STAR TREK 備忘録

TOS1

TOS2 TNG2

DS92

VOY2 ENT2 DIS2 PIC2
TOS3 TNG3 DS93 VOY3 ENT3 DIS3 PIC3
 
TNG5 DS95

VOY5

    LD1
TNG6 DS96 VOY6     LD2
TAS2
DS97

21 帰って来た英雄(パート1) The Homecoming
 カーデシア4から託されたイヤリング。それは死んだと思われていたベイジョーの英雄リー・ナラスのものだった。
キラはシスコを説得し、カーデシア4で見事リー・ナラスを救出。
カーデシアの報復を覚悟するが、ガル・デュカットの反応は謝罪という意外なものだった。
一方ステーションには、サークルと呼ばれるベイジョー至上主義の過激派の気配が・・・。

 シリーズ初の3話連続の長編。しかも政治的駆け引き要素が強く、宇宙戦とか期待できなさそうな地味な話(笑)。
しかし脚本の出来がいいのと演出のテンポがいいので、退屈しないで観れる。
キラ少佐が異動になるが、流石にそのままお別れにはなりそうもなく、危機感無し。
20090506

22 帰って来た英雄(パート2) The Circle
 ベイジョーが事実上の内戦状態に突入。
オドーはクワークの情報を元に異星人の船に潜入し、サークルへの武器供給元がカーデシアだと突き止める。
一方キラはバライル司教の元で発光体を体験するが、サークルに拉致され、その指導者がベイジョーの官僚であるジャロ大臣だと知る。
ベイジョー政府はついに瓦解し、DS9は異星人の立ち退きを強要される・・・。

 ウィン司教がちゃっかりジャロと組んでいる。ほんとにウィンは純粋な悪役なのね(笑)。
キラの異動に激怒するオドーが可愛い(笑)。
そのキラの部屋に続々と人が集まってきて、最後にバライル司教が紛れ込んでくるのが愉快だった。
発光体の予言はさっぱり分からない(笑)。
20090506

23 帰って来た英雄(パート3) The Siege
 DS9に潜伏してゲリラ戦を展開するシスコ達。
一方キラとジャッジアは、通信が封鎖されたベイジョーへ向かい、カーデシアが荷担している証拠を突きつけ、クーデターを止めようとするが・・・。

 総じてよくまとまっている話だが、英雄リー・ナラスの活躍が少なすぎて肩すかし。
死ぬだろうとは思っていたが、もう少し見せ場があってもよかったのでは?
20090506

24 突然の侵入者 Invasive Procedures
 危険なプラズマ嵐のためにDS9を最少人数で管理しているところに、故障中の船が助けを求める。
救助に応じると、その船の一団はDS9に入るなり銃を向けた。
ステーションジャックの目的はダックスだった・・・。

 またしてもジャッジアが物語の根幹を成しているのに、彼女自身はほとんど出番が無い(汗)。
忙しいのは寄生体ダックスの方で、あっちへ移り、こっちに戻り・・・(笑)
オドーが復活すると実に頼もしいのは実にいい感じ♪
20090506

25 戦慄のカーデシア人 Cardassians
 ベイジョー人の男が連れたカーデシア人の少年ルーガル。彼がいきなりガラックの手を噛んだ。
やがて彼はカーデシアの高位文官の息子だと言うことが判明するが、ガラックはその経過に疑いを持ち、ドクター・ベシアと共に調査に乗り出す。

 ほんっっっっっとにガラックというキャラクター造形は素晴らしい。
カーデシアが家族を重んじるなど、色々興味深い設定も目を引くが、やはりガラックの面白さの前には霞んでしまう。
でも孤児院のカーデシア人の少女にはちょっとキュンとした(笑)。
脚本も相変わらず出来がよく、孤児を巡るミステリーが最後まで目が離せない。
しかしカーデシア人って気も長いのね(笑)。
それにしてもこの邦題は大袈裟すぎる(笑)。むしろカーデシア人も人間らしいところがあると分かる話である。
20090506

26 エレージアン星人 メローラ・パスラー少尉 Melora
 史上初のエレージアン星人の艦隊士官がDS9に乗り込んでくる。と言うのも、エレージアンは極端に重力が低く、惑星から出てくること自体が希なのだ。
車椅子を余儀なくされているメローラだが、彼女は気が強く、人に手伝ってもらうことを嫌がる。しかしドクターベシアと次第に打ち解けてゆく。
一方クワークには旧友が訪ねてきて、こう言った。「おまえを殺しにきた・・・」

 DS9でバリヤフリーを訴えられても微妙な感じ。
彼女の筋力が高くなったからと言って、故郷に住めないと言うのも納得いかない。
安定したらまた飛べるんじゃないの?とも思う。
それと宇宙艦隊では宇宙遊泳は訓練に入ってないの?TNGの映画でやってたけど(笑)。
最大の見所はDS9に新しくオープンしたというクリンゴンレストラン。
きっぷがよくて弾き語りも出来るクリンゴン店主最高(笑)。
20090506

27 フェレンギ星人の掟 Rules Of Acquisition
 DS9に再びグランド・ネーガスがやって来る。
いよいよフェレンギがガンマ宇宙域に進出するにあたって、そのチーフにクワークを任命すると聞き、有頂天になるクワーク。
しかも今回は店に頼りになる若いフェレンギ人ペルがいて、彼と共に大きな取引をまとめるが・・・・。

 クワークが男らしいところを魅せる。そしてペルが可愛い。フェレンギ人に理解のあるジャッジアもいい感じ。
そしてなによりびっくりしたのは、ドミニオンの名前が早くも登場していたこと。
知らなかった〜。
20090506

28 殺しの密告者 Necessary Evil
 古い友人のベイジョー人女性に頼まれ、元薬局だったところから、ベイジョー人8名の名前が書かれたリストを盗み出したクワーク。しかし何者かに撃たれて重体になってしまう。
事件を調査するオドーは、それが5年前の殺人事件に端を発していると直感する・・・。

 5年前のカーデシア占領時代のオドー、キラ、クワーク、そしてデュカットが興味深い。
相変わらずミステリーとしてもよく出来ていて、最後はなるほど!と納得。
オドーの保安日誌もよくできていて、司令官日誌より断然面白い(笑)。
20090506

29 愛の幻影 Second Sight
 天才科学者セイエティク博士によって、DS9をベースに燃え尽きようとしている恒星を再生するという大実験が行われることに。
一方シスコはフェナと名乗る謎めいた女性と出会い、好感を持つ。
しかし彼女は唐突に姿を消し・・・・・・。

  シスコもフェナもセイエティク博士も博士の奥さんも、みんな身動きとれない状況。
打開するにはああするしかないが、幸せになるのは博士の奥さんのみ・・・。
なかなか切ない。
20090509

30 さまよえるスクリーア人 Sanctuary
 ワームホールの向こうからやって来たのはスクリーア人の難民だった。
なんと300万人のスクリーア人を迎えることになり、慌てて移民先を探すシスコ達。
ところがスクリーア人はベイジョーへの移民を希望し・・・。

 前回に続いて、色々な人達の希望が合致せず、うまくいかない話。ただしこちらは国家や民族レベル。
ラストはやっぱり実に切ない。
でも化夢宇留仁がベイジョー政府でも同じ結論になるな(笑)。
最大の見所は、保護者クワークが実にかっこいいところか(笑)。
スクリーア人を支配していた民族を侵略してきた集団として、ドミニオンの名が再び登場。
20090509

31 詐欺師エル・オーリアン星人 Rivals
 聞き上手のエル・オーリアン人のマータス。彼はその才能を活かして金を儲けていたが、詐欺罪で何度も捕まっていた。
オドーに拘禁室に放り込まれたとき、ある異星人から小型のギャンブル機械を手に入れる。その後の彼はツキまくり、クワークの店をさしおいて、ギャンブルのできるクラブをプロムナードにオープンする。
一方オブライエンは、ドクターとラケットボールをやってみたところ負け続け頭にきていたが、クワークの一発逆転を狙った賭け試合をするハメになり・・・。

 とりあえずマータスがクリス・サランドンという時点で怪しすぎる(笑)。
それでどんなに怪しいやつなのかとワクワクしながら観ていると、残念なことに単なるいい加減なやつという感じで、肩すかしもいいところ。
脚本も最初から分かっているオチから一歩も出ずに終わってしまって、これまた肩すかし。
ラストもすっきり終わらないし、いったいどうしたことか。
サランドンの怪しさで充分だと思って手をぬいたか(笑)?
20090509

32 流動体生物の秘密 The Alternete
 オドーの発見者であり、研究を担当していたモーラ博士がやってくる。
彼に同行してガンマ宇宙域のオドーのルーツに関わりがあるかも知れないと言う惑星に赴くが、そこで一行は火山性のガスを吸い込んでしまう。
唯1人影響を受けなかったオドーだったが、その後DS9で奇怪な事件が発生する・・・。

 前に観たときも思ったが、この話はなにがなにやらさっぱり分からない。
何が起こってこうなったという、いわゆる事実は分かっても、そこから物語としての筋が見えてこないし、原因と結果という流れも全然無い。
結局モーラ博士はどういう人なんだ?一見研究熱心ないい人っぽいが、その言動ややってることをよく見ると、自分勝手な分裂症患者としか思えない。
惑星で採取してきた生物(砂鉄にしか見えないが/笑)は結局全然関係無し?
同じく採取した柱は?
?????????
20090509

33 最終兵器解体の陰謀 Armageddon Game
 長年戦争を続けてきたタラニ人とケルラン人の和平の仕上げとして、戦争の経過で生み出された遺伝子を破壊する最終兵器ハーヴェスタの解体作業を、ドクター・ベシアとチーフ・オブライエンが主導。
結果見事にハーヴェスタの解体に成功する。
最後のサンプルの解体に取り掛かったとき、武器を持った兵士が乱入し、研究者たちが無慈悲に射殺される。
ベシアとオブライエンはなんとか惑星へ転送して難を逃れるが・・・。

 だいだい予想通りの展開だが、襲撃の動機が古臭すぎてかえって予測できなかった。
ヒント:ピラミッド(笑)
極限状態でのベシアとオブライエンの思い出話はまあまあ面白いが、まだあの2人だけで間を持たすのは少々つらい。
ジャッジアもいればもっと面白くなり、3人のキャラクターの深みも増したと思う。
20200210

34 オブライエンの孤立 Whispers
 ガンマ宇宙域から戻ってきたオブライエン。
しかし彼が戻ってきたDS9は出発前のそれとは別物だった。
最初はなんとなくだったが、次第に彼に対する仲間たちの態度がよそよそしく、彼が信用されていないのが明らかになり、やがて彼はDS9の全員が偽物にすり替わっているか、なにかに洗脳されているという結論にたどり着くが・・・。

 あらゆるドラマの中でも、この話のオブライエンほど可哀相な人はなかなかいないと思う。
今回2度目の視聴だったが、オチが分かっていると最初から可哀想すぎて泣きそうになった。
自分がこの立場になったらと想像したら胸が張り裂けそうになる。
とにかく可哀相(泣)
20200210

35 自然回帰 Paradise
 ワームホールの近くに植民星を開発する計画がたちあがり、シスコとオブライエンが丁度いい惑星が無いか下見に向かう。
そして条件に合う惑星が見つかるが、そこにはすでに人間の入植者がいるようだった。
記録にはなく、呼びかけても応答しないので、2人で転送上陸してみると、そこにいたのは10年前に遭難した植民船の乗員たちだった。
この惑星では一切の機械類が動かないので、原始的な生活をしながら生き残ってきたのだ。
彼らのリーダーはアリクサスという女性で、人間は自然と供に生きていくのが正しいと語り・・・。

 非常に気分の悪い話。
一応最後に選択権も与えられなかった子供2人が立ち尽くしていることで異常な選択だと匂わせてはいるが、つい先日娘が死んだ親が黙っているのはありえない。
いつアリクサスの頭がふっとばされるのかと期待しながら演説を聞いていたのに、とても残念(汗)
ちなみに写真はボーグキューブではありません(笑)
20200211

36 幻影の村 Shadowplay
 ワームホールの向う側にある異常分子界の調査に向かうジャッジアとオドー。
そこで自然界では発生が考えにくいオミクロン分子を検出し、その発生源である惑星へ。
そこは広場の中央にオミクロン分子発生機がある集落だった。
オドーとジャッジアは一時的に疑われるが、現地で発生している謎の失踪事件の調査を手伝うことに。
しかしやがて失踪事件はその集落そのものに関わる問題だと判明し・・・。

 珍しいトリプルプロットの話で、キラとクワークとバライルの話と、ジェイクとシスコの関係の話と、上記オドーとジャッジアの物語が描かれるが、オドーの話以外は次回以降への布石の要素が強い。
メインたるオドーの物語は実に感動的で、演出の巧みさもあってこれぞDS9という仕上がり。
残念なのはやはりジャッジアで、感動的なメインストーリーに絡んでいるのにキャラクターが活きてこない。
彼女の真の活躍はいつの日か・・・。
ああそうそう。キラに自分が嫌いなのかと聞いたクワークの感想がよかった。
「聞かなきゃよかった・・・」
20200211

37 宇宙の原型 Playing God
 若いトリル人のアージンがDS9にやってくる。
ジャッジア・ダックスがダックスの合体申請の担当教官に決まったのだ。
しかしクルゾン・ダックスは候補生を57人も落としている実績があり、アージンは緊張していた。
 一方DS9内ではカーデシアの置き土産であるハタネズミが繁殖して回路を食いちぎり、オブライエンが対応に追われていた・・・。

 珍しくジャッジアがまあまあ活きている話。まあまあだが(汗)
よかったのはクリンゴン・レストランのシェフのアコーディオン演奏と歌(笑)と、ハタネズミに対する新兵器がクワークに効くところ(笑)
あとカーデシア人とネズミの話をするシーン(笑)
 もう1つだったのはタイトルにもある「宇宙の原型」の話が今ひとつピンと来なかったところ。
シスコが深刻に悩んでいたが、結局ガンマ宇宙域に捨ててくると決めたのも、なんだか拍子抜け。
20200219

38 クワークの愛 Profit and Loss
 故障しているカーデシアの小型船を発見し、トラクタービームで確保してDS9に接舷させる。
中にはカーデシア女性のナティマ・ラング教授と、教え子の男女、ルケランとホーグが乗っていた。
実は彼らは反政府活動のメンバーでカーデシア政府に追われており、更にナティマはクワークの元彼女だった。

 なんとクワークの恋愛話(笑)
ガラックの暗躍も見どころだが、この話では表情豊かなクワークのアップが多かったので気づいたのだが、クワークのメイクの完成度は凄まじい。
カーデシア人やオドーはアップだとまだなんとなくメイクっぽさが残っているように感じるが、クワークはそんなことを微塵も感じさせず、普段もあのまま暮らしているとしか思えない(笑)
おそらく表情豊かなキャラクターなので特に念入りに作られているのだとは思うが、それにしても見事。
などとストーリーと関係ないところで感心していたのだった(笑)
20200219

39 血の誓い Blood Oath
 怪しいクリンゴンの老人が3人、めいめいDS9に集まってきた。
彼らはかつてのクリンゴン軍の猛者であるカーン、コール、コロスだった。
クルゾンの親友でもある3人だったが、ダックスが若い女性になっているのに戸惑い、しかも彼らの真の目的である復讐の計画に彼女も参加すると聞いて更に面食らう・・・。

 楽しくもあり、悲しくもある話。
しかしなんだか消化不良な感じは否めない。
相変わらずジャッジアはなにを考えているのかイマイチわからないし。
20200219

40 戦争回避(前編) The Maquis, Part I
 カーデシア船がDS9から発進した直後に爆発して木っ端微塵になった。
カーデシアとの戦争を避けるために調査を進めるシスコのところに、お忍びでガル・デュカットがやってくる。
彼は事件の真相を知っていると言い、シスコを誘って連邦の植民地へ向かう。
その道中、連邦とカーデシアの船が激しい戦いを繰り広げているところに出くわす。
更に目的地の植民地ではカーデシア船の爆破は連邦の人間によるサボタージュだと知らされる。
 一方クワークは怪しいヴァルカン人女性から武器の密輸を持ちかけられていた。
 DS9に帰ってきたシスコとデュカットだったが、その夜デュカットが誘拐されてしまい・・・。

 DS9にメインになるキャラクターは何人もいるが、その内の1人がガル・デュカットだと思う。
敵なのは間違いないのに知的で底が知れず、出てきただけで面白い。非常に魅力的なキャラクターである。
DS9の緊張感担当(笑)
 ところでマキが最初に出てきたのはどのシリーズのどのエピソードなんだろうか???
この話ではバッドランドで最近船が行方不明になる事件が発生したと言及されているが、多分ヴォイジャーのことなんだろうなあ(笑)
20200219

41 戦争回避(後編) The Maquis, Part II
 ハドソンはマキだった。
彼はシスコにも協力するように要請するが、シスコは断固として拒否。
 DS9にカーデシアのパーン総督が訪れ、植民地に武器を流していたのはガル・デュカットだと言う。
パーンはデュカットはマキに処刑させればいいと言うが、シスコはデュカットを乗せた船の経路を算定し、救出に向かう。
 マキのヴァルカン人サコンナの精神融合でもデュカットに効果は無く、尋問に苦労しているところに現れるシスコ。
救出されたデュカットは武器のことはなにも聞いていないと言い、武器の流れを断ち切る代わりにマキをなんとかしてほしいとシスコに頼む。
2人は武器の密輸を行っているとあたりをつけたゼポライト人の輸送船を追う・・・。

 前回も書いたが、やはりガル・デュカットがいい。
特にこの話はデュカットの見せ場が多く、尋問される、食事をする、相談する、脅迫する、「撃て!」と言う、などなど(笑)、どのシーンでもデュカット節は途切れず、なにかを余裕でしゃべっている。まさにデュカット・ショー(笑)という感じ。
 この話自体も脚本の情報量が多く、とてもよくできていた。
気になったのはその後のデュカットがカーデシアでどうやって地位を取り戻したかだが、まあ支持者はいると言っていたし、彼のことだからうまくやったのだろう。
20200225

42 義務と友情 The Wire
 ガラックの様子がおかしい。
いつもの余裕が消え、頭痛もあるようだ。心配したベシアが診療室へ来るように言うが、拒否される。
その後ベシアはガラックがクワークとなにかの取引の話をしているのを見かける。しかもとても急いでいるらしい。
やがてがラックは倒れてしまい、結局診療室に運び込まれる。
彼の頭の中には用途不明のインプラントが埋め込まれていた・・・。

 ガラックが、ロミュランのタル・シアーよりも遥かに恐ろしいと言われるカーデシアの秘密警察オブシディアン・オーダーの重要なポストにいたことが判明する。
しかしそれ以外はなにしろガラックの言うことなので(笑)ほんとかどうかわからない。
ガラックは前回のデュカットをも上回るほどのDS9の面白キャラなのだが、この話ではいつもの余裕が消えているのでそれほどではない。それでもやっぱり面白いが(笑)
ところで最後、結局インプラントは切ったままでガラックは平気そうだったが、あの用途もほんとだったのかどうなのか・・・???
20200225

43 二人のキラ Crossover
 ベイジョーがガンマ宇宙域に造った初の植民地、ニューベイジョーの病院を訪れ、帰路についたキラとベシアの乗ったランナバウト。
しかしワームホールで異常事態が発生し、ランナバウトは鏡面世界に来てしまう。
そこはかつて猛威を奮ったテラン帝国が崩壊し、地球人が抑圧されている世界だった。
DS9はテロック・ノールという名前のままで、キラが権力をふるってカーデシア人やクリンゴン人を従えており、地球人は奴隷となっていた・・・。

 鏡面世界にしてはいまいち盛り上がりに欠ける話だが、この後DS9ではいくつかの鏡面世界エピソードが作られ、そのプロローグ的な位置づけになっている。
それにしても鏡面世界ではクワークが一番慈悲深い人というのが笑える。
処刑されちゃったけど(笑)
20200225

44 密告者 The CollaboratorI
 新しいカイの選挙に立候補しているのはヴェデク・ウィンとヴェデク・バライルの2人。
バライルの方が圧倒的に人気があったが、ウィンがカーデシアがベイジョーのレジスタンス42人を殺したケンドラ大虐殺を引き起こした密告者はバライルだとキラに告げ、キラはバライルの無実を証明するために調査を行うが・・・。

 びっくりするくらい大人のドラマで、ミステリーになってはいるのだが扱うテーマが宗教、選挙、過去の虐殺、密告、自殺、偽証と、とにかくお子様お断りなものばかり。
当然アクションや宇宙船のシーンも無し(笑)
化夢宇留仁も身体は初老、心はお子ちゃま(汗)な上に、キラ、バライル、ウィンの3人とも好きなキャラクターではないし、オドーもキラといるときは真面目一直線なのでなかなか辛かった。
後半でクワークが出てきたときはほんとにほっとした(笑)
しかしなんだかんだ言ってオチも見事に決まって完成度の高い話ではある。
究極地味だが(笑)
20200225

45 疑惑の法廷 Tribunal
 旧友のブーンと再会するオブライエンだが、5ヶ月振りの休暇で旅行に出かけるところだったので連絡を取り合おうと言って別れる。
ケイコと2人でシャトルに乗り込み、DS9を離れたオブライエンだったが、いきなりカーデシア船に拿捕され、オブライエンのみ逮捕されてカーデシア・プライムに連れて行かれ、裁判を受けることに。
罪状は不明だが、すでに死刑執行日は決まっているという・・・。

 恐るべきカーデシアの司法システムが紹介されるお話。
裁判もだが、街に流れる全体思想映像など、カーデシアは1984みたいな世界だったのだ(笑)
てな調子で、物語よりもカーデシア世界の恐ろしさに注目してしまう興味深い内容だった。
それにしてもあそこまで整形したなら歯もつけとけよ(笑)
そして化夢宇留仁はTNG「クリンゴン戦士として」を観た直後にこれを観たので、記憶がごっちゃになってオブライエンを助けるためにピカードが暗い町を探索したような気がしているのだった(笑)
20200303

46 新たなる脅威 The Jem'Hadar
 しょぼい自由研究をしているジェイクを見て、それを言い訳にガンマ宇宙域への2人の旅行を提案するシスコ。
喜ぶジェイクにご満悦のシスコだが、ノーグも連れていくことになり、更に当日にクワークまでついてくることになり、頭を抱える。
 焚き木を前にくつろぐ一行だが、クワークが癇癪を起こしたのにいたたまれなくなったモーグが茂みの中へ。それをジェイクが追った後、シスコとクワークの前に謎の女性が現れ、更には奇妙な異星人の軍隊が現れて3人とも捕まってしまい・・・。

 ジェム・ハダー初登場にして、その脅威をやりすぎじゃないかというくらい徹底的に見せてくれる。
前半のおだやかな(?)キャンプまでの展開も、対比として効果を出しているとは思うが、光学迷彩を装備し、トラクタービームが効かず、抑制フィールドも効かず、ギャラクシー級のシールドも意に介さず、死も厭わず、高度な諜報活動のテクニックさえ持っている。
シスコは徹底抗戦を宣言するが、化夢宇留仁が同じ立場だったら早々に DS9から逃げ出す(笑)
だってあまりにも圧倒的すぎるし(汗)
ギャラクシー級が手も足も出ずに小型船1隻と引き換えなんて、ほんとに悪夢としか言いようがない。
マジで怖すぎる。
20200303


DS91 TOP DS93