STAR TREK 備忘録

TOS1

DS91
TOS2 TNG2

DS92

VOY2 ENT2 DIS2 PIC2
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TNG5 DS95

VOY5

     
TNG6 DS96 VOY6     LD1
MOV
DS97

1〜2 聖なる神殿の謎(前後編) Emissary
 カーデシアがベイジョーから撤退し、残された宇宙ステーションを連邦とベイジョーが管理することになった。
その名をディープ・スペース9。
司令官に任命されたシスコ中佐は、3年前の対ボーグ戦で妻を失い、当時ロキュータスとなっていたピカード大佐にも強い恨みを抱いていた。
司令官の仕事も辞退するつもりだったシスコだが、謎の発光体とワームホールの出現により状況は激変する・・・。

 素晴らしいオープニングは見ているだけで今後の展開を思って泣きそうになる。
とりあえずはメインキャラクターの顔見せと基本設定の紹介というエピソードだが、シスコの過去との決別という骨太なテーマが骨格になっているので散漫にはなっていない。
とにかく殺伐としていて仲の悪いメインキャラクター達だが、この後の数々のドラマを考えるとそこがまたいい。
それにしてもTOS観た直後だとその画面の素晴らしさには圧倒される。

3 スペース・テロリスト ターナ・ロス Past Prologue
 DS9居住者で唯一のカーデシア人ガラックに話しかけられて騒ぐドクター。彼はガラックをスパイだと決めてかかっていた。
またカーデシアに追われている元テロリストのベイジョー人ターナ・ロスがDS9に保護され、キラ少佐は彼と連邦の間で板挟みになる。
更にクリンゴンのルーサとベトールまでやって来て、DS9にきな臭い空気が漂い始める・・・。

 ガラック初登場。
後半に活躍していたイメージだったが、こんなに早く登場していたとは。
「光子魚雷5000発、各ジャンクションにフェイザーバンク」が笑える。しかもその内その通りになる(笑)。

4 宇宙ステーション殺人事件 A Man Alone
 ケイコはオブライエンに説得されて、DS9で学校を始めることに。
またベイジョーの前科者であるイブダンが殺され、オドーに殺人の嫌疑がかかる。
現場のホロスイートでは被害者と事件のあとに入った者のDNAしか検出されず、DNAの痕跡を残さないのは流動体生物のオドーただ一人なのだ・・・。

 SFドラマにありがちないい加減なトリックではなく、ちゃんとミステリーとして筋が通っている。
DS9の面々はまだまだギスギスしているが、オドーとクワークの長いつきあい故の信頼が示されるところがいい感じ。

5 恐怖のウイルス Babel
 そこら中で故障が頻発し、おおあらわのオブライエン。
彼があるフード・リプリケーターの修理を行った後、突然奇妙な言語障害に襲われる。
やがて言語障害は他の人にも現れだし、それが凶悪なウィルスによるもので、DS9建設時にベイジョー人によって仕掛けられた破壊工作だと分かる・・・。

 そろそろDS9の雰囲気が形作られてきた感じがする。
キラの行動力と、オドーの仕事熱心さなど、各自の個性がうまく描かれていていい感じ。そしてクワークがいいところを持って行く(笑)。
フェレンギ人の無敵の免疫力もいい♪

6 ワーム・ホールから来たエイリアン Captive Pursuit
 初めてガンマ宇宙域からやってきたエイリアンはは虫類のような姿でトスクと名乗った。
彼は多くを語ろうとしなかったが、オブライエンはその愚直な性格に好感を覚える。
やがて彼を追う一団がワームホールの向こうからやって来た。
トスクというのは「獲物」という意味だったのだ・・・。

 名作。そろそろDS9の本領が発揮されてきた気配がする。
TNGで異なる価値観の尊重を表現するのに成功したが、DS9では更にもう一ひねりが加わり、一筋縄ではいかないところを描き出している。
TNGなら切ないエンディングを迎えたであろうこのエピソードが、DS9では痛快なラストになるのだ。

7 超生命体“Q” Q-Less
 原因不明の故障を起こしてガンマ宇宙域から帰還したシャトルには、なんとバッシュが乗り込んでいた。彼女は2年間もガンマ宇宙域をさまよっていたと言う。
そして彼女のいるところにはQも・・・。

 シスコに殴られるQが愉快。
またバッシュとクワークというある意味最強のコンビの活躍(?)も見物。
バッシュやオブライエンの口からピカードという名前が出てくるのが嬉しいような切ないような複雑な気持ちにさせる。

8 共生結合体生物“トリル族” Dax
 突然ジャッジアが誘拐されそうになる。誘拐犯はDS9の構造を熟知していて船で脱出に至るが、なんとかトラクタービームが間に合う。
誘拐犯はクレストロン人で、ダックスを30年前の国家反逆罪と殺人の罪で起訴しようとしていたのだ。
30年前はダックスの本体はシスコの親友のクルゾンだった・・・。

 恒例となった審問会ネタで、なかなか興味深い内容。
しかし致命的なのはジャッジアのキャラクターの弱さ。初めての彼女の主役の話だというのに一番影が薄いのだ。
これはシリーズを通して言えることで、DS9で最も優秀なメンバーがジャッジア・ダックスであると同時に、その完璧さから最も面白くないキャラクターともなってしまっているのだ。

9 宇宙囚人バンティカ The Passenger
 シャトル「リオグランデ」でDS9への帰途についていたドクター・ベシアとキラは、遭難信号を受信し、船内の火事に見舞われている船を発見。生存者を一人だけ発見した。生存者はカジャタは司法官で、銃犯罪人バンティカを護送中だったと言う。しかしベシアが囚人バンティカは死亡しているのを確認した。
DS9に収容されたカジャタは、バンティカは特殊能力を持っているので死んだとは思えないと主張。オドーと連邦から派遣されたプリミン大尉が衝突しながらも警備にあたるが、バンティカが生きているとしか思えない現象が発生する。
バンティカの死体を調べたジャッジアは彼が爪の中に意識を他人に移し込むナノクローブを仕込んでいたことを発見し、実はカジャタがバンティカとの2重人格になっているのではないかと怪しむが・・・。

 またミステリーだが、今回はオチが途中で読めてしまうのが残念。
見るからに無能そうなプリミン大尉の意外な活躍はいい感じ♪

10 死のゲーム Move Along Home
 ガンマ宇宙域でヴァルカン人が遭遇したワディ族が、初めての公式使節団としてDS9を訪れた。
しかし彼らはゲームにしか興味を示さず、来た途端にクワークの店に行ってしまい、正装してきたシスコはバカみたいな気分だった。
ワディ族の相手を負かされたクワークは、彼らがダボで連勝するのに我慢が出来ず、イカサマをするがすぐにばれてしまい、彼らのゲームをするように言われる。
宝石を餌にぶら下げられてゲームを始めたクワークだが、そこにオドーがやって来てシスコ、キラ、ベシア、ジャッジアが行方不明だと聞かされる。
ゲーム盤の上には彼の持ち駒として4つのコマがあった・・・。

 単にゲーム好きなワディ族。見事に何もない内容が潔し(笑)。

11 宇宙商人フェレンギ星人 The Nagus
 シスコはベイジョーの炎の洞窟への観光旅行をジェイクに誘うが、ノーグとの約束があると言われて断られ、シスコがっかり(笑)。
一方フェレンギ人の指導者であるグランド・ネーガスがDS9に訪れ、なんと後継者にクワークを指名した。
有頂天になるクワークだが、脅迫を受けてネーガスに泣きつく。ところがネーガスは彼の目の前で死んでしまう。
慌てるクワークだが、更に暗殺されそうになるという事態に・・・。
シスコはジェイクがノーグと付き合うのをやめさせようとこっそり様子を見に行くが、ジェイクはノーグに文字の読み書きを教えていた・・・。

 DS9最大の重要人物(?)グランド・ネーガス初登場。最初から変な奴だが最後に有能そうなセリフも。
ダブルプロットにしてはそれぞれのエピソードに関わり合いがあって、よく出来ている話である。
自分を暗殺しそうになったロムを見直すクワークもフェレンギ人らしくて実にいい。
どうでもいいがオドーがエアロックを通過する描写があるが、いくらなんでも無理では?
それとプリミン大尉がいなくなったのが残念。

12 エイリアン殺人事件 Vortex
 オドーはガンマ宇宙域から来たクローデンという男をマークしていた。
それとは別にミラドーン人とクワークの闇取引の情報も入手し、グラスに化けて取引の現場へ。
そこにクローデンが現れ、取引されていた卵形のオブジェ(?)を奪おうとし、銃撃戦になってミラドーン人が一人命を落とした。
クローデンを捕まえて母星であるラカーに問い合わせてみたところ、そこでも犯罪人として手配されており、即刻引き渡すように要求してきた。
シスコはすっきりしなかったが、渡さない理由もない。
一方オドーはクローデンが可変種のコロニーを知っていると言い、実際に可変種に近い物体を持っていたことで迷いが生じていた・・・。

 これと言って大した話ではないが、オドーの故郷がどうやらガンマ宇宙域であると分かるのが大きなポイント。
ところでミラドーン人の宇宙船はTNGあたりのどれかの話に出てきたと思うのだが、どれだったかな。「謎のエイリアン部隊」かな?
それとあの卵形のオブジェはなんだったの?なんかクワークもクローデンと共謀していたみたいだけど・・・私説明聞き逃した?

13 戦慄のガンマ宇宙域 Battle Lines
 カイ・オパカが初めてDS9にやって来た。彼女はワームホールを観たいと訴え、シスコとキラとドクター・ベシアがシャトルにオパカを乗せてワームホールを越えた。
ガンマ宇宙域で奇妙な電波を受信し、オパカの要望でその発信源を確認に行くと、そこはある惑星の月で、人工衛星によるネットワークが構築されており、シャトルが接近すると攻撃してきた。
シャトルは月に墜落し、その衝撃でオパカが命を落とした。
月はその世界の政治犯を収容する刑務所で、二つの勢力に別れて戦い続けていた。
そこにオパカが蘇る。この月には秘密があったのだ・・・。

 なんかピンと来ない話。
多分今後の展開のためにカイ・オパカに消えてもらうためのエピソードなのだろう。
そもそも不死身なのに殺された恨みを抱き続けて戦っているというのが理解できない。
オブライエンが有能なところを見せるのはいい感じ。 エンタープライズでは転送機のスイッチを押すだけだったのを考えると有能すぎるような気もするが。

14 混迷の惑星“ベイジョー” The Storyteller
 ベイジョー2つの勢力の領有権に関しての紛争調停がDS9で行われる。
2つの勢力の国境だった川が移動してしまい、領有する土地に変化が生じたのだ。
代表者の1人は亡き父の遺志を継いだ少女で、話し合いは双方一歩も譲らず平行線をたどっていた。
ジェイクとノーグはぶらぶらしていて、その少女パリス・ラルを目にする。そしてノーグは彼女に一目惚れしてしまう。
一方ベイジョーの辺境の村からの救援要請でベイジョーに降りたドクター・ベシアとオブライエンは、その村が定期的に怪物に襲われており、それを村長の力で退けていたことを知る。
そして村長は不治の病に犯されており、後継者にこともあろうにオブライエンを選んだ・・・。

 ステーションで展開するジェイクとノーグ、そしてパリスのストーリーがいい感じ。
ラストカットは見事な長回しで、ドラマと共にDS9の生活感まで伝えてきて素晴らしい。
オブライエンはよくしゃべるベシアが苦手だったらしい。

15 第五の月“ジェラドー” Progress
 ベイジョー第5の月ジェラドーからエネルギーを抽出する計画のため、僅かな住人に退去命令が出ていた。
しかし動こうとしない者がおり、キラが説得に行く。
ノーグはクワークが注文ミスでカーデシアのヤモックソース5000袋を余らせてしまったのを知り、それを売って一儲けしようと企む。
ジェイクと二人でディセピアの貨物船の船長と交渉するが、彼はラチナムを持っておらず、仕方なくセルフシールのステムボルト100グロスと交換することにする。
最高の品質だと聞いて喜ぶ2人だが、それの使い道をオブライエンさえ知らないことを知って青くなる。どうやらこの近辺ではまったく使われていないものらしい。
困り果てた2人は元々ステムボルトを買うはずだったシルコ・チャンという男にノグジェイ商会と名乗って連絡するが、彼もラチナムを持っていなかったので土地と交換する。
一方キラはジェラドーが自分の家だと言い張るムリボク老人に親しみを感じていた・・・。

 例によってのダブルプロットだが、どちらもなかなか面白い。
ジェイクとノーグがポーカーらしきものをやっている。
果たしてノグジェイ商会はラチナムを手に入れられたのだろうか・・・。

16 夢幻の刻 If Wishes Were Horses
 オブライエンが娘に物語を読み聞かせて寝かしつけていると、物語の登場人物が目の前に現れる。
DS9では同じような現象が一斉に発生。ジェイクはホログラムのプロ野球選手がホロスイートを出てもついてくるのに驚き、ベシアは自分にベタ惚れのジャッジアに面食らっていた。
他にもプロムナードに雪が降ったり、奇妙な鳥が現れたりし、DS9は大パニックに陥る。
懸命に原因を探していたジャッジアは、200年前に時空の亀裂が発生し、やがては星系を呑み込んでしまった事件を探し当てた。
DS9の近くにも時空の亀裂が発生していた・・・。

 スタートレックにありがちな事件だが、ラストにはダブルでオチが用意されている。
この話に限らずDS9は一筋縄でいかない話が多い。

17 機械じかけの命 The Forsaken
 連邦の視察団を迎えてたDS9。視察団の案内役を任されたドクター・ベシアはそのわがままぶりに右往左往。
また使節団にはラクサナ・トロイの姿もあり、彼女はクワークのバーで無くしたブローチをオドーが見つけてくれたことから、例によって彼に恋をする。
そんなところに正体不明の探査船らしき物がワームホールから出てくる。
それには通信装置も探査装置も積まれておらず、コンピューターだけはギャラクシー級クラスのものが積まれていた。
そしてそのコンピュータと連絡をとった直後、DS9のコンピュータは変調をきたし、その影響でオドーとラクサナがターボリフトに閉じこめられてしまう・・・。

 脚本が実によくできている好エピソード。
「子犬」が後のDS9の危機で使われなかったのが残念。散歩と称して敵船に送り込んでやれば大混乱に陥らせる事が出来ただろうに。
オブライエンがカーデシアのコンピュータに辟易する様が楽しい。
ラクサナのある秘密も明かされる。
それにしても思うのは、TNGのキャラの見事な立ち方である。まだ序盤であるこの時期のDS9では、TNGのキャラクターが出てくると敵味方に関わらずやはり盛り上がる。

18 反逆のテレパス・エネルギー Dramatis Personae
 過去にカーデシアに協力していたヴァレリアンの船がDS9にドッキング許可を求めてきたが、キラ少佐がこれを拒否。しかしシスコ司令官が少佐の暴走を指摘し、ドッキング許可を出す。
そこにワームホールからクリンゴン艦が現れ、爆発するが乗員1人の転送収容に成功するが死亡する。
クリンゴン艦爆発の原因を探るDS9スタッフだが、だんだんと様子がおかしくなってゆき・・・。

 DS9の人々の人格がおかしくなり、シスコとキラの権力争いでDS9が破滅の危機に。
キャラクターの性格がおかしくなる類のエピソードはよく見かけるが、これほど大規模で徹底的で、しかも夢オチではない(笑)のは珍しいかも。
他の話での感想でも書いたが、基本的にスタートレックはキャラクターの魅力に面白さの多くを依存しているので、こういう話は傑作にはなりにくい。
この話も例外ではなく、悪くはないがよくも無いという感じ。
しかし見どころはそれなりにあり、なぜかジャッジアが昔話好きのおばさんみたいになったり(笑)、シスコが変な時計を作るのに夢中になったり、そして相変わらずクワークには全く影響がなかったり(笑)
一番問題なのは原因である変なエネルギーというのが、要するに亡霊みたいな感じで、全然SFらしくないところか(笑)?
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19 謎のカーデシア星人 Duet
 DS9に緊急転送されてきた病人は、カーデシア人だった。
キラはその病状から、男が悪名高いガリテップ強制収容所にいたのを突き止める。
最初情報整理士官だったと身分を偽っていた男は、実は収容所の監督者ガル・ダーヒールだと判明。
ベイジョー政府とキラは男の処刑を熱望するが、やがて辻褄の合わないことが浮かび上がる。

 脚本が素晴らしい出来で、実にDS9らしい内容。
ラストシーンは演出も相まって舞台劇にしか見えないのは賛否両論だと思うが。

20 預言者の導き In The Hands Of The Prophets
 ケイコの学校に突然現れたウィン司教は、授業の内容は予言者を冒涜するものだとし、内容を変更するように強要。
シスコはなんとか合意点を見つけようとするが、学校で爆発事件が。
また一方では、オブライエンの特殊なツールが行方不明になり、同時に乗員も1人姿を消していた・・・。

 ウィン初登場・・・・と同時に、こんなに悪いことをしていたとは(笑)。実に質の悪いおばちゃんである。
オブライエンは可愛い助手がついて喜んでいたのに可哀想。
20090505


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