STAR TREK 備忘録

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PIC1
TOS2 TNG2

DS92

VOY2 ENT2 DIS2 PIC2  
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VOY5

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TNG6 DS96 VOY6     LD2  
TAS2
DS97

1 追憶 Remembrance
 宇宙艦隊を引退してブドウ園を営むピカードが初めて公のインタビューに応じるが、それは彼の心の深い部分に滞っていた憤りを呼び戻し、彼を激昂させた。
そんな彼のもとに、1人の女の子が訪ねてくる。
彼女は謎の集団にボーイフレンドを殺されたが、彼女の中のなにかが目覚め、ボーイフレンドを殺した者たちを殺した。
その彼女の脳裏に浮かんだのはピカードの顔だった・・・。

 いよいよ始まった「スタートレック:ピカード」!
いや〜〜〜〜2020年に新しいピカードの物語が見られるとは、僥倖以外のなにものでもないです。
しかも第1話の期待度としてはまさに最高の出来。
現代の技術や手法で造られているにも関わらず、TOS、TNG、DS9、VOYと続く王道と言えるラインをしっかり継承しているように受け取れた。
異なる時間軸である映画シリーズはもとより、同じ時間軸であるディスカバリーも面白いのだが、完全にこの王道からは外れている。
しかし本作は待ち望んでいた王道を継承してくれそうな気配を感じられたのだ。
ピカードはちゃんとピカードだった(笑)
このまま失望させないでほしいと願うばかり。
それに出演者の皆さんの健康状態が続くことも(笑)
今後の展開に期待することは、セブンの活躍(笑)、それにデータが復活して最終的にケンブリッジ大学の教授になるのもぜひ描いてほしい。
ああ、ブロッコリーもぜひ見たい(笑)
それにウォーフはどうしてる?
ちうかジェーンウェイ提督はまだ現役なのでは?
ガイナンの登場も決まったみたいだし、この先が楽しみで仕方がないっす。
20200125

2 星図と伝説 Maps and Legends
 現在はピカードとブドウの世話をしている元タル・シアーの一員のラリスとジャバンの助けを借りて、ダージを暗殺した組織の正体を探るピカード。
それはタル・シアーの上位組織でもあるロミュランの秘密組織ジャット・ヴァッシュの疑いが強かった。
ジャット・ヴァッシュは人工生命を激しく憎悪している。
ダージのボーイフレンドの殺害現場での調査で、ダージの双子の姉妹であるソージは地球外にいることがわかる。
ピカードは宇宙艦隊に出向き、調査のために一時的に復職することを願うが・・・。

 起承転結で言えば「承」に当たるこの話は、第1話で提示された謎に対する追加情報満載で、地味だが物語の骨子を形作るエピソードでもある。
化夢宇留仁は吹き替えと字幕と、合計2回観てだいたいの構成がやっとわかった(汗)
ネット配信でいつでも繰り返し観られるというのを前提とした情報量なのかもしれない。
というわけで次回は「転」に当たるわけで、今回の地味さを吹き飛ばす事件が発生するのは間違いないだろう。
それにしても宇宙艦隊はずいぶん酷いことになってしまっているようだ・・・。
ところで第1話でピカードは、襲撃者のとがった耳だけを見てなぜロミュランだと断定したのだろうか?
ヴァルカンとロミュランを見分ける方法があるの?
20200201

3 終わりの始まり Remembrance
 かつてピカードの部下だったラフィは、船と乗組員を探すピカードにリオスを紹介する。
その夜ピカード・シャトーが襲撃されるがなんとか事なきを得、デイストローム研究所のジュラティも合流。
襲撃者を捕らえて尋問すると、彼はソージのことを「破壊者」と呼んだ。
ロミュラン再生施設では、ソージが元ボーグのロミュラン人ラムダと面会するが、彼女はソージを「破壊者」と呼ぶ。
ピカードがリオスの船に乗り込むと、ラフィも乗船していた。
昔ながらのピカードの指示で宇宙船ラ・シレーナは発進した。

 起承転結の「転」が来ると思ったのだが、まだ「承」だった(笑)
「転」は次回かな?
今回興味深かったのは14年前のラフィの様子で、意外に素直ないい子だったんだなあと(笑)
少し意外だったのはオウ准将がジュラティと会っておきながらそのまま生かしておいたこと。
これはジュラティがなにか仕込まれていると考えるのが妥当だろう。
心配(笑)
20200209

4 無垢なる自己 Absolute Candor
 ピカードがロミュラン人避難民の住む惑星ヴァシュティへの寄り道を指示する。
そこではかつての友人である修道女クワト・ミラットのザニに協力を求め、結果かつてピカードが預けた孤児だが今は最強の戦士に成長したエルノアを同行させることになる。
軌道上では古いロミュラン・バード・オブ・プレイと惑星防衛システムにラ・シレーナが攻撃され、危機に陥っていたが、そこに突然小型船が乱入して協力してくれた。
その船に乗っていたのは・・・。

 なんだか指輪物語みたいな雰囲気になってきた(笑)
化夢宇留仁としては待ち焦がれていたあの人がようやく登場してくれて歓喜の嵐(笑)
次回が楽しみすぎる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
ところで前回出ていた元ボーグのおじさんって、ブルーだったのね。
全然気づかなかった(汗)
20200215

5 スターダスト・シティ・ラグ Stardust City Rag
 タル・シアーらしき組織に研究所を破壊されたブルース・マドックスは出資者であるブジェイゼルを頼るが、逆に捕らえられてしまう。
セブンは自警団フェンリス・レンジャーの一員となっていた。
フリークラウドに着いたラ・シレーナで、ラフィの調査でブジェイゼルがマドックスをタル・シアーに売ろうとしていることを突き止める。
セブンは自分とマドックスを交換するように提案し・・・。

 予想通りジュラティはなにかを見せられて洗脳されていた模様。
しかしそんなことはどーでもよくて(汗)、要するにセブンの活躍が観たいのである(笑)。
そういう意味では喜ばしい話だったが、全然足りない(汗)!
ちうかマグマ大使の笛(笑)みたいなのを置いていったのは救いだが、残ってくれないなんて残念すぎる。
まあ化夢宇留仁が監督だったとしても、この物語の少なくともシーズン1ではセブンはレギュラーにはしないだろう。
あくまでピカードの物語である以上、下手をしたら主役を食いかねないキャラクターはまだそばには置けない。
でも残念(汗)!
ところで劇中のセリフの中で、クワークがブリーンとの交渉に満足していたとの言及があった。
おお、クワーク。やはり一角の人物になっていたのだな♪
20200222

6 不可能の箱 The Impossible Box
 再生キューブに向かうラ・シレーナ。
ラフィがはったりと交渉で、旧友から惑星連邦の信任状を手に入れ、ピカードのみが中に入ることを許される。
一方ナレクはソージが見る夢に秘密が隠されていると確信し、ソージを罠に誘い込み・・・。

 なんだか配信で不備があったが、なんとか観られた。
今回とうとうピカードがキューブにたどり着き、ソージも自分が人間ではないことに気づき、物語が本格的に動き出した。
それにしても君もう退場(汗)!?
しかしよく考えればこのシーズンは10話しかない。もう後半なのか。
それにしても早すぎるので、再び出てきてほしいところだが・・・。
ピカードとヒューの再会シーンは感動的だったなあ。
20200229

7 ネペンテ Nepenthe
 惑星ネペンテでディアナとライカーと再会するピカード。
ラ・シレーナもネペンテへ向かっていたが、アグネスはオウ准将に精神融合によって一種の洗脳を施され、位置情報を発信する追跡元素を摂取させられており、ナレクの追跡をかわせないでいた。
一方エルノアはヒューを護ることが出来ず、追い詰められていた・・・。

 ものすごく見どころの詰まった話だったが、出色はライカー!
なにこの安心感(汗)
そして吹き替えの大塚明夫氏の声が全然衰えてなくて、当時と全く変わらないのがまた素晴らしい。
脚本と演技と声の合体で、理想の老ライカーが生み出されていたのには本当に拍手を贈りたい。
 そしてもう退場かと思ったら意外に頑張っていたヒューとエレノア。
追い詰められたエレノアがとった行動は・・・それをお前が押すんかい(笑)!
でも楽しみ〜〜〜〜♪
20200307

8 真実の断片 Broken Pieces
 ピカードは宇宙艦隊のクランシー司令官に連絡を取り、艦隊を派遣するように説得し、DS12で合流する約束を取り付ける。
ソージを見てショックを受けたリオス船長が部屋に閉じこもってしまい、心配したラフィはホログラムの協力も得て彼から話を聞き出すのに成功する。
彼も10年前にソージと同型のアンドロイドと出会っていたのだ。
一方再生キューブでは窮地に陥ったエレノアを、駆けつけたセブンが助け出したが、ナリッサはキューブの廃棄を決める。
セブンは集合体に再接続し・・・。

「我々はボーグだ」
この一言に尽きる。超寒イボ(笑)
残念ながらボーグ大暴れとはいかなかったが、やはりその戦慄すべき存在感は凄かった。
意外なところではナリッサとナレクの育ての親があんなところにいるあんな人だったとは。また出てくるのかしら?
それとジャット・ヴァッシュがあまりにも小規模だったのにも驚いた(笑)
さて次回からの前後編で第1シーズン終了となるのだが、課題はピカードがどう活躍するか。
このまま終わったのではピカードという物語としては成立しているとは言い難いだろう。
どんな活躍を観せてくれるのか期待したい。
あ、セブンの左目のパーツ、明るい色になってましたな。
20200314

9 理想郷(前編) Et in Arcadia Ego, Part 1
 ラ・シレーナは目的地である惑星コッペリウスに到着するが、すぐにナレクの船も追ってきて戦闘に。
そこに更に現れるボーグキューブ。
しかしそれらは惑星から打ち上げられたらしい巨大なランの花に包まれ、機能を停止して惑星へ落下する。

 なんとか不時着したピカード達はキューブでエルノアとセブンと再会。
更に進み、とうとうアンドロイド達の街にたどり着く。
そこには多数のアンドロイド以外に、ヌニエン・スンの息子であるオルタン・スンもいた。
ソージによく似たアンドロイド、スートラはアグネスと精神融合を行い・・・。

 シーズンフィナーレ前話だけあって、話がものすごいテンポで進む(汗)。
しかしやはり化夢宇留仁にとっての見どころはボーグキューブとセブン(笑)
ロミュラン艦200隻とまともに戦えるのはボーグキューブだけでしょう(笑)!
そのロミュラン艦だが、TNGで存在感抜群だったウォーバードからデザインが変更されているのが残念だった。20年やそこらだったらまだまだ現役だと思うのだが。
 さて心配したとおり(笑)古代種族の記憶を実行しようとするスートラだが、この後どう収拾をつけるのだろうか。
とりあえずソージは演技だとして(汗)、過去か未来に行ってロミュランの強迫観念を消す方向が本命か?
あと気になるのはスンが研究を進める精神転写。
もしかしてデータ復活の布石では???
さてさて。
20200322

10 理想郷(後編) Et in Arcadia Ego, Part 2
 ロミュラン艦隊が迫る中、建設が進められるスーパーシンスを呼ぶための塔。
比較的自由に動けるジュラティは密かにピカード救出を進める。
一方ボーグキューブでナリッサと再開したナレクはラ・シレーナに向かい、協力を呼びかける。
そしてロミュランの大艦隊がコッペリウスの上空に現れた・・・。

 これと言ったひねりは無いが、しっかりしたシーズンフィナーレにはなっていたと思う。
それにしてもソージが演技じゃなかったのと(演技はジュラティでした/笑)、精神転移がそっちに使われるとは予想外だった。
そしてデータの願いは・・・・・
化夢宇留仁としては「永遠への旅」につながる、つまりデータがケンブリッジ大学の教授になる展開を期待していた(いやまだ希望は持っている)のだが、そっちに来られてはそれはそれで納得せざるを得ない。
なにしろ本人の希望なのだし。
それより問題はピカードの方だろう。
まさかそんなことに(笑)
問答無用で痛快なのはライカーの活躍だが、あそこはぜひワープナセル3本のエンタープライズDに乗ってきてほしかった。
それとナリッサはボーグキューブで転送して逃れたと思っていたけど、転送先もボーグキューブだったってこと(笑)?
なんか「トムとジェリー」の間に挟まってたアニメ「逃げてはみたけれど」を思い出しました(笑)
 とりあえず収束したシーズン1だが、さて次はどう料理してくれるのだろうか。
シーズン1は過去の精算と新たなキャラクターの紹介をメインとしたプロローグ的な内容であり、次こそがこのシリーズの評価を確定する真の本編なのだと思う。
20200328


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