宇宙港街はお楽しみと危険が一杯
大臣さん
力の入った文章ありがとうございました。
特に宇宙港街の説明が良かったです。
トラベラーの情報収集の基本は、
「酒場に行く」
「品のいい良い酒場に行く」(追い出される)
「ガラの悪い酒場に行く」(トラブルに巻き込まれるorギャンブルで損する」
というのが陸(おか)に上がった宇宙船乗りの典型例だったのかな、と思いました()
もし今プレイしたら、他の選択肢があったのかなぁ……やっぱり酒場に行く気がします>酒場3連荘
力の入った文章ありがとうございました。
特に宇宙港街の説明が良かったです。
トラベラーの情報収集の基本は、
「酒場に行く」
「品のいい良い酒場に行く」(追い出される)
「ガラの悪い酒場に行く」(トラブルに巻き込まれるorギャンブルで損する」
というのが陸(おか)に上がった宇宙船乗りの典型例だったのかな、と思いました()
もし今プレイしたら、他の選択肢があったのかなぁ……やっぱり酒場に行く気がします>酒場3連荘
アステロイド軌道宇宙港
軌道宇宙港ですが、アステロイドベルトのある星系だと手頃な規模の小惑星を主世界軌道に曳航して使ってそうですよね。
曳航費用はアステロイド船体のルールから安価な事は判ってますし。
着陸プラットフォームもメンテナンス機能のある格納庫も用意出来そうです。
曳航費用はアステロイド船体のルールから安価な事は判ってますし。
着陸プラットフォームもメンテナンス機能のある格納庫も用意出来そうです。
宇宙港について(その5)
3.宇宙港街
トラベラーで必ずお世話になる、情報や噂を聞きつけるでもそうですし、パトロンに出会う場所としてポピュラーなのがご存じかつおなじみの宇宙港街です。
が、どんな雰囲気の場所かはあってもきちんと設定が決まっているものではなさそうですので、幾つかバリエーションを含めて考えてみましょう。
3.1宇宙港に付属する場合
出入国カウンター(イミグレーションオフィス)を通らずまだ宇宙港の敷地内にある宇宙港街です。イミグレは恐らく検問所みたいな感じでしょうか。
このケースでは星系の法律は宇宙港街では適用されず、地元警察は管轄外で、治安維持は宇宙港の治安警備部門が担います。
ですので治安レベルが適用されず、法律の適用も異なるということです。
関税がない分、安く買えるとか、地元では手に入らない商品が手に入るとか色々と宇宙港街外の星系内部の市場事情とは異なる点がありそうです。
また宇宙港街で働く人々は外部に暮らしていて、仕事で入ってくる設定なのか、住民なのかでも星系内での政治的な扱いも違いそうです。
つまり、このケースでの宇宙港街の住民ならば課税逃れも可能なので住民としてカウントされていないかも知れません。
3.2宇宙港に付属しない場合
出入国カウンター(イミグレーションオフィス)の外側、つまり星系政府の管轄として入星域した状況で存在している宇宙港街です。
成田空港で言えば成田市内がそんな関係性と言えばなんとなくイメージできるかと存じます。
この宇宙港街で購入できるものはこの星系住民と同じ価格で同じ商品のみです。
また接するNPCの多くはこの星系の住民ですので、常識や嗜好も星系に合った行動になります。
法律は星系政府の定めたものが適用されて、治安レベルも当然適用されます。
治安警察は地元の警察あるいは軍隊が司り、外交特権や階級特権がない限りは優遇されることはありません。
むしろ排他的な星系であれば苛烈に扱われる可能性すらあることでしょう。
3.3宇宙港街の条件とは何か
まず、宇宙港と隣接あるいはアクセスがしやすい市街地であることが条件です。
フェンス1枚隔てて、出入国カウンター(イミグレーションオフィス)を出れば宇宙港の場合もあるでしょうし、
鉄道や車で何時間もかかる場合もあるでしょう。
しかし便数はともかく、公共交通路で接続させている場合が殆どでしょう。
なぜならば、宇宙港街自体の主たる収入源は宇宙を旅行している旅人たちや船員たちです。
彼らが買い物をして、飲み食いをして、できれば有り金を落としてもらえれば上々です。
ですので、宇宙港街は宇宙港とアクセスが悪いと困る訳です。
宇宙港街の雰囲気をどう作り込むかはレフリーの腕の見せ所の1つでしょう。
行くところが酒場しかないのでは味気なさすぎですし、ルールブックのカタログ品しか買えないのではつまりませんよね。
あるモノと無いもの、珍しい情報やNPC達や公共あるいはナイショのニュースなど街の雰囲気に乗せれば
プレイヤー達が異世界旅行を楽しむことができるでしょう。
酒場のほかにショッピング街やディープな専門店街、はたまたマニアックな趣味に走るいろいろな店もあるでしょうし、
エアラフトや宇宙小艇を取り扱うなんて代理店もあることでしょう。
はたまたカジノやクラブやゲームセンターあるいは違法薬物を取り扱う店やそれらを取り仕切るギャングなんてのも徘徊していることでしょう。
つまり、お行儀よく作る街もあれば、猥雑になる街もあって、その理由は様々ではありますが、理由が存在しています。
治安当局や政府や軍との関係性や市民の方向性などを考慮すると自然と定まってきますので、そういう街並みを考えるだけでも
宇宙旅行の醍醐味を味わうことができる調味料となるでしょうね。
4.最後に
簡単に済むかと思って始めてみた宇宙港についてですが、やってみてバリエーションの多様性に改めて考えさせられた次第です。
トラベラーでは誰でも経歴が終わって、なけなしの一時金とわずかな支給品だけで宇宙港の職安カウンター前に放り出される経験をされた方も多いかと思いますが、
その宇宙港にしてもこれだけ多種多様で色々な機能があり、多くの人が働いている、ということが伺えると存じます。
今回の投稿では本職も考えを整理できたと思います。
他にも、こんなバリエーションは?という方がいらっしゃったら是非ともお教えください。
また、貴方のトラベラー宇宙での冒険の一助になれば幸いです。
トラベラーで必ずお世話になる、情報や噂を聞きつけるでもそうですし、パトロンに出会う場所としてポピュラーなのがご存じかつおなじみの宇宙港街です。
が、どんな雰囲気の場所かはあってもきちんと設定が決まっているものではなさそうですので、幾つかバリエーションを含めて考えてみましょう。
3.1宇宙港に付属する場合
出入国カウンター(イミグレーションオフィス)を通らずまだ宇宙港の敷地内にある宇宙港街です。イミグレは恐らく検問所みたいな感じでしょうか。
このケースでは星系の法律は宇宙港街では適用されず、地元警察は管轄外で、治安維持は宇宙港の治安警備部門が担います。
ですので治安レベルが適用されず、法律の適用も異なるということです。
関税がない分、安く買えるとか、地元では手に入らない商品が手に入るとか色々と宇宙港街外の星系内部の市場事情とは異なる点がありそうです。
また宇宙港街で働く人々は外部に暮らしていて、仕事で入ってくる設定なのか、住民なのかでも星系内での政治的な扱いも違いそうです。
つまり、このケースでの宇宙港街の住民ならば課税逃れも可能なので住民としてカウントされていないかも知れません。
3.2宇宙港に付属しない場合
出入国カウンター(イミグレーションオフィス)の外側、つまり星系政府の管轄として入星域した状況で存在している宇宙港街です。
成田空港で言えば成田市内がそんな関係性と言えばなんとなくイメージできるかと存じます。
この宇宙港街で購入できるものはこの星系住民と同じ価格で同じ商品のみです。
また接するNPCの多くはこの星系の住民ですので、常識や嗜好も星系に合った行動になります。
法律は星系政府の定めたものが適用されて、治安レベルも当然適用されます。
治安警察は地元の警察あるいは軍隊が司り、外交特権や階級特権がない限りは優遇されることはありません。
むしろ排他的な星系であれば苛烈に扱われる可能性すらあることでしょう。
3.3宇宙港街の条件とは何か
まず、宇宙港と隣接あるいはアクセスがしやすい市街地であることが条件です。
フェンス1枚隔てて、出入国カウンター(イミグレーションオフィス)を出れば宇宙港の場合もあるでしょうし、
鉄道や車で何時間もかかる場合もあるでしょう。
しかし便数はともかく、公共交通路で接続させている場合が殆どでしょう。
なぜならば、宇宙港街自体の主たる収入源は宇宙を旅行している旅人たちや船員たちです。
彼らが買い物をして、飲み食いをして、できれば有り金を落としてもらえれば上々です。
ですので、宇宙港街は宇宙港とアクセスが悪いと困る訳です。
宇宙港街の雰囲気をどう作り込むかはレフリーの腕の見せ所の1つでしょう。
行くところが酒場しかないのでは味気なさすぎですし、ルールブックのカタログ品しか買えないのではつまりませんよね。
あるモノと無いもの、珍しい情報やNPC達や公共あるいはナイショのニュースなど街の雰囲気に乗せれば
プレイヤー達が異世界旅行を楽しむことができるでしょう。
酒場のほかにショッピング街やディープな専門店街、はたまたマニアックな趣味に走るいろいろな店もあるでしょうし、
エアラフトや宇宙小艇を取り扱うなんて代理店もあることでしょう。
はたまたカジノやクラブやゲームセンターあるいは違法薬物を取り扱う店やそれらを取り仕切るギャングなんてのも徘徊していることでしょう。
つまり、お行儀よく作る街もあれば、猥雑になる街もあって、その理由は様々ではありますが、理由が存在しています。
治安当局や政府や軍との関係性や市民の方向性などを考慮すると自然と定まってきますので、そういう街並みを考えるだけでも
宇宙旅行の醍醐味を味わうことができる調味料となるでしょうね。
4.最後に
簡単に済むかと思って始めてみた宇宙港についてですが、やってみてバリエーションの多様性に改めて考えさせられた次第です。
トラベラーでは誰でも経歴が終わって、なけなしの一時金とわずかな支給品だけで宇宙港の職安カウンター前に放り出される経験をされた方も多いかと思いますが、
その宇宙港にしてもこれだけ多種多様で色々な機能があり、多くの人が働いている、ということが伺えると存じます。
今回の投稿では本職も考えを整理できたと思います。
他にも、こんなバリエーションは?という方がいらっしゃったら是非ともお教えください。
また、貴方のトラベラー宇宙での冒険の一助になれば幸いです。
宇宙港について(その4)
れいこCEO ありがとうございます。
宇宙港街までまだもう少しですが、ご期待にそえる様、頑張ります。
では、今回は宇宙の惑星や衛星軌道上にある宇宙港を考えて参りたいと存じます。
2.軌道宇宙港
トラベラーで忘れてはならないのが、軌道上に設置される型の宇宙港です。以下、軌道宇宙港と呼称します。
同じく、旅客港、貨物港、軍港の3種類になりますが、建設費用や維持費が地上設置型よりも高額になりますので、単能ではなく複数機能を有した宇宙港だと考えられるでしょう。
1)軌道宇宙港の設置される場所について
細かく考えれば、惑星から見て低軌道、静止軌道、遠軌道のどれが適切なのか、という議論になります。
今の地球のように将来的には星系外側への航行を考慮するのであれば断然に遠軌道が経済的です。
ですので一度この軌道宇宙港で荷降ろしや旅客の昇降をさせて、主世界が星系内の別の外惑星にある場合は遠軌道に常設されるでしょう。
主世界自体の惑星に軌道宇宙港がある場合はもう少し複雑になります。
その世界の経済力として、大きな軌道宇宙港が建設できない事情がある場合や技術力が足りない場合などは低軌道に設置して、
やがては廃棄せざる得ない状況になるでしょう。
逆に充分に資金や資材が投入できるなどの条件が整ってさえいれば、静止軌道に設置されるのではないでしょうか。
それ以外に主惑星と衛星等の重量が吊り合うラグランジェポイントに設置される可能性もあります。
2)軌道宇宙港の様式による区別
軌道宇宙港は先に申し上げた様に、荷役作業や旅客作業を行う設備ですので、他星系との交易をする宇宙船からの貨物と旅客のやり取りをスムーズかつ安全に行えることが前提になります。
それには以下の2パターンが考えられるでしょう。
2)-1 軌道宇宙港にドッキングさせるケース
軌道宇宙港の構造物に宇宙船を連結してしまう方式です。
更に以下の3つに分かれることでしょう。
2)-1-1 宇宙船本体を軌道宇宙港に格納してしまう方式
宇宙船を軌道宇宙港の構造物内部に入れてしまい、隔壁を閉鎖して格納してしまう方式です。
トラベラーのルール的にはスペースは宇宙船の1.1倍が必要になることでしょう。
この方式の最大の利点はスムーズに貨物旅客のやりとりが可能であることでしょう。
また、宇宙船の保守点検や補給も同様に円滑かつ安全に作業可能でしょう。
難しいのは艦載艇ルールと同様な離発着の制限があり、軌道宇宙港の設備の数量によっては待機を余儀なくされることもあり得ます。
この辺りの離発着指示の捌き方は軌道宇宙港の管制官の腕の見せ処なのかも知れませんね。
2)-1-2 宇宙船を軌道宇宙港の外付けする方式
先の収納してしまう方式よりはるかにコンパクトで済む方式で、我々の国際宇宙ステーション(ISS)をイメージして頂ければしっくりくると思います。
この方式はドッキング装置の数によっては捌ける宇宙船が限られますが、コンパクトにできることで安価に建設が可能でしょう。
ちょうどトラベラーの宇宙船の形式の分散型を港にした感じです。
また最大の利点としては静止軌道など安定している限りは、増改築も自由度が高く、必要に応じた改造がされることでしょう。
この方式の最大の利点はまさしく分散型そのままで、離発着に制限がないことでしょう。
反面、ドッキング装置以外のハッチや搬出入口からの貨物や旅客の移動は難しく、宇宙空間での作業を要する場合もあることでしょう。
2)-1-3 複合タイプ
上記2ケースの複合した軌道宇宙港も存在することになると思います。
例えば、貴族所有船や高級旅客船は優先して構造物内部に収納する方で受け入れて、貨物港の機能は外付け方式で処理する、なんて住み分けになるのではないでしょうか。
トラベラーのルール的には、分散型かつ内部に艦載艇を内蔵する様な構造に近しい扱いになることでしょう。
これならば、両方式の利点も用いることができますし、欠点を補うこともできますので、この複合タイプが軌道宇宙港の形式としては実は一般的なのかも知れません。
2)-2 軌道宇宙港には連絡船を使うケース
この方式は全ての宇宙船は軌道宇宙港に直接乗り入れることはできません。
宇宙船は軌道上で安定した位置で宇宙港との相対位置を停止させ、シャトルや連絡艇や大型ボートなどで貨物旅客の軌道宇宙港への輸送を行います。
艦載艇を持っていない宇宙船も多いでしょうし、数が十分でない場合などに備えて軌道宇宙港側で小艇等による荷役サービスを請け負うことも一般的でしょう。
この方式の最大の利点は利用できる軌道が広大なので宇宙港の規模に制限されることなく、大量の宇宙船が捌けて、
結果的に多くの貨物や旅客が捌けることでしょう。
こうした宇宙船と軌道宇宙港を結ぶサービスを請け負う小艇乗りとその多種多量な小艇を管制するのは職人技ともいうべき至難さが付き纏いそうですが、
それでもこの方式ならば星系の離発着には制限もありませんし、第一どんな巨大な船舶であっても受け入れることが可能です。
ですので、軍港などでは、自軍の小艇を用いて、この方式の軌道宇宙港を採用している、なんてケースは多いかも知れません。
3)全ての港に共通する設備(軌道宇宙港)
スペースコロニーが主世界でもない限り、星系表面への貨物旅客のアクセスは必須です。
ですので、軌道宇宙港に到着した段階ではまだ終わっていません。貨物も荷先は地表にいることでしょうから納入したことになりませんので代金にならない訳です。
つまり、軌道宇宙港では地表とのシャトルサービスは必須です。
100排水素トン未満の小艇級シャトルも多いでしょうけど、貨物や旅客量によってはそれ以上の大型シャトルが運航されているケースもあるでしょう。
特に宇宙船に供給する燃料は膨大なので燃料用シャトルは地上からなのか、他の惑星から輸送する形式なのか、色々とあるかと思われます。
軌道宇宙港を安定して運用する資機材消耗品や人員の家族を含めたシャトルも考慮すると膨大な物量が必要になることが想像に難くありません。
また、可能性は様々ですが、飛来する物体、隕石もあるでしょうし、収拾しそこねた貨物コンテナやボルトなどの部品類も軌道宇宙港にとっては危険な存在です。
ですので、これらを専門で対処する部署なり請け負う企業体なりが存在することでしょう。
軌道宇宙港で従事する者ばかりでなく、シャトルを運航する者たちやそれを支える要員、軌道宇宙港の安全を守る者たちが一丸となって働くことによって
初めて我々冒険者の安全快適なトラベラーでの宇宙生活ができるのだとも言えるでしょう。
宇宙港街までまだもう少しですが、ご期待にそえる様、頑張ります。
では、今回は宇宙の惑星や衛星軌道上にある宇宙港を考えて参りたいと存じます。
2.軌道宇宙港
トラベラーで忘れてはならないのが、軌道上に設置される型の宇宙港です。以下、軌道宇宙港と呼称します。
同じく、旅客港、貨物港、軍港の3種類になりますが、建設費用や維持費が地上設置型よりも高額になりますので、単能ではなく複数機能を有した宇宙港だと考えられるでしょう。
1)軌道宇宙港の設置される場所について
細かく考えれば、惑星から見て低軌道、静止軌道、遠軌道のどれが適切なのか、という議論になります。
今の地球のように将来的には星系外側への航行を考慮するのであれば断然に遠軌道が経済的です。
ですので一度この軌道宇宙港で荷降ろしや旅客の昇降をさせて、主世界が星系内の別の外惑星にある場合は遠軌道に常設されるでしょう。
主世界自体の惑星に軌道宇宙港がある場合はもう少し複雑になります。
その世界の経済力として、大きな軌道宇宙港が建設できない事情がある場合や技術力が足りない場合などは低軌道に設置して、
やがては廃棄せざる得ない状況になるでしょう。
逆に充分に資金や資材が投入できるなどの条件が整ってさえいれば、静止軌道に設置されるのではないでしょうか。
それ以外に主惑星と衛星等の重量が吊り合うラグランジェポイントに設置される可能性もあります。
2)軌道宇宙港の様式による区別
軌道宇宙港は先に申し上げた様に、荷役作業や旅客作業を行う設備ですので、他星系との交易をする宇宙船からの貨物と旅客のやり取りをスムーズかつ安全に行えることが前提になります。
それには以下の2パターンが考えられるでしょう。
2)-1 軌道宇宙港にドッキングさせるケース
軌道宇宙港の構造物に宇宙船を連結してしまう方式です。
更に以下の3つに分かれることでしょう。
2)-1-1 宇宙船本体を軌道宇宙港に格納してしまう方式
宇宙船を軌道宇宙港の構造物内部に入れてしまい、隔壁を閉鎖して格納してしまう方式です。
トラベラーのルール的にはスペースは宇宙船の1.1倍が必要になることでしょう。
この方式の最大の利点はスムーズに貨物旅客のやりとりが可能であることでしょう。
また、宇宙船の保守点検や補給も同様に円滑かつ安全に作業可能でしょう。
難しいのは艦載艇ルールと同様な離発着の制限があり、軌道宇宙港の設備の数量によっては待機を余儀なくされることもあり得ます。
この辺りの離発着指示の捌き方は軌道宇宙港の管制官の腕の見せ処なのかも知れませんね。
2)-1-2 宇宙船を軌道宇宙港の外付けする方式
先の収納してしまう方式よりはるかにコンパクトで済む方式で、我々の国際宇宙ステーション(ISS)をイメージして頂ければしっくりくると思います。
この方式はドッキング装置の数によっては捌ける宇宙船が限られますが、コンパクトにできることで安価に建設が可能でしょう。
ちょうどトラベラーの宇宙船の形式の分散型を港にした感じです。
また最大の利点としては静止軌道など安定している限りは、増改築も自由度が高く、必要に応じた改造がされることでしょう。
この方式の最大の利点はまさしく分散型そのままで、離発着に制限がないことでしょう。
反面、ドッキング装置以外のハッチや搬出入口からの貨物や旅客の移動は難しく、宇宙空間での作業を要する場合もあることでしょう。
2)-1-3 複合タイプ
上記2ケースの複合した軌道宇宙港も存在することになると思います。
例えば、貴族所有船や高級旅客船は優先して構造物内部に収納する方で受け入れて、貨物港の機能は外付け方式で処理する、なんて住み分けになるのではないでしょうか。
トラベラーのルール的には、分散型かつ内部に艦載艇を内蔵する様な構造に近しい扱いになることでしょう。
これならば、両方式の利点も用いることができますし、欠点を補うこともできますので、この複合タイプが軌道宇宙港の形式としては実は一般的なのかも知れません。
2)-2 軌道宇宙港には連絡船を使うケース
この方式は全ての宇宙船は軌道宇宙港に直接乗り入れることはできません。
宇宙船は軌道上で安定した位置で宇宙港との相対位置を停止させ、シャトルや連絡艇や大型ボートなどで貨物旅客の軌道宇宙港への輸送を行います。
艦載艇を持っていない宇宙船も多いでしょうし、数が十分でない場合などに備えて軌道宇宙港側で小艇等による荷役サービスを請け負うことも一般的でしょう。
この方式の最大の利点は利用できる軌道が広大なので宇宙港の規模に制限されることなく、大量の宇宙船が捌けて、
結果的に多くの貨物や旅客が捌けることでしょう。
こうした宇宙船と軌道宇宙港を結ぶサービスを請け負う小艇乗りとその多種多量な小艇を管制するのは職人技ともいうべき至難さが付き纏いそうですが、
それでもこの方式ならば星系の離発着には制限もありませんし、第一どんな巨大な船舶であっても受け入れることが可能です。
ですので、軍港などでは、自軍の小艇を用いて、この方式の軌道宇宙港を採用している、なんてケースは多いかも知れません。
3)全ての港に共通する設備(軌道宇宙港)
スペースコロニーが主世界でもない限り、星系表面への貨物旅客のアクセスは必須です。
ですので、軌道宇宙港に到着した段階ではまだ終わっていません。貨物も荷先は地表にいることでしょうから納入したことになりませんので代金にならない訳です。
つまり、軌道宇宙港では地表とのシャトルサービスは必須です。
100排水素トン未満の小艇級シャトルも多いでしょうけど、貨物や旅客量によってはそれ以上の大型シャトルが運航されているケースもあるでしょう。
特に宇宙船に供給する燃料は膨大なので燃料用シャトルは地上からなのか、他の惑星から輸送する形式なのか、色々とあるかと思われます。
軌道宇宙港を安定して運用する資機材消耗品や人員の家族を含めたシャトルも考慮すると膨大な物量が必要になることが想像に難くありません。
また、可能性は様々ですが、飛来する物体、隕石もあるでしょうし、収拾しそこねた貨物コンテナやボルトなどの部品類も軌道宇宙港にとっては危険な存在です。
ですので、これらを専門で対処する部署なり請け負う企業体なりが存在することでしょう。
軌道宇宙港で従事する者ばかりでなく、シャトルを運航する者たちやそれを支える要員、軌道宇宙港の安全を守る者たちが一丸となって働くことによって
初めて我々冒険者の安全快適なトラベラーでの宇宙生活ができるのだとも言えるでしょう。
お、おう……(すごい文章量に圧倒されている)
大臣さん
興味深く読ませていただいてます。
是非、宇宙港街のお話もして下さいね。楽しみにしてますっ
興味深く読ませていただいてます。
是非、宇宙港街のお話もして下さいね。楽しみにしてますっ
宇宙港について(その3)
2)貨物港
貨物港といっても、更に以下の2つに分かれます。
2)−1.商業港
貿易用貨物を取り扱う港です。
殆どの場合、コンテナや貨物船が貨物が対象になります。
その種類は多種多様で、自動車や燃料や穀物や鉱物資源、食料品や木材など建築資材や機械および化学製品など多岐に及びます。
この商業港で地上に降ろされた貨物はそれぞれ荷主の指定した納入場所に陸上輸送機関、例えば車両や鉄道などで輸送されて消費市場での卸業者や2次加工業者に輸送されていきます。
多種多様な貨物を取り扱う商業港で見られるのはまず荷捌き施設です。
コンテナを受け取り輸送するガントリークレーン、穀物などばら積み貨物(バルクカーゴ)を陸揚げするためのアンローダーをはじめとする各種の荷役設備、
それ以外にも一時的に置くコンテナヤード等の各種の貨物ヤード、陸上輸送側に荷役するクレーンや配送センターなど多岐に渡ります。
2)−2.工業港
工場に隣接して原材料や工業品を取り扱う港です。
こちらは商業港よりも単純かつ明快で、加工場たる工場に横付けして直接的に輸送されますので、その間の陸上輸送手段が短縮される利点があります。
例えば、化学工場に原材料を供給するケースなどが相当します。
この場合には、専用船が使われる場合も多く、船自体に荷役設備が搭載されており、
それとベルトコンベアや配管等で接続することで省力化かつ高速に荷下ろし作業ができる仕組みを有していることでしょう。
3)軍港
海洋での軍港は地形的に緊要な位置を有している必要があるが、トラベラーの場合では必ずしもその限りではなく絶対的な条件とは言い切れないでしょう。
既発表のシナリオでも中継施設や連絡所的な色彩の濃い海軍基地や偵察局基地がありますが、その規模は数人規模から宙域を越えての防衛能力を有する兵站基地まで様々です。
しかし、それでも性格上、他の港とは異なる要求仕様があります。
・軍事施設としての防衛能力を有すること
敵勢力が襲撃することを想定した防衛能力を有します。しかし規模や能力は様々なのは前述の通りです。
爆撃を考慮した迎撃機能を揃えているかも知れませんし、対爆用バンカーなどの設備を有しているかも知れません。
・通信および索敵能力を有すること
小さな軍港であってもこの通信および索敵能力は民間レベル以上に要求されます。
というのは、敵勢力が必ず電波的攻撃をまず最初に行うのは確実なので、基地機能をある程度まで保つ為には必須項目と言えるでしょう。
言い換えれば、この通信索敵能力が喪失してしまえば、軍事的な港としての機能を喪失してしまいます。
・兵站能力を有すること
軍港には軍用艦が寄港し、補給や休息を行ないます。
それらに必要な荷役設備や保管設備、休息用設備等が維持されていることが望ましいでしょう。
とはいえ、軍用艦の規模が大きければ満足に対応できない場合もあることでしょう。
4)全ての港に共通する設備(地上設置型)
トラベラーにおける地上設置型の宇宙港は我々が利用している空港に近い機能を有しています。
・離着陸機能
航空機、宇宙船が離着陸するための設備機能です。
以下の設備が該当します
滑走路、誘導路、管制塔、監視レーダー、通信設備、航空灯火、離発着誘導装置、電波標識、気象観測設備
宇宙船が反重力での垂直離発着機能があるならば、着陸床とでもいうべきヘリポートのような設備もこれに含まれます。
・機体待機・整備・補給機能
航空機、宇宙船が次の飛行に要する整備補給をするための設備機能です。
以下の設備が該当します。
駐機場(エプロン)、格納庫(整備場)、資材保管庫
飛行場の規模は滑走路の大きさ(長さ)と本数、駐機場の広さに伴う捌ける機体数で1日当たりの離発着量が決まります。
また、整備補給や旅客貨物の捌く速度でも同様に効率の良し悪しが決まるので、宇宙港の能力を考慮するのにはこうした要素が重要になってくるでしょう。
恐らく多くの星系では宇宙港は外部の星系との玄関口になります。いわゆるハブに相当することでしょう。
となれば、この宇宙港に併設して地方への空路や陸路が設けられていて、隣接して航空機用空港がある、なんてケースも多いのではないでしょうか。
貨物港といっても、更に以下の2つに分かれます。
2)−1.商業港
貿易用貨物を取り扱う港です。
殆どの場合、コンテナや貨物船が貨物が対象になります。
その種類は多種多様で、自動車や燃料や穀物や鉱物資源、食料品や木材など建築資材や機械および化学製品など多岐に及びます。
この商業港で地上に降ろされた貨物はそれぞれ荷主の指定した納入場所に陸上輸送機関、例えば車両や鉄道などで輸送されて消費市場での卸業者や2次加工業者に輸送されていきます。
多種多様な貨物を取り扱う商業港で見られるのはまず荷捌き施設です。
コンテナを受け取り輸送するガントリークレーン、穀物などばら積み貨物(バルクカーゴ)を陸揚げするためのアンローダーをはじめとする各種の荷役設備、
それ以外にも一時的に置くコンテナヤード等の各種の貨物ヤード、陸上輸送側に荷役するクレーンや配送センターなど多岐に渡ります。
2)−2.工業港
工場に隣接して原材料や工業品を取り扱う港です。
こちらは商業港よりも単純かつ明快で、加工場たる工場に横付けして直接的に輸送されますので、その間の陸上輸送手段が短縮される利点があります。
例えば、化学工場に原材料を供給するケースなどが相当します。
この場合には、専用船が使われる場合も多く、船自体に荷役設備が搭載されており、
それとベルトコンベアや配管等で接続することで省力化かつ高速に荷下ろし作業ができる仕組みを有していることでしょう。
3)軍港
海洋での軍港は地形的に緊要な位置を有している必要があるが、トラベラーの場合では必ずしもその限りではなく絶対的な条件とは言い切れないでしょう。
既発表のシナリオでも中継施設や連絡所的な色彩の濃い海軍基地や偵察局基地がありますが、その規模は数人規模から宙域を越えての防衛能力を有する兵站基地まで様々です。
しかし、それでも性格上、他の港とは異なる要求仕様があります。
・軍事施設としての防衛能力を有すること
敵勢力が襲撃することを想定した防衛能力を有します。しかし規模や能力は様々なのは前述の通りです。
爆撃を考慮した迎撃機能を揃えているかも知れませんし、対爆用バンカーなどの設備を有しているかも知れません。
・通信および索敵能力を有すること
小さな軍港であってもこの通信および索敵能力は民間レベル以上に要求されます。
というのは、敵勢力が必ず電波的攻撃をまず最初に行うのは確実なので、基地機能をある程度まで保つ為には必須項目と言えるでしょう。
言い換えれば、この通信索敵能力が喪失してしまえば、軍事的な港としての機能を喪失してしまいます。
・兵站能力を有すること
軍港には軍用艦が寄港し、補給や休息を行ないます。
それらに必要な荷役設備や保管設備、休息用設備等が維持されていることが望ましいでしょう。
とはいえ、軍用艦の規模が大きければ満足に対応できない場合もあることでしょう。
4)全ての港に共通する設備(地上設置型)
トラベラーにおける地上設置型の宇宙港は我々が利用している空港に近い機能を有しています。
・離着陸機能
航空機、宇宙船が離着陸するための設備機能です。
以下の設備が該当します
滑走路、誘導路、管制塔、監視レーダー、通信設備、航空灯火、離発着誘導装置、電波標識、気象観測設備
宇宙船が反重力での垂直離発着機能があるならば、着陸床とでもいうべきヘリポートのような設備もこれに含まれます。
・機体待機・整備・補給機能
航空機、宇宙船が次の飛行に要する整備補給をするための設備機能です。
以下の設備が該当します。
駐機場(エプロン)、格納庫(整備場)、資材保管庫
飛行場の規模は滑走路の大きさ(長さ)と本数、駐機場の広さに伴う捌ける機体数で1日当たりの離発着量が決まります。
また、整備補給や旅客貨物の捌く速度でも同様に効率の良し悪しが決まるので、宇宙港の能力を考慮するのにはこうした要素が重要になってくるでしょう。
恐らく多くの星系では宇宙港は外部の星系との玄関口になります。いわゆるハブに相当することでしょう。
となれば、この宇宙港に併設して地方への空路や陸路が設けられていて、隣接して航空機用空港がある、なんてケースも多いのではないでしょうか。
宇宙港について(その2)
1)旅客港
海外国内問わず、航空機に搭乗する場合に利用する空港がこの旅客港の大まかなイメージになるでしょう。
搭乗の旅客用のチェックインカウンター、待合用ロビーやラウンジ、コンコース、手荷物預かり所やボーダーサービスやロッカーなどの離発着客向け設備も必要です。
また、出入国カウンター(イミグレーションオフィス)は同じ恒星間国家であるので、存在しているかどうかはレフリー次第だと思いますが(要するに国内線ですので)
出入星系管理を考慮するとあっても不自然ではないと思います。
他には飲食用のレストランやスタンドバー、土産物を扱う売店、更にはリラクゼーションを提供する店舗や隣接したホテル、現地で利用できるレンタカー店舗などが考えられるでしょう。
大きな旅客港であれば、医療設備や薬局なども併設されていることがあります。
トラベラーでは大きな恒星間国家内部ではありますが、恐らく他の星系との輸出入品に対して関税や検疫がある場合が多いとも思われます。
更に違法な物品や武器等を持ち込まれない様な設備は必須でしょう。
となれば、検査ゲートや税関所や検疫所が設置されていることが考えられます。
また港内での犯罪に対処する為の専門の港湾警察が設置されていて、港湾内全域の治安維持任務に従事しているでしょう。
あるいは委託された警備会社からの警備員などが代替している可能性もありますし、港の性格によっては軍隊が治安維持を担当している場合があるでしょう。
この旅客港での必須設備としては、旅客船あるいは連絡用シャトルに搭乗する為の旅客用手荷物用の積み降ろし設備があります。
ボーディングブリッジみたいな待合・手続き設備から直接乗り込める型もあるでしょう。
しかし、この設備は大変便利でスムーズに旅客の移動ができるのですが、建物に航空機(トラベラーの場合は船舶や連絡シャトル)が隣接する為にスペースが限られる欠点があります。
ですので、階段を搭載したパッセンジャーステップ(タラップ車)を用いる場合や機体自身のタラップを使用して、旅客を機体近傍までバス輸送して搭乗してもらう方法が一般的でしょう。
またトラベラーとして存在するであろう軌道上での旅客港での搭乗方法は後述の軌道上港で検討することと致します。
手荷物積み降ろし設備は預けた手荷物ならば大抵の場合、パッケージ化したコンテナへ積み込んで、そのコンテナを機体へ格納することになります。
荷さばき場(ソーティング場)で仕分けされて、乗り換えの場合も含めて対応されます。
旅客が自身の手荷物を待っている状態なので、可能な限り早くかつ破損しないように対応する必要があります。
またこの際の短い時間で検疫違反や関税違反や違法物持ち込みなどの検査もしなくてはなりません。
ですので大型の旅客港ではノウハウや人員や設備数にも充分な配慮がされ混乱を防いでいることと考えられます。
海外国内問わず、航空機に搭乗する場合に利用する空港がこの旅客港の大まかなイメージになるでしょう。
搭乗の旅客用のチェックインカウンター、待合用ロビーやラウンジ、コンコース、手荷物預かり所やボーダーサービスやロッカーなどの離発着客向け設備も必要です。
また、出入国カウンター(イミグレーションオフィス)は同じ恒星間国家であるので、存在しているかどうかはレフリー次第だと思いますが(要するに国内線ですので)
出入星系管理を考慮するとあっても不自然ではないと思います。
他には飲食用のレストランやスタンドバー、土産物を扱う売店、更にはリラクゼーションを提供する店舗や隣接したホテル、現地で利用できるレンタカー店舗などが考えられるでしょう。
大きな旅客港であれば、医療設備や薬局なども併設されていることがあります。
トラベラーでは大きな恒星間国家内部ではありますが、恐らく他の星系との輸出入品に対して関税や検疫がある場合が多いとも思われます。
更に違法な物品や武器等を持ち込まれない様な設備は必須でしょう。
となれば、検査ゲートや税関所や検疫所が設置されていることが考えられます。
また港内での犯罪に対処する為の専門の港湾警察が設置されていて、港湾内全域の治安維持任務に従事しているでしょう。
あるいは委託された警備会社からの警備員などが代替している可能性もありますし、港の性格によっては軍隊が治安維持を担当している場合があるでしょう。
この旅客港での必須設備としては、旅客船あるいは連絡用シャトルに搭乗する為の旅客用手荷物用の積み降ろし設備があります。
ボーディングブリッジみたいな待合・手続き設備から直接乗り込める型もあるでしょう。
しかし、この設備は大変便利でスムーズに旅客の移動ができるのですが、建物に航空機(トラベラーの場合は船舶や連絡シャトル)が隣接する為にスペースが限られる欠点があります。
ですので、階段を搭載したパッセンジャーステップ(タラップ車)を用いる場合や機体自身のタラップを使用して、旅客を機体近傍までバス輸送して搭乗してもらう方法が一般的でしょう。
またトラベラーとして存在するであろう軌道上での旅客港での搭乗方法は後述の軌道上港で検討することと致します。
手荷物積み降ろし設備は預けた手荷物ならば大抵の場合、パッケージ化したコンテナへ積み込んで、そのコンテナを機体へ格納することになります。
荷さばき場(ソーティング場)で仕分けされて、乗り換えの場合も含めて対応されます。
旅客が自身の手荷物を待っている状態なので、可能な限り早くかつ破損しないように対応する必要があります。
またこの際の短い時間で検疫違反や関税違反や違法物持ち込みなどの検査もしなくてはなりません。
ですので大型の旅客港ではノウハウや人員や設備数にも充分な配慮がされ混乱を防いでいることと考えられます。
宇宙港について(その1)
トラベラーの世界観で必ずと言ってよいほどに皆さんが関係するのが宇宙港と宇宙港街だと思います。
今回はその掘り下げをちょっとやってみましょう。
まず最初に宇宙港について。
一口に宇宙港と言っても、イメージは多種多様だと思いますが、その辺を整理する一助になればと存じます。
1.港の種類について(地上設置型の場合)
我々の世界でも似た設備としては、航空機の離発着を扱う空港と船舶を扱う海洋の港があります。
その両者を併せ持ったイメージになるかと思われます。
港の機能としては、
1.宇宙船の離着陸
2.旅客・貨物の積み降ろし
3.宇宙船の整備・補給能力
4.旅客・貨物の集配拠点
が満足している必要があります。
空港にせよ港にせよ、大きく旅客港、貨物港、軍港に分かれます。
しかし、3種類が別々に設けられるケースばかりではなく、混合型が数多くあることでしょう。
トラベラー特有の軌道上に設置される宇宙港は別項目として、最初にまず地上設置型宇宙港を考えて参りましょう。
今回はその掘り下げをちょっとやってみましょう。
まず最初に宇宙港について。
一口に宇宙港と言っても、イメージは多種多様だと思いますが、その辺を整理する一助になればと存じます。
1.港の種類について(地上設置型の場合)
我々の世界でも似た設備としては、航空機の離発着を扱う空港と船舶を扱う海洋の港があります。
その両者を併せ持ったイメージになるかと思われます。
港の機能としては、
1.宇宙船の離着陸
2.旅客・貨物の積み降ろし
3.宇宙船の整備・補給能力
4.旅客・貨物の集配拠点
が満足している必要があります。
空港にせよ港にせよ、大きく旅客港、貨物港、軍港に分かれます。
しかし、3種類が別々に設けられるケースばかりではなく、混合型が数多くあることでしょう。
トラベラー特有の軌道上に設置される宇宙港は別項目として、最初にまず地上設置型宇宙港を考えて参りましょう。
「既に持っている」物の取り扱い
山中教授
>ワードローブ数個分のドレスやアクセサリーを所有していてしかるべきだったのでは?
そのあたりは彼女の例に限らず、冒険に出る前にレフリーとプレイヤーで相談して決めておくのでしょうね。
彼女の場合は急いで出奔したので、実家から持ち出せるものが殆どなく、一時金が持ち出せた最大限の現金、という設定だったかと思います。
それに行った経験はありませんが、社交界では最新デザインではないファッションの価値をどう当の本人達が評価するか、なのでしょうね。
考えてみれば他の経歴でのプレイヤーキャラクターも同様ですよね。
除隊特典と一時金だけしか所有権がない、なんてのは現実的には不自然ですよね。
現役時代に蓄えた資金があるかも知れませんし、購入した財産やアイテムなんてのもあってもおかしくありません。
なによりも居住するのに必要なものやひょっとしたら家族がいたり、色々と背景があるはずです。
ですので、そのあたりの細かい設定はルールで精製されたキャラクターにどう肉付けしていくか、でいいのではないかと存じます。
シナリオの進行に必要不必要を問わず、フレーバーとして面白ければ元から所有していた、でいいのではないでしょうか。
>ワードローブ数個分のドレスやアクセサリーを所有していてしかるべきだったのでは?
そのあたりは彼女の例に限らず、冒険に出る前にレフリーとプレイヤーで相談して決めておくのでしょうね。
彼女の場合は急いで出奔したので、実家から持ち出せるものが殆どなく、一時金が持ち出せた最大限の現金、という設定だったかと思います。
それに行った経験はありませんが、社交界では最新デザインではないファッションの価値をどう当の本人達が評価するか、なのでしょうね。
考えてみれば他の経歴でのプレイヤーキャラクターも同様ですよね。
除隊特典と一時金だけしか所有権がない、なんてのは現実的には不自然ですよね。
現役時代に蓄えた資金があるかも知れませんし、購入した財産やアイテムなんてのもあってもおかしくありません。
なによりも居住するのに必要なものやひょっとしたら家族がいたり、色々と背景があるはずです。
ですので、そのあたりの細かい設定はルールで精製されたキャラクターにどう肉付けしていくか、でいいのではないかと存じます。
シナリオの進行に必要不必要を問わず、フレーバーとして面白ければ元から所有していた、でいいのではないでしょうか。
貴族が「既に持っている」物は?
大臣様
衣装関係に話を戻しますが。
>かく言う本職がレフリーの時に経験した某伯爵令嬢のプレイヤーは
>大量のドレスとアクセサリー類を貴族の除隊一時金から捻出して冒険に参加していましたよ。
無粋なツッコミですが、本物の御令嬢であれば現役時代から……貴族に現役というのも何ですが……
ワードローブ数個分のドレスやアクセサリーを所有していてしかるべきだったのでは?
セレブ階級は、常に新しいものを購入しないと周囲から「落ちぶれて来た」と見なされてしまうので、結構、深刻だった筈。
衣装関係に話を戻しますが。
>かく言う本職がレフリーの時に経験した某伯爵令嬢のプレイヤーは
>大量のドレスとアクセサリー類を貴族の除隊一時金から捻出して冒険に参加していましたよ。
無粋なツッコミですが、本物の御令嬢であれば現役時代から……貴族に現役というのも何ですが……
ワードローブ数個分のドレスやアクセサリーを所有していてしかるべきだったのでは?
セレブ階級は、常に新しいものを購入しないと周囲から「落ちぶれて来た」と見なされてしまうので、結構、深刻だった筈。
レンズマン、何もかもが桁違いに派手過ぎる
大臣様
>銀河パトロール隊とかレンズの設定なんかトラベラーでそのまま使うのは難しいですが
絶対的な「正義」と「悪」の戦い、あるいは、代理戦争ですのでねぇ。
SFで「冒険活劇」を楽しめる、方向性を確立してくれた実績は素晴らしいと思います。
ヴェルヌやウェルズとは全く違った方向ですが。
私が大好きな(強く記憶している)のは、
第三巻「第二段階レンズマン」で、「移動式惑星」の大艦隊を率いて攻め込んで来たボスコーン艦隊を、
恒星1個分のエネルギー総てを束ねた「太陽ビーム」で薙ぎ払って無力化するシーン。
これに比べれば、遊星爆弾や波動砲なんて花火みたいなもんだと驚いたものですが。
今、読み直してみたら、その直前にキニスン(地球側艦隊司令官)が、敵艦隊司令官とテレパシー戦を行い、
相手方の指揮系統を一時的にですが、無力化していますね(今で言えばハッキングを仕掛けて圧勝したようなもの?)。
敵艦隊の編成から現在位置、作戦要綱まで読み取った状態で戦闘開始って、酷い話です。
>銀河パトロール隊とかレンズの設定なんかトラベラーでそのまま使うのは難しいですが
絶対的な「正義」と「悪」の戦い、あるいは、代理戦争ですのでねぇ。
SFで「冒険活劇」を楽しめる、方向性を確立してくれた実績は素晴らしいと思います。
ヴェルヌやウェルズとは全く違った方向ですが。
私が大好きな(強く記憶している)のは、
第三巻「第二段階レンズマン」で、「移動式惑星」の大艦隊を率いて攻め込んで来たボスコーン艦隊を、
恒星1個分のエネルギー総てを束ねた「太陽ビーム」で薙ぎ払って無力化するシーン。
これに比べれば、遊星爆弾や波動砲なんて花火みたいなもんだと驚いたものですが。
今、読み直してみたら、その直前にキニスン(地球側艦隊司令官)が、敵艦隊司令官とテレパシー戦を行い、
相手方の指揮系統を一時的にですが、無力化していますね(今で言えばハッキングを仕掛けて圧勝したようなもの?)。
敵艦隊の編成から現在位置、作戦要綱まで読み取った状態で戦闘開始って、酷い話です。
レンズのおじさん達
rom様
山中教授
>レンズマン時代
いやあ、古き良きというべきSFの源流ですね。
銀河パトロール隊とかレンズの設定なんかトラベラーでそのまま使うのは難しいですが、
読み漁っていた当時は楽しんでいたものです。
でもさてはて、シリーズのどこまで読んだか記憶の彼方に。
色々な異星人が出てくるのも面白かったと思います。
山中教授
>レンズマン時代
いやあ、古き良きというべきSFの源流ですね。
銀河パトロール隊とかレンズの設定なんかトラベラーでそのまま使うのは難しいですが、
読み漁っていた当時は楽しんでいたものです。
でもさてはて、シリーズのどこまで読んだか記憶の彼方に。
色々な異星人が出てくるのも面白かったと思います。
良いお話ですね
>某伯爵令嬢のプレイヤーは大量のドレスとアクセサリー類を貴族の除隊一時金から捻出して冒険に参加
国産スチームパンクRPG:ギア・アンティークで似たようなお話は聞いたことがありますが、
トラベラーでするところが素晴らしいですっ。
>反重力
良かった、まだSFは死んでなかったんだー。と胸を撫で下ろしています。これも良かったです。
国産スチームパンクRPG:ギア・アンティークで似たようなお話は聞いたことがありますが、
トラベラーでするところが素晴らしいですっ。
>反重力
良かった、まだSFは死んでなかったんだー。と胸を撫で下ろしています。これも良かったです。
反重力の原理とか服飾とか
山中教授
れいこCEO
>トラベラーの反重力については、電子回路で作られるものだった
重力は実際に存在していますので、その反作用を人工的に作り出すことも今後のTLが上昇することで技術的に発見されるのかもしれませんよ。
そもそも論として、我々は電気や磁力の根本的な原理を知っている訳ではありません。
知っているのは作用する理屈や使い方くらいのものですから、まだまだ人類がきちんと宇宙の物理原理を解明する余地はあると存じます。
つまり。
今の人類の技術力は太古種族とは比較にならないくらいまだまだなんでしょうね。
>反物質の利用はTL17以上
もうこうなると兵器利用には使えそうですが、どう取り扱っていいのかわからん未知の技術な気が致します。
その辺はレフリーの想像力によるところ大なのでしょうけど、その分、技術的な裏付けが破綻していないようにするのが難しそうですよね。
トラベラーでも触れられているとおり、進んだ科学技術は魔法と区別できない、というところでしょうか。
面白いのは、他のTRPGでは魔法はこんなもの、として原理などの議論は全くしなくても済みますが、
トラベラーは科学技術なので理屈が理解できるモノとして議論の「まな板の上」に乗ることができるという点でしょう。
>普通のトラベラー(社会身分度7-)は、陸に上がってもジャンプスーツや戦闘用迷彩服を着ているんだろうなって思った
それは面白い視点でしたね。
一種の着の身着のままで洗濯しないのか、汗臭くならないのか心配してしまいそうです。
この辺りもレフリーとプレイヤーの感覚の問題なのでしょうね。
意外と特等チケットで許されている貨物量はほとんどが着替え用のアタッシュケースなのかも知れませんよ。
映画「タイタニック」でも冒頭のシーンで特等船客が何台もの車でトランクケースや美術品や装飾品を運び込んでいましたがあんな感じなのかも。
かく言う本職がレフリーの時に経験した某伯爵令嬢のプレイヤーは大量のドレスとアクセサリー類を貴族の除隊一時金から捻出して冒険に参加していましたよ。
曰く、貴族の嗜みで常識とか。
れいこCEO
>トラベラーの反重力については、電子回路で作られるものだった
重力は実際に存在していますので、その反作用を人工的に作り出すことも今後のTLが上昇することで技術的に発見されるのかもしれませんよ。
そもそも論として、我々は電気や磁力の根本的な原理を知っている訳ではありません。
知っているのは作用する理屈や使い方くらいのものですから、まだまだ人類がきちんと宇宙の物理原理を解明する余地はあると存じます。
つまり。
今の人類の技術力は太古種族とは比較にならないくらいまだまだなんでしょうね。
>反物質の利用はTL17以上
もうこうなると兵器利用には使えそうですが、どう取り扱っていいのかわからん未知の技術な気が致します。
その辺はレフリーの想像力によるところ大なのでしょうけど、その分、技術的な裏付けが破綻していないようにするのが難しそうですよね。
トラベラーでも触れられているとおり、進んだ科学技術は魔法と区別できない、というところでしょうか。
面白いのは、他のTRPGでは魔法はこんなもの、として原理などの議論は全くしなくても済みますが、
トラベラーは科学技術なので理屈が理解できるモノとして議論の「まな板の上」に乗ることができるという点でしょう。
>普通のトラベラー(社会身分度7-)は、陸に上がってもジャンプスーツや戦闘用迷彩服を着ているんだろうなって思った
それは面白い視点でしたね。
一種の着の身着のままで洗濯しないのか、汗臭くならないのか心配してしまいそうです。
この辺りもレフリーとプレイヤーの感覚の問題なのでしょうね。
意外と特等チケットで許されている貨物量はほとんどが着替え用のアタッシュケースなのかも知れませんよ。
映画「タイタニック」でも冒頭のシーンで特等船客が何台もの車でトランクケースや美術品や装飾品を運び込んでいましたがあんな感じなのかも。
かく言う本職がレフリーの時に経験した某伯爵令嬢のプレイヤーは大量のドレスとアクセサリー類を貴族の除隊一時金から捻出して冒険に参加していましたよ。
曰く、貴族の嗜みで常識とか。
Re:反重力
Traveller の反重力やスラスター(通常)ドライブは重力場自体に直接?干渉するものですね。
重力場の弱い所だと加速度が落ちるとか設定がありました。
反重力プレートの素材についての設定はちょっと思い当たる物が無いです。
> レンズマン
懐しい。スミスだとスカイラークシリーズで3つの軸で回転すると4次元空間に入れる、というやつが荒唐無稽でお気に入りですw
これのリスペクトっぽいエピソードが三体にあってニヤっとなりました。
重力関連でエキセントリックな設定と言えばゼン・ガンですが、まあ色々ありますよね。
SF作品で反物質を反重力と結びつけるような作品はそれこそレンズマン時代にでも遡らなければなかなか見当たらないですし、
Traveller 世界にも影響は無いと思いますよ。
重力場の弱い所だと加速度が落ちるとか設定がありました。
反重力プレートの素材についての設定はちょっと思い当たる物が無いです。
> レンズマン
懐しい。スミスだとスカイラークシリーズで3つの軸で回転すると4次元空間に入れる、というやつが荒唐無稽でお気に入りですw
これのリスペクトっぽいエピソードが三体にあってニヤっとなりました。
重力関連でエキセントリックな設定と言えばゼン・ガンですが、まあ色々ありますよね。
SF作品で反物質を反重力と結びつけるような作品はそれこそレンズマン時代にでも遡らなければなかなか見当たらないですし、
Traveller 世界にも影響は無いと思いますよ。
トラベラーの反重力は電子回路で作られます
れいこ様
>アルコールは毒物、ですよねー
数年前までは、日常生活を送る為の必需品でした(汗)。
トラベラーの反重力については、電子回路で作られるものだった筈。
スイッチを切った後でもエアラフトや反重力ベルトは、飛行船や風船の如く、ふわふわしていることになってしまいますよね。
運転中の浮力調整も、反物質の生成(何処から?)で浮力増加、反物質の放出(大気中では危険?)で浮力減少、
という形になりますので、ちょっと無理ではないのかな。
バロウズの火星(+月世界)シリーズは、太陽光線から「第七光線」を分離して、それを「鏡張りのタンク」へ詰め込むことで、反重力を得ていましたが……。
太陽光線から「第七光線」を分離するだけなので、昼間であれば簡単な装置で反重力を発生可能。
タンクから「第七光線」を放出すれば、浮力の減少が容易という設定だった筈。
元が太陽光なので、放出しても無害。
英語圏では「虹が六色」であることを知った理由が、この「第七光線」なんですけどね。
スミスの「レンズマン」シリーズには、反物質が反重力を生じる記述あり。
反物質爆弾を投げつけられた主人公の宇宙船が、牽引ビームを使って、反物質爆弾を弾き返しております。
反重力というか、重力に対して反発する、という性質ですね。
この理屈もかなり怪しいんですが。
最近の作品で「反物質」が登場するのは、「星界の紋章/戦旗」くらいかな?
というか新しい作品をほとんど知りません。
トラベラーに話を戻すと、反物質の利用はTL17以上となっておりますので、
TL8のエアラフトに反物質を使われていると見なすことは、更に難しくなりました。
>アルコールは毒物、ですよねー
数年前までは、日常生活を送る為の必需品でした(汗)。
トラベラーの反重力については、電子回路で作られるものだった筈。
スイッチを切った後でもエアラフトや反重力ベルトは、飛行船や風船の如く、ふわふわしていることになってしまいますよね。
運転中の浮力調整も、反物質の生成(何処から?)で浮力増加、反物質の放出(大気中では危険?)で浮力減少、
という形になりますので、ちょっと無理ではないのかな。
バロウズの火星(+月世界)シリーズは、太陽光線から「第七光線」を分離して、それを「鏡張りのタンク」へ詰め込むことで、反重力を得ていましたが……。
太陽光線から「第七光線」を分離するだけなので、昼間であれば簡単な装置で反重力を発生可能。
タンクから「第七光線」を放出すれば、浮力の減少が容易という設定だった筈。
元が太陽光なので、放出しても無害。
英語圏では「虹が六色」であることを知った理由が、この「第七光線」なんですけどね。
スミスの「レンズマン」シリーズには、反物質が反重力を生じる記述あり。
反物質爆弾を投げつけられた主人公の宇宙船が、牽引ビームを使って、反物質爆弾を弾き返しております。
反重力というか、重力に対して反発する、という性質ですね。
この理屈もかなり怪しいんですが。
最近の作品で「反物質」が登場するのは、「星界の紋章/戦旗」くらいかな?
というか新しい作品をほとんど知りません。
トラベラーに話を戻すと、反物質の利用はTL17以上となっておりますので、
TL8のエアラフトに反物質を使われていると見なすことは、更に難しくなりました。
反重力否定!
>Tactics誌20号の宇宙港関連でしたか?
はい、仰る通りです。面白い記事ですよねっ
アルコールは毒物、ですよねー
>反重力
27日付の英科学誌ネイチャー電子版に(未読)、「反物質も”落ちる”」と証明された記事が載ったそうです。
反重力ラフトや半重力ベルトが使えないトラベラーは、寂しいですよね……
はい、仰る通りです。面白い記事ですよねっ
アルコールは毒物、ですよねー
>反重力
27日付の英科学誌ネイチャー電子版に(未読)、「反物質も”落ちる”」と証明された記事が載ったそうです。
反重力ラフトや半重力ベルトが使えないトラベラーは、寂しいですよね……
エキゾチックな社会身分度の区別と毒物ルール
れいこ様
記事紹介、ありがとうございます。
Tactics誌20号の宇宙港関連でしたか?
キャラクターの立場が「社会身分度」により区別された世界という設定は、当時、学生だった自分には想像できない異世界の概念でした。
学生同士で「俺の仕送りは身分度4だ」とか「住んでいるマンションの家賃だけで身分度5だとか」、
そういう形でしか認識できなかった自分たちが懐かしい。
>「あ、普通のトラベラー(社会身分度7-)は、陸(おか)に上がってもジャンプスーツや戦闘用迷彩服を着ているんだろうなって思ったことですねー。
スーツケースに詰め込める衣装の数は有限ですからね。
一番良い服(=高い服)が戦闘服(Battle Dress)という状況は有り勝ちかも。
>商売の関係等で急遽高級レストランで一席設けないといけなくなったとき、慌てて服を買い求めるトラベラーが目に浮かびます。
そういう時の為、パーティーに最低1人は身分度A以上のキャラクターが必要なんですよね。
他のメンバー(身分度7以下)は給仕等の下働きとして使えばOK?
アルコールの強さ(ビール2杯で1ポイント、ワイン1杯も1ポイント、ウィスキーは1杯で2ポイント)が決められていて、
キャラクターは飲んだ分だけ「耐久力」にダメージを受ける。
耐久力がゼロになったら、今度は「知力」にダメージを受ける。
というルールも印象的でした。
耐久力と知力にダメージを受けるような「毒物」を、何故、大人は飲みたがるのだろうか。
と疑問を感じた当時の自分(未成年)が……以下略。
記事紹介、ありがとうございます。
Tactics誌20号の宇宙港関連でしたか?
キャラクターの立場が「社会身分度」により区別された世界という設定は、当時、学生だった自分には想像できない異世界の概念でした。
学生同士で「俺の仕送りは身分度4だ」とか「住んでいるマンションの家賃だけで身分度5だとか」、
そういう形でしか認識できなかった自分たちが懐かしい。
>「あ、普通のトラベラー(社会身分度7-)は、陸(おか)に上がってもジャンプスーツや戦闘用迷彩服を着ているんだろうなって思ったことですねー。
スーツケースに詰め込める衣装の数は有限ですからね。
一番良い服(=高い服)が戦闘服(Battle Dress)という状況は有り勝ちかも。
>商売の関係等で急遽高級レストランで一席設けないといけなくなったとき、慌てて服を買い求めるトラベラーが目に浮かびます。
そういう時の為、パーティーに最低1人は身分度A以上のキャラクターが必要なんですよね。
他のメンバー(身分度7以下)は給仕等の下働きとして使えばOK?
アルコールの強さ(ビール2杯で1ポイント、ワイン1杯も1ポイント、ウィスキーは1杯で2ポイント)が決められていて、
キャラクターは飲んだ分だけ「耐久力」にダメージを受ける。
耐久力がゼロになったら、今度は「知力」にダメージを受ける。
というルールも印象的でした。
耐久力と知力にダメージを受けるような「毒物」を、何故、大人は飲みたがるのだろうか。
と疑問を感じた当時の自分(未成年)が……以下略。
宇宙旅人(トラベラー)の服装
どもども、お久しぶりですっ。
服装の話題が出ていたので、昔のタクテクス誌に掲載されていた記事をご案内します。
(抜粋)
「最高級のレストラン」
都市のこのクラスのレストランになると、たいていの店は服装や礼儀に厳格で、支配人はジャンプスーツや戦闘用迷彩服には眉をひそめるでしょう。
宙港街の服飾店で売っているけばけばしい衣装も、ビロードの絨毯を守る番人の目はごまかせません。
(以下内容)
一般に社会身分度7以下のキャラクターはこうした店に入れない。
支配人にCr10づつチップを渡すとDM+1。
贈賄技能も+DM
社会身分度7-のキャラクターがいるとDM-4(!)
諸々合わせて席を取るのに6+が必要。
なお社会身分度10+なら自動的に席が取れる。
この記事で面白いのは、
「あ、普通のトラベラー(社会身分度7-)は、陸(おか)に上がってもジャンプスーツや戦闘用迷彩服を着ているんだろうなって思ったことですねー。
商売の関係等で急遽高級レストランで一席設けないといけなくなったとき、慌てて服を買い求めるトラベラーが目に浮かびます。
そして支配人にダメだしされるまでがワンセット()
服装の話題が出ていたので、昔のタクテクス誌に掲載されていた記事をご案内します。
(抜粋)
「最高級のレストラン」
都市のこのクラスのレストランになると、たいていの店は服装や礼儀に厳格で、支配人はジャンプスーツや戦闘用迷彩服には眉をひそめるでしょう。
宙港街の服飾店で売っているけばけばしい衣装も、ビロードの絨毯を守る番人の目はごまかせません。
(以下内容)
一般に社会身分度7以下のキャラクターはこうした店に入れない。
支配人にCr10づつチップを渡すとDM+1。
贈賄技能も+DM
社会身分度7-のキャラクターがいるとDM-4(!)
諸々合わせて席を取るのに6+が必要。
なお社会身分度10+なら自動的に席が取れる。
この記事で面白いのは、
「あ、普通のトラベラー(社会身分度7-)は、陸(おか)に上がってもジャンプスーツや戦闘用迷彩服を着ているんだろうなって思ったことですねー。
商売の関係等で急遽高級レストランで一席設けないといけなくなったとき、慌てて服を買い求めるトラベラーが目に浮かびます。
そして支配人にダメだしされるまでがワンセット()
見えてくるもの
山中教授
ええ、申し上げたかっやのはまさにこの、
>色々な設定を事前に書き溜めておく必要
です。
バリエーションは教授ご指摘のように「どんな服」に対して形容詞、例えば「真新しい」「古ぼけた」「鮮やかな色の」などなど。
組み合わせで大量にかつ多彩にPCやNPCを表現できますよね。
しかも服だけではなく、アクセサリーや持ち物なども同様の手口?で無機質な描写から印象深くできる早変わりの術です。
その中で1点、強調したい例えば、「くたびれたスーツ姿に薄汚れた革靴の貧相な男の左腕には似つかない銀色の高価そうな時計が」なんてNPCが話し掛けてきたら。
なんとなくその人物の背景を想像して会話の持っていきようも変わってくるかと思います。
>主に「衣装の素材」を記号化することで、服装の印象を伝えるように
いいですねえ。
実に見習いたいものです。
ええ、申し上げたかっやのはまさにこの、
>色々な設定を事前に書き溜めておく必要
です。
バリエーションは教授ご指摘のように「どんな服」に対して形容詞、例えば「真新しい」「古ぼけた」「鮮やかな色の」などなど。
組み合わせで大量にかつ多彩にPCやNPCを表現できますよね。
しかも服だけではなく、アクセサリーや持ち物なども同様の手口?で無機質な描写から印象深くできる早変わりの術です。
その中で1点、強調したい例えば、「くたびれたスーツ姿に薄汚れた革靴の貧相な男の左腕には似つかない銀色の高価そうな時計が」なんてNPCが話し掛けてきたら。
なんとなくその人物の背景を想像して会話の持っていきようも変わってくるかと思います。
>主に「衣装の素材」を記号化することで、服装の印象を伝えるように
いいですねえ。
実に見習いたいものです。
テーブルトークRPGで服装(オシャレ)を印象付けることは難しい
大臣様
基本的に、口頭(言語)で情景(服装)を説明することは、難しいと思いますよ?
絵心のあるプレイヤーが居れば、ある程度は解決できるでしょうけれど。
あくまで主観なので、印象を操作するのは難しそう。
デザインは……、AラインだのPラインだの、フレアスカートだのティアードスカートだの、
女性のファッション用語は複雑怪奇であります。
しかも、年が変わると直ぐに使えなくなる(流行の移り変わりが早いので、
描写している人物が「流行遅れの服を着ている」ようにしか聞こえない問題が発生。
所謂「シティハンター現象」。
軍服、ドレス、作業服、ラフな平服、高価/安価、清潔/不潔、そんな程度の情報が伝われば十分ではないのかな。
私がレフリーをする場合は、主に「衣装の素材」を記号化することで、服装の印象を伝えるように心がけていました。
「長いコートの裾で隠れて見え難いが、彼の足元は○○トカゲの革製長靴で覆われている。
惑星××の富裕層で数年前に流行っていた製品だが、その長靴はかなり履き古されているようにも見えた」
銃器やアクセサリ系についても使える方法です。
その代わり、色々な設定を事前に書き溜めておく必要がありますけれどね。
基本的に、口頭(言語)で情景(服装)を説明することは、難しいと思いますよ?
絵心のあるプレイヤーが居れば、ある程度は解決できるでしょうけれど。
あくまで主観なので、印象を操作するのは難しそう。
デザインは……、AラインだのPラインだの、フレアスカートだのティアードスカートだの、
女性のファッション用語は複雑怪奇であります。
しかも、年が変わると直ぐに使えなくなる(流行の移り変わりが早いので、
描写している人物が「流行遅れの服を着ている」ようにしか聞こえない問題が発生。
所謂「シティハンター現象」。
軍服、ドレス、作業服、ラフな平服、高価/安価、清潔/不潔、そんな程度の情報が伝われば十分ではないのかな。
私がレフリーをする場合は、主に「衣装の素材」を記号化することで、服装の印象を伝えるように心がけていました。
「長いコートの裾で隠れて見え難いが、彼の足元は○○トカゲの革製長靴で覆われている。
惑星××の富裕層で数年前に流行っていた製品だが、その長靴はかなり履き古されているようにも見えた」
銃器やアクセサリ系についても使える方法です。
その代わり、色々な設定を事前に書き溜めておく必要がありますけれどね。
トラベラーでのおしゃれ
皆様
止まってましたので、ちょっと方向性を変えて。
ファッションの話に。
え?オシャレと縁のないあいつが?なんて声が聞こえてきそうですが、そんな声は聞こえないことにして。
主に服飾は民族、地域、性別、年齢、階級、職業で異なり、TPOに応じた格好が必要になりますよね。
特等船客やトラベラー協会の項だったかドレスコードの記述があったかと思いますので、
恐らくはトラベラー宇宙においても服装規定、つまり場に相応しい服装というのが全宇宙共通で存在しているのでしょう。
じゃあそれ以外は、というと、民族服や流行やファッションセンスなんでしょうね。
となると、ある地域では目立たない恰好であっても別の地域では奇抜で奇異に見られる、なんてこともありそうですよね。
次に見かけそうなのは軍服や制服ですよね。
たぶん帝国軍の軍服などは誰が見ても見分けることができる、なんて設定になっているのではないでしょうか。
他にも地方警察なども判り易いデザインなのではないかと思います。
特にトラベラーでは文化交流が存在することから、ファッションに異なる星系あるいは異星人の文化を取り入れて新しい服装を作り出すなんてことも頻繁にあり得そうです。
例えば明治大正の頃に和装に靴だったりする感じでしょうか。
デザインもさることながら、生地や縫製も重要ですよね。
ある星系で生産されている巨大幼虫の繭(元ネタはナイショ)は丈夫で良質な織物の材料にになる、とか冒険ネタになりそうです。
とはいえ。
宇宙暮らしの宇宙船乗りは毎日のように作業用ツナギでしょうからあまり話のネタにはなりそうにないなあ。
NPCにはその分、オシャレしてもらいましょうか。
皆様、トラベラーではいつもどんなオシャレしてます??
止まってましたので、ちょっと方向性を変えて。
ファッションの話に。
え?オシャレと縁のないあいつが?なんて声が聞こえてきそうですが、そんな声は聞こえないことにして。
主に服飾は民族、地域、性別、年齢、階級、職業で異なり、TPOに応じた格好が必要になりますよね。
特等船客やトラベラー協会の項だったかドレスコードの記述があったかと思いますので、
恐らくはトラベラー宇宙においても服装規定、つまり場に相応しい服装というのが全宇宙共通で存在しているのでしょう。
じゃあそれ以外は、というと、民族服や流行やファッションセンスなんでしょうね。
となると、ある地域では目立たない恰好であっても別の地域では奇抜で奇異に見られる、なんてこともありそうですよね。
次に見かけそうなのは軍服や制服ですよね。
たぶん帝国軍の軍服などは誰が見ても見分けることができる、なんて設定になっているのではないでしょうか。
他にも地方警察なども判り易いデザインなのではないかと思います。
特にトラベラーでは文化交流が存在することから、ファッションに異なる星系あるいは異星人の文化を取り入れて新しい服装を作り出すなんてことも頻繁にあり得そうです。
例えば明治大正の頃に和装に靴だったりする感じでしょうか。
デザインもさることながら、生地や縫製も重要ですよね。
ある星系で生産されている巨大幼虫の繭(元ネタはナイショ)は丈夫で良質な織物の材料にになる、とか冒険ネタになりそうです。
とはいえ。
宇宙暮らしの宇宙船乗りは毎日のように作業用ツナギでしょうからあまり話のネタにはなりそうにないなあ。
NPCにはその分、オシャレしてもらいましょうか。
皆様、トラベラーではいつもどんなオシャレしてます??
トラベラー宇宙でのシビアなシェア競争
山中教授
各位
ということで、ここまでは前振り的マクロ経済理論として。
ヴィリスの対外向け経済規模は合計MCr239430でしたよね。
これはヴィリスが経済活動をするうえでリガード理論上、選択した最適化の結果たる要するに帝国内での得意分野の産業の分業化の結果です。
つまりヴィリスでも生産できる部品や材料があっても、外からもっと安いものを運び入れることによって貿易メリットを産み出している訳です。
このMCr239430は分解すれば、生産に必要なものを輸送した額面と製品を売るために輸送した額面と旅客が移動する交通費ですね。
しかし、メガコーポレーションで申し上げた通り、物流シェアを100%握ってしまえば。
部品が入ってこないから生産できない、製品ができたけど外に売れないから外貨獲得できない=より儲けが生み出せない、という仕組みになり、
そうなると星系内部の経済活動とそれに伴う経済成長しか成り立ちなくなります。つまり貿易していない状況です。
入ってくる現金もなく、貿易しないことにより経済成長率は鈍ることになるでしょう。
それを避けるために帝国はひょっとしたらメガコーポレーションに対しても何か制約なり規制なりを掛けているかも知れません。
そうしないと結果として、星系の実質的な経済支配が可能になるのではないか、と思うのです。
ですので、例にしてみたRLL社くらいの規模であっても、ある程度の星系の物流を支配するとか、必要な品目に絞って物流を請け負うとか
色々とたぶん成長する為の術策はあると思います。
この辺りは複雑でなおかつ多分に政治的な判断やらそれ以外の楽しい事々が含まれるでしょうから今回は割愛しておきましょう。
要するに、その星系の生産活動の頸根っこを誰がどれだけどう握るかということかと存じます。
各位
ということで、ここまでは前振り的マクロ経済理論として。
ヴィリスの対外向け経済規模は合計MCr239430でしたよね。
これはヴィリスが経済活動をするうえでリガード理論上、選択した最適化の結果たる要するに帝国内での得意分野の産業の分業化の結果です。
つまりヴィリスでも生産できる部品や材料があっても、外からもっと安いものを運び入れることによって貿易メリットを産み出している訳です。
このMCr239430は分解すれば、生産に必要なものを輸送した額面と製品を売るために輸送した額面と旅客が移動する交通費ですね。
しかし、メガコーポレーションで申し上げた通り、物流シェアを100%握ってしまえば。
部品が入ってこないから生産できない、製品ができたけど外に売れないから外貨獲得できない=より儲けが生み出せない、という仕組みになり、
そうなると星系内部の経済活動とそれに伴う経済成長しか成り立ちなくなります。つまり貿易していない状況です。
入ってくる現金もなく、貿易しないことにより経済成長率は鈍ることになるでしょう。
それを避けるために帝国はひょっとしたらメガコーポレーションに対しても何か制約なり規制なりを掛けているかも知れません。
そうしないと結果として、星系の実質的な経済支配が可能になるのではないか、と思うのです。
ですので、例にしてみたRLL社くらいの規模であっても、ある程度の星系の物流を支配するとか、必要な品目に絞って物流を請け負うとか
色々とたぶん成長する為の術策はあると思います。
この辺りは複雑でなおかつ多分に政治的な判断やらそれ以外の楽しい事々が含まれるでしょうから今回は割愛しておきましょう。
要するに、その星系の生産活動の頸根っこを誰がどれだけどう握るかということかと存じます。
ヴィリスの物流規模から見えるもの
山中教授
ありがとうございます。
>東京港の稼働率3%まで落ちた状態をイメージすれば良い訳ですね
ええ、まさにその通りです。
つまり80億人の高人口世界での恒星間物流といえどもその程度の規模である、と申し上げたいのです。
実際我々が今やっているみたいな1つの惑星内部の経済規模は除いてですよ。
対外向けの物流規模は高人口世界であってもそのくらい、ということです。
まして旅客に至っては、
>旅行者数が、現代日本の2〜4%
割合としてはそのくらいの規模、ということです。
宇宙港街以外で出くわす方が珍しい、なんてことになったり。
下手したらヴィリス星系に住んでる住民で一度も外から来た人に会ったことなんかないよ、なんてケースもありそうですよね。
とはいえ、
>外国人旅行客による経済効果なんてものを期待するだけ間違いではないのか
は考え方次第です。半数がヴィリスへの旅行客、全てが観光目的ではないにしても、ヴィリスで生活して滞在費を落とす訳です。
年間旅客数の半数たる400万人弱が例えば平均して1か月生活するとして。社会身分弩平均7で×Cr250が1か月の最低必要生活費です。
まあ旅行でもっと掛かるでしょうからえいやで1.2倍にしてみしょうか。少ないかもですけど。
となると、400万人×社会身分度平均7×Cr250 ×1.2倍率=MCr8400/年が旅客(平均1か月滞在を想定)がヴィリスに落とす収益額です。
逆算していえば、1人当たりn旅客はCr4200/月って感じですね。Cr1≒100円換算で42万円。まずまずじゃないでしょうか。
その辺から観光ビジネスの規模を考えてもよさそうです。
ヴィリスの年間の輸送規模は申し上げた通り、
ヴィリス(A593943-A) 人口80億人 年間:旅客798万1千人/年 貨物 159,620,000排水素トン/年 →1週間単位で旅客15万3480人/週 貨物3069,615排水素トン/週
ですので、
旅客単価(Cr10,000/ジャンプ)、貨物単価(Cr1,000/ジャンプ)で考えても年間 旅客MCr79810、貨物MCr159620で合計MCr239430の市場規模です。
ですので、このうちのシェアをどれだけ持てるのかが規模に関わらず輸送会社の売上を示すことになります。(利益ではありません。)
つまり。
恒星間物流は惑星内の経済規模に比べれば比較的小さいが、それでも十分に魅力的な市場になるのではないか、と思います。
ありがとうございます。
>東京港の稼働率3%まで落ちた状態をイメージすれば良い訳ですね
ええ、まさにその通りです。
つまり80億人の高人口世界での恒星間物流といえどもその程度の規模である、と申し上げたいのです。
実際我々が今やっているみたいな1つの惑星内部の経済規模は除いてですよ。
対外向けの物流規模は高人口世界であってもそのくらい、ということです。
まして旅客に至っては、
>旅行者数が、現代日本の2〜4%
割合としてはそのくらいの規模、ということです。
宇宙港街以外で出くわす方が珍しい、なんてことになったり。
下手したらヴィリス星系に住んでる住民で一度も外から来た人に会ったことなんかないよ、なんてケースもありそうですよね。
とはいえ、
>外国人旅行客による経済効果なんてものを期待するだけ間違いではないのか
は考え方次第です。半数がヴィリスへの旅行客、全てが観光目的ではないにしても、ヴィリスで生活して滞在費を落とす訳です。
年間旅客数の半数たる400万人弱が例えば平均して1か月生活するとして。社会身分弩平均7で×Cr250が1か月の最低必要生活費です。
まあ旅行でもっと掛かるでしょうからえいやで1.2倍にしてみしょうか。少ないかもですけど。
となると、400万人×社会身分度平均7×Cr250 ×1.2倍率=MCr8400/年が旅客(平均1か月滞在を想定)がヴィリスに落とす収益額です。
逆算していえば、1人当たりn旅客はCr4200/月って感じですね。Cr1≒100円換算で42万円。まずまずじゃないでしょうか。
その辺から観光ビジネスの規模を考えてもよさそうです。
ヴィリスの年間の輸送規模は申し上げた通り、
ヴィリス(A593943-A) 人口80億人 年間:旅客798万1千人/年 貨物 159,620,000排水素トン/年 →1週間単位で旅客15万3480人/週 貨物3069,615排水素トン/週
ですので、
旅客単価(Cr10,000/ジャンプ)、貨物単価(Cr1,000/ジャンプ)で考えても年間 旅客MCr79810、貨物MCr159620で合計MCr239430の市場規模です。
ですので、このうちのシェアをどれだけ持てるのかが規模に関わらず輸送会社の売上を示すことになります。(利益ではありません。)
つまり。
恒星間物流は惑星内の経済規模に比べれば比較的小さいが、それでも十分に魅力的な市場になるのではないか、と思います。
ウィリスの港湾設備と空港を、現代日本に置き換えてみたら
大臣様。
物流規模の具体化、ありがとうございました。
もうちょっと分かり易いように、具体例を出してみましょうか。
ヴィリスは人口80億の高人口世界。
>年間150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客ですので
>1年間の52週で割って⇒週当たり288500排水素トンの貨物と135000人くらいの旅客です。
>……中略……
>で先の週当たり288500排水素トンの貨物は2.85排水素トンで割ってみると101228TEUですね。
輸送される貨物が「すべてコンテナである」という前提は、分かり易さ優先の為に見逃すとして。
週当たり10万TEUというと「日本全体の取扱量」よりも少ない量でしたね。
日本の主要5港だけでもコンテナ取扱能力は週当たり30万。
東京港1つ……だけでは賄えませんが、横浜港を追加すれば十分な数量であります。
東京都の人口が80億まで増えても、コンテナの取扱に関しては問題ありません。
コンテナ以外の形で運ばれる「原油、石炭、LNG、鉄鉱石」等は除外して、の計算ですが。
人口80億のヴィリスで、週当たり10万TEUですから、人口1億2千万の日本に置き換えると1,500TEU。
東京港の97%は遊休設備になることが確定。
東京港の稼働率3%まで落ちた状態をイメージすれば良い訳ですね。
旅行者数の700万は、意外と多いように思えますが、
日本への入国者(外国人)が383万人、日本からの出国者(日本人)が277万人であることを考えると、
成田空港、中部国際空港、関西空港の数を2倍に増やせば対応できるでしょう。
旅客も人口比で考えると、人口80億のヴィリスで年700万人ならば、人口1億2千万の日本に置き換えて年10万人。
旅行者数が、現代日本の2〜4%。
外国人旅行客による経済効果なんてものを期待するだけ間違いではないのかと。
物流規模の具体化、ありがとうございました。
もうちょっと分かり易いように、具体例を出してみましょうか。
ヴィリスは人口80億の高人口世界。
>年間150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客ですので
>1年間の52週で割って⇒週当たり288500排水素トンの貨物と135000人くらいの旅客です。
>……中略……
>で先の週当たり288500排水素トンの貨物は2.85排水素トンで割ってみると101228TEUですね。
輸送される貨物が「すべてコンテナである」という前提は、分かり易さ優先の為に見逃すとして。
週当たり10万TEUというと「日本全体の取扱量」よりも少ない量でしたね。
日本の主要5港だけでもコンテナ取扱能力は週当たり30万。
東京港1つ……だけでは賄えませんが、横浜港を追加すれば十分な数量であります。
東京都の人口が80億まで増えても、コンテナの取扱に関しては問題ありません。
コンテナ以外の形で運ばれる「原油、石炭、LNG、鉄鉱石」等は除外して、の計算ですが。
人口80億のヴィリスで、週当たり10万TEUですから、人口1億2千万の日本に置き換えると1,500TEU。
東京港の97%は遊休設備になることが確定。
東京港の稼働率3%まで落ちた状態をイメージすれば良い訳ですね。
旅行者数の700万は、意外と多いように思えますが、
日本への入国者(外国人)が383万人、日本からの出国者(日本人)が277万人であることを考えると、
成田空港、中部国際空港、関西空港の数を2倍に増やせば対応できるでしょう。
旅客も人口比で考えると、人口80億のヴィリスで年700万人ならば、人口1億2千万の日本に置き換えて年10万人。
旅行者数が、現代日本の2〜4%。
外国人旅行客による経済効果なんてものを期待するだけ間違いではないのかと。
ヴィリスの物流規模
各位
今回のRLL社の活躍舞台となったヴィリス星域は高人口世界ヴィリスを中心とした商圏といえるでしょう。
列挙したとおり、確かに近くにはガータ・ヴィリスなど比較的高い生産消費量を持つ星系は存在しますが、周辺星系をかき集めても最大生産消費量を有するヴィリスの経済基盤を支えることはできません。
No.1646の投稿で申し上げた通り、「ヴィリスの殆ど(150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客)はリジャイナ方面の他の高人口世界への物流」ではないかと考えました。
そりゃあお隣のソード・ワールズ連合あるいはもうちょと離れてだリアン連合を相手に儲けている国境外輸送会社もあるでしょうけど、それは大規模な物流が難しいのではないでしょうか。
帝国からの規制もあるでしょうし、何よりも両国間で設定される関税を考慮した場合、大規模物流は目を付けられやすそうです。
せいぜい数百トン級の小さな会社が手掛けている、といった感じかも知れませんね。
で、今回申し上げたかったのは、先に述べた「150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客」って具体的にどんな量?ってことです。
アル・モーレイ社の例にもれず、大手は資金繰りも含めて、ジャンプ4級を投入可能、ということが判りました。同時にじゃあジャンプ6級の商業船舶はというと商業区画が小さくなりすぎてしまます。
つまり、ジャンプ4級は高速の旅客船、貨物船、貨客船の最大値と見做してしまいましょう。無理やりに。
ジャンプ4でヴィリスからリジャイナへは4回のジャンプが必要になりますが、その前提で。
年間150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客ですので1年間の52週で割って⇒週当たり288500排水素トンの貨物と135000人くらいの旅客です。
これを想定してみると、例えば1週あたり40万トン級貨物船1隻と同じく40万トン級客船3隻を就航させれば凌げる数です。まあもっと小さくして、10万トン級を4隻とかでもいいですが。
で、4回のジャンプつまり往復8回のジャンプ航法の区間にその時期にそれぞれの客船と貨物船が航行している訳ですから必要数は8倍というところです。
まあもっと分割して毎日もっと数万トン級の商船が離発着している、という感じになるのでしょうけど、数十万トン級商船も使っている輸送会社もあるのかも知れませんね。
この辺はその輸送会社の費用対効果をどう考えるかでぜんぜん違うと思いますが。
ご参考までに。
街中を走っているコンテナを積んでいるトラックとか貨物列車ありますよね。
標準的な20フィートコンテナが積まれていると思いますが、あれがトラベラーで換算するところの2.85排水素トンです。
この20フィートコンテナは物流の基準的な単位にもなっていて、1TEUと言います。
例えば5000TEUの能力のコンテナ貨物船ならば20フィートコンテナを5000個運搬できる、という具合です。
で先の週当たり288500排水素トンの貨物は2.85排水素トンで割ってみると101228TEUですね。
最新鋭コンテナ船は1隻あたり24000TEUくらいですので、今の我々の見る最大級コンテナ船の4隻から5隻分の分量というところです。
ヴィリス星系は毎週そんな物流があるところ、とイメージの一助になれば幸いです。
今回のRLL社の活躍舞台となったヴィリス星域は高人口世界ヴィリスを中心とした商圏といえるでしょう。
列挙したとおり、確かに近くにはガータ・ヴィリスなど比較的高い生産消費量を持つ星系は存在しますが、周辺星系をかき集めても最大生産消費量を有するヴィリスの経済基盤を支えることはできません。
No.1646の投稿で申し上げた通り、「ヴィリスの殆ど(150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客)はリジャイナ方面の他の高人口世界への物流」ではないかと考えました。
そりゃあお隣のソード・ワールズ連合あるいはもうちょと離れてだリアン連合を相手に儲けている国境外輸送会社もあるでしょうけど、それは大規模な物流が難しいのではないでしょうか。
帝国からの規制もあるでしょうし、何よりも両国間で設定される関税を考慮した場合、大規模物流は目を付けられやすそうです。
せいぜい数百トン級の小さな会社が手掛けている、といった感じかも知れませんね。
で、今回申し上げたかったのは、先に述べた「150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客」って具体的にどんな量?ってことです。
アル・モーレイ社の例にもれず、大手は資金繰りも含めて、ジャンプ4級を投入可能、ということが判りました。同時にじゃあジャンプ6級の商業船舶はというと商業区画が小さくなりすぎてしまます。
つまり、ジャンプ4級は高速の旅客船、貨物船、貨客船の最大値と見做してしまいましょう。無理やりに。
ジャンプ4でヴィリスからリジャイナへは4回のジャンプが必要になりますが、その前提で。
年間150百万排水素トンくらいの貨物と700万人くらいの旅客ですので1年間の52週で割って⇒週当たり288500排水素トンの貨物と135000人くらいの旅客です。
これを想定してみると、例えば1週あたり40万トン級貨物船1隻と同じく40万トン級客船3隻を就航させれば凌げる数です。まあもっと小さくして、10万トン級を4隻とかでもいいですが。
で、4回のジャンプつまり往復8回のジャンプ航法の区間にその時期にそれぞれの客船と貨物船が航行している訳ですから必要数は8倍というところです。
まあもっと分割して毎日もっと数万トン級の商船が離発着している、という感じになるのでしょうけど、数十万トン級商船も使っている輸送会社もあるのかも知れませんね。
この辺はその輸送会社の費用対効果をどう考えるかでぜんぜん違うと思いますが。
ご参考までに。
街中を走っているコンテナを積んでいるトラックとか貨物列車ありますよね。
標準的な20フィートコンテナが積まれていると思いますが、あれがトラベラーで換算するところの2.85排水素トンです。
この20フィートコンテナは物流の基準的な単位にもなっていて、1TEUと言います。
例えば5000TEUの能力のコンテナ貨物船ならば20フィートコンテナを5000個運搬できる、という具合です。
で先の週当たり288500排水素トンの貨物は2.85排水素トンで割ってみると101228TEUですね。
最新鋭コンテナ船は1隻あたり24000TEUくらいですので、今の我々の見る最大級コンテナ船の4隻から5隻分の分量というところです。
ヴィリス星系は毎週そんな物流があるところ、とイメージの一助になれば幸いです。
良い頭の体操でした
大臣さん
素敵な命題をありがとうございました。
色々な問題点、それに対しての解決策など、勉強になりました。
RLL社の益々の発展を祈りつつ、経営に邁進したいです。
と、れいこCEOも申しております()
素敵な命題をありがとうございました。
色々な問題点、それに対しての解決策など、勉強になりました。
RLL社の益々の発展を祈りつつ、経営に邁進したいです。
と、れいこCEOも申しております()
例えば、な輸送会社経営10
れいこCEO
rom様
山中教授
まあ今回は「ヴィリス星域で活躍している小規模輸送会社の転機」という感じのケースを考えてみました。
たったこれだけの情報ですら、山中教授案の「ランス星域までの運航ルート構築」とかアイデアが出てきましたよね。
また、rom様が最初に仰っていた様に、持ち掛けられたプランに乗らない、というのも経営判断のうちの1つだと思います。
事業で得られる資金をどう次の事業に生かすか、という判断は常に経営陣にとっては死活問題な感じがありますよね。
また、構想したプランをどう実現するか、資金繰りで山中教授が「政府助成金を活用しよう」という案がその一例です。
が、申し上げたとおり、実際はメリットもあればデメリットもあり、社内にはイケイケどんどん派もいれば慎重派もいれば、ダンマリ派や足引っ張り組が出るのはご存じの通り。
たぶん500人規模のRLL社でも例外ではないでしょうね。
このあたり、リアリティのある実感を皆さんの実生活においては各種ケースが散見されるのではないでしょうか。
とはいえ、今回の想定で見えてきたものがあると思います。
というのは、1つの航路を設定する上で、複数の船舶を就航させないと定期路線化ができないということです。
アル・モーレイ社ではモーラ級3000排水素トン級が1隻ずつでしたが、1か月1往復しかカバーできないというのが最低のラインになるのでしょう。
ですので、もっと船の数を多くするなどしたら、便数が増えてその分の取り扱う旅客と貨物量が増えて利益増しになるかも知れません。
まして、星域内、宙域内である程度の輸送シェアを稼ぐとなれば、それなりの大きさ=旅客と貨物を輸送できるだけの能力が小規模輸送会社以上の規模には必要なのだろうと思われます。
ですので、RLL社に限らず、ある程度経営余力ができたら、アル・モーレイ社のように、「大型化・量産化の道に進んで、さらに輸送力を強化して会社規模を大きくする」ということになるのではないでしょうか。
ヴィリス星域で見た様に高人口世界で発生する旅客と貨物は周辺の非高人口世界での旅客と貨物量の比ではありません。
そりゃあ近いですからRTLL社みたいな小規模輸送会社や星域規模輸送会社までの恰好の営業範囲になると思いますが、
それ以上の準宙域規模輸送会社や宙域規模輸送会社やメガコーポレーションは、高人口世界どうしを繋いで、その間の旅客を貨物を捌いて儲け代を弾き出しているのでしょうね。
それに使われるのは数千トン級から数万トンあるいは数十万トン級の旅客船や貨物船で、1航路に複数隻、その必要シェアを消化できるだけの船が投入されている、と思うのです。
今回みたいな「星域内の非高人口世界向けに営業範囲を伸ばそう」というケースで銀行が大手に持ち掛けても触手を伸ばさないのは自社の営業範囲ではないからだけの理由で
その仕事に投入できる船がなかっただけのことでしょう。
これがもしRLL社が高人口世界どうしの航路を新設する、という状況だったら。
その取り扱う旅客と貨物量が大きくなりますので莫大な売上額になりますが、そのぶん大手からの競争あるいは妨害があることになるででしょうね。
しかしRLL社が複数の星域での高人口世界どうしを繋ぐ程の輸送会社になったら、更に次のステップ「星域規模の輸送会社」になるかと思います。
rom様
山中教授
まあ今回は「ヴィリス星域で活躍している小規模輸送会社の転機」という感じのケースを考えてみました。
たったこれだけの情報ですら、山中教授案の「ランス星域までの運航ルート構築」とかアイデアが出てきましたよね。
また、rom様が最初に仰っていた様に、持ち掛けられたプランに乗らない、というのも経営判断のうちの1つだと思います。
事業で得られる資金をどう次の事業に生かすか、という判断は常に経営陣にとっては死活問題な感じがありますよね。
また、構想したプランをどう実現するか、資金繰りで山中教授が「政府助成金を活用しよう」という案がその一例です。
が、申し上げたとおり、実際はメリットもあればデメリットもあり、社内にはイケイケどんどん派もいれば慎重派もいれば、ダンマリ派や足引っ張り組が出るのはご存じの通り。
たぶん500人規模のRLL社でも例外ではないでしょうね。
このあたり、リアリティのある実感を皆さんの実生活においては各種ケースが散見されるのではないでしょうか。
とはいえ、今回の想定で見えてきたものがあると思います。
というのは、1つの航路を設定する上で、複数の船舶を就航させないと定期路線化ができないということです。
アル・モーレイ社ではモーラ級3000排水素トン級が1隻ずつでしたが、1か月1往復しかカバーできないというのが最低のラインになるのでしょう。
ですので、もっと船の数を多くするなどしたら、便数が増えてその分の取り扱う旅客と貨物量が増えて利益増しになるかも知れません。
まして、星域内、宙域内である程度の輸送シェアを稼ぐとなれば、それなりの大きさ=旅客と貨物を輸送できるだけの能力が小規模輸送会社以上の規模には必要なのだろうと思われます。
ですので、RLL社に限らず、ある程度経営余力ができたら、アル・モーレイ社のように、「大型化・量産化の道に進んで、さらに輸送力を強化して会社規模を大きくする」ということになるのではないでしょうか。
ヴィリス星域で見た様に高人口世界で発生する旅客と貨物は周辺の非高人口世界での旅客と貨物量の比ではありません。
そりゃあ近いですからRTLL社みたいな小規模輸送会社や星域規模輸送会社までの恰好の営業範囲になると思いますが、
それ以上の準宙域規模輸送会社や宙域規模輸送会社やメガコーポレーションは、高人口世界どうしを繋いで、その間の旅客を貨物を捌いて儲け代を弾き出しているのでしょうね。
それに使われるのは数千トン級から数万トンあるいは数十万トン級の旅客船や貨物船で、1航路に複数隻、その必要シェアを消化できるだけの船が投入されている、と思うのです。
今回みたいな「星域内の非高人口世界向けに営業範囲を伸ばそう」というケースで銀行が大手に持ち掛けても触手を伸ばさないのは自社の営業範囲ではないからだけの理由で
その仕事に投入できる船がなかっただけのことでしょう。
これがもしRLL社が高人口世界どうしの航路を新設する、という状況だったら。
その取り扱う旅客と貨物量が大きくなりますので莫大な売上額になりますが、そのぶん大手からの競争あるいは妨害があることになるででしょうね。
しかしRLL社が複数の星域での高人口世界どうしを繋ぐ程の輸送会社になったら、更に次のステップ「星域規模の輸送会社」になるかと思います。
例えば、な輸送会社経営9
れいこCEO
rom様
山中教授
まず、れいこCEO御提示の第3セクター方式、つまり
「政府あるいは公共団体(第一セクター)が民間企業(第二セクター)と共同出資してで行う事業組織体」を言いますが、
今回のようなパターンの際には良い策だと思います。
申し上げるまでもなく、今回の政府はヴィリス星域政府か各星系政府あるいはその共同体ですよね。
で、民間企業とはRLL社を指します。
つまり、対等な関係性なのです。ですので、政府側から見たら、もしRLL社が第3セクター設立に乗って来てリスクを飲み込んでくれたら儲けもの、
もし乗らなくても仕方ない、次の獲物いや相手を探せばいいや、程度の話です。
一番割を食うのはその気になったフィカーント領主くらいなもので、事業計画に不備があった=事業パートナーが上手く捕まらなかった、でポシャるパターンです。
ですので、れいこCEOが仰った
>リスクを我がRLL社だけで丸抱えすることはないのではない
を聞いた一部社員はきっと「うちのシャチョーはイイひとなんだけどな〜役人連中の悪どざにいいようにされなきゃいいけど」って声が上がりそうですよ。
一方の民間企業たるRLL社のほうは全くお財布事情から違ってきます。
まず、出資するのは事業利益たる元々の事業で生み出した資金、それも今回のケースだと初年目で会社規模からみても山中教授の試算結果から見ても結構な額面になりそうですよね。
それに従業員の増員、営業等スタッフ部門も増強しなくてはなりません。
つまり、会社として次のステップたる大規模化(星域規模輸送会社の前半)に至ることを意味しています。
言い換えれば、ここでしくじれば同業他社の同規模程度の輸送会社は持っている資金を輸送力増強をして市場シェアを増やして、
結果として今持っているRLL社のシェアが減ってしまうことに至る可能性すらあります。
そこをどう経営判断するのか、ということであって、目先の利益が出れば何とかなる、ということではない、と申し上げたいのです。
次に山中教授のNo.1671投稿について。
>その3星系は黒字にする方策が無いので「お断り」
本職が政府のお役人だったら間違いなくごり押ししますよ。
最初は全運航便数の100%から、次に80%、いやいや儲け他でも出るの知ってますよ、最低でも40%は飲んでもらわないと助成金は出せませんねえ。
と助成金給付を右手にしてチラつかかせて見せて。
左手では流通の少ない星系への流通増を今回第3セクター計画に盛り込むことで、政府としては利益最大化が図れますから。
どっちにせよ、同じ額の助成給付をこの第3セクターには出すんですからね。リスクは全部そちらでお願いしますよ、という感じですね。
ということで恐らくは、
>余計な重荷を押し付けられて、利益が目減りするような提案であれば、蹴れば良い
それは政府の知ったこっちゃありませんから。利益減するかしないでその分を税金として納めるかだけです。(うわあこう考えると・・・)
この部分はかなり熾烈な交渉になりそうですよね。
嫌がらせの会計監査や輸出入管理などの事務手続き行政監査を突発的に入れてみる、というのもやりそう。
ジャンプ3政府指定商船については、
>年間25回のジャンプが可能ならば18回を指定航路で運航すれば良い計算
ええ、ご指摘のとおり。ただし1筆書き的に儲けをその7回(7/25=28%)で出せる航路順序を描くのが難しいところだと思います。
(まあそこを高人口世界なヴィリス発にしてしまえば済むかも知れませんが、試算はまだしておりません。)
rom様
山中教授
まず、れいこCEO御提示の第3セクター方式、つまり
「政府あるいは公共団体(第一セクター)が民間企業(第二セクター)と共同出資してで行う事業組織体」を言いますが、
今回のようなパターンの際には良い策だと思います。
申し上げるまでもなく、今回の政府はヴィリス星域政府か各星系政府あるいはその共同体ですよね。
で、民間企業とはRLL社を指します。
つまり、対等な関係性なのです。ですので、政府側から見たら、もしRLL社が第3セクター設立に乗って来てリスクを飲み込んでくれたら儲けもの、
もし乗らなくても仕方ない、次の獲物いや相手を探せばいいや、程度の話です。
一番割を食うのはその気になったフィカーント領主くらいなもので、事業計画に不備があった=事業パートナーが上手く捕まらなかった、でポシャるパターンです。
ですので、れいこCEOが仰った
>リスクを我がRLL社だけで丸抱えすることはないのではない
を聞いた一部社員はきっと「うちのシャチョーはイイひとなんだけどな〜役人連中の悪どざにいいようにされなきゃいいけど」って声が上がりそうですよ。
一方の民間企業たるRLL社のほうは全くお財布事情から違ってきます。
まず、出資するのは事業利益たる元々の事業で生み出した資金、それも今回のケースだと初年目で会社規模からみても山中教授の試算結果から見ても結構な額面になりそうですよね。
それに従業員の増員、営業等スタッフ部門も増強しなくてはなりません。
つまり、会社として次のステップたる大規模化(星域規模輸送会社の前半)に至ることを意味しています。
言い換えれば、ここでしくじれば同業他社の同規模程度の輸送会社は持っている資金を輸送力増強をして市場シェアを増やして、
結果として今持っているRLL社のシェアが減ってしまうことに至る可能性すらあります。
そこをどう経営判断するのか、ということであって、目先の利益が出れば何とかなる、ということではない、と申し上げたいのです。
次に山中教授のNo.1671投稿について。
>その3星系は黒字にする方策が無いので「お断り」
本職が政府のお役人だったら間違いなくごり押ししますよ。
最初は全運航便数の100%から、次に80%、いやいや儲け他でも出るの知ってますよ、最低でも40%は飲んでもらわないと助成金は出せませんねえ。
と助成金給付を右手にしてチラつかかせて見せて。
左手では流通の少ない星系への流通増を今回第3セクター計画に盛り込むことで、政府としては利益最大化が図れますから。
どっちにせよ、同じ額の助成給付をこの第3セクターには出すんですからね。リスクは全部そちらでお願いしますよ、という感じですね。
ということで恐らくは、
>余計な重荷を押し付けられて、利益が目減りするような提案であれば、蹴れば良い
それは政府の知ったこっちゃありませんから。利益減するかしないでその分を税金として納めるかだけです。(うわあこう考えると・・・)
この部分はかなり熾烈な交渉になりそうですよね。
嫌がらせの会計監査や輸出入管理などの事務手続き行政監査を突発的に入れてみる、というのもやりそう。
ジャンプ3政府指定商船については、
>年間25回のジャンプが可能ならば18回を指定航路で運航すれば良い計算
ええ、ご指摘のとおり。ただし1筆書き的に儲けをその7回(7/25=28%)で出せる航路順序を描くのが難しいところだと思います。
(まあそこを高人口世界なヴィリス発にしてしまえば済むかも知れませんが、試算はまだしておりません。)
政府助成金の旨味を活用する方法
れいこCEO
御心配は尤もですが、
>政府が色気を出して、「それじゃあソーラスとタヴォンニとステラティオの航路も併せてよろしくねー」と言い出したら赤字まっしぐらになりそうです。
その3星系は黒字にする方策が無いので「お断り」ですね。
フィカーント航路だけで手一杯です。
抱き合わせ販売を持ちかけて来たとしても、断れば良いだけでしょう。
当社の目的は、開設を持ち掛けられたフィカーント航路で利益を確保する、ことだけであります。
余計な重荷を押し付けられて、利益が目減りするような提案であれば、蹴れば良いのです。
>それに前提には「フィカーントの新規観光事業が好調路線に乗ること」も含んでいます。
>しかしこれは完全に相手任せ。
>もしポシャって閑古鳥の群れになったらどうなるかということも考えておくべきでしょう。
このリスクは検討済みで、そのリスクを回避する為のランス航路開設であります。
極端な話、フィカーントの観光事業がどう転んでも、RLL社の経営には影響しないと思いますよ?
いや、観光事業が大成功となったら「旅客便を増やす」のは有りか。
>そうなっても政府指定商船として政府の助成金で用立てた商船は設定された航路を含めた運航を強いられます。
いやいや、大臣様。
契約書をきちんと御確認下さい。
「助成金を得る場合、最低でも年間の70%は政府指定の航路に就航することが義務づけられます。
残りの期間は自由に航行して構いませんし、チャーターを受けるのも自由です。」と書かれているではありませんか。
CT版サプリメント「商船と砲艦」より転載。
年間25回のジャンプが可能ならば18回を指定航路で運航すれば良い計算ですね。
残り7回は別航路(例えばヴィリス=フレンジー)での運行が可能ですよ?
御心配は尤もですが、
>政府が色気を出して、「それじゃあソーラスとタヴォンニとステラティオの航路も併せてよろしくねー」と言い出したら赤字まっしぐらになりそうです。
その3星系は黒字にする方策が無いので「お断り」ですね。
フィカーント航路だけで手一杯です。
抱き合わせ販売を持ちかけて来たとしても、断れば良いだけでしょう。
当社の目的は、開設を持ち掛けられたフィカーント航路で利益を確保する、ことだけであります。
余計な重荷を押し付けられて、利益が目減りするような提案であれば、蹴れば良いのです。
>それに前提には「フィカーントの新規観光事業が好調路線に乗ること」も含んでいます。
>しかしこれは完全に相手任せ。
>もしポシャって閑古鳥の群れになったらどうなるかということも考えておくべきでしょう。
このリスクは検討済みで、そのリスクを回避する為のランス航路開設であります。
極端な話、フィカーントの観光事業がどう転んでも、RLL社の経営には影響しないと思いますよ?
いや、観光事業が大成功となったら「旅客便を増やす」のは有りか。
>そうなっても政府指定商船として政府の助成金で用立てた商船は設定された航路を含めた運航を強いられます。
いやいや、大臣様。
契約書をきちんと御確認下さい。
「助成金を得る場合、最低でも年間の70%は政府指定の航路に就航することが義務づけられます。
残りの期間は自由に航行して構いませんし、チャーターを受けるのも自由です。」と書かれているではありませんか。
CT版サプリメント「商船と砲艦」より転載。
年間25回のジャンプが可能ならば18回を指定航路で運航すれば良い計算ですね。
残り7回は別航路(例えばヴィリス=フレンジー)での運行が可能ですよ?
M型客船の運用リスク
大臣様
色々と慎重論を提示して下さっておりますが、問題ありません。
M型客船は通常の運用を行った場合「必ず赤字になります」ので、
その赤字を回避するための対策が「政府助成金」であります。
れいこCEOの通り、「子会社を設立」という方法が無難だと思いますが。
「政府助成金」を受け取っているので、ある意味、「第3セクター」ですかね。
最初の建造費(80%)以外、資金援助を受ける予定はありませんが。
逆に、売上の半分を政府に支払っているので、良い納税者?
経営の内情については以下の通り。
M型客船、600トン、購入価格246MCr(ルールブックを調べ直したら、価格が違いました。検証済みですが誤差が1.8MCr?)。
まぁ、購入価格が少しくらい増えても結論は変わりませんので、問題無し(汗)。
頭金は20%の49.2MCr、政府助成金を受け取らない場合は、ローンの支払が年12.3MCr。
定期整備代、燃料代、専用室等の維持費、乗組員の給料、などで年間2.9MCrの支出。
収入については、
専用室21と二等寝台20で、特等船客21名と二等船客20名(1ジャンプ当たり0.23MCr)。
船倉は129トンで、貨物124トンと郵便物5トン(1ジャンプ当たり0.149MCr)。
年間25回のジャンプで、9.475MCr。
はい。
旅客と貨物を満杯まで積み込んで、故障等のトラブル無しで年25回のジャンプを済ませても、
収入(9.5MCr)<支出(15.2MCr)=ローン+維持費
という哀しい決算報告が待っています。
なので、政府助成金を頂いて、収入の半分を政府に渡す(ローン返済が不要になる)プランしか、黒字運行の方法がありません。
別路線の黒字から補填するのは、利益が削られてしまうので却下。
収入の半分を政府に献上しても、ローン返済が不要になると、
収入(4.75MCr)>支出(2.9MCr)=維持費のみ
になるので黒字運行が可能。
上手くすれば、頭金は27年で回収できる見込み(最初の計算では14年でした)。
色々と慎重論を提示して下さっておりますが、問題ありません。
M型客船は通常の運用を行った場合「必ず赤字になります」ので、
その赤字を回避するための対策が「政府助成金」であります。
れいこCEOの通り、「子会社を設立」という方法が無難だと思いますが。
「政府助成金」を受け取っているので、ある意味、「第3セクター」ですかね。
最初の建造費(80%)以外、資金援助を受ける予定はありませんが。
逆に、売上の半分を政府に支払っているので、良い納税者?
経営の内情については以下の通り。
M型客船、600トン、購入価格246MCr(ルールブックを調べ直したら、価格が違いました。検証済みですが誤差が1.8MCr?)。
まぁ、購入価格が少しくらい増えても結論は変わりませんので、問題無し(汗)。
頭金は20%の49.2MCr、政府助成金を受け取らない場合は、ローンの支払が年12.3MCr。
定期整備代、燃料代、専用室等の維持費、乗組員の給料、などで年間2.9MCrの支出。
収入については、
専用室21と二等寝台20で、特等船客21名と二等船客20名(1ジャンプ当たり0.23MCr)。
船倉は129トンで、貨物124トンと郵便物5トン(1ジャンプ当たり0.149MCr)。
年間25回のジャンプで、9.475MCr。
はい。
旅客と貨物を満杯まで積み込んで、故障等のトラブル無しで年25回のジャンプを済ませても、
収入(9.5MCr)<支出(15.2MCr)=ローン+維持費
という哀しい決算報告が待っています。
なので、政府助成金を頂いて、収入の半分を政府に渡す(ローン返済が不要になる)プランしか、黒字運行の方法がありません。
別路線の黒字から補填するのは、利益が削られてしまうので却下。
収入の半分を政府に献上しても、ローン返済が不要になると、
収入(4.75MCr)>支出(2.9MCr)=維持費のみ
になるので黒字運行が可能。
上手くすれば、頭金は27年で回収できる見込み(最初の計算では14年でした)。
こんな時は、あの手ですねー
大臣さん
>どうしましょう?CEO?
『迷ったら進め』がわが社の社訓なのです(?)
リスクを我がRLL社だけで丸抱えすることはないのではないでしょうか。
この「ヴィリス=フィカーント=ランス」路線を新設する構想は、
「民間企業のアイデアやサービスと地方公共団体の信頼性・安定性・財源が、相乗効果をもたらすこと」が期待されているのです。
つまり……『第3セクター』です。
本社との経営を直結するのではなく、子会社を設立することにより云々……
(すみません、れいこの頭ではうまく考えつきません)
>どうしましょう?CEO?
『迷ったら進め』がわが社の社訓なのです(?)
リスクを我がRLL社だけで丸抱えすることはないのではないでしょうか。
この「ヴィリス=フィカーント=ランス」路線を新設する構想は、
「民間企業のアイデアやサービスと地方公共団体の信頼性・安定性・財源が、相乗効果をもたらすこと」が期待されているのです。
つまり……『第3セクター』です。
本社との経営を直結するのではなく、子会社を設立することにより云々……
(すみません、れいこの頭ではうまく考えつきません)
例えば、な輸送会社経営8の2
れいこCEO
rom様
山中教授
とはいえ、山中教授の「ヴィリス=フィカーント=ランス」路線を新設する構想はかなり重い意味を含んでいると思われます。
1つは帝国としての産業振興として、ランス星域はヴィリス星域と比較してすらあまり豊かな地域とは言えません。
つまり、物流が今はヴィリスからリジャイナ方面に長距離輸送している=コスト高、なおかつ宙域輸送会社以上に依存している状況が一転してランス星域方面へ傾く可能性を秘めています。
そうなれば停滞気味の景気も投資迎合型になってもっと豊かな星域になっていく、ということが考えられます。もっともそんなすぐにはなりませんが。
それでも、この航路を新設して維持するにはそれだけの意義がある、とも言えます。
極端なことを言えば、リジャイナ・ヴィリス・ランス各星域の生産物流バランスを変える最初の一手をRLL社が手掛けるのです。
もちろんRLL社にとっても他社よりも先手を打って航路新設した強みも出て、より輸送力を強化してしまえばこの航路を独占する、なんてこともできるでしょう。
帝国や偵察局に働きかけて、Xボート網を設定してくれる、なんてことになるかも知れません。
なによりも帝国、特にランス星域に住む人々の生活向上という社会貢献をRLL社の新規事業が果たした、という点は大きいと評価できるでしょう。
ですので、政府指定商船制度を利用して、初期費用を抑えて船舶を入手しておいて、その航路の商業的価値を高めていくことも視野に含めるべきでしょう。
今の旅客や貨物が少ないから儲けが出ない、現状だから出ないんです。
それが将来は何倍にもなるためにはまず物流があること、その重役をRLL社が担っているというのは将来のRLL社の飛躍できる可能性を意味しているのではないでしょうか。
なんて感じで。たぶん山中役員派が盛り上がること間違いなしです。
どうしましょう?CEO?
rom様
山中教授
とはいえ、山中教授の「ヴィリス=フィカーント=ランス」路線を新設する構想はかなり重い意味を含んでいると思われます。
1つは帝国としての産業振興として、ランス星域はヴィリス星域と比較してすらあまり豊かな地域とは言えません。
つまり、物流が今はヴィリスからリジャイナ方面に長距離輸送している=コスト高、なおかつ宙域輸送会社以上に依存している状況が一転してランス星域方面へ傾く可能性を秘めています。
そうなれば停滞気味の景気も投資迎合型になってもっと豊かな星域になっていく、ということが考えられます。もっともそんなすぐにはなりませんが。
それでも、この航路を新設して維持するにはそれだけの意義がある、とも言えます。
極端なことを言えば、リジャイナ・ヴィリス・ランス各星域の生産物流バランスを変える最初の一手をRLL社が手掛けるのです。
もちろんRLL社にとっても他社よりも先手を打って航路新設した強みも出て、より輸送力を強化してしまえばこの航路を独占する、なんてこともできるでしょう。
帝国や偵察局に働きかけて、Xボート網を設定してくれる、なんてことになるかも知れません。
なによりも帝国、特にランス星域に住む人々の生活向上という社会貢献をRLL社の新規事業が果たした、という点は大きいと評価できるでしょう。
ですので、政府指定商船制度を利用して、初期費用を抑えて船舶を入手しておいて、その航路の商業的価値を高めていくことも視野に含めるべきでしょう。
今の旅客や貨物が少ないから儲けが出ない、現状だから出ないんです。
それが将来は何倍にもなるためにはまず物流があること、その重役をRLL社が担っているというのは将来のRLL社の飛躍できる可能性を意味しているのではないでしょうか。
なんて感じで。たぶん山中役員派が盛り上がること間違いなしです。
どうしましょう?CEO?
例えば、な輸送会社経営8の1
れいこCEO
rom様
山中教授
少し考えていたのですが。
山中教授の御意たる、
>No.1650と1656の投稿では、政府指定商船の助成金を頂くことが前提となっている
について。
確かに初期投資費用は少なくて済みますし。
航路もヴィリス=フィカーントを含めて何個の星系航路を設定されるかにもよります。
政府指定商船の設定ではスポンサーの政府、この場合はヴィリス星域政府が相手なのでしょうか。
そこまでは判りませんが、政府側としては定期航路は今はない不定期航路線に政府指定商船を充当することになるでしょう。
RLL社の企画交渉力と営業力によって、一部儲けが出る路線としてヴィリス=フィカーントを含めた航路設定がされたとしても、
それ以外の政府指定航路はスカスカなガラガラ路線、ということになりかねません。
つまり、今回の新興計画なフィカーント観光計画が「仮に」うまくいって、その利用者全てをRLL社の顧客にできて旅客満席にできても
それ以外の星系を政府側が事業計画時に条件指定したら、資機材たる旅客船は準備できても事業としては赤字リスクを抱える、ということを意味している、と思うのです。
計算してみないと判りませんし、政府側条件が「ヴィリス=フィカーント」の2星系のみな新規観光計画利用者向けならば黒字が狙えそうですが、
政府が色気を出して、「それじゃあソーラスとタヴォンニとステラティオの航路も併せてよろしくねー」と言い出したら赤字まっしぐらになりそうです。
つまり申し上げたいのは、政府指定商船にはスポンサーが政府であるが故の特有のリスクが存在しているのではないか、ということです。
初期費用がなくてもいい、まるで無担保融資の如き甘い罠が事業者、小はこれから商売をしようとする自由貿易商人から大はRLL社のような年売上MCr400超規模の企業までを誘惑するのでしょうね。
それに前提には「フィカーントの新規観光事業が好調路線に乗ること」も含んでいます。
しかしこれは完全に相手任せ。
もしポシャって閑古鳥の群れになったらどうなるかということも考えておくべきでしょう。
そうなっても政府指定商船として政府の助成金で用立てた商船は設定された航路を含めた運航を強いられます。
ですので、経営判断的に高利益の航路に転用することが難しい部分は大きいと思われます。
そしてこのケースでは黒字見込みだったヴィリス=フィカーント路線すら利益を産み出さない「お荷物事業」になりかねません。
更に、赤字だからといって政府指定商船を投げ出すことも容易にできるのか疑問です。
個人な自由貿易商人なら破産して廃業してしまってから再度の事業をすれば済むでしょうけど、RLL社はこっちが赤字だから政府との契約を一方的に破棄します、とは言えないのではないでしょうか。
結果的に、運航経費が赤字化した政府指定商船(と政府契約に含まれた旅客も貨物もない赤字航路)があることで折角の黒字航路が捻出し続けている今の年売上MCr400を食い潰す危険性も存在しているのではないでしょうか。
ということで、長々と申し上げましたが、政府指定商船の制度利用は初期投資が少なくて大変に魅力的ではありますが、経営的に自由度の低い点が懸念される、という社内意見は出るかと思います。特に当初rom様が仰っていた「積極投資、新規事業展開はしない案」の補強として、rom様派閥の誰かさん(例えば企画部長)とかがリスクを並べ立てた分厚い資料を提出してくる、なんて感じでしょうか。
どうしましょう?CEO?
rom様
山中教授
少し考えていたのですが。
山中教授の御意たる、
>No.1650と1656の投稿では、政府指定商船の助成金を頂くことが前提となっている
について。
確かに初期投資費用は少なくて済みますし。
航路もヴィリス=フィカーントを含めて何個の星系航路を設定されるかにもよります。
政府指定商船の設定ではスポンサーの政府、この場合はヴィリス星域政府が相手なのでしょうか。
そこまでは判りませんが、政府側としては定期航路は今はない不定期航路線に政府指定商船を充当することになるでしょう。
RLL社の企画交渉力と営業力によって、一部儲けが出る路線としてヴィリス=フィカーントを含めた航路設定がされたとしても、
それ以外の政府指定航路はスカスカなガラガラ路線、ということになりかねません。
つまり、今回の新興計画なフィカーント観光計画が「仮に」うまくいって、その利用者全てをRLL社の顧客にできて旅客満席にできても
それ以外の星系を政府側が事業計画時に条件指定したら、資機材たる旅客船は準備できても事業としては赤字リスクを抱える、ということを意味している、と思うのです。
計算してみないと判りませんし、政府側条件が「ヴィリス=フィカーント」の2星系のみな新規観光計画利用者向けならば黒字が狙えそうですが、
政府が色気を出して、「それじゃあソーラスとタヴォンニとステラティオの航路も併せてよろしくねー」と言い出したら赤字まっしぐらになりそうです。
つまり申し上げたいのは、政府指定商船にはスポンサーが政府であるが故の特有のリスクが存在しているのではないか、ということです。
初期費用がなくてもいい、まるで無担保融資の如き甘い罠が事業者、小はこれから商売をしようとする自由貿易商人から大はRLL社のような年売上MCr400超規模の企業までを誘惑するのでしょうね。
それに前提には「フィカーントの新規観光事業が好調路線に乗ること」も含んでいます。
しかしこれは完全に相手任せ。
もしポシャって閑古鳥の群れになったらどうなるかということも考えておくべきでしょう。
そうなっても政府指定商船として政府の助成金で用立てた商船は設定された航路を含めた運航を強いられます。
ですので、経営判断的に高利益の航路に転用することが難しい部分は大きいと思われます。
そしてこのケースでは黒字見込みだったヴィリス=フィカーント路線すら利益を産み出さない「お荷物事業」になりかねません。
更に、赤字だからといって政府指定商船を投げ出すことも容易にできるのか疑問です。
個人な自由貿易商人なら破産して廃業してしまってから再度の事業をすれば済むでしょうけど、RLL社はこっちが赤字だから政府との契約を一方的に破棄します、とは言えないのではないでしょうか。
結果的に、運航経費が赤字化した政府指定商船(と政府契約に含まれた旅客も貨物もない赤字航路)があることで折角の黒字航路が捻出し続けている今の年売上MCr400を食い潰す危険性も存在しているのではないでしょうか。
ということで、長々と申し上げましたが、政府指定商船の制度利用は初期投資が少なくて大変に魅力的ではありますが、経営的に自由度の低い点が懸念される、という社内意見は出るかと思います。特に当初rom様が仰っていた「積極投資、新規事業展開はしない案」の補強として、rom様派閥の誰かさん(例えば企画部長)とかがリスクを並べ立てた分厚い資料を提出してくる、なんて感じでしょうか。
どうしましょう?CEO?
Re:TLについて
rom様
山中教授
>宇宙港や、星系に進出してる企業のTLは主要世界のTLとは別
そうですね、でないと呼称が怖くて高TLの宇宙船や輸送機器をはじめ、アイテム類も使えませんから。
とはいえ、壊れた場合には部品がない、なんてことはありそうですけど。
そもそも的にいえば、その星系のTLとは、その星系の産業としてのTLを指すのではないでしょうか。
使えるのと作れるのが異なるような関係性、という感じで。
ですので、武器や道具などで1ランク落とした廉価版の生産をしている、なんて設定があっても面白そうですよね。
仕組みは判っていて、生産技術もある、けど開発まではできない、といった状態で1ランク上の製品が入ってきてコピー商品が作れる感じです。
ちょうど日本が戦国時代にマスケット銃の量産に成功したみたいな様子はあり得ると思います。
山中教授
>宇宙港や、星系に進出してる企業のTLは主要世界のTLとは別
そうですね、でないと呼称が怖くて高TLの宇宙船や輸送機器をはじめ、アイテム類も使えませんから。
とはいえ、壊れた場合には部品がない、なんてことはありそうですけど。
そもそも的にいえば、その星系のTLとは、その星系の産業としてのTLを指すのではないでしょうか。
使えるのと作れるのが異なるような関係性、という感じで。
ですので、武器や道具などで1ランク落とした廉価版の生産をしている、なんて設定があっても面白そうですよね。
仕組みは判っていて、生産技術もある、けど開発まではできない、といった状態で1ランク上の製品が入ってきてコピー商品が作れる感じです。
ちょうど日本が戦国時代にマスケット銃の量産に成功したみたいな様子はあり得ると思います。
Re:宇宙港のTL
> 宇宙船関連の修理については、最低でも13、最高で15(稀に16)までは可能という設定があったかと。
なるほど。宇宙港や、星系に進出してる企業のTLは主要世界のTLとは別、というのは納得出来る話です。
そういえばヴィリス星域はC型傭兵巡航艦を駆る傭兵部隊が活動してましたね。
> キンニール級
ゼネラル・プロダクツでしたっけ。リジャイナ星系内で生産出来そうにないので、
帝国海軍からの委託でリジャイナでアセンブルしたとかなんでしょう。
上記のような流通がある事には合意しますが、アルファベット1文字の A〜S 型宇宙船用は部品の入手性が高いコモディティ品である、と見たい所です。
なるほど。宇宙港や、星系に進出してる企業のTLは主要世界のTLとは別、というのは納得出来る話です。
そういえばヴィリス星域はC型傭兵巡航艦を駆る傭兵部隊が活動してましたね。
> キンニール級
ゼネラル・プロダクツでしたっけ。リジャイナ星系内で生産出来そうにないので、
帝国海軍からの委託でリジャイナでアセンブルしたとかなんでしょう。
上記のような流通がある事には合意しますが、アルファベット1文字の A〜S 型宇宙船用は部品の入手性が高いコモディティ品である、と見たい所です。
修理に必要な。
山中教授
rom様
船舶の整備については、
>設備や部品の供給を星系外に依存している
のでしょうけど、Aクラス宇宙港ならば、Aクラス宇宙港でできることは可能なのでしょうね。
それ以外にも、その星系のTLはその星系で生産技術を有していることを意味しているのであって運用できないということを意味していないのではないでしょうか。
ですので、低TL星系であってもエアラフトは普通に運用されている(数は少なくても)でしょうし、宇宙船でも輸送機器でも修理すらできるでしょう。
ただし、できる技術者の人数が限られていたり、できないことが生じたり、必要な部品がなかったり、耐用年数が限られていたりと様々なトラブルが生じる可能性があるかと思います。
rom様
船舶の整備については、
>設備や部品の供給を星系外に依存している
のでしょうけど、Aクラス宇宙港ならば、Aクラス宇宙港でできることは可能なのでしょうね。
それ以外にも、その星系のTLはその星系で生産技術を有していることを意味しているのであって運用できないということを意味していないのではないでしょうか。
ですので、低TL星系であってもエアラフトは普通に運用されている(数は少なくても)でしょうし、宇宙船でも輸送機器でも修理すらできるでしょう。
ただし、できる技術者の人数が限られていたり、できないことが生じたり、必要な部品がなかったり、耐用年数が限られていたりと様々なトラブルが生じる可能性があるかと思います。
帝国内Aクラス宇宙港のTL(テックレベル)
rom様
大臣様
以前、宇宙港のTLについて(多分)、この掲示板でMAG様と相談したことがあります。
帝国内のAクラス宇宙港は、その星系(世界)のテックレベルが幾つであろうと、
宇宙船関連の修理については、最低でも13、最高で15(稀に16)までは可能という設定があったかと。
GT版Starportによれば「設備や部品の供給を星系外に依存している」のだそうですが。
実際、上記の設定を利用しないと、
リジャイナ星系(CT版ではTLA、MT版でTLCへ変更)では、TL15のキンニール級を建造できなくなりますし(シナリオの記述/公式設定に矛盾)、
リジャイナ星域のキノーブ星系(TL5)は「TL6以上の宇宙船を修理できない」という奇妙な状況になってしまいます。
大臣様
以前、宇宙港のTLについて(多分)、この掲示板でMAG様と相談したことがあります。
帝国内のAクラス宇宙港は、その星系(世界)のテックレベルが幾つであろうと、
宇宙船関連の修理については、最低でも13、最高で15(稀に16)までは可能という設定があったかと。
GT版Starportによれば「設備や部品の供給を星系外に依存している」のだそうですが。
実際、上記の設定を利用しないと、
リジャイナ星系(CT版ではTLA、MT版でTLCへ変更)では、TL15のキンニール級を建造できなくなりますし(シナリオの記述/公式設定に矛盾)、
リジャイナ星域のキノーブ星系(TL5)は「TL6以上の宇宙船を修理できない」という奇妙な状況になってしまいます。
旅客専用船の評価
山中教授
れいこCEO
rom様
山中教授が仰るように、
>旅客専用船だけは駄目です。MTのルールでは儲かりません。
ザンネンながら?本職も同意見な訳ですが。
それでもなお旅客専用船が運航されるケースが存在すると存じます。
しかしそれには申し上げているとおり前提があります。
例えば今回のヴィリス=ガータヴィリス間のように星系双方がそれなりの人口で高いTLで高レベル港な旅客量が見込めるケースです。
貨客船=貨物と旅客を双方輸送する船舶よりも排水素トン当たりの高い収益が見込めるのが旅客専用船です。
かねてから申し上げていますが、市場は需要と供給のバランスで成立しています。
ですので、必要な旅客供給量が不足していれば需要側に待ちが出てしまいますが、そういう市場にこそ旅客専用船を投入する価値があると思います。
考え方ですが、今回の教授案なヴィリス=フィカーント間、ランス=フィカーント間航路を考えた場合、
旅客と貨物がどれだけ見込めるか、その見込み量が外れた時のリスクをどう事業に織り込むか、という点をどう評価するかによってこの種の専用客船を投入するべきかが決まるのではないでしょうか。
rom様御懸念の
> TL Cを必要とするJ3船の保守運用には若干懸念があります。
は確かのそのとおりで、できれば故障対策をしておきたいところはやまやまなのですが、
このトラベラー宇宙ではそうもいかず、であるが故に日常の点検で重大な故障の兆候を察知するだけの技術力を運航する能力を要求されるのではないかと思います。
ですので、そうした点検で懸念がでたら回航して造船所での修理に廻すだけの予備の船舶は必要になるのではないでしょうか。
れいこCEO
rom様
山中教授が仰るように、
>旅客専用船だけは駄目です。MTのルールでは儲かりません。
ザンネンながら?本職も同意見な訳ですが。
それでもなお旅客専用船が運航されるケースが存在すると存じます。
しかしそれには申し上げているとおり前提があります。
例えば今回のヴィリス=ガータヴィリス間のように星系双方がそれなりの人口で高いTLで高レベル港な旅客量が見込めるケースです。
貨客船=貨物と旅客を双方輸送する船舶よりも排水素トン当たりの高い収益が見込めるのが旅客専用船です。
かねてから申し上げていますが、市場は需要と供給のバランスで成立しています。
ですので、必要な旅客供給量が不足していれば需要側に待ちが出てしまいますが、そういう市場にこそ旅客専用船を投入する価値があると思います。
考え方ですが、今回の教授案なヴィリス=フィカーント間、ランス=フィカーント間航路を考えた場合、
旅客と貨物がどれだけ見込めるか、その見込み量が外れた時のリスクをどう事業に織り込むか、という点をどう評価するかによってこの種の専用客船を投入するべきかが決まるのではないでしょうか。
rom様御懸念の
> TL Cを必要とするJ3船の保守運用には若干懸念があります。
は確かのそのとおりで、できれば故障対策をしておきたいところはやまやまなのですが、
このトラベラー宇宙ではそうもいかず、であるが故に日常の点検で重大な故障の兆候を察知するだけの技術力を運航する能力を要求されるのではないかと思います。
ですので、そうした点検で懸念がでたら回航して造船所での修理に廻すだけの予備の船舶は必要になるのではないでしょうか。
Re:M型客船
MTに設計が収録されて無い理由はさておき、個人的にはM型は結構推しです。
Subsidized Liner ですから、翻訳としては「助成定期便」ぐらいが適当でしょうか。専用室多めとはいえ客船専門では無いと思います。
但、周辺世界のTLが比較的低く Lanth の B がいい所、という点からすると TL Cを必要とするJ3船の保守運用には若干懸念があります。
Subsidized Liner ですから、翻訳としては「助成定期便」ぐらいが適当でしょうか。専用室多めとはいえ客船専門では無いと思います。
但、周辺世界のTLが比較的低く Lanth の B がいい所、という点からすると TL Cを必要とするJ3船の保守運用には若干懸念があります。
客船(旅客専用船)は儲からない
れいこCEO
大臣様
M型客船でも何でも良いと思いますが、旅客専用船だけは駄目です。
MTのルールでは儲かりません。
CTのルールも結構厳しかったような。
なので、No.1650と1656の投稿では、政府指定商船の助成金を頂くことが前提となっている訳です。
MT版でM型が外された理由は、メタ的に需要が無いから、ではないのかな。
CT版トラベラーアドベンチャー他で、各種の大型貨客船サンプルが提示されましたので、
その中から、態々M型を選んで使う、という理由が無くなったのかと。
CT版では「辺境航路を運航する希少な旅客船」ということで、
海賊の標的になったり(PCは救助者)、海賊の標的にされたり(PCは旅客)、海賊の標的にしたり(PCは海……冒険商人)、
私のキャンペーンに出番は多かったのですが。
思い起こせば、PCがM型の所有者になることはありませんでしたねぇ。
実際、所有してみると「黒字運行が難しい」商船だったような気がします。
サイコロで決める旅客数ですと、専用室21を満杯にすることが難しかった筈。
大臣様
M型客船でも何でも良いと思いますが、旅客専用船だけは駄目です。
MTのルールでは儲かりません。
CTのルールも結構厳しかったような。
なので、No.1650と1656の投稿では、政府指定商船の助成金を頂くことが前提となっている訳です。
MT版でM型が外された理由は、メタ的に需要が無いから、ではないのかな。
CT版トラベラーアドベンチャー他で、各種の大型貨客船サンプルが提示されましたので、
その中から、態々M型を選んで使う、という理由が無くなったのかと。
CT版では「辺境航路を運航する希少な旅客船」ということで、
海賊の標的になったり(PCは救助者)、海賊の標的にされたり(PCは旅客)、海賊の標的にしたり(PCは海……冒険商人)、
私のキャンペーンに出番は多かったのですが。
思い起こせば、PCがM型の所有者になることはありませんでしたねぇ。
実際、所有してみると「黒字運行が難しい」商船だったような気がします。
サイコロで決める旅客数ですと、専用室21を満杯にすることが難しかった筈。
なんでない?M型客船
れいこCEO
>無印トラベラーのルールブックに記載のある、「政府指定客船(M型)」
なるほど、メガトラベラーのカタログには収録されていませんね。
でもだからと言って、宇宙に存在していない、という訳ではありません。
それに必要な仕様の船舶は出回っていますし、なければ新造して発注すればよいだけですので、ご安心頂ければと存じます。
とはいえ。
なんで収録から外れたんだろう、と疑問に思いました。
そこを本職なりに考えてみました。
まず、この種の民間船舶はプレイヤー側が自分の船として運用することが前提になると思います。
しかし、自由貿易商人で営業力もなく行き当たりばったりの賽の目次第な業態では
貨客船な貨物も旅客も取り扱って収容容積が稼げるならいざ知らず。
旅客オンリーでは埋まった時の収益は高いけどほとんどスカスカで営業せざる得ないということになりますので、
その結果、掲載に外されたのではないか、と思います。
また、復興委員会で山中教授の「スピンワードマーチ宙域の定期客船」の御投稿は今回ケースの参考になるかと存じます。
こういう専用の旅客船(貨客船ではない)はその出発地な星系での充分な営業力があって、常に旅客数が確保できることが前提だと思うのです。
例えばRLL社も拠点それぞれに営業所を設置して今の輸送力に見合った売上が確保できている、という設定にしています。
が、もっと精密に考えた場合、そうはならず投入された営業力に見合わない小規模企業やましてや営業力を持たず、
その場限りな自由貿易商人ではこうした旅客船をしかも少数隻、さらに不定期便で運航するには無理があるのではないかと思えるのですがいかがでしょうか。
>無印トラベラーのルールブックに記載のある、「政府指定客船(M型)」
なるほど、メガトラベラーのカタログには収録されていませんね。
でもだからと言って、宇宙に存在していない、という訳ではありません。
それに必要な仕様の船舶は出回っていますし、なければ新造して発注すればよいだけですので、ご安心頂ければと存じます。
とはいえ。
なんで収録から外れたんだろう、と疑問に思いました。
そこを本職なりに考えてみました。
まず、この種の民間船舶はプレイヤー側が自分の船として運用することが前提になると思います。
しかし、自由貿易商人で営業力もなく行き当たりばったりの賽の目次第な業態では
貨客船な貨物も旅客も取り扱って収容容積が稼げるならいざ知らず。
旅客オンリーでは埋まった時の収益は高いけどほとんどスカスカで営業せざる得ないということになりますので、
その結果、掲載に外されたのではないか、と思います。
また、復興委員会で山中教授の「スピンワードマーチ宙域の定期客船」の御投稿は今回ケースの参考になるかと存じます。
こういう専用の旅客船(貨客船ではない)はその出発地な星系での充分な営業力があって、常に旅客数が確保できることが前提だと思うのです。
例えばRLL社も拠点それぞれに営業所を設置して今の輸送力に見合った売上が確保できている、という設定にしています。
が、もっと精密に考えた場合、そうはならず投入された営業力に見合わない小規模企業やましてや営業力を持たず、
その場限りな自由貿易商人ではこうした旅客船をしかも少数隻、さらに不定期便で運航するには無理があるのではないかと思えるのですがいかがでしょうか。
メガトラには記載のないM型客船
山中さん
大臣さん
>ヴィリスとフィカーントを結ぶ、J3航路を開設
>同時に、ランス=フィカーント間の航路も開設
とても良いです。
ヴィリス星域だけでなく、隣のライラナー星域に足が伸びるのが素晴らしいです。
>船種
無印トラベラーのルールブックに記載のある、「政府指定客船(M型)」か、それに準じた船は使えませんかね?
J3の600トン。良い船だと思うのですが。
れいこは新造船の技術的初期不良を恐れるタイプなので、「練られた」船を用いるのが好きなのです。
大臣さん
>ヴィリスとフィカーントを結ぶ、J3航路を開設
>同時に、ランス=フィカーント間の航路も開設
とても良いです。
ヴィリス星域だけでなく、隣のライラナー星域に足が伸びるのが素晴らしいです。
>船種
無印トラベラーのルールブックに記載のある、「政府指定客船(M型)」か、それに準じた船は使えませんかね?
J3の600トン。良い船だと思うのですが。
れいこは新造船の技術的初期不良を恐れるタイプなので、「練られた」船を用いるのが好きなのです。
例えば、な輸送会社経営7
山中教授
>その理由は、袋小路に作られた観光施設は「集客力が弱い」から
なるほど、確かに説得力がありますね。
袋小路な1方向からだけの終着地としての観光地では、その観光地行楽以外の集客は見込めない、ということですね。
>政府指定商船(の認定)は、普通の算盤勘定で「採算が成り立たない」からこそ、支援を受けられる
政府助成金は色々な目的のバリエーションがあって、政府指定商船みたいに「恒星間輸送網が採算割れの結果、根絶しない」目的の助成金もあるでしょうけど、
今回のパターンは地域事業振興が目的です。ですので地域の雇用拡大や収益拡大を狙ったものですよね。
つまり、採算が成り立たない事業ならば何でもかんでも政府助成金が検討される訳ではなく、政府側の思惑と合致しないと助成金が支給されることはないと思われます。
もっとも、必ずしも合致する必要はなく、政府はこういうことをやれば支援してくれる、というポーズ付けの場合も少なくないと思いますが。
とはいえ、準備すべき船舶全てを政府指定商船で用意するというのは本職も考えていなかった妙手で、驚きました。
両星系領主あるいはヴィリス星域政府との交渉次第で、他の星系への航路増設も要求される可能性もあるでしょうけど、かなり歩のいい交渉が見込める気がします。
>その理由は、袋小路に作られた観光施設は「集客力が弱い」から
なるほど、確かに説得力がありますね。
袋小路な1方向からだけの終着地としての観光地では、その観光地行楽以外の集客は見込めない、ということですね。
>政府指定商船(の認定)は、普通の算盤勘定で「採算が成り立たない」からこそ、支援を受けられる
政府助成金は色々な目的のバリエーションがあって、政府指定商船みたいに「恒星間輸送網が採算割れの結果、根絶しない」目的の助成金もあるでしょうけど、
今回のパターンは地域事業振興が目的です。ですので地域の雇用拡大や収益拡大を狙ったものですよね。
つまり、採算が成り立たない事業ならば何でもかんでも政府助成金が検討される訳ではなく、政府側の思惑と合致しないと助成金が支給されることはないと思われます。
もっとも、必ずしも合致する必要はなく、政府はこういうことをやれば支援してくれる、というポーズ付けの場合も少なくないと思いますが。
とはいえ、準備すべき船舶全てを政府指定商船で用意するというのは本職も考えていなかった妙手で、驚きました。
両星系領主あるいはヴィリス星域政府との交渉次第で、他の星系への航路増設も要求される可能性もあるでしょうけど、かなり歩のいい交渉が見込める気がします。
観光事業を成功させる為には「人の流れ」を作ることから始めよう
大臣様
>山中教授は、
>・ヴィリスとフィカーントを結ぶ、J3航路を開設
>・同時に、ランス=フィカーント間の航路も開設
>の2案同時並行実施策ですね。
その解釈で結構です。
その理由は、袋小路に作られた観光施設は「集客力が弱い」から。
フィカーントの領主さまがどんな観光施設を用意しているかは分かりませんが、
ヴィリス=フィカーントのJ3航路のみ/アーカディア=フィカーントのJ2航路のみの運航では、
旅客が動かず(人の流れが生まれず)、1年も経たない内に観光事業と運送事業の双方が潰れます。
なので、ヴィリスからランス方面(ライラナーやモーラも含む)、あるいは、ランス方面からヴィリスへ移動する旅客(人の流れ)を作り出すことが先でしょう。
フィカーントへの寄港時(1週間の待ち時間)に「ついで」の観光施設利用を促す形にすれば、最初の利用者を生み出せます。
その旅客たちがリピータとなるかどうか、口コミで評判を広げてくれるかどうかは、観光施設の質次第(丸投げ)ですけれど。
>>政府助成金は受け取れますか?
>ヴィリス星域全域の産業で利点があるのなら出る可能性は高くなるでしょうけど、
>数億人規模の兆Cr単位くらいじゃないと、きっとヴィリス星域公爵閣下のお財布は緩まないと思いますよ。
政府指定商船(の認定)は、普通の算盤勘定で「採算が成り立たない」からこそ、支援を受けられるものだと考えております。
200MCrの商船×9隻×80%=1,440MCrで、ヴィリス=ランス間のJ3航路を開設出来て(帝国のJ6輸送船に掛かる負荷が減少)、
ついでに、フィカーントの観光事業を後押し(地方政府の財政を安定化)できるのであれば、安い買い物ですよ。
小規模でも良いのでフィカーントの宇宙港クラスをCに上げて欲しいとか、お願いしたいことは沢山ありますね。
れいこCEO
という計算(皮算用)で、フィカーント直通J3航路の開設に必要な初期投資は残り2割=360MCrであります。
比較的、低リスクな高リターン事業になる、と考えておりますが、CEOの決済は如何に?
>山中教授は、
>・ヴィリスとフィカーントを結ぶ、J3航路を開設
>・同時に、ランス=フィカーント間の航路も開設
>の2案同時並行実施策ですね。
その解釈で結構です。
その理由は、袋小路に作られた観光施設は「集客力が弱い」から。
フィカーントの領主さまがどんな観光施設を用意しているかは分かりませんが、
ヴィリス=フィカーントのJ3航路のみ/アーカディア=フィカーントのJ2航路のみの運航では、
旅客が動かず(人の流れが生まれず)、1年も経たない内に観光事業と運送事業の双方が潰れます。
なので、ヴィリスからランス方面(ライラナーやモーラも含む)、あるいは、ランス方面からヴィリスへ移動する旅客(人の流れ)を作り出すことが先でしょう。
フィカーントへの寄港時(1週間の待ち時間)に「ついで」の観光施設利用を促す形にすれば、最初の利用者を生み出せます。
その旅客たちがリピータとなるかどうか、口コミで評判を広げてくれるかどうかは、観光施設の質次第(丸投げ)ですけれど。
>>政府助成金は受け取れますか?
>ヴィリス星域全域の産業で利点があるのなら出る可能性は高くなるでしょうけど、
>数億人規模の兆Cr単位くらいじゃないと、きっとヴィリス星域公爵閣下のお財布は緩まないと思いますよ。
政府指定商船(の認定)は、普通の算盤勘定で「採算が成り立たない」からこそ、支援を受けられるものだと考えております。
200MCrの商船×9隻×80%=1,440MCrで、ヴィリス=ランス間のJ3航路を開設出来て(帝国のJ6輸送船に掛かる負荷が減少)、
ついでに、フィカーントの観光事業を後押し(地方政府の財政を安定化)できるのであれば、安い買い物ですよ。
小規模でも良いのでフィカーントの宇宙港クラスをCに上げて欲しいとか、お願いしたいことは沢山ありますね。
れいこCEO
という計算(皮算用)で、フィカーント直通J3航路の開設に必要な初期投資は残り2割=360MCrであります。
比較的、低リスクな高リターン事業になる、と考えておりますが、CEOの決済は如何に?
例えば、な輸送会社経営6
rom様(執行役員)
なるほど、rom様は、
>この事業に乗る必然性も無さそう
>客船の運用を担当、客船自体は投資を募って調達ぐらいが無難
ということで積極投資、新規事業展開はしない案ですね。
今の事業での利益計上からの新規事業への投資額の捻出はせず、今の事業路線を堅持という状況でしょうか。
今のRLL社の事業としては好調ですが、同業他社と争って既存のシェア拡大のほうが急務である、という考え方は確かにあると思います。
ましてやヴィリスーガータ・ヴィリス間での、ガータ・ヴィリスのシェアをもっと増やすべき、という方向性は堅実で新規事業に手を出すよりも利益拡大に貢献する可能性が高いという判断はありでしょう。
申し上げた通り、RLL社は500人規模、売上MCr408では到底大企業とは名乗れない程度の規模ですよね。
山中教授が仰っているような「J3仕様M型800排水素トン級客船9隻購入」ともなれば新造なら1隻当たりMCr200以上、乗務員20人弱と想定すると
9隻で新造費用分MCr1800、新規雇用200名程度はどうしても必要になってきます。
つまりRLL社の年間売上額の5ヵ年分、経常利益の6ヵ年分くらいを「新規事業に廻す」か「従来事業拡充に廻す」かという経営判断になるかと思われます。
もちろんこの程度の事業費用は銀行から融資を受けてもいいですし、社債を発行しても、余所から事業費用として借り入れしても問題なくできる程度でしょう。
まして今のRLL社の超優良具合を見て銀行が貸さない選択肢は少ない気がします。
それこそ山中教授が仰る通り、「ヴィリスーフィカーントの直行便を新規航路設定するから政府の助成金を融通してフィカーントの観光事業を後押ししろ」と交渉することも充分に可能でしょう。
幾ら助成金が出るかはあるいは出ないかは判りませんが。
しかし問題なのは、どちらの経営判断がより未来の利益になるのか、という点こそが根底になりますので、その辺りが御両者の考え方の違いになっているのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
なるほど、rom様は、
>この事業に乗る必然性も無さそう
>客船の運用を担当、客船自体は投資を募って調達ぐらいが無難
ということで積極投資、新規事業展開はしない案ですね。
今の事業での利益計上からの新規事業への投資額の捻出はせず、今の事業路線を堅持という状況でしょうか。
今のRLL社の事業としては好調ですが、同業他社と争って既存のシェア拡大のほうが急務である、という考え方は確かにあると思います。
ましてやヴィリスーガータ・ヴィリス間での、ガータ・ヴィリスのシェアをもっと増やすべき、という方向性は堅実で新規事業に手を出すよりも利益拡大に貢献する可能性が高いという判断はありでしょう。
申し上げた通り、RLL社は500人規模、売上MCr408では到底大企業とは名乗れない程度の規模ですよね。
山中教授が仰っているような「J3仕様M型800排水素トン級客船9隻購入」ともなれば新造なら1隻当たりMCr200以上、乗務員20人弱と想定すると
9隻で新造費用分MCr1800、新規雇用200名程度はどうしても必要になってきます。
つまりRLL社の年間売上額の5ヵ年分、経常利益の6ヵ年分くらいを「新規事業に廻す」か「従来事業拡充に廻す」かという経営判断になるかと思われます。
もちろんこの程度の事業費用は銀行から融資を受けてもいいですし、社債を発行しても、余所から事業費用として借り入れしても問題なくできる程度でしょう。
まして今のRLL社の超優良具合を見て銀行が貸さない選択肢は少ない気がします。
それこそ山中教授が仰る通り、「ヴィリスーフィカーントの直行便を新規航路設定するから政府の助成金を融通してフィカーントの観光事業を後押ししろ」と交渉することも充分に可能でしょう。
幾ら助成金が出るかはあるいは出ないかは判りませんが。
しかし問題なのは、どちらの経営判断がより未来の利益になるのか、という点こそが根底になりますので、その辺りが御両者の考え方の違いになっているのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
Re:フィカーントお題
単独の事業としてはフィカーントの低TL、人口から考えてあまり…と一旦は思いましたが。
汚染大気が大い近隣世界の中では自然環境が良さそうなのでワンチャンある気もしてきました。
plan1)
J3航路開拓案も何気に高人口世界のCalitルートも視野に入れるとアリですが、
宇宙港Lvも低く、燃料補給さえ出来ればいいと考えるとこの事業に乗る必然性
も無さそうです。J3航路は独立に、もしくはplan2の後で検討してもいいでしょう。
plan2)
事業の成否にはArkadiaやVILISでの広告活動、現地開発への投資の誘致等が必要
になると思いますので、その辺りの事業計画が十分である事を前提として。
RLLとしては客船の運用を担当、客船自体は投資を募って調達ぐらいが無難かなと。
軌道に乘ったら本腰を入れるための独占契約条項とかも入れておきたいですね。
汚染大気が大い近隣世界の中では自然環境が良さそうなのでワンチャンある気もしてきました。
plan1)
J3航路開拓案も何気に高人口世界のCalitルートも視野に入れるとアリですが、
宇宙港Lvも低く、燃料補給さえ出来ればいいと考えるとこの事業に乗る必然性
も無さそうです。J3航路は独立に、もしくはplan2の後で検討してもいいでしょう。
plan2)
事業の成否にはArkadiaやVILISでの広告活動、現地開発への投資の誘致等が必要
になると思いますので、その辺りの事業計画が十分である事を前提として。
RLLとしては客船の運用を担当、客船自体は投資を募って調達ぐらいが無難かなと。
軌道に乘ったら本腰を入れるための独占契約条項とかも入れておきたいですね。
例えば、な輸送会社経営 蛇の足
れいこCEO
山中教授
各位
蛇足ながら。
RLL社は会社として言えば、従業員500人規模、売上MCr408(売上MCr0.8/人)といった感じです。
経営負担になる返済分もなく、まあその分、資産価値が少ない中古資材を事業で廻して同業他社と対抗しているという、
いわば無理のない範囲で事業展開をして今に至る企業、といった感じですね。
ですので、これからどんどん蓄積できるだろう利益MCr357/年を活用して事業拡大を図って更なる収益拡大をする、もちろん同業他社とのシェア競争に勝ち続けながら、という事業環境です。
今まで成功しているように、他社よりも投入する船舶数を増やして便数を多くすることで利便性の高い航路にして差別化した結果、旅客、貨物ともにシェアが獲得できるという経営路線を続ける道もあるでしょう。
それ以外にもアルモーレイ社が採用したように思い切って大型化、高ジャンプ船化に舵を切って航路を高効率な航路だけに絞ってしまう、というのも経営判断ではありでしょうね。
いずれにしても、経営陣が描く未来にこうなりたいRLL社、どんな会社でなにをしてる会社なのかという考え方がまずそれぞれ必要でしょうね。
それは必ずしも一致していなくてはならない訳ではなく、しかも永劫ずっと同じ訳でもないと思います。まあこの辺りは本職の経営思想が入っていると思われますが。
拡大に走るのか、現状維持なのか、別の事業の道を探るのか、などなど。
今のRLL社の状況でもシェアが大きな航路を利用して、アーカディアあるいはフィカーントでの地域財閥化を形成する、なんて道もあって、
地元企業を片っ端から買収あるいは既存企業と対抗企業を起業してなど、例えばアーカディアの人口4億人の星系ではRLL社の影響傘下にある、なんて状況も作り出せます。
メガコーポのところで申し上げたパターンのミニチュア版みたいな感じですね。
もちろんそれに見合うだけのかなりの投資額と相当の時間が必要ですし、外部内部からの妨害に対抗するだけの実力も必要ですが。
つまり申し上げたいのは、それなりに「やり方はある」ということで、お好みの未来は何か、ということですね。
山中教授
各位
蛇足ながら。
RLL社は会社として言えば、従業員500人規模、売上MCr408(売上MCr0.8/人)といった感じです。
経営負担になる返済分もなく、まあその分、資産価値が少ない中古資材を事業で廻して同業他社と対抗しているという、
いわば無理のない範囲で事業展開をして今に至る企業、といった感じですね。
ですので、これからどんどん蓄積できるだろう利益MCr357/年を活用して事業拡大を図って更なる収益拡大をする、もちろん同業他社とのシェア競争に勝ち続けながら、という事業環境です。
今まで成功しているように、他社よりも投入する船舶数を増やして便数を多くすることで利便性の高い航路にして差別化した結果、旅客、貨物ともにシェアが獲得できるという経営路線を続ける道もあるでしょう。
それ以外にもアルモーレイ社が採用したように思い切って大型化、高ジャンプ船化に舵を切って航路を高効率な航路だけに絞ってしまう、というのも経営判断ではありでしょうね。
いずれにしても、経営陣が描く未来にこうなりたいRLL社、どんな会社でなにをしてる会社なのかという考え方がまずそれぞれ必要でしょうね。
それは必ずしも一致していなくてはならない訳ではなく、しかも永劫ずっと同じ訳でもないと思います。まあこの辺りは本職の経営思想が入っていると思われますが。
拡大に走るのか、現状維持なのか、別の事業の道を探るのか、などなど。
今のRLL社の状況でもシェアが大きな航路を利用して、アーカディアあるいはフィカーントでの地域財閥化を形成する、なんて道もあって、
地元企業を片っ端から買収あるいは既存企業と対抗企業を起業してなど、例えばアーカディアの人口4億人の星系ではRLL社の影響傘下にある、なんて状況も作り出せます。
メガコーポのところで申し上げたパターンのミニチュア版みたいな感じですね。
もちろんそれに見合うだけのかなりの投資額と相当の時間が必要ですし、外部内部からの妨害に対抗するだけの実力も必要ですが。
つまり申し上げたいのは、それなりに「やり方はある」ということで、お好みの未来は何か、ということですね。
例えば、な輸送会社経営5
山中教授(社外役員待遇)
>既存の航路を活かすことで、ヴィリス=アーカディア間の旅客を増やす見込み?
色々な狙いが出ると思いますが、この航路での主たる狙いはこれじゃないでしょうか。
>ヴィリス=フィカーント間の移動距離は3パーセクですので、ジャンプ性能は3で足りる筈
そうでした、単純ミスです。直行便を仕立てるならジャンプ3ですね。訂正させて頂きます。
山中教授は、
・ヴィリスとフィカーントを結ぶ、J3航路を開設
・同時に、ランス=フィカーント間の航路も開設
の2案同時並行実施策ですね。
今調べてみると、
ランス(A879533-B) 人口70万人 旅客23万人/年 貨物460万排水素トン/年 →1週間単位で 旅客4400人/週 貨物88000排水素トン/週
という規模の物流の様子です。
恐らくランスの現状での殆どはXボート網に沿ったルートでしょうけど、高人口世界のヴィリスから見たら新規の取引先として魅力的なのは確かにと思いました。
>プラン3は面白くないので却下
えー実はこれ、山中教授専用の答え案だったんですけどねえ。きっとこれをお選びになると勝手に考えておりました。
で、ポイントになる、
>政府助成金は受け取れますか?
ですがやりよう次第じゃないかと思いますよ。
ヴィリス星域全域の産業で利点があるのなら出る可能性は高くなるでしょうけど、
高々数千人規模の数MCr/年じゃあ書類受理で終わりじゃないでしょうか。
数億人規模の兆Cr単位くらいじゃないと、きっとヴィリス星域公爵閣下のお財布は緩まないと思いますよ。
他の方々もぜひ、お考えをお聞かせ願いたく。
>既存の航路を活かすことで、ヴィリス=アーカディア間の旅客を増やす見込み?
色々な狙いが出ると思いますが、この航路での主たる狙いはこれじゃないでしょうか。
>ヴィリス=フィカーント間の移動距離は3パーセクですので、ジャンプ性能は3で足りる筈
そうでした、単純ミスです。直行便を仕立てるならジャンプ3ですね。訂正させて頂きます。
山中教授は、
・ヴィリスとフィカーントを結ぶ、J3航路を開設
・同時に、ランス=フィカーント間の航路も開設
の2案同時並行実施策ですね。
今調べてみると、
ランス(A879533-B) 人口70万人 旅客23万人/年 貨物460万排水素トン/年 →1週間単位で 旅客4400人/週 貨物88000排水素トン/週
という規模の物流の様子です。
恐らくランスの現状での殆どはXボート網に沿ったルートでしょうけど、高人口世界のヴィリスから見たら新規の取引先として魅力的なのは確かにと思いました。
>プラン3は面白くないので却下
えー実はこれ、山中教授専用の答え案だったんですけどねえ。きっとこれをお選びになると勝手に考えておりました。
で、ポイントになる、
>政府助成金は受け取れますか?
ですがやりよう次第じゃないかと思いますよ。
ヴィリス星域全域の産業で利点があるのなら出る可能性は高くなるでしょうけど、
高々数千人規模の数MCr/年じゃあ書類受理で終わりじゃないでしょうか。
数億人規模の兆Cr単位くらいじゃないと、きっとヴィリス星域公爵閣下のお財布は緩まないと思いますよ。
他の方々もぜひ、お考えをお聞かせ願いたく。
例えば、な輸送会社経営4
れいこCEO
各位
なるほど、では、れいこCEOの御提示案としては
1)アーカディア路線を活用して、ジャンプ2船を追加して、新航路(アーカディアーフィカーント)を投資する
ということですね。
では、同じ800排水素トン級貨客船(建造費M200、ジャンプ2、1G加速、旅客23人、貨物450排水素トン、乗員5人)を採用するのか、
それとももっと大型船あるいは小型船を何隻、この航路に投入するのか、あるいは船倉がない旅客船を投入する、という策もあると思います。
ですので、どういう仕様をどう決めるのかという点もお願いします。
また、このケースだと、アーカディアまでの便数も増やして対応する必要があるかと思われますが、
恐らくこの決定には、想定されるべきフィカーント往復の旅客数などが必要だと思います。
例えば初期にフィカーントに1000人規模のホテルが建設されたと想定して、1週間単位でフィカーントの旅客2人/週でした。
集客率100%なら一挙に1002人/週になりますが、果たしてどれくらいの集客率になるのかでも全く違ってくるでしょう。
こればかりは相手任せなのか、それともRLL社でも積極的な営業活動に乗り出すのか、などなどの判断も必要になるでしょう。
そしてこの旅客数を1便で捌くのか、それとも分散して捌くべきか、のご判断をお願い致します。
各位
なるほど、では、れいこCEOの御提示案としては
1)アーカディア路線を活用して、ジャンプ2船を追加して、新航路(アーカディアーフィカーント)を投資する
ということですね。
では、同じ800排水素トン級貨客船(建造費M200、ジャンプ2、1G加速、旅客23人、貨物450排水素トン、乗員5人)を採用するのか、
それとももっと大型船あるいは小型船を何隻、この航路に投入するのか、あるいは船倉がない旅客船を投入する、という策もあると思います。
ですので、どういう仕様をどう決めるのかという点もお願いします。
また、このケースだと、アーカディアまでの便数も増やして対応する必要があるかと思われますが、
恐らくこの決定には、想定されるべきフィカーント往復の旅客数などが必要だと思います。
例えば初期にフィカーントに1000人規模のホテルが建設されたと想定して、1週間単位でフィカーントの旅客2人/週でした。
集客率100%なら一挙に1002人/週になりますが、果たしてどれくらいの集客率になるのかでも全く違ってくるでしょう。
こればかりは相手任せなのか、それともRLL社でも積極的な営業活動に乗り出すのか、などなどの判断も必要になるでしょう。
そしてこの旅客数を1便で捌くのか、それとも分散して捌くべきか、のご判断をお願い致します。