53 トレリウムD The Xindi
エンタープライズが謎の種族ズィンディを探し求めてデルフィック領域に入り、すでに6週間が経過していた。
道中ある貨物船の船長が乗せていた作業員がズィンディらしかったという情報を頼りに、ある惑星の軌道上にやってくる。
そこの鉱山長ならその作業員の行方を知っているかもしれないというのだ。
その鉱山にたどり着き、鉱山長に直訴すると、彼は切り落とされた指を出してきた・・・。
これより第3シーズンだが、いきなりオープニングで腰を抜かす。
タイトルにSTARTREKが追加されたのはまあいいとして、編曲がものすごく軽く変化している。
軽くなった編曲の内容もどうかと思うのだが、画面は元のままというのが致命的で、ものすごいミスマッチ感(汗)
どうせだったら「キングゲイナー」のオープニングみたいにメインキャスト全員で踊ったらよかったのに(笑)
そうじゃなくても牧歌的な惑星でピクニックしている画面を流してみるとか(笑)
そして更に第3シーズンの内容は今までにない深刻なもので、むしろ前のオープニングでも真面目さが足りないというギャップ(汗)
これはあからさまに制作体制の迷走が現れている気がして、大きな不安に囚われたのだった。
前のオープニングは大好きだったのにい(泣)
で、後編だと思いこんでいたこの話はDS9の終盤のような連続物のスタートだった(汗)。
これもテコ入れの結果な気がして不安が大きい。
なにしろ化夢宇留仁は1〜2シーズンの内容には全く不満はなかったのだ。
あの調子で世界を構築し続ければ、前に登場した種族やキャラクターも活かす機会が出てきて、シリーズとしての深みに到達できたと思うのだが・・・。
収穫もあった。
今回のクルーには地球のバリバリの軍人たちも同乗しており、彼らの活躍シーンはいい感じに軍人らしい見せ場になっていた。
例えるならエイリアン2(笑)とかの、宇宙海兵隊な感じ。
化夢宇留仁的にはスタートレックの世界にもそのような人たちは必要だし、彼らが活躍するような話があるのはむしろ歓迎する。
しかし心配なのはメインの軸がずれることで、やはりスタートレックの根本は未知の自然現象やファーストコンタクトに目を輝かせるアーチャー船長であるべきだと思う。
200年後のピカード艦長も、人工心臓の手術でパルサーを見損なって非常に不機嫌になっていたではないか(笑)
そのへんを踏まえて今回の話を考えるに・・・・・
微妙(笑)
なにしろ連続物になってしまったので1話ごとの判断がしづらい上に、ストーリー的にも謎が多すぎる。
少なくとも化夢宇留仁はこれまでの1話完結の方が好きなのは間違いない。
先行きが心配・・・(汗)
20200115 |
54 オサーリア人の襲撃 Anomaly
エンタープライズはデルフィック領域の空間異常によって各機能に深刻なダメージを負う。
修理を進める中で見つけたのは、何者かに襲撃されて略奪され、乗員を皆殺しにされた難破船だった。
襲撃者はエンタープライズにも狙いをつける。
機能低下しているエンタープライズはなす術もなく侵入を許し、多くの貴重な機材や燃料を奪われ、乗員にも1人犠牲者が出る。
船長は危険を犯してでも盗賊を追い詰める決断を下す・・・。
とうとうスタートレックにデススターが登場(笑)!?
と思いきや、全然中身が違っていてほっとした(笑)
この話のアーチャーは超鷹派で、異星人を拷問までする。
最後に優しいところを見せて人が変わったわけではないと(視聴者に)説明するが、盗賊の追跡はともかくあの状況下では拷問は必要だと思う。
ただしそれが必要なシチュエーションをスタートレックに作る必要があったかというと、微妙なところ。
それで面白くなったとしても、それは果たしてスタートレックの面白さなのだろうか???
やはり不安が続く。
20200116 |
55 突然変異 Extinction
ズィンディ船から回収したデータに導かれてある惑星に調査に降りたアーチャー、リード、ホシ、トゥポル。
しばらくすると彼らの身体に変化が現れはじめ、やがてトゥポル以外の3人は異星人に変身してしまう・・・
なんだか古臭くて残念な話。
アイデアは特別悪いとは思わないが、面白くなりそうなアイデアとも思えない。
なにより致命的なのはキャラクターの魅力が支えなのに、別人になってしまってはわざわざいいところを潰しているようなものである。
俳優たちが熱演しているのが少し気の毒になった(汗)
また世界設定的にも科学的にも首をかしげるところが多かった。
ウィルスに仕込めるDNAだけで身体の変化のみならず、記憶や言語まで変化させるというのは、不可能とは言わないまでも超絶テクノロジーであり、それができるならそもそも種が絶滅するようなことにもならないような・・・(汗)
20200116 |
56 美しき潜入者 Rajiin
海に浮かぶ人工物の集合体に向かうアーチャー、タッカー、リードが乗ったシャトル。
そこは市場のようになっており、そこに住む化学者からズィンディと最近取引をした奴隷商人のことを聞き、行ってみる。
しかしその男は女を売りつけようとするばかりで話にならないので引き上げようとするが、奴隷の中の1人の女が逃亡して追いかけてくる。
成り行き上女を助けてしまい、そのままエンタープライズに戻る一行だが・・・。
なんだかよくわからない話。
物語がわからないわけではないが、どこを楽しめばいいのかよくわからなかった。
冒頭の市場のシーンはビジュアル的にはとても面白かったが。
あと奴隷商人に金を払ってやれよと思った(笑)
う〜〜〜ん第3シーズンはやはり不安が続くなあ(汗)
20200116 |
57 幽霊船 Impulse
船長に運ばれ、ベッドに固定されるトゥポル。
「殺してやる!」などと叫んで暴れるトゥポル。
それは1日前の事件が原因だった。
3.2光年先に、ヴァルカンの宇宙船セレヤの反応を捉えるエンタープライズ。
それは9ヶ月前にデルフィック領域に進入し、連絡が途絶えているトゥポルの元乗艦だった。
船長はタッカーとリードに付近の異常重力波を遮断する効果を期待できる鉱石の採集を命じ、ヴァルカン船へ向かう・・・。
サブストーリーの鉱石採取は視覚的な見どころが多くて楽しめたが、本編の方はゾンビ化したヴァルカン人たちをしのぎ、これから真の本編であるトゥポルの治療が始まると思ったら・・・終わった(汗)
ヴァルカンゾンビが本編だったらしい(汗)
そこに物語は無かったけど・・・(汗)
20200125 |
58 孤独な亡命者 Exile
ホシは自分に呼びかける声を聞く。
それは異星人のテレパスによるものだった。
異星人タークウィンはズィンディに関する情報をテレパシーで探し出す代わりに、ホシの滞在を希望する。
重力異常を作り出している第2の球体の調査を急ぐエンタープライズは彼の希望を聞き入れるが・・・。
初期のTNGっぽい話。
特別悪いところがあるわけではないが、デルフィック領域ではこういうエピソードはそぐわないような気もする。
とりあえずあまり面白くない(汗)
20200125
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59 兵器工場潜入 The Shipment
タークウィンに教えられた惑星にやってきたエンタープライズ。
シャトルポッドで上陸し、ズィンディ毛長族の工場コロニーを発見。
果たして工場の中では地球を攻撃した兵器と共通する物質が生産されていた。
しかし兵器そのものではない。兵器の工場は別に存在しているのだ。
アーチャー達はいったん身を隠し、物質の輸送先を調べるために工場のスタッフの家に向かう・・・。
敵には敵の事情があり、単純な悪ではないというのはスタートレックらしいところ。
メインゲストの異星人がニーリックスの声優でこれもまたいい感じ。
しかしなんだか散漫な感じで話の流れが印象に残りにくいのはなぜだろう?
20200126 |
60 留められない記憶 Twilight
アーチャーが目覚めると、12年の年月が過ぎ去っていた。
彼は12年前の事件で奇妙な寄生体に感染し、その後の記憶を翌日になると忘れてしまっていたのだ。
しかもズィンディは地球をはじめとした人類の居住地を攻撃し、今や人類の生き残りは6000人ほどしかいなかった・・・。
久しぶりに面白いエピソードが来た。
過去の画像まで変化しているのに記憶が残っているなど突っ込むところもあるが、一途なトゥポルちゃんとか宇宙船を解体して作った居留地など、見どころが多い。
細かいところではエンタープライズのシールドを強化したのが「シュラン将軍」だと語られており、シュランといえばアンドリア人の例の彼である(笑)
将軍に昇進したシュランはアーチャーへの恩を忘れておらず、12年経った今でも人類を援助してくれているのだ。
感動(笑)
また居留地があるのはセティ・アルファ5号星・・・って、後にカーンが島流しになる惑星である(笑)
残念なエピソードが続いたズィンディ編だが、この調子で持ち直してくれると嬉しいのだが・・・。
それにしてもメイウェザーの扱いは酷すぎないか(笑)?
20200126 |
61 ウエスタン North Star
どう見ても西部開拓史時代の町並みの中、夜闇の中で地球人ではない男が縛り首にされる。
翌朝その男が棺桶に入れられているのを見ていたのは、カウボーイハットをかぶったアーチャー船長だった・・・。
一見ホロデッキ物かと思わせるが、もちろんこの時代にはホロデッキは無い。
この惑星の地球人は300年前の西部開拓時代の地球から拉致されてきた人々の子孫だったわけだが、ちょっとそこは流石に少し無理も感じる設定だが、どうしても西部劇がやりたかったのだろう(笑)
面白いのは現在は労働力として拉致されてきた人々が反乱によって拉致した種族を支配しており、逆に労働力としてこき使っているという点。
これも無理やり西部劇にした結果の設定と言えなくもないが、面白い設定になっているので問題なし(笑)。
そして勿論人種差別を考えさせる内容となっており、このへんはスタートレックの伝統を継承していて好印象。
一番重要な面白いエピソードかどうかだが、化夢宇留仁はとても楽しめた。
ラスト近くのシャトルポッド飛来のカットはなんとも言えばいわくわく感がある。
リード大尉が苦笑いしながらトゥポルを撃つのも面白かった(笑)
ところでスカゴラ人に同情的な女性レサニーは「デスパレートな妻たち」に出演していたエミリー・バーグルが演じている。
デスパレートの時もそうだったが、どこか未熟児的でもあり、変にロリで変に色っぽくて化夢宇留仁のお気に入りである(笑)
20200202 |
62 ライサリア砂漠幼虫 Similitude
エンタープライズをワープ5で安定的に飛行できるようにする実験の途中、トリップが致命的な傷を負う。
彼を助ける方法は唯一つ、違法とされているライサリアの砂漠幼虫を使って彼のクローンを作り、神経細胞を移植するのだ。
しかしそのクローンにはトリップと同じ記憶さえ再現される・・・。
とんでもなく重いテーマが来た。
カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」の数年前にこんな内容のSFドラマが作られていたのは意義深いと思う。
これぞスタートレック。
ちうか同じ記憶を持つのでこっちの方が更に話がややこしい。
その記憶があるからこそあのような結末になったわけだが。
しかしやっぱりとてもとても可哀想で涙が出た。
カズオ・イシグロもこれを見て「わたしを離さないで」を書いたんじゃないか?
それはさておき、冒頭シーンのトゥポルのケツは最高である(笑)
20200202 |
63 デトロイト2004 Carpenter Street
ジョナサンがポートスに餌をやっていると、ダニエルズが現れて過去の地球にズィンディが潜入していると告げる。
アーチャーとトゥポルは2004年のデトロイトへ。
そこでは爬虫類型ズィンディが地球人の8種類の血液型全てのサンプルを集めようとしていた・・・。
久しぶりのズィンディものだが、過去の地球へのタイムスリップということで目先は変えてきている。
しかし過去の地球へのタイムスリップ自体が定番といえば定番だが(汗)
ミステリアスな展開でなかなか面白いが、少々一本調子なのが否めないのと、ズィンディの行動に疑問が。過去の地球に来れるのなら、わざわざウィルスを作らなくてもそこでそのまま破壊活動をした方が手っ取り早いのでは(笑)? 最終的にはそうせざるをえなくなってはいたが。
やっぱりどう考えても生物兵器よりもタイムスリップの方が最終兵器だよね(笑)?
20200202 |
64 選ばれし領域 Chosen Realm
3つ目の球体の調査を終えたエンタープライズは、故障して漂流している宇宙船を発見する。
その船を救出し、乗員を治療するが、彼らは球体を神聖なものとして崇める狂信的な集団だった・・・。
自爆テロも辞さない狂信者集団(汗)
なんだか時勢をもろに取り入れていて少々痛々しい感じがする。
風刺はスタートレックのキモの一つではあるのだが、どこか違う。
ストーリーも一本調子で特にひねりが無い。
最後のシーンのみちょっとサプライズにはなっているが、作為的にも感じる。
全体的に微妙。
しかし61話から64話までの4話の内、61、62の2話は当たりだった。
このくらいの打率を維持してくれればそんなに文句はないのだが。
20200202 |
65 アンドリア人の協力 Proving Ground
ズィンディ毛長族の工場でズィンディ船に仕掛けた、キモサイトのアイソトープ痕跡を発見する。
トリアノン人に破壊されたデルフィック領域のデータは、なんとか3割ほどを修復できており、それによれば痕跡は空間異常の多発地帯の向こうにあった。
強行突入するエンタープライズだが、膨張する空間異常に捕らわれ、脱出不能に。
しかし何者かの船が現れ、トラクタービームでエンタープライズを救助する。
果たしてそれはシュラン司令官の指揮するアンドリア船だった・・・。
こんなところまで会いに来てくれるとは(笑)
やはりいつ見てもコムズの顔は楽しい(笑)
今回は初のアンドリア人美人も登場(笑)し、リード大尉といい感じに。
彼女にはぜひ再登場してもらいたい。
20200213 |
66 策略 Stratagem
古びた小型船の中にいるアーチャー船長とズィンディの兵器設計者デグラ。
ズィンディの兵器によって地球は滅び、その後昆虫族の叛乱によってズィンディは分裂。
アーチャーとデグラはこの3年間昆虫族の収容所にいたのだが、脱走して宇宙船を奪って逃げているところだった。
しかしデグラにその間の記憶は無く、それは尋問に使われたアカムシの副作用のせいらしかったが・・・。
なんというかドリフ的というかこち亀的というか(笑)
20200213 |
67 新たなる脅威の兆し Harbinger
コール伍長とイチャイチャにマッサージをするトリップ。
エンタープライズはデグラから受け取った座標通り、赤色巨星へ向かっている。
船内ではMACO(軍事部隊)の提案で軍事訓練が行われるが、リード大尉は非協力的。
トゥポルはトリップが気になって注意が散漫になり、パンチに対する回避が疎かになった。
エンタープライズは非常に強い重力波の影響を発見し、その発生源に行ってみると、空間の歪みが集まって奇妙な物体のように見えており、その中にヒューマノイドが格納されたポッドの反応もあった。
トリプルプロットでなんだかドタバタした話。
どのプロットも状況と対応だけで物語になっていないが、見どころは多い話だった。
リード大尉とヘイズ少佐の殴り合いは面白かった。
問題は勿論トゥポルとトリップの関係で、とりあえずヴァルカン人がポンファーの時期以外でもセックスが可能ということはわかった(笑)が、トゥポルはなにを考えているのか???
最初出てきたときはスリバンかと思った謎勢力の人も、なんだか画面的には面白かったけど、自分の意志でエンタープライズに来たようには見えなかったなあ。
20200213
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68 フロックス船長の孤独 Doctor's Orders
赤色巨星への道程に新たに人間の脳を破壊する空間異常が発生し、迂回すれば2週間のロスになる。
ドクター・フロックスが人間が昏睡状態であれば脳の破壊を防げると進言し、結果人間は全員昏睡状態で空間異常の空域を通過することに。
その空域の通過には4日かかる見込みだった・・・。
孤独に弱いドクターが頑張る話。
面白いトリックが仕掛けられていて、それはオチがバレバレではあるものの、分かっていても楽しい。
ちうかそれらしいことは言うけど、なにもわからなくてなにもできないトゥポルたん可愛い(笑)
65〜68話はテンポがよくて一気に観てしまった。
この調子で次も頼む!
20200213 |
69 トゥポルの反乱 Hatchery
大気も存在しない惑星上にズィンディ昆虫族の難破船を発見。
生存者はいないと思われたが、31個の卵がまだ生きていた。
アーチャー船長は卵の保護を決意するが・・・。
なんだか微妙な話。
例によってのキャラクターに変化が現れるパターンだが、本人も周りの反応もなんとなく中途半端感が拭えず、もやっとする(汗)
もっとドクターの分析とかで、何が起こっているのかを解明する部分を明確にすればよかったかも?
ちうか邦題酷すぎる(汗)
20200222 |
70 爬虫類族の攻撃 Azati Prime
とうとう目的地である赤色巨星アザティ・プライムにたどり着いたエンタープライズ。
赤色巨星の周りにある2つの惑星の近くにはズィンディ船がひしめき、更に無数の衛星が探知グリッドを形成している。
小惑星の影に隠れるエンタープライズ。
トリップとメイウェザーが昆虫族のシャトルを使って侵入し、兵器を探す任務は成功したが、もはやほとんど完成している。
アーチャー船長はシャトルに光子魚雷を積んで兵器に特攻するしかないと決断。
ところがダニエルズに400年後の未来のエンタープライズJの船内に連れてこられ・・・。
いよいよ山場を迎えるズィンディ編。
果たしてアーチャー船長の決断はあの状況では正しいのだろうか?
難しいところだが、地球を破壊されてはどうしようもないので仕方がないか。
後半には今まで観たこともないくらいの長丁場の戦闘シーンが。
それまでのドラマがすごい駆け足だったので、対する戦闘シーンの長さに驚いた。
まあ戦闘シーンというよりもエンタープライズがフルボッコにされているだけなのだが(笑)
さて今回はえらいクリフハンガーっぷりだったが、次回をどうまとめてくれるのだろうか。
エンタープライズJの時代のシリーズも観たい(笑)
20200222 |
71 球体創造者 Damage
なんとかズィンディの攻撃をしのぎきったエンタープライズ。
アーチャー船長も帰還したが、エンタープライズの損傷は大きく、特にワープ飛行は絶望的だった。
そこに故障したイリリアン船が偶然通りかかる。
両船は協力し合うが、ワープコイルは提供を断られ・・・。
あらゆるタブーを破るのに挑戦するのがテーマなのか(汗)?
状況としては仕方がない。化夢宇留仁が船長でもそうする。
しかしやはりスタートレックでこういう話を作る必要があるのだろうか?
それはそれとして、前回のクリフハンガーの回収がとにかく酷すぎる。
開始5分でさらっと終わらせて、全然違う話になるなんてまさに予想外(汗)
ここはきちんとこの話丸々使って危機を脱してほしかった。
う〜〜〜〜〜ん・・・。
20200222
|
72 デグラの決断 The Forgotten
船長が入っていたポッドから得られた座標にたどり着き、ズィンディのデグラと、長毛族ズィンディと会合を果たす。
アーチャー船長は彼らに自説の証拠を見せて説明するが、トリップはデグラを挑発するような態度を取る。
またトゥポルは感情の制御が効かなくなってきており・・・。
特に盛り上がるところがない(汗)。
トリップの手紙の件はなんだかとってつけたよう。
部下の描写がこれまでにもう少しあればよかったのだが。
前回の話からトゥポルたんがヤク中(笑)だったと判明。
おいおいおい(汗)
ところでワープ・プラズマコンジットの故障の件はなんのためにあったの(汗)?
20200222 |
73 エンタープライズ2 E2
エンタープライズが亜空間トンネルに入ろうとした時、近くで地球の船がワープを解除する。地球から追ってきたNX-02コロンビアかと思われたが、それはもう1隻のエンタープライズだった・・・。
久しぶりに大いに盛り上がる話だった。
矛盾点はありすぎて考えるのを諦めるレベル(笑)だが、まあ盛り上がればいいでしょう。
しかしこの話で前から思っていたズィンディ編そのもののおかしな点がより気になりだした。
そもそもズィンディはなぜ偵察機で地球を攻撃したのか?
700万人程度の成果で敵に敵の存在を感づかせるなど、利敵行為としか言いようがない。
本当はもっと大きな戦果が予定されていたが失敗したのだとしても、その後ようやく惑星ごと破壊する兵器を作っているので、最初のそれはそこまでのものではなかったのは明白。
なぜそんなことを?
そして今回のエンタープライズ(世代宇宙船/笑)による偵察機の地球攻撃の阻止の試みも、同じ理由でなぜそんなことをしたのかがわからない。
あれを阻止してしまったら地球側の対応が遅れてしまうのでは?
20200222 |
74 評議会の分裂 The Council
デグラたちの船と評議会へ向かうエンタープライズ。
リード大尉、メイウェザー少尉、トゥポル副司令、MACOのホーキンス伍長の乗ったシャトルは別行動であらためて球体を調査し、創造者たちの情報を探す。
評議会に参加したアーチャーとサトウは状況を説明するが、爬虫類族と昆虫族は聞く耳を持たず、退席してしまう。
その後爬虫類族ドラムの手によってデグラが殺され、更に爬虫類族はエンタープライズを攻撃。
そのさなかにホシが転送で誘拐されてしまう。
シーズンフィナーレに向けて最後の山場が始まった。
もう完全に連続した話で、映画の1/3を観た感じなので感想も書きにくい。
とりあえずみんな仕事に忙しい(笑)ので、展開を追うので精一杯。
20200223
|
75 地球攻撃10時間前 Countdown
サトウは爬虫類ズィンディに薬物を打たれ、兵器の発射コードの解読を強制される。
一方アーチャー、人間ズィンディ、長毛ズィンディは水棲ズィンディと会見し、協力を要請する。
発進した兵器に対して総攻撃を行い、同時にサトウ少尉の救出部隊も出動。そこに水棲族も駆けつける。
兵器への攻撃は水棲族の船が強力なこともあり順調だったが、突然兵器が異常空間に包まれ、接近を阻まれる。
球体創造者がとうとう介入を開始したのだ。
サトウ少尉の奪還には成功したが、兵器は起動を終え、地球へ向けて渦の中に突入した・・・。
怒涛の展開が続く。
一本調子ではあるが、ここまで来たらそれは仕方ない。
ホシは頑張って抵抗し、5つの暗号の内1つは解除したと言いつつ、実は暗号を増やしていたのには笑った(笑)
いよいよ次回でシーズンフィナーレ。
終わりよければ全てよしと言うが、はてさて・・・。
20200223
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76 最終決戦 Zero Hour
兵器を破壊するために地球へのコースをとる人間ズィンディを中心とした艦隊。
アーチャー船長、リード大尉、MACOの3人はデグラの船に乗り込み、艦隊とともに兵器破壊へ。
エンタープライズはトゥポル副司令の指揮のもと、水棲族との約束通り球体41を停止させる任務に向かう。
しかし球体創造者の介入は、とうとう直接侵入しての破壊工作に及び・・・。
終わりよければ全てよしと書いたが・・・・ここでクリフハンガーかい(汗)!?
1シーズン丸々に渡った大長編エピソードの最後なんだから、ここはしっかり終わろうよ(汗)
せめて次シーズンではワープコイルを奪われた船を探してお礼と謝罪をしてほしいのだが・・・。
それはそうと、とうとう終了したズィンディ編だが、上記のクリフハンガー以外はまあちゃんと終わってよかった。
大ピンチに駆けつけた応援に、お?E2が追いついたかな?・・・と思ったら毎度のあの人達で爆笑(笑)
7年後の未来はこのままエンタープライズが続いてそのエピソードがあれば最高だったのだが。
しかし1個破壊したら連鎖反応ビビビというのは、なんだか七色星団を思い出したぞ(汗)
さて、ズィンディ編を振り返ってみると、もっとこうしたらよかったのにというのがやたらに多い。
まずズィンディ評議会が出るのが早すぎ。
あれでいきなりミステリアスな雰囲気が吹っ飛んだ。
いきなり地球を攻撃した正体不明の種族なのである。どうせなら最初の1/3くらいは正体を見せず、謎の種族の正体を追うのに集中してほしかった。
途中の中途半端なエピソードは全てカットして、連続ものとして集中してほしかった。
なにごとも中途半端が一番いけない。
それとアーチャー船長の非情な決断の見せ方にはもっと注意を払ってほしかった。
あの状況では仕方がないと言っても、現状ではその決断に至るまでの要素が足りていない。
しかしまあ・・・・ちゃんと終わってよかった(汗)。
20200223 |