STAR TREK 備忘録

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11 壊れた環 The Broken Circle

クリス・フィッシャー監督。
 エンタープライズは第1宇宙基地でメンテナンスに入った。
クルーが休暇を取る中、パイク船長はウーナ副長の自由を勝ち取るため、その勝利の鍵となり得る弁護士と直接交渉すべく船を離れ、その間の指揮はスポックに託された。
そんなときにクリンゴン領カジタール星系からのラアンによる救難信号を受信する。
提督に救助に向かうことを禁じられたスポックは、エンタープライズを盗み出すことを決意し・・・。


 ここから第2シーズン。
てっきりウーナ副長を取り戻すエピソードになると思っていたが、留守番組の話だった。
しかし流石にシーズンオープニングだけあって力が入っており、宇宙でも惑星上でも見応えのあるシーンの連続で、非常に満足度の高いエピソードだった。
気になるのはまだTOSの前なのに感情的すぎるスポックだが、まあこのくらいなら許容範囲だろう。
許容範囲といえば本シリーズで初めてクリンゴンが登場したが、すっかりTNGと同様の描写になっていて安心した。
ディスカバリーのクリンゴンはすっかり黒歴史だが、あれをやった戦犯は誰だ?
 また新たな機関長が陽気なおばちゃんなのだが、これがイタリアのメローニ首相そっくり(年齢は違う)なのが面白かった。
20241129


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