16 弟よ Brother
損傷したUSSエンタープライズのクリストファー・パイク船長がディスカバリーの指揮をとることになり、銀河系の7箇所に発生した謎の信号の調査任務を開始する。
最初の地点にやってきたディスカバリーだが、そこには荒れ狂う小惑星帯しか存在しなかった・・・。
これより第2シーズンの始まり。
オープニングも微妙に変わり、なんだかエヴァンゲリオンみたいなやつが(汗)
冒頭よりサルーが陽気でなんだか嬉しい(笑)
しかしいきなり指揮権を剥奪されてションボリ・・・と思いきや、パイク船長が超理想のリーダーで、全員がやる気満々で、ロルカ船長の時には考えられなかった笑顔の絶えないブリッジに(笑)
特にデトマー大尉の笑顔がドキュンな感じ(笑)
そして小惑星帯ではこれまた超男前の新キャラクターが登場。
ジェット・リノさんかっこよすぎ(汗)
ちうわけでサクサク話が進んであれよあれよで第1話終了。
唖然とするようなテンポの良さだった。
これはシーズン2大いに期待できそうである。
20200204 |
17 ニュー・エデン New Eden
マイケルはスポックが自らの意思で精神病棟に入院していることを知る。
そこに新たな信号が発見されたという報告が。
発信源はあまりにも遠く、最高速度でも150年はかかる距離だった。
胞子ドライブは戦争の終結とともに倫理面から使用を禁止されていたのだが、パイク船長が緊急時ということで使用を強行。
ディスカバリーは5万光年を一瞬で飛び越えた。
信号の発信源にはMクラスの惑星があり、なんとそこには地球人の町があった・・・。
ちょっとTNGっぽい話でいい感じ。
ディスカバリーのブリッジの和気あいあい感が更に増し、任務成功に全員スタンディングオベーション(笑)
デトマー大尉をはじめとするサブキャストのセリフも増えてきて楽しい♪
しかし5万光年を一瞬で飛び越えるって、7万光年を7シーズンかけて帰ってきたヴォイジャーの立場は・・・(汗)
20200204 |
18 光の先 Point of Light
クリンゴンの母星クロノスではルレルが総裁として権力を握っていたが、それをよしと思わない勢力がすきを伺っていた。
またルレルと共にいるアッシュとの関係もスムーズとは言えない状況な上に政敵の攻撃材料になっていた。
いよいよ危ないと判断したアッシュはマイケルに連絡を取り、クリンゴンの政情が不安定になっていると伝える。
ディスカバリーにはマイケルの母アマンダが乗船し、行方不明のスポックの行方の手がかりになるデータを提供する。
またティリーは死んだはずの友人の幻影に苦しめられていた・・・。
3話ぶりにクリンゴンが登場。
なぜだか髪が生えてるし(笑)、新たに竣工するという船は明らかにお馴染みのクティンガ級巡洋戦艦♪
やはりクリンゴンの描写に対するクレームは激しかったものと見え、大幅に従来の設定に近づけてきた。
しかし今更手遅れな感も否めず(汗)
それにしてもこの話は情報過多でいつもにも増して密度が高かった。
最後にはとんでもないサプライズが用意されているし・・・ちうか、赤ん坊をあやすあなたって(笑)
それにしてもディスカバリーが始まって以来、どんどん惑星連邦が邪悪な存在になっていっている気がする(汗)
20200205 |
19 カロンへ An Obol for Charon
スポックの移動経路を追うディスカバリーだが、ワープが突然解除され、謎の巨大な球体に捕らえられてしまう。
シールドも解除され、奇妙なコンピュータウィルスで船内の翻訳プログラムが混乱し、クルーどうしの意思疎通もままならない事態に。
こんな時こそ92もの言語を操れるサルーに頼りたかったが、サルーはひどく体調を崩しており・・・。
謎の球体と言えばTOSの同タイトルのエピソードを思い出すが、どうやら別の生命体らしい。
いやそれとも同じ生命体が歳をとった状態だったのかもしれないが。
サルーが種族の縛りから命を落としそうになるが、開放される流れは少々唐突さは感じるものの、サルーというキャラクターはディスカバリーではTOSのスポック並に重要なキャラクターと認識しているのでまあよしとする。
それよりもティリー、スタメッツ、そしてジェットさんの方がむしろ気になる展開。
ちうわけでシーズン2の最初の4話を見たわけだが、いや実に面白い。
しかししんどい(笑)
でも面白い(笑)
気になるのはメインストーリーである「赤い天使」とスポックの顛末にあまり興味が持てないところか。
なにしろそれ以外の展開が興味深すぎるのと、スポックに関しては結局なんとかなってうまくゆくのを知っているのだから無理もない話でもある。
ところでブルーレイのシーズン2から、画面の比率が変更されてピカードと同じシネスコサイズになっているようだ。
ライトルームで画像を切り抜いていて気づいた。
これは元の仕様が変更されたのか、それともシーズン1は画面の左右がカットされていたのかな???
20200205 |
20 未完成の聖人 Saints of Imperfection
とうとうスポックのシャトルを捕獲するが、中から現れたのはセクション31のジョージャウだった。
セクション31の指揮官のリーランドは連絡員としてタイラーをディスカバリーに派遣。
ティリーの身体はマイセリウムネットワークに送られていた。
メイはネットワーク内に現れた怪物を倒してほしいと願う。
ディスカバリーはジャンプをあえて中断することで船体ごとマイセリウムネットワークへ進入し、マイケルとスタメッツがティリーの救出に向かい、ティリーとメイとの邂逅を果たす。しかし同時にマイセリウムネットワークの怪物の正体も判明し・・・。
これまた超意外な展開に。
どうもディスカバリーのスタッフは視聴者を驚かすことに全身全霊を賭けているきらいがある(汗)
あなたそこで戻ってきますか(笑)
ところでディスカバリーがジャンプを途中で止めてマイセリウムネットワークにとどまるカットだが、まさに文字通り途中!という表現で笑わせてもらった♪
20200214 |
21 雷鳴 The Sound of Thunder
新たな信号に導かれてディスカバリーがたどり着いたのは、サルーの故郷カミナーだった。
マイケルとサルーはサルーの故郷の村へ。
しかしケルピアンの捕食者であるバウルはそれを監視していた・・・。
とんでもなく濃い話。
これだけ大規模な話を1話でさらっと作るところがディスカバリー流。やっと慣れてきた(笑)
なんだかサルーがヴァハライを経て、マッチョ&キレキャラに(汗)
キャラクター路線180度転換(笑)
ちうかディスカバリーってキャラクターの変化が極端である。
戻ってきたドクターもそうだし、スタメッツもタイラーも、どいつもこいつも豹変しすぎ(笑)
そしてシーズンテーマらしい物語上では、サルーの観察眼によって「赤い天使」が高度なテクノロジーによるスーツを着たヒューマノイドだと判明。
化夢宇留仁は予言する。
「赤い天使」の正体は未来のマイケルである・・・って、それ以外の選択肢ある(汗)???
20200215 |
22 光と影 Light and Shadows
灯台下暗し。スポックはヴァルカンで母親に保護されていた。
しかし完全に自分を見失っている。
スポックをセクション31に渡すマイケルだが、ジョージャウがその判断ミスを指摘。
またカミナーの近くに現れた時間の裂け目を調査するため、パイク船長とタイラーがシャトルで突入するが、奇怪な探査機に捕まってしまい・・・。
とうとうスポック登場・・・はいいとして(笑)、時間の裂け目の向こうは500年後の未来らしいが、なんだかこの辺酔っ払っていたのか(汗)内容がよく把握できなかった。
とりあえず印象に残ったのは、500年後の世界からセンチネルが!?だった(笑)
20200215 |
23 記憶の痛み If Memory Serves
タロス4号星にやってきたマイケルとスポック。
タロス人の能力により、スポックの精神が安定を取り戻した。
赤い天使の目的は、近い未来に発生する「銀河系全知覚生命体の絶滅」の回避らしい。
タロス人の幻影によりマイケルから報告を受けたパイク船長の指揮のもと、ディスカバリーもタロス4号星へ向かうが、なにものかの破壊工作でジャンプが使用不能。
そこに迫るセクション31・・・。
まさかタロス星の面々が総出演とは恐れ入った(汗)
パイク船長とヴィーナの再会まで描いちゃうとは、ほんとにディスカバリーは遠慮というものを知らない(笑)
でもタロス人のリーダーはおばちゃんだったのに、今回おじちゃんだったのはなぜだろう?
そして地味に展開する死から舞い戻った男ドクター・カルバーの苦悩。
ほんとに先が読めない(汗)
20200215 |
24 ダイダロス計画 Project Daedaluserves
お尋ね者となったディスカバリーだが、そこにコーンウェル提督が密かに訪ねてくる。
提督はスポックを尋問して嘘をついていないと確認するが、スポックが3人を殺した記録映像も存在し、真実がつかめない。
また提督はセクション31の基地に設置されている「コントロール」と呼ばれるコンピューターがアクセスできなくなっており、セクション31の叛乱の可能性があるとしてディスカバリーを元流刑地であったセクション31の基地へ向かわせる。
しかし基地は無数の機雷に守られており、それをなんとか突破してバーナム中佐、エアリアム少佐、ナーン中佐の3人が基地に侵入するが、中は真空で何人もの死体が浮かんでいた・・・。
エアリアムさん主役回・・・はよかったのだが、悲しいエンディングに。
しかし相変わらずディスカバリーは密度が濃く、面白い。
この話で一番気に入ったのはスポックとスタメッツの会話で、スポックの文句をさらりと受け流し、しまいにはスポックを論破してしまうスタメッツかっこよすぎ(笑)
この話でこのシーズンを通したいわゆる「敵」の正体がはっきりしたが、なんだかスタートレックらしくないと思うのは化夢宇留仁だけじゃないだろう。
だってスカイネットだし(笑)
ちうかセンチネル疑惑も当たらずとも遠からずだった(笑)
20200224 |
25 赤い天使 The Red Angel
ティリーはエアリアムの記憶装置内にあった「ダイダロス計画」ファイルの中から「赤い天使」の生体神経サインを見つけ、それがマイケルと一致することを確認する。
リーランドとジョージャウがディスカバリーを訪れ、クリンゴンのタイムトラベル開発に対抗して、セクション31が「ダイダロス計画」として「赤い天使」であるタイムトラベルスーツを開発していたことを告げる。
赤い天使がマイケルであることを前提に、罠を張って捕獲する作戦を実行に移す。
罠の餌はマイケル・・・。
赤い天使=マイケル説はやはり当たったようだ。
しかし色々とややこしく、よくわからないことが多い。
400年後のコントロールがエアリアムを操って、球体のデータを現在のコントロールに渡そうとしたわけだが、未来のコントロールは球体のデータを取得していなかったのか?
また赤い天使がマイケルだとするなら、マイケルがコントロールの計画の妨害に動いていて、現在の状況も記憶として持っているのだから、捕獲とかしたらかえってコントロールに都合のいいことになると予測できるのでは?
それはそうと、この話の最後の展開にはびっくりした。
思い返せばリーランドが突然そんな話をし始めるなど、怪しくはあったのだが。
ちうかマイケルのお母さんって実質3人いるのね(笑)
20200224 |
26 永遠なる無限 Perpetual Infinity
マイケルの実の母ガブリエレ・バーナム博士は、ドクタリ・アルファの研究施設をクリンゴンが襲った時にタイムトラベルスーツで襲撃前に飛ぼうとしたが失敗し、950年後の未来に飛ばされた。
その未来では「コントロール」が全ての生命体を滅ぼしており、それをなんとか回避しようと何度も過去に飛ぶが生命体の全滅は避けられず、短時間で950年後に引き戻されてしまうのを繰り返していた。
鍵は球体のデータ内にあるAIに関する部分で、データを破壊するようにパイクに要請するが、データは自己防御能力があり削除できない。
「赤い天使」のスーツにデータを移して950年後に送り込み、コントロールの手に入らないようにするというアイデアが出て実行されるが、そこにコントロールにコントロール(笑)されているリーランドが現れ・・・。
ジョージャウ皇帝がんばる(笑)!
いや〜〜〜やっぱ本気でアクションできる人はここぞという時の活躍ぶりが際立つわ〜♪
宇宙SFに1人だけブルース・リーが混じってるみたいなものだからねえ(笑)
設定的にも鏡面世界の銀河の広範囲を支配した帝国の元皇帝で、現在は秘密諜報組織に属し、超切れ者でカンフーの使い手で冷酷で残忍だけど義理の娘にツンデレという滅茶苦茶さ(笑)
こりゃスピンオフもマジであるかも。
20200224 |
27 影の谷を歩むとも Through the Valley of Shadows
4番目の信号が発生。
発信源はクリンゴン領内の惑星ボレスで、そこにはタイムクリスタルを護る寺院があった。
タイラーの要請でルレルを迎えて訪問許可をとるが、その時パイク船長も2人の息子がボレスにいることを知る。
パイク船長がボレスに赴くと、なんと出迎えたのはタイラーとルレルの息子で、修道院長テナヴィクとなっていた。この寺院では時間の流れが通常と異なるのだ。
パイクはタイムクリスタルに触れ、自分の未来が箱入り(笑)になると知り、クリスタルを取ればその未来が確定することを承知でクリスタルを受け取る。
セクション31の船の中で定時連絡に遅れが出たものがあるのに気づいたマイケルとスポックは、シャトルでその船へ向かう。
その船に近寄ると、乗員たちが船外に放出されて漂っているのを発見し・・・。
この話でパイク船長が宇宙艦隊最優秀の士官に決定しました(笑)
自分のあんな未来を甘んじて受け入れるとは、すごすぎる。
ところで最後にマイケルが自爆を進言するが、ジャンプしない理由が納得いかない。
考える時間もありませんと言うが、ジャンプで逃げればいくらでも時間は稼げる。追える船は他に存在しないのだから。
それを突っ込まないのでパイク船長の最優秀認定はお預けとする(笑)
ところでタイムクリスタルっていう物の設定ディスカバリー以外でもあった?
なんだかアベンジャーズみたいなんですけど(汗)
20200224 |
28 甘い悲しみ パート1 Such Sweet Sorrow, Part 1
エンタープライズとランデブーしたディスカバリーは、自爆に備えて全乗組員がエンタープライズに移乗し、遠隔操作によるディスカバリーの爆破を決行。
しかし爆発しない。
仕方なくエンタープライズの光子魚雷で沈めようとするが、ディスカバリーは切ってあったはずのシールドを展開して防御する。
タイムクリスタルに触れて未来の1つの道筋を見ていたマイケルは、件のデータがディスカバリーと一体化して自らを守っていると宣言。
もはやディスカバリーの破壊は絶望的であり、セクション31からジョージャウとタイラーも合流し、対応策を考える。
第2案としてセクション31より受け取ったデータによって「赤い天使」を再現し、コントロールの手の届かない未来へディスカバリーを誘導することに。
そこに新たな信号が・・・。
始まった直後、前回の〜の画面でいきなり見たこともないキャラクターと展開が表示され、慌てて再生を停止した。
ピカードの配信のこともあるし、なにかを間違ったのかと・・・しかし残り2話なのでディスクを間違える余地もない。
要するにショート・トレックの内容だったわけだが、前回の〜でショート・トレックは禁じ手では?
まあ半分禁じ手をやるのがテーマみたいな作品ではあるが(汗)
で、この話はシーズンフィナーレへ向けての準備回という感じ。
見どころは多いものの、やはり最終話を観ないことにはなんとも。
それにしてもマイケルの両親訪問のシーンは唐突な印象を受けた。
20200302 |
29 甘い悲しみ パート2 Such Sweet Sorrow, Part 2
タイムスーツがまだ完成しないうちにセクション31の30隻の船が追いついてきて、戦闘が始まる。
戦闘はセクション31が圧倒していたが、そこに現れるクリンゴン艦とバウル船。なんとバウル船にはケルピアンが乗船しており、その中にはサルーの妹の姿もあった。
完成したタイムスーツを纏ったマイケルはディスカバリーから発進し、スポックのアドバイスでまず過去の5つの信号を確定し、その後新たな信号を作り出す。
時空の彼方へタイムスーツとディスカバリーは姿を消した・・・。
とにかく戦闘シーンが凄まじいシーズンファイナルだった。
そのへんの映画が裸足で逃げ出すクオリティで、TVシリーズでここまでできるとはマジでびっくり。
なんか可愛い修理ロボットもいた(笑)
今までマイケルの存在が語られなかった理由をしっかり説明したのはなかなかの力技で、感心した。
ディスカバリーシーズン2の総括としては、駆け足だったな〜〜〜〜〜っと言う感じ。
もともとディスカバリーはず〜〜〜〜っと駆け足の上、今回は化夢宇留仁が残り話数を把握していなかったのでプロローグが終わった途端に最後の山場という感じであわわ状態(汗)
しかし総じてよくできていたと思う。シーズン1と比べれば2の方がよかったし。いやそうでもないか(汗)?どうだろう?
ただしやっぱりタイムクリスタルの設定はなんだかファンタジーみたいでイマイチな感じだった。
最終話ではそれなりにSFっぽくはしていたが、やはり触れただけで未来を幻視するというのはどうも・・・なんかいい感じにSF的説明をしてほしい(汗)
それにやっぱりジャンプで逃げる案を否定する納得できる説明がなかったことも気になった(汗)
シーズン3の制作が決まっていると聞いているが、この後に続けるってすごすぎないか(汗)?
どんな話になるのか見当もつかない(汗)
しかし・・・幼少のスポックの前に現れた天使の説明が終わってないような・・・ ・・
20200302 |