STAR TREK 備忘録

TOS

TNG4-6
DS94-6
DS97

75 浮遊機械都市ボーグ (後編) The Best of Both Worlds Part2
 ディフレクター板を使用したエネルギー放射兵器はボーグキューブに全く歯が立たなかった。
どうやらボーグがピカード艦長の知識を吸収し、対応策を講じていたらしい。
 正式にエンタープライズ艦長に就任したライカーは、ガイナンからピカードのことは諦めて艦長としての自覚を持つように言われるが、それで自分の判断として逆に断固として救出作戦を実行。見事ピカードの救出に成功する。
 ボーグ・キューブは地球に向かい、集結した40隻の連邦艦隊を壊滅状態に追いやる。
なんとか追いついたエンタープライズ艦内ではデータがピカードと接続してボーグ船とコンタクトを計るが・・・。

 
 これより第4シーズン。
盛り上がりでは前編に敵わないが、よくできている。ライカーがかっこいいところを見せてくれる。
ノリはほとんど「さらば宇宙戦艦ヤマト」(笑)。

 こちらも久しぶりに見たが、やはり面白い。
シェルビーのセリフの中にバークレイが頑張って働いているのがわかるものがあり、なんだか嬉しかった(笑)
あと救出されたがボーグのままの艦長が、もう奪われて困る情報もないということでブリッジ内を好きにうろちょろしているシーンが面白い(笑)
 記憶ではウルフ359での派手な艦隊戦のシーンがあったと思っていたのだが、全然無し(汗)
どうやらDS9の第1話とごっちゃになっていたらしい。
上記ウルフ359での一方的な戦いだが、化夢宇留仁は最近「自叙伝 ジャン=リュック・ピカード」を読み、その本の中ではピカードがエンタープライズの艦長になるまでに世話になった人や頼りにしていた部下達を軒並み同化しており、まさに断腸の思いというのが伝わってきてより楽しめた。
「自叙伝 ジャン=リュック・ピカード」お薦めです(笑)
20200217追記

76 戦士の休息 Family
 
 ボーグとの戦いで傷ついたエンタープライズは地球軌道上のマッキンリー基地で修理を受けていた。
その間にピカードは生まれ故郷に帰り、ウォーフは両親を迎え、ウェスリーは自分が赤ん坊の頃の父親からのメッセージを受け取る。
ピカードは一見完治したようだったが、心に深い傷を受けていた・・・。

 
 感動作。
ボーグ前後編で盛り上げるだけ盛り上げ、更にこんなエピローグまで用意するとは、スタートレックのスタッフはほんとに底が知れない。
ボーグとの戦いはこの話をもって3部作の終了と考えたい。
それにしてもピカードの兄はこのドラマに欠かせない素晴らしい顔をしている。
ウォーフの両親との交流も印象深い。

 ピカードの故郷のブドウ園の美しさにうっとり。
今回はブルーレイで観たので、その恩恵が大きいだろう。
そう言えば新大陸を作る計画は成功したのだろうか・・・。
20200217追記

77 永遠の絆 Brothers
 突然データが正気を失い、エンタープライズを掌握してある惑星へ。
そこには死んだはずのノニアン・スン博士がいた。
彼はデータに感情チップをつけて完成させるために召集信号を送っていたのだ。
だがその信号に導かれ、ローアもやって来てしまう・・・。
 データ出生の秘密が明かされる。
ローアの悪役ぶりには舌を巻く。

78 宇宙孤児ジョノ Suddenly Human
 漂流中のタレリア船を発見したエンタープライズ。
中には5名の生存者がおり、いずれも10代の少年で、しかも1人は地球人だった。
彼は10数年前にタレリア人に襲撃された地球の植民地の生き残りだった・・・。

 スタートレックらしい考えさせられる話。
だからといって面白いかどうかは別問題(笑)だが、この話は悪くない。
地味だけど(笑)

 見どころはピカード艦長の子供が苦手だというカミングアウトを、バレバレなのにさも意外だという演技をするトロイ(笑)
 この話のあとでピカードが提督に滅茶苦茶怒られたのは間違いない(笑)
ところでエンダー艦長というのは「エンダーのゲーム」から来てるのかしら?
20200218

79 恐怖のワープ・バブル Remember Me
 恩師をエンタープライズに招いた後、ウェスリーの実験を見ていたドクター・クラッシャー。
その後恩師は行方不明となり、しかも彼の存在していた痕跡も全て消えてしまった。
慌てるビバリーだが、その後人とその記録や記憶が次々と消えていく・・・。
 オチは予想できるが、その悪夢感が実に楽しい佳作。
しかし「旅人」が必要だったのかどうか疑問である。

80 革命戦士イシャーラ・ヤー Legacy
 連邦のエンジニア2人が乗った船からの救難信号を受け、ターシャ・ヤーの故郷であるターカナ4号星へ向かう。
転送は間に合わず船は爆発してしまったが、救命ボートで脱出し、地上に着陸したのが分かった。
転送上陸して遭遇した「連合」と名乗る集団は、エンジニア2人の救出に協力すると申し出、案内役として1人の構成員を送ってきた。
それはターシャの妹だった・・・。

 丁寧な作りで好感が持てるエピソード。
しかし化夢宇留仁的にはイシャーラのノーブラコスチュームと、後半のセブンみたいなピチピチコスチュームに釘付けだったのだった(笑)
それ以外は特に言いたいことは無い(笑)
20200224

81 勇者の名の下に Reunion
 クリンゴンの攻撃巡洋艦に乗ってケイラー大使がやって来た。彼女はウォーフとの子供であるアレキサンダーも連れてきていた。
クリンゴン艦にはクリンゴンの総裁であるクンペックも乗っていたが、彼は毒によって死を前にしていた。
クンペックに2人の次期総裁候補のどちらが毒を盛ったのか確かめるように頼まれ、引き受けるピカードだったが・・・。

 ケイラーが死んでしまったのは実に残念。魅力あるキャラクターだったのに。
その代わりと言ってはなんだが、今後のクリンゴンにとって実に重要で、クリンゴンで最もせこい男(笑)ガウロンが初登場する。
クリンゴン史上重要なエピソード。

 クリンゴン叙事詩第2章ということでこちらも再見。
これまた素晴らしい完成度。前の話である65話「クリンゴン戦士として」の流れを完全に引き継ぎつつ、従来のキャラクターと新たなキャラクターが見事に絡み合い、これぞ物語という展開を見せてくれる。
地味ではあるが実は見せ場も多く、クリンゴン船に囲まれているエンタープライズの画もかっこいいし、ウォーフのバトラフの殺陣がまたいかす!
ハラショー(笑)
 そうそうケイラーの死の衝撃に霞んでいるが、化夢宇留仁的にけっこう好きだったクンペックが死んじゃったのも残念だった(笑)
20200309追記

82 悪夢のホログラム Future Imperfect
 ライカーの誕生パーティーの最中に、近隣の惑星にロミュランの基地がある可能性が生じ、調査のための上陸班が必要になる。
しかし調査は惑星上のメタンガスのために中断され、船に戻ろうとするが、転送中にライカーは意識を失ってしまう。
ライカーが目が覚めると、そこは16年後の世界であり、彼はその間の記憶を一切失っていた・・・。
 未来の描写が興味深いのだが、2段落ちはいらなかったかも。
でもそれでは筋が通らないところが出てきてしまうか。
それにしても日本語タイトルは最悪である。ほんとに日本のスタッフはこういうところのセンスが無い。
83 ファイナル・ミッション 新たなる旅立ち Final Mission
 また勤務に遅刻してきたウェスリーだが、怒られると思いきやアカデミー入学試験に合格したと告げられる。
ピカードの任務のついでにシャトルに同乗してアカデミーへ向かうが、シャトルは不時着してしまう。
エンタープライズの方も、緊急を要する任務で彼らの捜索に出向けない・・・。
 艦長とウェスリーの絆を深める話で、よくできたエピソードの一つ。
艦長のセリフが泣かせる。
84 失われたテレパシー The Loss
 2次元の生命体との接触と共に、カウンセラーのエンパシー能力が失われてしまう。
思い詰めてカウンセラーを辞職しようとするトロイだが、エンタープライズは危機的状況に陥っていた・・・。
 あと5時間で全滅するという状況で仕事を嫌がる神経には首を傾げざるをえないが、能力喪失に対する反応は実にリアルだと思う。
85 ヒューマン・アンドロイド・デイタ Data's Day
 ケイコとオブライエンの結婚式を控え、ケイコの父親役を務めることになったデータ。
しかし当日になってケイコは結婚を取りやめると言い出すし、ヴァルカン人の対ロミュラン大使は様子がおかしかった・・・。
 データのモノローグで進み、各クルーの様子が描き出されていて実に楽しい。
ケイコの白無垢は透け透けで最低だが(笑)。
86 不実なる平和 The Wounded
 カーデシアとの戦争が終結して1年。
しかしカーデシア領内で破壊行為を行っている惑星連邦の戦艦が存在した・・・。
 オブライエンが自分では意識していないのに強い恨みを抱いている描写が素晴らしい。
最後のピカードのセリフもしびれる。
87 悪魔の契約 Devil's Due
 惑星ベンタックスは1000年前に工業文明を捨て去り、農業を中心とした産業で理想的な社会を構築していた。
しかしそこに1000年前の契約通りベンタックスをもらい受けると宣言する者が。
彼女はアードラ。地球では悪魔と呼ばれていたと言う・・・。
 この度DVDを見直していて、初めて観る機会を得た。今まで丁度見逃していたらしい。
ほんの僅かに見覚えがあるような気もするのだが・・・(汗)
 テレビドラマ「トリック」のような内容で、データを裁判長にしたアードラの契約を巡る裁判が楽しい。
今まで見逃していて損していたと思えるエピソードだった。
できればラストにちょこっとQが顔を出してくれたらなお面白かったのだが(笑)。
88 空白の一日 Clues
 ワームホールらしき現象を観測した直後、データを除いたエンタープライズのクルーは全員気を失ってしまう。
目が覚めると気を失っていたのは30秒間だったとデータに教えられるが、次第に出てくる矛盾から実は24時間の空白があることが判明する・・・。
 しっかり筋の通った脚本で特に不満はないが、出来ればあの状況下でエンタープライズに生き残る術がないことをもう少し強調してほしかった。あのままだとピカードが折れるのが少々早すぎる。
 冒頭ホロデッキのディクソン・ヒルの世界にガイナンを招待したピカードだが、ガイナンにはあの面白さは理解できなかったらしい。地球人に比べて好奇心が少ないのか。
89 ファーストコンタクト First Contact
 惑星マルコリアではワープ航法の完成まであと一歩と言うところだった。
そんな時、緊急医療センターに運び込まれた患者は通常と全く異なる身体の構造をしており、もしや宇宙人ではないかと噂になる。
その患者はライカーだった・・・。
 異星人とのファーストコンタクトを、未発達な惑星側の視点で描く。
ラストの実に大人な終わり方が素晴らしい名作。
しかし「私の宇宙人さん」は・・・(笑)

90 ギャラクシー・チャイルド Galaxy's Child
 ジョーディは過去に協力してエンタープライズの危機を救った船のエンジンの設計者、リア・ブラームズ博士と再会する。
しかし過去に会った彼女はホログラムで、現実の博士は彼の思い描いていたキャラクターとは全く異なっていた。
 一方エンタープライズは未知の宇宙空間に生息する生物と遭遇し、ピカードは好奇心一杯で調査するが生物から攻撃を受け、やむなく出力を弱めたフェイザーを発射したところ、生物は死んでしまう。
悲観に暮れるピカードだったが、生物の体内に子供が生き残っていることがわかり・・・。

 まあいろいろあって危機を脱するわけだが(笑)、この話は妙にリアルな恋愛観の描写が見事。
勿論シチュエーションはそのままとはいかないが(笑)、やたらにリアリティを感じるのはやはり空想と現実とのギャップの部分だろう。
あれを本人に見られたらそりゃ焦るし(笑)、あれを見た本人の反応にもリアリティがある。
20200316

91 謎めいた狂気 Night Terrors
 エンタープライズは数週間前に消息を絶ったUSSブリテインが漂流しているのを発見する。
船内を調べてみると、乗員は殺し合って1人を残して全滅していた。
生き残った1人はベタゾイド人だったが意識不明で、ディアナはなんとか彼から事情を聞き出そうとテレパシーで交信する。
エンタープライズ内では次第に乗員たちの様子がおかしくなり、このままここにいたのではブリテインの二の舞になると判断して脱出しようとするが、エンタープライズのエンジンは反応しない。
一方ディアナは悪夢にうなされていた・・・。

 ミステリアス&ホラーな展開で、意外なオチもあって楽しめる。
見どころは精神的にボロボロになってくるクルー達の様子で、ケイコなどそのためだけにちらっとだけ出てくる(笑)
ドクターがプロとして仕事している「だけ」なのもよかった(笑)
 しかしいくらなんでも水素くらいは自前で用意できるのでは???
20200316

92 アイデンティティー・クライシス Identity Crisis
 
 5年前に発生したタチアナン3号星の植民地での住民の遭難事件。
当時それを調査していた4人の上陸班が、今になって次々と失踪し、残っているのはラフォージとスザンナの2人だけだった。
あらためて現地に行って再調査を行うが、奇妙な足跡が見つかった以外の進展は無かった。
ところがスザンナの様子がおかしくなり、彼女の身体は異星人に変異し始める。
ドクターは同じ現象がラフォージにも起こる可能性が非常に高いと判断するが・・・。

 いきなり記録映像から始まるところがいかにもミステリーっぽくて楽しい。
前半は少しかったるく感じるところもあるが、後半ジョーディーが記録映像から取り出したデータを使ってホロデッキで現場の再現をし始めるあたりから急激に面白くなる。
映像から現場をホロデッキで再現というだけでも面白いが、更にその場にいた人の再現ホログラフを1人ずつ消してゆき、全員を消しても謎の影が1人分だけ残るというアイデアは秀逸。天才(笑)
その後は急転直下でストレートな展開になってしまうが、今度は超頑張った全身メイクと画像効果で盛り上げてくれる。
ドラマ全体の完成度はもう1つではあるものの、SFドラマの1エピソードとしてはアイデア満載の名作だと思う。
 ところで今回操舵を担当していたやたらに可愛くて巨乳のグラハム少尉は、ノルウェー人のモナ・グラッドさんで、1990年のミス・ユニバースのチャンピオンで、翌年アメリカに来たついでにこのエピソードに出演したらしいぞ(笑)
20200317

93 謎の頭脳革命 The Nth Degree
 バークレーとドクターがシラノ・ド・ベルジュラックの芝居を公開するが、バークレイの演技が酷く、データは眉をひそめる。
落ち込むバークレーをトロイが慰めた。
 半年前から機能していないアーガス情報基地を調査にやってきたエンタープライズは、基地の近くにエイリアンの探査機を発見する。
ラフォージはバークレーと共にシャトルで調査を行うが、探査機が強烈な光を発し、バークレーは意識を失う。
その後探査機に追われたエンタープライズは探査機を破壊しようとするがフェイザーは通用せず、光子魚雷を使ってはエンタープライズまで被害を受けるほど接近された。
しかし目を覚ましたバークレーがシールドの強度を3倍にし、光子魚雷を使って探査機を破壊することができた。
それからバークレーはあらゆることに高い能力を発揮しだし・・・。

 69話「倒錯のホログラムデッキ」の続きとも言える内容。
あのバークレーがみんなの前で劇を披露できるようになっただけで大きな進歩だが、この話では更に進化しまくり、アインシュタインにアドバイスを与え、演技もリハーサルだけでドクターを涙ぐませ、態度もエレガント(笑)で、トロイをかっこよく口説くがかっこよく振られ(笑)、情報処理速度はエンタープライズのコンピューターをも上回り、とうとうエンタープライズのコンピューターと一体化し、一瞬で3万光年の飛行を可能に・・・って、これ全部バークレーなんだから面白いに決まっている。
 気になったのはオチの生命体。
銀河の中心にいる神に似た存在って、明らかに「スタートレック5 新たなる未知へ」のあれと同類だよね?
20200317

94 QPID Qpid
 連邦考古学シンポジウムがエンタープライズで行われることになり、ピカードはスピーチの原稿作成に余念がない。
しかし突然バッシュの訪問を受け、更にはQまでやってきて彼の平常心を揺さぶりまくる。
それでもなんとかスピーチにこぎつけるが、突然ロビンフッドの世界に跳ばされてしまい・・・。

 バッシュというキャラクターは完全にTNGの世界から逸脱している。完全なる異物であり、その逸脱さ加減はQを遥かに上回る。
下手をすると世界の破壊者になりかねないのだが、その逸脱感を絶妙なバランス感覚で破綻させずに物語に組み込んでいるのには毎度感心するしか無い。
この話は何しろロビンフッドの世界ということでコメディーまっしぐらなのだが、見どころはむしろ前半の方にあると思う。
まあトロイがデータを射抜いたり、ウォーフがラフォージのマンドリンを破壊するところなど、爆笑シーンはしっかり笑えるのだが、前半のバッシュとピカードの距離感を推し量るドクターを始めとしたクルー達など、微妙な空気感の面白さのほうが上回る。
 ところでシンポジウムはどうなっちゃたんでしょう(汗)?
20200317

95 疑惑 The Drumhead
 エンタープライズから機密情報が流出し、その直後にダイリチウム結晶室で爆発事故が起こり、クリンゴン交換派遣士官ジダンが情報にアクセスした形跡が残っていた。
事件の調査官としてノラ・サティ退役提督が乗船し、ピカードと供に調査の指揮を執ることになった。
ウォーフの調査により、ジダンが注射器を使って情報を外部に漏らしていたことが判明するが、艦内に協力者がいる可能性が浮上する。
サティの助手であるベタゾイド人サビン・ジェネストの意見により、質問会の時に様子がおかしかったヴァルカン人とのクォーターである医療技術師サイモン・ターセスが疑われることに。
しかしピカードはベタゾイド人の意見だけでターセスを容疑者扱いすることに反対する・・・。

 最初のクリンゴン人スパイの話はすぐに結論が出るのに、その後疑惑の波が広がってあれよあれよでしまいにはピカードまで反逆者扱いになる様が異様にリアルで恐ろしい。
 
 最初に疑問を呈し、たった1人になっても最後まで意志を貫き通すピカードはまさにキャラクターの本質を突いた活躍と言え、脚本演出供に素晴らしい完成度だったと思う。
何回も繰り返して観たい話ではないが(笑)
20200329

96 決別の儀式 Half a Life
 ラクサナ・トロイが乗船すると聞いて怯えるピカードだが、あっという間に見つかってしまう。
しかしラクサナの注意は太陽の再活性化のために宇宙艦隊が協力しているケイロンII号星のティムソン博士に注がれた。
生命反応のない星系で実験が行われるが、期待した結果を得られて成功かと思われたが、その後太陽が不安定になり、最終的に爆発してしまった。
失敗の原因らしきものを突き止める博士だが、彼には時間が残されていなかった・・・。

 前回に続いて非常に地味な話(笑)
高齢恋愛&高齢化社会を解消するためのしきたりと、テーマも実に地味で深刻(汗)
こういう話を非常に高い完成度で作ることができたTNGというシリーズの奥の深さは感動的でさえあるが、お子ちゃまにはきつい話が多かっただろう(笑)とも想像できる。
それにしてもTOSからたった20年やそこらで変われば変わるものである。
20200329

97 愛の化身オダン The Host
 ペリア・ゼルとベータ・ムーン間の紛争を解決するために派遣されたオダン大使と恋に落ちるビバリー。
しかし交渉に反対する勢力によって大使の乗ったシャトルが攻撃され、大使は命を落とす。
ところが大使は寄生体が主であるトリル族で、一時的にライカーに寄生して交渉を続けることになり・・・。

 記念すべきトリル族初登場の話だが、DS9のトリル族の設定とは色々と異なる面が多い。
まさか後のシリーズのメインキャストに採用されるとは思っていなかっただろうから無理もないが、ここはトリルにも個体差があるということで許容すべきだろう。
 それにしても「疑惑」「決別の儀式」「愛の化身オダン」と、見るからに低予算のエピソードが続いたが、第4シリーズは前半から飛ばしまくっていたので無理もないか(笑)
20200329


98 裏切りの序曲 The Mind's Eye
 セミナーへの参加と休暇を兼ねてシャトルでライサに向かうジョーディーだったが、突然現れたロミュラン艦に拉致されてしまう。
ロミュランの拷問によって洗脳されたラフォージは、何事もなかったようにエンタープライズに帰還する。
エンタープライズではクリンゴンの植民地での紛争で連邦の武器が使用されたという情報があり、クリンゴン大使ケルが乗船して調査を進めていた。
果たしてその武器は連邦製に見せかけたロミュランのものだと判明するが・・・。

 「彼女」が初登場するが、顔は見えない。
てっきり初登場はこのシーズンフィナーレだと思っていたのだが、前振りがあったのね。
この話で印象的なのはやはり「洗脳」という行為で、描写にリアリティがあってその恐ろしさを満喫できる(汗)
 そして地味に活躍するデータ(笑)
彼なくしてはこの話の解決はあり得なかったのだが、データなので半分当たり前のように扱われていて少し可哀相だった(笑)
20200329

99 恋のセオリー In Theory
 
 エンタープライズは前人未到の暗黒星雲の調査に向かう。
ジェナ・ドゥソラ大尉は恋人と別れ、データに話を聞いてもらう内にデータに恋をする。それを知ったデータは様々なメンバーに相談し、恋愛というものに適応すべく努力する。
一方エンタープライズ内では原因不明の異常が頻発しはじめ・・・。

 データに相談された様々な人の反応が楽しい。慌てて逃げようとする艦長とか(笑)
ちうかこの相談パターンはウェスリーもやってたな(笑)
ところでデータは友情のような感情やターシャに対しては喪失感のようなものを感じているように見えるが、恋愛となるとまた別か。
別だな(汗)。
 暗黒星雲の方はなんだか取ってつけたようで収まりの悪さを感じた。
200年前のデルフィック領域のようでもあるな。
20200408

100 クリンゴン帝国の危機 (前編) Redemption, Part I
 ガウロンの総裁就任が迫るがデュラスの血族の権力は衰えておらず、クリンゴンは内戦の危機が高まっていた。
ピカードは調停者の役目を果たすために評議会に出向き、ウォーフは汚名を晴らすために休暇をとってカーンと連絡をとり、ガウロンのバックアップを進める。
しかしデュラスの姉妹であるルーサとベトールは、デュラスの息子トラルをどこからか見つけてきて総裁の継承権を主張。
ガウロンの就任式はガウロンの総裁就任で終わり、ウォーフの一族は名誉を取り戻したが、デュラスの血族はまだ強大な力を持っており、ルーサとベトールはロミュランと手を結んでクリンゴンを手中に収めようとしていた。
そのロミュランの上級士官は「彼女」だった・・・。

 クリンゴンの話は渋い。ラストの除隊したウォーフを見送る様もええ感じだった。

 久しぶりに見直したが、やはり渋い。大人のドラマな感じ。どこか大河ドラマっぽくもあり。
そしてガウロン、ルーサとベトール、カーンなど、クリンゴン人のキャラクターが非常に魅力的に描けているのが素晴らしい。
意見を異にしながらもウォーフに従うカーンや、ピカードのルーサとベトールとの会見シーン、そしてクリンゴン船どうしの戦闘シーンなど、見どころも多し。
射撃シミュレーションでガイナンに全然かなわないウォーフのシーンも(笑)
20200408

101 クリンゴン帝国の危機 (後編) Redemption, Part II
 
 ピカードのクリンゴンの内戦にロミュランが関わっている訴えを受け、連邦はクリンゴンとロミュランの国境に艦隊を配し、タキオンビームによってロミュラン艦の通過をモニターする許可を出す。
ガウロン軍の一斉攻撃にルーサとベトールはロミュランに救援を求めるが、ロミュランはクリンゴン領に侵入出来ず、交渉のためにシーラ指揮官がエンタープライズへ赴く。彼女はターシャの娘だった・・・。
 
 またまた渋い展開だが、いくつか疑問点も。
ガウロン軍は圧倒的な戦力バランスをどうやって跳ね返したのか?
それとタキオンビームによるネットだが、回り道をすれば問題ないのでは・・・(汗)?
 ちなみにこれより第5シーズンである。
20200426追記

102 謎のタマリアン星人 Darmok
 エンタープライズは過去百年間で7回の接触記録があるが、言語によるコミュニケーションが不可能と言われているタマリアン人とのコンタクトを試みる。
彼らの言葉は翻訳は出来て文章にはなるのだが、全く意味がわからないという謎めいたものだった。
そしてやはり彼らとの会話は成立しなかった。
しかしタマリアン船の船長が剣を2つ持ったかと思うと、彼とピカードはエル・アドレル4号星に転送され・・・。

 未知の異星人の未知の部分を言語に持ってきた意欲作。
なかなか興味深く、プレデターみたいな生命体が大暴れするなど、意外にアクションシーンも楽しめた。
しかしやはりあの言語の設定には色々と首をかしげざるを得ないところも。
伝承や神話が元になっているということだが、その伝承や神話はどんな言語で伝えられたのか?
そして文章にするまでは翻訳ができているわけだが、その文法はどうして解析できたのか?と言うよりまともな文法があるならあんな言語になっていないような(汗)
そしてあの思考法の種族にあそこまで高度な科学技術の構築が可能だろうか???
色々と疑問は尽きない。
 ちらりとアシュレイ・ジャッドが出演しているのも見どころ(笑)。
20200426

103 流浪のベイジョー星人 Ensign Ro
 
 床屋のモットに顔の向きを好きに変えられつつ、延々とおしゃべりを聞かされて辟易するピカード。
それはさておき(笑)、ベイジョーの過激派が連邦の植民星を攻撃した。
ケナリー提督はエンタープライズにその調査を命じ、更に命令不服従によって8名の死者を出した事件の責任をとり、服役中だったロー少尉を送り込んでくる。
ロー少尉は反抗的な態度をとりながらも、仕事は熱心にこなした。
しかし彼女は再び命令違反を犯し・・・。

 ロー少尉は昔見たときにはいけ好かない女としか思わなかったが、今見るといい女だった(笑)
化夢宇留仁がおっさんになった証拠だろう(笑)
それにしてもいい感じだったので、可能性もあったらしいDS9のメインキャストになっていたらと妄想。
そうじゃなくてもTNGでは最後までいてくれてもよかったのに。
20200426

104 殺戮の宇宙水晶体 Silicon Avatar
 
 ライカー副長、データ少佐、ドクター・クラッシャーがメローナ4号星の植民地建設の下調べを手伝っているところに、突然巨大な水晶体が現れ、攻撃を開始する。
データの機転でなんとか洞穴に逃れるが、ライカーのガールフレンド、カルメンを含めた2人が犠牲になった。
エンタープライズには水晶体の研究に一生を捧げているカイラ・マー博士がやってくるが、彼女はデータのことがお気に召さないらしかった。
彼女は過去に水晶体を操っていたローアと同じく、データが水晶体を操っているのではないかと疑っていたのだ・・・。

 途中でしまったと思ったのだが、ローア初登場の話に関わる内容だったのね。
まあ観ていなくても問題はないのだが。
裏話でスタッフがすごく苦労したと言っていた水晶体のCGは、今の目で見ると確かにチャチなところはあるが、迫力があって美しく、いいできだと思う。
 物語のメインである博士の葛藤はさもありなんという感じで、意外性には乏しい。
それよりもデータにへんてこなデータが山ほど入っていることの方が驚きだった(笑)
20200426

105 エンタープライズ・パニック Disaster
 量子フィラメントと衝突したエンタープライズはほとんどの機能が停止し、ライフラインも寸断されてしまう。
科学コンテストに入賞した子供達とピカードはターボリフトに閉じこめられてしまい、バーラウンジを任されたウォーフはケイコの出産に付き合うことになり、船倉で作業をしていたラフォージとドクターは放射能によって爆発が迫る船荷と一緒に閉じこめられ、ライカーはデータと機関室を目指し、ブリッジは最高士官のディアナが指揮を執る。
 名作。状況を考えれば面白くないわけがない上に、キャラクターがそれぞれ苦手な状況に立たされているのがいい。
「副長」が可愛すぎてロリコン魂がファイヤーである(笑)。
調べてみるとエリカ・フローレスという女優で、出演作はほんの数えるばかりだが、すでに濃いファンが多数存在するようである。納得(笑)。

106 エイリアンゲーム The Game
 ライカーがライサから持ち帰ったヘッドセット型ゲームがエンタープライズで大流行。
丁度遊びに来ていたウェスリーと機関部のロビンはそれが中毒性があり、有害だと気がつくが・・・。

 しょうもない仕掛けだが、サスペンスはシリーズ中でもベストに入る。
特ににこやかに話を聞いていたあの人までも敵だったとわかるシーンは絶望感半端ない(笑)
逃げるウェスリーが人間兵器並の能力を発揮するのも見どころ。
またロビンは若き日のアシュレイ・ジャッドであり、もう滅茶苦茶に可愛い。多分映画も含めて彼女の魅力が最も発揮された出演作では(笑)?

 ひさ〜〜〜しぶりに見直したが、ロビンがベッドでゲームうっとりしているところがエロくてとてもよいと思った(笑)
20200509追記

107 潜入!ロミュラン帝国 パートI  Unification I
 行方不明になっていたスポック大使がロミュランで目撃された。ガウロンの協力で遮蔽装置付きのクリンゴン艦をチャーターし、ロミュランへ潜入するピカードとデータ。
一方エンタープライズはヴァルカンの製品が撃墜されたフェレンギ船から発見された謎を追い、廃品集積場へ。そこでは謎の戦艦が現れ、戦闘になった。
その頃ピカード達はスポックと会うのに成功していた・・・。

 サレクがこの話の中で亡くなる。
次々と謎が提示されるだけで終わってしまう。基本的にはスポックの顔見せエピソードだ。
また廃品集積場での件はなんとなくスターウォーズみたいな雰囲気である。
 一番の見どころはやはりピカードとサレクの会見シーンで、TOSより続く歴史を感じさせ、最近のディスカバリーとの関連も含めて興味深かった。
 地味な注目ポイントとしては、第47話の「限りなき戦い」で出てきたザクフドン人の再登場で、コルラミではないが、非常に高い知性と理屈っぽさとお伊達に弱い(笑)のは共通しており、あれがコルラミだけではなく、種族としての特徴なのだとわかって興味深い。
 そうそう行方不明になったヴァルカン船があの「トゥパウ」号という名前なのもポイントである。
20200509追記

108 潜入!ロミュラン帝国 パートII  Unification II
 会見した若きロミュラン総督は再統一に意欲的だったが、それは罠であり、一行は捕らえられてしまう。
ヴァルカン製品の出所を探っていたメンバーはロミュランとの取引の形跡にたどり着く。
ロミュランは奪ったヴァルカン船を和平施設に見せかけ、一気にヴァルカンを手中に収めようとしていた・・・。

 前編に続いて散漫な印象。状況の変化が多様すぎて化夢宇留仁がついていけていないのかもしれない(汗)。
ロミュランの「あの人」も出てきてまさにオールスターという感じになるが、前にもデータにしてやられているのに、今回もやっぱりデータにひっくり返されている。
なんでさっさと破壊しないのか(笑)
それと4本腕のピアノ弾きがいい感じだった。ウォーフのリクエストで歌うクリンゴンの曲が超かっこいい。
雰囲気はやっぱりスターウォーズっぽいが。いやあの人はギャラクティカっぽいか(笑)。
20200509追記

109 26世紀のタイム・トラベラー A Matter of Time
 ペンサラ4号星に小惑星が衝突し、大量の粉塵が舞い上がって惑星の気温が急激に下がった。
なんとか惑星の温度を上昇させる計画に協力していたエンタープライズの前に、奇妙な宇宙船が接近する。
それは26世紀の地球で作られたタイムマシンであり、中には歴史学者バーリンホフ・ラスミュッセンが乗っていた・・・。

 とりあえず本物はどこに(笑)?
それと彼の知識の豊富さはどこから?
それとそもそも彼はなんであんなに余計なおしゃべりを(笑)?
などと腑に落ちない点も多かったが、あからさまに「核の冬」の概念を取り入れている惑星救援シチュエーションはなかなか興味深かった。
あのあと彼はどうなったのだろうか?
20200509

110 新ワープ航法ソリトン・ウェーブ New Ground
 新しい超光速推進法ソリトン・ウェーブの実験の直前に、ウォーフの養母ヘレナ・ロジェンコとアレキサンダーがやって来る。
歓迎するウォーフだったが、アレクサンダーがエンタープライズに残ると聞いて目を丸くする・・・。

 メインの物語はウォーフの子育て苦労話の方。
エンタープライズ艦内のバイオ・ラボの展示が興味深く、絶滅危惧種コルバーン・ギルボが可愛い(笑)
それと模型だが、しっかり第70話「究極のコレクション」に出てきた希少生物も展示されているのがポイント高し。
メインの物語では非常にリアリティのある子育ての苦労が描かれており、このへんの完成度はやはりTNGならでは。
ところで冒頭歴史的実験に立ち会えるとウキウキしているラフォージへの、ウォーフの対応が実に面白かった(笑)
それにしてもジェレミーはどうなったんだ(汗)?
20200510

111 暗黒星団の謎 Hero Worship
 暗黒星団の調査に向かい消息を絶った探査船USSビコの捜索を行うエンタープライズ。
ビコは発見されるが、大破していた。
船内を捜索してみると、唯一の生存者である少年ティモシーを発見し、データが救い出した。
ティモシーはビコはエイリアンの襲撃によって破壊されたと話すが、そんな形跡は無い。
またティモシーは心に深い傷を負っており、その傷を癒やすためか自分をアンドロイドだと思い込もうとしはじめ・・・。

 人間味あふれる話で、しかもデータが好きそうな(笑)、いかにもパトリック・スチュアートが監督した感じ(笑)。
しかしなんとなく地味なところもこれまたそれっぽい(笑)。
破壊されたUSSビコとエンタープライズの絡みのカットはどれもかっこいい。
データが角材を持ち上げるカットもかっこよく、ティモシーがファンになるのも無理もないと思った(笑)
20200528

112 記憶侵入者ユリア星人 Violations
 本人も忘れ去っている記憶を呼び覚ますことができる能力を持つユリア人3人を輸送する任務につくエンタープライズ。
彼らの能力を試してみたケイコは、忘れていた子供の頃の祖母との記憶を思い出す。
ところが突然トロイが自室で昏睡しているところを発見され、更に彼女を心配していたライカーまで・・・。

 精神的レイプというのはなんとなく分からないでもないが、ライカーもレイプの標的に(汗)?
それともこれには性別は関係ないの?
冒頭のケイコの記憶を呼び覚ますシーンは雰囲気があっていいが、やはり湯呑に筆というのはどうも違う気が(笑)
またミステリーのような形になっているが、精神的レイプの内容が意味不明すぎたのと、あのタイミングであんなことしたら正体バレバレになるのはわかりきっているのに、どうしてやったのかがわからないとか、もう一つすっきりしなかったのが残念。
20200528

113 遺伝子操作惑星 The Masterpiece Society
 中性子星の中心核の破片を観察するエンタープライズ。
その破片の進行方向にあるモアブ4号星には生命体はいないはずだったが、人間の植民地があることがわかり、居住者に危機を知らせて移転することを勧めるが、彼らはそこを立ち退こうとはしなかった。
そこは遺伝子操作実験の末に生み出されたコロニーで、全員遺伝子レベルで職業が決定され、理想的な射界を構築していたのだ・・・。

 なんかここ数回トロイの出番が多い。
そして「うっかり」艦隊の誓いを破ってしまう昼メロモードなのは相変わらず(笑)
 物語はなかなか奥の深い展開になり、艦隊の誓いの重要さが再認識されるが、やはり今回の場合はこうするしか無かったと思う。
だってほっといたら全滅しちゃうし(笑)
現地の科学者ハンナ・ベイツが90年代風ボディコンな服装だったのが新鮮だったのと(笑)、あんな社会で果たして科学者というものが存在できるのか少々疑問に思った。
大なり小なり科学的発見というものは社会を変化させるものだし。
20200528

114 謎めいた記憶喪失 Conundrum
 奇妙な宇宙船に遭遇した途端、データも含めて全てのクルーが記憶を失ってしまった。
コンピュータを調べ、自分たちが戦争中であり敵の総司令部へ攻撃をしかける任務中だと悟った一行は疑問を抱きつつも目的地へ向かう・・・。

 いつの間にか紛れ込んでいるメンバーというのは実に面白いアイデア。
登場人物と視聴者の距離の取り方が秀逸。
それにしても一瞬にしてデータの記憶までアクセスできなくしてしまうのはすごすぎないか?

 冒頭トロイが普通に立体チェスでデータを負かしているのに驚いた。
何者(汗)?
ちうかデータもあと7手でチェックメイトになるような手を見逃すなよ(笑)
20200528

115 亡霊反逆者 Power Play
 救難信号を受けてマブル4号星へ向かうエンタープライズ。
信号は172年前に使われていたダイダロス級のUSSエセックスのものだった。
磁気嵐が吹き荒れるその惑星の環境はとても人類が生存できるようなものではなく、諦めて離脱しようとしたとことで、トロイが惑星上に生命体の存在を感じ取る。
調査のためにシャトルで降下するライカー、データ、トロイだったが、やはり磁気嵐のせいで不時着することに。
オブライエンは彼らの救出のために危険を承知で転送を行い、見事4人ともエンタープライズに生還した。
しかしライカー以外の3人は様子がおかしかった・・・。

 とりあえず救助に向かうオブライエンがかっこよすぎる(笑)
中盤以降は興味深い展開ではあるが、からくりがどうもすっきりしない。
それと冒頭トロイの能力がなければ惑星から立ち去っていたわけで、要するにやってきた船にベタゾイドがいないと 成立しない計画だったわけだが、172年前の彼らにそんな予測が立てられただろうか・・・。
20200528

116 神経医療エキスパート ドクター・ラッセル Ethics
 貨物室の事故でウォーフが下半身不随になってしまう。
彼の治療のために神経医療の専門家ラッセルが乗船し、ドクター・クラッシャーとともに治療に当たるが、ラッセルは自分が研究している臓器複製技術の実験を行いたがっており、クラッシャーはそこに不安を覚える。
このままでは治らないと悟ったウォーフはクリンゴンの伝統にしたがって自殺の儀式を行おうとする。

 よくあるドラマと言える内容なのだが、実は最後の痛快などんでん返しに向かう道が別にしっかりと用意されており、最後は非常に気分良く観終わることができる。
クリンゴン最高(笑)
20200927

117 両性具有ジェナイ星人 The Outcast
 両性具有の種族ジェナイが、エンタープライズに行方不明のシャトルの捜索を要請してきた。
シャトルは「ゼロ空間」という空間の歪みに落ち込んでしまったらしい。
ライカー副長とジェナイ人ソランは事件の検証を進める内、お互いに惹かれ合うようになるが、科学技術によって性の違いを無くしてきたジェナイでは異性という概念自体がタブーであり、自分が男女のどちらかだと意識したものは病気として処理されていた。
彼らが触れ合う様子を目撃したジェナイ政府はソランを病人として治療を行おうとする。
納得できないライカーはジェナイに乗り込んでソランを救出しようとするが・・・。

 現実社会と逆の視点で現実社会を風刺するという手法はスタートレックの真骨頂とも言えるだろう。
そういう意味では意義深い話だが、それが面白いかどうかは別問題(汗)
20200927

118 恐怖の宇宙時間連続体 Cause and Effect
 タイフォン星団の探査を行っていたエンタープライズは突然操縦不能に陥り、そこに突然現れた連邦船が衝突コースで突っ込んでくる。
通信にも応答はなく、ピカードはライカートデータの意見を聞いた上、データの意見を採用してトラクタービームで相手の船のコースを変更しようとするが結果は不十分で、船はエンタープライズの右ナセルに衝突して破壊し、結果エンタープライズは大爆発を起こして粉々に。
 ポーカーのテーブルに付いているのはドクター・クラッシャー、ライカー、データ、ウォーフの4人で、データがアンドロイドならではの指さばきで完璧にカードをシャッフルして配る。
程度の差はあれ、そこにいる全員がこれが今まで何度も繰り返されたことのように感じており・・・。

 この後シリーズをまたがっての定番エピソードの1つとなる繰り返す時間物。
過去の時間へ情報を送るところとその解釈、また最後の客観的時間とのズレの解釈など、色々と突っ込みどころは多いものの、繰り返されるが微妙に異なる展開が面白く、緊張感も維持されて面白くできている。
なによりこの内容は完全に初の試みだったわけで、最初の放映時に衝撃を受けた人は多かったのではなかろうか。
やはりTNGの脚本の冒険心とそれを完全に形にしようとする執念にも見える努力は拍手する以外ない。
20200927

119 悲しみのアカデミー卒業式 The First Duty
 ウェスリーがアカデミー卒業を迎え、ピカードはその式典に参加することになった。
しかしそこにウェスリー属している飛行チームの事故の知らせが。
ウェスリーは怪我で済んだが、1人の学生が犠牲になっていた。
審問会が開かれ、事故の真実が解き明かされようとするが、チームメンバーの態度は曖昧だった・・・。
 若さと責任の狭間で悩むウェスリー。リアルな青春もの。
ヴォイジャーのトム・パリスの役者がチームリーダーとして出演しているが、別人の役である。
121 究極のパートナー The Perfect Mate
 クリオス星とボルト星の和平の要である貢ぎ物の女性がフェレンギによって覚醒し、船内の誰も彼もを片っ端から誘惑してしまう。
ピカードは鉄の自制心でなんとか彼女のフェロモンをはねつけるのだが・・・。
 ドラマにそれらしさを与える絶世の美女カマラは若き日のファムケ・ヤンセン!
他の女優でも思うのだが、実はスタートレックに出ている時が一番綺麗という人が多いのでは無かろうか。
化夢宇留仁もメロメロである(汗)。
ちなみにこの後、ピカードとカマラはXメンとして再会するのであった(笑)。
ウォーフに期待通りの誘惑をするのが楽しかった♪
そしてドクターはいつものようにうっとおしかった(汗)。
122 イマジナリィ・フレンド Imaginary Friend
 想像の友達イザベラを大事にしている少女クララ。
エンタープライズがある星雲内に入ると、イザベラが実体化する・・・。
 オチは想像つくが、それに至るまでの展開も視点が新鮮なので飽きさせない。
ラフォージの父親が動物学者というのが意外。
またケイコの名前だけは散々出てくるが実際には登場しないのが面白い。
123 ボーグ"ナンバー・スリー" I, Borg
 墜落した船の生存者は若いボーグだった。
過去の経験からボーグを恨むピカードは彼にウィルスを仕込んでボーグ全体を滅ぼす計画を立てる。
しかしラフォージが彼を調査し、交流する内、集合体であるはずのボーグの中に自我が芽生え始める・・・。
 感動作。実によくできている。
しかしドクター・クラッシャーが腹立たしい。どうしてこの女はクルーや船が重大な危険にさらされる時に限って命令違反を犯すのか。
今回はうまくいったが、問題は結果ではない。
恨みのために珍しく鷹派のピカードとガイナンが見所。
125 超時空惑星カターン The Inner Light
 エンタープライズが謎の漂流物に接近した途端、ピカードは意識を失う。
目が覚めるとそこは見知らぬ世界であり、自分自身も別人になっていた・・・。
 名作中の名作の一つ。何度観てもいい。
126 タイムスリップエイリアン パートI Times Arrow, Part I
 19世紀から開けられたことのない地球の洞窟に、地球上には存在しないはずの波動とデータの首が見つかった。
調査を進めると、なんらかのエイリアンが過去の地球に関与していたらしいことが分かるが、データは行方不明になってしまう・・・。
 スタートレックでは珍しいエイリアンらしいエイリアン描写と、ミステリアスな展開が興味深い。
19世紀のアメリカでポーカーでバカ勝ちするデータが愉快。
また若い頃のガイナンが19世紀アメリカにいたという仕掛けが素晴らしい。
127 タイムスリップエイリアン パートII Times Arrow, Part II
 データを追って19世紀に向かった一行はガイナンと合流し、エイリアンの目的を突き止める。
しかし突然現れたエイリアンのせいでデータの首は吹き飛び、ピカードが19世紀に取り残されてしまう・・・。
 ここより第6シーズン。
スタートレックのタイムスリップものとしては最もタイムパラドックスを抑えるのに成功したエピソードであろう。
その分展開に幅は無くなっているが、その分をピカードとガイナンの出会いで埋めている。
妙に重要なキャラクターであるマーク・トゥエインだが、私は彼の書いたホームズのパスティーシュがあまりに酷かったのでいい印象がないのであった・・・(汗)。
130 エンタープライズの面影 Relics
 75年前に行方不明になった連邦艦の救難信号を受信したエンタープライズは、ダイソンの天球を見つけ、その表面に件の船が不時着しているのを発見した。
不時着船の転送バッファの中には、なんとあのスコッティが。
 時代に取り残されたスコッティの哀愁がもの悲しくもあるが、それよりダイソンの天球が初めて映像化されたことは意義深い。
またホロデッキで再現された初代宇宙船エンタープライズのブリッジがこれでもかと言うばかりの見事な出来で、そこにピカードが立っているだけでも見物である。
スコッティが仕様書にまで当時のエンジニアの流儀を入れているのが素晴らしい(笑)。
とにかく見所は多いエピソード。
133 少年指揮官ジャン・リュック・ピカード Rascals
 休暇から帰ってきたピカード、ガイナン、ロウ、ケイコが、事故により知能と記憶はそのままで子供になってしまう。
とりあえず副長に指揮を任せるが、そんな時エンタープライズはフェレンギ人に占領されてしまう・・・。
 つかみが面白すぎて内容がどうでもよくなってしまっている。面白いからいいのだが。
子供のピカードを演じたのは「戦士の休息」でピカードの甥を演じた少年なのだが、成長しまくっていてとてもじゃないが同一人物とは信じられない。
アレクサンダーの活躍も微笑ましい。
大人に戻ったピカードが最初にやった動作に注目(笑)。
134 ホロデッキ・イン・ザ・ウエスト Fistful of Datas
 アレキサンダーにせがまれて嫌々ホロデッキの西部劇を行うウォーフ。
その頃緊急時に備えてデータを船のメインコンピュータとして用いる実験が行われ、その失敗でデータと船のコンピュータの機能の一部が入れ替わってしまった。
その結果、ホロデッキの安全保障プログラムは解除され、更には悪役がデータに変化していた・・・。
 ツボを抑えていて実に楽しい。
キャラクターがちゃんと立ってドラマも一段落して初めて出来る、ある意味末期的作品(笑)。
136 戦闘種族カーダシア星人 パートI Chain of Command, PartI
 突然ピカードが艦長を解任され、新しい艦長を迎えることになったエンタープライズ。
新艦長エドワード・ジェリコは典型的な頭の固い軍人で、エンタープライズのクルーを混乱と不安に落とし込む。
極秘任務を与えられたピカード、クラッシャー、ウォーフは、カーデシアの生物兵器研究所への潜入作戦を行うが、それはピカードを捕らえるためのカーデシアの罠だった・・・。
 前後編には珍しく、前編よりも後編に力が入るエピソード。
前編は後編へ進むためのお膳立てにすぎない。
それにしてもジェリコ艦長役のロニー・コックスはいい印象の役が無いな。
後編で楽しみなのはカーデシアの指揮官役のデビッド・ワーナーなのは言うまでもない(笑)。
137 戦闘種族カーダシア星人 パートII Chain of Command, Part II
 捕らえられたピカードはカーデシア人指揮官の一人に拷問を受ける。
 エンタープライズの方でも色々あるが、このエピソードでは飾りにすぎない。
要するにデビッド・ワーナーによるパトリック・スチュアートのSMショーである(笑)。
とにかく見応えはシリーズ随一で、人によって意見は分かれるだろうが化夢宇留仁にとってはベストに入る超名作である。
ライトは4つか(笑)?
140 ロミュラン帝国亡命作戦 Face of the Enemy
 カウンセラーが目を覚ますと、ロミュランの情報部将校になっていた。
彼女は休暇中に誘拐されてそのようにお膳立てされてしまったのだ。
スポックの命を受けた地下組織メンバーによってそのようなことになったのだが、とりあえずは協力するしかない・・・。
 もう一歩踏み込んでもらえば傑作になった気配。
最後にカウンセラーがエンタープライズに戻れたカラクリがよく分からない。
141 運命のわかれ道 Tapestry
 ピカードが重体で医療室に運び込まれる。もはや彼に意識はなく、その命も尽きかけていた。
ピカードは真っ白な世界にいた。
そこで彼を迎えたのはQ。Qは思い残すことはないかと訪ね、ピカードは今回死因にもなった人工心臓をつけることになった若い頃の過ちを思い出す。
気付くと彼はアカデミーを卒業したばかりの時間にいた。ノーシカン人に心臓を貫かれるのはそのすぐ後だった・・・。
 色々想像たくましくしてくれる楽しいエピソード。
気になるのはバーに第7話で出てきた仲が悪いはずの犬っぽいのと蛇っぽいエイリアンがそろっているように見えたことだが・・・。
142 バースライト (前編) Birthright, Part I
 DS9にやって来たエンタープライズ。
データはドクター・ベシアが研究していたガンマ宇宙域から持ち込んだという妙な機械の実験中に事故で倒れ、奇妙な夢を見る。そこには若きノニアン・スン博士がいた。
またウォーフはプロムナードでジャグロム・シュレグという情報屋にモーグが生きていて、その居場所を知っていると言われ・・・。
 DS9開始に合わせた特別編。
なにやら内相的な話が進み、データの方は一段落するがウォーフの方はわけの分からないまま後編に続く。
 化夢宇留仁はDS9との時間の重なりがよく分からないのだが、この時ピカードはシスコに会い、オブライエン夫婦も転勤になったのだろうか?
どうでもいいけどデータに絵のデフォルメの才能があるのが解せない。様々な作家の画風を分析して修得したのだろうか。
143 バースライト (後編) Birthright, Part II
 ウォーフはキトマーの生き残りの収容所を見つけだしたが、やはりモーグはキトマーで死んでいた。
またその収容所はロミュランとクリンゴンが一緒に暮らすウォーフには受け入れがたい場所だった・・・。
 どうしようもない事情のぶつかり合いで、なかなか興味深いエピソード。
当時のクリンゴン捕虜に如何にロミュランが手を焼いたかがうかがえて面白い。
それにしてもこの話はDS9の登場の為か、前編と後編ではウォーフに関する部分しかつながらず、なんとも変な感じである。
 ところで化夢宇留仁はこのエピソードは今回初めて観た。前編でわけが分からないと思ったのも無理のない話だ。
144 謎の潜入者 Starship Mine
 エンタープライズはワープ航行中に船内にたまってゆく有害物質バリオンの除去を行うことに。
除去のためのビームは生命体に有害なので全員退艦するが、鞍を取りに来ていたピカードは作業員の不審な動きを目にする・・・。
 ピカードダイハード(笑)!
スタートレックには珍しいジェットコースタームービー。
ピカードもなかなかどうして人間兵器である(笑)。
 データが無駄話好きのハッチンソン中佐の真似をする件も面白い。しかしラフォージは撃たれても生き残るが、ハッチンソンは一切語られもしないのがもの悲しい。
 作業員に化けた賊の一人はツボックの役者である。彼は色々な役で出てくるな。
 ちなみに化夢宇留仁は今回が初見だった。多分。
145 ギャラクシー・ロマンス Lessons
 ダレン星間科学部主任ははっきりものを言い、ピアノの才能に秀でていた。
彼女とセッションをやって楽しむようになったピカード。やがて二人は愛し合うようになる。
しかしピカードは艦長と部下との恋愛に不安を感じでいた・・・。
 演奏シーンが素晴らしく、特に例の笛のセッションは素晴らしすぎる。素晴らしすぎて後半の本格的ドラマ部分の影が薄くなるほどである(笑)。
ダレンが持ってきた巻けるピアノは最近実際に発売された。放映当時は超高度な技術の産物に見えたのだが・・・(汗)。
146 命のメッセージ The Chase
 ピカードの学生時代の恩師であり、今世紀最大の考古学者とも呼ばれているガレン教授がエンタープライズを訪れる。
彼は来るべき大発見に備えて調査旅行にピカードの同行を求めるが、ピカードは船を空けるわけにいかず断る。
一人で旅立った教授だが、彼のシャトルはイリディアン船に襲われ、教授も命を落としてしまう。
教授の跡を継いで研究を完成させようとするピカードだが、それは様々な種族の創世に関わる重大な秘密だった・・・。
 久々のハードSFテーマ。
カーデシア、クリンゴン、ロミュラン達との駆け引きも面白い。
147 呪われた妄想 Frame of Mind
 医者に追いつめられ、正気を失ってゆく患者の役で舞台劇の練習をするライカー。
ふと気付くと彼は本当に精神病院にいた。エンタープライズにいた日々は全て妄想だったのか・・・。
 12モンキーズか押井守かという悪夢な展開。
最後まで不安が残るかと思ったら、セットをひっぺがす動作で意外にすっきり(笑)。
当時としては非常に高度な視覚効果が用いられている。
ちなみに初見だった。
148 新亜空テクノロジー 超フェイズシールド Suspicions
 フェレンギ人のレーガ博士が発明した超フェイズシールドは太陽のコロナの中でも飛行できるという素晴らしいものだったが、学会では相手にされなかった。
しかし論文を読んで感動したドクター・クラッシャーの呼びかけで4人の科学者が集まり、公開実験を行うことになる。
しかし実験は失敗。パイロットは死んでしまった。
クラッシャーは禁を破ってまでその真相を知ろうとする・・・。
 相変わらず命令違反しているクラッシャー。組織で働くのに向いていない。
しかしレーガ博士の発明は素晴らしく、この後その技術はエンタープライズ上でも生かされる。
151 時空歪曲地帯 Timescape
 ピカード、ディアナ、データ、ラフォージがシャトルでエンタープライズに戻る道中不思議な時間停止現象を体験する。また一部分での時間の高速化現象も。
不審に思ってエンタープライズへ急ぐ一行だが、そこで目撃したのはロミュラン船と光線を放ち合った状態で止まっているエンタープライズだった・・・。
 画面の表現を楽しむエピソード。
しかし時間停止現象としては辻褄の合わない点が多すぎる。と言うか合っているところは皆無かも(汗)。
だがちゃんと再現すれば時間が止まっているところでは何も見えないし動けないし息も出来ないし、その他にも様々な問題点が生じる。
この辺は昔からの伝統と捉えるべきか。

152 ボーグ変質の謎 パートI Descent
 ホロデッキでニュートン、アインシュタイン、ホーキングとポーカーに興ずるデータ。
しかし緊急呼び出しで中断される。オニヤッカ3号星の基地が何者かによって襲われたのだ。
調査に行くと、そこにはボーグが。
しかしそのボーグ達は個性を持っており、その目的も今までのボーグとは異なっているようだった。ボーグとの戦闘中、データは怒りと喜びの感情を覚える。
更にボーグを探すがトランスワープで逃げられてしまう。その際捕虜にしたボーグはデータを拐かし、一緒に逃亡した。
トランスワープのトンネルに入って後を追うエンタープライズ。
その先にはボーグの集団と、ローアが待ち受けていた。
  興味深い内容ではあるのだが、どうもテンポが悪い。
後編に期待か。


TNG1-3へ TNG7へ

TOP