1 ストレンジ・ニュー・ワールド Strange New Worlds
アキヴァ・ゴールズマン監督。
エンタープライズはもう少しで整備が終わるところだったが、船長のパイクは任務を受ける気にならず、ぐだぐだしていた。
と言うのもクリンゴン領の惑星ボレスで見た自分の未来に打ちのめされていたのだ。
しかし副長ウーナがUSSアーチャーでファースト・コンタクト任務中に行方不明になったと聞き、再び任務に就く。
エンタープライズはファーストコンタクトの現場であるカイリー279星に向かうが、そこはワープドライブが開発されるなどあり得ないテクノロジーレベルの世界だった・・・。
これぞスタートレック。
ディスカバリーもピカードも違うこうじゃない!と思わされるところが多かったが、本作は少なくとも第1話ではまさにこれこそ見たかった新シリーズの内容だった。
まあいきなり1話完結の新シリーズを作るのは困難だっただろうと推測もできるのだが。
最初にファーストコンタクトテーマを持ってくるのも、まさにシリーズの原点に立ち返った感じでとてもよい。
意外だったのはディスカバリーの続編とも言える内容だったところで、それは上記のパイクの精神状態以外の部分でも大きく響いてくる。そして「スタメッツ」という名前のシャトルも。まあそのくらいは許してあげましょう(笑)
気になったのはゴーンへの言及のところで、カーク船長の時代も正体不明の敵だったはずだが。そういうところは非常に気になるところなので気をつけてほしい。
もう1つ気になったところはウフーラの配役で、全然いい感じではあるが、元シリーズのイメージからするともっと色気ムンムンにしてほしかった(笑)
ちなみにチャペルは可愛くてアクの強いキャラで、イメージ通りだった(笑)
あ、そうそう。序盤にあとで酷いことになるスポックの婚約者も出てくるのも見どころ(汗)
20200626 |