STAR TREK 備忘録

TOS

TNG4-6
DS94-6
ENT3-4
DS97

75 浮遊機械都市ボーグ (後編) The Best of Both Worlds Part2
 エンタープライズ艦長に就任したライカーは、ガイナンからもピカードのことは諦めるように言われるが、断固として救出作戦を実行。見事ピカードの救出に成功する。
ボーグ・キューブは地球に向かい、集結した40隻以上の連邦艦隊を壊滅状態に追いやる。
なんとか追いついたエンタープライズは、ピカードを通じてボーグ船とコンタクトを計る。
 これより第4シーズン。
盛り上がりでは前編に敵わないが、よくできている。ライカーがかっこいいところを見せてくれる。
ノリはほとんど「さらば宇宙戦艦ヤマト」(笑)。

76 戦士の休息 Family
 ボーグとの戦いで傷ついたエンタープライズは地球上のドックで修理を受けていた。
その間にピカードは生まれ故郷に帰り、ウォーフは両親を迎え、ウェスリーは自分が赤ん坊の頃の父親からのメッセージを受け取る。
ピカードは一見完治したようだったが、心に深い傷を受けていた・・・。
 感動作。
ボーグ前後編で盛り上げるだけ盛り上げ、更にこんなエピローグまで用意するとは、スタートレックのスタッフはほんとに底が知れない。
ボーグとの戦いはこの話をもって3部作の終了と考えたい。
それにしてもピカードの兄はこのドラマに欠かせない素晴らしい顔をしている。
ウォーフの両親との交流も印象深い。

77 永遠の絆 Brothers
 突然データが正気を失い、エンタープライズを掌握してある惑星へ。
そこには死んだはずのノニアン・スン博士がいた。
彼はデータに感情チップをつけて完成させるために召集信号を送っていたのだ。
だがその信号に導かれ、ローアもやって来てしまう・・・。
 データ出生の秘密が明かされる。
ローアの悪役ぶりには舌を巻く。

79 恐怖のワープ・バブル Remember Me
 恩師をエンタープライズに招いた後、ウェスリーの実験を見ていたドクター・クラッシャー。
その後恩師は行方不明となり、しかも彼の存在していた痕跡も全て消えてしまった。
慌てるビバリーだが、その後人とその記録や記憶が次々と消えていく・・・。
 オチは予想できるが、その悪夢感が実に楽しい佳作。
しかし「旅人」が必要だったのかどうか疑問である。

81 勇者の名の下に Reunion
 クリンゴンの戦艦に乗ってケイラー大使がやって来た。彼女はウォーフとの子供であるアレキサンダーも連れてきていた。
クリンゴン艦にはクリンゴンの総裁であるクンペックも乗っていたが、彼は毒によって死を前にしていた。
クンペックに2人の次期総裁候補のどちらが毒を盛ったのか確かめるように頼まれ、引き受けるピカードだったが・・・。
 ケイラーが死んでしまったのは実に残念。魅力あるキャラクターだったのに。
その代わりと言ってはなんだが、今後のクリンゴンにとって実に重要で、クリンゴンで最もせこい男ガウロンが初登場する。
クリンゴン史上重要なエピソード。

82 悪夢のホログラム Future Imperfect
 ライカーの誕生パーティーの最中に、近隣の惑星にロミュランの基地がある可能性が生じ、調査のための上陸班が必要になる。
しかし調査は惑星上のメタンガスのために中断され、船に戻ろうとするが、転送中にライカーは意識を失ってしまう。
ライカーが目が覚めると、そこは16年後の世界であり、彼はその間の記憶を一切失っていた・・・。
 未来の描写が興味深いのだが、2段落ちはいらなかったかも。
でもそれでは筋が通らないところが出てきてしまうか。
それにしても日本語タイトルは最悪である。ほんとに日本のスタッフはこういうところのセンスが無い。

83 ファイナル・ミッション 新たなる旅立ち Final Mission
 また勤務に遅刻してきたウェスリーだが、怒られると思いきやアカデミー入学試験に合格したと告げられる。
ピカードの任務のついでにシャトルに同乗してアカデミーへ向かうが、シャトルは不時着してしまう。
エンタープライズの方も、緊急を要する任務で彼らの捜索に出向けない・・・。
 艦長とウェスリーの絆を深める話で、よくできたエピソードの一つ。
艦長のセリフが泣かせる。

84 失われたテレパシー The Loss
 2次元の生命体との接触と共に、カウンセラーのエンパシー能力が失われてしまう。
思い詰めてカウンセラーを辞職しようとするトロイだが、エンタープライズは危機的状況に陥っていた・・・。
 あと5時間で全滅するという状況で仕事を嫌がる神経には首を傾げざるをえないが、能力喪失に対する反応は実にリアルだと思う。

85 ヒューマン・アンドロイド・デイタ Data's Day
 ケイコとオブライエンの結婚式を控え、ケイコの父親役を務めることになったデータ。
しかし当日になってケイコは結婚を取りやめると言い出すし、ヴァルカン人の対ロミュラン大使は様子がおかしかった・・・。
 データのモノローグで進み、各クルーの様子が描き出されていて実に楽しい。
ケイコの白無垢は透け透けで最低だが(笑)。

86 不実なる平和 The Wounded
 カーデシアとの戦争が終結して1年。
しかしカーデシア領内で破壊行為を行っている惑星連邦の戦艦が存在した・・・。
 オブライエンが自分では意識していないのに強い恨みを抱いている描写が素晴らしい。
最後のピカードのセリフもしびれる。

87 悪魔の契約 Devil's Due
 惑星ベンタックスは1000年前に工業文明を捨て去り、農業を中心とした産業で理想的な社会を構築していた。
しかしそこに1000年前の契約通りベンタックスをもらい受けると宣言する者が。
彼女はアードラ。地球では悪魔と呼ばれていたと言う・・・。
 この度DVDを見直していて、初めて観る機会を得た。今まで丁度見逃していたらしい。
ほんの僅かに見覚えがあるような気もするのだが・・・(汗)
 テレビドラマ「トリック」のような内容で、データを裁判長にしたアードラの契約を巡る裁判が楽しい。
今まで見逃していて損していたと思えるエピソードだった。
できればラストにちょこっとQが顔を出してくれたらなお面白かったのだが(笑)。

88 空白の一日 Clues
 ワームホールらしき現象を観測した直後、データを除いたエンタープライズのクルーは全員気を失ってしまう。
目が覚めると気を失っていたのは30秒間だったとデータに教えられるが、次第に出てくる矛盾から実は24時間の空白があることが判明する・・・。
 しっかり筋の通った脚本で特に不満はないが、出来ればあの状況下でエンタープライズに生き残る術がないことをもう少し強調してほしかった。あのままだとピカードが折れるのが少々早すぎる。
 冒頭ホロデッキのディクソン・ヒルの世界にウーピーを招待したピカードだが、ウーピーにはあの面白さは理解できなかったらしい。地球人に比べて好奇心が少ないのか。

89 ファーストコンタクト First Contact
 惑星マルコリアではワープ航法の完成まであと一歩と言うところだった。
そんな時、緊急医療センターに運び込まれた患者は通常と全く異なる身体の構造をしており、もしや宇宙人ではないかと噂になる。
その患者はライカーだった・・・。
 異星人とのファーストコンタクトを、未発達な惑星側の視点で描く。
ラストの実に大人な終わり方が素晴らしい名作。
しかし「私の宇宙人さん」は・・・(笑)

100 クリンゴン帝国の危機 (前編) Redemption, Part I
 ガウロンの総裁就任が迫り、それに連れてクリンゴンは内戦の危機が高まっていた。
ピカードは調停者の役目を果たすために評議会に出向き、ウォーフは汚名を晴らすために休暇をとってカーンと連絡をとる。
ガウロンの就任式は終わり、ウォーフの一族は名誉を取り戻したが、デュラスの血族はまだ強大な力を持っており、その姉妹であるルーサとベトールはロミュランと手を結んでクリンゴンを手中に収めようとしていた。
そのロミュランの上級士官は「彼女」だった・・・。
 クリンゴンの話は渋い。ラストの除隊したウォーフを見送る様もええ感じだった。

101 クリンゴン帝国の危機 (後編) Redemption, Part II
 ピカードの要請により、連邦はクリンゴンとロミュランの国境に艦隊を配し、タキオンビームによってロミュラン艦の通過をモニターする。
ガウロン軍の一斉攻撃にルーサとベトールはロミュランに救援物資を求めるが、ロミュランはクリンゴン領に侵入出来ず、交渉のためにシーラ指揮官がエンタープライズへ赴く。彼女はターシャの娘だった・・・。
 またまた渋い展開だが、いくつか疑問点も。
ガウロン軍は圧倒的な戦力バランスをどうやって跳ね返したのか?
それとタキオンビームによるネットだが、回り道をすれば問題ないのでは・・・(汗)?
 ちなみにこれより第5シーズンである。

105 エンタープライズ・パニック Disaster
 量子フィラメントと衝突したエンタープライズはほとんどの機能が停止し、ライフラインも寸断されてしまう。
科学コンテストに入賞した子供達とピカードはターボリフトに閉じこめられてしまい、バーラウンジを任されたウォーフはケイコの出産に付き合うことになり、船倉で作業をしていたラフォージとドクターは放射能によって爆発が迫る船荷と一緒に閉じこめられ、ライカーはデータと機関室を目指し、ブリッジは最高士官のディアナが指揮を執る。
 名作。状況を考えれば面白くないわけがない上に、キャラクターがそれぞれ苦手な状況に立たされているのがいい。
「副長」が可愛すぎてロリコン魂がファイヤーである(笑)。
調べてみるとエリカ・フローレスという女優で、出演作はほんの数えるばかりだが、すでに濃いファンが多数存在するようである。納得(笑)。

106 エイリアンゲーム The Game
 ライカーがライサから持ち帰ったヘッドセット型ゲームがエンタープライズで大流行。
丁度遊びに来ていたウェスリーと機関部のロビンはそれが中毒性があり、有害だと気がつくが・・・。
 しょうもない仕掛けだが、サスペンスはシリーズ中でもベストに入る。
逃げるウェスリーが人間兵器並の能力を発揮するのが末恐ろしい。
またロビンは若き日のアシュレイ・ジャッドであり、もう滅茶苦茶に可愛い。多分映画も含めて彼女の魅力が最も発揮された出演作では(笑)?

107 潜入!ロミュラン帝国 パートI  Unification I
 行方不明になっていたスポック大使がロミュランで目撃された。ガウロンの協力で遮蔽装置付きのクリンゴン艦をチャーターし、ロミュランへ潜入するピカードとデータ。
一方エンタープライズはヴァルカンの製品が撃墜されたフェレンギ船から発見された謎を追い、廃品集積場へ。そこでは謎の戦艦が現れ、戦闘になった。
その頃ピカード達はスポックと会うのに成功していた・・・。
 サレクがこの話の中で亡くなる。
次々と謎が提示されるだけで終わってしまう。基本的にはスポックの顔見せエピソードだ。
また廃品集積場での件はなんとなくスターウォーズみたいな雰囲気である。

108 潜入!ロミュラン帝国 パートII  Unification II
 会見した若きロミュラン総督は再統一に意欲的だったが、それは罠であり、一行は捕らえられてしまう。
 ヴァルカン製品の出所を探っていたメンバーはロミュランとの取引の形跡にたどり着く。
ロミュランは奪ったヴァルカン船を和平施設に見せかけ、一気にヴァルカンを手中に収めようとしていた・・・。
 前編に続いて散漫な印象。
4本腕のピアノ弾きがいい感じだった。やっぱりスターウォーズっぽいが。

114 謎めいた記憶喪失 Conundrum
 奇妙な宇宙船に遭遇した途端、データも含めて全てのクルーが記憶を失ってしまった。
コンピュータを調べ、自分たちが戦争中であり敵の総司令部へ攻撃をしかける任務中だと悟った一行は疑問を抱きつつも目的地へ向かう・・・。
 いつの間にか紛れ込んでいるメンバーというのは実に面白いアイデア。
登場人物と視聴者の距離の取り方が秀逸。
それにしても一瞬にしてデータの記憶までアクセスできなくしてしまうのはすごすぎないか?

119 悲しみのアカデミー卒業式 The First Duty
 ウェスリーがアカデミー卒業を迎え、ピカードはその式典に参加することになった。
しかしそこにウェスリー属している飛行チームの事故の知らせが。
ウェスリーは怪我で済んだが、1人の学生が犠牲になっていた。
審問会が開かれ、事故の真実が解き明かされようとするが、チームメンバーの態度は曖昧だった・・・。
 若さと責任の狭間で悩むウェスリー。リアルな青春もの。
ヴォイジャーのトム・パリスの役者がチームリーダーとして出演しているが、別人の役である。

121 究極のパートナー The Perfect Mate
 クリオス星とボルト星の和平の要である貢ぎ物の女性がフェレンギによって覚醒し、船内の誰も彼もを片っ端から誘惑してしまう。
ピカードは鉄の自制心でなんとか彼女のフェロモンをはねつけるのだが・・・。
 ドラマにそれらしさを与える絶世の美女カマラは若き日のファムケ・ヤンセン!
他の女優でも思うのだが、実はスタートレックに出ている時が一番綺麗という人が多いのでは無かろうか。
化夢宇留仁もメロメロである(汗)。
ちなみにこの後、ピカードとカマラはXメンとして再会するのであった(笑)。
ウォーフに期待通りの誘惑をするのが楽しかった♪
そしてドクターはいつものようにうっとおしかった(汗)。

122 イマジナリィ・フレンド Imaginary Friend
 想像の友達イザベラを大事にしている少女クララ。
エンタープライズがある星雲内に入ると、イザベラが実体化する・・・。
 オチは想像つくが、それに至るまでの展開も視点が新鮮なので飽きさせない。
ラフォージの父親が動物学者というのが意外。
またケイコの名前だけは散々出てくるが実際には登場しないのが面白い。

123 ボーグ"ナンバー・スリー" I, Borg
 墜落した船の生存者は若いボーグだった。
過去の経験からボーグを恨むピカードは彼にウィルスを仕込んでボーグ全体を滅ぼす計画を立てる。
しかしラフォージが彼を調査し、交流する内、集合体であるはずのボーグの中に自我が芽生え始める・・・。
 感動作。実によくできている。
しかしドクター・クラッシャーが腹立たしい。どうしてこの女はクルーや船が重大な危険にさらされる時に限って命令違反を犯すのか。
今回はうまくいったが、問題は結果ではない。
恨みのために珍しく鷹派のピカードとガイナンが見所。

125 超時空惑星カターン The Inner Light
 エンタープライズが謎の漂流物に接近した途端、ピカードは意識を失う。
目が覚めるとそこは見知らぬ世界であり、自分自身も別人になっていた・・・。
 名作中の名作の一つ。何度観てもいい。

126 タイムスリップエイリアン パートI Times Arrow, Part I
 19世紀から開けられたことのない地球の洞窟に、地球上には存在しないはずの波動とデータの首が見つかった。
調査を進めると、なんらかのエイリアンが過去の地球に関与していたらしいことが分かるが、データは行方不明になってしまう・・・。
 スタートレックでは珍しいエイリアンらしいエイリアン描写と、ミステリアスな展開が興味深い。
19世紀のアメリカでポーカーでバカ勝ちするデータが愉快。
また若い頃のガイナンが19世紀アメリカにいたという仕掛けが素晴らしい。

127 タイムスリップエイリアン パートII Times Arrow, Part II
 データを追って19世紀に向かった一行はガイナンと合流し、エイリアンの目的を突き止める。
しかし突然現れたエイリアンのせいでデータの首は吹き飛び、ピカードが19世紀に取り残されてしまう・・・。
 ここより第6シーズン。
スタートレックのタイムスリップものとしては最もタイムパラドックスを抑えるのに成功したエピソードであろう。
その分展開に幅は無くなっているが、その分をピカードとガイナンの出会いで埋めている。
妙に重要なキャラクターであるマーク・トゥエインだが、私は彼の書いたホームズのパスティーシュがあまりに酷かったのでいい印象がないのであった・・・(汗)。

130 エンタープライズの面影 Relics
 75年前に行方不明になった連邦艦の救難信号を受信したエンタープライズは、ダイソンの天球を見つけ、その表面に件の船が不時着しているのを発見した。
不時着船の転送バッファの中には、なんとあのスコッティが。
 時代に取り残されたスコッティの哀愁がもの悲しくもあるが、それよりダイソンの天球が初めて映像化されたことは意義深い。
またホロデッキで再現された初代宇宙船エンタープライズのブリッジがこれでもかと言うばかりの見事な出来で、そこにピカードが立っているだけでも見物である。
スコッティが仕様書にまで当時のエンジニアの流儀を入れているのが素晴らしい(笑)。
とにかく見所は多いエピソード。

133 少年指揮官ジャン・リュック・ピカード Rascals
 休暇から帰ってきたピカード、ガイナン、ロウ、ケイコが、事故により知能と記憶はそのままで子供になってしまう。
とりあえず副長に指揮を任せるが、そんな時エンタープライズはフェレンギ人に占領されてしまう・・・。
 つかみが面白すぎて内容がどうでもよくなってしまっている。面白いからいいのだが。
子供のピカードを演じたのは「戦士の休息」でピカードの甥を演じた少年なのだが、成長しまくっていてとてもじゃないが同一人物とは信じられない。
アレクサンダーの活躍も微笑ましい。
大人に戻ったピカードが最初にやった動作に注目(笑)。

134 ホロデッキ・イン・ザ・ウエスト Fistful of Datas
 アレキサンダーにせがまれて嫌々ホロデッキの西部劇を行うウォーフ。
その頃緊急時に備えてデータを船のメインコンピュータとして用いる実験が行われ、その失敗でデータと船のコンピュータの機能の一部が入れ替わってしまった。
その結果、ホロデッキの安全保障プログラムは解除され、更には悪役がデータに変化していた・・・。
 ツボを抑えていて実に楽しい。
キャラクターがちゃんと立ってドラマも一段落して初めて出来る、ある意味末期的作品(笑)。

136 戦闘種族カーダシア星人 パートI Chain of Command, PartI
 突然ピカードが艦長を解任され、新しい艦長を迎えることになったエンタープライズ。
新艦長エドワード・ジェリコは典型的な頭の固い軍人で、エンタープライズのクルーを混乱と不安に落とし込む。
極秘任務を与えられたピカード、クラッシャー、ウォーフは、カーデシアの生物兵器研究所への潜入作戦を行うが、それはピカードを捕らえるためのカーデシアの罠だった・・・。
 前後編には珍しく、前編よりも後編に力が入るエピソード。
前編は後編へ進むためのお膳立てにすぎない。
それにしてもジェリコ艦長役のロニー・コックスはいい印象の役が無いな。
後編で楽しみなのはカーデシアの指揮官役のデビッド・ワーナーなのは言うまでもない(笑)。

137 戦闘種族カーダシア星人 パートII Chain of Command, Part II
 捕らえられたピカードはカーデシア人指揮官の一人に拷問を受ける。
 エンタープライズの方でも色々あるが、このエピソードでは飾りにすぎない。
要するにデビッド・ワーナーによるパトリック・スチュアートのSMショーである(笑)。
とにかく見応えはシリーズ随一で、人によって意見は分かれるだろうが化夢宇留仁にとってはベストに入る超名作である。
ライトは4つか(笑)?

140 ロミュラン帝国亡命作戦 Face of the Enemy
 カウンセラーが目を覚ますと、ロミュランの情報部将校になっていた。
彼女は休暇中に誘拐されてそのようにお膳立てされてしまったのだ。
スポックの命を受けた地下組織メンバーによってそのようなことになったのだが、とりあえずは協力するしかない・・・。
 もう一歩踏み込んでもらえば傑作になった気配。
最後にカウンセラーがエンタープライズに戻れたカラクリがよく分からない。

141 運命のわかれ道 Tapestry
 ピカードが重体で医療室に運び込まれる。もはや彼に意識はなく、その命も尽きかけていた。
ピカードは真っ白な世界にいた。
そこで彼を迎えたのはQ。Qは思い残すことはないかと訪ね、ピカードは今回死因にもなった人工心臓をつけることになった若い頃の過ちを思い出す。
気付くと彼はアカデミーを卒業したばかりの時間にいた。ノーシカン人に心臓を貫かれるのはそのすぐ後だった・・・。
 色々想像たくましくしてくれる楽しいエピソード。
気になるのはバーに第7話で出てきた仲が悪いはずの犬っぽいのと蛇っぽいエイリアンがそろっているように見えたことだが・・・。

142 バースライト (前編) Birthright, Part I
 DS9にやって来たエンタープライズ。
データはドクター・ベシアが研究していたガンマ宇宙域から持ち込んだという妙な機械の実験中に事故で倒れ、奇妙な夢を見る。そこには若きノニアン・スン博士がいた。
またウォーフはプロムナードでジャグロム・シュレグという情報屋にモーグが生きていて、その居場所を知っていると言われ・・・。
 DS9開始に合わせた特別編。
なにやら内相的な話が進み、データの方は一段落するがウォーフの方はわけの分からないまま後編に続く。
 化夢宇留仁はDS9との時間の重なりがよく分からないのだが、この時ピカードはシスコに会い、オブライエン夫婦も転勤になったのだろうか?
どうでもいいけどデータに絵のデフォルメの才能があるのが解せない。様々な作家の画風を分析して修得したのだろうか。

143 バースライト (後編) Birthright, Part II
 ウォーフはキトマーの生き残りの収容所を見つけだしたが、やはりモーグはキトマーで死んでいた。
またその収容所はロミュランとクリンゴンが一緒に暮らすウォーフには受け入れがたい場所だった・・・。
 どうしようもない事情のぶつかり合いで、なかなか興味深いエピソード。
当時のクリンゴン捕虜に如何にロミュランが手を焼いたかがうかがえて面白い。
それにしてもこの話はDS9の登場の為か、前編と後編ではウォーフに関する部分しかつながらず、なんとも変な感じである。
 ところで化夢宇留仁はこのエピソードは今回初めて観た。前編でわけが分からないと思ったのも無理のない話だ。

144 謎の潜入者 Starship Mine
 エンタープライズはワープ航行中に船内にたまってゆく有害物質バリオンの除去を行うことに。
除去のためのビームは生命体に有害なので全員退艦するが、鞍を取りに来ていたピカードは作業員の不審な動きを目にする・・・。
 ピカードダイハード(笑)!
スタートレックには珍しいジェットコースタームービー。
ピカードもなかなかどうして人間兵器である(笑)。
 データが無駄話好きのハッチンソン中佐の真似をする件も面白い。しかしラフォージは撃たれても生き残るが、ハッチンソンは一切語られもしないのがもの悲しい。
 作業員に化けた賊の一人はツボックの役者である。彼は色々な役で出てくるな。
 ちなみに化夢宇留仁は今回が初見だった。多分。

145 ギャラクシー・ロマンス Lessons
 ダレン星間科学部主任ははっきりものを言い、ピアノの才能に秀でていた。
彼女とセッションをやって楽しむようになったピカード。やがて二人は愛し合うようになる。
しかしピカードは艦長と部下との恋愛に不安を感じでいた・・・。
 演奏シーンが素晴らしく、特に例の笛のセッションは素晴らしすぎる。素晴らしすぎて後半の本格的ドラマ部分の影が薄くなるほどである(笑)。
ダレンが持ってきた巻けるピアノは最近実際に発売された。放映当時は超高度な技術の産物に見えたのだが・・・(汗)。

146 命のメッセージ The Chase
 ピカードの学生時代の恩師であり、今世紀最大の考古学者とも呼ばれているガレン教授がエンタープライズを訪れる。
彼は来るべき大発見に備えて調査旅行にピカードの同行を求めるが、ピカードは船を空けるわけにいかず断る。
一人で旅立った教授だが、彼のシャトルはイリディアン船に襲われ、教授も命を落としてしまう。
教授の跡を継いで研究を完成させようとするピカードだが、それは様々な種族の創世に関わる重大な秘密だった・・・。
 久々のハードSFテーマ。
カーデシア、クリンゴン、ロミュラン達との駆け引きも面白い。

147 呪われた妄想 Frame of Mind
 医者に追いつめられ、正気を失ってゆく患者の役で舞台劇の練習をするライカー。
ふと気付くと彼は本当に精神病院にいた。エンタープライズにいた日々は全て妄想だったのか・・・。
 12モンキーズか押井守かという悪夢な展開。
最後まで不安が残るかと思ったら、セットをひっぺがす動作で意外にすっきり(笑)。
当時としては非常に高度な視覚効果が用いられている。
ちなみに初見だった。

148 新亜空テクノロジー 超フェイズシールド Suspicions
 フェレンギ人のレーガ博士が発明した超フェイズシールドは太陽のコロナの中でも飛行できるという素晴らしいものだったが、学会では相手にされなかった。
しかし論文を読んで感動したドクター・クラッシャーの呼びかけで4人の科学者が集まり、公開実験を行うことになる。
しかし実験は失敗。パイロットは死んでしまった。
クラッシャーは禁を破ってまでその真相を知ろうとする・・・。
 相変わらず命令違反しているクラッシャー。組織で働くのに向いていない。
しかしレーガ博士の発明は素晴らしく、この後その技術はエンタープライズ上でも生かされる。

151 時空歪曲地帯 Timescape
 ピカード、ディアナ、データ、ラフォージがシャトルでエンタープライズに戻る道中不思議な時間停止現象を体験する。また一部分での時間の高速化現象も。
不審に思ってエンタープライズへ急ぐ一行だが、そこで目撃したのはロミュラン船と光線を放ち合った状態で止まっているエンタープライズだった・・・。
 画面の表現を楽しむエピソード。
しかし時間停止現象としては辻褄の合わない点が多すぎる。と言うか合っているところは皆無かも(汗)。
だがちゃんと再現すれば時間が止まっているところでは何も見えないし動けないし息も出来ないし、その他にも様々な問題点が生じる。
この辺は昔からの伝統と捉えるべきか。

152 ボーグ変質の謎 パートI Descent
 ホロデッキでニュートン、アインシュタイン、ホーキングとポーカーに興ずるデータ。
しかし緊急呼び出しで中断される。オニヤッカ3号星の基地が何者かによって襲われたのだ。
調査に行くと、そこにはボーグが。
しかしそのボーグ達は個性を持っており、その目的も今までのボーグとは異なっているようだった。ボーグとの戦闘中、データは怒りと喜びの感情を覚える。
更にボーグを探すがトランスワープで逃げられてしまう。その際捕虜にしたボーグはデータを拐かし、一緒に逃亡した。
トランスワープのトンネルに入って後を追うエンタープライズ。
その先にはボーグの集団と、ローアが待ち受けていた。
  興味深い内容ではあるのだが、どうもテンポが悪い。
後編に期待か。


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