STAR TREK 備忘録

TOS1

TOS2 TNG2

DS92

VOY2 ENT2 DIS2 PIC2
TOS3 TNG3 DS93 VOY3 ENT3 DIS3 PIC3
 
TNG5 DS95

VOY5

    LD1
TNG6 DS96 VOY6     LD2
MOV
DS97

27 暗黒からの衝撃波(後編) Shockwave, Part II
 スリバンはエンタープライズを制圧し、ジョナサンを探すが見つからない。
一方ジョナサンはダニエルズと未来世界でなんとか過去と連絡する方法を見つけ、スリバンの自白剤で朦朧としているトゥポルに計画を伝える・・・。

 ここより第2シーズン。
アクションあり、トリックありで頑張っているが、一番の見どころは珍しく弱っていてますます色っぽいトゥポルの様子(笑)、ホシのサービスカット(笑)?
 気になったのは最後に艦長が3600人の死者を出した主犯を逃してしまうところ。そこは捕まえてスリバンの全貌を聞き出さなければならないのでは???
20191229

28 スプートニクの飛んだ夜に Carbon Creek
 地球にいた頃、トゥポルは休暇中にペンシルヴァニア州のカーボン・クリークという炭鉱町を訪れたいた。
意外な行き先に興味を持った艦長が理由を尋ねると、なんと人類とヴァルカンの真のファーストコンタクトが、その町で1957年に行われていたという新事実が(笑)!

 トゥポルの曾祖母の役を同じ役者が演じ、遭難したヴァルカン人達が50年代の地球に面食らいつつも溶け込んでゆく様子を落ち着いたテンポで描いている。
 化夢宇留仁的にはその町があまりにもいい人ばかりで違和感を感じつつも、非常に楽しめたエピソードだった。
彼は今現在も地球をさまよっている・・・・・・。
20191229

29 許されざる越境 Minefield
 エンタープライズは知らない内にロミュランという種族が支配する星系に進入してしまい、機雷の洗礼を受ける。
更に船体に機雷が取り付き、リード大尉が解除作業を行うが、その途中で機雷から出てきた接続アームが彼の脚を貫通し、機雷と供にエンタープライズの船体に縫い付けられてしまう・・・。

 頑ななリード大尉がなんか可愛い(笑)
画面的にも機雷のアップから船体全景への引きとか、なかなか見どころが多い。
人類とロミュランとの初接触という意味では歴史的にも意義の大きい話である。
20191229

30 謎の自律浮遊基地 Dead Stop
 ロミュランの機雷原に突入してしまい、深刻なダメージを受けたエンタープライズ。
ワープは2までしか出せず、遠距離通信装置も故障中で、このままでは修理できる見込みはない。
仕方なく遭難信号を発進すると、テラライトという種族が返信してくれた。
しかし通信機の調子が悪く、はっきりと聞き取れない。
なんとか修理基地の座標らしきものを聞き取ったのでそこに行ってみると、完全自動化された超高度なテクノロジーで作られた無人の修理基地が見つかった。
修理基地のコンピュータは最小限の代償でエンタープライズを修理してくれると言い、実際それは叶えられたが、代償はそれだけではなかった・・・

 修理基地の描写が素晴らしいSFらしい作品。21エモンに出てきそう。
特に素晴らしいのは修理基地の修理用アームのCGIで、中でもエンタープライズの通路を修理するカットの出来は素晴らしく、何度も巻き戻して観てしまった。
CGIは使いどころが難しいが、宇宙を舞台にした作品では比較的成功例が多いように思う。

31 小さな生命の灯 A Night in Sickbay
 エンタープライズのプラズマ注入装置は現在4本稼働していたが、十分に安全に航行を続けようと思えば5本は欲しいところ。
それをクリタサン人が譲ってくれるというので出向くが、またしても怒りをかってしまう。
クリタサン人への複雑な謝罪の儀式を覚えなければならなくなった船長だが、同行していたポートスは病気になるし、なんだかトゥポルのエロエロな感じも気になりだすしで、どんどんわけがわからなくなっていく・・・。

 なかなか滅茶苦茶な話。
あのコウモリとかまさに混沌(笑)
おまけ映像によると低予算エピソードらしいのだが、化夢宇留仁の感覚ではとてもじゃないが低予算とは思えない。
撮影日数だけは少なく済んでるかな???
20191230

32 招かれざる訪問者 Marauders
 エンタープライズは燃料を分けてもらうために、クリタサン人から聞いたたデューテリアム産出基地があるという惑星に立ち寄る。
しかしそこはクリンゴンの盗賊に継続的に搾取されており、かつそれを受け入れていた・・・。

 とにかくトゥポルの白い上陸用の服のお尻が気になりすぎる(笑)
後半にはノースリーブに着替えてブルース・リー張りの格闘アクションまで披露し、1人でサービス担当枠が多すぎる(笑)
 話自体はいかにも西部劇がベースな感じで悪くはないのだが、最後にクリンゴンが反対側に再転送してきたらどうしたのかが気になって気になって・・・(汗)
20191230

33 封印された記憶 The Seventh
 トゥポルはヴァルカン最高司令部からの司令で、過去に取り逃した犯罪者を確保しに行くことに。
トゥポルに同行を頼まれたジョナサンは驚くが、それはトゥポルの過去の精神的動揺が影響していた・・・。

 少しだがヴァルカン情報部の徹底的な潜入捜査の様子が聞けるのが興味深い。
トゥポルの過去の心の傷については、少々説明が足らないというか、消化不良な気もした。
一番意外だったのは、極秘任務で船長だけを同行と聞いてトリップが心外そうだったのに、パイロットとしてちゃっかりトラヴィスが同席していたところ(笑)
20191230

34 危険なコンタクト The Communicator
 まだ宇宙に進出していない世界への潜入調査を終えて帰ってきた船長、ホシ、リード大尉だったが、リード大尉が現地に通信機を置き忘れていることが発覚。
慌てて回収に向かうが、通信機は現地人にすでに発見されており、それが高度なテクノロジーの産物であることも理解し、当地の軍の管理下に置かれていた・・・。

 なんと言っても見どころは実は保管されていた(笑)スリバン船の再利用。ほとんどドラえもんのひみつ道具みたいな見た目だが、こういう任務に使用されるとかっこいい。
20191230

35 三重星系の誘惑 Singularity
 ヴァルカンさえ初めて見るという三重星系内にあるブラックホールを観察するために星系に接近するエンタープライズ。
しかし接近するに連れ、トゥポル以外のメンバーは些細なことにこだわって怒りを制御できなくなってゆき・・・。

 なにが怖いって狂ったドクターほど怖いものはない。
もうちょっとで「ZONBIO死霊のしたたり」状態に(笑)
20191230

36 転送空間の恐怖 Vanishing Point
 遺跡調査のために上陸していたトリップとホシ。
しかし強力な嵐が接近し、シャトルでの飛行は危険と判断され、転送でエンタープライズに帰還。
元々転送を信用していなかったホシだったが、帰ってから自分の身体のみならず周りの環境にも違和感を感じ・・・。

 自分の存在感が薄れ、周囲も微妙に意地悪で、やがては存在を知覚されなくなり・・・という展開はなんだか映画「サイレントヒル」を思い出す。
特に周囲が微妙に意地悪という点がポイントで、すごい悪夢感を表現できていると思う。
オチは・・・・・・(笑)
20200101

37 眠る女の謎 Precious Cargo
 エンタープライズは異星人の輸送船の修理を手伝うことに。
修理に向かったトリップは作業中にコールドスリープされている美しい女性を起こしてしまい、実はその船が誘拐犯だと判明。
そこから2人の逃走劇が始まるが、女性は実は王女な上にツンデレだった・・・(笑)

 眠れる美女を救い出し、実は彼女はわがままな王女で、救命艇を奪って脱出し、ジャングルをさまよい、やがて愛し合う2人・・・って、完全に伝統的なスペースオペラの再現である(笑)
こんなの面白くないわけがない(笑)
画的にも救命艇の大気圏突入シーンなど超かっこいいし、船長も逆らえないトゥポル副長の裁判など、愉快な見どころも。
20200101

38 嵐を告げる男達 The Catwalk
 エンタープライズに強力な宇宙嵐が接近し、しかもエンタープライズの速度では逃げ切れない。
仕方なく全乗員83名を強固にシールドされているワープナセル内のキャットウォークに避難させるが、嵐がすぎるまでは8日間もその隙間のような狭い場所で待機する必要があった・・・。

 ワープナセル内に避難というアイデアが秀逸で、画的にも展開的にもとても面白いエピソード。
ここには書いてないが実は異星人も絡んでくるのだが、それらは無くしてひたすら狭いところでの8日間を描くだけの方がもっと面白かったかも?
20200101

39 熱き夜明け Dawn
 62個も月がある星系で、トリップの乗ったシャトルが異星人の攻撃によって損傷し、月の1つに逃れようとしたところ、その月ではインパルスエンジンが止まってしまい、不時着することに。
ところがそれは異星人の船も同じで・・・。

 スタートレック版「第5惑星」(笑)
異星人のデザインもそれっぽい(笑)
異星人のキャラクターが面白く、最後のトゥポルの評価も爽快♪
それにしてもトリップがヒーローの話が多いな。
20200101

40 消せない汚名 Stigma
 なんとトゥポルは「17.果てなき心の旅」で行った精神融合により、パナー症候群という不治の病に侵されていた。
ドクターやアーチャー船長がヴァルカンに掛け合って研究資料を教えてもらおうとするが、ヴァルカンではその感染方法自体がタブーであり、まともに取り合おうとせず、それどころかトゥポルを解任しようとする・・・。

 ヴァルカン人は時々すごく非論理的になる(笑)
特に組織としての対応は硬直化が目立つ。
そこがまたリアルでもあるが、物語としては一本調子になっており、もしかしたら一番の見どころはサブストーリーのドクターの第2奥さんかも(笑)
20200101

41 戦場の絆 Cease Fire
 ヴァルカン名パーン・モカー、アンドリア名ウェイターンという惑星上でヴァルカンとアンドレアが交戦状態になっていた。
そこは100年も前からお互いが領有権を主張している惑星で、アンドレア軍を指揮しているシュランは、停戦交渉の仲介役にアーチャー船長を指名する・・・。

 初のアンドレア人女性と新型アンドレア船が拝めるだけでも貴重だが、内容的にもよくできていて、観終わると実にいい気分になる。
それにしてもシュラン(ジェフリー・コムズ)とジョナサンはもうほとんど親友状態である(笑)
20200102

42 沈黙の漂流船 Future Tense
 エンタープライズは小型の漂流船を発見回収する。
漂流船を調べてみると、中には様々な種族の遺伝子を持った人間と、超未来のテクノロジーが。
また漂流船を回収に来たスリバンとソリアンという2大勢力との戦いにも巻き込まれることになってしまう・・・。
ビデオに入っている順番が滅茶苦茶で、ピンポイントでこの話を観てしまったのでよく分からないところも多かった。
この時ヴァルカンはまだタイムスリップの可能性を認めていなかったようだ。
またコクレイン博士は行方不明になっている。

 前に観たのがいつかは定かではないが、この度見直してみた。
これまでの布石が全部絡む上に新しい謎を提示する話だった。
なるほどこの内容ではピンポイントで観たらよくわからないわ(笑)
一番のインパクトがあったのは、今まで無敵の存在として描かれていたヴァルカン船が成すすべもなく破壊されている描写だろう。ソリアン恐るべし。
20200103

43 地獄への護送船 Canamar
 イノール人とのファースト・コンタクトを無事果たし、惑星ケト・イノールを発った船長とトリップだったが、途中で密輸犯と間違われて逮捕されてしまい、カナマールの犯罪者コロニーに向けて護送されていた。
空のシャトルポッド1を見つけたエンタープライズはケト・イノールに向かい、政府に掛け合って2人の行方を突き止め、釈放させる目処がつく。
しかし護送船の中で囚人の一部が蜂起し、船を乗っ取ってしまう・・・。

 囚人護送船の描写やイノール政府交換とのやりとりなど、TRAVELLERっぽい見せ場が多くてなかなかおもしろいエピソードだった。
最後のアクションシーンは少々蛇足か?
20200103

44 光の意志 The Crossing
 未知の巨大な船がセンタープライズを追いかけ、ついには飲み込んでしまう。
その船内を調査していると、奇妙な光がトリップに入り込み、彼は別人になってしまう。その生命反応さえ感知できない奇妙な生命体は、人体を操ることができるのだ。
彼らはエンタープライズと同じく探検隊だと言い、少しの間だけお互いを探検しあおうと提案するが・・・。

 展開が読めなくて面白い。
ちゃっかりワープナセルのセットを再利用しているところもいい(笑)
最後には珍しいドクターのアクションシーンが(笑)
気になったのは画面にあるエイリアン船内の氷のような床で、どう見ても工具(爪切り?)にしか見えないものが並んでいたところ(笑)
20200103

45 反逆の法廷 Judgment
 クリンゴン帝国の法廷で裁判を受けるアーチャー船長。
エンタープライズが遭遇した難民船が、実はクリンゴン帝国の属国のもので、追ってきたクリンゴン巡洋戦艦と戦闘になり、エンタープライズは惑星の輪の中でプラズマに点火し、クリンゴン艦のセンサーを損傷させて逃げ切ったのだった。
裁判が始まるが、クリンゴン元艦長デュラスの証言は嘘だらけ。
ところがジョナサンの代弁人のコロスは反論しようとしない・・・。

 戦士階層に支配されたクリンゴン司法。なんだか日本の江戸時代を彷彿とさせる。
見どころはもちろん「スタートレック6」で出てきたクリンゴン法廷と流刑星ルラ・ペンテの再登場(時系列的には初登場)で、見事に再現していると思ったらオマケ映像で言うには当時の小道具や衣装を大量に再利用していて、それどころか囚人の中には映画に出てきた俳優が同じメイクで再登場した者までいたらしい。一体その囚人は1年も生き残れないと言われているルラ・ペンテに何年いたんだ(笑)?
20200103

46 兄弟の地平 Horizon
 惑星全体で一斉に火山が噴火するのを観察するため、30光年も戻ることになったエンタープライズ。
トラヴィスはその道中に故郷の貨物船ホライズンがいることを知り、途中下車をして家族に会うことにする。
しかし半年前に父親が亡くなっていたことを知りショックを受ける。
更に急遽ホライゾン号の船長となった弟ポールは、貨物船を出て宇宙艦隊に入ったトラヴィスのことを素直に受け入れらない。
そこに正体不明の宇宙船が攻撃を仕掛けてくる・・・。

 あっと驚く展開は無いものの、しっとりとしたドラマが描かれている好エピソード。
家族と就職って、両立が難しい問題ですよね〜。
化夢宇留仁的にはやっぱり貨物船の様子がTRAVELLERを思い出すところが多くて楽しめた。
あとはトゥポルに「フランケンシュタイン」を見せるくだりとか、途中でトラヴィスが希望する宇宙船の環境がTNGのエンタープライズそのまんまだったり(笑)
20200104

47 理由なき憎しみ The Breach
 政情不安が続く惑星ザントラスの現政府は、異星人の即刻退去を宣言。
その連絡をデノビュラ科学アカデミーから受けたフロックスの依頼で、デノヴィラ人地質学者3名を回収する任務につくエンタープライズ。
惑星軌道上に着くと、惑星から次々と宇宙船が脱出していた。
その中に船内で事故が発生し、放射能が漏れて危険な状態になっている船があり、エンタープライズは彼らを救出する。
その船内には、300年前からデノビュラ人と断交しているアンタラン人が混じっていた。
一方トラヴィス、トリップ、リードの3人は科学者たちが潜っている深い洞窟を進む・・・。

 悪くないのだが盛り上がりに欠けるかな?
化夢宇留仁的には洞窟での絶壁の登り降りが、もし自分だったらと思うと悪夢としか思えなかった。
あの高さを人力だけで登るなんて考えただけで吐きそうになる(笑)
こういう登山好きの人の気持がわからない・・・・(汗)
 気になったのは冒頭で出てきたトリブル。
出てきた途端にペットの餌に(笑)
それにしてもカークは知らなかったようだが、もう宇宙艦隊内では普通に流通してたのか???

48 第3の性 Cogenitor
 ハイパー巨星を間近で観察できるとウキウキしているアーチャー。
しかしエンタープライズの船体では思ったより接近することができなかった。
ところがエンタープライズより2万キロも恒星の近くにいる船を発見。
それは高度な科学技術を持ったヴィシア人だった。
自己紹介をし合い、お互い招待をし合う。
ヴィシア人は実に聡明で、しかも友好的で親切な種族だった。
ただ彼らと人間とは決定的に異なる点として、ヴィシア人には性別が3つあったのだった・・・。

 おせっかいなトリップの行動は明らかに不幸を暗示しており、化夢宇留仁には耐えられないくらいハラハラさせられた。
どんなサスペンスやホラーでもこのハラハラ感には及ばない(笑)
 見どころは満載で、画的にも面白いものが多い。
ほんとに希少な物分りのいい異星人の存在も(笑)
それにしても異星人に初めて見せる映画が「地球が静止する日」って正気か(笑)
ちうか最近ドイツで第3の性が認められたとかなんとか・・・(笑)
20200104

49 覚醒する恐怖 Regeneration
 地球の北極で、氷河の中に100年あまりも埋もれていた残骸の中に、奇妙なヒューマノイドを発見する。
しかしその数日後、研究チームからの連絡は途絶えた。
 フォレスト提督から、研究チームを拉致して地球を脱出した輸送船を捜索せよと司令を受けるエンタープライズ。
エンタープライズは件の船を発見するが、その船はターカリア人の輸送船を襲っているところだった・・・。

 映画「ファースト・コンタクト」の後日談。
あの人達(笑)が出てくるのだから勿論盛り上がる。
北極のセットとかもやたら気合が入っていてかっこいいし、展開は「遊星からの物体X」まんまだし(笑)
 やはり気になるのはこの遭遇が、その後の宇宙艦隊の対応に生かされていないところだろう。
もう少しまともにデータが残らないような工夫があってもよかったかも。
20200104

50 運命の飛行 First Flight
 アーチャーはライバルでもあり、親友でもあったA・G・ロビンソンの死去の知らせを聞く。
アーチャーは暗黒物質の調査に1人で向かおうとするが、彼が元気が無いのに気づいていたトゥポルが無理やり同乗する。
トゥポルに尋ねられ、ぽつりぽつりとロビンソンとの思い出を語るアーチャー。
彼ら2人は恒星間飛行に必要なワープ速度を達成するためのNX計画のテストパイロットだった・・・。

 メインは過去の話で、最初の試験飛行が失敗し、計画の無期限停止が通告されるが、2回目のテストを強行する様子が描かれている。
オマケ映像で観たが、そもそも「エンタープライズ」という作品は地球を舞台にエンタープライズの建造から出港までをメインで描く内容だったが、スポンサーが許可しなかったらしい。
つまりこの話は本来のエンタープライズと言える内容なわけ。
その内容がシリーズとして実現していたら面白そうだが、化夢宇留仁がスポンサーでも難色を示したと思う(笑)
そして監督はレヴァー・バートン(ラフォージの役者)。
これもオマケ映像で言っていたが、いくつものスタートレックエピソードを監督している彼は、しっかりと計画を立てて決められた予算と時間内にきっちりと仕上げるのが誇りと言っていた。
なるほどきっちり作られているように感じる。
その代わり突き抜けたところがないような気もするが(笑)
20200105

51 狙われた首 Bounty
 親切そうに近寄ってきたテラライト人は賞金稼ぎであり、アーチャーをクリンゴンに引き渡そうとする。
惑星上の調査から戻ってきたトゥポルとフロックスは慌ててブリッジに向かおうとするが、こんな時に限って現地の細菌に感染しており、除菌ルームから出られない。
しかも細菌の影響でトゥポルが発情期に・・・。

 船長が拉致されるという大事件が起こっているのに、なんとなくドラマの中心はトゥポルのほうに偏っているような(笑)
そしてその偏りは化夢宇留仁にとって歓迎すべきことなのだった(笑)
それにしてもいいのかこんなにエロエロで(笑) 
20200113

52 帰還なき旅 The Expanse
 謎の宇宙船が突如地球を攻撃する。
宇宙船から放たれた熱線はフロリダからベネズエラまでを一直線に切り裂いて焼き尽くし、死者は700万人にも及んだ。
急遽地球に帰還することになったエンタープライズだが、道中8隻のスリバン船と遭遇したと思ったらいきなり船長を拉致されてしまう。
スリバンのシリックはアーチャーを未来人に引き合わせ、未来人は今回の地球への攻撃はズィンディによるもので、それは彼とは別の未来人がズィンディに400年以内に地球がズィンディを滅ぼすという情報を告げたためだと言う。
船長はエンタープライズに戻り、地球へ向かうが今度はクリンゴン船に襲撃される。
あわやというところで地球からの援軍が間に合い、事なきを得る。
地球に戻ったエンタープライズは光子魚雷を手に入れ、司令とヴァルカン人の反対を押し切ってズィンディのいるデルフィック領域へ向かうことに・・・。

 Part Iとは書かれていないが、いかにもなシーズン最後の前後編の前編。
息をもつかせぬイベント盛りだくさんだが、トリップの妹の件やトゥポルの残留の件など、ドラマパートもなんとか押さえている。
しかし内容的には後編を観ないことにはどうにも判断のしよう無し(汗)
それでもトゥポルのついていかせてくれという懇願はキュンとするのだった(笑)
20200113


ENT1 TOP ENT3