1 未知への飛翔 前編 Encounter At Farpoint Part1 
          エンタープライズは副長を拾い、任務を開始。 
しかしエンタープライズの行く手には謎のネットのようなものが広がり、前進できなくなってしまう。 
それは自称全知全能の存在Qの仕業だった・・・。 | 
    
    
      2 未知への飛翔 後篇 Encounter At Farpoint Part2 
 巨大クラゲ状生命体を救い、Qの裁判をなんとかクリア。 
しかしこの前後編はかったるいな。 | 
    
    
      3 未知からの誘惑 The Naked Now 
          TOSの「魔の宇宙病」で出てきた泥酔したような症状が出る病気にかかるクルー達。 
         データとヤーがよろしくやってた。 
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      4 愛なき惑星 Code of Honor 
          死亡率の高い伝染病のワクチンが、文明的には未開なリージョンII号星で手に入る。 
        エンタープライズはワクチンを譲り受けるために惑星の支配者ルタンを招待し、友好的な関係を構築するが、ルタンは突然ヤー大尉を誘拐して母星に逃げてしまう・・・。 
         なんだかTOSっぽい古臭い雰囲気と画面だが、設定的には一捻りしてあって偉そうにしているのは男だが、土地と財産はすべて女性が握っているという面白い世界を構築している。 
           見どころは・・・・ルタンが褒められたときに浮かべるちょっと照れたような笑顔(笑)? 
      20191223   | 
    
    
      5 謎の宇宙生命体 The Last Outpost  
          連邦の基地からエネルギーコンバーターを盗み出したフェレンギ人の船を追跡し、ある惑星上で発見するも、原因不明のエネルギー消失によってエンタープライズは身動きができなくなってしまう。 
        向かいにはフェレンギ船がおり、これはフェレンギ人の予想以上の科学技術による罠かと思われたが、どうもフェレンギ船も行動不能に陥っている気配が・・・。  
         フェレンギ人初登場。 
          最も映像に残る歴史という意味では後のエンタープライズのエピソードが先ということになったが。 
         それにしても徹底してどうしようもない悪&小物として描かれているフェレンギ人が日本人がモデルだと思うとなかなか微妙な気分になるが、制作当時それだけ日本に勢いがあった証拠でもあるだろうとおもうと感慨深い気もする。 
         物語的には孫子であっさり解決というところはTOSっぽい。 
        20191223  
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      6 宇宙の果てから来た男 Where No One Has Gone Before...  
          ワープエンジンの効率を向上させるためにコジンスキーという名の推進システムのスペシャリストとその助手がエンタープライズに乗船して来る。 
        その効果は疑わしいと思われていたが、やってみると予想を遥かに上回る効果を発揮。しかしその上回り方は半端ではなく。エンタープライズは見たことも聞いたこともない異様な宇宙に跳ばされてしまう・・・。 
         旅人(トラベラー)初登場。 
        そしてウェスリーが正式に少尉代理としてブリッジに入るのを許されるきっかけをつくる。 
        ストーリー的には一本調子で面白味がないが、思考が現実になる異世界での映像効果がそれをフォロー。 
        このときバークレーはどんな妄想をしていたのだろうか・・・・ 
        20191223 | 
    
    
      7 姿なき宇宙人 Lonely Among Us 
         蛇っぽいのと犬(?)っぽいの。敵対する2種類の異星人の仲介を連邦がおこなうことになり、双方の使節団を会議の行われる惑星へ輸送するエンタープライズ。 
        途中正体不明のエネルギー雲を通ったときに、艦はあるものを引っかけてしまうが、しばらくは誰も気付かなかった・・・。 
         脚本の出来がイマイチな話。異星人同士の船内での抗争は面白くなりそうだったのに消化不良のままだし、データがホームズに興味を示すがそれも中途半端。 
          エネルギー体異星人にのっとられたピカードの雰囲気の変化は面白かったが、その後のクライマックスでまたも消化不良。 
      練り直せば面白くなりそうなだけに惜しい。   | 
    
    
      8 神からの警告 Justice 
          エンタープライズが立ち寄ったルビカム3号星は楽園のようなところだった。 
        休暇を楽しむ一行だが、ウェスリーが花壇に入ってしまい、なんと死刑を宣告される。 
        現地の刑を逃れるのは惑星連邦の規律に反するのだ・・・。 
          陽気なエロエロ惑星。エロエロでよし。 
      あの衣装は下着よりもエロい。  | 
    
    
      9 復讐のフェレンギ人 The Battle 
 ピカードに恨みを持つフェレンギ人ボーク艦長の妙に凝った復讐。 
まだフェレンギ人らしいところは、船をただで進呈するのに驚くところくらい。  | 
    
    
      10 死のゲーム Hide and Q 
 Q再登場。妙なコスプレサバイバルゲームを強いた上、ライカー副長にQのパワーを与えるが、結局断られる。 | 
    
    
      11 夢の人 Haven 
          一方的に子供の頃に決められた結婚を迫られるカウンセラー。 
        しかし相手のワイアットは好青年で、むしろ問題は彼女の母親にあった。 
        一方惑星ヘブンに到着したエンタープライズは、疫病で死滅したはずのテラリア船が接近しつつあるのを見つける・・・。 
         恋愛系の話は苦手な方だが、この話はラクサナが面白いのとテンポがいいのとで退屈しないで観られる。 
      初期にしてはよくできた話だと思う。  | 
    
    
      12 宇宙空間の名探偵 The Big Goodbye 
         厳密に正確な発音の挨拶しか認めないファラーダ人との接触が迫り、ピカードはその練習に余念がない。しかし根をつめすぎ、カウンセラーにホロデッキに行って気分転換をするように勧められる。 
        ピカードの新しいプログラムはディクソン・ヒルと言った・・・。 
         プログラムの素晴らしさにはしゃぐピカードが愉快。 
      最後の正確な挨拶もなかなかの聞き所である。   | 
    
    
      13 アンドロイドの裏切り Datalore 
         データの発見された惑星上を探査していると、ノニアン・スン博士の研究基地が発見され、データの同型機も発見される。 
        しかし彼ローアはデータよりも人間らしいだけではなく、邪悪な存在だった・・・。 
         第3シーズン辺りを観てからだとドラマが薄い。最後はいくら権限外だったとしても、ピカードがウェスリーをねぎらうようなそぶりを見せるべきだと思う。 
          またデータも記憶を「思い出し」たりして、忘れる機能が無い筈なのに妙に人間くさくて変である。  
      しかし今後の展開を考えると見逃せないエピソードでもある。   | 
    
    
      14 奪われた女神達の惑星 Angel One 
         女性が支配するエンジェル1号星に、7年前に行方不明になった貨物船の生存者が存在している可能性が生じる。 
        エンタープライズの上陸班が接触すると、その惑星の指導者ビアタは必ず連れ帰ると誓うなら捜索を許可すると言う。 
        生存者たちはこの星に根を下ろし、テロリストグループとつながっているらしい・・・。 
         微妙な話。 
        こういう極端な政治形態の出てくる話は微妙なものが多いのは、内容的に掘り下げる時間が足らないのではないかと思うが、かと言ってこんな話を前後編とかでやられても困るのだった(笑)。  | 
    
    
      15 盗まれたエンタープライズ 11001001 
          オーバーホールのために74宇宙基地に寄港するエンタープライズ。 
        コンピューターのアップグレードのために乗り込んだバイナー星人は2人で1組の、まさにコンピューターの申し子と言えるような種族だった。 
        彼らの仕事は素晴らしく、ライカーはホロデッキで出会った女性に惚れ込む。 
        ところがエンタープライズの磁気シールドが崩壊し、このままでは爆発するという事態に・・・。 
         見どころ満載の傑作。 
        映画スタートレック3で登場した地球スペースドックと同型の超巨大宇宙基地へのランデブーシーン、ホロデッキの雰囲気のいいバー、バイナー星人のキモ可愛い動作(笑)などなど。 
        エンタープライズが自動操縦で発進するシーンは鳥肌モノだし、やはり映画に登場したのと同型の基地と同じ画にD型が入ると、TOSとのつながりが意識される。 
         少し気になったのはバイナー星人の大量のデータがどうやって持ち込まれたのかがよくわからなかったところ。 
        基地のコンピューターに間借りしてたのかな? 
        20200101  | 
    
    
      16 大いなる償い Too Short a Season 
          モーダン4号星で地球連邦のスタッフがテロリストに人質に取られるという事件が発生。 
        犯行グループは交渉相手としてジェームソン提督を指名。 
        85歳のジェーソン提督は車椅子に乗っていたが、目的地に近づくにつれて若返ってゆき・・・。 
         15話「盗まれたエンタープライズ」とこの話を見た直後にTOSの「タロス星の幻怪人」を見て、色々似たところがあって頭が混乱した。 
        乗っ取られるエンタープライズ。 
        宇宙艦隊の要人を乗せて目的地へ。 
        要人の過去に事件の発端が・・・などなど。 
        制作陣も意識していたのかもしれない。 
         それはさておき、この話はあまり好きではない。 
        だいたい若返るのとメインの物語に関連性があんまり無いんだよね。 
        20200101  | 
    
    
      17 死に急ぐ惑星アルデア When the Bough Breaks 
      
        エンタープライズは伝説の惑星アルデアを発見する。 
      しかしそれは子供ができなくなって種の存続が不可能になったアルデアによる養子を手に入れるための罠だった・・・。 
       とりあえずアルデア最年少(笑)のラシェラちゃんが超美人(笑) 
      一体何者かと調べてみたら、「デスパレートな妻たち」のキーキャラクターを演じていた人だった。 
      この人は「デスパレートな妻たち」は有名だがそれ以外ではあまり目立った活躍をしていないように思える。この美貌からすればもっと大ブレイクしていてもおかしくないと思うのだが、TVが主な活動の舞台なのも理由の1つだろうが、この話に出ていた頃に他にいい作品に当たらなかったのが大きいと思う。 
       などと内容と関係ないことはさておき(笑)、コンピューターを信じ切ったアルデラの人々の描写が興味深かった。 
      メンテナンス?なにそれおいしいの(笑)? 
      20200101  | 
    
    
      18 神に似た人々 Home Soil 
          テラフォーミングが進められているベラーラ3号星にやってきたエンタープライズ。 
        惑星上の基地を見学させてもらう上陸班だが、突然水力室でレーザー・ドリルの暴走によってエンジニアが重症を負う。 
        調査をすすめる一行だが、データもレーザー・ドリルに狙われ・・・。 
         前半は犯人探しのミステリー。後半は奇妙な生命体とのファースト・コンタクトを描いた話で、内容は興味深いのだが惜しむらくは脚本と演出がもう1つで、展開の唐突さは拭いきれない。 
          超名作になった可能性もあったと思うのだが・・・。 
          しかしこの話の邦題はホーガンみたいで珍しくかっこいい(笑) 
        20200101  | 
    
    
      19 宇宙戦士への道 Coming of Age 
          ウェスリーは宇宙艦隊アカデミーの入学試験を受けるため、レルバ7号星へと向かった。 
        その頃エンタープライズではピカードの古い友人であるクイン提督が、エンタープライズ内で不正が行われている可能性があるとして、調査を開始。 
        調査官レミックはエンタープライズ内をかき回し、クルーは苛立ちを顕にする・・・。
         面白いエピソード。 
        興味深い入学試験の内容も見せてくれるし、エンタープライズでの聞き込み調査の様子も面白い。 
        特にウォーフの「好かれたい・・のですか?」という質問は最高(笑) 
        最後にレミックはエンタープライズでの勤務を希望するが、25話で可愛そうなことに・・・。 
        20200101  | 
    
    
      20 さまよえるクリンゴン戦士 Heart of Glory 
          ロミュラン帝国に近い中立中域で戦闘がおこなわれているのを知り、急行したエンタープライズだが、そこで見つけたのは損傷を受けたタラリア人の貨物船で、生存者は3人のクリンゴン人だった・・・。 
         クリンゴン話に外れなしの法則(笑) 
          意志の硬いウォーフがかっこいい。 
          それにしてももっとちゃんと身体検査しろよ(笑) 
      20200101  | 
    
    
      21 生き返った死の宇宙商人 The Arsenal of Freedom 
          ロレンジ星団で消息を絶ったUSSドレイクの捜索に向うエンタープライズ。 
      武器商人の惑星として栄えたが今では絶滅した惑星ミノスで、自動送信のビデオメッセージ・・・と言うよりセールスメッセージ(笑)を受信し、調査のためにライカー、ヤー、データが地表に降りるが・・・。 
       なんだか間抜けな最終兵器。 
      セールスおじさんが面白い。 
      見どころは地上よりもむしろ宇宙での戦闘シーンとエンタープライズの分離、そしてラフォージの指揮ぶり。 
      特にラフォージの指揮は素晴らしく、最後のピカード艦長とのやりとりも楽しい。 
      20200101  | 
    
    
      22 禁断の秘薬 Symbiosis 
         未曾有の規模を持つ恒星のフレアの計測に向かうエンタープライズ。 
        しかしその恒星系で救難信号を受信する。 
        信号を出していたのはボロボロの輸送船で、乗員も明らかにスキルが不足しているようだった。 
        なんとか救出できた乗員4名は、亡くなった2名の乗員のことは問題にもせず、ひたすら積み荷のことを心配していた・・・。 
         一見TOS風のストーリーだが、脚本は更に掘り下げられて新世代にふさわしい内容となっている。 
          最後のピカードの艦隊の誓いに関するセリフも胸に染みる。 
          ビバリーの反応には少々ガッカリだが、それも様々な立場の人の視点を表現していて素晴らしいと思う。 
      しかしあの電撃能力はなんのためだったんだ?ライカーを半殺しにするため(汗)?   | 
    
    
      23 悲しみの星に消えたターシャ Skin of Evil 
          エンタープライズは黒いタール状の偏執狂の生命体と遭遇し、ターシャ・ヤーを失う。 
         ターシャの役者が降板を希望したそうだが、後半のシリーズで再三再登場することを考えると後悔したのだろう。 
      この話自体は気分が悪くなるだけの超駄作だが、後の作品でのターシャの使い方を考えると死んでくれてよかった。  | 
    
    
      24 時のはざまに We'll Always Have Paris 
          フェンシングをするピカード。一瞬時間が繰り返される。 
        その原因は時間の研究をしているマンハイム博士の実験の事故だった。 
      博士たちを転送収容するが、彼の妻はピカードのかつての恋人だった・・・。 
       ホログラムのパリの変なカフェのシーンが面白い。ラストのデータの時間の交差シーンも。   | 
    
    
      25 恐るべき陰謀 Conspiracy 
          旧友ウォーカー・キール艦長より、緊急極秘通信チャンネルでピカードに連絡が入る。 
        指示通り廃鉱になっている無人の惑星ダイタリックスBに赴くと、軌道上には先にホレイシオをはじめとした3隻の船がおり、地上には合計3人の艦長が待っていた。 
        聞けば宇宙艦隊上層部に謎の陰謀が進行しており、別人がすり替わっている可能性があるという。 
      半信半疑だったピカードだが、データにここ最近の宇宙艦隊の司令に目を通させる。 
      従来の目的地であった海洋惑星パシフィカに舵を取るエンタープライズ。 
      しかしその道中に発見したのは、木っ端微塵になったキール艦長の乗艦ホレイシオだった。 
      やはりなにかが進行している。 
      エンタープライズは地球へ向かう・・・。 
         クイン提督とレミック再登場。しかしレミックはとことん可愛そうなことに(笑) 
        興味深い話なのだが、宇宙艦隊も、そして寄生生物もすきがありすぎる(笑) 
        レミックなんて余裕で出てきて脅威を感じさせるが、フェイザーへの対抗策が無いってどういうこと(笑)? 
        あと感慨深いのは最後の80年代バリバリの特殊効果映像で、なんだかB級ホラーが観たくなった(笑) 
        20200102  | 
    
    
      26 突然の訪問者 The Neutral Zone 
          300年前の地球の宇宙船が漂流しているのを発見し、調査してみたところ、コールドスリープカプセルが発見され、3名が収容された。 
        3名は死後に冷凍されていたが、現代の技術で蘇生された。 
        彼らはクライオニクスの実践者達で、主婦、実業家、カントリー歌手だった。 
      一方中立地帯付近の複数の連邦の基地が壊滅する事件が発生し、それは50年ぶりのロミュランの影を感じさせるものだった・・・。  いかにも1980年代な3人が楽しい。       
      また超強そうなロミュランの新型ウォーバードも初めてその威容を現し、盛り上げてくれる。       
       気になったのはロミュランのことを接触したのは50年も前で、物凄く珍しいように描いているのだが、「14 奪われた女神達の惑星」では中立地帯にロミュランの戦艦が集結しているのでエンタープライズが威嚇に向かうという任務についており、なんか当たり前に存在しているような描き方だったのだ。 
      脚本のチェックミスかしら? 
      あと結局基地を破壊したのはどなた?ボーグさん??? 
      20200102 |