路に沿う世界の名が付けられています。リジャイナ、フォーニス、ベンダー、ジュエルというふうにです。残る2隻にはインペリアル・グローリー、インペリアル・レインの名が冠せられています」
これに添えて、「アル・モーレイ路線図」という小さな概略MAPが記事に添えられています。
スピンワード・マーチ宙域の路線図です。
さて、抜粋が長くなりましたが。
以上の記事から私が読み取ったのは、「アル・モーレイ社は宙域主要世界にそれぞれモーラ級輸送船を配置して運営しており、船客はバケツリレーのように運ばれているのではないか」ということです。
大臣さんが仰る通り、「一隻の船が直通で端から端まで、動いているわけではない」ということです。
船客はJ4のモーラ級で、主要世界間をビューンと飛んだあと、目的世界までJ1の自由貿易船その他の船で行くのでしょう。
あ、誤解の無いように念のため申し添えますが、アル・モーレイ社はメガ・コーポでは「ありません」。
ただの宙域規模輸送会社です。
帝国規模のメガ・コーポはもっと大きな、訳の分からない規模と資産と運営理念を持つものだと思ってます()
>まあ需要があって、経営判断的にジャンプ4客船の就航に迫られるケースは間違いなくあると思います。
これです。
宙域規模輸送会社たるアル・モーレイ社は、伊達や酔狂でJ4シップを運営しているわけではないと思うのです。
J1でも特等チケット代はCr10000。J4でもCr10000。
「だったら、お客にはJ1を4回繰り返してもらった方が会社は儲かるよね」
というのは、場末の自由貿易船船長的思考なのではないでしょうか?
J4でビビューンと行きたがるお客様、結構多いのじゃないですか?
このアル・モーレイ社について書いてある記事は、マーク・ミラー氏が書いたキャンペーンシナリオの中の一部ですので、いわゆる「トラベラー世界の公式設定」だと思います。
で、あれば。
「なぜ宙域規模輸送会社は、J4シップを使うのか」ということを念頭に討論を進めるのが良いかと思います。
……すみません、風呂敷を広げすぎてうまく纏められませんでした。
ジャンプ2客船とジャンプ4客船
れいこCEO
皆様
少し気になったので。
れいこCEOがNo1583 の投稿で
>大手の輸送会社の貨客船の要求スペックが、「J4」なのでないか
と仰っていますが、どのような「航路網」を御想定されているのでしょうか?
本職の想定はNo1585投稿でも申し上げていますが、メガコーポレーション、宙域規模輸送会社、星域規模輸送会社、それ以下の小規模輸送会社ごとに航路を持っていると考えております。
ですので、その営業範囲内での定期航路を持っていることでしょう。
メガコーポレーションは恒星間国家全域で営業活動をしている訳ですが、例えば帝国ですら中央集権体制を取れないのは御指摘の通信手段がジャンプ航法にのみ頼らざる得ないタイムラグによりますよね。
末端の辺境で何かあってキャピタルにいちいちお伺いをしていては何の役にも立たないから地方ごとに大公や宙域単位での公爵を設置して封建制度を布いているのは御存じの通りです。
となれば同様にメガコーポレーションも「分社化」制度を採用していて、ある程度の規模で経営が分割されているのではないでしょうか。
例えば「帝国の国鉄」(イマドキ国鉄なんて知ってる方が年齢が判ってしまうというシロモノですが)と言われるインペリアル運輸でも幾つかの区分、
「インペリアル運輸スピンワードマーチ宙域支社」みたいな感じで分業されているのではないかと思うのです。
ですので、例えばスピンワードマーチ宙域のリジャイナから遠くコア宙域のキャピタルに行くには1隻の船で直通便が定期的にあるのではなく、乗り継ぎの必要があり、その継ぎ目は営業の境目になる可能性が高いと思うのです。
必ずそうではないのは、相互乗り入れ便もあって利便性を計っている可能性も低くないと思われるからです。
イメージ的には九州の鹿児島から新幹線を使わずに東京に行く感じでしょうか。
ですので、
>「それでは困る」という人がいると思うのです
という向きもおいででしょうけど、そこは「輸送会社の都合に合わせて弊社の準備している定期便に御乗船下さい」と言われるのではないでしょうか。
ではありますが、そこはやっぱりメガコーポ。
全社あげてのプロジェクトで辺境から首都行き直行便超特急なんてのもたぶん存在するのでしょうね。数は非常に少ないと思いますが。
また経営的な話も考慮しなくてはなりません。つまり採算性です。
試しに同じ船体トン数でジャンプ2性能とジャンプ4性能を比べて乗船客数を想定して見るとまあおおよそ2割程度減少して、経費込みで考えると営業利益率が半分くらいになるかと思われます。
言い換えれば、ジャンプ2の客船を就航させた場合とジャンプ4の客船を比較すると、ジャンプ1回あたりの営業利益がジャンプ4客船は50%減になるのです。
ですので、出発星系Aから2パーセクのB星系とその次の2パーセク先のC星系がある場合、A星系からB星系経由C星系の航路はジャンプ2回必要(チケット2枚の売上)、A星系からジャンプ4客船でジャンプ1回(チケット1枚の売上)ですので会社の売上は半分、利益率は更に半分という感じです。
まあ需要があって、経営判断的にジャンプ4客船の就航に迫られるケースは間違いなくあると思います。例えば他社が就航させていなければその直行便は独占ですから。
ですが、僅か年間何人か程度であればわざわざジャンプ4客船を準備して就航させる判断はしないのではないでしょうか?
れいこCEO、皆様のご意見をお伺い致したく存じます。
皆様
少し気になったので。
れいこCEOがNo1583 の投稿で
>大手の輸送会社の貨客船の要求スペックが、「J4」なのでないか
と仰っていますが、どのような「航路網」を御想定されているのでしょうか?
本職の想定はNo1585投稿でも申し上げていますが、メガコーポレーション、宙域規模輸送会社、星域規模輸送会社、それ以下の小規模輸送会社ごとに航路を持っていると考えております。
ですので、その営業範囲内での定期航路を持っていることでしょう。
メガコーポレーションは恒星間国家全域で営業活動をしている訳ですが、例えば帝国ですら中央集権体制を取れないのは御指摘の通信手段がジャンプ航法にのみ頼らざる得ないタイムラグによりますよね。
末端の辺境で何かあってキャピタルにいちいちお伺いをしていては何の役にも立たないから地方ごとに大公や宙域単位での公爵を設置して封建制度を布いているのは御存じの通りです。
となれば同様にメガコーポレーションも「分社化」制度を採用していて、ある程度の規模で経営が分割されているのではないでしょうか。
例えば「帝国の国鉄」(イマドキ国鉄なんて知ってる方が年齢が判ってしまうというシロモノですが)と言われるインペリアル運輸でも幾つかの区分、
「インペリアル運輸スピンワードマーチ宙域支社」みたいな感じで分業されているのではないかと思うのです。
ですので、例えばスピンワードマーチ宙域のリジャイナから遠くコア宙域のキャピタルに行くには1隻の船で直通便が定期的にあるのではなく、乗り継ぎの必要があり、その継ぎ目は営業の境目になる可能性が高いと思うのです。
必ずそうではないのは、相互乗り入れ便もあって利便性を計っている可能性も低くないと思われるからです。
イメージ的には九州の鹿児島から新幹線を使わずに東京に行く感じでしょうか。
ですので、
>「それでは困る」という人がいると思うのです
という向きもおいででしょうけど、そこは「輸送会社の都合に合わせて弊社の準備している定期便に御乗船下さい」と言われるのではないでしょうか。
ではありますが、そこはやっぱりメガコーポ。
全社あげてのプロジェクトで辺境から首都行き直行便超特急なんてのもたぶん存在するのでしょうね。数は非常に少ないと思いますが。
また経営的な話も考慮しなくてはなりません。つまり採算性です。
試しに同じ船体トン数でジャンプ2性能とジャンプ4性能を比べて乗船客数を想定して見るとまあおおよそ2割程度減少して、経費込みで考えると営業利益率が半分くらいになるかと思われます。
言い換えれば、ジャンプ2の客船を就航させた場合とジャンプ4の客船を比較すると、ジャンプ1回あたりの営業利益がジャンプ4客船は50%減になるのです。
ですので、出発星系Aから2パーセクのB星系とその次の2パーセク先のC星系がある場合、A星系からB星系経由C星系の航路はジャンプ2回必要(チケット2枚の売上)、A星系からジャンプ4客船でジャンプ1回(チケット1枚の売上)ですので会社の売上は半分、利益率は更に半分という感じです。
まあ需要があって、経営判断的にジャンプ4客船の就航に迫られるケースは間違いなくあると思います。例えば他社が就航させていなければその直行便は独占ですから。
ですが、僅か年間何人か程度であればわざわざジャンプ4客船を準備して就航させる判断はしないのではないでしょうか?
れいこCEO、皆様のご意見をお伺い致したく存じます。
サービス指数の計算(見直し版)2
山中教授
皆様
御評価ありがとうございます。
>と考えられるのであれば、それで構いません
という総括を頂戴した、と考えて「おおむね合意」と致したいと思います。
いやあメデタイ。
一時は難しいかと思いましたが、一応の決着でうれしく存じます。
ただし、効率の船体トン数(例えば8割掛け)とか「×8を付ける」あたりは使用段階での匙加減、味付けの違い、と致しましょう。
いやいやもっと厳密かつ良い評価方法があるよという方がおいででしたら、お教え願います。
本職が今回申し上げたかったのは、一見、並べての評価が難しいことでもこうしてタラレバ計算をでっち上げれば
それっぽく見える、定量化できるということです。
今回であれば
ケース1 =1人×2技能/8人×100%=0.25
ケース1a=1人×3技能/8人×100%=0.375
で、技能3の方が1.5倍の評価の良さである、と言える訳ですよね。
皆様
御評価ありがとうございます。
>と考えられるのであれば、それで構いません
という総括を頂戴した、と考えて「おおむね合意」と致したいと思います。
いやあメデタイ。
一時は難しいかと思いましたが、一応の決着でうれしく存じます。
ただし、効率の船体トン数(例えば8割掛け)とか「×8を付ける」あたりは使用段階での匙加減、味付けの違い、と致しましょう。
いやいやもっと厳密かつ良い評価方法があるよという方がおいででしたら、お教え願います。
本職が今回申し上げたかったのは、一見、並べての評価が難しいことでもこうしてタラレバ計算をでっち上げれば
それっぽく見える、定量化できるということです。
今回であれば
ケース1 =1人×2技能/8人×100%=0.25
ケース1a=1人×3技能/8人×100%=0.375
で、技能3の方が1.5倍の評価の良さである、と言える訳ですよね。
サービスの量は、労働時間に比例する、という仮定
大臣様
No.1494へのレスです。
>まずこの短縮部分の評価をどう定量的にするのか、数式化できるのか、と言う点です。
スチュワード技能という抽象的なものが数字(レベル)で表現されているのですから、適当な数字で表現すれば良いかと思います。
>次に教授が指摘されているのは労働時間の効率化で、それがどのくらいコスト、今回の場合はサービスコストに反映されるのかと言う事です。
労働時間の効率化は「労働時間の効率化」であって、無理にコストやサービスコストと関連付ける必要は無いでしょう。
自由貿易船のスチュワードが1時間かけて行うサービスと同じものを、
大型定期客船のスチュワードが(様々な効率化手段を用いて)30分で提供できるというのであれば、
それは同じサービスと見なして良いとの仮定です。
なので、大型定期客船のスチュワードが1時間のサービスを行うのであれば、2倍量のサービスを提供できた、と考えている訳です。
スチュワード1人は、特等船客8人に対して、必要なサービスを提供できる。
スチュワード1人が、特等船客1人に対して、1時間のサービスを提供できるのであれば、
それはサービス評価の基準値(1.0)として利用できる、とします。
その内訳は、大臣様がNo.1591で提示された、
1)船内旅客区域の管理
2)船客への飲食提供と管理(シェフ業務)
3)船客への飲食提供と管理(ウエイターウエイトレス業務)
4)その他業務
5)経理出納業務
のどれか(1つあるいは複数)でも良いですが、
細かく考えても仕方ないので、これらすべてを包括したサービスであるとしましょう。
「時間」で評価することが気に入らないのでしたら、「時間×時給=コスト」で評価されれば良いと思います。
>つまり、その低減される労働力の割合は目玉焼きを効率よく焼くので10%なのか15%なのか20%なのかと言うことです。
>ですので、その労働効率、あるいは今某政府が叫んでいる同一労働うんぬんなんてのは、その評価をする側される側にとってどれだけ難しいかということでしょうね。
ええ、難しいことですので「正確な評価(=客観的に正確だと納得できる評価)」は放り投げております。
適当に「人数が10倍ならば、作業効率は1.25倍(必要な作業工数は0.8倍)である」という数字をでっち上げているだけですよ?
経験的に「不自然な数字ではない」と思うのですけれどね。
主観的なもの(経験則)なので、言葉での説明は難しいです。
具体例を挙げても枝葉末節の話にしかなりませんから。
サービスに費やせる時間が増えれば、それは料理の品質向上に繋がるかも知れませんし、
細かいところまで行き届いた掃除に繋がるかも知れません。
あるいは、先客がゆったりと過ごせる時間の獲得に繋がるのかも。
何に使うのも自由ですが。
この投稿の前半で述べた「効率化」が、大臣様は「船体サイズ1,000排水素トン以上で1.1倍」と考えられるのであれば、それで構いません。
>式は、サービス評価=C(人)×D (技量)/B(人)×効率
>値が大きい程、サービスが良い、という風に判りやすく切り替えました。
>まあ好みの問題ですが。
それでも構わないと思いますよ?
個人的には分かり易さ優先で、
大臣様の公式に「×8」を付ける(ケース1:2.0、ケース2:2.2、ケース2a:4.4)
というのがお薦めでありますが。
技能レベルの評価については、また今度。
No.1494へのレスです。
>まずこの短縮部分の評価をどう定量的にするのか、数式化できるのか、と言う点です。
スチュワード技能という抽象的なものが数字(レベル)で表現されているのですから、適当な数字で表現すれば良いかと思います。
>次に教授が指摘されているのは労働時間の効率化で、それがどのくらいコスト、今回の場合はサービスコストに反映されるのかと言う事です。
労働時間の効率化は「労働時間の効率化」であって、無理にコストやサービスコストと関連付ける必要は無いでしょう。
自由貿易船のスチュワードが1時間かけて行うサービスと同じものを、
大型定期客船のスチュワードが(様々な効率化手段を用いて)30分で提供できるというのであれば、
それは同じサービスと見なして良いとの仮定です。
なので、大型定期客船のスチュワードが1時間のサービスを行うのであれば、2倍量のサービスを提供できた、と考えている訳です。
スチュワード1人は、特等船客8人に対して、必要なサービスを提供できる。
スチュワード1人が、特等船客1人に対して、1時間のサービスを提供できるのであれば、
それはサービス評価の基準値(1.0)として利用できる、とします。
その内訳は、大臣様がNo.1591で提示された、
1)船内旅客区域の管理
2)船客への飲食提供と管理(シェフ業務)
3)船客への飲食提供と管理(ウエイターウエイトレス業務)
4)その他業務
5)経理出納業務
のどれか(1つあるいは複数)でも良いですが、
細かく考えても仕方ないので、これらすべてを包括したサービスであるとしましょう。
「時間」で評価することが気に入らないのでしたら、「時間×時給=コスト」で評価されれば良いと思います。
>つまり、その低減される労働力の割合は目玉焼きを効率よく焼くので10%なのか15%なのか20%なのかと言うことです。
>ですので、その労働効率、あるいは今某政府が叫んでいる同一労働うんぬんなんてのは、その評価をする側される側にとってどれだけ難しいかということでしょうね。
ええ、難しいことですので「正確な評価(=客観的に正確だと納得できる評価)」は放り投げております。
適当に「人数が10倍ならば、作業効率は1.25倍(必要な作業工数は0.8倍)である」という数字をでっち上げているだけですよ?
経験的に「不自然な数字ではない」と思うのですけれどね。
主観的なもの(経験則)なので、言葉での説明は難しいです。
具体例を挙げても枝葉末節の話にしかなりませんから。
サービスに費やせる時間が増えれば、それは料理の品質向上に繋がるかも知れませんし、
細かいところまで行き届いた掃除に繋がるかも知れません。
あるいは、先客がゆったりと過ごせる時間の獲得に繋がるのかも。
何に使うのも自由ですが。
この投稿の前半で述べた「効率化」が、大臣様は「船体サイズ1,000排水素トン以上で1.1倍」と考えられるのであれば、それで構いません。
>式は、サービス評価=C(人)×D (技量)/B(人)×効率
>値が大きい程、サービスが良い、という風に判りやすく切り替えました。
>まあ好みの問題ですが。
それでも構わないと思いますよ?
個人的には分かり易さ優先で、
大臣様の公式に「×8」を付ける(ケース1:2.0、ケース2:2.2、ケース2a:4.4)
というのがお薦めでありますが。
技能レベルの評価については、また今度。
サービス指数の計算(見直し版)
山中教授
補足説明ありがとうございます。
>目玉焼き12個を作る際に、その12倍(60分=2時間)も時間が必要ですか?という話
仰ることは理解できます。
が、難しいのは2点。
まずこの短縮部分の評価をどう定量的にするのか、数式化できるのか、と言う点です。
次に教授が指摘されているのは労働時間の効率化で、それがどのくらいコスト、今回の場合はサービスコストに反映されるのかと言う事です。
つまり、その低減される労働力の割合は目玉焼きを効率よく焼くので10%なのか15%なのか20%なのかと言うことです。
ですので、その労働効率、あるいは今某政府が叫んでいる同一労働うんぬんなんてのは、その評価をする側される側にとってどれだけ難しいかということでしょうね。
で、色々考えた挙句ですが、えいやでこんな感じではいかがでしょうか。
船体トン数:A
特等乗客人数:B
スチュワード人数:C
スチュワード平均技能:D
として、船体トン数の1000排水素トン未満を100%にして、1000トン超1万トン未満を1割効率化という具合です。
ですので、800排水素トンなら100%ですが、8000排水素トンなら10%増しな1.1倍
式は、サービス評価=C(人)×D (技量)/B(人)×効率
値が大きい程、サービスが良い、という風に判りやすく切り替えました。
まあ好みの問題ですが。
ですのでサンプルケース、
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)
として、
ケース1=1人×2技能/8人×100%=0.25
ケース2=10人×2技能/80人×110%=0.275
ケース2a=20人×2技能/80人×110%=0.550
なんて感じでどうでしょう??
次に
>これも客船の中で完結させないといけないのでは?
リネンについては別の投稿に致します。
風呂敷の準備が整ってませんで。お待ち下さい。
補足説明ありがとうございます。
>目玉焼き12個を作る際に、その12倍(60分=2時間)も時間が必要ですか?という話
仰ることは理解できます。
が、難しいのは2点。
まずこの短縮部分の評価をどう定量的にするのか、数式化できるのか、と言う点です。
次に教授が指摘されているのは労働時間の効率化で、それがどのくらいコスト、今回の場合はサービスコストに反映されるのかと言う事です。
つまり、その低減される労働力の割合は目玉焼きを効率よく焼くので10%なのか15%なのか20%なのかと言うことです。
ですので、その労働効率、あるいは今某政府が叫んでいる同一労働うんぬんなんてのは、その評価をする側される側にとってどれだけ難しいかということでしょうね。
で、色々考えた挙句ですが、えいやでこんな感じではいかがでしょうか。
船体トン数:A
特等乗客人数:B
スチュワード人数:C
スチュワード平均技能:D
として、船体トン数の1000排水素トン未満を100%にして、1000トン超1万トン未満を1割効率化という具合です。
ですので、800排水素トンなら100%ですが、8000排水素トンなら10%増しな1.1倍
式は、サービス評価=C(人)×D (技量)/B(人)×効率
値が大きい程、サービスが良い、という風に判りやすく切り替えました。
まあ好みの問題ですが。
ですのでサンプルケース、
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)
として、
ケース1=1人×2技能/8人×100%=0.25
ケース2=10人×2技能/80人×110%=0.275
ケース2a=20人×2技能/80人×110%=0.550
なんて感じでどうでしょう??
次に
>これも客船の中で完結させないといけないのでは?
リネンについては別の投稿に致します。
風呂敷の準備が整ってませんで。お待ち下さい。
スケールメリットの補足説明
大臣様
No.1591へのレスです。
私がNo.1584で述べている「レストランのスケールメリット」は、
レストラン単体でのスケールメリットでありまして、大量購入の値引き等は考慮しておりませんでした。
それを言い出すと、旅客船の経営母体(メガコーポか中小規模か自由貿易商人か)や、出発星系の人口やTLまで影響し始めるのではないかと思うので。
そこまで広げると大変になりますので、あくまで独立した客船単体、でのスケールメリットを語っているつもりであります。
この概念、やはり難しいですかね?
目玉焼き1つを作る際、
フライパンを用意して、ガスコンロ(電磁調理器)でフライパンを予熱して、鶏卵1個を割って、フライパンで2分焼いて、フライ返しで皿へ移して、フライパンを洗って片付け、
という作業に、合わせて5分掛かるとしたら、
目玉焼き12個を作る際に、その12倍(60分=2時間)も時間が必要ですか?
という話なんですけれど。
業務用のフライヤーがあれば、恐らく20分も掛からずに終わると思うのです。
鶏卵12個を割る作業と、目玉焼き12個を皿へ盛り付ける作業だけが、人数に比例して増える作業時間ですね。
ですので、残りの40分間は「別のサービス」へ割り当てることが可能。
分かり易いように、目玉焼き1個と12個を例に挙げましたが、
スケールメリットで浮いた時間(上記では40分)を、例えば、料理の盛り付けに費やすとか、
ワンプレートではなく、複数の食器を使うことで豪華な雰囲気を出す(食器の管理と洗浄に時間を充てる)とか、
本来はセルフサービスで旅客自身に行わせる業務をスチュワードが代行するとか、
そういったことが「サービスの質」に影響して来ると考えているのです。
効率化で浮いた人員を、エンターテイナー(娯楽提供者)の雇用に向けても良いですね。
大臣様が検討されている、
>とのことですし、このスチュワード業務でのスケールメリットが出る業務は、
>5)経理出納業務:消耗品(リネン、備品、販売品、食材)の仕入れ
も間違いではないと思いますが、私はスケールメリットの中に組み込んでおりません。
>また調べてみるとリネン費用、消耗品やシーツ等のクリーニング費用やアメニティはホテルによってもまちまちですが、1人あたり1000円くらい。
>Cr1=100円計算で、Cr10。
>まあ設備や専門業者うんぬんはあるとして仮に10倍であってもCr100くらいが相当する最大値と考えて良いのではないでしょうか。
これも客船の中で完結させないといけないのでは?
恒星間(ジャンプ空間)へ、リネンの回収、クリーニング、配達を行ってくれる業者があるとは思えません。
客船の中でクリーニングを行う必要があると思います。
つまり、客船内に「船客+乗組員」の人数に合わせた「クリーニング店」を運営する必要がある、ということです。
毎日10人程度の利用客しか居ないクリーニング店(A型自由貿易船)と、毎日1,000人の利用が見込めるクリーニング店(万トン級客船)。
クリーニング費用(リネン費用)は同じ金額で済むでしょうか?
といった感じで長々と書きつつ、宇宙船の規模によってリネン費が異なる想定にしてしまうと、
専用室1つ(船客1人)の経費は一律2,000cr、
という公式設定と矛盾してしまうので、サービス指数の算定に使うつもりはありませんけれど。
No.1591へのレスです。
私がNo.1584で述べている「レストランのスケールメリット」は、
レストラン単体でのスケールメリットでありまして、大量購入の値引き等は考慮しておりませんでした。
それを言い出すと、旅客船の経営母体(メガコーポか中小規模か自由貿易商人か)や、出発星系の人口やTLまで影響し始めるのではないかと思うので。
そこまで広げると大変になりますので、あくまで独立した客船単体、でのスケールメリットを語っているつもりであります。
この概念、やはり難しいですかね?
目玉焼き1つを作る際、
フライパンを用意して、ガスコンロ(電磁調理器)でフライパンを予熱して、鶏卵1個を割って、フライパンで2分焼いて、フライ返しで皿へ移して、フライパンを洗って片付け、
という作業に、合わせて5分掛かるとしたら、
目玉焼き12個を作る際に、その12倍(60分=2時間)も時間が必要ですか?
という話なんですけれど。
業務用のフライヤーがあれば、恐らく20分も掛からずに終わると思うのです。
鶏卵12個を割る作業と、目玉焼き12個を皿へ盛り付ける作業だけが、人数に比例して増える作業時間ですね。
ですので、残りの40分間は「別のサービス」へ割り当てることが可能。
分かり易いように、目玉焼き1個と12個を例に挙げましたが、
スケールメリットで浮いた時間(上記では40分)を、例えば、料理の盛り付けに費やすとか、
ワンプレートではなく、複数の食器を使うことで豪華な雰囲気を出す(食器の管理と洗浄に時間を充てる)とか、
本来はセルフサービスで旅客自身に行わせる業務をスチュワードが代行するとか、
そういったことが「サービスの質」に影響して来ると考えているのです。
効率化で浮いた人員を、エンターテイナー(娯楽提供者)の雇用に向けても良いですね。
大臣様が検討されている、
>とのことですし、このスチュワード業務でのスケールメリットが出る業務は、
>5)経理出納業務:消耗品(リネン、備品、販売品、食材)の仕入れ
も間違いではないと思いますが、私はスケールメリットの中に組み込んでおりません。
>また調べてみるとリネン費用、消耗品やシーツ等のクリーニング費用やアメニティはホテルによってもまちまちですが、1人あたり1000円くらい。
>Cr1=100円計算で、Cr10。
>まあ設備や専門業者うんぬんはあるとして仮に10倍であってもCr100くらいが相当する最大値と考えて良いのではないでしょうか。
これも客船の中で完結させないといけないのでは?
恒星間(ジャンプ空間)へ、リネンの回収、クリーニング、配達を行ってくれる業者があるとは思えません。
客船の中でクリーニングを行う必要があると思います。
つまり、客船内に「船客+乗組員」の人数に合わせた「クリーニング店」を運営する必要がある、ということです。
毎日10人程度の利用客しか居ないクリーニング店(A型自由貿易船)と、毎日1,000人の利用が見込めるクリーニング店(万トン級客船)。
クリーニング費用(リネン費用)は同じ金額で済むでしょうか?
といった感じで長々と書きつつ、宇宙船の規模によってリネン費が異なる想定にしてしまうと、
専用室1つ(船客1人)の経費は一律2,000cr、
という公式設定と矛盾してしまうので、サービス指数の算定に使うつもりはありませんけれど。
サービス指数の計算と、スチュワードの費用対効果
rom様
No.1587へのレスです。
>山中さんの例はどちらかというと1未満の指数関数で計算する感じですね。
御指摘の通りであります(汗)。
既に大臣様が「指数化」という言葉を使われていましたので、ここで「指数」を出してしまうと、混乱を招くと判断しました。
なので「対数」と書いたのですが、確かに、意味が違いますね。
ありがとうございました。
>サービス指数 = (10^0.1) x (特等船客数 ^ 0.9) ÷ スチュワード数
人数10倍(100人)で1.25倍(サービス指数は0.8倍)、人数100倍(1,000人)で1.56倍(同0.64倍)、
人数1,000倍(10,000人)で1.95倍(同0.51倍)、となり、効率化は2.0倍(同0.5倍)が最大値(下限)、
という想定でありました。
サービス指数の基準値を「特等船客8人」から始めた方が、計算は楽だったかも。
>2d6 ゲームですから、最終的には船客募集のDMとかサービス代として請求可能なCr.になるとは思うのですが。
黄昏の峰への前奏曲、その2における考察では、
スピンワードメイン(辺境航路)を運航するA型自由貿易船という特殊事例(トラベラーでは標準事例?)ではありますが、
スチュワード技能レベル1とレベル3を比べると、ジャンプ1回ごとに乗船する特等船客が1人多くなる(10,000crの増収)、
との結論が出ていますね。
ジャンプ2回(4週間=1ヶ月)で2人(20,000crの増収です、増益ではないことに注意)。
スチュワードの給料は、技能レベルが1つ増えるごとに+300cr(CT)〜500cr(MT)でしたか?
技能レベル1→3で、レベル差は2つ。
給料(月給)は600〜1,000cr増える計算ですので、増収額(20,000cr)に対して、人件費の増加比率は3〜5%。
こんなものでしょうか。
れいこ様
No.1589へのレスです。
個人的には、少数精鋭の方が面白い、と思うのですが、経営者の視点で評価しますと、
大臣様も御指摘の通り、また、考察でも確認した通り、増収と給料のバランス(費用対効果)が見合っていませんので、
そこまでの劇的な効果は無いと思われます。
No.1587へのレスです。
>山中さんの例はどちらかというと1未満の指数関数で計算する感じですね。
御指摘の通りであります(汗)。
既に大臣様が「指数化」という言葉を使われていましたので、ここで「指数」を出してしまうと、混乱を招くと判断しました。
なので「対数」と書いたのですが、確かに、意味が違いますね。
ありがとうございました。
>サービス指数 = (10^0.1) x (特等船客数 ^ 0.9) ÷ スチュワード数
人数10倍(100人)で1.25倍(サービス指数は0.8倍)、人数100倍(1,000人)で1.56倍(同0.64倍)、
人数1,000倍(10,000人)で1.95倍(同0.51倍)、となり、効率化は2.0倍(同0.5倍)が最大値(下限)、
という想定でありました。
サービス指数の基準値を「特等船客8人」から始めた方が、計算は楽だったかも。
>2d6 ゲームですから、最終的には船客募集のDMとかサービス代として請求可能なCr.になるとは思うのですが。
黄昏の峰への前奏曲、その2における考察では、
スピンワードメイン(辺境航路)を運航するA型自由貿易船という特殊事例(トラベラーでは標準事例?)ではありますが、
スチュワード技能レベル1とレベル3を比べると、ジャンプ1回ごとに乗船する特等船客が1人多くなる(10,000crの増収)、
との結論が出ていますね。
ジャンプ2回(4週間=1ヶ月)で2人(20,000crの増収です、増益ではないことに注意)。
スチュワードの給料は、技能レベルが1つ増えるごとに+300cr(CT)〜500cr(MT)でしたか?
技能レベル1→3で、レベル差は2つ。
給料(月給)は600〜1,000cr増える計算ですので、増収額(20,000cr)に対して、人件費の増加比率は3〜5%。
こんなものでしょうか。
れいこ様
No.1589へのレスです。
個人的には、少数精鋭の方が面白い、と思うのですが、経営者の視点で評価しますと、
大臣様も御指摘の通り、また、考察でも確認した通り、増収と給料のバランス(費用対効果)が見合っていませんので、
そこまでの劇的な効果は無いと思われます。
旅客サービス指数化のアイデア の続き
山中教授
皆様
程良く煮詰まってきましたので考え方を少し変えてみました。
スチュワードとは果たして何か、と言う点に焦点してみましょう。
ルールブックには「乗客の世話をし面倒を見る技能に長じています。
この技能は人の世話をしたり料理を作ったりする技術など、乗客や乗員を快適に過ごさせるのに必要な訓練を受けていることを表します。」
となっています。
これを拡大解釈して、接客業全般や飲食業全般に対する技能であると定義してしまいましょう。
ですので、客船の接客担当に限らず、地上のホテルマンやレストラン業務やクラブやバーでも活躍する技能と言えるでしょう。
客船での接客業に限ってスチュワードの仕事を考えてみましょう。
ただし、No.1573の山中教授が投稿されていますが、船医の業種は除く事としましょう。複雑かつ煩雑になりますので。
概ね、以下の業務リストでいかがでしょうか。
1)船内旅客区域の管理(ハウスキーピング業務):客室(ベッドメイキング、清掃、備品補充他)、レストラン等の各種共用エリアの維持管理
2)船客への飲食提供と管理(シェフ業務):メニュー考案、調理、食材仕入れ、食材管理、衛生管理、調理器具食器清掃
3)船客への飲食提供と管理(ウエイターウエイトレス業務):案内、注文、配膳、片付け
4)その他業務:消耗品販売、コンシェルジュ業務、その他催し物対応
5)経理出納業務:消耗品(リネン、備品、販売品、食材)の仕入れと支払出納管理
とこんなところでしょうか。
たぶん大きな船ならばそれぞれ専門責任者が任命されることになるでしょう。
例えば5)経理出納部門の一部などは一般の乗務員が肩代わりするのかも知れませんが、必要数量の把握などはスチュワード担当者が担うのでしょうね。
山中教授が仰る
>仕込み等はスケールメリットが現れやすい業務
とのことですし、このスチュワード業務でのスケールメリットが出る業務は、
5)経理出納業務:消耗品(リネン、備品、販売品、食材)の仕入れ
が該当すると思われます。
言い換えれば、卸業者に10個買うべきモノを100個買うからもう少し安くと交渉できるということですよね。
特等船客の支払う特等チケットはCr10,000、その下のサービスなしの1等チケットはCr8,000。
消耗品は特等も1等も関係ないでしょうから(料理の質はいくぶん落ちるとなっていますが、倍半分程ではない、としておきましょう。)
普通の船員でもCr2,000の経費が掛かることを考えると、船室を最低限維持できる経費がCr2,000と想定しましょう。
特等チケットと1等チケットの差額Cr2,000はサービスの差と看做す事ができるでしょうし、船室維持費はCr2,000であると考えます。
また、スチュワードの賃金は月あたりCr500×スチュワード技能ですので、技能1ならCr500、技能4ならCr2,000と言う具合です。
船客8人あたりで1人のスチュワードですから船客1人あたりの負担額は1/8、技能4でもCr250/月という感じです。
もっとも分担する船客人数が少なければ負担額が上がりますので、まあ1航海での最大値Cr1,000未満で諸々込み切り上げ価格のCr1,000としておきましょう。
また調べてみるとリネン費用、消耗品やシーツ等のクリーニング費用やアメニティはホテルによってもまちまちですが、1人あたり1000円くらい。Cr1=100円計算で、Cr10。
まあ設備や専門業者うんぬんはあるとして仮に10倍であってもCr100くらいが相当する最大値と考えて良いのではないでしょうか。
とすると、
1等チケット費Cr8,000-船室維持費Cr2,000-スチュワード人件費Cr1,000-リネン費Cr100=Cr4,900 が食材費と輸送会社側利益、と見て良いと思います。
社会身分度×Cr250=1か月あたりの生活費とルールブックにはあります。これは衣食住全ての経費合計です。
まあ統計的には色々ありますので参考程度ですが、このうちの3割が食費と看做すと無理やり想定して、
社会身分度平民最高の9で×Cr250=Cr2250の3割はCr675/月が月あたり食費相当額です。
この1/4たる1週間が1回の航海ですのでCr169が食材費です。
つまり、先に想定した利益+食材費=Cr4,900からみても食材費をCr170(社会身分度9相当)。
仮にCr282(社会身分度15公爵位相当)にしても充分輸送会社の経常利益は確保できそうですね。
で、タラレバ計算上ではありますが、食材仕入れや消耗品補充等の5)経理出納業務は
船客1人あたりリネン費Cr100+食材費Cr170(社会身分度9相当)=Cr270/人、大きくみ込んでもCr500に届かないくらい
ではないかと思われます。
スケールメリットとして仮に半額な50%減にしても効果はCr250安くなるくらいということです。
特等チケットのCr10,000に対してのCr250減はマイナス2.5%です。まあ営業努力としては-2%代は高評価できると思いますが、
今回考えていた「旅客サービス指数化」として価格面からスケールメリットを考慮すると影響するのは5%程度、ということになるのかな、と考えました。
が、指数化式は相変わらずの解決せずな状態ですので、ここまで本職が考えての皆さまからの御意見を伺いたく存じます。
皆様
程良く煮詰まってきましたので考え方を少し変えてみました。
スチュワードとは果たして何か、と言う点に焦点してみましょう。
ルールブックには「乗客の世話をし面倒を見る技能に長じています。
この技能は人の世話をしたり料理を作ったりする技術など、乗客や乗員を快適に過ごさせるのに必要な訓練を受けていることを表します。」
となっています。
これを拡大解釈して、接客業全般や飲食業全般に対する技能であると定義してしまいましょう。
ですので、客船の接客担当に限らず、地上のホテルマンやレストラン業務やクラブやバーでも活躍する技能と言えるでしょう。
客船での接客業に限ってスチュワードの仕事を考えてみましょう。
ただし、No.1573の山中教授が投稿されていますが、船医の業種は除く事としましょう。複雑かつ煩雑になりますので。
概ね、以下の業務リストでいかがでしょうか。
1)船内旅客区域の管理(ハウスキーピング業務):客室(ベッドメイキング、清掃、備品補充他)、レストラン等の各種共用エリアの維持管理
2)船客への飲食提供と管理(シェフ業務):メニュー考案、調理、食材仕入れ、食材管理、衛生管理、調理器具食器清掃
3)船客への飲食提供と管理(ウエイターウエイトレス業務):案内、注文、配膳、片付け
4)その他業務:消耗品販売、コンシェルジュ業務、その他催し物対応
5)経理出納業務:消耗品(リネン、備品、販売品、食材)の仕入れと支払出納管理
とこんなところでしょうか。
たぶん大きな船ならばそれぞれ専門責任者が任命されることになるでしょう。
例えば5)経理出納部門の一部などは一般の乗務員が肩代わりするのかも知れませんが、必要数量の把握などはスチュワード担当者が担うのでしょうね。
山中教授が仰る
>仕込み等はスケールメリットが現れやすい業務
とのことですし、このスチュワード業務でのスケールメリットが出る業務は、
5)経理出納業務:消耗品(リネン、備品、販売品、食材)の仕入れ
が該当すると思われます。
言い換えれば、卸業者に10個買うべきモノを100個買うからもう少し安くと交渉できるということですよね。
特等船客の支払う特等チケットはCr10,000、その下のサービスなしの1等チケットはCr8,000。
消耗品は特等も1等も関係ないでしょうから(料理の質はいくぶん落ちるとなっていますが、倍半分程ではない、としておきましょう。)
普通の船員でもCr2,000の経費が掛かることを考えると、船室を最低限維持できる経費がCr2,000と想定しましょう。
特等チケットと1等チケットの差額Cr2,000はサービスの差と看做す事ができるでしょうし、船室維持費はCr2,000であると考えます。
また、スチュワードの賃金は月あたりCr500×スチュワード技能ですので、技能1ならCr500、技能4ならCr2,000と言う具合です。
船客8人あたりで1人のスチュワードですから船客1人あたりの負担額は1/8、技能4でもCr250/月という感じです。
もっとも分担する船客人数が少なければ負担額が上がりますので、まあ1航海での最大値Cr1,000未満で諸々込み切り上げ価格のCr1,000としておきましょう。
また調べてみるとリネン費用、消耗品やシーツ等のクリーニング費用やアメニティはホテルによってもまちまちですが、1人あたり1000円くらい。Cr1=100円計算で、Cr10。
まあ設備や専門業者うんぬんはあるとして仮に10倍であってもCr100くらいが相当する最大値と考えて良いのではないでしょうか。
とすると、
1等チケット費Cr8,000-船室維持費Cr2,000-スチュワード人件費Cr1,000-リネン費Cr100=Cr4,900 が食材費と輸送会社側利益、と見て良いと思います。
社会身分度×Cr250=1か月あたりの生活費とルールブックにはあります。これは衣食住全ての経費合計です。
まあ統計的には色々ありますので参考程度ですが、このうちの3割が食費と看做すと無理やり想定して、
社会身分度平民最高の9で×Cr250=Cr2250の3割はCr675/月が月あたり食費相当額です。
この1/4たる1週間が1回の航海ですのでCr169が食材費です。
つまり、先に想定した利益+食材費=Cr4,900からみても食材費をCr170(社会身分度9相当)。
仮にCr282(社会身分度15公爵位相当)にしても充分輸送会社の経常利益は確保できそうですね。
で、タラレバ計算上ではありますが、食材仕入れや消耗品補充等の5)経理出納業務は
船客1人あたりリネン費Cr100+食材費Cr170(社会身分度9相当)=Cr270/人、大きくみ込んでもCr500に届かないくらい
ではないかと思われます。
スケールメリットとして仮に半額な50%減にしても効果はCr250安くなるくらいということです。
特等チケットのCr10,000に対してのCr250減はマイナス2.5%です。まあ営業努力としては-2%代は高評価できると思いますが、
今回考えていた「旅客サービス指数化」として価格面からスケールメリットを考慮すると影響するのは5%程度、ということになるのかな、と考えました。
が、指数化式は相変わらずの解決せずな状態ですので、ここまで本職が考えての皆さまからの御意見を伺いたく存じます。
旅客サービス指数化のアイデア
れいこCEO
なかなかに山中教授のスケールメリット取り入れが難しく難航しております。
>どちらが優れたサービスだとしたいですか?
基本的には、1人のスチュワードが対応できるのは乗客数8人が限界で、技能に関係ないルールになっておりますので、まずこれが大前提。
ですので、乗客が提供されるサービスは8人乗客1単位での平均のスチュワード技能になるのではないかと思います。
となると、16人乗客で、2人のスチュワードそれぞれ技能2なら、技能2のサービス提供で、
1人のスチュワード技能4ではサービスがいき届かずに破綻してしまうのではないでしょうか。
これが16人乗客に4人のスチュワード(各技能2)なら技能4のサービス提供、としてよいものやらどうやら、と思案しております。
もちろん16人乗客で2人のスチュワード(技能4と技能2)なら平均技能3ですので、技能3のサービス提供で、技能2の2倍人数な4人体勢よりもサービスが下がる、なんていかがでしょうか?
>算出時に(スチュワードの2乗)を入れると派手で良い
2乗計算しても面白そうですが、給与面がそんなにべらぼうな差にならないので困ってます。
もしそんなハイパワーな商業価値ならばもっと高い給料差になってもよさそうですので。
ルール的にも技能差1はDM差1でしょうから、その辺はなるべく整合性を取っておきたいと考えております。
が、ハウスルールですので、その2乗プランも試して見る価値がありそうだと思います。ありがとうございました。
なかなかに山中教授のスケールメリット取り入れが難しく難航しております。
>どちらが優れたサービスだとしたいですか?
基本的には、1人のスチュワードが対応できるのは乗客数8人が限界で、技能に関係ないルールになっておりますので、まずこれが大前提。
ですので、乗客が提供されるサービスは8人乗客1単位での平均のスチュワード技能になるのではないかと思います。
となると、16人乗客で、2人のスチュワードそれぞれ技能2なら、技能2のサービス提供で、
1人のスチュワード技能4ではサービスがいき届かずに破綻してしまうのではないでしょうか。
これが16人乗客に4人のスチュワード(各技能2)なら技能4のサービス提供、としてよいものやらどうやら、と思案しております。
もちろん16人乗客で2人のスチュワード(技能4と技能2)なら平均技能3ですので、技能3のサービス提供で、技能2の2倍人数な4人体勢よりもサービスが下がる、なんていかがでしょうか?
>算出時に(スチュワードの2乗)を入れると派手で良い
2乗計算しても面白そうですが、給与面がそんなにべらぼうな差にならないので困ってます。
もしそんなハイパワーな商業価値ならばもっと高い給料差になってもよさそうですので。
ルール的にも技能差1はDM差1でしょうから、その辺はなるべく整合性を取っておきたいと考えております。
が、ハウスルールですので、その2乗プランも試して見る価値がありそうだと思います。ありがとうございました。
少数精鋭か、物量作戦か
大臣さん
「高レベルのスチュワードが一人」と、
「低レベルのスチュワードが沢山」と。
大臣さんはどちらが優れたサービスだとしたいですか?
それによって指数化式を変えちゃうのはどうでしょうっ。
話しのネタ(敏腕スチュワードの引き抜き合戦など)としては、少数精鋭のほうが面白そう。
最終的にどんな式になるかは見当もつきませんが、
算出時に(スチュワードの2乗)を入れると派手で良いかもですねー。
ex)
スチュワード5レベル一人は、スチュワード1レベルの25人分のパワー!とか
「高レベルのスチュワードが一人」と、
「低レベルのスチュワードが沢山」と。
大臣さんはどちらが優れたサービスだとしたいですか?
それによって指数化式を変えちゃうのはどうでしょうっ。
話しのネタ(敏腕スチュワードの引き抜き合戦など)としては、少数精鋭のほうが面白そう。
最終的にどんな式になるかは見当もつきませんが、
算出時に(スチュワードの2乗)を入れると派手で良いかもですねー。
ex)
スチュワード5レベル一人は、スチュワード1レベルの25人分のパワー!とか
旅客サービス指数化のもくろみ
rom様
>最終的には船客募集のDMとかサービス代として請求可能なCr.になる
ええ、そういう使い方もできるでしょう。
一般的に公表されている値、例えば我々で言えばミシェランの星の数みたいな使い方ができれば
何となく客観的にサービスを評価した値として強力な広告になると思うのです。
人知れず、評価が高い自由貿易船、なんて面白いと思うのですよ。
その結果、敏腕スチュワードの引き抜き合戦とか、はたまた何か売りになる料理に凝る輸送会社とかが出て、アイデア次第で
大手企業一強ではない状態を作り上げられたら楽しいんじゃないかと存じます。
>最終的には船客募集のDMとかサービス代として請求可能なCr.になる
ええ、そういう使い方もできるでしょう。
一般的に公表されている値、例えば我々で言えばミシェランの星の数みたいな使い方ができれば
何となく客観的にサービスを評価した値として強力な広告になると思うのです。
人知れず、評価が高い自由貿易船、なんて面白いと思うのですよ。
その結果、敏腕スチュワードの引き抜き合戦とか、はたまた何か売りになる料理に凝る輸送会社とかが出て、アイデア次第で
大手企業一強ではない状態を作り上げられたら楽しいんじゃないかと存じます。
対数?
山中さんの例はどちらかというと1未満の指数関数で計算する感じですね。
10人以上の特等船客に対し、10倍毎に0.8倍とすると近似で
サービス指数 = (10^0.1) x (特等船客数 ^ 0.9) ÷ スチュワード数
ぐらいですか。
値をどう使うか、というのも悩み所ですね。
2d6 ゲームですから、最終的には船客募集のDMとかサービス代として請求可能なCr.になるとは思うのですが。
10人以上の特等船客に対し、10倍毎に0.8倍とすると近似で
サービス指数 = (10^0.1) x (特等船客数 ^ 0.9) ÷ スチュワード数
ぐらいですか。
値をどう使うか、というのも悩み所ですね。
2d6 ゲームですから、最終的には船客募集のDMとかサービス代として請求可能なCr.になるとは思うのですが。
Re:指数化への提案、その3
山中教授
>給仕等の対面業務はともかく、仕込み等はスケールメリットが現れやすい業務ですよ?
>全く同じサービスを提供することではなく、同レベルのサービスを提供することが目的ですよね?
そうです、同じレベルのサービスなら同じ指数が算出できる方法を考えております。
料理の仕込みのスケールメリットを含めて評価するのはたしかに今の手持ちな数値では難しい気がしてきました。
>恐らく「100人ではなく、104人であったら」の誤記であると解釈しました。
20人=ケース2の80人乗客から20人増えたケース3の100人の差を申し上げたかったのですが書き方が悪かったですね。
ですので20人増加ではなく24人増加な104人であったら、ということを申し上げたかったのです。
>ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)という解釈で合っているのであれば
ええ、御指摘の通りです。
誤解させてしまい、申し訳なく存じます。
>対数を導入されたら如何か
色々といじってるのですが上手くいかないんですよ。
例えば、先程の例なら、
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)
を比較した場合、
スケールメリットを表現するのに、ケース1よりもケース2の評価値が良い値になっていて、
ケース2とケース2aは値がぴったり半分になっている、
という算出結果にしたいのですが、もう少し検討してみます。
>給仕等の対面業務はともかく、仕込み等はスケールメリットが現れやすい業務ですよ?
>全く同じサービスを提供することではなく、同レベルのサービスを提供することが目的ですよね?
そうです、同じレベルのサービスなら同じ指数が算出できる方法を考えております。
料理の仕込みのスケールメリットを含めて評価するのはたしかに今の手持ちな数値では難しい気がしてきました。
>恐らく「100人ではなく、104人であったら」の誤記であると解釈しました。
20人=ケース2の80人乗客から20人増えたケース3の100人の差を申し上げたかったのですが書き方が悪かったですね。
ですので20人増加ではなく24人増加な104人であったら、ということを申し上げたかったのです。
>ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)という解釈で合っているのであれば
ええ、御指摘の通りです。
誤解させてしまい、申し訳なく存じます。
>対数を導入されたら如何か
色々といじってるのですが上手くいかないんですよ。
例えば、先程の例なら、
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)
を比較した場合、
スケールメリットを表現するのに、ケース1よりもケース2の評価値が良い値になっていて、
ケース2とケース2aは値がぴったり半分になっている、
という算出結果にしたいのですが、もう少し検討してみます。
輸送会社の規模で異なる事情について
れいこCEO
皆様
>何が言いたいかとご説明すると、大手の輸送会社の貨客船の要求スペックが、「J4」なのでないか
ええ、CEOの御推察の通り、「大手の輸送会社」はJ4性能の船舶を使用していると思いますよ。
ですが、じゃあ必ずしも民間の船舶はJ4を満たすべきか、というとそうではない、と申し上げたいのです。
零細企業で地元に営業所を持たない根なし草な自由貿易商人は論外(!)として。
恒星間輸送業で最大たるは御指摘の「メガコーポレーション」です。つまり複合産業企業体の一部たる輸送事業部門ですね。
これは恒星間国家企業の背骨たるXボート網は当然として、恒星間国家内部を結びつける大動脈です。
ですので、輸送会社の費用対効果も見越して、「J4仕様の船舶たる貨物船や旅客船が就役している」と思われます。
が、全てではなく、ある航路ではJ1仕様、こっちの航路ではJ3仕様、はたまたこの星系間はJ5なんて性能が要求されるなんてこともあるでしょう。
メガコーポレーションはそれぞれの宙域なりの規模で分社化されていると思われますので、そうしたローカル化もありでしょうけど、
やはり統一することによる経費の圧縮あるいは融通が効く企業構造を持たざる得ないと思われます。
その下の宙域規模輸送会社、れいこCEO御紹介のアルモーレイ社はこれに該当します。
つまりは、宙域規模での輸送をしている、大動脈に次ぐ太い動脈です。
ですので、星域間を結びつけるだけの旅客輸送および貨物輸送求められます。
そしてこの規模の企業が競合するのは、メガコーポレーションの資本や組織力です。
となればある程度のシェアの住み分けをメガコーポレーションとしていないと到底存続できません。
つまり、自社の強み=競合するメガコーポレーションの苦手な部分にして、いかに営業力で差をつけるか、という難しさがあると言えるでしょう。
ですので、例えばメガコーポレーションが少ない輸送力にしている航路に敢えて輸送力を費やす、これはジャンプ能力や輸送量なども含めて差別化がされていることでしょう。
という点から、宙域規模輸送会社でもそれなりの隻数で「J4仕様の船舶たる貨物船や旅客船が就役している」と思われます。
じゃあその更に下のとなると今度は「星域規模輸送会社」です。
星域内くらいの規模が営業範囲ですので、1つ以上のハブとなる中心的な高人口世界を起点とした輸送ルートを持っている輸送会社です。
ですので、これまでのメガコーポレーションや宙域規模輸送会社よりも営業範囲が狭まったことにより「J4仕様の船舶」たる旅客船や貨物船の必要性が低下するかの王性があるでしょう。
もちろん、ビジネスモデル的に実はそうではなく、収益性の高い2つの星系間をJ4性能で結ぶという可能性もあるでしょうね。
その下な規模の寄り合い所帯な「組合運輸会社」や「小規模運輸会社」では更にJ4仕様船舶の必要性は低下して、維持するメリットよりもコストの方が高くなる、なんて判断にもなりかねないでしょうね。
つまり。
経営規模=営業範囲によって異なるが、「J4仕様の貨物船や旅客船」はニーズがある可能性が高い、と言えると存じます。
が、難しいのはここから。
>「それでは困る」という人がいる
れいこCEOの仰るように、急いでいる旅客は確かに存在する可能性があります。
しかしトラベラー宇宙での旅客スピードを支配する民間旅客船は上記の各種輸送会社に委ねられています。
ですので、それらの企業体が設定して就航させている旅客船の最大速度=最大ジャンプ能力が上限値です。
技術的にジャンプ6があるからジャンプ6を就航させろ!ではないのです。その人がどんなに困ろうが知ったこっちゃありません。
言い換えれば、羽田から沖縄に行くのに、俺は急いでいるからSR71ブラックバードのマッハ3を要求するような旅客は相手にされないのと同じです。
ですので、お客様、黙って正規の搭乗料金を支払って、とっととそのでかい尻をB777のマッハ0.8の座席に納めて置きやがれ、とJALに言われることになるのと同じです。
なぜなら、そんなに急いでいる旅客は極めて稀だから、ですよね。
>そういう人は大手輸送会社のJ4シップを新幹線として使い、J1のオンボロ自由貿易船を、新幹線が止まらない田舎駅への鈍行列車として使っている
ええ、このイメージはまさに、長距離移動をメガコーポなり宙域規模輸送会社の「J4旅客船で移動」してハブ港で乗り換え。
更に小さな小規模輸送会社の旅客船に乗り換えて目的の星系に到着する状態ではないでしょうか。
もっとも途中の長距離移動すら都合がいい便がなくて、短いジャンプ航行で行かざる得ない、なんてこともあるでしょうけど。
皆様
>何が言いたいかとご説明すると、大手の輸送会社の貨客船の要求スペックが、「J4」なのでないか
ええ、CEOの御推察の通り、「大手の輸送会社」はJ4性能の船舶を使用していると思いますよ。
ですが、じゃあ必ずしも民間の船舶はJ4を満たすべきか、というとそうではない、と申し上げたいのです。
零細企業で地元に営業所を持たない根なし草な自由貿易商人は論外(!)として。
恒星間輸送業で最大たるは御指摘の「メガコーポレーション」です。つまり複合産業企業体の一部たる輸送事業部門ですね。
これは恒星間国家企業の背骨たるXボート網は当然として、恒星間国家内部を結びつける大動脈です。
ですので、輸送会社の費用対効果も見越して、「J4仕様の船舶たる貨物船や旅客船が就役している」と思われます。
が、全てではなく、ある航路ではJ1仕様、こっちの航路ではJ3仕様、はたまたこの星系間はJ5なんて性能が要求されるなんてこともあるでしょう。
メガコーポレーションはそれぞれの宙域なりの規模で分社化されていると思われますので、そうしたローカル化もありでしょうけど、
やはり統一することによる経費の圧縮あるいは融通が効く企業構造を持たざる得ないと思われます。
その下の宙域規模輸送会社、れいこCEO御紹介のアルモーレイ社はこれに該当します。
つまりは、宙域規模での輸送をしている、大動脈に次ぐ太い動脈です。
ですので、星域間を結びつけるだけの旅客輸送および貨物輸送求められます。
そしてこの規模の企業が競合するのは、メガコーポレーションの資本や組織力です。
となればある程度のシェアの住み分けをメガコーポレーションとしていないと到底存続できません。
つまり、自社の強み=競合するメガコーポレーションの苦手な部分にして、いかに営業力で差をつけるか、という難しさがあると言えるでしょう。
ですので、例えばメガコーポレーションが少ない輸送力にしている航路に敢えて輸送力を費やす、これはジャンプ能力や輸送量なども含めて差別化がされていることでしょう。
という点から、宙域規模輸送会社でもそれなりの隻数で「J4仕様の船舶たる貨物船や旅客船が就役している」と思われます。
じゃあその更に下のとなると今度は「星域規模輸送会社」です。
星域内くらいの規模が営業範囲ですので、1つ以上のハブとなる中心的な高人口世界を起点とした輸送ルートを持っている輸送会社です。
ですので、これまでのメガコーポレーションや宙域規模輸送会社よりも営業範囲が狭まったことにより「J4仕様の船舶」たる旅客船や貨物船の必要性が低下するかの王性があるでしょう。
もちろん、ビジネスモデル的に実はそうではなく、収益性の高い2つの星系間をJ4性能で結ぶという可能性もあるでしょうね。
その下な規模の寄り合い所帯な「組合運輸会社」や「小規模運輸会社」では更にJ4仕様船舶の必要性は低下して、維持するメリットよりもコストの方が高くなる、なんて判断にもなりかねないでしょうね。
つまり。
経営規模=営業範囲によって異なるが、「J4仕様の貨物船や旅客船」はニーズがある可能性が高い、と言えると存じます。
が、難しいのはここから。
>「それでは困る」という人がいる
れいこCEOの仰るように、急いでいる旅客は確かに存在する可能性があります。
しかしトラベラー宇宙での旅客スピードを支配する民間旅客船は上記の各種輸送会社に委ねられています。
ですので、それらの企業体が設定して就航させている旅客船の最大速度=最大ジャンプ能力が上限値です。
技術的にジャンプ6があるからジャンプ6を就航させろ!ではないのです。その人がどんなに困ろうが知ったこっちゃありません。
言い換えれば、羽田から沖縄に行くのに、俺は急いでいるからSR71ブラックバードのマッハ3を要求するような旅客は相手にされないのと同じです。
ですので、お客様、黙って正規の搭乗料金を支払って、とっととそのでかい尻をB777のマッハ0.8の座席に納めて置きやがれ、とJALに言われることになるのと同じです。
なぜなら、そんなに急いでいる旅客は極めて稀だから、ですよね。
>そういう人は大手輸送会社のJ4シップを新幹線として使い、J1のオンボロ自由貿易船を、新幹線が止まらない田舎駅への鈍行列車として使っている
ええ、このイメージはまさに、長距離移動をメガコーポなり宙域規模輸送会社の「J4旅客船で移動」してハブ港で乗り換え。
更に小さな小規模輸送会社の旅客船に乗り換えて目的の星系に到着する状態ではないでしょうか。
もっとも途中の長距離移動すら都合がいい便がなくて、短いジャンプ航行で行かざる得ない、なんてこともあるでしょうけど。
指数化への提案、その3
大臣様
れいこ様から面白い視点の意見を頂いておりますが、とりあえずは、No.1580へのレスです。
>今回御提案の指数は以下の2パターンをイメージして頂ければ。
>あるお店は完全予約制の数坪な小さなお店におかみさん1人の差し向いのお客さん1人の料理さん
>片や某テーマパークよろしく体育館なみの広さに1000人の収容人数がある巨大レストラン
>前者と後者をどう「よりサービスが良い」と評価すべきか、ということです。
>単純に言えば、前者の小料理屋並みにするには、後者の巨大レストランは1000人の接客要員が必要、となると思います。
なるほど。大臣様と私の食い違いは、此処ですか。
>前者の小料理屋並みにするには、後者の巨大レストランは1000人の接客要員が必要、となる
という前提が間違いです(私は間違いだと思います)。
後者の巨大レストランは恐らく500人、合理化の程度にも因りますが300人でも十分なのではないかと。
意図的に、前者の小料理屋と全く同じサービスにする(=敢えてスケールメリットを活かさない)のであれば、
体育館並みの広さの中を数坪ずつ区切って、それぞれに独立した調理設備とテーブル、調理人を置いて……、
という営業形態になりますから、巨大レストランでも大臣様の御指摘通り1000人の接客要員が必要になると思います。
給仕等の対面業務はともかく、仕込み等はスケールメリットが現れやすい業務ですよ?
全く同じサービスを提供することではなく、同レベルのサービスを提供することが目的ですよね?
>ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
>ケース3:大型客船 4000排水素トン級、特等船客100人に対して13人のスチュワード(技能2)
>としておりますが、
>ケース3は10倍の船体容量になったことによる乗客数プラス20人(想定)として、スケール増によって設備効率化ができたことによって
>「既にスケールメリットが出ていること」を表現しようと狙ったケースです。
これは、宇宙船のスケールメリットであって、旅客サービスのスケールメリットではありませんよね?
貨物でも武装でも構いませんが、大型の宇宙船はそれだけ積載量を増やせることを意味しているだけかと。
また、特等船客100人に対してスチュワード13人を用意しているので「指数が小さくなっている」だけであり、
特等船客96人に対してスチュワード12人、特等船客104人に対してスチュワード13人ならば、指数はどちらも4.0となり、ケース1と変わりません。
>ですので、乗客数が20人ではなく、24人であったならば比率が同じなので指数としては同じ評価になる、のではないでしょうか。
この文は20人と24人という数字が唐突に出て来たので少し悩みましたが、
恐らく「100人ではなく、104人であったら」の誤記であると解釈しました。
>例えばケース2で仮にスチュワード数を2倍の20人にした船ならば、ケース1よりも2倍、指数的に良くなる、ということです。
ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)
という解釈で合っているのであれば、その意見に関しては同意します。
>>スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要
>使う値は、船体トン数、乗客数、スチュワード人数、スチュワード平均技能値だけだと思うのですが、何か抜けているでしょうか?
個人的な意見ですが「乗客数÷スチュワード数(平均技能レベル)」だけではなく、対数を導入されたら如何かと思うのです。
特等船客100人に対してスチュワード13人が必要ですが、サービス指数を計算する場合は
「(例えば)特等船客100人を80人として計算する」と言った感じで、80人÷13人(技能2)=指数3.1
特等船客1000人に対してスチュワード125人が必要ですが、サービス指数を計算する場合は
「特等船客1000人を640人として計算する」ので、640人÷125人(技能2)=指数2.6
れいこ様から面白い視点の意見を頂いておりますが、とりあえずは、No.1580へのレスです。
>今回御提案の指数は以下の2パターンをイメージして頂ければ。
>あるお店は完全予約制の数坪な小さなお店におかみさん1人の差し向いのお客さん1人の料理さん
>片や某テーマパークよろしく体育館なみの広さに1000人の収容人数がある巨大レストラン
>前者と後者をどう「よりサービスが良い」と評価すべきか、ということです。
>単純に言えば、前者の小料理屋並みにするには、後者の巨大レストランは1000人の接客要員が必要、となると思います。
なるほど。大臣様と私の食い違いは、此処ですか。
>前者の小料理屋並みにするには、後者の巨大レストランは1000人の接客要員が必要、となる
という前提が間違いです(私は間違いだと思います)。
後者の巨大レストランは恐らく500人、合理化の程度にも因りますが300人でも十分なのではないかと。
意図的に、前者の小料理屋と全く同じサービスにする(=敢えてスケールメリットを活かさない)のであれば、
体育館並みの広さの中を数坪ずつ区切って、それぞれに独立した調理設備とテーブル、調理人を置いて……、
という営業形態になりますから、巨大レストランでも大臣様の御指摘通り1000人の接客要員が必要になると思います。
給仕等の対面業務はともかく、仕込み等はスケールメリットが現れやすい業務ですよ?
全く同じサービスを提供することではなく、同レベルのサービスを提供することが目的ですよね?
>ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
>ケース3:大型客船 4000排水素トン級、特等船客100人に対して13人のスチュワード(技能2)
>としておりますが、
>ケース3は10倍の船体容量になったことによる乗客数プラス20人(想定)として、スケール増によって設備効率化ができたことによって
>「既にスケールメリットが出ていること」を表現しようと狙ったケースです。
これは、宇宙船のスケールメリットであって、旅客サービスのスケールメリットではありませんよね?
貨物でも武装でも構いませんが、大型の宇宙船はそれだけ積載量を増やせることを意味しているだけかと。
また、特等船客100人に対してスチュワード13人を用意しているので「指数が小さくなっている」だけであり、
特等船客96人に対してスチュワード12人、特等船客104人に対してスチュワード13人ならば、指数はどちらも4.0となり、ケース1と変わりません。
>ですので、乗客数が20人ではなく、24人であったならば比率が同じなので指数としては同じ評価になる、のではないでしょうか。
この文は20人と24人という数字が唐突に出て来たので少し悩みましたが、
恐らく「100人ではなく、104人であったら」の誤記であると解釈しました。
>例えばケース2で仮にスチュワード数を2倍の20人にした船ならば、ケース1よりも2倍、指数的に良くなる、ということです。
ケース2a:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して20人のスチュワード(技能2)
という解釈で合っているのであれば、その意見に関しては同意します。
>>スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要
>使う値は、船体トン数、乗客数、スチュワード人数、スチュワード平均技能値だけだと思うのですが、何か抜けているでしょうか?
個人的な意見ですが「乗客数÷スチュワード数(平均技能レベル)」だけではなく、対数を導入されたら如何かと思うのです。
特等船客100人に対してスチュワード13人が必要ですが、サービス指数を計算する場合は
「(例えば)特等船客100人を80人として計算する」と言った感じで、80人÷13人(技能2)=指数3.1
特等船客1000人に対してスチュワード125人が必要ですが、サービス指数を計算する場合は
「特等船客1000人を640人として計算する」ので、640人÷125人(技能2)=指数2.6
すみません、算数苦手で
大臣さん
横からですみません
>スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要でしょう。
関数、というとビビる性格なので。要素を加えるようにご提案です。
私はここに、「ジャンプ能力」を加えてみたいのですがいかがでしょうか?
スピンワードマーチ宙域の大企業、アルモーレイ社は、53隻のMK型モーラ級輸送船を運用しています。
(出典:タクテクス別冊RPGマガジン2号)
この船のスペックは、船体排水素3000トン。J4、1G、船荷スペース1200トン。乗客専用室30名です。
ここで私が注目したいのは「J4」の能力です。
先日ご紹介した12000t豪華客船ヒューライン・アティクターンも「J4」でした。
ついでにXボートも「J4」能力でしたね。
何が言いたいかとご説明すると、大手の輸送会社の貨客船の要求スペックが、「J4」なのでないかと!
つまりスピードですね。
トラベラー世界は不思議な力で、J1だろうがJ4だろうが1週間かかります。また1回のジャンプで特等船客賃はCr10000となってます。
「それでは困る」という人がいると思うのです。
例えば一刻の時間も無駄にしたくない、銀河を股にかけるスーパービジネスマンとか?(発想が貧困)
「4パーセクを4週間もかけてられないよ、1週間で行け!」という御仁です。
21世紀テラの島国に例えるなら、そういう人は大手輸送会社のJ4シップを新幹線として使い、
J1のオンボロ自由貿易船を、新幹線が止まらない田舎駅への鈍行列車(あるいはタクシー?)として使っているんじゃないかなーって。
新幹線と鈍行では、快適感も満足度も違うと思うのです。
4パーセクの旅も、快適な船で素敵なスチュワードにお世話されて1週間で到着するのと。
1パーセクごとに、オンボロ船を乗り継いでスチュワード1に面倒見てもらって、しかも4週間Cr40000かかるのでは、顧客満足度が違うんじゃないかと考える次第です。
無論後者を、「旅行自体の味を楽しむ」方もいらっしゃるでしょうが。
そういうタフなメンタルの持ち主は、極端な話、スチュワードのレベルも気にしないのではないかと思う訳です()
横からですみません
>スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要でしょう。
関数、というとビビる性格なので。要素を加えるようにご提案です。
私はここに、「ジャンプ能力」を加えてみたいのですがいかがでしょうか?
スピンワードマーチ宙域の大企業、アルモーレイ社は、53隻のMK型モーラ級輸送船を運用しています。
(出典:タクテクス別冊RPGマガジン2号)
この船のスペックは、船体排水素3000トン。J4、1G、船荷スペース1200トン。乗客専用室30名です。
ここで私が注目したいのは「J4」の能力です。
先日ご紹介した12000t豪華客船ヒューライン・アティクターンも「J4」でした。
ついでにXボートも「J4」能力でしたね。
何が言いたいかとご説明すると、大手の輸送会社の貨客船の要求スペックが、「J4」なのでないかと!
つまりスピードですね。
トラベラー世界は不思議な力で、J1だろうがJ4だろうが1週間かかります。また1回のジャンプで特等船客賃はCr10000となってます。
「それでは困る」という人がいると思うのです。
例えば一刻の時間も無駄にしたくない、銀河を股にかけるスーパービジネスマンとか?(発想が貧困)
「4パーセクを4週間もかけてられないよ、1週間で行け!」という御仁です。
21世紀テラの島国に例えるなら、そういう人は大手輸送会社のJ4シップを新幹線として使い、
J1のオンボロ自由貿易船を、新幹線が止まらない田舎駅への鈍行列車(あるいはタクシー?)として使っているんじゃないかなーって。
新幹線と鈍行では、快適感も満足度も違うと思うのです。
4パーセクの旅も、快適な船で素敵なスチュワードにお世話されて1週間で到着するのと。
1パーセクごとに、オンボロ船を乗り継いでスチュワード1に面倒見てもらって、しかも4週間Cr40000かかるのでは、顧客満足度が違うんじゃないかと考える次第です。
無論後者を、「旅行自体の味を楽しむ」方もいらっしゃるでしょうが。
そういうタフなメンタルの持ち主は、極端な話、スチュワードのレベルも気にしないのではないかと思う訳です()
re:ジャンプキャリア
> LASH_Ship_50k
おー。なるほど。皆同じような事考えますね。子細に検討されてて面白いです。
> 多数の同形船と大規模な支援体制が不可欠なので
農業世界と高人口世界とか、定期的に一定量の輸送が確定している航路では輸送効率の最適化はされそうな気がします。
> これの旅客輸送版も有りでしょうね。
そうですね。貨物、旅客、あるいは独立した非ジャンプ船いずれも受け付けるジャンプ・サービス業者のような物を想像していました。
> その様ないわゆる「ジャンプキャリア」については「ハードタイムズ」で言及されています。
ハードタイムズは結構面白そうですね。ちゃんと目を通した事無いのですが…。
> 唯一かつ最大の欠点が「個人の自由が失われる」事とされており
アメリカンというか… まあ西部開拓精神ですかねw
上に書いたように、洗練された宙域で行われそうな最適化が寧ろ平穏が失われてから注目された、という発想は面白いです。
おー。なるほど。皆同じような事考えますね。子細に検討されてて面白いです。
> 多数の同形船と大規模な支援体制が不可欠なので
農業世界と高人口世界とか、定期的に一定量の輸送が確定している航路では輸送効率の最適化はされそうな気がします。
> これの旅客輸送版も有りでしょうね。
そうですね。貨物、旅客、あるいは独立した非ジャンプ船いずれも受け付けるジャンプ・サービス業者のような物を想像していました。
> その様ないわゆる「ジャンプキャリア」については「ハードタイムズ」で言及されています。
ハードタイムズは結構面白そうですね。ちゃんと目を通した事無いのですが…。
> 唯一かつ最大の欠点が「個人の自由が失われる」事とされており
アメリカンというか… まあ西部開拓精神ですかねw
上に書いたように、洗練された宙域で行われそうな最適化が寧ろ平穏が失われてから注目された、という発想は面白いです。
ジャンプキャリアについて
rom様
> 大人口世界間の定期運輸等はバトルテンダーの民間版みたいな巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりするのかなあ、とか考えた事もあります。
その様ないわゆる「ジャンプキャリア」については「ハードタイムズ」で言及されています。
ハードタイムズでTLが下降した結果として全ての宇宙船にジャンプドライブを装備するという「贅沢」が出来なくなった為、
代替手段としてクローズアップされた物のようで、逆に言えばハードタイムズ以前にはあまり一般的では無かったものと推測されます。
唯一かつ最大の欠点が「個人の自由が失われる」事とされており、その辺りは経済的合理性とは異なる価値観で動いているようです。
> 大人口世界間の定期運輸等はバトルテンダーの民間版みたいな巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりするのかなあ、とか考えた事もあります。
その様ないわゆる「ジャンプキャリア」については「ハードタイムズ」で言及されています。
ハードタイムズでTLが下降した結果として全ての宇宙船にジャンプドライブを装備するという「贅沢」が出来なくなった為、
代替手段としてクローズアップされた物のようで、逆に言えばハードタイムズ以前にはあまり一般的では無かったものと推測されます。
唯一かつ最大の欠点が「個人の自由が失われる」事とされており、その辺りは経済的合理性とは異なる価値観で動いているようです。
Re:指数化への提案、その2
山中教授
御指摘ありがとうございます。
ちょっと補足の御説明を致したく。
>特等船客を6人、あるいは、2人しか乗せなかった自由貿易船の方が「よりサービスが良い」と評価される指数ですよね?
言い換えれば、単純に「スチュワード1人あたり(あるいは技能1あたり)で何人の乗客を受け持つか」という指数です。
ですので、教授の御指摘のとおり。
今回御提案の指数は以下の2パターンをイメージして頂ければ。
あるお店は完全予約制の数坪な小さなお店におかみさん1人の差し向いのお客さん1人の料理さん
片や某テーマパークよろしく体育館なみの広さに1000人の収容人数がある巨大レストラン
前者と後者をどう「よりサービスが良い」と評価すべきか、ということです。
単純に言えば、前者の小料理屋並みにするには、後者の巨大レストランは1000人の接客要員が必要、となると思います。
ですので、比率として10倍したケース1とケース2は同じ指数としての評価値になると思いますし、
ケース3は乗客数とスチュワード数の比率からケース1や2よりも良い値になる、という想定としております。
>これ、スケールメリットの評価には全く関係ない指数だと思いますよ?
ここを補足致したく。御説明が足りませんでした。
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース3:大型客船 4000排水素トン級、特等船客100人に対して13人のスチュワード(技能2)
としておりますが、
ケース1を標準として、ケース2はその単純に10倍。
ケース3は10倍の船体容量になったことによる乗客数プラス20人(想定)として、スケール増によって設備効率化ができたことによって
「既にスケールメリットが出ていること」を表現しようと狙ったケースです。
R型400排水素トンにはどう頑張っても80人の特等船客を準備するだけの容量が準備できないでしょうし、
大型客船の方は貨客船仕様にして、R型と同じく特等船客8人、スチュワード1人の場合には同じ指数評価になるかと思います。
ケース2よりもケース3では当然、スチュワード数も乗客増に伴って増えますので、10人から13人に3人増加している状態です。
ですので、乗客数が20人ではなく、24人であったならば比率が同じなので指数としては同じ評価になる、のではないでしょうか。
例えばケース2で仮にスチュワード数を2倍の20人にした船ならば、ケース1よりも2倍、指数的に良くなる、ということです。
>スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要でしょう。
そうですね、基準を例えばR型指定商船やA2型自由貿易船にして何倍のサービスになるのか、という計算サンプルも考えてみましたが、あまりうまくいかず、でした。
使う値は、船体トン数、乗客数、スチュワード人数、スチュワード平均技能値だけだと思うのですが、何か抜けているでしょうか?
よいアイデアがありましたら、山中教授、皆様ぜひともお教え願います。
御指摘ありがとうございます。
ちょっと補足の御説明を致したく。
>特等船客を6人、あるいは、2人しか乗せなかった自由貿易船の方が「よりサービスが良い」と評価される指数ですよね?
言い換えれば、単純に「スチュワード1人あたり(あるいは技能1あたり)で何人の乗客を受け持つか」という指数です。
ですので、教授の御指摘のとおり。
今回御提案の指数は以下の2パターンをイメージして頂ければ。
あるお店は完全予約制の数坪な小さなお店におかみさん1人の差し向いのお客さん1人の料理さん
片や某テーマパークよろしく体育館なみの広さに1000人の収容人数がある巨大レストラン
前者と後者をどう「よりサービスが良い」と評価すべきか、ということです。
単純に言えば、前者の小料理屋並みにするには、後者の巨大レストランは1000人の接客要員が必要、となると思います。
ですので、比率として10倍したケース1とケース2は同じ指数としての評価値になると思いますし、
ケース3は乗客数とスチュワード数の比率からケース1や2よりも良い値になる、という想定としております。
>これ、スケールメリットの評価には全く関係ない指数だと思いますよ?
ここを補足致したく。御説明が足りませんでした。
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース3:大型客船 4000排水素トン級、特等船客100人に対して13人のスチュワード(技能2)
としておりますが、
ケース1を標準として、ケース2はその単純に10倍。
ケース3は10倍の船体容量になったことによる乗客数プラス20人(想定)として、スケール増によって設備効率化ができたことによって
「既にスケールメリットが出ていること」を表現しようと狙ったケースです。
R型400排水素トンにはどう頑張っても80人の特等船客を準備するだけの容量が準備できないでしょうし、
大型客船の方は貨客船仕様にして、R型と同じく特等船客8人、スチュワード1人の場合には同じ指数評価になるかと思います。
ケース2よりもケース3では当然、スチュワード数も乗客増に伴って増えますので、10人から13人に3人増加している状態です。
ですので、乗客数が20人ではなく、24人であったならば比率が同じなので指数としては同じ評価になる、のではないでしょうか。
例えばケース2で仮にスチュワード数を2倍の20人にした船ならば、ケース1よりも2倍、指数的に良くなる、ということです。
>スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要でしょう。
そうですね、基準を例えばR型指定商船やA2型自由貿易船にして何倍のサービスになるのか、という計算サンプルも考えてみましたが、あまりうまくいかず、でした。
使う値は、船体トン数、乗客数、スチュワード人数、スチュワード平均技能値だけだと思うのですが、何か抜けているでしょうか?
よいアイデアがありましたら、山中教授、皆様ぜひともお教え願います。
指数化への提案、その2
大臣様
No.1576へのレスです。
>2)既に乗客数でスケールメリットが反映されている。
>……中略……
>いわゆるスケールメリットがケース3では出せている、と評価できるのではないでしょうか。
>ですので、旅客数/(スチュワード数×平均技能)を計算すると、
>ケース1=8人/(1人×技能2)=指数4.0
>ケース2=80人/(10人×技能2)=指数4.0
>ケース3=100人/(13人×技能2)=指数3.8
>となって、指数が小さいケース3の方が「よりサービスが良い」と評価できると考えましたが、如何でしょうか。
上記の数字は単純に、船客の端数の有無、を示しているだけではありませんか?
ケース4=6人/(1人×技能2)=指数3.0
ケース5=2人/(1人×技能2)=指数1.0
特等船客を6人、あるいは、2人しか乗せなかった自由貿易船の方が「よりサービスが良い」と評価される指数ですよね?
これ、スケールメリットの評価には全く関係ない指数だと思いますよ?
スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要でしょう。
No.1576へのレスです。
>2)既に乗客数でスケールメリットが反映されている。
>……中略……
>いわゆるスケールメリットがケース3では出せている、と評価できるのではないでしょうか。
>ですので、旅客数/(スチュワード数×平均技能)を計算すると、
>ケース1=8人/(1人×技能2)=指数4.0
>ケース2=80人/(10人×技能2)=指数4.0
>ケース3=100人/(13人×技能2)=指数3.8
>となって、指数が小さいケース3の方が「よりサービスが良い」と評価できると考えましたが、如何でしょうか。
上記の数字は単純に、船客の端数の有無、を示しているだけではありませんか?
ケース4=6人/(1人×技能2)=指数3.0
ケース5=2人/(1人×技能2)=指数1.0
特等船客を6人、あるいは、2人しか乗せなかった自由貿易船の方が「よりサービスが良い」と評価される指数ですよね?
これ、スケールメリットの評価には全く関係ない指数だと思いますよ?
スケールメリットの評価には、別の関数(計算式)が必要でしょう。
LASH型商船の考察
rom様
No.1576へのレスです。
>バトルテンダーの民間版みたいな巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりする
LASH_Ship_50k (kemkem1.com)
GTの公式設定にありましたので、貨物輸送に関しては試作設計と費用効果を計算済みです。
多数の同形船と大規模な支援体制が不可欠なので、交通量の多い2星系間でしか運航できませんが。
これの旅客輸送版も有りでしょうね。
No.1576へのレスです。
>バトルテンダーの民間版みたいな巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりする
LASH_Ship_50k (kemkem1.com)
GTの公式設定にありましたので、貨物輸送に関しては試作設計と費用効果を計算済みです。
多数の同形船と大規模な支援体制が不可欠なので、交通量の多い2星系間でしか運航できませんが。
これの旅客輸送版も有りでしょうね。
技能がないと困るとき
れいこCEO
皆様
>船会社が、「あの名スチュワードが料理に腕を奮う!」とか宣伝を打つのを想像しました。
>料理の鉄人感覚で()
それこそどこぞのグルメ特番みたいな「料理にこだわる」ケースもあるでしょうね。
「なんちゅうもんを食わせてくれたんやなんちゅうもんを」と感涙しながら食べる乗客とか出てきそうです。
あるいは料理ばかりではないコダワリも。
例えば器としての陶芸やガラス工芸品が求められて<職工>技能が重宝される、なんてケースは如何でしょうか。
「うーん、さすが○○ラインの×△号のメインディナーの器ともなると。いい仕事してますねえ」なんて言い出す奴が出たりして。
ですので細かな料理設定や音楽や船内の調度品や美術品などなど、設定しだいで他にもコダワリが拡がると思いますよ。
そこからマボロシな食材探しやら伝説の陶芸家の作品を入手する、なんてお金を出すだけでは解決できないミッションが展開されるともうこれだけでシナリオが1つでき上がりですよね。
余談ですが、本職が経験した中で貴族でしたが<社交>技能がなく、それでも社交界やこうした客船内、その時は貴族のクルーザーでしたが、のパーティーに呼ばれるというシーンが続発したことがあります。
もちろん技能なしなのでDMマイナス4修正で大失敗、振られる話題の芸術関連は全く知らないで全滅、というサンザンたる扱いだったことがあります。
そういうシーンの為にもせめてダンスステップくらいは覚えておくべきかも知れませんね。
皆様
>船会社が、「あの名スチュワードが料理に腕を奮う!」とか宣伝を打つのを想像しました。
>料理の鉄人感覚で()
それこそどこぞのグルメ特番みたいな「料理にこだわる」ケースもあるでしょうね。
「なんちゅうもんを食わせてくれたんやなんちゅうもんを」と感涙しながら食べる乗客とか出てきそうです。
あるいは料理ばかりではないコダワリも。
例えば器としての陶芸やガラス工芸品が求められて<職工>技能が重宝される、なんてケースは如何でしょうか。
「うーん、さすが○○ラインの×△号のメインディナーの器ともなると。いい仕事してますねえ」なんて言い出す奴が出たりして。
ですので細かな料理設定や音楽や船内の調度品や美術品などなど、設定しだいで他にもコダワリが拡がると思いますよ。
そこからマボロシな食材探しやら伝説の陶芸家の作品を入手する、なんてお金を出すだけでは解決できないミッションが展開されるともうこれだけでシナリオが1つでき上がりですよね。
余談ですが、本職が経験した中で貴族でしたが<社交>技能がなく、それでも社交界やこうした客船内、その時は貴族のクルーザーでしたが、のパーティーに呼ばれるというシーンが続発したことがあります。
もちろん技能なしなのでDMマイナス4修正で大失敗、振られる話題の芸術関連は全く知らないで全滅、というサンザンたる扱いだったことがあります。
そういうシーンの為にもせめてダンスステップくらいは覚えておくべきかも知れませんね。
旅客サービス指数化と設計仕様諸々について
山中教授
>スケールメリットも取り込みませんか?
そこは本職も考えたのですが、以下理由を考慮して断念しました。
1)極端な例を考慮した。
トラベラーでの船旅に供する旅客船は大きく2つのパターンになると思われます。
1つ目は専用の客船、つまり船1隻丸ごと旅客用の船舶です。
船内設備も船容積に対して大きく旅客用に配分されて、貨物スペースがあってもそれは荷役による事業利益を生じるものではありません。
2つ目は御存じA2型自由貿易船に代表されるような貨客船です。
その貨物と旅客の割合は船主の裁量に委ねられますが、貨物ばかりで数人の旅客を扱う場合もあれば旅客メインで僅かな貨物というケースもあるでしょうね。
郵便契約目当てで所定の5排水素トンだけを貨物容積にして、残り全部旅客用なんて極端なパターンもアリだと思います。
この2つのパターンを前提にしてサンプルを考えてみましょう。
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型貨客船(貨物寄り仕様)10000排水素トン級、特等船客8人に対して1人のスチュワード(技能2)
そうです、いささか極端で申し訳ないですが、どちらも同じ旅客数に対してのサービスですので、実質同じ指数であると思います。
ですので、旅客数/(スチュワード数×平均技能)に対して例えば船体トン数で割るなどすれば、指数化が違ってきてしまう、ということを考慮しました。
2)既に乗客数でスケールメリットが反映されている。
更に山中教授が仰るようなスケールメリットは例えば、以下の様なケースですよね。
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース3:大型客船 4000排水素トン級、特等船客100人に対して13人のスチュワード(技能2)
模式的にケース2はケース1の単純に10倍です。
が、ケース3はケース2と同じ船体トン数ですが、恐らく大型化による旅客数を確保できるだろうというパターンです。
いわゆるスケールメリットがケース3では出せている、と評価できるのではないでしょうか。
ですので、旅客数/(スチュワード数×平均技能)を計算すると、
ケース1=8人/(1人×技能2)=指数4.0
ケース2=80人/(10人×技能2)=指数4.0
ケース3=100人/(13人×技能2)=指数3.8
となって、指数が小さいケース3の方が「よりサービスが良い」と評価できると考えましたが、如何でしょうか。
rom様
>「成功」出来る環境条件から星系の姿を想像するのが面白ポイント
全く賛同です。
困難なポイントや不自然不都合なUWPからそこで生き抜く人々の懸命な努力こそがトラベラーの面白ポイントなのだと本職も思います。
>マングース版かGURPS版で、レクリエーション設備のトン数や費用が設定されてた
復興委員会で松永様が作成して下さっているエクセルシート集にもありますので、御参考下さい。
(宇宙船の居住シートの中に娯楽設備が設定されています。)
http://matsumat.web.fc2.com/travexcel/index.html
>巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりするのかなあ
そういう仕様もありでしょうね。
ですが、搭載型では容積が割り引かれるルールもありますので、結果として分散型を選択するとか使い勝手と経費との按配なんでしょう。
大型ジャンプ可能船にシャトルを搭載して、シャトルの船倉を使った交易船(宇宙港へはシャトルで離着陸して、ジャンプ可能船は軌道上で待機)を試した事がありますが、
あれはあれで使い勝手が良かった気がします。(ついでで御紹介してしまいました。)
>スケールメリットも取り込みませんか?
そこは本職も考えたのですが、以下理由を考慮して断念しました。
1)極端な例を考慮した。
トラベラーでの船旅に供する旅客船は大きく2つのパターンになると思われます。
1つ目は専用の客船、つまり船1隻丸ごと旅客用の船舶です。
船内設備も船容積に対して大きく旅客用に配分されて、貨物スペースがあってもそれは荷役による事業利益を生じるものではありません。
2つ目は御存じA2型自由貿易船に代表されるような貨客船です。
その貨物と旅客の割合は船主の裁量に委ねられますが、貨物ばかりで数人の旅客を扱う場合もあれば旅客メインで僅かな貨物というケースもあるでしょうね。
郵便契約目当てで所定の5排水素トンだけを貨物容積にして、残り全部旅客用なんて極端なパターンもアリだと思います。
この2つのパターンを前提にしてサンプルを考えてみましょう。
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型貨客船(貨物寄り仕様)10000排水素トン級、特等船客8人に対して1人のスチュワード(技能2)
そうです、いささか極端で申し訳ないですが、どちらも同じ旅客数に対してのサービスですので、実質同じ指数であると思います。
ですので、旅客数/(スチュワード数×平均技能)に対して例えば船体トン数で割るなどすれば、指数化が違ってきてしまう、ということを考慮しました。
2)既に乗客数でスケールメリットが反映されている。
更に山中教授が仰るようなスケールメリットは例えば、以下の様なケースですよね。
ケース1:R型政府指定商船 400排水素トン級、特等船客 8人に対して1人のスチュワード(技能2)
ケース2:大型客船 4000排水素トン級、特等船客80人に対して10人のスチュワード(技能2)
ケース3:大型客船 4000排水素トン級、特等船客100人に対して13人のスチュワード(技能2)
模式的にケース2はケース1の単純に10倍です。
が、ケース3はケース2と同じ船体トン数ですが、恐らく大型化による旅客数を確保できるだろうというパターンです。
いわゆるスケールメリットがケース3では出せている、と評価できるのではないでしょうか。
ですので、旅客数/(スチュワード数×平均技能)を計算すると、
ケース1=8人/(1人×技能2)=指数4.0
ケース2=80人/(10人×技能2)=指数4.0
ケース3=100人/(13人×技能2)=指数3.8
となって、指数が小さいケース3の方が「よりサービスが良い」と評価できると考えましたが、如何でしょうか。
rom様
>「成功」出来る環境条件から星系の姿を想像するのが面白ポイント
全く賛同です。
困難なポイントや不自然不都合なUWPからそこで生き抜く人々の懸命な努力こそがトラベラーの面白ポイントなのだと本職も思います。
>マングース版かGURPS版で、レクリエーション設備のトン数や費用が設定されてた
復興委員会で松永様が作成して下さっているエクセルシート集にもありますので、御参考下さい。
(宇宙船の居住シートの中に娯楽設備が設定されています。)
http://matsumat.web.fc2.com/travexcel/index.html
>巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりするのかなあ
そういう仕様もありでしょうね。
ですが、搭載型では容積が割り引かれるルールもありますので、結果として分散型を選択するとか使い勝手と経費との按配なんでしょう。
大型ジャンプ可能船にシャトルを搭載して、シャトルの船倉を使った交易船(宇宙港へはシャトルで離着陸して、ジャンプ可能船は軌道上で待機)を試した事がありますが、
あれはあれで使い勝手が良かった気がします。(ついでで御紹介してしまいました。)
返信等々
> 工業社会を維持できなければさらにTLは低下するでしょうから、維持に成功した世界がTL8として扱われているのではないでしょうか。
はい、そうでしょう。個人的には「成功」出来る環境条件から星系の姿を想像するのが面白ポイントなのです。
> 豪華客船
マングース版かGURPS版で、レクリエーション設備のトン数や費用が設定されてたのを以前見た覚えがあります。
4トン/客室の共有分だけでなく明に設置した方が贅沢感が出ますね。
> 簡単に言えば、ハワイー成田間な恒星間航路ではなく、ハワイー鳥取空港なんてローカル(失礼!ぱっと思い付きです)な直行便が臨時でやってくれるみたいな感じです。
そうですね。まさにそういうユーティリティ性が売りなんでしょう。
大人口世界間の定期運輸等はバトルテンダーの民間版みたいな巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりするのかなあ、とか考えた事もあります。
はい、そうでしょう。個人的には「成功」出来る環境条件から星系の姿を想像するのが面白ポイントなのです。
> 豪華客船
マングース版かGURPS版で、レクリエーション設備のトン数や費用が設定されてたのを以前見た覚えがあります。
4トン/客室の共有分だけでなく明に設置した方が贅沢感が出ますね。
> 簡単に言えば、ハワイー成田間な恒星間航路ではなく、ハワイー鳥取空港なんてローカル(失礼!ぱっと思い付きです)な直行便が臨時でやってくれるみたいな感じです。
そうですね。まさにそういうユーティリティ性が売りなんでしょう。
大人口世界間の定期運輸等はバトルテンダーの民間版みたいな巨船に船荷ポッドや非ジャンプ船を積んで運用してたりするのかなあ、とか考えた事もあります。
指数化への提案
大臣様
No.1571へのレスです。
>例えば、スチュワード1人(技能2)が切り盛りしている政府指定商船(特等船客8人)なら8人/(1人×技能2)=4.0、
>美人なスチュワード1人(技能4)がいるA2型自由貿易船(特等船客7人)なら7人/(1人×技能4)=1.75と言う感じで、数値化できるのではないか
同規模の(客室数が同じ)宇宙船同士ならば、それで良いでしょうが。
客室数8の政府指定商船と、客室数800の大型客船を比べるのであれば、
スケールメリットも取り込みませんか?
共有区画が船客1人当たり1排水素トンだとしても、客室数8ならば8排水素トン、客室数800ならば800排水素トンを確保できます。
仮にレストランであっても、大人数を対象とするのであれば、調理設備を効率化できて、食材や調理方法のバリエーションも増すでしょう。
その効果は大きいのではないかな。
No.1571へのレスです。
>例えば、スチュワード1人(技能2)が切り盛りしている政府指定商船(特等船客8人)なら8人/(1人×技能2)=4.0、
>美人なスチュワード1人(技能4)がいるA2型自由貿易船(特等船客7人)なら7人/(1人×技能4)=1.75と言う感じで、数値化できるのではないか
同規模の(客室数が同じ)宇宙船同士ならば、それで良いでしょうが。
客室数8の政府指定商船と、客室数800の大型客船を比べるのであれば、
スケールメリットも取り込みませんか?
共有区画が船客1人当たり1排水素トンだとしても、客室数8ならば8排水素トン、客室数800ならば800排水素トンを確保できます。
仮にレストランであっても、大人数を対象とするのであれば、調理設備を効率化できて、食材や調理方法のバリエーションも増すでしょう。
その効果は大きいのではないかな。
大手船会社の昇進基準
れいこ様
No.1570へのレスです。
>大手船会社はスチュワードもハイレベル(文字通りの意味で)でしょうから、
>その分、特等客が寄ってくる。
大手に限らず中小運輸会社であっても、「自由貿易船」以外の企業であれば、以下のような昇進基準が用意されておりました(CT版「豪商」)。
接客部門
O0 スチュワード 5+ 定期便任務
O1 準パーサー 5+ 「スチュワード−1」または「砲術−1」
O2 副パーサー 5+ 「スチュワード−2」
O2 医療助手 6+ 「医学−1」
O3 パーサー 6+ 「接触−1」を持つ準パーサー
O3 医者 6+ 「医学−2」を持つ医療助手
O4 パーサー長 7+ 「管理−1」
以上、転載終わり。
スチュワードが2名以上乗り込んでいる場合は、その3割(端数切上げ)を準パーサーとする。
準パーサーが2名以上乗り込んでいる場合は、その半数(端数切捨て、但し1名以上)を副パーサーとする。
とかいった公式ルールがある訳ではありませんし、接客部門へ「異動」してくる場合や技能レベルに関係なく昇進できる場合もあったりしますが。
参考にはなるかと。
医学レベルは旅客(乗組員)の健康管理(予防/早期の対応)に不可欠だったりするのかな。
船医の人数が、最低基準を上回っていれば、特等船客に安心感を与えることができるかも。
No.1570へのレスです。
>大手船会社はスチュワードもハイレベル(文字通りの意味で)でしょうから、
>その分、特等客が寄ってくる。
大手に限らず中小運輸会社であっても、「自由貿易船」以外の企業であれば、以下のような昇進基準が用意されておりました(CT版「豪商」)。
接客部門
O0 スチュワード 5+ 定期便任務
O1 準パーサー 5+ 「スチュワード−1」または「砲術−1」
O2 副パーサー 5+ 「スチュワード−2」
O2 医療助手 6+ 「医学−1」
O3 パーサー 6+ 「接触−1」を持つ準パーサー
O3 医者 6+ 「医学−2」を持つ医療助手
O4 パーサー長 7+ 「管理−1」
以上、転載終わり。
スチュワードが2名以上乗り込んでいる場合は、その3割(端数切上げ)を準パーサーとする。
準パーサーが2名以上乗り込んでいる場合は、その半数(端数切捨て、但し1名以上)を副パーサーとする。
とかいった公式ルールがある訳ではありませんし、接客部門へ「異動」してくる場合や技能レベルに関係なく昇進できる場合もあったりしますが。
参考にはなるかと。
医学レベルは旅客(乗組員)の健康管理(予防/早期の対応)に不可欠だったりするのかな。
船医の人数が、最低基準を上回っていれば、特等船客に安心感を与えることができるかも。
なるほどそういえば
大臣さん
指数化は眼に見える良い提案ですね.
美人の凄腕スチュワードさんに当たりたいです。
トラベラーといえば、日本では『宇宙船サジタリウス』(だったかな?うろ覚えです)というアニメを例えに出す方がいると思いますが。
こうしてスチュワードに注目すると、『YAT! 安心宇宙旅行』(これまたうろ覚え)というアニメも、設定が借用できそうですねっ
残念ながらリアル世代ではないので見たことがありません。的外れなことを言っているかも。
どっか動画はあるかなぁ……。
指数化は眼に見える良い提案ですね.
美人の凄腕スチュワードさんに当たりたいです。
トラベラーといえば、日本では『宇宙船サジタリウス』(だったかな?うろ覚えです)というアニメを例えに出す方がいると思いますが。
こうしてスチュワードに注目すると、『YAT! 安心宇宙旅行』(これまたうろ覚え)というアニメも、設定が借用できそうですねっ
残念ながらリアル世代ではないので見たことがありません。的外れなことを言っているかも。
どっか動画はあるかなぁ……。
指数化のご提案
れいこCEO
皆様
例えば、な参考的提案です。
豪華客船に限らず、トラベラー宇宙での旅客サービスはそれこそピンキリなのではないか、と思われます。
最低限の安全な旅行ができる船室を1人あたり4排水素トン分と荷物分の容積を用意されて、ロボットだか愛想の悪いオジサン(スチュワード技能1)に食事の用意をされて1週間缶詰になってCr10,000の船賃と引き換えの船旅もあれば、
(こう書くと他人事ながらちょっといらっとしますね)
美人(あるいはイケメン)スチュワードの快適な接客術と豪華な料理の数々と品の良い調度品でラグジュアリーな船旅でも同じくCr10,000の特等チケットなのかプラスサービス料があるのかは判りませんが。
ともかく船会社や客船によって違いがあるのではないか、ということをまず申し上げたいのです。
じゃあそれどうやって評価するの?と言う点が今回の御提案です。
一番簡単なのは、乗客1人あたりに何人のサービス要員たるスチュワードが付くのか、つまり特等乗客数/スチュワード数として指数化してしまう方法があるでしょうね。
でもそれでは技能が高い低いは評価に反映されません。
じゃあ、スチュワード数ではなく、スチュワード数×平均スチュワード技能=総合計スチュワード技能で評価する、なんてのもありでしょうね。
例えば、スチュワード1人(技能2)が切り盛りしている政府指定商船(特等船客8人)なら8人/(1人×技能2)=4.0、
美人なスチュワード1人(技能4)がいるA2型自由貿易船(特等船客7人)なら7人/(1人×技能4)=1.75と言う感じで、数値化できるのではないか、と考えた次第です。
参考ですが、どこかネットの記事で見た記憶あったのですが、実際には乗客数/乗務員総数で計算した指数が紹介されていました。
例えば、某クルーズ客船(乗務員定数1238人)の乗客は2706人ですので、2706人/1238人=2.18です。
この指数が小さければ小さいほど乗務員が多い=サービスがきめ細かいだろう、という評価になっているのでしょうね。
皆様
例えば、な参考的提案です。
豪華客船に限らず、トラベラー宇宙での旅客サービスはそれこそピンキリなのではないか、と思われます。
最低限の安全な旅行ができる船室を1人あたり4排水素トン分と荷物分の容積を用意されて、ロボットだか愛想の悪いオジサン(スチュワード技能1)に食事の用意をされて1週間缶詰になってCr10,000の船賃と引き換えの船旅もあれば、
(こう書くと他人事ながらちょっといらっとしますね)
美人(あるいはイケメン)スチュワードの快適な接客術と豪華な料理の数々と品の良い調度品でラグジュアリーな船旅でも同じくCr10,000の特等チケットなのかプラスサービス料があるのかは判りませんが。
ともかく船会社や客船によって違いがあるのではないか、ということをまず申し上げたいのです。
じゃあそれどうやって評価するの?と言う点が今回の御提案です。
一番簡単なのは、乗客1人あたりに何人のサービス要員たるスチュワードが付くのか、つまり特等乗客数/スチュワード数として指数化してしまう方法があるでしょうね。
でもそれでは技能が高い低いは評価に反映されません。
じゃあ、スチュワード数ではなく、スチュワード数×平均スチュワード技能=総合計スチュワード技能で評価する、なんてのもありでしょうね。
例えば、スチュワード1人(技能2)が切り盛りしている政府指定商船(特等船客8人)なら8人/(1人×技能2)=4.0、
美人なスチュワード1人(技能4)がいるA2型自由貿易船(特等船客7人)なら7人/(1人×技能4)=1.75と言う感じで、数値化できるのではないか、と考えた次第です。
参考ですが、どこかネットの記事で見た記憶あったのですが、実際には乗客数/乗務員総数で計算した指数が紹介されていました。
例えば、某クルーズ客船(乗務員定数1238人)の乗客は2706人ですので、2706人/1238人=2.18です。
この指数が小さければ小さいほど乗務員が多い=サービスがきめ細かいだろう、という評価になっているのでしょうね。
スチュワード1技能とレンジでチンの料理では対抗しようがない()
大臣さん
面白いです。
そういえば、スチュワード技能の高さが『特等船客』の人数に影響するルールでしたね。
大手船会社はスチュワードもハイレベル(文字通りの意味で)でしょうから、
その分、特等客が寄ってくる。
トラベラーは本当によくできたシステムですねっ。
●追記
船会社が、「あの名スチュワードが料理に腕を奮う!」とか宣伝を打つのを想像しました。
料理の鉄人感覚で()
面白いです。
そういえば、スチュワード技能の高さが『特等船客』の人数に影響するルールでしたね。
大手船会社はスチュワードもハイレベル(文字通りの意味で)でしょうから、
その分、特等客が寄ってくる。
トラベラーは本当によくできたシステムですねっ。
●追記
船会社が、「あの名スチュワードが料理に腕を奮う!」とか宣伝を打つのを想像しました。
料理の鉄人感覚で()
客船の旅客サービスについて
究極狂人R様
山中教授
皆様
>収益構造は常時満員でも赤字一歩手前なので余分なサービスを追加する余裕は無い
そうなんですよね。
ですので、rom様が御指摘された小型の客船では費用対効果が低いので赤字になる仕組みです。
じゃあそれなら豪華客船の需要がないかというとそんなことはない、と思うのです。
となれば、収益性を求めて、なおかつ豪華な船旅需要も満たすとなれば。
その解決策はただ1つ。
「客船の大型化」です。ということで、究極狂人R様の御指摘へと繋がると存じます。
が、経営的に難しいのはここから。
大型の豪華客船を運航するには、建造して就航させるだけの規模の経営が成り立っている事がまず大前提です。
それに加えて、出発星系と目的星系とを結んでそれなりの集客ができるだけの星系内での営業能力があること。
更に、出発星系にはその集客が定常的に見込めるだけの経済的余裕があること、などが豪華客船航路を維持するのに必要な条件ではないでしょうか。
更に申し上げれば。
目的星系には経済的な余裕は不要です。なぜなら旅客は片道切符ではなく往復で、乗船客は必ず生活拠点である出発星系へと戻るからです。
ですので、1人あたりの乗船客は往復2枚の搭乗券を(同じ船とは限りませんが)購入することになるでしょう。
またひょっとしたらトラベラー宇宙でのこうした富裕な旅行客は船旅自体を楽しむもので、目的星系での滞在自体はプラスアルファなのかも知れませんよね。
そうなると輸送会社の客船でのサービスの工夫こそが集客量に影響してくる可能性もあります。
となれば、ますます自由貿易商船での船旅とのサービス格差が凄まじい事になりそうですね。
とてもさっき宇宙港で雇い入れたスチュワード1技能とレンジでチンの料理では対抗しようがない、なんてことになるのかも。
山中教授
皆様
>収益構造は常時満員でも赤字一歩手前なので余分なサービスを追加する余裕は無い
そうなんですよね。
ですので、rom様が御指摘された小型の客船では費用対効果が低いので赤字になる仕組みです。
じゃあそれなら豪華客船の需要がないかというとそんなことはない、と思うのです。
となれば、収益性を求めて、なおかつ豪華な船旅需要も満たすとなれば。
その解決策はただ1つ。
「客船の大型化」です。ということで、究極狂人R様の御指摘へと繋がると存じます。
が、経営的に難しいのはここから。
大型の豪華客船を運航するには、建造して就航させるだけの規模の経営が成り立っている事がまず大前提です。
それに加えて、出発星系と目的星系とを結んでそれなりの集客ができるだけの星系内での営業能力があること。
更に、出発星系にはその集客が定常的に見込めるだけの経済的余裕があること、などが豪華客船航路を維持するのに必要な条件ではないでしょうか。
更に申し上げれば。
目的星系には経済的な余裕は不要です。なぜなら旅客は片道切符ではなく往復で、乗船客は必ず生活拠点である出発星系へと戻るからです。
ですので、1人あたりの乗船客は往復2枚の搭乗券を(同じ船とは限りませんが)購入することになるでしょう。
またひょっとしたらトラベラー宇宙でのこうした富裕な旅行客は船旅自体を楽しむもので、目的星系での滞在自体はプラスアルファなのかも知れませんよね。
そうなると輸送会社の客船でのサービスの工夫こそが集客量に影響してくる可能性もあります。
となれば、ますます自由貿易商船での船旅とのサービス格差が凄まじい事になりそうですね。
とてもさっき宇宙港で雇い入れたスチュワード1技能とレンジでチンの料理では対抗しようがない、なんてことになるのかも。
大型客船の旅客サービスについて考えてみました。
豪華客船でなくとも山中様設計のヴィヴィアン型定期客船(1万トン )であれば宇宙船建造ルールの範囲内である程度の娯楽施設を
整えることは可能では無いでしょうか。食事を二交代制にして浮いたスペースを娯楽施設に充てれば行けるかと思います。
(現実の豪華客船でも普通にやっている事であり、十分許容範囲内であると考えます)
http://kemkem1.com/TRAVELLER/hukkou/hukkou2/yamanakasan/sp/Liner_Ship_10k.html
ヴィヴィアン型定期客船の旅客用共用スペースが1100×2=2200トン、その内の一割を節約できれば220トンであり、自由貿易船丸々一隻分のスペースが確保できます。
小規模なカジノとミニシアター位は作れるのではないでしょうか
テュケラ運輸の RT型客船では無理だと思います。山中様設計の90人乗りの仕様でも旅客用共用スペースは90×2=180トンであり、一割節約したとしても18トンにしかなりません。
しかも収益構造は常時満員でも赤字一歩手前なので余分なサービスを追加する余裕は無い物と思われます。
Rom様
>工業社会を維持するためには、十分な人口と生産性、環境容量が必要なので
>小惑星帯はなかなか厳しいんじゃないかなと思いますが、太陽系のアステロ
>ドベルトより大規模でかつ恒星に近いとかの条件でなんとかなるでしょうか。
工業社会を維持できなければさらにTLは低下するでしょうから、維持に成功した世界がTL8として扱われているのではないでしょうか。
(「ハードタイムズ」のUWP変更ルールにおいても人口が少ない程TLは低下しやすくなります)
整えることは可能では無いでしょうか。食事を二交代制にして浮いたスペースを娯楽施設に充てれば行けるかと思います。
(現実の豪華客船でも普通にやっている事であり、十分許容範囲内であると考えます)
http://kemkem1.com/TRAVELLER/hukkou/hukkou2/yamanakasan/sp/Liner_Ship_10k.html
ヴィヴィアン型定期客船の旅客用共用スペースが1100×2=2200トン、その内の一割を節約できれば220トンであり、自由貿易船丸々一隻分のスペースが確保できます。
小規模なカジノとミニシアター位は作れるのではないでしょうか
テュケラ運輸の RT型客船では無理だと思います。山中様設計の90人乗りの仕様でも旅客用共用スペースは90×2=180トンであり、一割節約したとしても18トンにしかなりません。
しかも収益構造は常時満員でも赤字一歩手前なので余分なサービスを追加する余裕は無い物と思われます。
Rom様
>工業社会を維持するためには、十分な人口と生産性、環境容量が必要なので
>小惑星帯はなかなか厳しいんじゃないかなと思いますが、太陽系のアステロ
>ドベルトより大規模でかつ恒星に近いとかの条件でなんとかなるでしょうか。
工業社会を維持できなければさらにTLは低下するでしょうから、維持に成功した世界がTL8として扱われているのではないでしょうか。
(「ハードタイムズ」のUWP変更ルールにおいても人口が少ない程TLは低下しやすくなります)
オールドSFのスケール感
> E・C・タブ(デュマレスト・サーガ)、ニーヴン(ノウンスペース)等のSF(トラベラーの参考作品)を読むと、
> 大型の豪華客船は描写されないのですよね。
CTの艦船(いわゆるAdeventure Class Ship)のスケール感はコンパクトで、
元々のイメージがそういう物だというのは同意です。
T5を見ても、M.M.氏は小スケールの方が好みっぽいし。
その後、プレイヤーの需要の応じて大型の艦船をルール上、世界観上に取り込んで行ったのでしょう。
MT時代の設定は1万トンクラスはアリの世界観になってると思います。
# ノウンスペースでも、ロングショット号のような巨大船はありますが。(直径300mの球=約100万トン)。
> 豪華客船
Traveller wiki を luxary liner で検索すると 800〜10,000 トンくらいの範囲で設定された物がいくらかありそうです。
富裕層がジャンプ空間の無聊を慰める体験を提供出来る設備、サービスを求めるのは当然でしょう。
> ディーマの銀河核方向3パーセクの距離にあるサマル(samar)星系のことではないかと思いました。
これは見落し、多分そちらですね。
> ハードタイムズの設定
> TL8であれば小惑星世界であっても、「衰退する世界」ですらない「生命維持には問題の無い世界」として扱われます。
なるほど…。
工業社会を維持するためには、十分な人口と生産性、環境容量が必要なので
小惑星帯はなかなか厳しいんじゃないかなと思いますが、太陽系のアステロ
ドベルトより大規模でかつ恒星に近いとかの条件でなんとかなるでしょうか。
> 太陽発電衛星
大気のある地表より効率が良いので、真空世界でないなら選択肢になりますね。
> MPDアークジェット
忘れてました。ハードタイムズで採用例が設定されてるのかー。
0.03Gですとちょっと大き目の衛星に近付くのも厳しいですが、
重力井戸につかまらない範囲でゆるゆると運用してるのでしょう。
> 大型の豪華客船は描写されないのですよね。
CTの艦船(いわゆるAdeventure Class Ship)のスケール感はコンパクトで、
元々のイメージがそういう物だというのは同意です。
T5を見ても、M.M.氏は小スケールの方が好みっぽいし。
その後、プレイヤーの需要の応じて大型の艦船をルール上、世界観上に取り込んで行ったのでしょう。
MT時代の設定は1万トンクラスはアリの世界観になってると思います。
# ノウンスペースでも、ロングショット号のような巨大船はありますが。(直径300mの球=約100万トン)。
> 豪華客船
Traveller wiki を luxary liner で検索すると 800〜10,000 トンくらいの範囲で設定された物がいくらかありそうです。
富裕層がジャンプ空間の無聊を慰める体験を提供出来る設備、サービスを求めるのは当然でしょう。
> ディーマの銀河核方向3パーセクの距離にあるサマル(samar)星系のことではないかと思いました。
これは見落し、多分そちらですね。
> ハードタイムズの設定
> TL8であれば小惑星世界であっても、「衰退する世界」ですらない「生命維持には問題の無い世界」として扱われます。
なるほど…。
工業社会を維持するためには、十分な人口と生産性、環境容量が必要なので
小惑星帯はなかなか厳しいんじゃないかなと思いますが、太陽系のアステロ
ドベルトより大規模でかつ恒星に近いとかの条件でなんとかなるでしょうか。
> 太陽発電衛星
大気のある地表より効率が良いので、真空世界でないなら選択肢になりますね。
> MPDアークジェット
忘れてました。ハードタイムズで採用例が設定されてるのかー。
0.03Gですとちょっと大き目の衛星に近付くのも厳しいですが、
重力井戸につかまらない範囲でゆるゆると運用してるのでしょう。
インフラと豪華客船と。
究極狂人R様
>TL8であればエネルギー源として「太陽発電衛星」が使用可能
そうですね、要するに技術力があって、インフラとして資源投入可能ならば実用化できる、ということだと存じます。
ですので、核分裂炉にしても太陽光パネルによるソーラー発電にしても大規模にして費用対効果が見込めれば問題なしでしょう。
結果として、
>太陽発電衛星を打ち上げる計画が示唆されており、億単位の人口を養うことが可能
となるのでしょうね。
我々も今は必要に迫られてメガソーラーやら風力発電の再生可能発電に力が入っていますが、経済的や環境問題アレコレを考慮した結果の進む道ですよね。
これがもし採算や技術的により条件が良い選択肢があれば、別の道があるということでしょう。
つまり。いついかなる時でも選択肢は1つとは限らない、正解はない、ということかと存じます。
れいこCEO
>豪華客船ヒューライン・アティクターン(公称12000t、J4,4G)
御紹介ありがとうございました。
ぜひれいこCEOの会社も同級いやそれ以上の豪華客船を何隻も保有できるくらいに成長させましょう。
その前に、CEO個人所有の特注設計仕様の豪華ヨット1隻くらいは欲しいですね。経費で買っちゃいましょう。
>TL8であればエネルギー源として「太陽発電衛星」が使用可能
そうですね、要するに技術力があって、インフラとして資源投入可能ならば実用化できる、ということだと存じます。
ですので、核分裂炉にしても太陽光パネルによるソーラー発電にしても大規模にして費用対効果が見込めれば問題なしでしょう。
結果として、
>太陽発電衛星を打ち上げる計画が示唆されており、億単位の人口を養うことが可能
となるのでしょうね。
我々も今は必要に迫られてメガソーラーやら風力発電の再生可能発電に力が入っていますが、経済的や環境問題アレコレを考慮した結果の進む道ですよね。
これがもし採算や技術的により条件が良い選択肢があれば、別の道があるということでしょう。
つまり。いついかなる時でも選択肢は1つとは限らない、正解はない、ということかと存じます。
れいこCEO
>豪華客船ヒューライン・アティクターン(公称12000t、J4,4G)
御紹介ありがとうございました。
ぜひれいこCEOの会社も同級いやそれ以上の豪華客船を何隻も保有できるくらいに成長させましょう。
その前に、CEO個人所有の特注設計仕様の豪華ヨット1隻くらいは欲しいですね。経費で買っちゃいましょう。
12000t豪華客船ヒューライン・アティクターン
豪華客船クルーズの旅、憧れますね〜。
設定としては、あるみたいです。豪華客船。
タクテクス別冊RPGマガジン2号に(月刊RPGマガジンではない)、
12000t豪華客船ヒューライン・アティクターン(公称12000t、J4,4G)という記事が載ってました。
「ヒューライン・デュナー社の、同社最大の豪華客船です」とのこと。
デカーい、説明不要!
設定としては、あるみたいです。豪華客船。
タクテクス別冊RPGマガジン2号に(月刊RPGマガジンではない)、
12000t豪華客船ヒューライン・アティクターン(公称12000t、J4,4G)という記事が載ってました。
「ヒューライン・デュナー社の、同社最大の豪華客船です」とのこと。
デカーい、説明不要!
皆様ご無沙汰していました。究極狂人Rです
帰省から戻りましたので、議論に復帰させて頂きます。
TL4の真空世界
Traveller Mapを調べていたところ、一時的に孤立してTL4まで後退した(現在でもTL7)ことのある真空世界を発見しました。
https://wiki.travellerrpg.com/Candia_(world)
自動翻訳だとこんな感じになりました。
「帝国との接触が再開されるまでに、カンディアは絶滅の危機に瀕している退行したコロニーでした。技術レベルは4に低下しました。
生命維持が失敗するのではないかという絶え間ない恐れがありました。水の不足は危機となり、高齢者や虚弱者の間で多数の死者が出ました。
厳格な配給が開始されました。システムの外側への時折の任務は歓迎の氷のボールを持ち帰りましたが、
4隻の(かろうじて)運用中の船(両方のボート)だけが旅行を生き延びたことは小さな奇跡ではありませんでした。
幸いなことに、再発見(ジャストインタイム)は避けられない大量死を防ぎました。」
食料にはキノコを使用していたようです。
「真空の世界の低い技術レベルと一般的な望ましくないことに加えて、カンディアは鉱物に乏しいです(セレニアの世界;セレニアンタイプ-ArcBuilderを参照)。
人が住む洞窟システム(すべて人工)からのキノコ園は、依然としてほとんどの栄養と輸出を提供しています(特に医薬品、特定の抽出物には強力な抗発がん物質が含まれています)。」
TL4で孤立していても一時的には生命維持が可能なようですが、本当にギリギリでいつ全滅してもおかしくないようですね。
TL8の小惑星世界
「ハードタイムズ」の設定を補足させて頂きます。
「ハードタイムズ」のルール上、TL7の時点で大気コードがCで無い限り長期的な生命維持が確立されます。
TL8であれば小惑星世界であっても、「衰退する世界」ですらない「生命維持には問題の無い世界」として扱われます。
ちなみにTL8であればエネルギー源として「太陽発電衛星」が使用可能になります。
(ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB )
「ハードタイムズ」のシナリオで、TL8に後退した高人口世界のジェデル(C4349BC-D→D434900-8)において太陽発電衛星を
打ち上げる計画が示唆されており、億単位の人口を養うことが可能な様です。
宇宙線の推進システムとしてはMPD(磁気プラズマドライブ)が使用可能です
(ttps://ja.wikipedia.org/wiki/MPD%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88)
「ハードタイムズ」で紹介されている「ファー・レベル級低速商船」はパワープラントとして太陽電池パック、
推進システムとしてMPDが使用されており、加速性能は僅か0.03Gですが、無補給で60日の連続運航が可能です
TL4の真空世界
Traveller Mapを調べていたところ、一時的に孤立してTL4まで後退した(現在でもTL7)ことのある真空世界を発見しました。
https://wiki.travellerrpg.com/Candia_(world)
自動翻訳だとこんな感じになりました。
「帝国との接触が再開されるまでに、カンディアは絶滅の危機に瀕している退行したコロニーでした。技術レベルは4に低下しました。
生命維持が失敗するのではないかという絶え間ない恐れがありました。水の不足は危機となり、高齢者や虚弱者の間で多数の死者が出ました。
厳格な配給が開始されました。システムの外側への時折の任務は歓迎の氷のボールを持ち帰りましたが、
4隻の(かろうじて)運用中の船(両方のボート)だけが旅行を生き延びたことは小さな奇跡ではありませんでした。
幸いなことに、再発見(ジャストインタイム)は避けられない大量死を防ぎました。」
食料にはキノコを使用していたようです。
「真空の世界の低い技術レベルと一般的な望ましくないことに加えて、カンディアは鉱物に乏しいです(セレニアの世界;セレニアンタイプ-ArcBuilderを参照)。
人が住む洞窟システム(すべて人工)からのキノコ園は、依然としてほとんどの栄養と輸出を提供しています(特に医薬品、特定の抽出物には強力な抗発がん物質が含まれています)。」
TL4で孤立していても一時的には生命維持が可能なようですが、本当にギリギリでいつ全滅してもおかしくないようですね。
TL8の小惑星世界
「ハードタイムズ」の設定を補足させて頂きます。
「ハードタイムズ」のルール上、TL7の時点で大気コードがCで無い限り長期的な生命維持が確立されます。
TL8であれば小惑星世界であっても、「衰退する世界」ですらない「生命維持には問題の無い世界」として扱われます。
ちなみにTL8であればエネルギー源として「太陽発電衛星」が使用可能になります。
(ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB )
「ハードタイムズ」のシナリオで、TL8に後退した高人口世界のジェデル(C4349BC-D→D434900-8)において太陽発電衛星を
打ち上げる計画が示唆されており、億単位の人口を養うことが可能な様です。
宇宙線の推進システムとしてはMPD(磁気プラズマドライブ)が使用可能です
(ttps://ja.wikipedia.org/wiki/MPD%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88)
「ハードタイムズ」で紹介されている「ファー・レベル級低速商船」はパワープラントとして太陽電池パック、
推進システムとしてMPDが使用されており、加速性能は僅か0.03Gですが、無補給で60日の連続運航が可能です
豪華客船で行く1週間の旅
山中教授
>古代テラの海洋を航行していた豪華客船に当てはめるのは無理があるのかと
いえいえ、その無理を通して通りを叩き折る方法を考えたく。え?付き合ってらんないって?
ルール的にはお仕着せの船体トン数が準備されていますが、恐らくは理論上としての限界点はあるのでしょうけど、
もっと巨大な宇宙船が建造可能だからこそ宇宙海軍でもルール化されているのだろう、と勝手に解釈しようと存じます。
要するにどう設定するかでしょうし、その設定に無理がなければ採用!でもよいのではないでしょうか。
>1週間の退屈に耐える、という感じの恒星間旅行になるのではないか
いえいえ、そこはそれこそ工夫のしどころですよ。
どっかの政府みたいにカジノを作るもよし、超大型スクリーンで大長編映画をぶっ続けで見るもよし、
船会社の工夫でタレントやら役者やらを乗っけて、芝居やショーをやるもよし、
豪華絢爛の演出と料理で1週間のパーティーをやる、なんてのもありではないでしょうか。
壁に向かってぶつぶつと呟いて過ごす1週間よりは非日常な船旅をどう楽しむか、というのも面白いのではないかと思いますよ。
>古代テラの海洋を航行していた豪華客船に当てはめるのは無理があるのかと
いえいえ、その無理を通して通りを叩き折る方法を考えたく。え?付き合ってらんないって?
ルール的にはお仕着せの船体トン数が準備されていますが、恐らくは理論上としての限界点はあるのでしょうけど、
もっと巨大な宇宙船が建造可能だからこそ宇宙海軍でもルール化されているのだろう、と勝手に解釈しようと存じます。
要するにどう設定するかでしょうし、その設定に無理がなければ採用!でもよいのではないでしょうか。
>1週間の退屈に耐える、という感じの恒星間旅行になるのではないか
いえいえ、そこはそれこそ工夫のしどころですよ。
どっかの政府みたいにカジノを作るもよし、超大型スクリーンで大長編映画をぶっ続けで見るもよし、
船会社の工夫でタレントやら役者やらを乗っけて、芝居やショーをやるもよし、
豪華絢爛の演出と料理で1週間のパーティーをやる、なんてのもありではないでしょうか。
壁に向かってぶつぶつと呟いて過ごす1週間よりは非日常な船旅をどう楽しむか、というのも面白いのではないかと思いますよ。
客船稼業と海賊仕事と。
rom様
れいこCEO
>普通は大枚叩いて怪しげな独立商人の小型船には乗らんでしょう
ええ、本職もそう思うのです、が。いわゆる「白タク」ですよ。
どうしてもやむおえない事情でこの日までに目的星系に到着しなくてはならない、その手段が他にない、というパターンはあると思います。
まして大手輸送会社は決められた星系に定期運航でしょうから、定員いっぱいならどう頑張っても乗れないでしょう。
もしくは大金持ちなら専用にチャーター船を用立てているでしょう。
つまり、チャーターは無理、だけど何かしらの事情を持っていてスケジュールに縛られているビジネス客か旅行者がこうした自由貿易船の旅客になるのではないでしょうか。
例えば今回のGWみたいに休みかこの期間しかない、その時間内で旅行したい、なんてパターンもあるのではないかと思うのです。
>スケジュールの調整がし易い等の理由で小型船の客席にも需要がある
小型船は恐らく大手輸送会社も運航していると思いますよ。
というのは出発地と到着地の人口によって需要量としての旅客数がおのずと定まると思うのです。
そしてその最適化された旅客数によって、この航路はそんなに人数が見込めない、だから小型船しか就航できない、となれば大手輸送会社の定期航路であっても小型客船を投入する事になるでしょう。
非定期航路で不定期どころか2度と運航するかアヤシイ自由貿易商船(サービス内容も期待できない)に好きこのんで乗る客なんているかということですが、
rom様の仰るとおり、スケジュール上の理由で搭乗せざる得ない、という人々も存在すると思います。
自由貿易商人側の経営事情もあって、特等船客の利益率は一般的な船荷よりも高いんですよね。
可能ならばいっそのこと船倉を全て旅客化してしまい、客船にしてしまっても良いくらいです。
もっと言えば、中途半端にスチュワードを置かざる得ない貨客船仕様ではなく、完全に客船にして運航するか、それともスチュワード不要な完全貨物船化してしまう方が遥かに経営的なロスはないと思います。
あれもこれもと色気を出すのが、結局はどっちつかずというのが限られた手持ち札を効率よく使いこなせないことになるかと。
以前にもれいこCEOに申し上げましたが、一刻も早く経営を安定させて経営規模を大きくして、2つ以上の星系を繋ぐ定期航路を持つ輸送会社にならないとジリ貧経営で常に倒産危機に晒されることになります。
>普通に考えるとジャンプ船と星系内船は分業した方が効率的
そうだと思います。
更に言えば、恒星間航路は専用の輸送会社が運航していて、その星系のメインな宇宙港をハブ港にして、地方と星系内航路は別に運航されているのではないでしょうか。
その場合、星系内航路は地元の専用会社が運航していて、提携はあれど別経営なのではないか、と思います。
この辺りも、自由貿易商人の運航する商船ならば、自由度が効いて、地方宇宙港まで乗せてくれる、なんてこともあるのでしょうね。
そうした点も搭乗手続きの段階で乗客に説明されて利用者を募集するのではないでしょうか。
簡単に言えば、ハワイー成田間な恒星間航路ではなく、ハワイー鳥取空港なんてローカル(失礼!ぱっと思い付きです)な直行便が臨時でやってくれるみたいな感じです。
>海賊の根拠地
とは言え、ずん止まりで燃料の輸送を何とかしないと海賊達も身動きとれないので、実運用は相当大変だと思いますよ。
もちろんその大変さを逆手に取った上での根拠地化にした点はなるほどと存じますが。
ハードタイムス時代ですので、そこまで取り回しの苦労を背負い込まなくてもナントカ海賊稼業をもう少し楽にやっていけそうな気がしますけどねえ。
あ、その星系住民にとっても必要とされるからこそという設定になっているのかも知れませんね。
つまり実態は海賊業+星系の外部との輸入専門業者という位置付けですね。
はたしてどっちが儲かるのか判りませんが、後者は必需の事業ですし独占状態でしょうから実は真っ当な商売なのかも。
れいこCEO
>普通は大枚叩いて怪しげな独立商人の小型船には乗らんでしょう
ええ、本職もそう思うのです、が。いわゆる「白タク」ですよ。
どうしてもやむおえない事情でこの日までに目的星系に到着しなくてはならない、その手段が他にない、というパターンはあると思います。
まして大手輸送会社は決められた星系に定期運航でしょうから、定員いっぱいならどう頑張っても乗れないでしょう。
もしくは大金持ちなら専用にチャーター船を用立てているでしょう。
つまり、チャーターは無理、だけど何かしらの事情を持っていてスケジュールに縛られているビジネス客か旅行者がこうした自由貿易船の旅客になるのではないでしょうか。
例えば今回のGWみたいに休みかこの期間しかない、その時間内で旅行したい、なんてパターンもあるのではないかと思うのです。
>スケジュールの調整がし易い等の理由で小型船の客席にも需要がある
小型船は恐らく大手輸送会社も運航していると思いますよ。
というのは出発地と到着地の人口によって需要量としての旅客数がおのずと定まると思うのです。
そしてその最適化された旅客数によって、この航路はそんなに人数が見込めない、だから小型船しか就航できない、となれば大手輸送会社の定期航路であっても小型客船を投入する事になるでしょう。
非定期航路で不定期どころか2度と運航するかアヤシイ自由貿易商船(サービス内容も期待できない)に好きこのんで乗る客なんているかということですが、
rom様の仰るとおり、スケジュール上の理由で搭乗せざる得ない、という人々も存在すると思います。
自由貿易商人側の経営事情もあって、特等船客の利益率は一般的な船荷よりも高いんですよね。
可能ならばいっそのこと船倉を全て旅客化してしまい、客船にしてしまっても良いくらいです。
もっと言えば、中途半端にスチュワードを置かざる得ない貨客船仕様ではなく、完全に客船にして運航するか、それともスチュワード不要な完全貨物船化してしまう方が遥かに経営的なロスはないと思います。
あれもこれもと色気を出すのが、結局はどっちつかずというのが限られた手持ち札を効率よく使いこなせないことになるかと。
以前にもれいこCEOに申し上げましたが、一刻も早く経営を安定させて経営規模を大きくして、2つ以上の星系を繋ぐ定期航路を持つ輸送会社にならないとジリ貧経営で常に倒産危機に晒されることになります。
>普通に考えるとジャンプ船と星系内船は分業した方が効率的
そうだと思います。
更に言えば、恒星間航路は専用の輸送会社が運航していて、その星系のメインな宇宙港をハブ港にして、地方と星系内航路は別に運航されているのではないでしょうか。
その場合、星系内航路は地元の専用会社が運航していて、提携はあれど別経営なのではないか、と思います。
この辺りも、自由貿易商人の運航する商船ならば、自由度が効いて、地方宇宙港まで乗せてくれる、なんてこともあるのでしょうね。
そうした点も搭乗手続きの段階で乗客に説明されて利用者を募集するのではないでしょうか。
簡単に言えば、ハワイー成田間な恒星間航路ではなく、ハワイー鳥取空港なんてローカル(失礼!ぱっと思い付きです)な直行便が臨時でやってくれるみたいな感じです。
>海賊の根拠地
とは言え、ずん止まりで燃料の輸送を何とかしないと海賊達も身動きとれないので、実運用は相当大変だと思いますよ。
もちろんその大変さを逆手に取った上での根拠地化にした点はなるほどと存じますが。
ハードタイムス時代ですので、そこまで取り回しの苦労を背負い込まなくてもナントカ海賊稼業をもう少し楽にやっていけそうな気がしますけどねえ。
あ、その星系住民にとっても必要とされるからこそという設定になっているのかも知れませんね。
つまり実態は海賊業+星系の外部との輸入専門業者という位置付けですね。
はたしてどっちが儲かるのか判りませんが、後者は必需の事業ですし独占状態でしょうから実は真っ当な商売なのかも。
環境システムの整備を出来なくなった理由はどちら?
rom様 れいこ様
無料の鉱石(free cargoes of ore)と引き換えに、環境システムの整備を請け負うサマランの商人(samaran merchant)について、
何を意味する隠語なのかと思って私も調べていましたが、
ディーマの銀河核方向3パーセクの距離にあるサマル(samar)星系のことではないかと思いました。
最初はてっきりsamaritanの誤植かと……。
環境システムは簡単な整備(low-level maintenance)であれば、商船乗組員でも直せたようですが、
環境システムの消耗(劣化)具合が深刻になるにつれて、商船乗組員では直せなくなったらしい。
商船の乗組員はTL14を直せる技術や工具を持っていた、ということかと(交換部品までは手配できず)。
あるいは、無政府状態に陥って(恐らく鉱石採掘も出来なくなって)、商船との取引が出来なくなり、
海賊を頼るようになったというニュアンス?
海賊が面倒を見るようになったsystemを、ディーマ星系と訳していましたが、ここでは環境システムのことか。
売る物(鉱石)が無くなれば、後はサービスを売る(婉曲表現)しかないよね。
あるいは、海賊船の補充要員へ志願する(気分は出稼ぎ)くらい?
TL4は、真空容器(ドーム都市などの居住空間)を維持できるだけであり、
酸素や水処理は輸入品(TL5以上)に頼らざるを得ない、ということですかね。
この部分はrom様に同意。
無料の鉱石(free cargoes of ore)と引き換えに、環境システムの整備を請け負うサマランの商人(samaran merchant)について、
何を意味する隠語なのかと思って私も調べていましたが、
ディーマの銀河核方向3パーセクの距離にあるサマル(samar)星系のことではないかと思いました。
最初はてっきりsamaritanの誤植かと……。
環境システムは簡単な整備(low-level maintenance)であれば、商船乗組員でも直せたようですが、
環境システムの消耗(劣化)具合が深刻になるにつれて、商船乗組員では直せなくなったらしい。
商船の乗組員はTL14を直せる技術や工具を持っていた、ということかと(交換部品までは手配できず)。
あるいは、無政府状態に陥って(恐らく鉱石採掘も出来なくなって)、商船との取引が出来なくなり、
海賊を頼るようになったというニュアンス?
海賊が面倒を見るようになったsystemを、ディーマ星系と訳していましたが、ここでは環境システムのことか。
売る物(鉱石)が無くなれば、後はサービスを売る(婉曲表現)しかないよね。
あるいは、海賊船の補充要員へ志願する(気分は出稼ぎ)くらい?
TL4は、真空容器(ドーム都市などの居住空間)を維持できるだけであり、
酸素や水処理は輸入品(TL5以上)に頼らざるを得ない、ということですかね。
この部分はrom様に同意。
恒星間旅行は、退屈に耐える1週間
大臣様
E・C・タブ(デュマレスト・サーガ)、ニーヴン(ノウンスペース)等のSF(トラベラーの参考作品)を読むと、
大型の豪華客船は描写されないのですよね。
CT版基本ルールでは、宇宙船の最大サイズが5,000トン(J1性能)ですから、
一般の旅客船は、トラベラー・アドベンチャーに掲載されていたような、1,000トンサイズ(J4性能)が限界なのでしょう。
そのサイズでは、専用室50個ぐらいが最大値ですので、古代テラの海洋を航行していた豪華客船に当てはめるのは無理があるのかと。
恒星間旅行(ジャンプ空間)を娯楽として楽しむというよりは、
狭い船内(共有室含む)に閉じこもって、1週間の退屈に耐える、
という感じの恒星間旅行になるのではないかと。
なので、退屈を話術等で紛らわしてくれるスチュワードの技術が高く評価されるとか……。
上記に上げた参考作品はそんな感じなので、デザイナーもイメージもそっちなのでは?
E・C・タブ(デュマレスト・サーガ)、ニーヴン(ノウンスペース)等のSF(トラベラーの参考作品)を読むと、
大型の豪華客船は描写されないのですよね。
CT版基本ルールでは、宇宙船の最大サイズが5,000トン(J1性能)ですから、
一般の旅客船は、トラベラー・アドベンチャーに掲載されていたような、1,000トンサイズ(J4性能)が限界なのでしょう。
そのサイズでは、専用室50個ぐらいが最大値ですので、古代テラの海洋を航行していた豪華客船に当てはめるのは無理があるのかと。
恒星間旅行(ジャンプ空間)を娯楽として楽しむというよりは、
狭い船内(共有室含む)に閉じこもって、1週間の退屈に耐える、
という感じの恒星間旅行になるのではないかと。
なので、退屈を話術等で紛らわしてくれるスチュワードの技術が高く評価されるとか……。
上記に上げた参考作品はそんな感じなので、デザイナーもイメージもそっちなのでは?
お題
> 自由貿易商船の特等船客
…まあ普通は大枚叩いて怪しげな独立商人の小型船には乗らんでしょうねw
Traveller世界、普通に考えるとジャンプ船と星系内船は分業した方が効率的な気がします。
が…ガジェット(設定されてる艦船等)が存在出来る理由をでっち上げるのが個人的には好み
なので、大手はそのように輸送効率に最適化された運用を行っているため、スケジュールの
調整がし易い等の理由で小型船の客席にも需要がある、等と妄想します。
サービスレベルについては人員を投入出来る大型客船にはどうしても敵わないでしょう。
> 海賊の根拠地(休暇地?)になっているとのこと。
原文は Deep L などに付っこむとだいたい読めます。 Samaran marchants というの
は最初良くわからなかったのですが、インドネシア語の「仮装」のようで「偽装商人」
(つまり海賊)ぐらいのニュアンスのようです。
鉱石の変わりに低レベルのメンテナンス品を贖って(つまりこれがTL4)いるうちに海賊に乘っとられた、というストーリーみたいですね。
ここが典型だとすると、「TL4で生命維持可能」というのは独力で全てなんとかなる、という解釈では無さそうです。
…まあ普通は大枚叩いて怪しげな独立商人の小型船には乗らんでしょうねw
Traveller世界、普通に考えるとジャンプ船と星系内船は分業した方が効率的な気がします。
が…ガジェット(設定されてる艦船等)が存在出来る理由をでっち上げるのが個人的には好み
なので、大手はそのように輸送効率に最適化された運用を行っているため、スケジュールの
調整がし易い等の理由で小型船の客席にも需要がある、等と妄想します。
サービスレベルについては人員を投入出来る大型客船にはどうしても敵わないでしょう。
> 海賊の根拠地(休暇地?)になっているとのこと。
原文は Deep L などに付っこむとだいたい読めます。 Samaran marchants というの
は最初良くわからなかったのですが、インドネシア語の「仮装」のようで「偽装商人」
(つまり海賊)ぐらいのニュアンスのようです。
鉱石の変わりに低レベルのメンテナンス品を贖って(つまりこれがTL4)いるうちに海賊に乘っとられた、というストーリーみたいですね。
ここが典型だとすると、「TL4で生命維持可能」というのは独力で全てなんとかなる、という解釈では無さそうです。
旅客サービスについて。
皆様
折角のGW中ですので、それらしい企画ネタを考えてみたく。
トラベラーでは自由貿易商人が運営している自由貿易商船、例えばA2型200排水素トン級自由貿易船なんかはいわゆる貨客船ですよね。
特等チケットで乗船価格Cr10,000として、1回のジャンプたる1週間の船旅で船内ではスチュワードのサービスがついて、という感じです。
そこで、疑問になるのは、果たして末端の自由貿易商人の貨客船だろうが、メガコーポの旅客専用客船だろうサービスに違いはないのだろうか?と言う点です。
本職としては恐らく違っているのではないか、と思うのです。公式設定では言及されていなかったと思いますが。
例えば特等チケットにある記述は「最低得られるサービス」であって、それは安全快適に恒星間旅行ができますよ、という程度の保証ですよね。
これを最低ラインとして、その上にプラス料金を支払う「オプション料金」が定められていて、それはそれぞれ船の運航会社に委ねられている、のではないでしょうか。
ですので、A旅客ラインのB客船は2割増しで素晴らしい料理が堪能できる、とかC客船はエンターテイナーとして同乗するステージ企画が素晴らしい、とか色々と特色を出す事で集客が違ってくるのではないかと思うのです。
Cr1=100円なら、特等チケットはCr10,000=100万円です。平均的社会身分度7の1ヶ月生活費はCr250×社会身分度7=Cr1750です。
特等チケットCr10,000は約6カ月分の生活費となるとなんとなくスケール的なイメージができるかと存じます。
宇宙港ごとの旅客数は宇宙港の種類や星系の人口や宇宙港の規模で推定できます。
例えばリジャイナの年間旅客数は66万9千人くらいだそうです。となると/365日=1830人/日という感じです。
もちろんこの中にはビジネス客も観光客も出国いや出星系者も入星系者も混在ですけど。
この推定旅客数と行き先を勘案して就航する旅客船の大きさをそれぞれの船会社が決めるのだと思います。
が、そこはシェア争い、A社とB社のサービスとオプション料金表を考えて、旅行者が、よし今回の船旅はB社にしよう、となるのではないでしょうか。
そして、大手の旅客船が埋まって、それでもその日程で船に乗るしかない、となった旅行者が泣く泣く、サービスも期待できない最低限な自由貿易商船の貨物の隣に押し込まれる、のではないかと思います。
その結果が、ルールブックにある船客表での人数であって、もしゼロな場合は、下手をすると大手旅客船にも乗客欠員がある時期なのかも知れませんよね。
ですので、自由貿易商船で凄腕スチュワードで抜群のサービスあるいは豪華な料理でとか設備が凄い、なんてことになったら評判になる、なんてことになるかも。
逆にあの船は外れだった、なんて評判が立って、マイナスDM修正を適用、なんてことになる可能性もなくもないかも。
皆さんのGW事情はアタリでしたか?ハズレでしたか?
折角のGW中ですので、それらしい企画ネタを考えてみたく。
トラベラーでは自由貿易商人が運営している自由貿易商船、例えばA2型200排水素トン級自由貿易船なんかはいわゆる貨客船ですよね。
特等チケットで乗船価格Cr10,000として、1回のジャンプたる1週間の船旅で船内ではスチュワードのサービスがついて、という感じです。
そこで、疑問になるのは、果たして末端の自由貿易商人の貨客船だろうが、メガコーポの旅客専用客船だろうサービスに違いはないのだろうか?と言う点です。
本職としては恐らく違っているのではないか、と思うのです。公式設定では言及されていなかったと思いますが。
例えば特等チケットにある記述は「最低得られるサービス」であって、それは安全快適に恒星間旅行ができますよ、という程度の保証ですよね。
これを最低ラインとして、その上にプラス料金を支払う「オプション料金」が定められていて、それはそれぞれ船の運航会社に委ねられている、のではないでしょうか。
ですので、A旅客ラインのB客船は2割増しで素晴らしい料理が堪能できる、とかC客船はエンターテイナーとして同乗するステージ企画が素晴らしい、とか色々と特色を出す事で集客が違ってくるのではないかと思うのです。
Cr1=100円なら、特等チケットはCr10,000=100万円です。平均的社会身分度7の1ヶ月生活費はCr250×社会身分度7=Cr1750です。
特等チケットCr10,000は約6カ月分の生活費となるとなんとなくスケール的なイメージができるかと存じます。
宇宙港ごとの旅客数は宇宙港の種類や星系の人口や宇宙港の規模で推定できます。
例えばリジャイナの年間旅客数は66万9千人くらいだそうです。となると/365日=1830人/日という感じです。
もちろんこの中にはビジネス客も観光客も出国いや出星系者も入星系者も混在ですけど。
この推定旅客数と行き先を勘案して就航する旅客船の大きさをそれぞれの船会社が決めるのだと思います。
が、そこはシェア争い、A社とB社のサービスとオプション料金表を考えて、旅行者が、よし今回の船旅はB社にしよう、となるのではないでしょうか。
そして、大手の旅客船が埋まって、それでもその日程で船に乗るしかない、となった旅行者が泣く泣く、サービスも期待できない最低限な自由貿易商船の貨物の隣に押し込まれる、のではないかと思います。
その結果が、ルールブックにある船客表での人数であって、もしゼロな場合は、下手をすると大手旅客船にも乗客欠員がある時期なのかも知れませんよね。
ですので、自由貿易商船で凄腕スチュワードで抜群のサービスあるいは豪華な料理でとか設備が凄い、なんてことになったら評判になる、なんてことになるかも。
逆にあの船は外れだった、なんて評判が立って、マイナスDM修正を適用、なんてことになる可能性もなくもないかも。
皆さんのGW事情はアタリでしたか?ハズレでしたか?
血が濁らないように(遺伝子的に)
romさん
トラベラーwikiの情報ありがとうございます。
目を通してみましたが、かの惑星ディーマは海賊の根拠地(休暇地?)になっているとのこと。
それで人口がある程度維持できている、と拙い英語力で読みました。
泣けてくるお話ですね。
トラベラーwikiの情報ありがとうございます。
目を通してみましたが、かの惑星ディーマは海賊の根拠地(休暇地?)になっているとのこと。
それで人口がある程度維持できている、と拙い英語力で読みました。
泣けてくるお話ですね。
お食事の用意ができました〜
山中教授
>昆虫食の実例計算
ありがとうございました。
いつぞやのネタを引っ張り出す気がして恐縮ですが、書いてしまいましょう。
え?おうさまの耳はですって?なんのことでしょうか。
>蚕様の「卵から成虫になれる」比率が・・・昭和末期でも6割
つまりは製品になるまでの比率が状況が改善されてもあまり高くない、というのが養蚕の特徴でそれだけ産業として難しいということが伺えますよね。
繭になって糸を取ることが狙いの養蚕と育成して食べてしまうことが狙いの「昆虫養殖」では恐らく難しさが違うのではないでしょうか。
最悪、途中で死んでも死骸も調理して食用に耐えるのであればかなり高い生産性を保持できるんじゃないかなあと存じます。
>昆虫食の利点は、食用作物ではない農産物でも飼育できること、成長サイクルが極めて早いことかな?
まさに教授の御指摘のとおりかと存じます。
生産性の高さは昆虫養殖の必須条件でしょうね。
ちなみに(というかこれ以降を書きたい)名前は忘れましたが芋虫の一種を食べたことがあります。
食感はちょっと抵抗のある魚卵みたいな感じで、味付けさえきつめであればまあ何とかなるかな。
お腹いっぱい食べたくなる料理ではありませんでしたが、それは今私達があれもこれも食べることができる環境だからですよね。
それしかない、ならたぶんミキサーにかけてシチュー状にしてとか細かく刻んでとかいろいろ工夫しがいがあるのでしょうけど。
え?休日の朝に芋虫の食べ方をあれこれ考えてる奴の気が知れないって?
>昆虫食の実例計算
ありがとうございました。
いつぞやのネタを引っ張り出す気がして恐縮ですが、書いてしまいましょう。
え?おうさまの耳はですって?なんのことでしょうか。
>蚕様の「卵から成虫になれる」比率が・・・昭和末期でも6割
つまりは製品になるまでの比率が状況が改善されてもあまり高くない、というのが養蚕の特徴でそれだけ産業として難しいということが伺えますよね。
繭になって糸を取ることが狙いの養蚕と育成して食べてしまうことが狙いの「昆虫養殖」では恐らく難しさが違うのではないでしょうか。
最悪、途中で死んでも死骸も調理して食用に耐えるのであればかなり高い生産性を保持できるんじゃないかなあと存じます。
>昆虫食の利点は、食用作物ではない農産物でも飼育できること、成長サイクルが極めて早いことかな?
まさに教授の御指摘のとおりかと存じます。
生産性の高さは昆虫養殖の必須条件でしょうね。
ちなみに(というかこれ以降を書きたい)名前は忘れましたが芋虫の一種を食べたことがあります。
食感はちょっと抵抗のある魚卵みたいな感じで、味付けさえきつめであればまあ何とかなるかな。
お腹いっぱい食べたくなる料理ではありませんでしたが、それは今私達があれもこれも食べることができる環境だからですよね。
それしかない、ならたぶんミキサーにかけてシチュー状にしてとか細かく刻んでとかいろいろ工夫しがいがあるのでしょうけど。
え?休日の朝に芋虫の食べ方をあれこれ考えてる奴の気が知れないって?
君は生き延びることができるか?
山中教授
れいこCEO
rom様
色々と設定しだいでオモシロ星系としてシナリオなりキャンペーンの舞台にできそうな星系ですよね。
>水素燃料の調達も困難な星系にTL14、3万人の居住地があった理由を考えるだけでもネタになりそう
そんな不利を含めても行く必要がある、という点こそが目的地として行く理由になるのかも知れませんよ。
3万人と言えば、例えば1か所に集めればそれなりの人数に見えますが、実際はかなりの田舎町です。
しかも人口集中型でない場合には更に集落が点在していて、必要な商品は中央部に買い出しに出るか入手不能を前提として生活している感じではないでしょうか。
つまり、そうした「あるもので何とか生活している」集落に外部からの商品を供給して、仕入れ値と売値の差で商売する、というような行商スタイルの自由貿易が成り立つと思います。
と、ここまで読んで恐らくは皆さん、「そんな利益が薄そうな商売、できる訳あらへんやろ」「そんなリスキーな商売、手え出す方がアホやがな」と思ったのではないでしょうか。
思いましたよね?思ったことにして下さい。
そうその誰もそんな商売やる訳ない、という裏を返せば競争相手がいない=独占状態こそが自由貿易商人の生きる道ではないでしょうか。
荒涼世界の考察でも書きましたが、もしここでそうした行商人が途絶えて生活維持ができなくなった時こそ、反転してどんどん人口が減って限界集落に至って、消滅に至るということになるのではないでしょうか。
れいこCEO
rom様
色々と設定しだいでオモシロ星系としてシナリオなりキャンペーンの舞台にできそうな星系ですよね。
>水素燃料の調達も困難な星系にTL14、3万人の居住地があった理由を考えるだけでもネタになりそう
そんな不利を含めても行く必要がある、という点こそが目的地として行く理由になるのかも知れませんよ。
3万人と言えば、例えば1か所に集めればそれなりの人数に見えますが、実際はかなりの田舎町です。
しかも人口集中型でない場合には更に集落が点在していて、必要な商品は中央部に買い出しに出るか入手不能を前提として生活している感じではないでしょうか。
つまり、そうした「あるもので何とか生活している」集落に外部からの商品を供給して、仕入れ値と売値の差で商売する、というような行商スタイルの自由貿易が成り立つと思います。
と、ここまで読んで恐らくは皆さん、「そんな利益が薄そうな商売、できる訳あらへんやろ」「そんなリスキーな商売、手え出す方がアホやがな」と思ったのではないでしょうか。
思いましたよね?思ったことにして下さい。
そうその誰もそんな商売やる訳ない、という裏を返せば競争相手がいない=独占状態こそが自由貿易商人の生きる道ではないでしょうか。
荒涼世界の考察でも書きましたが、もしここでそうした行商人が途絶えて生活維持ができなくなった時こそ、反転してどんどん人口が減って限界集落に至って、消滅に至るということになるのではないでしょうか。
罠というか
水素燃料の調達も困難な星系にTL14、3万人の居住地があった理由を考えるだけでもネタになりそう。
> 微量元素か、生産量が少なくても特殊技術が必要な部品の類?
一番正攻法なパターンという感じですね。
実際(?)の所はそれなりに設定のある世界のようです。
https://wiki.travellerrpg.com/Dema_(world)
商材はoreという事でやはり希少元素なんでしょう。
> 微量元素か、生産量が少なくても特殊技術が必要な部品の類?
一番正攻法なパターンという感じですね。
実際(?)の所はそれなりに設定のある世界のようです。
https://wiki.travellerrpg.com/Dema_(world)
商材はoreという事でやはり希少元素なんでしょう。
ガスジャイアントの無い砂漠世界
れいこ様 大臣様
ガスジャイアント無し、宇宙港クラスEかXの砂漠世界は、スピンワードマーチ宙域内にも幾つか(2〜3個)は存在していた筈。
その星系へ行く場合、帰りのジャンプ燃料も持ち込む必要があったので、船倉が圧迫された覚えはあります。
>ガスジャイアントなし、海洋からの低純度燃料の補給不能、挙句に宇宙港X級で売ってない。
砂漠世界であっても、かつて宇宙港クラスCが存在していたのは、星系内に水素の供給源がある証拠ですよ。
恐らく、地下水脈(氷脈?)が存在しており、それを掘り出して使っていたのではないかな。
と前向きに考えましょう(水を恒星間輸入していた可能性は敢えて考慮せず)。
ルカンやデュリナーの愛国/復讐艦隊が真っ先に、その鉱山を爆撃/破壊した(採掘不能にした)可能性もありますが。
造船所と燃料タンクを破壊されただけで、採掘設備は使えるのです。
宇宙船への燃料補給に使えるほどの採掘は、TL4まで下がった故に困難ですが、市民が生き延びることは出来るのでしょう。
ガスジャイアント無し、宇宙港クラスEかXの砂漠世界は、スピンワードマーチ宙域内にも幾つか(2〜3個)は存在していた筈。
その星系へ行く場合、帰りのジャンプ燃料も持ち込む必要があったので、船倉が圧迫された覚えはあります。
>ガスジャイアントなし、海洋からの低純度燃料の補給不能、挙句に宇宙港X級で売ってない。
砂漠世界であっても、かつて宇宙港クラスCが存在していたのは、星系内に水素の供給源がある証拠ですよ。
恐らく、地下水脈(氷脈?)が存在しており、それを掘り出して使っていたのではないかな。
と前向きに考えましょう(水を恒星間輸入していた可能性は敢えて考慮せず)。
ルカンやデュリナーの愛国/復讐艦隊が真っ先に、その鉱山を爆撃/破壊した(採掘不能にした)可能性もありますが。
造船所と燃料タンクを破壊されただけで、採掘設備は使えるのです。
宇宙船への燃料補給に使えるほどの採掘は、TL4まで下がった故に困難ですが、市民が生き延びることは出来るのでしょう。
真空世界の養蚕業
大臣様
No.1537へのレス、というか、昆虫食(?)の実例計算。
個人的には、昆虫食はコオロギもGも蚕様も食べたくはないのですが。
蚕様の飼育(養蚕業)ならば一応の経験者なので、各種資料を集めて計算してみました。
コオロギとGの計算は他の方にお願いします(資料も見たくない)。
昭和末期(TL7の品種改良+化学肥料+機械化の恩恵)の技術を想定して、
1haの農場で桑の葉の生産が4ton/24Day(60ton/Year)。
蚕様の飼育数は16万匹。
1匹当たり2.5gの計算で400kgの蛋白質(水分含む)。
年15回のサイクルで6,000kgですね(気候の制限でリアルでは年5回が最大らしい)。
明治半ば(TL4の品種+有機肥料+人力)の技術まで遡ると、
1haの農場で桑の葉の生産が1ton/35Day(10ton/Year)。
蚕様の飼育数は7万4千匹。
1匹当たり1.3gの計算で95kgの蛋白質(水分含む)。
年10回のサイクルで950kg、うーむ。
品種改良によって、孵化から繭まで5週間(35Day明治時代)も掛かっていた飼育期間が、3週間半(24Day昭和末期)に短縮されております。
桑の葉の生産量の分母も、それに合わせて変更しました。
年10回のサイクルが15回まで増えるのは凄い。
人工環境ならば春夏秋冬の季節につきあう必要は無いでしょう。
蚕様の「卵から成虫になれる」比率が、
明治時代で1割(残り9割は孵化できないか、飼育途中に死亡)、
昭和末期でも6割(残り4割は以下略)という数字に吃驚であります。
次世代の為、卵を産ませる蚕様(成虫の必要数)については、調査中。
比較対象として、鶏肉(ブロイラー)の生産。
専門ではないので、数字はかなり適当。
同じ1haの農場でトウモロコシを栽培して(収量7.2ton/6Month)、
それを餌として鶏を飼育した場合、鶏肉1,000kgを生産可能。
年2回のサイクルで2,000kgになりますが、これも品種改良と化学肥料有り(TL7)の計算です。
TL4の数字は分かりません。
昆虫食の利点は、食用作物ではない農産物でも飼育できること、成長サイクルが極めて早いことかな?
No.1537へのレス、というか、昆虫食(?)の実例計算。
個人的には、昆虫食はコオロギもGも蚕様も食べたくはないのですが。
蚕様の飼育(養蚕業)ならば一応の経験者なので、各種資料を集めて計算してみました。
コオロギとGの計算は他の方にお願いします(資料も見たくない)。
昭和末期(TL7の品種改良+化学肥料+機械化の恩恵)の技術を想定して、
1haの農場で桑の葉の生産が4ton/24Day(60ton/Year)。
蚕様の飼育数は16万匹。
1匹当たり2.5gの計算で400kgの蛋白質(水分含む)。
年15回のサイクルで6,000kgですね(気候の制限でリアルでは年5回が最大らしい)。
明治半ば(TL4の品種+有機肥料+人力)の技術まで遡ると、
1haの農場で桑の葉の生産が1ton/35Day(10ton/Year)。
蚕様の飼育数は7万4千匹。
1匹当たり1.3gの計算で95kgの蛋白質(水分含む)。
年10回のサイクルで950kg、うーむ。
品種改良によって、孵化から繭まで5週間(35Day明治時代)も掛かっていた飼育期間が、3週間半(24Day昭和末期)に短縮されております。
桑の葉の生産量の分母も、それに合わせて変更しました。
年10回のサイクルが15回まで増えるのは凄い。
人工環境ならば春夏秋冬の季節につきあう必要は無いでしょう。
蚕様の「卵から成虫になれる」比率が、
明治時代で1割(残り9割は孵化できないか、飼育途中に死亡)、
昭和末期でも6割(残り4割は以下略)という数字に吃驚であります。
次世代の為、卵を産ませる蚕様(成虫の必要数)については、調査中。
比較対象として、鶏肉(ブロイラー)の生産。
専門ではないので、数字はかなり適当。
同じ1haの農場でトウモロコシを栽培して(収量7.2ton/6Month)、
それを餌として鶏を飼育した場合、鶏肉1,000kgを生産可能。
年2回のサイクルで2,000kgになりますが、これも品種改良と化学肥料有り(TL7)の計算です。
TL4の数字は分かりません。
昆虫食の利点は、食用作物ではない農産物でも飼育できること、成長サイクルが極めて早いことかな?
UWPの中に罠が仕掛けてある
ガスジャイアント0,水界度0でしたか。よく考えられたUWPですねっ。
さすが、「衰退する世界」。ビックリです!
さすが、「衰退する世界」。ビックリです!