STAR TREK 備忘録

TOS1

TOS2 TNG2

DS92

VOY2 ENT2 DIS2 PIC2
TOS3 TNG3 DS93 VOY3 ENT3 DIS3 PIC3
  DIS4
TNG5 DS95

VOY5

    LD1
TNG6 DS96 VOY6     LD2
TAS2
DS97

43 コバヤシマル Kobayashi Maru
 
 ダイリチウムを分配し、連絡が途切れている世界との外交再再開を促す任務につくディスカバリー。
ある惑星では誤解によって攻撃を受けることとなり、銃火の中を逃げながらもなんとかダイリチウムを渡すのには成功した。
宇宙艦隊アカデミーが再開されることになり、その式典には惑星連邦の新大統領ライラ・リラクも出席した。
そこにクイジャン星付近のステーションから救難要請が入り、ディスカバリーが向かうことに。その任務には大統領も同行することになった。
一方クイジャンではブックが家族と再会していた・・・。

 
 これまでのディスカバリーとは明らかに異なるまったりとしたオープニングエピソード。
その分パンチには欠けるが、ここらで腰を落ち着けてやっていこうという気概は感じた。
しかし根本的には今まで通りで、本シリーズのいいところも悪いところも継承している。
とりあえず激しい銃火の中を走って逃げるシーンはやめてほしい。あれを見せられるごとにスターウォーズみたいで興ざめになる。
20220827

44 重力異常 Anomaly

 クイジャンを破壊したのは前例のない巨大な重力異常現象だった。
事件を知って急いで戻ってきたサルーを副長に迎え、ディスカバリーは重力異常の調査に向かうが、ブックは故郷の惑星と家族を失って放心状態だった・・・。

 
 起承転結の「承」感が半端ないエピソードだが、このシリーズは「起」と「転」でやりすぎるクセがあるので、「承」くらいの方が観やすい(笑)
気になるのはグレイがシンスとして復活するという前振りで、なんだかすごい不幸の予感がする・・・(汗)
20230130

45 生きることを選べ Choose to Live
 
 ダイリチウムの配達中の宇宙艦隊の船が襲撃され、ダイリチウムを奪われて艦隊士官が殺された。
犯人はクワト・ミラットのジヴィニで、惑星連邦はニバーと、クワト・ミラットも加えた会議の末、惑星連邦とクワト・ミラットが合同で捜査を行うことに。
一方スタメッツは重力異常をDMA(ダーク・マター異変)と名付け、それが原始ワームホールだという仮説を立てる。その証明のためにはタキオンの存在が確認される必要があったが見つからない。スタメッツとブックはニバーでその仮説の考証を行うことになる。
その頃グレイ・タルの精神をシンスボディに移す処置が行われるが・・・。

 
 大きな流れの中の1話完結っぽいエピソードというのはエンタープライズでよく観た形式だが、今回はなかなかスタートレックらしい要素もあっていい感じだった。
残念だったのはティリーと言葉をかわしていい感じだったクワト・ミラットの人が・・・。
それにしてもクワト・ミラットって、「大義」をあんな感じで適当に決めてたのね(笑)
20230313

46 すべては可能 All Is Possible
 
 ディスカバリーはニバーの軌道上に留まり、ニバー科学協会と共同でDMAの解析を進めていたが、バーナムとサルーはニバーの惑星連邦再加盟交渉に参加するように要請される。
一方将来について悩んでいたティリーはドクター・カルバーに相談し、アカデミーの候補生訓練プログラムで指導員を務めることになり、アディラも生徒としてそれに参加することに。
またブックはまだ悲しみの中にあって苦しんでいた・・・。

 
 前回と同じく大きな流れの中の1話完結っぽいエピソードで、シャトルの墜落からサバイバルというもはや伝統と言える展開で、シリーズとして原点回帰を意識しているのがよくわかる。
その分バーナムとサルーの方はあからさまな政治劇に関わるという変化球だが、内容的には昔ながらの惑星連邦の任務でもある。
ブックはいい加減元気出せ(笑)
20230424

47 見せしめ The Examples
 
 DMAが突然消え失せたかと思うと、数秒後に1000光年離れた場所に現れた。
それはもはや自然現象とは考えらなかった。
ライサ人の科学者ルオン・タルカがディスカバリーに乗船し、DMAの研究に協力することに。
DMAの進路になる可能性の高い空域には旧エメラルドチェーンの小惑星コロニー、ラドベック5があり、アカーリ人達が暮らしていた。
連邦は彼らの救出を決定するが、残り時間は4時間しか無かった・・・。

 
 いきなりUSSジェインウェイの名が(笑)
この話は脚本、演出ともに非常に完成度が高く、感動的なストーリーでもあった。
いけすかないタルカ博士もいいキャラだった。
やはり旧シリーズとのつながりが無いエピソードがディスカバリーは安心できる。
20230703

48 ストーミー・ウェザー Stormy Weather
 
 ディスカバリーはDMAの発生させた亜空間の亀裂へと調査に入ったが、亀裂の向こうは何も感知出来ない無の空間だった。
ビットを射出してみると、一定の距離を進んだところで破壊された。
何もないところに何かがあり、しかも接近してきている。
手がかりはつかめず、脱出しようとするが胞子ジャンプも不可能だとわかり・・・。

 
 親父の幻覚まで見始めるブック。その親父がまためんどくさいやつで(笑)
なによりゾーラが人格を形成したのが目玉トピックで、これからどうなるのか興味深い。
20230703

49 結びつき …But to Connect
 
 これまでに得たデータからゾーラはDMAを発生させたとされる10-Cの座標を算出するが、そこには強力すぎる種族が存在し、クルーの安全のために座標は教えられないと言い出し、コヴィッチがゾーラの調査を行うことに。
一方宇宙連邦は所属国を集めて今後DMAにどのように対処するかの会議を行うが、そこにタルカ博士が現れ・・・。

 
 画面的には実に地味はエピソードだが、なかなか見どころが多かった。
ゾーイのエピソードはいい感じでデータを思い出す。またはエクソコンプか(笑)
もう一方の会議の方もいい感じなのだがそのあとがいけない。
ああいう感情的な行動を絡めた脚本は嫌いだ。
20231015


DIS3 TOP 

HOME