STAR TREK 備忘録

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99 可変種の脅威 第二幕 (後編) Apocalypse Rising
 
 シャトルを損傷しつつも艦隊本部とのミーティングからなんとか戻ってきたシスコとジャッジア。
シスコは司令部よりクリンゴンの本拠地に潜入してガウロンが可変種だという証拠を掴む任務を負っていた。
ガル・デュカットの手配したクリンゴン・バード・オブ・プレイに乗って、クリンゴン人に変装したシスコ、ウォーフ、オブライエン、そして人間になってしまったウォーフが向かう。
なんとか潜入を成功させた一行はバトラフ勲章の授与式に紛れ込むが・・・。

 
 キラの妊娠に、父親がチーフ・オブライエンだと聞いて目を白黒させるデュカットが愉快。
非常にハラハラドキドキさせてくれる脚本、演出が見事で、おかしい。そんなはずはないと思わせたらちゃんと原因があり、落ちもピシッと決まっていい感じ。
やはりこの頃の作りは半端ない。
20230226

100 神の船 The Ship
 
 宇宙暦50049.3。ガンマ宇宙域の無人惑星トーガ4で地質調査を行いコルマリンの産出量を調べているシスコ、ジャッジア、オブライエンその他の一行。
そこにワープアウトしてきた船が墜落し、それはジェム・ハダーの戦闘艦であり、乗員はすべて死亡していた。
ジェム・ハダーの船を持ち帰れば連邦にとって大きな利益になると準備を進める一行だが、新たにジェム・ハダーの船がワープアウトして攻撃を開始し、一行が乗ってきたシャトルが撃墜されてしまう・・・。

 
 ドラマで現実を表現するというアンチテーゼに挑戦したエピソード。
なのでひたすらドラマツルギーの真逆を行く展開で、ここまで表現したらこうなるだろうとか、お互いここまでしていればこうだろうという予想を全て覆す。
まさにDS9でしかなしえないエピソードだと思う。
20230226

101 クワークの再婚 Looking for Par'Mach in All the Wrong Places
 
 オブライエンとキラが喧嘩している声が通路に漏れている。オブライエンが子供が心配なあまり、キラの生活習慣にまで口を出してしまうのが原因らしい。
 DS9にやってきたクリンゴン女性に目を奪われるウォーフ。しかしなんと彼女はクワークに抱きついた。

 
 グリルカ再登場♪
本エピソードは3つのカップル(?)の顛末を描いているが、とにかくグリルカとクワークの関係は実に楽しい。
他の2つはなんともはやな感じ(笑)
20230402

102 戦う勇気 Nor the Battle to the Strong
 
 シャトルの中でベシアの話を聞くジェイク。ベシアが学会に出席し、ジェイクは彼の記事を書くために同行していたのだが、話が専門的なものばかりで頭を抱えていた。
そこに救難信号が。
発信源はアジロン星の連邦コロニーで、クリンゴンに上陸され攻撃を受けたらしかった。一時停戦は終わったのだ。
2人は現地の病院の助っ人になるが、ジェイクはそこで本物の戦場がどういうものかを思い知ることになる・・・。

 
 こういう話を観るごとに思うのだが、やはり軍が存在する(普通の)国ではジェイクみたいな若者が普通なんだろう。
化夢宇留仁は小さい頃から戦場に行くことに喜ぶなど以ての外で、考えただけでも漏らしそうである(汗)
でも軍が存在している国ではそんなことばかり言っていたら誰も志願してくれなくなるし、控えめにしてるのかしら。
そして化夢宇留仁が一番気になったのは可愛くて巨乳の医療スタッフさんだった(笑)
20230402

103 ケイコのために The Assignment
 
 機関部の仕事を張り切っているロムは、クワークの誰もやりたがらない仕事を押し付けられているという意見も気にせず、オブライエンお勧めのベーコンエッグとコンビーフハッシュの朝食を食べていた。
 オブライエンはケイコがベイジョーに行っていた5日間の間に、彼女が大切にしていた盆栽を枯らしてしまう。
原因はべシアが水をやりすぎていたことだったが、彼は責任を押し付けて逃げてしまった。
オブライエンは帰ってきたケイコに好物のチョコレートを渡して謝るが、彼女は盆栽のことなど意にも介さない。
ほっとするオブライエンだったが、次の彼女の台詞は彼女は何者かに乗っ取られているというものだった・・・。

 非常に地味だが脚本の完成度が高くて面白い。
オブライエンの優秀さが伝わってくるのがいい。
最後の展開は読めるものの、もはや予定調和の域。
20230618

104 伝説の時空へ Trials and Tribble-ations
 
 DS9にやってきた時間調査課のダーマーとラクスリーはシスコ司令官との面会を求めた。
2人を迎えたシスコは2週間前にカーデシアが返還すると言ってきた発光体を受け取りに行った顛末を話し出す。
カーデシアでは初老の地球人の男ミスター・ワドルを同乗させることに。ウォーフはクリンゴンとカーデシアの戦いで捕虜にされていたので、連邦に連れて帰るのだと説明する。
帰路についたディファイアントだったが、突然クロノトン放射線に包まれ・・・。

 

 

 
 例の話である(笑)
例の話に合成でDS9のメンバーが紛れ込むのが見どころなのはもちろんだが、実は元クリンゴンのスパイであるミスター・ワドル(アーン・ダーウィン)が当時の出演者のままで再登場しているのも楽しい。
それにしてもTVシリーズでこんなのをよく作ったものである。
20230618

105 享楽の星・ライサ Let He Who Is Without Sin...
 
 1階に降りてきたモーンが女性の連邦士官に花を渡し、2人は仲良く歩き去る。
シスコはオドーとコーヒーを飲んでいたが、オドーがオブライエン夫妻の赤ちゃんの名前がショーンに決まったが、ベイジョー語では泥沼という意味だと告げ、それを司令官から伝えてほしいと言われて眉を寄せるシスコ。
そこにやってくるジャッジア。
彼女は首の痛みを隠しているが、それはウォーフとの関係と関連深く、ウォーフもまた治療を繰り返しているらしかった。
彼女は今度の休暇でウォーフと2人でライサに行くと言い、ウォーフも顔を見せる。
そこにジュリアンとリータがやってきて、ライサへの船に同乗させてほしいと言う。
渋々OKするが、なぜか出発の時になるとそこにクワークの姿も・・・。

 
 ライサの様子が描写されるだけで楽しい(笑)
見どころは多いのだが、しかしこのエピソード自体は少々脚本の練り込みが足らず、ウォーフがわがままちゃんにしか見えないのが少々残念だった。
 久しぶりに登場のリータちゃんは相変わらず色っぽくてよかった(笑)
20230821

106 秘められた過去 Things Past
 
 ベイジョーを離れたシャトルには、シスコ、ジャッジア、ガラック、オドーが乗っていた。
カーデシアのベイジョー占領時代を振り返る会議に出席したのだが、結果は散々だったらしい。
そのしばらくあと、彼らはシャトルに乗ったまま意識不明で発見される。
彼らの意識は占領時代のDS9、つまりテロック・ノールに飛んでいた・・・。

 
 テロック・ノールの様子が描かれるのも無条件で楽しい(笑)
しかしこちらももう一歩脚本の練り込みが足らない印象で、少々唐突に感じた。
悪くはないのだが。
20230821


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