11 壊れた環 The Broken Circle
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クリス・フィッシャー監督。
エンタープライズは第1宇宙基地でメンテナンスに入った。
クルーが休暇を取る中、パイク船長はウーナ副長の自由を勝ち取るため、その勝利の鍵となり得る弁護士と直接交渉すべく船を離れ、その間の指揮はスポックに託された。
そんなときにクリンゴン領カジタール星系からのラアンによる救難信号を受信する。
提督に救助に向かうことを禁じられたスポックは、エンタープライズを盗み出すことを決意し・・・。

ここから第2シーズン。
てっきりウーナ副長を取り戻すエピソードになると思っていたが、留守番組の話だった。
しかし流石にシーズンオープニングだけあって力が入っており、宇宙でも惑星上でも見応えのあるシーンの連続で、非常に満足度の高いエピソードだった。
気になるのはまだTOSの前なのに感情的すぎるスポックだが、まあこのくらいなら許容範囲だろう。
許容範囲といえば本シリーズで初めてクリンゴンが登場したが、すっかりTNGと同様の描写になっていて安心した。
ディスカバリーのクリンゴンはすっかり黒歴史だが、あれをやった戦犯は誰だ?
また新たな機関長が陽気なおばちゃんなのだが、これがイタリアのメローニ首相そっくり(年齢は違う)なのが面白かった。
20241129
12 苦難を乗り越え、星へ Ad Astra per Aspera

ヴァレリー・ウィッシ監督。
知る限り最高の弁護士であるニーラにウーナの弁護を頼むために、パイク船長はヴォルテラ星雲のコロニーへ。
なんとか引っ張り出すことはできたものの、ニーラとウーナの間には過去に確執があり・・・。

定番の法定モノ。
いつものような内容で、いつものような結末である。
しかしわかっていても滅茶苦茶面白く、感動するのだ(汗)
ちうわけでメインストーリーの話は終わりにして(笑)、化夢宇留仁がこのエピソードで一番気に入ったのは、スポックと同じヴァルカン人のパサーク中将が2人で静かにテーブルについている様子を、エリカとジョゼフが観察した結末で、腹を抱えた。
20241213
13 明日、明日、そして明日 Tomorrow and Tomorrow and Tomorrow

アマンダ・ロウ監督。
ラアンは副長の一件以来、自分の世界に閉じこもり気味だった。
ムベンガとのスパーリングで汗を流したラアンは、奇妙な光とともに見たことのない男が現れるのを目撃する。
その男は彼女に奇妙な機械を渡して消滅する。
ブリッジに戻ったラアンは館長席に座るカークと対峙。
そこは宇宙艦隊が成立せずにロミュランとの戦争でボロボロになっている世界だった。
ラアンはなんとかカーク船長を説得して元の時間軸に戻そうとするが、いきなり2人は21世紀の地球に・・・。

メインキャラクター全員が酷い目にあう話(笑)
スタートレックで過去の世界に飛ばされるのは定番シチュエーションだが、本作はなかなか完成度が高かった。
非常に意外なラアンとカークという組み合わせも新鮮。
残念だったのは「過去の世界で出会う顔なじみ」というこれまた定番のシチュエーショで、いつもならガイナンの役どころであるキーになる人物が登場したばかりでまだ馴染みが出ていない段階だったというところで、このエピソード自体がもう少しあとならよかったのにとすごく思った。
しかしそれ以外はおおむねいい感じで、カークのキャラクターもまあまあやっぱりカークで(笑)、無茶なところやチェスが強いところ、そしてなにより近寄った女性はとにかく彼に惚れるところ(笑)など、見せ場も多くていい感じだった。
最後のラアンは可哀想だったが、一番可哀想なのは30年も頑張っていたあの人である(汗)
それにしてもラアンはいいケツだ(笑)
ちなみにこのエピソードでは冒頭で、あのスポックがブチギレており、そこもなかなかの見どころである(笑)

20241225
14 ロトパゴスの中で Among the Lotus Eaters

エドアルド・サンチェス監督。
エンタープライズはUSSカユーガとともに以前の調査活動による文化的汚染が疑われるライジェル7号星に向かう。
その間にパイクはカユーガの艦長であり恋人でもあるマリー・バテルとの時間を楽しもうとするが、どちらもやたらに呼び出しがかかる上にモーナの裁判の影響でマリーの昇進に悪影響が出ていると感じ、2人の関係にしばらく時間を置こうと提案する。
ライジェル7号星の地表を捜査すると、連邦の記章が大きく描かれた建物を発見し、パイク、ラアン、ムベンガが調査に向かうが、ラアンに記憶障害が生じる。
そしてその建物には、死んだと思われていた元パイクの部下のザックが王として君臨していた。
またエンタープライズに残った乗員にも記憶障害が発生し・・・。

この手のキャラクターもので最強のピンチといえば記憶喪失である。
なにしろ一番の強みのキャラクターが失われてしまうのだから。
これはピンチの演出としては最強だが、ドラマの面白さを失う可能性も最強なのは当然で、これまでもなんだかな結果になっているエピソードがいくつかあった。
しかし今回はまだいい感じにまとまっている方だった。
興味深いのは武闘派としてラアンが選ばれるのは当然として、同じ理由でムベンガも選ばれているところで、どうやらエンタープライズの武闘派トップ2はこの2人らしい。
ところでこのエピソードはエリカが主役である。
冒頭初めての上陸任務にワクワクしているところから始まり、最後は彼女の活躍で危機を脱するのだ。
その最後の彼女の活躍が実にいい感じ。
ちうかこの頃のエンタープライズが生き残っている功績のほとんどは彼女にあるような気がする。少なくともスールーより腕は上だ(笑)

20251222 mixi日記より
20260105
15 シャレード Charades

Jordan Canning監督。
スポックはトゥプリングから婚約の儀式を行うと聞かされる。
ヴァルカン星系の惑星上で、高度な文明を築いていたが原因不明で滅亡したケルコブ人の遺跡に、シャトルでスポックとチャペルが調査に向かう。
時空の裂け目と思われる渦に接近したとき、シャトルに事故が発生する。
2人の乗ったシャトルは宇宙空間で漂っているところを発見され、損傷部分は修理され、2人も治療されていた。ただしなぜかスポックは地球人になっていた・・・。

地球人になってしまい、しかも地球人で言うところの思春期みたいな状態になってしまったスポックの様子が楽しい。
いろいろあって婚約の儀式はエンタープライズでやることになってしまい、スポックのお母さんまでやってきてみんなでオロオロするのも楽しい(笑)
気になったのはケルコブ人のどうやら自動応答らしき対応で、これがもう現在のAIアシスタントと全く同じ(笑)
ちうかなんでそこまで通販っぽいのだ(笑)?

20260103 mixi日記より
20260125
16 ロスト・イン・トランスレーション Lost in Translation

ダン・リウ監督
バノン星雲にあるデューテリアム精製所の建設工事が遅れており、その監督のためにエンタープライズとU.S.S.ファラガットが到着。
ウーナ副長とペリア中佐が現場に入った。
またファラガットの副長が内定しているカークはエンタープライズを訪れ、兄のサムに迎えられる。
一方ウフーラは奇妙な音とともに幻覚を見始め、エレベーターの中では死んだヘマーの恐ろしい姿を・・・。

幻覚で始まるネタはこれまでいくつもあったが、本作はそのありがちなネタの上に更にありがちなオチで、脚本にやる気を感じない(汗)
また最後の対処も極端すぎる。あの判断を証拠無しでやるのはあり得ず、普通だったらパイクはクビどころか銃殺されてもおかしくないと思う(汗)
対してキャラクターの心情を細かく見せるシーンが多いのはよかった。ラアンのカークへの思いとか。
それと最後のテーブルを囲むメンツは非常に感慨深い。

20260117 mixi日記より
20260202
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